JP2003531475A - 集積回路コンポーネントを備えたマイクロ電気機械システムデバイスの真空パッケージの製造 - Google Patents

集積回路コンポーネントを備えたマイクロ電気機械システムデバイスの真空パッケージの製造

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JP2003531475A JP2001556778A JP2001556778A JP2003531475A JP 2003531475 A JP2003531475 A JP 2003531475A JP 2001556778 A JP2001556778 A JP 2001556778A JP 2001556778 A JP2001556778 A JP 2001556778A JP 2003531475 A JP2003531475 A JP 2003531475A
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 デバイスウエハ上に複数のMEMSデバイスを形成する工程を含むMEMSデバイスを真空パッケージするための方法を提供する。第1シーリングリングはMEMSデバイスの1つと全ての噛合パッドを取り囲むように形成される。複数の集積回路デバイスはリッドウエハ上に形成され、各集積回路デバイスは1以上の関連する噛合パッドと1以上の関連するボンディングパッドとを有する。複数の第2シーリングリングはリッドウエハ上に形成され、第2シーリングリングの各々は集積回路デバイスの1つと全ての関連するボンディングパッドを取り囲む。第2シーリングリングは集積回路デバイスの周囲と関連するボンディングパッドとの間に配置される。デバイスウエハはリッドウエハと真空環境下で噛合され、複数の真空パッケージが形成される。各真空パッケージは1以上のMEMSデバイスと1以上の集積回路デバイスとを封入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は集積回路の製造に関し、詳細には製造中に集積回路コンポーネント
を備えるマイクロ電気機械(microelectromechanical)
システムデバイスを真空パッケージ(vacuum packaging)する
ための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
マイクロ電気機械システム(MEMS)は電気コンポーネントと機械コンポー
ネントを結合させる集積マイクロデバイスまたはシステムである。MEMSデバ
イスは標準集積回路バッチプロセス技術を用いて製造される。MEMS装置はマ
イクロスケールでの感知、制御、起動を含む多くの様式で使用される。MEMS
装置は個々に機能し、または配列して機能し、マクロスケールで効果が生じる。
【0003】 多くのMEMSデバイスは最大の性能を得るために真空環境を必要とする。真
空パッケージはまたMEMSデバイスを保護し、最適な動作環境を提供する。こ
れらのMEMSデバイスの例としては、ボロメーターなどの赤外MEMSおよび
ジャイロ、加速度計などの所定の慣性MEMSなどが挙げられる。現在、MEM
SデバイスはMEMSデバイスの製造、ダイシング後に真空適合パッケージ中に
個々にパッケージされる。しばしば、MEMSデバイスのパッケージングコスト
は製造コストの10から100倍である。このようにパッケージングコストが高
いため商業上実現可能な真空パッケージMEMSデバイスを開発することは困難
である。
【0004】 MEMSデバイスは、特にダイシング後は壊れ易くなる。これらのデバイスの
取り扱いには注意しなくてはならない。従来の集積回路製造装置ではMEMSデ
バイスの取り扱いおよび保護が十分ではない。そのため、真空パッケージングが
完成するまで、MEMSデバイスを保護するために特別な取り扱い技術が開発さ
れている。これらの特別な取り扱い手順によりMEMSデバイスの製造コストが
加算される。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述のように、製造中に集積回路コンポーネントを備えたMEMSまたは同様
のデバイスを真空パッケージするための改良方法が必要とされている。本発明に
よれば、集積回路コンポーネントを備えたMEMSまたは同様のデバイスを真空
パッケージする従来の方法に関連する欠点または問題を実質的に減少させるため
に、製造中に集積回路コンポーネントを備えるMEMSまたは同様のデバイスを
真空パッケージするための改良方法を提供する。
【0006】 本発明のある実施形態では、MEMSデバイスを真空パッケージするための方
法であって、デバイスシリコンウエハ上に複数のMEMSデバイスを形成する工
程を含む方法を提供する。それぞれのMEMSデバイス、及び全ての関連する噛
合(mating)パッドが、複数の第1シーリングリングのうちの1つにより
囲まれている。次に、リッド(lid)ウエア上に、複数の集積回路デバイスを
形成する。リッド(lid)ウエア上では、複数の集積回路デバイスの各々が、
1以上の噛合パッドを備える。噛合パッドは、MEMSデバイスに結合した関連
する噛合パッドと位置が対応する集積回路デバイスをMEMSデバイスに接続す
ることが可能となり、集積回路デバイスと電気接続を提供するMEMSデバイス
とを結びつけることができる。次に、複数の第2シーリングリングをリッドウエ
ハ上に形成する。リッドウエハでは、複数の第2シーリングリングの各々が、複
数の集積回路デバイスのうちの1つと集積回路デバイスに結合された1以上の噛
合パッドとを取り囲む。複数の第2シーリングリングの各々は、集積回路デバイ
スの周囲と集積回路デバイスに結合された1以上のボンディングパッドとの間に
配置される。次に、シーリング層を複数の第1シーリングリングの各々または複
数の第2シーリングリングの各々の上に形成する。次に、デバイスウエハを真空
環境でリッドウエハと噛合し、複数の真空パッケージを形成する。ここで、各真
空パッケージは、複数ある中の1以上のMEMSデバイスと複数の集積回路デバ
イスとを封入する。
【0007】 この発明によって、従来の真空パッケージング法に比べ様々な利点が与えられ
る。本発明のある技術的な利点として、真空パッケージングがMEMSデバイス
の製造プロセスに組み込まれることがあげられる。他の技術的な利点として、個
々のMEMS真空パッケージングおよび個々のチップの取り扱いを省略できるこ
とがあげられる。この発明のさらに他の利点として、シリコンウエハ上の全ての
MEMSデバイスがデバイス製造中に一度に真空パッケージされ、これによりM
EMSデバイスの真空パッケージングに関連するコストを劇的に減少させること
ができることである。このようにコストを減少させることにより、商業上実現可
能なMEMSデバイスが開発されるはずである。さらに本発明の他の利点として
、MEMSデバイスが製造の初期の段階で保護されることである。他の利点とし
て、MEMSデバイスを真空パッケージし、ダイシングした後に、従来の集積回
路の取り扱い方法を用いることができることである。さらに本発明の他の利点と
して、真空パッケージング後、ダイシング前に、従来の集積回路試験手順を用い
て全てのMEMSデバイスを試験することができることである。当業者であれば
容易に他の利点を確認できるであろう。
【0008】
【発明の実施の形態】
赤外マイクロ電気機械システム(MEMS)デバイスおよび所定の他の慣性M
EMSデバイスでは最大の性能を得るために真空環境が必要とされる。例えば、
赤外マイクロボロメーターは、検出器要素から基板およびパッケージ壁への熱伝
導を最小に抑えるために10 millitorr未満の動作圧を必要とする。
このように真空適合材料プロセスおよび装置を使用しなければならない。赤外デ
バイスは、また光学的に透明なカバーを必要とする。これらのパッケージングが
要求されることにより、労働力および資本が高くなり、商業上実現可能なMEM
Sデバイスに対するコスト障壁が大きくなる。MEMSデバイスパッケージング
コストは通常、合理的な高容積であっても基本的な製造コストの10から100
倍である。
【0009】 高いパッケージングコストの解決策として、従来、完成したチップを個々に真
空パッケージングしていたのを省略することである。本発明では、これはパッケ
ージング工程をウエハ製造領域に移動させることにより達成される。リッドウエ
アをはんだの環状シールリング、または他のシーリング材料を備えたデバイスウ
エハに整合して配置し、各チップの位置に封入セルを形成する。このリッド取り
付けプロセスは真空環境で行われ、各MEMSデバイスは真空セル内に残される
。はんだシールリングの下に相互接続し、それらは誘電体層により分離される。
【0010】 図1では、シリコンデバイスウエハは一般に10で示される。シリコンデバイ
スウエハ10は、集積回路デバイス、MEMSデバイス、または同様のデバイス
の製造のために使用される標準基板である。しかしながら、任意の基板材料で適
したものを使用してもよい。例えば、集積回路読み出しデバイスが中に埋め込ま
れた基板材料をデバイスウエハ10として使用してもよい。シリコンデバイスウ
エハは、通常、多くのMEMSデバイス12を有する。MEMSデバイス12は
、従来の集積回路製造方法を用いてその上に形成される。本発明のこの実施の形
態では、MEMSデバイスの真空パッケージングについて説明しているが、この
方法は、基板材料上に形成され、真空パッケージ内に含まれる任意の集積回路デ
バイス、または同様のデバイスの真空パッケージングのために使用してもよい。
各MEMSデバイス12は、通常1以上の関連するボンディングパッド(bon
ding pad)14を有する。ボンディングパッド14によって、MEMS
デバイス12は、電気接続される。図1では、各MEMSデバイス12は、2つ
の関連するボンディングパッド14を有する。この実施の形態では、MEMSデ
バイス12の1つの側にボンディングパッドを有する場合について説明するが、
ボンディングパッドは、MEMSデバイス12の特定の用途および設計によりM
EMSデバイス12の1以上の側に存在することができる。上述したように、M
EMSデバイス12は、適した基板上に形成され、真空パッケージの恩恵を受け
るMEMSデバイスまたは他のマイクロデバイスとすることができる。この中で
マイクロデバイスという用語は集積回路デバイス、MEMSデバイスまたは同様
のデバイスを含むこれらのデバイスを示すために使用される。
【0011】 図2では、MEMSデバイス12と関連するボンディングパッド14とを備え
るデバイスウエハ10が図示されている。デバイスウエハ10の各MEMSデバ
イス12上に個々の真空パッケージを形成するには、各MEMSデバイス12の
周りにシーリングリング16を配置するために十分な領域を空けなければならな
い。シーリングリング16は、MEMSデバイス12の周りの真空パッケージを
規定する。この実施の形態では、1つの真空パッケージまたは真空セルに対して
、1つのMEMSデバイス12またはマイクロデバイスを説明しているが、最終
的に得られるデバイスの要求、機能、および設計に基づき1以上のマイクロデバ
イスを1つの真空セル内に封入してもよい。
【0012】 図3では、デバイスウエハ10上の配置をより完全に示すために1つのMEM
Sデバイス12が図示されている。リード線18は各ボンディングパッド14と
MEMSデバイス12を接続する。MEMSデバイス12とボンディングパッド
14との間に空間が空いており、デバイスシーリングリング16が形成される。
デバイスシーリングリング16内に構築すべき作成層の真下をリード線18が走
っていることに注意しなければならない。デバイスシーリングリング16は、真
空パッケージが形成されるデバイスウエハ10の領域を規定するので、MEMS
デバイス12の周りに存在する真空シールに影響を与えずにボンディングパッド
14に電気接続される。
【0013】 図4では、真空パッケージ内に封入される1つのMEMSデバイス12の一例
が図示されている。デバイスウエハ10は、二酸化珪素の層20を含む。二酸化
珪素の層20は、MEMSデバイス12の製造前に、その表面上に析出、もしく
は、成長させる。MEMSデバイス12のサイド上のリード線18によって、ボ
ンディングパッド14への結合が可能となる。この実施の形態では、MEMSデ
バイス12のあるサイド上にリード線があるように図示されているが、リード線
18は、MEMSデバイス12の1以上のサイド上に存在することができる。M
EMSデバイス12とボンディングパッド14との間には十分な空間が設けられ
、デバイスシーリングリング16のためのシーリング層の製造が可能となる。
【0014】 ボンディングパッド14は、その後に電気接続を形成するために、1つ、もし
くは、複数の任意の金属であって、適した金属から構成してもよい。ある実施の
形態では、ボンディングパッド14はチタンの第1の層と、パラジウムの第2の
層と、最後の金の層から構成される。ボンディングパッド14はリード線18上
に配置されるので、ボンディングパッド14には、はんだベース層は必要ではな
いかもしれない。ボンディングパッドは、MEMSデバイス12と共に製造され
、ここでは完璧さのためだけに説明する。ボンディングパッドは真空パッケージ
ングプロセスの一部ではない。
【0015】 以下の説明は、1つのMEMSデバイス12を取り囲むシーリングリング16
の形成に関して記載されているが、デバイスウエハ10上のMEMSデバイスは
すべて同時に形成されたシーリングリングを有する。集積回路製造技術を用いて
デバイスシーリングリング16(特に図示せず)を製造する第1の工程として、
誘電体層22を形成する。任意の適した誘電体を使用してもよいけれども、好ま
しくは、誘電体層22は窒化珪素から構成される。誘電体層22は、リード線に
対して、電気的に絶縁する。
【0016】 はんだ接着表面24は、デバイスシーリングリング16を完成する次の工程と
して、誘電体層22上に形成される。はんだ接着表面24は、チタンの第1層と
、パラジウムの中間層と、金の第3層とから構成されるように図示されている。
しかしながら、はんだ接着表面24の形成において使用される、多くの適した金
属および金属の組合せが存在する。はんだ接着表面24は、ボンディングパッド
14と同時に析出させてもよい。デバイスシーリングリング16は熱活性化(h
eat activated)はんだを使用するものとして説明されているが、
インジウム圧縮シール(compression seal)などの圧縮シール
を使用してもよい。圧縮シールを使用する場合、誘電体層22の上面には、はん
だ接着層24は形成されない。この時点で、デバイスウエハ10上でのシーリン
グリング16の作成は完了する。デバイスウエハ10上のMEMSデバイス12
はすべて、シーリングリング16を有する。シーリングリング16は、真空パッ
ケージリッドを密閉する熱活性化はんだを得る。
【0017】 図5には、シリコンリッドウエハ30が示されている。好ましい実施の形態で
は、リッドウエハ30用の基板のとしてシリコンウエハが使用されているが、任
意の適した基板材料を使用してもよい。リッドウエハ30は、複数のリッドシー
リングリング32を含む。リッドシーリングリング32は、デバイスウエハ10
上のデバイスシーリングリング16と、数が一致している。各リッドシーリング
リング32は、デバイスシーリングリング16と鏡像の関係にあり、リッドウエ
ハ30はデバイスウエハ10と噛合する。ウエットエッチングまたはドライエッ
チングなどの適当なプロセスを用いて、空洞34とボンディングパッドチャネル
36をリッドウエハ30内にエッチングする。空洞34、及びボンディングパッ
ドチャネル36に対するエッチングプロセスは、窒化珪素の層を析出させる工程
と、窒化珪素層のパターニングを行い、適当なエッチマスクを形成する工程を含
む。その後、方向依存エッチ、または他の適当なプロセスを用いて、空洞34、
及びボンディングパッドチャネル36を形成する。窒化珪素層は、シールリング
32を析出させる前に除去してもよい。各空洞34は、リッドシーリングリング
32に取り囲まれる。空洞34の機能は、真空パッケージされたMEMSデバイ
ス12に対する容積を増大させることである。後述するように、真空パッケージ
されたMEMSデバイス12の容積が増大すると、真空セル内の真空レベルがよ
り高くなる。空洞34は、高い真空を必要としない本発明のいくつかの実施形態
では必須ではない。ボンディングパッドチャネル36の機能は、ボンディングパ
ッド14上に隙間を与えることであり、後の工程でダイシングソー、エッチング
プロセスまたは他の適したプロセスを使用してリッドウエハを切り開き、ウエハ
のダイシング前にデバイス試験を行うためにボンディングパッドを露出させても
よい。
【0018】 図6では、リッドウエハ30の一部の断面が示されている。リッドシーリング
リング32が、リッドウエハ30上に作成され、デバイスウエハ10上のデバイ
スシーリングリング16と噛合する。エッチングプロセス、もしくは他の適した
プロセスを使用して、リッドウエハ30の表面をエッチングし、空洞34および
ボンディングパッドチャネル36を形成する。エッチングプロセスによって、リ
ッドウエハ30上に空洞34、及びリッドウエハ30内にボンディングパッドチ
ャネル36を形成する。空洞34は、デバイスウエハ10上の各MEMSデバイ
ス12に対応する。また、ボンディングパッドチャネル36は、デバイスウエハ
10上のボンディングパッド14の各列に対応する。
【0019】 リッドウエハ30をパターニングする他のプロセスとしては、その後リッドウ
エハに結合されるウインドウウエハの形成が含まれる。ウインドウウエハは、ウ
エハを通過する空洞34およびボンディングパッドチャネル36を完全にエッチ
ングすることにより形成してもよい。前記ウエハは、その後エッチングされてい
ないリッドウエハ30に結合される。このプロセスによって、リッドウエハ30
に結合された時に、空洞34、及びボンディングパッドチャネル37内の表面が
平滑となる。
【0020】 リッドウエハ30をパターニングするための他のプロセスとしては、表面上で
高くなっているリッドシーリングリング32を残し、リッドウエハの全表面をエ
ッチングするプロセスが含まれる。リッドシーリングリング32を除くリッドウ
エハ30の全表面は所定の深さまでエッチングされるであろう。
【0021】 MEMSデバイス12の最適性能を得るためには、リッドウエハ30の表面に
光コーティングが必要であるかもしれない。MEMSデバイス12が、赤外検出
器または他の光デバイスである場合、反射防止コーティング35がリッドウエハ
30の外表面に塗布される。さらに、リッドウエハ30内の空洞34を反射防止
コーティング37でコートしてもよい。
【0022】 空洞34は、製造が完了し、MEMSデバイス12のパッケージが形成された
時に、MEMSデバイス12のすぐ上にくるリッドウエハ30の領域を示す。空
洞34は0.5から0.75mmのオーダーの深さであってもよい。個々のME
MSデバイス12上の領域に対応するリッドウエハ30中の空洞をエッチングす
ることにより、リッドウエハ30をデバイスウエハ10と噛合させることにより
形成される個々のパッケージの内側では、より小さな表面対体積比が得られる。
このように表面対体積比がより小さくなると、真空パッケージされたMEMSデ
バイス12内の内圧はより低くなる。圧力は単位体積あたりの分子数に比例する
ので、一定数の分子では、体積が増加すると必然的に圧力が減少する。
【0023】 リッドウエハ30を形成した後、はんだ接着表面28を析出させ、リッドシー
リングリング32を形成する。前述したように、熱活性化はんだ以外の付着方法
を使用する場合、はんだ接着表面38は必要ない。好ましい実施の形態では、熱
活性化はんだが使用され、そのため、リッドはんだ接着表面38が析出されリッ
ドシーリングリング32が形成される。リッドはんだ接着表面38は、はんだに
よる濡れた表面およびデバイスウエハ10への確実な取り付けを提供する金属ま
たは金属合金の任意の組合せから構成される。好ましくは、リッドはんだ接着表
面38は、チタンの第1層と、パラジウムの中間層と、外側の金の層とから成る
【0024】 はんだ層40は、リッドはんだ接着表面38上に析出される。熱活性化はんだ
以外のシーリング方法を用いる場合、はんだ層40は、真空気密シールを得るた
めに必要な材料に置き換えられる。他の実施の形態では、インジウム圧縮シール
が使用される。しかしながら、好ましい実施の形態では、熱活性化はんだ層40
が使用される。はんだ層40は、従来の集積回路製造術または他の適した析出プ
ロセスにより析出させてもよい。例えば、リッドウエハ30の電気めっきを行う
と、はんだ層40が、リッドはんだ接着表面38上に析出される。はんだ層40
を析出させる他の方法には、無電解めっきを用いる方法が含まれる。はんだ層4
0を析出させる他の方法には、真空蒸着を用いる方法が含まれる。はんだ層40
を析出させるさらに他の方法には、予め形成され、予め穴開けされたはんだ層で
あって、リッドはんだ接着層38上で整合され、これに付着されるはんだ層を用
いる方法が含まれる。予め形成され、予め穴開けされたはんだ層をリッドはんだ
接着層38にスポット溶接する方法を含む任意の適した取り付け方法を使用して
もよい。はんだ層40を析出させるさらに他の方法では、はんだボール法を使用
して、はんだ層40を析出させることができる。はんだボール法は、はんだが析
出される別個の複数の穴を有する鋳型を作成する工程を含む。鋳型は、その穴の
中にはんだボールを有し、リッドウエハ30上に整合され、配置される。その後
、はんだボールは鋳型から放出され、リッドはんだ接着表面38に付着される。
リッドウエハ30が適当なレベルまで加熱されると、はんだボールは融解し、連
続するはんだ層40が形成される。はんだ層40は、インジウム圧縮シール、イ
ンジウムはんだ、金属はんだ、金属合金はんだ、またははんだボールなどの任意
の適した材料から構成されてもよい。好ましい実施の形態では、リッドはんだ接
着表面38上にはんだ層40が析出されるが、はんだ層40は、またデバイスウ
エハ10のはんだ接着表面24上に析出させることもできる。
【0025】 図7には、真空炉(特に図示しない)内に配置する前に最終的に組み立てる準
備のできたデバイスウエハ10とリッドウエハ30とを含むアセンブリ50が示
されている。真空炉内に配置するためのアセンブリ50を作製するために、リッ
ドウエハ30はアセンブリホルダ(特に図示しない)内にはんだ層40の表を上
にして配置される。デバイスシーリングリング16が、対応するリッドシーリン
グリング32の上方で整合されるように、デバイスウエハ10は、リッドウエハ
30上方で整合される。はんだ層40が、デバイスウエハ10上のはんだ接着表
面24上に析出される場合、デバイスウエハは、アセンブリホルダ内にはんだ層
40の表を上にして配置され、リッドウエハ30は、デバイスウエハ10上方で
整合される。リッドウエハ30とデバイスウエハ10は、一定のギャップを有す
るように整合されて保持され、全ての表面領域の脱ガスが可能となる。このギャ
ップは2mmのオーダーとしてもよい。このようにアセンブリ50は、アセンブ
リホルダ内で一定のギャップを有するように整合されたリッドウエハ30とデバ
イスウエハ10とを含み、脱ガスが可能である。ギャップによって、各真空セル
をより完全に排気し、このように、より高い真空レベルが達成され、真空パッケ
ージされたMEMSデバイス12が得られる。
【0026】 アセンブリ50は、真空炉内に配置される。真空炉は、2×10−7torr
のオーダーの最小圧力レベルまで排気される。その後、真空炉は、はんだ層40
の融点の直前のレベルまで加熱される。例えば、はんだ層40の融点が280℃
である場合、真空炉は約275℃まで加熱される。真空炉温度は、はんだ層40
の融点に依存する。全ての表面の脱ガスが起こるのに十分な期間、アセンブリ5
0を真空炉内に保持する。この期間は数時間のオーダーであってもよい。保持期
間は、真空パッケージされたMEMSデバイス内で必要とされる最終的な真空圧
力により決定される。
【0027】 全ての表面の脱ガスが完了した後、真空炉温度をはんだ層40の融点まで上昇
させる。はんだ層40が融解すると、短期間ではんだの脱ガスが可能となり、そ
の後、デバイスウエハ10は、リッドウエハ30と接触し、リッドシーリングリ
ング32とデバイスシーリングリング16との間に真空シールを形成している。
このように、デバイスウエハ10上の全てのMEMSデバイス12が真空パッケ
ージ内に封入される。
【0028】 シーリング層40が熱活性化されない場合、真空炉の代わりに真空チャンバを
使用して、適当な真空環境を提供してもよい。そのような状況では、はんだ層4
0の融解は必要でない。その後、力を加え、デバイスウエハ10とリッドウエハ
30とを密閉させてもよい。
【0029】 デバイスウエハ10がリッドウエハ30と接触すると、はんだ層40の厚さが
不均一となることがある。はんだが不均一な厚さになることによって、真空パッ
ケージされたMEMSデバイス12に、かなりの損失が起こることがある。これ
は、はんだ層40の裂け目によって、真空セル内の真空が破れるためである。図
8、9および10は、アセンブリ50上の全てのMEMSデバイス12に対して
、はんだを均一な厚さに維持するためのはんだの厚さの制御について示したもの
である。はんだを均一な厚さに維持することにより、デバイスウエハ10上の各
真空パッケージされたMEMSデバイス12は、適当な真空シールと十分な真空
を得るであろう。
【0030】 図8では、各空洞34の周りのリッドシーリングリング32を残して、空洞3
4とボンディングパッドチャネル36をエッチングした後のリッドウエハ30が
示されている。前述したように、空洞34とボンディングパッドチャネル36を
エッチングする前に、窒化珪素の層102をリッドウエハ30の表面上に析出さ
せ、パターニングしエッチマスクを形成する。方向依存性エッチまたは他の適し
たプロセスを使用して、空洞34およびボンディングパッドチャネル36を形成
すると、図8に示したリッドウエハ30の構造が得られる。
【0031】 図9には、スペーサ100を有するリッドウエハ30が示されている。スペー
サ100は、リッドシーリングリング32上に形成されている。任意の適したエ
ッチングプロセスを用いて窒化珪素層102をパターニングしエッチングし、ス
ペーサ100を規定する材料の小さな島を形成する。窒化珪素102の小さな島
は、直径が20μmのオーダーとしてもよい。リッドシーリングリング32上に
形成された窒化珪素の島102の数は、全てのリッドシーリングリング32上の
はんだ層40の最小厚さが確保されるように決定される。その後、リッドウエハ
30に方向依存エッチ、または任意の他の適したパターニング技術を適用し、リ
ッドシーリングリング32上のスペーサ100を形成する。各スペーサ100の
上面上の窒化物はそのままでもよい。しかしながら、必要であれば、窒化物層は
除去してもよい。
【0032】 図10には、パターニング、エッチングされ、空洞34、リッドシーリングリ
ング32およびスペーサ100が形成された後のリッドウエハ30の一部が示さ
れている。空洞34は、リッドウエハ30上の最も深くエッチングされた領域で
ある。リッドシーリングリング32は、空洞34の上方であってその周囲にある
。リッドシーリングリング32の上部には、スペーサ100が存在する。スペー
サ100は、リッドウエハ30とデバイスウエハ10を噛合させた後、確実に均
一な厚さのはんだがリッドシーリングリング32上に存在するようにするもので
ある。スペーサ100をリッドウエハ30上に形成させた後、図6および図7に
関して説明したように、はんだ接着表面38とはんだ層40とを用いてリッドシ
ーリングリング32を作成する。スペーサ100が、リッドシーリングリング3
2内に配置されると、均一な厚さのはんだが形成される。スペーサ100は、5
から20μmオーダーの高さであってもよい。リッドシーリングリング32の表
面をエッチングする代わりにリッドシーリングリング32の表面に珪素などの材
料の小さな点を付着させるプロセスを含む任意の適したプロセスを使用してスペ
ーサ100を形成してもよい。スペーサ100を形成するプロセスをMEMSデ
バイス12の真空パッケージングと関連させて説明してきたが、スペーサ100
は基礎のコンポーネントまたはデバイスに関わらず、リッドウエハがデバイスウ
エハと噛合されるどのウエハレベルパッケージングプロセスに組み入れても良い
【0033】 加熱したアセンブリ50を冷却すると、さらに表面からの脱ガスが起こり、こ
れにより真空パッケージされたMEMSデバイス12内の圧力レベルが上昇する
。真空パッケージされたMEMSデバイス12内での後の表面からの脱ガスを最
小に抑えるために、アセンブリ50への熱応力のポテンシャルを最小に抑えなが
ら表面からのその後の脱ガスを最小に抑える速度でアセンブリ50を冷却させる
。熱応力によりクラックが生じることがあり、これにより真空パッケージの完全
性が損なわれる。アセンブリ50を迅速に冷却することにより、真空パッケージ
されたMEMSデバイス12内で所望の(最も低い)真空圧レベルが達成される
。さらに、前述したように、空洞34により、真空パッケージされたMEMSデ
バイス12の内側の表面対体積比が減少し、圧力が下がる。空洞34により、真
空パッケージされたMEMSデバイス12は、その後にパッケージ内の表面から
脱ガスすることに対して、より耐性を有するようになる。この発明によれば、5
millitorrもの低い圧力レベルが達成されるが、より低い圧力レベル
も可能である。真空圧を最小に抑えることにより、特定のMEMSデバイスの性
能は最大化される。例えば、赤外マイクロボロメーターでは、検出器要素から基
板またはパッケージ壁への熱伝導を最小に抑えるために10 millitor
r未満の動作圧が必要とされる。
【0034】 図11では、ボンディングパッドチャネル36上方のリッドウエハ30を除去
することにより、プローブチャネル54がリッドウエハ30内に形成されている
。プローブチャネル54が、リッドウエハ30内に形成された後、ボンディング
パッド14はプローブチャネルを介してアクセスすることができる。真空パッケ
ージ領域52は、リッドウエハ30とデバイスウエハ10との間の領域を示し、
そこには真空パッケージが存在する。各真空パッケージ領域52内には、1以上
のMEMSデバイス12が存在する。プローブチャネル54は、好ましくは、前
にエッチングされたボンディングパッドチャネル36の上方のリッドウエハ30
を通過するチャネルを鋸引きする(sawing)ことにより形成される。プロ
ーブチャネル54は、またエッチングプロセスまたは他の適した技術により形成
してもよい。
【0035】 プローブチャネル54をリッドウエハ30内に形成した後、ボンディングパッ
ド14を露出させる。その後、ボンディングパッド14を使用して、各ボンディ
ングパッド14のプロービングを含む従来の集積回路バルク試験手順を用いて、
デバイスウエハ10上の個々の真空パッケージされたMEMSデバイス12を試
験することができる。この発明の重要な利点は、真空パッケージされたデバイス
12はウエハレベルで試験してもよく、このため各真空パッケージされたMEM
Sデバイス12の動作が完全であるかどうかを確かめるコストが最小に抑えられ
ることである。
【0036】 MEMSデバイス12の試験を行った後、ボンディングパッド14間のプロー
ブチャネル54に沿って、鋸引きすることによりデバイスウエハ10を切断する
。さらに、ダイシング鋸を真空パッケージ領域52全ての間で移動させる。完成
した集積回路を備えるシリコンウエハを従来のようにダイシングする方法を用い
て、アセンブリ50をダイシングしてもよい。ウエハレベルでMEMSデバイス
12を真空パッケージングすることにより、従来の集積回路デバイスの取り扱い
方法を使用してもよい。真空パッケージは、精密なMEMSデバイス12を保護
するためである。
【0037】 真空パッケージされたMEMSデバイス12を代表する完成ダイをチップオン
ボード法により裁置してもよく、あるいは射出成形してプラスチックパッケージ
としてもよい。さらに、完成ダイは、他のコンポーネントを備える非真空パッケ
ージ内に配置してもよい。
【0038】 図12および13は、本発明の他の実施の形態を示すものであり、MEMSデ
バイスを有するデバイスウエハは、他の半導体デバイスを含むリッドウエハを噛
合させることができる。相補型金属酸化物半導体(CMOS)の製造後、CMO
S回路は、一般に約400℃を超える温度にさらすことはできない。この温度限
界は、他の特定の集積回路(IC)デバイスでも存在することがある。典型的な
MEMS製造技術では、400℃を超える温度がしばしば使用される。このよう
に、CMOSデバイスを有するウエハ上でMEMSデバイスを作成する場合、有
効なMEMS製造技術は厳しく制限される。この問題に対する1つの解決策とし
て、CMOSデバイスが、400℃を超える温度に曝されることがないように、
MEMSデバイスとCMOSデバイスとを別個に製造することである。その後、
MEMSダイおよびCMOSダイを1つのパッケージ内に配置し、電気的に接続
させる。このプロセスでは、高価な個々のダイの取り扱いが必要とされる。
【0039】 本発明の他の実施の形態では、MEMSデバイスはデバイスウエハ上に作成さ
れ、CMOSデバイスはリッドウエハ上に作成される。その後、これらのウエハ
を共に真空密閉し、多くの真空パッケージされたMEMS/CMOSデバイスを
備えるウエハを作成する。他の実施の形態の利点の1つは、MEMSデバイスが
、プロセスに対する制限無く製造されることである。他の利点は、MEMSデバ
イス製造におけるウエハの損失が、完全に製造されたICウエハの損失とはなら
ないことである。他の実施の形態は、リッドウエハ上に形成されたCMOSまた
は他のICデバイスを使用するので、他の実施の形態は、光学的に透明なリッド
を必要とするMEMSデバイスと共に使用するには適していないかもしれない。
他のプロセスから利益を得るMEMSデバイスの具体例として、CMOSまたは
他のICデバイスに接続され完全な動作デバイスを形成する機械MEMSデバイ
スがあげられる。他の実施の形態において、共に真空パッケージされた単一のM
EMSデバイス12と単一のCMOSデバイスについて議論されているが、1以
上のMEMSデバイス12および1以上のCMOSデバイスを単一の真空パッケ
ージダイに組み込むこともできる。さらに、ウエハ製造設計では、いずれのME
MSデバイスもCMOSデバイスと共にパッケージされる必要はない。例えば、
得られたダイの半分は、MEMSのみが真空パッケージされたデバイスであり、
残りの半分はMEMS/CMOSの真空パッケージされたデバイスとしてもよい
【0040】 図12では、MEMSデバイス12を有するデバイスウエハ10の一部が示さ
れている。典型的なデバイスウエハ10は、多くのMEMSデバイス12を有す
る。1以上のデバイス噛合パッド70は、リード線72を介してMEMSデバイ
ス12に結合される。デバイス噛合パッド70を使用してMEMSデバイス12
とリッドウエハ上のCMOSまたは他の集積回路(IC)デバイスと間の電気接
続が提供される。デバイス噛合パッド70は、ボンディングパッド14について
説明したようなはんだ接着層から構成されてもよく、デバイスシーリングリング
16により境界が決定された領域内、このため最終的な真空パッケージ内に配置
される。デバイスシーリングリング16は、前述したようにリッドウエハ30上
のリッドシーリングリングと噛合させるために作成される。このように、デバイ
スシーリングリング16は、その上に析出され、形成されたはんだ接着表面を含
む。他の実施の形態では、完成した真空パッケージされたダイに電気接続しない
ためMEMSデバイス12に結合されたボンディングパッドを使用しないので、
デバイスシーリングリング16には誘電体層は必要ではない。デバイスシーリン
グリング16により境界が決定された領域は、真空パッケージの内側の領域を示
す。真空領域内には空いているスペースが残されており、リッドウエハ30上に
形成されたCMOSまたは他のICデバイスが収容される。
【0041】 図13には、その上にCMOSまたは他のICデバイス80が形成されたリッ
ドウエハ30の一部が示されている。リッドウエハ30は、多くのCMOSデバ
イス80を有しても良い。リッドシーリングリング32は、前述したようにリッ
ドはんだ接着表面38を形成するための領域を規定する。1以上のリッド噛合パ
ッド82が、リッドウエハ30上に作成される。これらのリッド噛合パッド82
は、デバイス噛合パッド70の鏡像であり、デバイスウエハ10とリッドウエハ
30を正しく整合すると、デバイス噛合パッド70とリッド噛合パッド82は接
触し、MEMSデバイス12とCMOSデバイス80との間に電気的接続される
。リッド噛合パッド82は、リード線84を介してCMOSデバイス80に接続
される。ボンディングパッド14について説明したように、リッド噛合パッド8
2は、はんだ接着表面から構成される。リッドウエハ30上の各CMOSデバイ
ス80に対し、1以上のパッケージボンディングパッド86がリード線88を介
してCMOSデバイス80に接続される。リード線88は、リッドシーリングリ
ング32の下を通る。デバイスシーリングリング16について前述したように、
リッドシーリングリング32は、二酸化珪素の層を有し、デバイスシーリングリ
ング16とリッドシーリングリング32により形成されたはんだシーリングリン
グとリード線88との間で電気絶縁される。パッケージボンディングパッド86
は、得られた真空パッケージされたデバイスに対し電気接続する。前述したよう
に、リッドシーリングリング32は、リッドはんだ接着層上に析出させたはんだ
の層を含む。しかしながら、はんだ層は、正確に作成されたデバイスシーリング
リング16または正確に作成されたリッドシーリングリング32のいずれか上に
析出させることができる。
【0042】 はんだ層は、デバイス噛合パッド70またはリッド噛合パッド82のいずれか
上に析出させることもでき、デバイスウエハ10がリッドウエハ30と噛合され
ると永久的な電気接続が形成される。はんだは、任意の適した金属または金属合
金としてもよい。より融点の高いはんだでは、真空パッケージされたMEMSデ
バイス12内の真空がより低くなると予想される。パッケージ表面領域からの脱
ガスがより完全になるからである。真空パッケージされたMEMSデバイス12
内の真空は、融点がより低いはんだの場合、はんだをリッドウエハ30に塗布し
、デバイスウエハ10を別個にはんだの融点より高い温度まで加熱し、デバイス
ウエハ10の表面からの脱ガスをより完全なものとすることにより増強される。
完成した真空パッケージされたMEMSデバイス12内の望ましい真空レベルお
よびリッドウエハ30の温度耐性により、使用すべきはんだの型、炉の温度、お
よび炉の真空レベルが決定される。
【0043】 MEMSデバイス12をデバイスウエハ10上に作成し、CMOSデバイス8
0をリッドウエハ30上に作成した後、リッドウエハをアセンブリホルダ内に置
き、デバイスウエハ10をリッドウエハ上方で整合させる。噛合プロセスで使用
される炉の温度がリッドウエハ30上のCMOSデバイス80を損傷しない場合
、デバイスウエハ10とリッドウエハ30アセンブリは前述したプロセスを用い
て噛合される。リッドウエハ30上のCMOSデバイス80を損傷することがあ
る炉の温度が使用される場合、デバイスウエハ10は別個に加熱してもよい。そ
の後、デバイスウエハ10をリッドウエハ10と整合し、2つのウエハを真空環
境で接触させ、真空パッケージされたMEMSデバイス12を製造する。完成し
たアセンブリを冷却した後、プローブアクセスチャネルをパッケージボンディン
グパッド上で開き(この場合、デバイスウエハ10を介して)、バルクIC試験
手順を用いて真空パッケージされたMEMSデバイス12の試験を行う。完成し
たアセンブリ上の全てのダイの試験を行った後、完成アセンブリを個々のダイに
切断する。
【0044】 好ましい実施の形態のように、真空パッケージされたMEMSデバイス12に
おいてより高い真空レベルが必要とされる場合、デバイスウエハ10内の1つの
領域がエッチングされ空洞が与えられ、得られた真空パッケージの表面対体積比
が増大する。
【0045】 図14のフローチャートには、製造中に集積回路コンポーネントを真空パッケ
ージするのに関連する工程が示されている。ステップ200では、複数のMEM
Sデバイス12が、デバイスウエハ10上に形成される。その後、この方法はス
テップ202に進み、そこで誘電体層22が各MEMSデバイス12の周囲と、
関連するボンディングパッド14との間に形成される。誘電体層22は、MEM
Sデバイス12を取り囲む連続リングを形成する。MEMSデバイス12の構造
に固有の誘電体層を使用してもよい。その後、この方法はステップ204に進み
、シーリングリングが誘電体層22上に形成される。シーリングリング16は、
リッドはんだ接着表面を含んでもよく、熱活性化はんだを使用するデバイスウエ
ハ10のリッドウエハ30との噛合が容易になる。その後、この方法はステップ
206に進み、位置および数がデバイスシーリングリング16に対応する複数の
リッドシーリングリング32が形成される。その後、方法はステップ208に進
み、シーリング層が各リッドシーリングリング32上に形成される。シーリング
層は、熱活性化はんだから構成されてもよいが、任意の適当なシーリング材料か
ら形成されてもよい。MEMSデバイス12が、MEMSデバイス12の任意の
移動部分に対する支持層を有する場合、支持層はステップ210に進む前にエッ
チプロセスなどの適当なプロセスにより除去される。
【0046】 その後、この方法はステップ210に進み、デバイスウエハ10はリッドウエ
ハ30と整合される。整合後、各デバイスシーリングリング16は、対応するリ
ッドシーリングリング32と整合される。その後、この方法はステップ212に
進み、デバイスウエハ10は、真空環境でリッドウエハ30と噛合され、複数の
真空パッケージされたMEMSデバイス12が作成される。その後、この方法は
ステップ214に進み、各真空パッケージされたMEMSデバイス12は、従来
の集積回路試験手順を用いて試験される。試験を容易にするために、プローブア
クセスチャネルが、真空パッケージされたMEMSデバイスに結合されているボ
ンディングパッド14上方に開けられる。その後、この方法はステップ216に
進み、完成アセンブリ50が従来の集積回路ダイシング技術を用い切断される。
【0047】 この発明について詳細に説明してきたが、請求の範囲により規定されるこの発
明の精神および範囲内であれば、様々な変更、置換、および改変が可能であるこ
とを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
本発明、及びその利点をより完全に理解するために、添付の図面に関して以下
に説明する。
【図1】 その上に形成されたMEMSデバイスを有するシリコンウエハの
上面図である。
【図2】 ウエハ上の各MEMSデバイスを取り囲むシーリングリングを示
す図1のシリコンウエハの上面図である。
【図3】 MEMSデバイス、関連するボンディングパッド、周囲のシーリ
ングリングを示す1つのMEMSデバイスの上面図である。
【図4】 MEMSデバイスの様々な層を示す1つのMEMSデバイスの断
面図である。
【図5】 シリコンリッドウエハのパターン形成された側の上面図である。
【図6】 図5のシリコンリッドウエハの断面図である。
【図7】 真空パッケージされたMEMSデバイスを得るための噛合プロセ
スを示したリッドウエハおよびデバイスウエハの断面図である。
【図8】 各リッドシーリングリング上にスペーサを形成する前のリッドウ
エハの断面図である。
【図9】 各リッドシーリングリング上にスペーサを形成した後のリッドウ
エハの断面図である。
【図10】 リッドシーリングリングとその上に形成されたスペーサとを有
するリッドウエハの一部の概略図である。
【図11】 ウエハアセンブリ内のデバイスを試験するためにリッドウエハ
領域を除去しボンディングバッドを露出させた後の完全なデバイスウエハとリッ
ドウエハアセンブリの上面図である。
【図12】 他の集積回路デバイスと噛合するために準備したMEMSデバ
イスの概略図である。
【図13】 MEMSデバイスと噛合するために準備した半導体デバイスの
概略図である。
【図14】 MEMSデバイスのウエハレベルの真空パッケージングに関連
する基本工程を示す流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのデバイスウエハ上に複数のMEMSデバイスを形成す
    る工程と、 前記複数のMEMSデバイスの1つと前記MEMSデバイスに選択的に結合さ
    れた1以上の噛合パッドの両方を取り囲む複数の第1のシーリングリングを形成
    する工程と、 1つのリッドウエハ上に複数のCMOSまたは他の集積回路デバイスを形成す
    る工程であって、前記複数のCMOSまたは他の集積回路デバイスの各々は前記
    MEMSデバイスに選択的に結合された前記1以上の噛合パッドに位置が対応す
    る1以上の噛合パッドを有し、選択されたMEMSデバイスに対する前記CMO
    Sまたは他の集積回路デバイスの選択的な電気接続が可能となる工程と、 前記リッドウエハ上に複数の第2のシーリングリングを形成する工程であって
    、前記複数の第2のシーリングリングの各々は前記複数のCMOSまたは他の集
    積回路デバイスの1つと前記CMOSまたは他の集積回路デバイスの前記1以上
    の噛合パッドを取り囲み、前記複数の第2のシーリングリングの各々は前記CM
    OSまたは他の集積回路デバイスの周囲と前記CMOSまたは他の集積回路デバ
    イスに結合された1以上のボンディングパッドとの間に配置される工程と、 前記複数の第1のシーリングリングの各々または前記複数の第2のシーリング
    リングの各々のいずれかの上にシーリング層を形成する工程と、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと真空環境下で噛合させ、前記複数の
    第1のシーリングリングと第2のシーリングリングの各々の内側で真空パッケー
    ジを形成させる工程であって、各真空パッケージは1以上の前記複数MEMSデ
    バイスおよび1以上の前記CMOSまたは他の集積回路デバイスとを封入する工
    程と、 を含むMEMSデバイスを真空パッケージするための方法。
  2. 【請求項2】 複数の第1のシーリングリングを形成する工程は、最初に、
    前記複数のMEMSデバイスの1つと前記MEMSデバイスに結合された1以上
    の噛合パッドの両方を取り囲む誘電体層リングを形成する工程を含む請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 複数の第1のシーリングリングを形成する工程が、前記複数
    の誘電体層リングの各々上にはんだ接着表面を形成する工程を含む請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 複数のはんだ接着層を形成する工程が、 チタンの層を析出させる工程と、 前記チタンの層上にパラジウムの層を析出させる工程と、 前記パラジウムの層上に金の層を析出させる工程と、 を含む請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと噛合させる工程が
    、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと整合させ、前記複数の第1のシーリ
    ングリングを前記複数の第2のシーリングリングと整合させ、前記デバイスウエ
    ハと前記リッドウエハとの間にギャップを残す工程と、 前記整合させたデバイスウエハとリッドウエハを真空炉内に入れる工程と、 前記真空炉内で真空を生じさせる工程と、 前記デバイスウエハと前記リッドウエハとの間のギャップを閉じ、これにより
    前記複数の第1のシーリングリングを前記複数の第2のシーリングリングと接触
    させ、複数の真空パッケージを形成する工程であって、各真空パッケージは1以
    上の前記複数のMEMSデバイスと1以上の前記CMOSまたは他の集積回路デ
    バイスを封入する工程と、 を含む請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと噛合させる工程が
    、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと整合させ、前記複数の第1のシーリ
    ングリングを前記複数の第2のシーリングリングと整合させ、前記デバイスウエ
    ハと前記リッドウエハとの間にギャップを残す工程と、 前記整合させたデバイスウエハとリッドウエハを真空炉内に入れる工程と、 前記真空炉内で真空を生じさせる工程と、 前記真空炉を表面領域からの脱ガスが起こるのに十分な温度まで加熱すること
    により、前記デバイスウエハおよびリッドウエハアセンブリの前記表面領域から
    脱ガスさせる工程と、 前記デバイスウエハと前記リッドウエハとの間のギャップを閉じ、これにより
    前記複数の第1のシーリングリングを前記複数の第2のシーリングリングと接触
    させ、複数の真空パッケージを形成する工程であって、各真空パッケージは1以
    上の前記複数のMEMSデバイスと1以上の前記CMOSまたは他の集積回路デ
    バイスを封入する工程と、 デバイスウエハとリッドウエハの前記完成アセンブリを、前記複数の真空パッ
    ケージ上の熱応力を最小に抑えながら、後程行う前記複数の真空パッケージ内の
    表面からの脱ガスを最小に抑えるように決定された速度で冷却する工程と、 を含む請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと噛合させる工程が
    、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと整合させ、前記複数の第1のシーリ
    ングリングを前記複数の第2のシーリングリングと整合させ、前記デバイスウエ
    ハと前記リッドウエハとの間にギャップを残す工程と、 前記整合させたデバイスウエハとリッドウエハを真空炉内に入れる工程と、 前記真空炉内で加熱し、真空を生じさせる工程と、 前記デバイスウエハと前記リッドウエハとの間のギャップを閉じ、これにより
    前記複数の第1のシーリングリングを前記複数の第2のシーリングリングと接触
    させ、複数の真空パッケージを形成する工程であって、各真空パッケージは1以
    上の前記複数のMEMSデバイスと1以上の前記CMOSまたは他の集積回路デ
    バイスを封入する工程と、 デバイスウエハとリッドウエハの前記完成アセンブリを、前記複数の真空パッ
    ケージ上の熱応力を最小に抑えながら、後程行う前記複数の真空パッケージ内の
    表面からの脱ガスを最小に抑えるために決定された速度で冷却する工程と、 を含む請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 シーリング層を形成する工程が、前記第2のシーリングリン
    グの各々上でインジウム圧縮シールを形成する工程を含む請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 1つのデバイスウエハ上に複数のMEMSデバイスを形成す
    る工程と、 前記複数のMEMSデバイスの1つと前記MEMSデバイスに選択的に結合さ
    れた1以上の噛合パッドの両方を取り囲む複数の第1のシーリングリングを形成
    する工程と、 1つのリッドウエハ上に複数の集積回路デバイスを形成する工程であって、前
    記複数のCMOSまたは他の集積回路デバイスの各々は前記MEMSデバイスに
    選択的に結合された前記1以上の噛合パッドに位置が対応する1以上の噛合パッ
    ドを有し、選択されたMEMSデバイスに対する前記集積回路デバイスの選択的
    な電気接続が可能となる工程と、 前記リッドウエハ上に複数の第2のシーリングリングを形成する工程であって
    、前記複数の第2のシーリングリングの各々は前記複数のCMOSまたは他の集
    積回路デバイスの1つと前記他の集積回路デバイスの前記1以上の噛合パッドを
    取り囲み、前記複数の第2のシーリングリングの各々は前記集積回路デバイスの
    周囲と前記集積回路デバイスに結合された1以上のボンディングパッドとの間に
    配置される工程と、 前記複数の第1のシーリングリングの各々または前記複数の第2のシーリング
    リングの各々のいずれかの上にはんだ層を形成する工程と、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと真空環境下で噛合させ、前記複数の
    第1のシーリングリングと第2のシーリングリングの各々の内側で真空パッケー
    ジを形成させる工程であって、各真空パッケージは1以上の前記複数MEMSデ
    バイスおよび1以上の前記CMOSまたは他の集積回路デバイスとを封入する工
    程と、 を含むMEMSデバイスを真空パッケージするための方法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記デバイスウエハを前記リッドウエハと噛合さ
    せる前に、前記はんだ層を加熱する工程を含む請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 はんだ層を析出させる工程は、前もって形成されたはんだ
    パターンを前記複数の第1のシーリングリングまたは前記複数の第2のシーリン
    グリングのいずれかと整合させて配置する工程を含む請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 はんだ層を析出させる工程が、ウエハに電気メッキして前
    記はんだ層を析出させる工程を含む請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 はんだ層を析出させる工程が、前記はんだ層の真空蒸着を
    含む請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 はんだ層を析出させる工程が、無電解めっきを含む請求項
    9記載の方法。
  15. 【請求項15】 複数の第2のシーリングリングを形成する工程が、リッド
    ウエハ上に、前記複数の第1のシーリングリングに数と位置が対応する複数のは
    んだ接着表面を形成する工程を含む請求項9記載の方法。
  16. 【請求項16】 さらに、 前記第2のシーリングリングの各々内のリッドウエハの内面に反射防止コーテ
    ィングをコートする工程と、 前記リッドウエハの前記外表面に反射防止コーティングをコートする工程と、 を含む請求項1記載の方法。
  17. 【請求項17】 さらに、 前記複数の第2のシーリングリング上に1以上のスペーサを形成する工程を含
    む請求項1記載の方法。
  18. 【請求項18】 さらに、 前記デバイスウエハ内に、前記リッドウエハ上の前記ボンディングパッドと位
    置が対応する1以上のボンディングパッドチャネルを形成する工程を含む請求項
    1記載の方法。
  19. 【請求項19】 1つのデバイスウエハ上に複数のMEMSデバイスを形成
    する工程と、 前記複数のMEMSデバイスの1つと前記MEMSデバイスに選択的に結合さ
    れた1以上の噛合パッドの両方を取り囲む複数の第1のシーリングリングを形成
    する工程と、 1つのリッドウエハ上に複数のCMOSまたは他の集積回路デバイスを形成す
    る工程であって、前記複数のCMOSまたは他の集積回路デバイスの各々は前記
    MEMSデバイスに選択的に結合された前記1以上の噛合パッドに位置が対応す
    る1以上の噛合パッドを有し、選択されたMEMSデバイスに対する前記CMO
    Sまたは他の集積回路デバイスの選択的な電気接続が可能となる工程と、 前記リッドウエハ上に複数の第2のシーリングリングを形成する工程であって
    、前記複数の第2のシーリングリングの各々は前記複数のCMOSまたは他の集
    積回路デバイスの1つと、CMOSもしくは前記他の集積回路デバイスの前記1
    以上の噛合パッドを取り囲み、前記複数の第2のシーリングリングの各々は前記
    CMOSまたは他の集積回路デバイスの周囲と、前記CMOSまたは他の集積回
    路デバイスに結合された1以上のボンディングパッドとの間に配置される工程と
    、 前記複数の第1のシーリングリングの各々または前記複数の第2のシーリング
    リングの各々のいずれかの上にシーリング層を形成する工程と、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと真空環境下で噛合させ、前記複数の
    第1のシーリングリングと第2のシーリングリングの各々の内側で真空パッケー
    ジを形成させる工程であって、各真空パッケージは1以上の前記複数のMEMS
    デバイスおよび1以上の前記CMOSまたは他の集積回路デバイスを封入する工
    程と、 複数の真空パッケージを形成した後リッドウエハ内に複数のプローブアクセス
    チャネルを開く工程であって、前記複数のプローブアクセスチャネルにより複数
    の真空パッケージされた集積回路デバイスの試験を行うためのボンディングパッ
    ドへのアクセスが提供される工程と、 各集積回路デバイスに結合された前記ボンディングパッドをプローブすること
    により前記複数の真空パッケージされた集積回路デバイスの各々の試験を行う工
    程と、 試験後に、前記複数の真空パッケージされた集積回路デバイスを切断する工程
    と、 を含むMEMSデバイスを真空パッケージするための方法。
  20. 【請求項20】 さらに、 前記リッドウエハ上に複数の空洞を形成する工程であって、前記複数の空洞の
    各々は前記複数の第2のシーリングリングの1つの内側に、およびそれに取り囲
    まれるように形成され、形成された前記空洞は前記複数の第2のシーリングリン
    グの各々の内側に封入された前記CMOSまたは他の集積回路デバイスおよび前
    記1以上の噛合パッドを妨害しないように形成される工程と、 を含む請求項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 複数の空洞を形成する工程が、前記リッドウエハ内で複数
    のピットをエッチする工程を含み、各ピッチは前記複数の第2のシーリングリン
    グの1つにより取り囲まれ、これにより前記複数の第2のシーリングリングの1
    つにより取り囲まれた空洞が残る請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 デバイスウエハ上に形成された、1以上の関連するデバイ
    ス噛合パッドを有するMEMSデバイスと、 前記MEMSデバイスと、前記MEMSデバイスと関連する前記1以上のデバ
    イス噛合パッドの周りに形成された、前記MEMSデバイスと前記デバイス噛合
    パッドとを取り囲むシーリングリングと、 リッドウエハ上に形成された、前記1以上のデバイス噛合パッドと数および位
    置が対応する1以上のリッド噛合パッドを有すると共に1以上のボンディングパ
    ッドを有する1以上の集積回路デバイスと、 を備え、 前記シーリングリングは、前記リッドウエハを前記デバイスウエハにシールし
    、前記MEMSデバイスと前記1以上の集積回路デバイスとを封入する真空パッ
    ケージが与えられ、前記1以上のデバイス噛合パッドの各々は前記1以上のリッ
    ド噛合パッドの対応する1つに結合され、前記ボンディングパッドは、前記シー
    リングリングの周囲の外側を通るMEMSデバイスと1以上の集積回路デバイス
    とを含む真空パッケージ。
  23. 【請求項23】 さらに、 前記シーリングリング上に形成された1以上のスペーサを備える請求項22記
    載のデバイス。
  24. 【請求項24】 1つのデバイスウエハ上に複数の集積回路デバイスを形成
    する工程と、 複数の第1のシーリングリングを形成する工程であって、前記複数の第1のシ
    ーリングリングの各々は1以上の集積回路デバイスを取り囲み、各第1のシーリ
    ングリングは1以上の前記複数の集積回路デバイスの周囲と前記1以上の集積回
    路デバイスの各々に結合された1以上のボンディングパッドとの間に配置される
    工程と、 リッドウエハ上に、前記複数の第1のシーリングに数および位置が対応する複
    数の第2のシーリングリングを形成する工程と、 各前記複数の第1のシーリングリングまたは各前記複数の第2のシーリングリ
    ングのいずれか上にシーリング層を形成する工程と、 前記デバイスウエハと前記リッドウエハとを整合させる工程であって、前記複
    数の第1のシーリングリングの各々は前記複数の第2のシーリングリングの前記
    対応する1つと整合し、前記デバイスウエハと前記リッドウエハとの間にギャッ
    プが残される工程と、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと真空環境下で噛合させ、前記複数の
    第1のシーリングリングと第2のシーリングリングの各々の内側で真空パッケー
    ジを形成させる工程であって、各真空パッケージは1以上の前記複数の集積回路
    デバイスを封入する工程と、 を含む集積回路デバイスを真空パッケージするための方法。
  25. 【請求項25】 さらに、 前記リッドウエハ上に複数の空洞を形成する工程であって、前記複数の空洞の
    各々は前記複数の第2のシーリングリングの1つの内側に、およびそれに取り囲
    まれるように形成される工程と、 を含む請求項24記載の方法。
  26. 【請求項26】 複数の空洞を形成する工程が、前記リッドウエハ内で複数
    のピットをエッチする工程を含み、各ピッチは前記複数の第2のシーリングリン
    グの1つにより取り囲まれ、これにより前記複数の第2のシーリングリングの1
    つにより取り囲まれた空洞が残る請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 複数の空洞を形成する前記工程が、 前記複数の集積回路デバイスに対応して、ウインドウウエハ内に複数の穴をエ
    ッチする工程と、 前記ウインドウウエハを前記リッドウエハに結合させ、前記複数の集積回路デ
    バイスに対応する複数の空洞を形成させる工程と、 を含む請求項25記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと噛合させる前記
    工程が、 前記整合させたデバイスウエハとリッドウエハとを真空チャンバ内に置く工程
    と、 前記真空チャンバ内で真空を発生させる工程と、 前記デバイスウエハとリッドウエハとの間のギャップを閉じ、これにより前記
    複数の第1のシーリングリングを前記複数の第2のシーリングリングと接触させ
    複数の真空パッケージを形成させる工程であって、各真空パッケージは1以上の
    前記複数の集積回路デバイスを封入する工程と、 を含む請求項24記載の方法。
  29. 【請求項29】 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと噛合させる前記
    工程が、 前記整合させたデバイスウエハとリッドウエハを真空炉に入れる工程と、 前記真空炉内で真空を発生させる工程と、 前記真空炉を表面領域からの脱ガスが起こるのに十分な温度まで加熱すること
    により、前記デバイスウエハおよびリッドウエハの前記表面領域から脱ガスさせ
    る工程と、 前記デバイスウエハと前記リッドウエハとの間のギャップを閉じ、これにより
    前記複数の第1のシーリングリングを前記複数の第2のシーリングリングと接触
    させ、複数の真空パッケージを形成する工程であって、各真空パッケージは1以
    上の前記複数の集積回路デバイスを封入する工程と、 前記ギャップを閉じた後、デバイスウエハとリッドウエハのアセンブリを、前
    記複数の真空パッケージ上の熱応力を最小に抑えながら、後程行う前記複数の真
    空パッケージ内の表面からの脱ガスを最小に抑えるように決定された速度で冷却
    する工程と、 を含む請求項24記載の方法。
  30. 【請求項30】 シーリング層を形成する前記工程が、前記第2のシーリン
    グの各々上でインジウム圧縮シールを形成する工程を含む請求項24記載の方法
  31. 【請求項31】 複数の第1のシーリングリングを形成する前記工程が、最
    初に複数の誘電体層リングを形成する工程を含み、前記複数の誘電体層リングの
    各々は1以上の集積回路デバイスを取り囲み、各誘電体層リングは前記1以上の
    集積回路デバイスの前記周囲と前記1以上の集積回路デバイスの各々に結合され
    た1以上のボンディングパッドとの間に配置される請求項24記載の方法。
  32. 【請求項32】 さらに、 前記第2のシーリングリングの各々内のリッドウエハの内面に反射防止コーテ
    ィングをコートする工程と、 前記リッドウエハの前記外表面に反射防止コーティングをコートする工程と、 を含む請求項24記載の方法。
  33. 【請求項33】 さらに、 前記複数の第2のシーリングリング上に1以上のスペーサを形成する工程を含
    む請求項24記載の方法。
  34. 【請求項34】 さらに、 前記リッドウエハ内に、前記デバイスウエハ上の前記ボンディングパッドと位
    置が対応する1以上のボンディングパッドチャネルを形成する工程を含む請求項
    24記載の方法。
  35. 【請求項35】 さらに、 複数の真空パッケージを形成した後リッドウエハ内に複数のプローブアクセス
    チャネルを開く工程であって、前記複数のプローブアクセスチャネルにより複数
    の真空パッケージされた集積回路デバイスの試験を行うためのボンディングパッ
    ドへのアクセスが提供される工程と、 各集積回路デバイスに結合された前記ボンディングパッドをプローブすること
    により前記複数の真空パッケージされた集積回路デバイスの各々の試験を行う工
    程と、 試験後に、前記複数の真空パッケージされた集積回路デバイスを切断する工程
    と、 を含む請求項24記載の方法。
  36. 【請求項36】 1つのデバイスウエハ上に複数の集積回路デバイスを形成
    する工程と、 複数の第1のシーリングリングを形成する工程であって、前記複数の第1のシ
    ーリングリングの各々は1以上の集積回路デバイスを取り囲み、各第1のシーリ
    ングリングは前記1以上の複数の集積回路デバイスの周囲と前記1以上の集積回
    路デバイスの各々に結合された1以上のボンディングパッドとの間に配置される
    工程と、 リッドウエハ上に、前記複数の第1のシーリングリングに数および位置が対応
    する複数の第2のシーリングリングを形成する工程と、 各前記複数の第1のシーリングリングまたは各前記複数の第2のシーリングリ
    ングのいずれか上にはんだ層を析出させる工程と、 前記デバイスウエハと前記リッドウエハとを整合させる工程であって、前記複
    数の第1のシーリングリングの各々は前記複数の第2のシーリングリングの前記
    対応する1つと整合し、前記デバイスウエハと前記リッドウエハとの間にギャッ
    プが残される工程と、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと真空環境下で噛合させ複数の真空パ
    ッケージを形成する工程であって、各真空パッケージは1以上の前記複数の集積
    回路デバイスを封入する工程と、 を含む集積回路デバイスを真空パッケージするための方法。
  37. 【請求項37】 さらに、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと噛合させる前に前記はんだ層を加熱
    する工程を含む請求項36記載の方法。
  38. 【請求項38】 はんだ層を析出させる工程が、前もって形成されたはんだ
    パターンを前記複数の第1のシーリングリングまたは前記複数の第2のシーリン
    グリングのいずれかと整合させて前記リッドウエハ上に配置する工程を含む請求
    項36記載の方法。
  39. 【請求項39】 はんだ層を析出させる工程が、前記リッドウエハに電気メ
    ッキし、前記はんだ層を析出させる工程を含む請求項36記載の方法。
  40. 【請求項40】 はんだ層を析出させる工程が、前記はんだ層の真空蒸着を
    含む請求項36記載の方法。
  41. 【請求項41】 はんだ層を析出させる工程が、無電解めっきを含む請求項
    36記載の方法。
  42. 【請求項42】 1つのデバイスウエハ上に複数の集積回路デバイスを形成
    する工程と、 複数の第1のシーリングリングを形成する工程であって、前記複数の第1のシ
    ーリングリングの各々は1以上の集積回路デバイスを取り囲み、各第1のシーリ
    ングリングは前記1以上の複数の集積回路デバイスの周囲と、前記1以上の集積
    回路デバイスの各々に結合された1以上のボンディングパッドとの間に配置され
    る工程と、 リッドウエハ上に、前記複数の第1のシーリングに数および位置が対応する複
    数の第2のシーリングリングを形成する工程と、 各前記複数の第1のシーリングリングまたは各前記複数の第2のシーリングリ
    ングのいずれか上にはんだ層を形成する工程と、 前記デバイスウエハと前記リッドウエハとを整合させる工程であって、前記複
    数の第1のシーリングリングの各々は前記複数の第2のシーリングリングの前記
    対応する1つと整合し、前記デバイスウエハと前記リッドウエハとの間にギャッ
    プが残される工程と、 前記デバイスウエハを前記リッドウエハと真空環境下で噛合させ複数の真空パ
    ッケージを形成する工程であって、各真空パッケージは1以上の前記複数の集積
    回路デバイスを封入する工程と、 を含む集積回路デバイスを真空パッケージするための方法。
  43. 【請求項43】 複数の第1のシーリングリングを形成する工程が、前記複
    数の第1のシーリングリングの各々上にはんだ接着表面を形成する工程を含む請
    求項42記載の方法。
  44. 【請求項44】 はんだ接着表面を形成する工程が、 チタンの層を析出させる工程と、 前記チタンの層上にパラジウムの層を析出させる工程と、 前記パラジウムの層上に金の層を析出させる工程と、 を含む請求項43記載の方法。
  45. 【請求項45】 複数の第2のシーリングリングを形成する工程が、リッド
    ウエハ上に、前記第1のシーリングリングと数および位置が対応する複数のはん
    だ接着表面を形成する工程を含む請求項42記載の方法。
  46. 【請求項46】 複数のはんだ接着表面を形成する工程が、 チタンの層を析出させる工程と、 前記チタンの層上にパラジウムの層を析出させる工程と、 前記パラジウムの層上に金の層を析出させる工程と、 を含む請求項45記載の方法。
  47. 【請求項47】 デバイスウエハ上に形成された、1以上の関連するボンデ
    ィングパッドを有する1以上の集積回路デバイスと、 前記デバイスウエハ上の、前記1以上の集積回路デバイスの周囲と、前記1以
    上の集積回路デバイスに結合された前記1以上のボンディングパッド間に形成さ
    れたシーリングリングと、 前記1以上の集積回路デバイスに対し真空セルを提供する、前記シーリングリ
    ングにシールされた真空パッケージリッドと、 を備える1以上の集積回路デバイスを含む真空パッケージ。
  48. 【請求項48】 さらに、 前記シーリングリング上に形成された1以上のスペーサを備える請求項47記
    載の真空パッケージ。
  49. 【請求項49】 前記真空パッケージリッドが、その中に形成され、前記真
    空セルの前記体積を増大させるように動作することができる空洞を含み、これに
    より前記真空セル内の前記圧力レベルが減少する請求項47記載の真空パッケー
    ジ。
  50. 【請求項50】 1以上のスペーサを有し、基板材料上の指定された領域内
    にあり、1以上の集積回路デバイスを取り囲むシーリングリングと、 前記シーリング上のシーリング層と、 を備える集積回路デバイス用の真空パッケージ。
  51. 【請求項51】 さらに、 前記シーリングリングとして指定された前記領域上に形成された誘電体層を備
    える請求項50記載の真空パッケージ。
  52. 【請求項52】 前記1以上のスペーサが、窒化珪素を含む請求項50記載
    の真空パッケージ。
  53. 【請求項53】 前記1以上のスペーサが、前記基板材料から形成される請
    求項50記載の真空パッケージ。
  54. 【請求項54】 前記シーリング層が、インジウム圧縮シールを含む請求項
    50記載の真空パッケージ。
  55. 【請求項55】 前記シーリング層が、はんだ層を含む請求項50記載の真
    空パッケージ。
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