JP7290151B2 - 銀ナノワイヤインク及び透明導電フィルム - Google Patents

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Description

本発明は、透明導電パターン形成用の銀ナノワイヤインク及び上記銀ナノワイヤインクを基材上に塗布した透明導電フィルムに関する。
銀ナノワイヤを導電部材として含む透明導電パターンに高温高湿下で電圧を印加すると、銀ナノワイヤから溶解した銀イオンが透明導電パターン間に拡散する現象(マイグレーション)が見られることがある。この現象はパターン間の短絡や劣化の要因となりうるため、銀イオンの拡散を抑制して透明導電パターン間のマイグレーション耐性を向上させることが求められている。
下記特許文献1~3には、銀イオン補捉剤、腐食防止剤、キレート化剤を添加することで銀イオンの拡散を抑制できる銀ナノワイヤ含有導電性パターン部材や、導電性ペーストが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、銀ナノワイヤを基材上に塗布した後、銀イオン補捉剤を付与させる工程が別途必要であり、工程が煩雑になるという問題がある。
また、特許文献2で用いられている腐食防止剤や、特許文献3で用いられているキレート化剤は、金属ナノワイヤの表面に結合することで効果を発揮するため、ナノワイヤ同士の接触を妨げ導電性が悪化する懸念がある。
特開2013-201003号公報 特表2009-505358号公報 特開2006-260885号公報
本発明は、良好な導電性と優れたマイグレーション耐性を有する透明導電パターンを得ることができ、より少ない工程で製造可能な銀ナノワイヤインクと、その銀ナノワイヤインクを用いた透明導電フィルムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の実施態様を含む
[1]分子内に尿素結合を有する分子量60~250の低分子量尿素化合物、銀ナノワイヤ、バインダー樹脂及び分散媒を含むことを特徴とする銀ナノワイヤインク。
[2]上記銀ナノワイヤインク中の上記低分子量尿素化合物の含有率が0.02~0.20質量%、銀ナノワイヤの含有率が0.01~1.50質量%、バインダー樹脂の含有率が0.01~2.00質量%である[1]に記載の銀ナノワイヤインク。
[3]上記低分子量尿素化合物が、尿素、尿素の水素原子の1つまたは2つが、炭素原子数が1~3のアルキル基またはフェニル基に置換された置換尿素化合物、からなる群から選択される少なくとも一種である[1]又は[2]に記載の銀ナノワイヤインク。
[4]上記バインダー樹脂が、エチルセルロースもしくはポリ-N-ビニルピロリドンである[1]~[3]のいずれか一に記載の銀ナノワイヤインク。
[5]上記分散媒が、水と、C2n+1OH(nは1~3の整数)で表される炭素原子数が1~3の飽和一価アルコールの少なくとも一種と、を含む[1]~[4]のいずれか一に記載の銀ナノワイヤインク。
[6]上記分散媒が、さらにエチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルからなる群から選択される少なくとも一種を含む[5]に記載の銀ナノワイヤインク。
[7]上記[1]~[6]のいずれか一に記載の銀ナノワイヤインクよりなる透明導電層が透明基材上に形成された透明導電フィルム。
[8]上記透明基材が、シクロオレフィンポリマー、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートのいずれかのフィルムである[7]に記載の透明導電フィルム。
本発明の銀ナノワイヤインク及び透明導電フィルムを用いることにより、良好な導電性と優れたマイグレーション耐性を有する透明導電パターンを提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を説明するが、本発明の趣旨を逸脱しない限り本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明の第一の実施形態は銀ナノワイヤインクであり、分子内に尿素結合を有する分子量60~250の低分子量尿素化合物、銀ナノワイヤ、バインダー樹脂及び分散媒を含むことを特徴とする。
<分子内に尿素結合を有する分子量60~250の低分子量尿素化合物>
本実施形態の銀ナノワイヤインクは、分子内に尿素結合を有する分子量60~250の低分子量尿素化合物(以下、「低分子量尿素化合物」ということがある)を含む。分子内に尿素結合を有する化合物が銀ナノワイヤインク中に含まれることにより、効果を発現するメカニズムは定かではないが、銀ナノワイヤインクにより形成される透明導電フィルムの良好な導電性を保持しながらマイグレーション耐性を向上する効果を有する。分子量が250以下であると、インク溶媒(分散媒)への溶解性が良好である。尿素結合とは、(-NH-C(=O)-NH-)であり、尿素結合を有する代表的な化合物は尿素(分子量:60.1)である。また、尿素の窒素原子に結合する水素原子の少なくとも1つが他の置換基、例えば炭素原子数が1~13のアルキル基、シクロアルキル基、炭素原子数が6~14のアリール基に置換されたN-置換尿素化合物であってもよい。N-置換尿素の例としては、1-メチル尿素、1-エチル尿素、1-プロピル尿素、1-ブチル尿素、1-ペンチル尿素、1-ヘキシル尿素、1-オクチル尿素、1-デシル尿素、1-シクロペンチル尿素、1-シクロヘキシル尿素、1-シクロオクチル尿素、1-(フェニルエチル)尿素、1-(フェニルブチル)尿素、1-(フェニルオクチル)尿素、1-フェニル尿素、1-(メチルフェニル)尿素、1-(エチルフェニル)尿素、1-(プロピルフェニル)尿素、1-(ブチルフェニル)尿素、1-(ペンチルフェニル)尿素、1-(ヘキシルフェニル)尿素、1-(ヘプチルフェニル)尿素、1-(オクチルフェニル)尿素、1-(ビフェニル)尿素、1-(ジメチルフェニル)尿素、1-(ジエチルフェニル)尿素、1-(ジプロピルフェニル)尿素、1-(ジブチルフェニル)尿素、1-(トリメチルフェニル)尿素、1-(トリエチルフェニル)尿素、1-(フェニルメチル)尿素、1-(フェニルエチル)尿素、1-(フェニルプロピル)尿素、1-(フェニルブチル)尿素、1-(フェニルペンチル)尿素、1-(フェニルヘキシル)尿素、1-(フェニルヘプチル)尿素、1-(フェニルオクチル)尿素、1,3-ジメチル尿素、1,3-ジエチル尿素、1,3-ジプロピル尿素、1,3-ジブチル尿素、1,3-ジペンチル尿素、1,3-ジヘキシル尿素、1,3-ジシクロペンチル尿素、1,3-ジシクロヘキシル尿素、1,3-ジフェニル尿素、1,3-ジ(メチルフェニル)尿素、1,3-ジ(ジメチルフェニル)尿素、1,3-ジ(フェニルメチル)尿素等が挙げられる。これらの尿素化合物の中でも後述の分散媒への溶解性や分子量を考慮した配合量の観点から、尿素、尿素の水素原子の1つまたは2つが、炭素原子数が1~3のアルキル基またはフェニル基に置換された置換尿素化合物、からなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましく、尿素であることがより好ましい。
銀ナノワイヤインク中における低分子量尿素化合物の含有率は、0.02~0.20質量%が好ましく、0.03~0.15質量%がより好ましく、0.03~0.10質量%がさらに好ましく、0.03~0.07質量%が特に好ましい。0.02質量%以上であると銀ナノワイヤインクを塗布して得られたフィルムが良好なマイグレーション耐性を示す。0.20質量%以下であると、銀ナノワイヤインクを塗布、乾燥後に分子内に尿素結合を有する化合物の結晶が析出することを防ぐことができる。
<銀ナノワイヤ>
本実施形態の銀ナノワイヤインクは、導電材料として銀ナノワイヤを含む。銀ナノワイヤは、径がナノメートルオーダーであって1次元方向に高いアスペクト比を有する銀であり、ワイヤ状またはチューブ状の形状を有する導電材料である。本明細書において、「ワイヤ状」と「チューブ状」はいずれも線状であるが、前者は中央が中空ではないもの、後者は中央が中空であるものを意図する。性状は、柔軟であってもよく、剛直であってもよい。前者を「狭義の銀ナノワイヤ」、後者を「狭義の銀ナノチューブ」と呼び、以下、本明細書において「銀ナノワイヤ」は狭義の銀ナノワイヤと狭義の銀ナノチューブを包括する意味で用いる。狭義の銀ナノワイヤ、狭義の銀ナノチューブは、単独で用いてもよく、混合して用いてもよい。
銀ナノワイヤの太さは、細いほうが透明性(全光線透過率)の観点からは好ましい。そのため、ワイヤ径の平均値としては、100nm以下が好ましく、50nm以下がより好ましく、40nm以下がさらに好ましい。一方、強度、取扱易さの観点から2nm以上が好ましく、5nm以上がより好ましく、10nm以上がさらに好ましい。
また、銀ナノワイヤの長軸の長さの平均は、導電性の観点からは長いほうが好ましいが、ファインパターンに対応しようとすればある程度長さを制限する必要がある。そのため、ワイヤ長の平均値としては、導電性の観点から2μm以上が好ましく、5μm以上がより好ましく、10μm以上がさらに好ましい。一方、ファインパターンへの対応の観点から100μm以下が好ましく、50μm以下がより好ましく、40μm以下がさらに好ましい。
銀ナノワイヤは、径の太さの平均及び長軸の長さの平均が上記範囲を満たすとともに、アスペクト比の平均が100以上であることが好ましく、200以上であることがより好ましく、300以上であることがさらに好ましい。ここで、アスペクト比は、銀ナノワイヤの径の平均値をb、長軸の長さの平均値をaと近似した場合、a/bで求められる値である。a及びbは、走査型電子顕微鏡を用いて任意に100本測定しその算術平均値として求める。
インク中における銀ナノワイヤの含有率は、0.01~1.50質量%が好ましく、0.05~1.00質量%がより好ましく、0.10~0.50質量%がさらに好ましく、0.15~0.30質量%が特に好ましい。0.01質量%以上であると、塗布して得られたフィルムが良好な導電性を示す。1.50質量%以下であると、塗布して得られたフィルムが良好な光学特性(高い全光線透過率)を示す。
<バインダー樹脂>
本実施形態の銀ナノワイヤインクに用いることができるバインダー樹脂としては、インク中に銀ナノワイヤを均一に分散させ、フィルム化した後に透明基材と良好に密着するものであれば制限はない。銀ナノワイヤの分散性と基材への密着性を両立するという点で親水性の樹脂が好ましい。例えば、ポリ-N-ビニルピロリドン、ポリ-N-ビニルカプロラクタム、ポリ-N-ビニルアセトアミドのようなポリ-N-ビニル化合物、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ-ス、アセチルセルロースのようなセルロース化合物、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコールのようなポリアルキレングリコール化合物等が挙げられるが、特に、エチルセルロースやポリ-N-ビニルピロリドンがより好ましい。
インク中におけるバインダー樹脂の含有率は、0.01~2.00質量%が好ましく、0.03~1.60質量%がより好ましく、0.15~1.20質量%がさらに好ましく、0.03~0.80質量%が特に好ましい。0.01質量%以上であると、塗膜を均一に形成することができるとともに銀ナノワイヤの透明基材との密着性を確保できる。2.00質量%以下であると、塗布して得られたフィルムが良好な導電性を示す。
<分散媒>
本実施形態の銀ナノワイヤインクに用いることができる分散媒としては、上記低分子量尿素化合物およびバインダー樹脂を溶解し、かつ、銀ナノワイヤを分散させることができるものであれば特に制限はない。銀ナノワイヤを良好に分散するという点で極性溶媒が好ましい。極性溶媒としては、乾燥速度を容易に制御する事が出来る点で水やアルコールが挙げられ、両者の混合溶媒が好適である。混合溶媒に含まれるアルコールの含有量は、85質量%以上95質量%以下であることが好ましい。アルコールとしては、C2n+1OH(nは1~3の整数)で表される炭素原子数が1~3の飽和一価アルコール(メタノール、エタノール、ノルマルプロパノール、イソプロパノール)が好ましい。上記炭素原子数が1~3の飽和一価アルコールをアルコール中20質量%以上95質量%以下含むことが好ましく、アルコール中25質量%以上85質量%以下含むことがより好ましく、アルコール中30質量%以上70質量%以下含むことがさらに好ましい。上記炭素原子数が3以下の飽和一価アルコールを用いると乾燥が容易となるため工程上都合が良い。
アルコールとして、上記炭素原子数が1~3の飽和一価アルコール以外のアルコールを併用することができる。併用できる上記炭素原子数が1~3の飽和一価アルコール以外のアルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等が挙げられる。上記炭素原子数が1~3の飽和一価アルコール以外のアルコールは、アルコール中5質量%以上80質量%以下含むことが好ましく、アルコール中15質量%以上75質量%以下含むことがより好ましく、アルコール中30質量%以上70質量%以下含むことがさらに好ましい。上記炭素原子数が1~3の飽和一価アルコールと併用する事で乾燥速度を調整する事が出来る。
また、混合溶媒における水の含有率は、5質量%以上15質量%以下であることが好ましく、5質量%以上10質量%以下であることがより好ましい。混合溶媒における水の含有率が5質量%未満の場合、インクを基材に塗布した際にハジキが観察され、塗布する事が出来ないことがある。したがって、アルコールと水との混合溶媒中の(S1)水、(S2)上記炭素原子数が1~3の飽和一価アルコール、(S3)上記炭素原子数が1~3の飽和一価アルコール以外のアルコール、の好ましい含有比(質量比)は、(S1):(S2):(S3)が5~15:80~25:15~70であり、より好ましい含有比(質量比)は、(S1):(S2):(S3)が5~15:65~30:30~65(但し、(S1)+(S2)+(S3)=100)である。
本実施形態で用いられる銀ナノワイヤインクには、その印刷特性、導電性、光学特性等の性能に悪影響を及ぼさない限りにおいて、界面活性剤、酸化防止剤、フィラー等の添加剤を含有しても良い。組成物の粘性を調整するためにヒュームドシリカ等のフィラーを用いることができる。これらの添加剤の金属ナノワイヤインク中の配合量はトータルで5質量%以内とすることが好ましい。
本発明の第二の実施形態は透明導電フィルムであり、前述の銀ナノワイヤインクよりなる透明導電層が透明基材上に形成されたものである。
<透明基材>
本実施形態で使用できる透明基材は、透明であれば特に限定されず、着色していてもよいが、全光線透過率(可視光に対する透明性)は高い方が好ましく、全光線透過率が80%以上であることが好ましい。透明基材の材質は特に限定されないが、柔軟性、耐屈曲性の面からは樹脂フィルムが好ましい。樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート[PET]、ポリエチレンナフタレート[PEN]等)、ポリカーボネート、アクリル樹脂(ポリメチルメタクリレート[PMMA]等)、シクロオレフィンポリマー等を好適に使用することができる。これらの樹脂フィルムの中でも、優れた光透過性(透明性)や柔軟性、機械的特性の点から、シクロオレフィンポリマー、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートを用いることがより好ましい。シクロオレフィンポリマーとしては、ノルボルネンの水素化開環メタセシス重合型シクロオレフィンポリマー(ZEONOR(登録商標、日本ゼオン社製)、ZEONEX(登録商標、日本ゼオン社製)、ARTON(登録商標、JSR社製)等)やノルボルネン/エチレン付加共重合型シクロオレフィンポリマー(APEL(登録商標、三井化学社製)、TOPAS(登録商標、ポリプラスチックス社製))を用いることができる。
樹脂フィルムの厚みとしては、屈曲時の割れにくさという観点から350μm以下であることが好ましく、200μm以下がより好ましく、125μm以下がより好ましい。また、取り扱いやすさという観点からは10μm以上が好ましく、20μm以上がより好ましく、35μm以上がより好ましい。
<透明導電層の形成>
上記透明基材上への透明導電層の形成は、上記銀ナノワイヤインクを透明基材上へ塗布、乾燥することにより行われる。これにより、実施形態にかかる透明導電フィルムが形成される。
銀ナノワイヤインクの塗布方法としては、公知の方法であれば制限はなく、スプレーコート、バーコート、ロールコート、ダイコート、インクジェットコート、スクリーンコート、ディップコート、凸版印刷法、凹版印刷法、グラビア印刷法等を用いることができる。特に、大面積の塗布が容易であるという点で、バーコート、ダイコートが好ましい。この際に形成される透明導電層の形状については特に限定はないが、透明基材上に形成される配線、電極のパターンとしての形状、あるいは透明基材の全面または一部の面を被覆する膜(ベタパターン)としての形状等が挙げられる。形成した透明導電層は、加熱して溶媒(分散媒)を乾燥させることにより導電化することができる。なお、必要に応じて導電パターンに適宜な光照射を行ってもよい。
以下、本発明の実施例を具体的に説明する。なお、以下の実施例は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
<透明導電フィルムの評価方法の概要>
銀ナノワイヤインクを作製したのち、フィルム(透明基材)上に塗布、乾燥して透明導電フィルムを作製した。この透明導電フィルムにレーザーエッチングによってスリット部分を形成し、高温高湿下で電圧を印加してスリット部分が短絡するかどうか検証した。短絡しなかったものはマイグレーション耐性を有すると判定し、短絡したものはマイグレーション耐性がないと判定した。
また、透明導電フィルムの表面抵抗値及び全光線透過率をあわせて測定した。
<銀ナノワイヤインク作製>
表1に示す配合比で原料を混合し、ミックスローターVMR-5R(アズワン株式会社製)で3時間、室温、大気雰囲気下で撹拌(回転速度100rpm)して銀ナノワイヤインク10gを作製した。なお、表1において、含窒素化合物としては、低分子量尿素化合物としての尿素(分子量:60.1)と1,3-ジメチル尿素(分子量:88.1)、1,3-ジエチル尿素(分子量:116.2)、1-フェニル尿素(分子量:136.2)、1,3-ジフェニル尿素(分子量:212.3)及び後述する比較例としてのベンゾトリアゾールを用いた。尿素、1,3-ジメチル尿素、1,3-ジエチル尿素、1-フェニル尿素、1,3-ジフェニル尿素は東京化成工業株式会社製の試薬であり、ベンゾトリアゾールは富士フイルム和光純薬株式会社製の試薬である。銀ナノワイヤは、ポリオール法で合成した平均径26nm、平均長18μmのものを用いた。平均径と平均長の算出には、電界放出形走査電子顕微鏡JSM-7000F(日本電子株式会社製)を用い、任意に選択した100本の銀ナノワイヤ寸法を測定し、その算術平均値を求めた。バインダー樹脂としてのポリ-N-ビニルピロリドン(PVP)はBASF社製Sokalan(登録商標)K-90(重量平均分子量35万)を用い、エチルセルロースは日新化成株式会社製エトセル(登録商標)STD100CPS(重量平均分子量18万)を用いた。分散媒としてのメタノール、エタノール、プロピレングリコールモノメチルエーテル(PGME)は富士フイルム和光純薬株式会社製の試薬を用い、プロピレングリコール(PG)は旭硝子株式会社製のものを用いた。
<透明導電フィルム作製>
プラズマ処理装置(積水化学工業株式会社製AP-T03)を用いてプラズマ処理(使用ガス:窒素、搬送速度:50mm/sec、処理時間:6sec、設定電圧:400V)したA4サイズのシクロオレフィンポリマーフィルムZF14-100(日本ゼオン株式会社製)上に、IMC-70F0-C型塗工機(株式会社井元製作所製)とスパイラルバーコーター(TQC社製)を用い、ウェット膜厚が15μmとなるように銀ナノワイヤインクを基材(ZF14-100)の全面に塗布した。その後、恒温器HISPEC HS350(楠本化成製)で100℃、10分間、大気雰囲気下で熱風乾燥し、透明導電フィルムを得た。
[マイグレーション耐性評価]
<レーザーエッチング>
グリーンレーザーマーカーLP-G(SUNX株式会社製)を用いて上記透明導電フィルムに30μm幅のスリットが1本入るようにエッチング加工を施した。
<電圧印加試験>
上記エッチング加工したサンプルを、スリット部分が長辺の中心に来るように10cm×2cmの短冊状にカットした。短冊の両端部の透明導電フィルムをマイグレーションテスターMIG―8600B(IMV株式会社製)にはんだづけし、マイグレーションテスター専用恒温恒湿槽THC-120(IMV株式会社製)内に上記短冊を入れ、温度85℃、相対湿度85%の環境下で130時間、5Vの電圧を印加した後導通(短絡)の有無を確認した。
[表面抵抗測定]
上記A4サイズに銀ナノワイヤインクを全面塗布して形成した透明導電フィルムから3cm×3cmの試験片を切り出し、試験片の中心部に手動式非破壊抵抗測定器EC-80P(ナプソン株式会社製)の端子を当てて測定した。
[全光線透過率測定]
上記3cm×3cmの試験片を用い、ヘーズメーターNDH2000(日本電色工業株式会社製)で測定した。
表1に評価に使用した銀ナノワイヤインク組成と得られた透明導電フィルムの評価結果を示す。表中の表面抵抗および全光線透過率の測定値は、マイグレーション耐性評価前の測定値である。
Figure 0007290151000001
低分子量尿素化合物を配合した銀ナノワイヤインクを用いた実施例1~10では、電圧を印加した後も短絡が生じず、マイグレーション耐性が良好であった。一方、低分子尿素化合物を配合していない銀ナノワイヤインクを用いた比較例1,2では、電圧印加時に短絡が生じ、マイグレーション耐性が不良であった。また、実施例1,3,5,7,9と比較例1、実施例2,4,6,8,10と比較例2の表面抵抗をそれぞれ比較すると、低分子量尿素化合物を含む銀ナノワイヤインクを用いた場合の表面抵抗は低分子量尿素化合物を含まない銀ナノワイヤインクを用いた場合の表面抵抗の1.1倍より小さい値であり、低分子量尿素化合物の添加がフィルムの導電性に与える影響が小さいことがわかる。
一方、特許文献2に記載の腐食防止剤,特許文献3に記載のキレート剤に相当するベンゾトリアゾールを配合した銀ナノワイヤインクを用いた、比較例3では表面抵抗は測定範囲外(1000Ω/□より高抵抗)、比較例4では表面抵抗は50Ω/□より大きな値となり、ベンゾトリアゾールを含む銀ナノワイヤインクを用いた場合の表面抵抗がベンゾトリアゾールを含まない銀ナノワイヤインクを用いた場合の表面抵抗(比較例1,2)の1.3倍より大きい値であることがわかる。すなわち、ベンゾトリアゾールの添加がフィルムの導電性を大きく損なっているといえる。全光線透過率は実施例と比較例のすべてで同等の値であり、本発明の銀ナノワイヤインクを用いても光学特性(透明性)が損なわれないことも確認できた。
以上の結果より、本発明の銀ナノワイヤインクを用いるとマイグレーション耐性が良好な透明導電フィルムを実現することができることが立証された。また、良好な導電性を維持するという点で既知の腐食防止剤を配合するより優れていることが示された。

Claims (6)

  1. 分子内に尿素結合を有する分子量60~250の低分子量尿素化合物としての尿素、1,3-ジメチル尿素、1,3-ジエチル尿素、1-フェニル尿素、1,3-ジフェニル尿素、1-メチル尿素又は1-エチル尿素、銀ナノワイヤ、バインダー樹脂としてのエチルセルロースもしくはポリ-N-ビニルピロリドン及び分散媒を含む銀ナノワイヤインク。
  2. 前記銀ナノワイヤインク中の前記低分子量尿素化合物の含有率が0.02~0.20質量%、銀ナノワイヤの含有率が0.01~1.50質量%、バインダー樹脂の含有率が0.01~2.00質量%である請求項1に記載の銀ナノワイヤインク。
  3. 前記分散媒が、水と、C2n+1OH(nは1~3の整数)で表される炭素原子数が1~3の飽和一価アルコールの少なくとも一種と、を含む請求項1又は2に記載の銀ナノワイヤインク。
  4. 前記分散媒が、さらにエチレングリコール、プロピレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテルからなる群から選択される少なくとも一種を含む請求項に記載の銀ナノワイヤインク。
  5. 請求項1~のいずれか一に記載の銀ナノワイヤインクよりなる透明導電層が透明基材上に形成された透明導電フィルム。
  6. 前記透明基材がシクロオレフィンポリマー、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートのいずれかのフィルムである請求項に記載の透明導電フィルム。
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