JP7288647B2 - フィルタ - Google Patents
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Description
項1.波状シートと平面シートを組み合わせてなるフィルタであって、前記波状シート及び前記平面シートが、活性炭繊維と、粒状または粉末状活性炭と、フィブリル化繊維とを含有する混抄シートであり、前記混抄シート中における活性炭繊維の質量(g/m2)が5g/m2以上である、フィルタ。
項2.前記混抄シート中における粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)が50g/m2以上である、項1に記載のフィルタ。
項3.前記混抄シート中における活性炭繊維の質量(g/m2)と前記粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)との含有比率(活性炭繊維の質量/粒状又は粉末状活性炭の質量)が0.05~0.35である、項1又は2に記載のフィルタ。
項4.前記混抄シート中における、前記活性炭繊維の質量(g/m2)、前記粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)及び前記フィブリル化繊維の質量(g/m2)の合計100質量部に対する、前記活性炭繊維の質量(g/m2)と前記粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)の合計質量の割合が60~85質量部である、項1~3のいずれか1項に記載のフィルタ。
項5.前記フィブリル化繊維が非溶融性である、項1~4のいずれか1項に記載のフィルタ。
項6.前記混抄シートが、芳香族アミン化合物、脂環式アミン化合物、複素環式アミン化合物及び脂肪族アミン化合物からなる群より選ばれる1種以上のアルデヒド吸着剤を含む、項1~5のいずれか1項に記載のフィルタ。
項7.前記活性炭繊維の引張強度(GPa)が0.25GPa以上である、項1~6のいずれか1項に記載のフィルタ。
項8.前記混抄シートの比表面積が400~800m2/gである、項1~7のいずれか1項に記載のフィルタ。
項9.前記混抄シートの坪量が60~120g/m2である、項1~8のいずれか1項に記載のフィルタ。
項10.前記混抄シートの厚さが0.2~0.6mmである、項1~9のいずれか1項に記載のフィルタ。
項11.前記混抄シートが、FMVSS302燃焼試験における燃焼距離が51mm以下である、項1~10のいずれか1項に記載のフィルタ。
本発明の混抄シートからなるフィルタは、波状シートと平面シートを組み合わせてなる。図1(a)は、本発明のフィルタの一実施態様を示す模式的斜視図である。図1に示すように、本発明のフィルタ1は、波状シート2と、平面シート3を組み合わせてなる。図1に示す態様においては、波状シート2と平面シート3とが積層されたユニットが複数積層されてなる。波状シート2は、平面シートを、コルゲート加工機など従来公知の加工方法を用いて製造できる。そして、波状シート2と、平面シート3を、順に接着剤を介して接合して積層し、本発明のフィルタとする。波状シート2と平面シート3との接着は、波型シート2の稜線部に沿って、該稜線部の一部又は全長にわたって、接着剤が塗布されて接着されたものとすることができる。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、活性炭繊維を含有する。本発明のフィルタに用いる混抄シートにおいて、活性炭繊維は、トルエン等揮発性有機化合物の吸着成分として寄与することに加え、シートに難燃性を与える難燃材成分としても寄与する。すなわち、活性炭繊維は、活性炭が不融化処理、賦活処理された燃えにくい炭素材料であることに加え、粒状又は粉末状活性炭に比して嵩密度が相当程度低い。そして、嵩密度が低いことにより、シート内に占める体積又は面積が大きくなり、また、特に燃え易い成分であるフィブリル化繊維等と活性炭シートとして絡み合うことで、活性炭繊維の質量を5g/m2以上として初めてシートに対し効果的に難燃性能を付与すると考えられる。
ミクロ細孔容積率(%)
=(直径2nm以下の細孔容積)/(全細孔容積)×100(%)
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、粒状又は粉末状活性炭を含有する。本発明のフィルタに用いる混抄シートにおいて、粒状又は粉末状活性炭活性は、トルエン等揮発性有機化合物の吸着成分として寄与する。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、フィブリル化繊維を含む。本発明のフィルタに用いる混抄シートにおいて、フィブリル化繊維は、フィルタに用いる混抄シートの形態保持、及び粒状又は粉末状活性炭の保持に寄与する。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、必要に応じてバインダー成分を含むことができる。本発明のフィルタに用いる混抄シートにおいて、バインダー成分は、活性炭繊維、粒状又は粉末状活性炭及びフィブリル化繊維を接着固定する成分であり、該フィルタに用いる混抄シートの形態保持及び粒状又は粉末状活性炭の保持に寄与する。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、アルデヒド吸着剤を含有することができる。これにより、アルデヒド成分、例えば、アセトアルデヒドを吸着することができる。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、必要に応じて、活性炭繊維、粒状又は粉末状活性炭、フィブリル化繊維、バインダー成分、及びアルデヒド吸着剤以外のその他の成分を含むことができる。
1.混抄シートの圧力損失
本発明の空気清浄用活性炭シートは、下記方法による圧力損失が150Pa以下であることが好ましい。これにより、空気清浄用活性炭シートとして好適に使用しやすくなる。また、空気の流れ易さと、トルエン吸着性能とをより一層両立する観点から、上記圧力損失は10~80Paが好ましく、20~60Paがより好ましい。
<圧力損失の試験方法>
JIS B 9927:1999 「付属書(規定)クリーンルーム用エアフィルタろ材性能試験方法」の3.2「圧力損失試験」に準じ、前記活性炭シートを直径110mmの円形にカットしたものを測定試料とし、0.1m/sの線速度で空気を吸引したときの前記活性炭シートの上流側と下流側との静圧の差を差圧計にて測定し、測定値は一の位までを有効な数値とする。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、活性炭繊維と、粒状又は粉末状活性炭と、フィブリル化繊維と、を含有するフィルタに用いる混抄シートであって、前記活性炭繊維の質量(g/m2)と前記粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)との含有比率(活性炭繊維の質量/粒状又は粉末状活性炭の質量)が0.05~0.35であることから、難燃性能に優れる。本発明のフィルタに用いる混抄シートが備える難燃性能としては、FMVSS302燃焼試験における燃焼距離が51mm以下が好ましく、10mm以下がより好ましく、5mm以下がさらに好ましい。
3.混抄シートの比表面積(m2/g)
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、比表面積が400~800m2/gであることが好ましく、500~650m2/gであることがより好ましく、550~650m2/gであることがさらに好ましい。なお、本発明において、フィルタに用いる混抄シートの比表面積は、窒素を被吸着物質として用いたBET法(1点法)により測定される値である。
本発明のフィルタに用いる混抄シートの坪量としては、60~120g/m2であることが好ましく、75~105g/m2であることがより好ましい。また、本発明のフィルタに用いる混抄シートの厚さとしては、0.2~0.6mmが好ましく、0.3~0.4mmがより好ましい。なお、本発明において、フィルタに用いる混抄シートの坪量は、JIS L 1913:2010 6.2に準じて求めた単位面積当たりの質量(g/m2)とする。また、本発明において、フィルタに用いる混抄シートの厚さは、株式会社ミツトヨ製シネックスゲージを用いて任意の場所について3点測定した値の平均値をシートの厚さ(mm)とする。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、活性炭繊維と、粒状又は粉末状活性炭と、フィブリル化繊維と、を含有する混抄シートであって、前記活性炭繊維の質量(g/m2)が5g/m2以上であることから、トルエン吸着性能に優れる。本発明のフィルタに用いる混抄シートが備えるトルエン吸着性能としては、40℃における平衡濃度1ppm時の平衡吸着量が2000mg/m2以上が好ましく、3000mg/m2以上がより好ましい。当該トルエン吸着性能は、次のようにして測定、算出されるものである。すなわち、任意面積の試料片と100ppmトルエンガス3Lを密閉容器に封入し、室温40℃の環境下において静置する。24時間経過後、容器内のガス濃度を測定し、濃度減少量から試料のガス吸着量を計算する。複数の試料面積について測定を行い、それぞれの計算結果より、濃度と吸着量の相関をグラフにプロットし、得られた関係式より、平衡濃度1ppmにおけるトルエンの平衡吸着量(mg/m2)を導く。トルエンの濃度測定には、ガスクロマトグラフィーを用いる。なお、上記トルエン吸着性能の上限値は特に制限されないが、例えば、5000mg/m2以下が挙げられる。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、ミクロ細孔容積率の高い活性炭を用いることで、より一層高いアセトン吸着性能を備えることができる。本発明のフィルタに用いる混抄シートが備えるアセトン吸着性能としては、40℃における平衡濃度1ppm時の平衡吸着量が50mg/m2以上が好ましく、65mg/m2以上がより好ましい。当該アセトン吸着性能は、次のようにして測定、算出されるものである。すなわち、任意面積の試料片と100ppmアセトンガス3Lを密閉容器に封入し、室温40℃の環境下において静置する。24時間経過後、容器内のガス濃度を測定し、濃度減少量から試料のガス吸着量を計算する。複数の試料面積について測定を行い、それぞれの計算結果より、濃度と吸着量の相関をグラフにプロットし、得られた関係式より、任意の平衡濃度1ppmにおけるアセトンの平衡吸着量(mg/m2)を導く。アセトンの濃度測定には、ガスクロマトグラフィーを用いる。なお、上記アセトン吸着性能の上限値は特に制限されないが、例えば、300mg/m2以下が挙げられる。
本発明のフィルタに用いる混抄シートは、アルデヒド吸着剤を含有させることで、アルデヒド吸着性能に優れるものとすることができる。この場合に、本発明のフィルタに用いる混抄シートが備えるアセトアルデヒド吸着性能としては、40℃における平衡濃度1ppm時の平衡吸着量が250mg/m2以上が好ましく、300mg/m2以上がより好ましい。当該アルデヒド吸着性能は、次のようにして測定、算出されるものである。すなわち、任意面積の試料片と100ppmアセトアルデヒドガス3Lを密閉容器に封入し、室温40℃の環境下において静置する。24時間経過後、容器内のガス濃度を測定し、濃度減少量から試料のガス吸着量を計算する。複数の試料面積について測定を行い、それぞれの計算結果より、濃度と吸着量の相関をグラフにプロットし、得られた関係式より、任意の平衡濃度1ppmにおけるアセトアルデヒドの平衡吸着量(mg/m2)を導く。アセトアルデヒドの濃度測定には、ガスクロマトグラフィーを用いる。なお、上記アセトアルデヒド吸着性能の上限値は特に制限されないが、例えば、700mg/m2以下が挙げられる。
フィルタに用いる混抄シートの製造方法としては、特に制限されないが、例えば、活性炭繊維と、粒状又は粉末状活性炭と、フィブリル化繊維との混合物を、湿式抄紙することによって製造することが挙げられる。具体的には、活性炭繊維、粒状又は粉末状活性炭、フィブリル化繊維をパルパー、ビーター、リファイナーなどの装置を用いて混合、せん断し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで、任意の坪量に調整する。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取るなどの公知の技術でシートを製造することができる。シートの厚さは熱プレスローラーなどで任意の厚さに調整するなどすればよい。また、アルデヒド吸着剤を含有させる場合、その方法としては、上記スラリーに含有する方法、又は、上記シートを製造した後、例えば、噴霧や含浸などにより含有させる方法の他、活性炭繊維又は粒状若しくは粉末状活性炭に予め、アルデヒド吸着剤を含有させておくことが挙げられる。
本発明のフィルタは、エアコンディショナーのフィルタ、空気清浄機の脱臭フィルタ、又はクリーンルームのケミカルフィルタなどに用いることができる。
<原材料の準備>
(1)活性炭繊維
(1-1)活性炭繊維A
粒状石炭ピッチを、溶融押出機に供給し、溶融温度320℃で溶融混合し、吐出量20g/minで紡糸することによりピッチ繊維を得た。得られたピッチ繊維を空気中常温から354℃まで1~30℃/分の割合で54分間昇温することにより不融化処理をおこない、不融化されたピッチ繊維である活性炭前駆体を得た。得られた活性炭前駆体を、H2O濃度が100容量%のガスを賦活炉内に連続的に導入し、雰囲気温度875℃で30分間熱処理することにより賦活をおこない、活性炭繊維を得た。得られた活性炭繊維の強度は0.30GPa、比表面積は822m2/g、平均繊維径は16.8μm、ミクロ細孔容積率(%)は96%、活性炭繊維における炭素原子含有量は90質量%、酸素原子含有量は3質量%であった。
(1-2)活性炭繊維B
粒状石炭ピッチを、溶融押出機に供給し、溶融温度320℃で溶融混合し、吐出量20g/minで紡糸することによりピッチ繊維を得た。得られたピッチ繊維を空気中常温から354℃まで1~30℃/分の割合で54分間昇温することにより不融化処理をおこない、不融化されたピッチ繊維である活性炭前駆体を得た。得られた活性炭前駆体を、H2O濃度が100容量%のガスを賦活炉内に連続的に導入し、雰囲気温度875℃で40分間熱処理することにより賦活をおこない、活性炭繊維を得た。得られた活性炭繊維の強度は0.25GPa、比表面積は1277m2/g、平均繊維径は16.7μm、ミクロ細孔容積率(%)は94%、活性炭繊維における炭素原子含有量は91質量%、酸素原子含有量は2質量%であった。
(2-1)粒状又は粉末状活性炭A
アルデヒド吸着剤としてモルホリンを担持している粉末状活性炭(大阪ガスケミカル株式会社製商品名HG17-069、平均粒子径D50=20μm、比表面積1152m2/g)
(2-2)粒状又は粉末状活性炭B
アルデヒド吸着剤を担持しない粉末状活性炭(大阪ガスケミカル株式会社製商品名HG17-067、平均粒子径D50=20μm、比表面積712m2/g)
(4-1)バインダー成分A:ポリビニルアルコール
(4-2)バインダー成分B:ユニチカ株式会社製商品名メルティ4080
前記準備した活性炭繊維A、粒状又は粉末状活性炭A、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートAを得た。該混抄シートの比表面積は512m2/g、坪量は101g/m2、厚さは0.31mmであった。
前記準備した活性炭繊維A、粒状又は粉末状活性炭A、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートBを得た。該混抄シートの比表面積は519m2/g、坪量は101g/m2、厚さは0.32mmであった。
前記準備した活性炭繊維A、粒状又は粉末状活性炭A及びB、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートCを得た。該混抄シートの比表面積は607m2/g、坪量は98g/m2、厚さは0.32mmであった。
前記準備した活性炭繊維A、粒状又は粉末状活性炭A、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートEを得た。該混抄シートの比表面積は505m2/g、坪量は102g/m2、厚さは0.33mmであった。
前記準備した活性炭繊維A、粒状又は粉末状活性炭A、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートFを得た。該混抄シートの比表面積は515m2/g、坪量は100g/m2、厚さは0.32mmであった。
前記準備した活性炭繊維A、粒状又は粉末状活性炭B、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートGを得た。該混抄シートの比表面積は855m2/g、坪量は100g/m2、厚さは0.32mmであった。
前記準備した活性炭繊維A、粒状又は粉末状活性炭B、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートHを得た。該混抄シートの比表面積は913m2/g、坪量は101g/m2、厚さは0.31mmであった。
前記準備した活性炭繊維B、粒状又は粉末状活性炭A、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートIを得た。該混抄シートの比表面積は538m2/g、坪量は100g/m2、厚さは0.30mmであった。
前記準備した活性炭繊維B、粒状又は粉末状活性炭A、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、混抄シートJを得た。該混抄シートの比表面積は556m2/g、坪量は100g/m2、厚さは0.30mmであった。
前記準備した粒状又は粉末状活性炭A、フィブリル化繊維及びバインダー成分Aを、表1に記載の質量比となるようにパルパーを用いて混合し、均一に分散したスラリーを作製し、得られたスラリーを所定の流量でワイヤー上に流し、脱水することで坪量を調整した。その後プレスパートを経てドライヤーパートでシートを乾燥し、カレンダーパートでシート表面を平滑にしてからリールで巻き取り、比較参考例のシートKを得た。該シートの比表面積は498m2/g、坪量は99g/m2、厚さは0.31mmであった。
75質量%の濃度で硫酸を含有した硫酸水溶液とアルデヒド吸着剤であるp-アミノ安息香酸と水を、活性炭繊維B100質量部に対して硫酸が15質量部(純水を抜いた硫酸のみの質量部)、p-アミノ安息香酸が15質量部となるように、かつ、活性炭繊維Bの質量と処理液との体積との比が20g/Lとなるように調製、混合し、処理液を得た。該処理液に、前記準備した活性炭繊維B100質量部を8時間浸漬し、その後活性炭繊維を処理液から引き上げ、乾燥させ、p-アミノ安息香酸と硫酸とを含有した活性炭繊維Bを得た。
75質量%の濃度で硫酸を含有した硫酸水溶液とアルデヒド吸着剤であるp-アミノ安息香酸と水を、活性炭繊維B100質量部に対して硫酸が15質量部(純水を抜いた硫酸のみの質量部)、p-アミノ安息香酸が15質量部となるように、かつ、活性炭繊維Bの質量と処理液との体積との比が20g/Lとなるように調製、混合し、処理液を得た。該処理液に、前記準備した活性炭繊維B100質量部を8時間浸漬し、その後活性炭繊維を処理液から引き上げ、乾燥させ、p-アミノ安息香酸と硫酸とを含有した活性炭繊維Bを得た。
(1)活性炭繊維の強度、比表面積、平均繊維径、ミクロ細孔容積率、炭素原子含有量(C含有量)及び酸素原子含有量(O含有量):前述した方法にて測定、算出した。
(2)粒状又は粉末状活性炭の平均粒子径D50及び比表面積:前述した方法にて測定、算出した。
(3)シートの比表面積、坪量、厚さ:前述した方法にて測定、算出した。
◎:5点の試料片全て、炎が接炎箇所から燃え広がらず、自己消火した。
○:5点の試料片のうち、炎が接炎箇所から燃え広がるものがあったが、全て自己消火した。
△:5点の試料片のうち、炎が接炎箇所から燃え広がり、自己消火しなかったものがあったが、少なくとも1点は、自己消火したものがあった。
×:5点の試料片全て、炎が接炎箇所から燃え広がり、自己消火しなかった。
+:テープに乗り移った炭塵が少し確認された程度であり、実用上優れたものであった。
++:テープに乗り移った炭塵が確認されたが実用上問題ないレベルであった。
参考例4で得た混抄シートDを用いて、波状シート及び平面シートを作成した。波状シートは、ピッチ高さが1.4mm、ピッチ幅が4.2mmとなるように製造した。得られた波状シート及び平面シートを図1に記載のように交互に積層した。なお、波状シートと平面シートとの接着は、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂系接着剤(コニシ株式会社製商品名SP-220N)を用いた。また、上部壁及び下部壁としては、混抄シートDを用い、本発明のフィルタを製造した。なお、フィルタには側部壁は設けなかった。得られたフィルタの幅方向の長さは200mm、長さ方向の長さは10mm、高さ方向の長さは120mmであった。また、フィルタ全体の質量に対する接着剤の含有量は24質量%であった。
参考例3で得た混抄シートCを用いて、実施例1と同様の方法で、本発明のフィルタを作成した。波状シートは、ピッチ高さが5.0mm、ピッチ幅が8.7mmとなるように製造した。波状シートと平面シートとの接着は、澱粉系接着剤を用いた。また、上部壁及び下部壁としては、混抄シートCを用い、本発明のフィルタを製造した。なお、フィルタには側部壁は設けなかった。得られたフィルタの幅方向の長さは200mm、長さ方向の長さは60mm、高さ方向の長さは150mmであった。また、フィルタ全体の質量に対する接着剤の含有量は13質量%であった。
フィルタを、幅方向及び高さ方向に平行な面の形状を直径100mmの円形、かつ、フィルタの長さ方向長さ10mmとなるようにカットし、試料片とした。そして、 JIS B 9927:1999 「付属書(規定)クリーンルーム用エアフィルタろ材性能試験方法」の3.2「圧力損失試験」に準じ、前記試料片を、長さ方向が通風方向となるようにして、0.1m/sの線速度で空気を吸引したときの上流側と下流側との静圧の差を差圧計にて測定し、フィルタの圧力損失(Pa)を測定した。
フィルタを幅方向長さ100mm、長さ方向長さ10mm、高さ方向長さ100mmにカットし、幅方向側部からライターの炎を接した。以下の基準により評価した。△以上を合格とした。
〇:炎が接炎箇所から燃え広がらず、自己消火した。
△:炎が接炎箇所から燃え広がったが、自己消火した。
×:炎が接炎箇所から燃え広がり、自己消火しなかった。
フィルタを、幅方向及び高さ方向に平行な面の形状を直径15mmの円形、かつ、フィルタの長さ方向長さ20mmとなるようにカットしたものと、幅方向及び高さ方向に平行な面の形状を直径15mmの円形、かつ、フィルタの長さ方向長さ10mmとなるようにカットしたものとを作成し、それらを長さ方向に、円形が互いにぴったり重なるように積層し、分離しないように外側から固定し、試料片とした。試料片を、内径15mmのガラスカラム内に、ガラスカラム軸方向が試料長さ方向と平行となるようにセットし、トルエンガス2.0ppmを含む温度25℃の空気を風速0.5m/sで通風した。ガラスカラムの入口、出口濃度を全炭化水素自動分析計(日本サーモ株式会社製、MODEL-51i)にて測定し、ガラスカラムの入口、出口の濃度変化から通風30秒後のトルエンガス除去率(%)を算出することにより、フィルタのトルエン除去性能を評価した。
フィルタを、幅方向及び高さ方向に平行な面の形状を直径15mmの円形、かつ、フィルタの長さ方向長さ20mmとなるようにカットしたものを作成し、試料片とした。試料片を、内径15mmのガラスカラム内に、ガラスカラム軸方向が試料長さ方向と平行となるようにセットし、トルエンガス10.0ppmを含む温度25℃の空気を風速0.25m/sで通風した。ガラスカラムの入口、出口濃度をガスクロマトグラフィー(株式会社ヤナコ計測製、YX2700-F)にて測定し、ガラスカラムの入口、出口の濃度変化から通風30秒後のアセトアルデヒドガス除去率(%)を算出することにより、フィルタのアセトアルデヒド除去性能を評価した。
Claims (12)
- 波状シートと平面シートを組み合わせてなるフィルタであって、
前記波状シート及び前記平面シートが、活性炭繊維と、粒状または粉末状活性炭と、フィブリル化繊維とが互いに混合した状態で含有される混抄シートであり、
前記混抄シート中における活性炭繊維の質量(g/m2)が5g/m2以上であり、
前記混抄シート中における前記活性炭繊維の質量(g/m2)と前記粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)との含有比率(活性炭繊維の質量/粒状又は粉末状活性炭の質量)が0.05~0.35であり、
前記混抄シートが、FMVSS302燃焼試験における燃焼距離が51mm以下である、フィルタ。 - 波状シートと平面シートを組み合わせてなるフィルタであって、
前記波状シート及び前記平面シートが、活性炭繊維と、アルデヒド吸着材を担持していない粒状または粉末状活性炭と、フィブリル化繊維とが互いに混合した状態で含有される混抄シートであり、
前記混抄シート中における活性炭繊維の質量(g/m2)が5g/m2以上である、フィルタ。 - 前記混抄シート中における活性炭繊維の質量(g/m2)と前記粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)との含有比率(活性炭繊維の質量/粒状又は粉末状活性炭の質量)が0.05~0.35である、請求項2に記載のフィルタ。
- 前記混抄シート中における粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)が50g/m2以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記混抄シート中における、前記活性炭繊維の質量(g/m2)、前記粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)及び前記フィブリル化繊維の質量(g/m2)の合計100質量部に対する、前記活性炭繊維の質量(g/m2)と前記粒状又は粉末状活性炭の質量(g/m2)の合計質量の割合が60~85質量部である、請求項1~4のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記フィブリル化繊維が非溶融性である、請求項1~5のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記混抄シートが、芳香族アミン化合物、脂環式アミン化合物、複素環式アミン化合物及び脂肪族アミン化合物からなる群より選ばれる1種以上のアルデヒド吸着剤を含む、請求項1~6のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記活性炭繊維の引張強度(GPa)が0.25GPa以上である、請求項1~7のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記混抄シートの比表面積が400~800m2/gである、請求項1~8のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記混抄シートの坪量が60~120g/m2である、請求項1~9のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記混抄シートの厚さが0.2~0.6mmである、請求項1~10のいずれか1項に記載のフィルタ。
- 前記混抄シートが、FMVSS302燃焼試験における燃焼距離が51mm以下である、請求項1~11のいずれか1項に記載のフィルタ。
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