JP2002126511A - 脱臭用シート及び乗物用脱臭内装材 - Google Patents

脱臭用シート及び乗物用脱臭内装材

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重明 澤田
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優美 松本
Kana Tokunaga
加奈 徳永
Keiichi Asami
圭一 浅見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の悪臭に対して、高い脱臭効果が得ら
れると共に、難燃性があり、かつ制電効果のある脱臭用
シートと乗物用内装材を提供する。 【解決手段】 酸性ガス除去用繊維状活性炭、アルカリ
ガス除去用繊維状活性炭、低級アルデヒド類除去用繊維
状活性炭及び炭化水素ガス吸着用繊維状活性炭のうち、
少なくとも二種の繊維状活性炭を含有する主として繊維
状活性炭からなる脱臭用シート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タバコ臭、建材
臭、車内の新車臭等を効率よく除去できる脱臭用シート
及び乗物用内装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気浄化に関する関心が高まって
おり、室内等でより臭いやほこりの少ない環境が求めら
れている。特に車室内周辺には、シートパッド、インパ
ネ、ドアトリムなどの内装樹脂部品より発生する使用材
料臭をはじめ、排気ガス臭、燃料臭、タバコ臭、人体
臭、食品かすの腐敗臭などの不快臭がある。また、車室
内は冷暖房効果を高めるため窓を閉めきったとき、密閉
状態になるように構成されていることから臭気が充満し
やすく、さらに、多種類の臭気が混合して不快な悪臭を
乗員に与えてきた。
【0003】このような臭気の対策として、車内に芳香
剤や空気清浄器を装備させることが多いが、マスキング
法を利用した芳香剤は、その臭いの強さから逆に不快感
を与える場合もあり、また、空気清浄器はフロント側下
部あるいはリアシート下部での空気の流れが悪いため臭
気が滞留し、さらにはシートファブリックやドアリムに
付着したタバコ臭まで脱臭することは困難である。
【0004】そこで、従来、内装材用樹脂基材に活性炭
等の吸着剤を分散させた構成で、脱臭効果と導電効果を
持った脱臭材が知られており、その一例が特開平5−2
55621号公報や特開平6−55695号公報に開示
されている。しかしながら、この脱臭材は活性炭を樹脂
組成物中に分散させて成型する必要があるため、成型時
に活性炭が大量の有機物を吸着して、車室内の臭気を充
分に除去できないという問題がある。
【0005】また、基布の裏側に第一鉄とアスコルビン
酸を主成分とする脱臭剤を配設した構成を持った脱臭材
が特開平5−238301号公報に開示されているが、
導電効果を付与するために、脱臭剤以外に炭素繊維等の
導電性繊維を含んだ放電紙を配設する必要がある。
【0006】さらに、基材の裏側に活性炭等の吸着剤を
添加した不織布を配設した構成を持った脱臭材が特開平
11−334491号公報に、基布の裏側に繊維状活性
炭からなるシートをパイル糸で刺し通す構成を持った脱
臭材が特許第256421号公報に開示されているが、
これらの脱臭材も車室内等に存在する多種類の臭気に対
しての除去効果は充分ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決し、効果的に悪臭を除去することができ、特に、
車室内のように有機物質の他に酸、アルカリ系等の多種
類の悪臭が存在する場合でも、高い脱臭効果が得られる
と共に、難燃性と制電効果を有する脱臭用シートと乗物
用内装材を提供することを技術的な課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討した結果、脱臭用シートを
構成する繊維状活性炭として、酸性ガス除去用、アルカ
リガス除去用、低級アルデヒド類除去用等に特殊加工し
た複数種類のものを用いれば、多種類の臭気に対して効
果的な除去効果を持つ脱臭用シートが得られること、さ
らにこの脱臭用シートを基布の裏地として接着剤で一体
化させることにより、多種類の臭気に対して効果的な除
去効果を持つ乗物用内装材が得られることを見出して本
発明に到達した。
【0009】すなわち、本発明は、次の構成を有するも
のである。 (1) 酸性ガス除去用繊維状活性炭、アルカリガス除去用
繊維状活性炭、低級アルデヒド類除去用繊維状活性炭及
び炭化水素ガス吸着用繊維状活性炭のうち、少なくとも
二種の繊維状活性炭を含有することを特徴とする主とし
て繊維状活性炭からなる脱臭用シート。 (2) 酸性ガス除去用繊維状活性炭、アルカリガス除去用
繊維状活性炭、低級アルデヒド類除去用繊維状活性炭、
及び炭化水素ガス吸着用繊維状活性炭のうち、一種以上
を含有したシートの複数枚を積層したものであることを
特徴とする上記(1) 記載の脱臭用シート。 (3) 上記(1) 又は(2) 記載の脱臭用シートを、基布の裏
地に接着剤で一体化させたことを特徴とする乗物用脱臭
内装材。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明について、詳細に説
明する。本発明の脱臭用シートは、繊維状活性炭を主な
構成成分とするものであり、繊維状活性炭の素材として
は、ピッチ系、フェノール系、セルロース系、アクリル
系等のいずれでもよい。脱臭用シートとしては、繊維状
活性炭に、一定量の熱可塑性合成繊維を乾式又は湿式方
法で混合してシート状に成形したもの、あるいはこのシ
ートの複数枚を積層させ、加熱処理して一体化したもの
等を使用できる。
【0011】上記で使用する熱可塑性合成繊維として
は、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリオレフィン系
等からなるバインダー繊維を使用できるが、特に、ユニ
チカ株式会社からメルティーの商標で市販されているポ
リエステル系バインダー繊維が好適に使用できる。
【0012】繊維状活性炭と熱可塑性合成繊維の配合割
合は特に限定されるものではないが、繊維状活性炭10
〜90質量%と熱可塑性合成繊維10〜90質量%で構
成されるのが好ましい。繊維状活性炭の割合が大きくな
りすぎると脱臭用シートの強度が低下しやすく、少ない
と脱臭性能が低下しやすい。
【0013】本発明の脱臭用シートの特徴は、吸着特性
の異なる少なくとも二種の繊維状活性炭を含有すること
であるが、本発明で使用する繊維状活性炭の種類につい
て説明する。まず、アンモニア等のアルカリ系悪臭成分
を除去する用途に使用するアルカリガス除去用繊維状活
性炭は、繊維状活性炭に、無機酸類、無機塩類、酸性の
有機化合物、例えば、塩化第一鉄、硫酸第一鉄、硫酸、
燐酸、クエン酸、リンゴ酸等を一種以上添着したもので
あるが、特に燐酸を添着したものが好適に使用できる。
【0014】また、硫化水素等の酸系悪臭成分を除去す
る用途に使用する酸性ガス除去用繊維状活性炭は、繊維
状活性炭に、無機塩基類、無機酸類、塩基性の有機化合
物、例えば、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カル
シウム、過マンガン酸カリウム等を一種以上添着したも
のであるが、特に炭酸カリウムを添着したものが好適に
使用できる。
【0015】次に、特にタバコ臭を除去する場合に使用
する低級アルデヒド類除去用繊維状活性炭は、繊維状活
性炭に、無機酸類とアミノ系の芳香族化合物、例えば、
塩酸、硫酸、燐酸等の一種類以上、及びアニリン、アセ
トアニリド、P−アミノアセトアニリド、P−アミノ安
息香酸、P−アミノフェノール等を一種以上を添着した
ものであるが、特に燐酸とP−アミノ安息香酸を添着し
たものが好適に使用できる。なお、炭化水素ガス吸着用
繊維状活性炭は、薬剤を無添着の通常の繊維状活性炭を
使用すればよい。
【0016】本発明の脱臭用シートは、上記したアルカ
リガス除去用、酸性ガス除去用、低級アルデヒド類除去
用及び炭化水素ガス吸着用の繊維状活性炭のうち、少な
くとも二種の繊維状活性炭を含有するので、複合臭気に
対して優れた除去効果を奏することができる。二種以上
の繊維状活性炭を含有させる方法としては、吸着特性の
異なる繊維状活性炭を混合して1枚のシートとする方法
や、吸着特性の異なる一種以上の繊維状活性炭を1枚の
シートとし、これらの複数枚を積層、一体化して本発明
の脱臭用シートとする方法がある。
【0017】吸着特性の異なる繊維状活性炭を混合して
1枚のシートとする方法としては、繊維状活性炭数種と
一定量の熱可塑性合成繊維を混合して前記の方法でシー
ト化させればよい。各種の繊維状活性炭の混合比率は、
目的とする悪臭物質によって決まり、例えば、タバコ臭
の場合、低級アルデヒド類除去用繊維状活性炭を60質
量%、酸性ガス除去用繊維状活性炭を10質量%、炭化
水素ガス吸着用繊維状活性炭を30質量%の割合が好適
に使用できる。
【0018】また、酸性ガス除去用、アルカリガス除去
用、低級アルデヒド類除去用及び炭化水素ガス吸着用の
繊維状活性炭のうち、一種以上を混合し、前記の方法で
成型したシートを積層して二種以上の繊維状活性炭を含
有した脱臭用シートとすることにより、高性能の混合臭
気除去シートを得ることもできる。また、特に、酸性ガ
ス除去用繊維状活性炭あるいは低級アルデヒド類除去用
繊維状活性炭で作製したシートと、アルカリガス除去用
繊維状活性炭で作製したシートを積層する場合、2つの
シート間に炭化水素ガス吸着用繊維状活性炭で作製した
シートを配設させる構成が、薬剤同士の反応を回避でき
るので好適に使用できる。
【0019】本発明の脱臭用シートは、吸着特性の異な
る2種以上の繊維状活性炭で構成されているので、多種
類の臭気に対して効果的な除去効果を持つ高性能の脱臭
素材として好適に使用できる。
【0020】次に、本発明の車両用脱臭内装材について
説明する。本発明の車両用脱臭内装材は、図1に示すよ
うに基布1と、基布1裏面側の接着剤2と、接着剤2で
基布1と一体化された脱臭用シート3で形成されてい
る。基布1は特に限定されるものではなく、ナイロン
系、ポリエステル系繊維の織物や編物、あるいは不織布
等が用いられ、接着剤2はエチレン酢酸ビニル共重合樹
脂(EVA)系、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリ
オレフィン系、ポリウレタン系などのホットメルト接着
剤の少なくとも一種類から選択すればよいが、特にポリ
エステルを主成分とするホットメルト接着剤が好適に使
用できる。
【0021】本発明の乗物用脱臭内装材は、基布の裏側
に多種類の臭気に対して除去効果を持つ脱臭用シートが
存在するので、複数の臭い成分で構成される乗物室内の
臭気を効果的に除去することができ、また、高性繊維状
活性炭は制電効果を有するので、人体に帯電した静電気
を除去することが可能で、難燃性もあり、自動車、電
車、船舶、飛行機等の内装材として好適に使用できる。
【0022】
【実施例】次に、本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0023】実施例1 比表面積1200m2 /gのピッチ系繊維状活性炭(ユ
ニチカ株式会社製:アドールA−10)に燐酸を20質
量%添着したアルカリガス除去用繊維状活性炭5質量%
と、1200m2 /gのピッチ系繊維状活性炭25質量
%、及びポリエステル系バインダー繊維(ユニチカ株式
会社製:メルティー4080)70質量%とを混綿した
後、不織ウェブ化し、110℃の乾燥機内を通過させる
ことにより、バインダー繊維と繊維状活性炭を熱融着さ
せ、目付100g/m2 の脱臭用シートを得た。
【0024】実施例2 比表面積1200m2 /gのピッチ系繊維状活性炭(ユ
ニチカ株式会社製:アドールA−10)に燐酸を20質
量%添着したアルカリガス除去用繊維状活性炭10質量
%と、1200m2 /gのピッチ系繊維状活性炭20質
量%、及びポリエステル系バインダー繊維(ユニチカ株
式会社製:メルティー4080)70質量%を混綿した
後、実施例1と同じ方法にて目付100g/m2 の脱臭
用シートを作製した。次いで,得られた脱臭用シート
と、ポリエステル繊維(330デシテックス/24フィ
ラメント)を経糸、緯糸に使用して製織された朱子織物
を、ポリエステルを主成分とするホットメルト接着剤を
介在させて150℃で熱プレスして一体化させ、図1に
示す構成の乗物用脱臭内装材を得た。
【0025】実施例3 比表面積1200m2 /gのピッチ系繊維状活性炭(ユ
ニチカ株式会社製:アドールA−10)に燐酸を5質量
%、P−アミノ安息香酸を10質量%添着した低級アル
デヒド類除去用繊維状活性炭40質量%と、ポリエステ
ル系バインダー繊維(ユニチカ株式会社製:メルティー
4080)60質量%を混綿した後、実施例1と同じ方
法にて目付50g/m2 の低級アルデヒド類除去用シー
トを得た(シートA)。さらに、比表面積1200m2
/gのピッチ系繊維状活性炭(ユニチカ株式会社製:ア
ドールA−10)20質量%とポリエステル系バインダ
ー繊維(ユニチカ株式会社製:メルティー4080)8
0質量%を混綿した後、実施例1と同じ方法にて得た目
付50g/m2 の炭化水素ガス吸着用シートを得た(シ
ートB)。次いで、実施例2と同じポリエステル朱子織
物/ポリエステルを主成分とするホットメルト接着剤/
シートA/シートBの順で積層させ、150℃で熱プレ
スして一体化させることにより乗物用脱臭内装材を得
た。
【0026】比較例1 比表面積1200m2 /gのピッチ系繊維状活性炭(ユ
ニチカ株式会社製:アドールA−10)とポリエステル
系バインダー繊維(ユニチカ株式会社製:メルティー4
080)とを、繊維状活性炭30質量%、バインダー繊
維70質量%の質量比で混綿した後、実施例1と同じ方
法にて目付100g/m2 の脱臭用シートを作製した。
このシートとポリエステル朱子織物を、ポリエステルを
主成分とするホットメルト接着剤により150℃で熱プ
レスして一体化させ、乗物用脱臭内装材を得た。実施例
1〜3及び比較例1で得られた脱臭用シート及び乗物用
脱臭内装材の活性炭量は、全て30質量%の同混率であ
る。
【0027】次に、実施例1〜3、比較例1で得られた
脱臭用シート及び乗物用脱臭内装材の悪臭ガス除去性能
を評価するため、5.5cm×10cmの形状にカット
し、5Lのテドラーバックに入れ、アセトアルデヒド1
00ppm、アンモニア150ppm、トルエン500
ppmの組成のガスを5L封入し、25℃で24時間放
置後の濃度を測定し、その結果を表1に示した。
【0028】
【表1】
【0029】なお、アセトアルデヒドは、株式会社柳本
製作所製ガスクロマトグラフィーG−3810を用い、
FID検出器にて測定した。アンモニア、トルエンは、
光明理化学工業株式会社製北川式検知管を用いて測定し
た。
【0030】表1から明らかなように、同量の繊維状活
性炭重量であっても、通常の繊維状活性炭のみで作製し
た比較例1は、トルエンのような有機溶剤臭には効果が
あるが、多種類の臭気に対しての除去効果は充分ではな
かった。また、実施例1〜3の結果から、臭気物質に対
して、酸性ガス除去用繊維状活性炭、アルカリガス除去
用繊維状活性炭、低級アルデヒド類除去用繊維状活性
炭、及び炭化水素ガス吸着用繊維状活性炭のうち、2種
以上の繊維状活性炭を適正な混合比で使用すれば、高性
能の除去性能を発揮することが分かる。
【0031】さらに、実施例1、2で得られた脱臭用シ
ート及び乗物用脱臭内装材の難燃性及び制電特性を評価
した。難燃性はJIS−L1091に準拠した燃焼速度
を測定した。また、制電特性に関しては、JIS−L1
094に準拠して抵抗率を測定し、表2に示した。
【0032】
【表2】
【0033】表2から明らかなように、本発明の乗物用
脱臭内装材は難燃性に優れていた。また、制電特性は、
電気抵抗値が106 Ωであるので非常に良好であった。
【0034】
【発明の効果】本発明の脱臭用シートは、多種類の臭気
に対して効果的な除去効果を奏することができる。ま
た、本発明の乗物用脱臭内装材は、乗物内での多種類の
臭気に対して効果的な除去効果が得られると共に、難燃
性があり、さらには制電効果も優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乗物用内装材の一実施態様を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 基布 2 接着剤 3 脱臭用シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 加奈 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 (72)発明者 浅見 圭一 京都府宇治市宇治小桜23番地 ユニチカ株 式会社中央研究所内 Fターム(参考) 4C080 AA05 AA06 BB02 CC02 CC04 CC08 CC12 HH05 JJ05 JJ06 KK08 LL10 MM01 MM02 MM05 MM18 NN26 4G066 AA05B AC02A AC12D AC13A AC17A AC23A AC23D AC25A AC26A AC27A BA03 BA05 CA02 CA24 CA29 CA51 CA52 DA01 FA25 FA28 4L047 AA03 AA28 AB02 BA09 BA12 BB06 CA04 CB10 CC09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸性ガス除去用繊維状活性炭、アルカリ
    ガス除去用繊維状活性炭、低級アルデヒド類除去用繊維
    状活性炭及び炭化水素ガス吸着用繊維状活性炭のうち、
    少なくとも二種の繊維状活性炭を含有することを特徴と
    する主として繊維状活性炭からなる脱臭用シート。
  2. 【請求項2】 酸性ガス除去用繊維状活性炭、アルカリ
    ガス除去用繊維状活性炭、低級アルデヒド類除去用繊維
    状活性炭及び炭化水素ガス吸着用繊維状活性炭のうち、
    一種以上を含有したシートの複数枚を積層したものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の脱臭用シート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の脱臭用シートを、
    基布の裏地に接着剤で一体化させたことを特徴とする乗
    物用脱臭内装材。
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