JP7281730B2 - 天井補強構造およびその形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、天井の落下防止構造に係るものである。
大きな地震に対して建物自体は崩落を回避するためのさまざまな構造が建築分野で提案されている。たとえば、天井の構造に関しては、仮に天井板に割れが生じて独立した破断片になったとしても、小片に分かれて落下しないように、天井面に樹脂材料を被覆することにより一体化させる発明が知られている(特許文献1)。通常天井は複数の天井板によって形成されている。したがって、天井面を樹脂材料からなる破断防止膜で一体化させることによって、割れの結果、独立した破断片ができたとしても、落下してこないようにしたものである。
特開2017-040119号公報
特許文献1のように、天井全体を破断防止膜で保護することで、天井全体の落下を防止するのは地震などの災害時の安全性向上という点で望ましい。しかし、天井自体の支持構造から天井が脱離してしまうと、破断片が飛散することは防止できるものの、天井の一部若しくは全体の落下のおそれは回避できない。
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、天井板同士を一体化させるように配置したシートをさらに支持する天井補強構造およびその形成方法を提供するものである。
より具体的に本発明に係る天井補強構造は、
天井板が支持構造により上部構造体に吊り下げ支持されている天井補強構造であって、
前記天井板に設けられた貫通孔と、
前記貫通孔を塞ぎ、下面が前記貫通孔内に配置され、前記下面がフラットな平面である吊台座と、
前記吊台座と前記上部構造体とを連結させる連結ロッドと、
前記天井板の下面及び前記吊台座の下面を覆うシートを有し、
前記吊台座の前記下面と前記天井板の下面が前記シートで一体化されていることを特徴とする。
本発明に係る天井補強構造は、支持材と天井板の下面を一体化するシートで形成され、それを連結ロッドにて上部構造体と連結するので、複数の天井板がシートと一体化するとともに、シートと一体化された支持材が連結ロッドで上部構造体に連結されることにより複数の天井板の補強構造を形成する。そのため地震等の外部からの衝撃が加わった際に複数の天井板の破損を妨げる。さらに、万一、地震等の外部からの衝撃が加わった際に天井板が割れ、天井板の支持構造から脱離してしまった際にも、シートが天井板の破断片の飛散を妨げる。また、仮に支持構造から脱離してしまっても、天井板若しくは天井板の破断片が落下することを妨げる。
本発明に係る天井補強構造を示す図である。 天井補強構造における吊台座(支持材)と天井板とシートの関係を示す図である。 吊台座の変形例を示す図である。 吊台座の変形例を示す図である。
以下に本発明に係る天井補強構造および天井補強構造の形成方法について図面を用いながら説明を行う。以下の説明は本発明の一実施形態を説明するものであり、本発明は以下の説明に限定されるものではない。つまり、以下の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない限りにおいて、改変することができる。
図1に本発明に係る天井補強構造1を示す。図1(a)は、建物のフロア80とスラブ82(以後「上部構造体82」ともいう。)および天井板10を示す側面からの断面図である。また図1(b)は、天井板10およびその支持構造84を上方から見た斜視図である。なお、以後の説明において、「上」はスラブ82方向を言い、「下」はフロア80方向を言う。
天井板10が上部構造体82に支持される支持構造84は特に限定されるものではない。例えば、上部構造体82に一端を固定された吊ボルト86の他端にハンガーを介して野縁受け90を懸架し、天井板10と接合した野縁88を野縁受け90にボルト若しくはナットで固定するといった通常の方法が好適に利用できる。なお、図1(b)では支持構造84の一部だけを示している。
図2には、図1(b)のA―A断面(図2(a))と、図1(b)のA1方向(下方向)からの平面図(図2(b))を示す。ただし、図2(b)ではシート20は省略している。図1および図2を参照して、天井補強構造1は、天井板10に形成された貫通孔10hと、支持材12、連結ロッド16、シート20を有する。
天井板10に設けられる貫通孔10hは、1枚の天井板10内に設けられるのが好ましい。言い換えると、貫通孔10hは、天井板10同士を跨いで形成されないのが好ましい。天井板10が、ずれる場合は、まず天井板10同士の間に剪断力がかかる。そのような箇所でシート20を支持するとシート20が開裂しやすいからである。
貫通孔10hは、天井板10を支持構造84で上部構造体82から懸架する前に天井板10に形成してもよい。しかし、本発明に係る天井補強構造1では、天井板10を上部構造体82に懸架した後から形成してもよい。すなわち、本発明に係る天井補強構造1はすでに完成している天井に後から施工することもできる。
支持材12は、貫通孔10hを塞ぐ縦方向断面がT形状部材を例示するが、貫通孔10hを塞ぐ形状は特に限定されるわけではない。貫通孔10hの形状も特に限定されないが、円形状の貫通孔10hは容易に設けられる。
ここでは、円形状の貫通孔10hを円形状の吊台座12a(支持材12)で塞ぐ場合について説明を続ける。吊台座12aの外縁12azは、貫通孔10hの内縁10haに干渉しない。言い換えると、吊台座12aは貫通孔10h内に配置される。
図2(a)を参照して、吊台座12aの外縁12azは、上方に折り曲がっており上向側壁12aaを形成している。上向側壁12aaと天井板10の貫通孔10hの内縁10haには上下方向の筒状のスペース11(図2(b)参照)が設けられる。吊台座12aは、天井板10の貫通孔10hの内縁10haと干渉しないので、隙間が生じている。この隙間は場所によって変化してもよい。筒状のスペース11があることで、この隙間を充填剤22で埋めやすくしている。なお、上向側壁12aaはなくてもよい。吊台座12aの厚みだけで筒状のスペース11を形成する場合もあるからである。なお、上向側壁12aaのない吊台座12bを後述する図3および図4で示す。
また、吊台座12aの上面中央には、円筒状のネジ受け部12ab(例えば、高ナット)が設けられる。後述する連結ロッド16と連結するためである。
吊台座12aの下面は、フラットな平面であるのが望ましい。後述するシート20との接着面積を高めるためである。また、極力シート20との間に空気やごみが噛まないように、鏡面仕上げであればより望ましい。しかし、吊台座12aの下面に予め接着剤を塗布しておくような場合や、使用するシート20の接着剤の特性によっては、逆に表面粗さを粗くするアンカー構造14を設けてもよい。
図2(b)を参照して吊台座12aの下面12ad(図2(a)参照)に設けるアンカー構造14の例を示す。アンカー構造14は、サブミリ乃至数ミリ程度の大きさの溝構造、孔構造もしくは凹凸構造といったラフ面である。このような構造の面はシート20の接着性を高めることができる。若しくは、予め接着剤などを塗布する場合に、接着剤の持ちが高まる。図2(b)では、孔構造が設けられていることが示されている。
連結ロッド16は、一端16aが上部構造体82に埋設される。埋設の方法は特に限定されるものではない。また、他端16bは、吊台座12aのネジ受け部12abに連結される。連結の際には、吊台座12aの下面12adは天井板10の下面10dと面一になるように調整される。これにより、シート20の天井板10の下面10dへの貼付け作業も容易で、平坦な天井面を形成することができ、見栄えもよくなる。これは、連結ロッド16の他端16bに吊台座12aを固定する工程といってよい。
天井板10がすでに上部構造体82に固定されている場合は、上部構造体82に連結ロッド16を埋設するためには、ドリル等の工具を天井板10より上部構造体82側に入れる必要がある。この時貫通孔10hが比較的広い孔なので、天井板10が設置された後であっても、本発明に係る天井補強構造1を施工することができる。すなわち、本発明に係る天井補強構造1では、天井板10に貫通孔10hを形成し、その貫通孔10hを通して連結ロッド16を上部構造体82に固定することができる。このようにして固定された連結ロッド16に支持材12となる吊台座12aを固定する。
もちろん、天井の施工前から天井補強構造1を組み込むことができるのであれば、上部構造体82の所定の位置に連結ロッド16を固定しておき、連結ロッド16の位置に合わせて貫通孔10hを設けた天井板10を配置してもよい。
また、吊台座12aと貫通孔10hとの間には、上部構造体82から連結ロッド16による吊台座12aの固定が多少ずれて傾いても取付け可能なように、隙間(スペース11)が形成される。この隙間(スペース11)は、パテ等の充填剤22を埋めるのが好ましいが、後述のシート材20bで埋めることができる場合もある。この隙間(スペース11)を充填剤22で埋めることで、天井板10の下面をフラットにし、シート20を貼った際に、貫通孔10hの存在を隠すことができる。
シート20は、貫通孔10hを吊台座12aで塞いだ後に、天井板10の下側からシート20の材料(「シート材20b」と呼んでもよい。)を貼り付けることで形成される。シート20は、天井板10が割れ、吊ボルト86(図1(b)参照)などによる支持構造84から脱離した際に天井板10を支えることができる材料であるのが望ましい。たとえば、シート材20bには、カーボン、ビニロン、ガラス、アラミド、高強度ウレタン、不織布といった繊維シート若しくはメッシュが好適に利用できる。特に伸びが大きく、破断強度も高い材料が好適に利用できる。また、難燃性を付加されていれば、より好ましい。
また、シート材20bは、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂といった各種樹脂材及びこれらの混合材、若しくはゴム材等も利用することができる。
シート20は、シート材20bと天井板10の下面10dおよび吊台座12aの下面12adとの間に配した接着層20aで構成される。接着層20aは、接着力の強いエポキシ樹脂等が好適に用いられる。接着層20aは、予めシート材の一方の面に塗布されていてもよいし、シート材を天井板10に貼り付ける前に塗布やスプレーで形成してもよい。なお、シート20は、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を吹き付けることで構成することを排除しない。なお、シート20の下面20dには、以後の構成も含め、化粧膜34を配置してもよい。
吊台座12aの下面12adにアンカー構造14が施してあると、シート20と吊台座12aとの接着力は向上する場合もある。例えば、シート材の接着面に微細な凹凸構造が形成されている場合等である。また、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を吹き付ける場合等は、アンカー構造14として吊台座12aを貫通する孔構造が形成されていると、孔を通じて吊台座12aの下面12adから上面12auにはみ出したシート20の一部が吊台座12aを咬むことになるので、接着力はより向上する。
また、アンカー構造14である吊台座12aを貫通する孔構造は、接着層20aが乾燥する際に揮発剤の抜け道になるので、接着層20aが乾燥しやすくなるという効果も有する。
本発明において、支持材12と天井板10の下面10dをシート20で一体化させるとは、シート20が、支持材12および天井板10の下面10dと接着され、さらにシート20が複数の天井板10に渡って連続している状態をいう。したがって、シート20は支持材12と接着され(「シート20が支持材12と一体化された」といってもよい。)、シート20は天井板10の下面10dと接着される(「シート20が天井板10の下面10dと一体化された」といってもよい。)。なお、単にシート20は天井板10を覆うといっても同意である。
図3には、シート20を吊台座12b(支持材12)と押さえ台座24で挟持する構成を示す。図3の吊台座12bの厚みは、図2の吊台座12aの厚みおよび押さえ台座24の厚みより厚くしている。図2の吊台座12aの上向側壁12aaのない分、厚みで強度を保ち、シンプルな構造となる。図2と同様、吊台座12bの下面12bdは天井板10の下面10dと面一になるように調整される。
図3(a)は、押さえ台座24を固定する前の状態であり、図3(b)は、押さえ台座24を吊台座12bに固定させた状態を示す。シート20は、吊台座12bの下面12bdに接着されることで、天井板10が支持構造84を失った場合に、天井板10の落下を支える。しかし、天井板10の重量が重い場合は、吊台座12bとシート20の接着力だけでは支持しきれない場合もあり得る。そこで、シート20を、吊台座12bと吊台座12bに連結固定される押さえ台座24で挟持する。
この場合の吊台座12bのネジ受け部12bbには、吊台座12bの下面12bdまで貫通する貫通ネジ孔12bhが形成され、貫通ネジ孔12bh内部にメスネジが形成される。このメスネジには、連結ロッド16と共に、シート20を貫通して押さえ台座24が連結固定される。
押さえ台座24は吊台座12bと同じ径若しくは吊台座12bの径より小さい平板状で、中央に雄ネジ24pが形成されている。そして、貫通ネジ孔12bhに相当するシート20の部分を貫いて、貫通ネジ孔12bhに螺合し固定される。つまり、吊台座12bと押さえ台座24は、シート20だけを挟持し、天井板10を挟持しない。なお、図3では、押さえ台座24の上面24uは、シート20の下面20d(図2記載)よりも下方(接する場合を含む)にある。
以上の構造を有する天井補強構造1の効果について説明する。天井補強構造1では、複数の天井板10がシート20と一体化するとともに、シート20と一体化された支持材12(吊台座12a、12b)が連結ロッド16で上部構造体82に連結されることにより複数の天井板10の補強構造を形成し、地震等の外部からの衝撃が加わった際に複数の天井板10の破損を妨げる。
さらに、万一、地震等の外部からの衝撃が加わった際に天井板10が割れ、天井板10の支持構造84から脱離してしまった際にも、シート20が天井板10の破断片が落下、飛散することを妨げる。また、仮に支持構造84から脱離してしまっても、天井板10若しくは天井板10の破断片が落下することを妨げる。
この際、支持構造84からの支持を失った天井板10は、上部構造体82に連結された連結ロッド16、支持材12と、支持材12に接着されたシート20によって支持される。
また、発明に係る天井補強構造1では、吊台座12b(および吊台座12a)の径は貫通孔10hの径より小さい。また、吊台座12bと押さえ台座24でシート20を挟持した場合も、貫通孔10hの径より小さく、天井板10を吊台座12bと押さえ台座24で挟持することはない。このような構造にすることで、天井板10が支持構造84からの支持を失った場合には、シート20および連結ロッド16が天井板10を支える。この際に、シート20は天井板10の重量で伸びるが、この伸びが連結ロッド16にかかる負荷を緩和する。したがって、天井板10が一気に落下することを回避することができる。
図4には、吊台座12bが天井板10の下面10dより上側にある場合を示す。シート20は、貫通孔10hの大きさ分だけ下方から見ると凹む。
図4(b)には、押さえ台座24を設けた状態を示す。押さえ台座24は図3で示したものと同じ構造、同じ固定方法である。このように、吊台座12bの下面12bdが天井板10の下面10dより上側にある場合には、天井板10下面の貫通孔10h側の周縁にテーパー10htが設けられる。
シート20は外観をよくするために、隙間なく貼り付けられると共に、シワは発生しないようにするのが望ましい。吊台座12bと天井板10との間に段差があり、吊台座12bと天井板10に連続的にシート20を貼り付けようとすると、段差の部分でシワが生じる。貫通孔10h側の周縁のテーパー10htは、この段差を滑らかにつなぎ、シート20を貼り付ける際のシワの発生を抑制することができる。さらにシート20の曲がりが滑らかになるため、曲部に掛かるせん断力を低減することができる。
また、押さえ台座24を配置させる際には、この段差を押さえ台座24の厚みで埋めるため、天井板10の下面10dに貼り付けたシート20の下面20dと押さえ台座24の下面24dがほぼ面一となり、平坦な天井面を形成することができ、見栄えもよくなる。
なお、図4では、天井板10下面の貫通孔10h側の周縁にテーパー10htを設けたが、テーパー10htを設けない場合、押さえ台座24の径を吊台座12bの径より小さくすることにより、シート20の曲がりが滑らかになるため、曲部に掛かるせん断力を低減することができる。
また、前述の化粧膜34は、図3、図4のように押さえ台座24を用いた場合、シート20の下面20d及び押さえ台座24の下面に配置し、見栄えを良くすることができる。
以上のように、本発明に係る天井補強構造は、天井板10に貼り付けたシート20を天井板10に形成した貫通孔10hで裏側(天井板10)の上側から吊台座12bを接着させて支えるので、天井が支持構造84を失ってしまっても、天井の落下を防ぐことができる。
本発明に係る天井補強構造は、施工前若しくは施工後の天井の補強に好適に利用することができる。
1 天井補強構造
10 天井板
10d (天井板の)下面
10ha (天井板の)内縁
10h (天井板の)貫通孔
11 スペース
12 支持材
12a 吊台座
12aa (吊台座の)上向側壁
12ab (吊台座の)ネジ受け部
12au (吊台座の)上面
12ad (吊台座の)下面
12b 吊台座
12bb (吊台座の)ネジ受け部
12bd (吊台座の)下面
12bh (吊台座の)貫通ネジ穴
14 アンカー構造
16 連結ロッド
16a (連結ロッドの)一端
16b (連結ロッドの)他端
16ba (連結ロッドの)ネジ受け
20 シート
20d (シートの)下面
20a (シートの)接着層
20b (シートの)シート材
22 充填剤
24 押さえ台座
24d (押さえ台座の)下面
24u (押さえ台座の)上面
24R (押さえ台座の)径
34 化粧膜
80 フロア
82 上部構造体(スラブ)
84 支持構造
86 吊ボルト
88 野縁
90 野縁受け

Claims (10)

  1. 天井板が支持構造により上部構造体に吊り下げ支持されている天井補強構造であって、
    前記天井板に設けられた貫通孔と、
    前記貫通孔を塞ぎ、下面が前記貫通孔内に配置され、前記下面がフラットな平面である吊台座と、
    前記吊台座と前記上部構造体とを連結させる連結ロッドと、
    前記天井板の下面及び前記吊台座の下面を覆うシートを有し、
    前記吊台座の前記下面と前記天井板の下面が前記シートで一体化されている天井補強構
    造。
  2. 前記吊台座と前記貫通孔の隙間に充填剤を配することを特徴とする請求項1に記載され
    た天井補強構造。
  3. 前記シートの下面に配置され前記吊台座に前記シートを挟んで連結固定された押さえ台
    座を有する請求項1または2の何れかの請求項に記載された天井補強構造。
  4. 前記吊台座の下面は、前記天井板の下面と面一である請求項1乃至3の何れか一の請求
    項に記載された天井補強構造。
  5. 前記吊台座の下面は、前記天井板の下面より上側に配置された請求項1乃至3の何れか
    一の請求項に記載された天井補強構造。
  6. 前記天井板下面の貫通孔側の周縁にはテーパーが形成されていることを特徴とする請求
    項5に記載された天井補強構造。
  7. 少なくとも前記シートの下面に化粧膜を有する請求項1乃至6の何れか一の請求項に記
    載された天井補強構造。
  8. 天井板が支持構造により上部構造体に吊り下げ支持されている天井補強構造の形成方法
    であって、
    天井板に貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔を通して連結ロッドの一端を上部構造体に固定する工程と、
    前記連結ロッドの他端に、前記貫通孔を塞ぎ、前記貫通孔より小さい径で下面がフラットな吊台座を、前記下面が前記貫通孔内に配置されるように固定する工程と、
    前記天井板及び前記吊台座を下方から覆い、前記天井板の下面と前記吊台座の下面を一
    体化するようにシートを貼り付ける工程を含む天井補強構造の形成方法。
  9. 前記天井板下面の貫通孔側の周縁にテーパーを形成する工程をさらに有し、
    前記吊台座を固定する工程は、
    前記吊台座の下面が、前記天井板の下面より上方に配置するように固定する工程である
    ことを特徴とする請求項8に記載された天井補強構造の形成方法。
  10. 前記吊台座との間に前記シートを挟持するように押さえ台座を取り付ける工程をさらに
    有することを特徴とする請求項8又は9の何れかの請求項に記載された天井補強構造の形
    成方法。
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