JP7280985B2 - 発光装置 - Google Patents

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本発明は、発光装置に関する。
近年、透光性を有する有機発光ダイオード(OLED)が開発されている。特許文献1には、透光性OLEDの一例について記載されている。このOLEDは、基板、第1電極、有機層及び複数の第2電極を備えている。第1電極及び有機層は、基板上で順に積層されている。複数の第2電極は、有機層上でストライプ状に配置されている。OLEDの外部からの光は、隣り合う第2電極の間を透過することができる。したがって、OLEDは、透光性を有している。
特開2013-149376号公報
上述したように、近年、透光性を有するOLEDが開発されている。このようなOLEDは、互いに反対側を向いた2つの面を有しており、OLEDの発光部から出力された光は、これら2つの面のうちの一方の面(発光面)から主に出力されるようになっている。しかしながら、本発明者は、発光部から出力された光の一部が発光面の反対側へ漏れる場合があることを見出した。
本発明が解決しようとする課題としては、発光装置の発光面の反対側へ漏れる光の量を抑えることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
基板の第1面側に位置し、前記第1面側から第1電極、有機層及び第2電極を順に含む積層構造をそれぞれ有する複数の発光部と、
隣り合う発光部の間にそれぞれ位置する複数の透光部と、
前記第1面側に位置し、前記複数の発光部とそれぞれ重なる複数の第1遮光体と、
を備え、
前記複数の発光部及び前記基板の前記第1面は、前記基板と、前記基板の前記第1面に対向する透光性部材と、によって画定される中空領域に覆われている発光装置である。
実施形態1に係る発光装置を示す平面図である。 図1から遮光体、封止部材及び接着層を取り除いた図である。 図2から第2電極を取り除いた図である。 図3から絶縁層を取り除いた図である。 図1のA-A断面図である。 図5に示した発光装置の動作の第1例を説明するための図である。 図5に示した発光装置の動作の第2例を説明するための図である。 実施形態1のシミュレーションに係る発光装置を示す断面図である。 比較例1のシミュレーションに係る発光装置を示す断面図である。 比較例2のシミュレーションに係る発光装置を示す断面図である。 図12に示す角度φ及び光度比Rを説明するための図である。 実施形態1、比較例1及び比較例2のそれぞれに係る発光装置のシミュレーション結果を示す図である。 基板と封止部材の間の中空領域の厚さが0.5mm及び0.3mmであるときのシミュレーション結果を示す図である。 図5の変形例を示す図である。 実施形態2に係る発光装置を示す断面図である。 図15に示した発光装置の動作の一例を説明するための図である。 実施形態2のシミュレーションに係る発光装置を示す断面図である。 実施形態2及び比較例1のそれぞれに係る発光装置のシミュレーション結果を示す図である。 実施形態3に係る発光装置を示す断面図である。 図19に示した発光装置の動作の第1例を説明するための図である。 図19に示した発光装置の動作の第2例を説明するための図である。 図19の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る発光装置10を示す平面図である。図2は、図1から遮光体200、封止部材300及び接着層310を取り除いた図である。図3は、図2から第2電極130を取り除いた図である。図4は、図3から絶縁層140を取り除いた図である。図5は、図1のA-A断面図である。図1から図5において、X方向は、複数の発光部152の配列方向として規定されており、Y方向は、X方向に交わる方向、より具体的にはY方向に直交する方向として規定されている。図2から図4では、説明のため、有機層120(図5)を示していない。
図5を用いて、発光装置10の概要について説明する。発光装置10は、複数の発光部152、複数の透光部154及び複数の遮光体200を備えている。複数の発光部152は、基板100の第1面102側に位置している。各発光部152は、基板100の第1面102側から第1電極110、有機層120及び第2電極130を順に含む積層構造を有している。各透光部154は、隣り合う発光部152の間に位置している。言い換えると、複数の発光部152及び複数の透光部154は、交互に並んでいる。複数の遮光体200のそれぞれは、基板100の第1面102側に位置しており、複数の発光部152のそれぞれと重なっている。
図5に示す例では、基板100及び封止部材300(透光性部材)によって中空領域が画定されている。複数の発光部152及び基板100の第1面102は、この中空領域に覆われている。つまり、複数の発光部152及び基板100の第1面102は、この中空領域によって外部の領域から封止されている。
上述した構成によれば、発光装置10の発光面(後述するように、基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。具体的には、上述した構成においては、複数の遮光体200のそれぞれは、複数の発光部152のそれぞれと重なっている。一方、発光部152から発せられた一部の光は、基板100を透過し、基板100の第1面102でフレネル反射によって反射される。上述した構成によれば、このような光を遮光体200によって遮ることができる(詳細は、図6を用いて後述する。)。したがって、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
さらに、上述した構成によれば、基板100の内部に閉じ込め可能な光の量を多くすることができる。具体的には、上述した構成においては、複数の発光部152及び基板100の第1面102は、中空領域、つまり、屈折率がほぼ1.0の領域によって覆われている。したがって、基板100側からこの中空領域側に入射する光の臨界角を小さくすることができる。つまり、基板100側から中空領域側に入射する光について全反射の生じる角度の範囲を広くすることができる(詳細は、図7を用いて後述する。)。したがって、基板100の内部に閉じ込め可能な光の量を多くすることができる。
次に、図1から図4を用いて、発光装置10の平面レイアウトの詳細について説明する。発光装置10は、基板100、複数の第1電極110、複数の第1接続部112、第1配線114、複数の第2電極130、複数の第2接続部132、第2配線134、複数の絶縁層140、発光領域150、複数の遮光体200、封止部材300及び接着層310を備えている。
図1から図4に示す例において、基板100の形状は、X方向に沿った長辺及びY方向に沿った短辺を有する矩形である。ただし、基板100の形状は、図1から図4に示す例に限定されるものではない。
複数の第1電極110は、互いに離間して位置しており、具体的には、X方向に沿って一列に並んでいる。複数の第1電極110のそれぞれは、Y方向に延伸している。
複数の第1電極110のそれぞれは、複数の第1接続部112のそれぞれを介して、第1配線114に接続している。第1配線114は、X方向に延伸している。外部からの電圧は、第1配線114及び第1接続部112を介して第1電極110に供給される。なお、図4に示す例において、第1電極110及び第1接続部112は、互いに一体となっている。
複数の第2電極130のそれぞれは、複数の第1電極110のそれぞれに重なっている。複数の第2電極130は、互いに離間して位置しており、具体的には、X方向に沿って一列に並んでいる。複数の第2電極130のそれぞれは、Y方向に延伸している。
複数の第2電極130のそれぞれは、複数の第2接続部132のそれぞれを介して、第2配線134に接続している。第2配線134は、X方向に延伸している。外部からの電圧は、第2配線134及び第2接続部132を介して第2電極130に供給される。
複数の絶縁層140のそれぞれは、複数の第1電極110のそれぞれに重なっている。複数の絶縁層140は、互いに離間して位置しており、具体的には、X方向に沿って一列に並んでいる。複数の絶縁層140のそれぞれは、Y方向に延伸している。
発光領域150は、X方向に沿って交互に並んだ複数の発光部152及び複数の透光部154を含んでいる。各発光部152は、絶縁層140の開口142によって画定されている。図5を用いて後述するように、開口142内において、第1電極110、有機層120及び第2電極130は、基板100の第1面102から順に積層されている。特に図1から図4に示す例において、発光部152は、Y方向に長手方向を有している。透光部154は、遮光部材と重なっておらず、特に図1から図4に示す例では、第2電極130及び遮光体200と重なっていない。
複数の遮光体200は、互いに離間して位置しており、具体的には、X方向に沿って一列に並んでいる。複数の遮光体200のそれぞれは、Y方向に延伸している。特に図1から図4に示す例において、複数の遮光体200のそれぞれは、複数の発光部152のそれぞれと重なっている。
遮光体200の第1配線114側の端部は、発光部152の第1配線114側の端部よりも、第1配線114側に突出していてもよいし、又は突出していなくてもよく、遮光体200の第2配線134側の端部は、発光部152の第2配線134側の端部よりも、第2配線134側に突出していてもよいし、又は突出していなくてもよい。特に図1から図4に示す例では、遮光体200の第1配線114側の端部は、発光部152の第1配線114側の端部よりも、第1配線114側に突出しており、遮光体200の第2配線134側の端部は、発光部152の第2配線134側の端部よりも、第2配線134側に突出している。したがって、図1から図4に示す例では、発光部152のいずれの部分からX方向に沿って光が出射されても(詳細は図6を用いて後述する。)、この光が遮光体200に入射するようにすることができる。
封止部材300及び接着層310は、発光領域150、すなわち、複数の発光部152を封止している。具体的には、封止部材300は、発光領域150の全体と重なっている。封止部材300は、接着層310を介して基板100上に位置している。接着層310は、発光領域150を囲んでおり、封止部材300の縁に沿って延伸している。したがって、発光領域150の上方の領域は、封止部材300によって封止されており、発光領域150の側方の領域は、接着層310によって封止されている。
次に、図5を用いて、発光装置10の断面構造の詳細について説明する。発光装置10は、基板100、第1電極110、有機層120、第2電極130、絶縁層140、遮光体200及び封止部材300を備えている。
基板100は、第1面102及び第2面104を有している。第1電極110、有機層120、第2電極130、絶縁層140、遮光体200及び封止部材300は、基板100の第1面102側に位置している。第2面104は、第1面102の反対側にある。発光装置10(有機層120)から発せられる光は、主に、基板100の第2面104から発せられる。したがって、基板100の第2面104は、発光装置10の発光面として機能している。
基板100は、透光性を有している。一例において、基板100は、ガラス又は樹脂を含んでいる。
第1電極110は、透光性及び導電性を有している。一例において、第1電極110は、酸化物半導体、より具体的には、ITO(Indium Tin Oxide)又はIZO(Indium Zinc Oxide)を含んでいる。したがって、有機層120から発せられた光は、第1電極110を透過する。
有機層120は、有機エレクトロルミネッセンス(EL)により光を発することができる。一例において、有機層120は、正孔注入層(HIL)、正孔輸送層(HTL)、発光層(EML)、電子輸送層(ETL)及び電子注入層(EIL)を含んでいる。この例においては、第1電極110からHIL及びHTLを経由して正孔がEMLに注入され、第2電極130からEIL及びETLを経由して電子がEMLに注入され、正孔及び電子がEMLで再結合して光を発する。
なお、図5に示す例では、有機層120は、複数の発光部152に亘って広がっている。言い換えると、複数の発光部152は、有機層120を共有している。ただし、他の例においては、互いに離間した複数の有機層120のそれぞれが複数の発光部152のそれぞれを構成していてもよい。
第2電極130は、遮光性、より具体的には光反射性を有しており、さらに、導電性を有している。一例において、第2電極130は、金属、より具体的には、Al、Ag及びMgAgの少なくとも1つを含んでいる。したがって、有機層120から発せられた光は、第2電極130で反射される。
絶縁層140は、発光部152を画定している。具体的には、絶縁層140は、開口142を有している。絶縁層140の開口142内において、発光部152は、基板100の第1面102から第1電極110、有機層120及び第2電極130を順に含む積層構造を有している。
絶縁層140は、透光性を有していてもよいし、又は遮光性を有していてもよい。特に図5に示す例では、絶縁層140は、透光性を有している。したがって、絶縁層140の一部(第2電極130と重なっていない部分)は、透光部154の一部となっている。一例において、絶縁層140は、有機絶縁材料、例えば、ポリイミドを含んでいる。他の例において、絶縁層140は、無機絶縁材料、例えば、シリコン酸化物(SiO)、シリコン窒化物(SiN)又はシリコン酸窒化物(SiON)を含んでいる。
遮光体200は、遮光性、より具体的には、吸光性を有している。一例において、遮光体200は、黒色顔料(例えば、カーボンブラック)又は黒色染料を含んでいる。この例において、遮光体200は、ブラックマトリクスとして機能することができる。
遮光体200の幅は、第2電極130の幅より狭くてもよいし、又は広くてもよい。図5に示す例では、遮光体200の幅は、第2電極130の幅より狭くなっている。したがって、透光部154の端部は、第2電極130の端部によって規定されている。
封止部材300は、透光性を有しており、透光性部材として機能している。一例において、封止部材300は、水蒸気透過率が低い材料、例えば、ガラスを含んでいる。したがって、封止部材300は、発光部152、より具体的には、有機層120を封止することができる。
封止部材300は、第1面302及び第2面304を有している。封止部材300は、第2面304が基板100の第1面102と対向するように基板100上に位置している。基板100と封止部材300の間の領域は、中空領域となっている。言い換えると、この中空領域は、基板100と封止部材300によって画定されている。複数の発光部152は、この中空領域によって覆われており、この中空領域によって外部の領域から封止されている。
複数の遮光体200のそれぞれは、複数の発光部152のそれぞれと重なっている。図5に示す例では、複数の遮光体200は、封止部材300の第1面302上に位置している。
発光装置10は、透光性を有している。具体的には、人間の視覚では、発光装置10を隔てて基板100の第2面104側から基板100の第1面102側が透けて見えるとともに、発光装置10を隔てて基板100の第1面102側から基板100の第2面104側が透けて見える。これは、発光装置10が複数の透光部154を有しているためである。すなわち、発光装置10の外部からの光は、透光部154を透過することができる。したがって、発光装置10は、透光性を有している。
図6は、図5に示した発光装置10の動作の第1例を説明するための図である。
図6に示す例では、発光部152から発せられた光が基板100を透過し、基板100の第2面104でフレネル反射によって反射角θで反射されている(図6において、光は黒矢印で示されている。)。図6に示す例では、この光が遮光体200によって遮られている。したがって、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
基板100の第2面104でどの反射角で反射する光を遮るかは、遮光体200の位置の高さ、言い換えると、基板100の第2面104から封止部材300の第1面302までの距離によって制御することができ、具体的には、遮光体200の位置の高さが低くなるほど反射角θは大きくなる(詳細は、図13を用いて後述する。)。特に図6に示す例においては、遮光体200の位置の高さは、例えば、基板100の厚さ、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さ又は封止部材300の厚さによって調節することができる。
図7は、図5に示した発光装置10の動作の第2例を説明するための図である。
図7に示す例では、基板100側からの光が、屈折率n1の領域(有機層120)と屈折率n2の領域(上述した中空領域)の界面において臨界角θcで反射されている(図7において、光は黒矢印で示されている。)。臨界角θcは、スネルの法則に基づいて、θc=sin-1(n2/n1)となり、したがって、屈折率n2が小さいほど小さくなる。
図7に示す例では、屈折率n2の領域は、中空領域、つまり、屈折率の低い領域であり、具体的には、この中空領域の屈折率は、ほぼ1.0となる。したがって、臨界角θcを小さくすることができる。つまり、基板100側から中空領域側に入射する光について全反射の生じる角度の範囲を広くすることができる。したがって、基板100の内部に閉じ込め可能な光の量を多くすることができる。
次に、図8から図13を用いて、発光装置10のシミュレーションの結果について説明する。
図8は、実施形態1のシミュレーションに係る発光装置10を示す断面図である。本実施形態に係るシミュレーションの条件は、以下のとおりとした。
基板100の厚さは、0.5mmとした、基板100の屈折率は、1.52とした。
第1電極110の厚さは、ゼロとみなした。つまり、このシミュレーションにおいて、第1電極110は、考慮されていない。
第2電極130の幅は、0.25mmとした。
遮光体200の幅は、第2電極130の幅と等しくした。
封止部材300の厚さは、0.5mmとした。封止部材300の屈折率は、1.52とした。
基板100と封止部材300の間の領域は、中空領域とした。基板100の第1面102と封止部材300の第2面304の間の距離は、0.5mmとした。中空領域の屈折率は、1.0とした。
図9は、比較例1のシミュレーションに係る発光装置10を示す断面図である。比較例1に係るシミュレーションの条件は、遮光体200を設けなかった点を除いて、実施形態1に係るシミュレーションの条件と同様とした。
図10は、比較例2のシミュレーションに係る発光装置10を示す断面図である。比較例2に係るシミュレーションの条件は、以下の点を除いて、実施形態1に係るシミュレーションの条件と同様とした。
複数の発光部152及び基板100の第1面102は、スペーサ400によって覆われている。スペーサ400の屈折率は、基板100の屈折率と同じ、つまり、1.52とした。スペーサ400の厚さは、1.0mmとした。スペーサ400と基板100は光学的に接続されている。つまり基板100とスペーサ400の接合部には屈折率差はなく、基板100から出た光線は同じ角度でスペーサ400の中を進む。
図11は、図12に示す角度φ及び光度比Rを説明するための図である。
基板100の第2面104(発光装置10の発光面)側における輝度分布は、第2面104に垂直な方向において第1輝度L1を有している。基板100の第1面102(発光装置10の発光面とは反対側の面)側における輝度分布は、第1面302に垂直な方向からX方向に沿って角度φ傾いた方向において第2輝度L2を有している。
光度比Rは、以下の式(1)によって定義される。
R=L2/L1×100 (1)
図12は、実施形態1、比較例1及び比較例2のそれぞれに係る発光装置10のシミュレーション結果を示す図である。図12は、実施形態1、比較例1及び比較例2のそれぞれの光度比Rの分布を示している。
図12に示すように、実施形態1の光度比Rは、角度φのほぼ全範囲に亘って、比較例1の光度比Rよりも小さくなっている。この結果は、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を遮光体200によって抑えることができることを示唆している。
図12に示すように、実施形態1の光度比Rは、角度φにつき約60°以上の範囲において、比較例2の光度比Rよりも小さくなっている。この結果は、基板100の内部に閉じ込め可能な光の量を中空領域によって多くすることができること(つまり、基板100側から中空領域側に入射する光について全反射の生じる角度の範囲を広くすること)を示唆している。
図13は、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.5mm及び0.3mmであるときのシミュレーション結果を示す図である。
図13において、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.5mmの発光装置10は、図12に示した実施形態1に係る発光装置10と同様である。つまり、図13において、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.5mmであるとき、基板100の第2面104から封止部材300の第1面302までの距離は、1.5mmである(基板100の厚さ:0.5mm、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さ:0.5mm、封止部材300の厚さ:0.5mm)。
図13において、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.3mmの発光装置10は、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.3mmである点を除いて、図12に示した実施形態1に係る発光装置10と同様である。つまり、図13において、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.3mmであるとき、基板100の第2面104から封止部材300の第1面302までの距離は、1.3mmである(基板100の厚さ:0.5mm、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さ:0.3mm、封止部材300の厚さ:0.5mm)。
図13において、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.5mmであるとき、光度比Rは、角度φにつき25°において極小値をとるのに対して、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.3mmであるとき、光度比Rは、角度φにつき30°において極小値をとる。
図13に示す結果は、封止部材300の第1面302からどの角度で漏れる光を遮るかは、遮光体200の位置の高さ、言い換えると、基板100の第2面104から封止部材300の第1面302までの距離によって制御することができ、具体的には、遮光体200の位置の高さが低くなるほど、光度比Rが極小値をとる角度は大きくなることを示唆している。具体的には、光度比Rが極小値をとる角度において、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側に向かう光の多くは、図6に示したように、遮光体200によって遮られていると推測される。したがって、遮光体200の位置の高さが低くなるほど、光度比Rが極小値をとる角度(図6に示した例では、反射角θに相当。)は大きくなるといえる。
さらに、図13に示す結果は、実施形態1に係る構造(例えば、図8)は、比較例2に係る構造(例えば、図10)よりも、発光装置10の厚さを薄くする観点において有利であることを示唆している。具体的には、図13において、基板100と封止部材300の間の中空領域の厚さが0.3mmであるとき、つまり、基板100の第2面104から封止部材300の第1面302までの距離が1.3mmであるときの光度比Rの0°から60°までの分布は、図12における比較例2の光度比Rの0°から60°までの分布とほぼ同様である。一方で、比較例2(図10)において、基板100の第2面104からスペーサ400の表面までの距離は、1.5mmである(基板100の厚さ:0.5mm、スペーサ400の厚さ:1.0mm)。したがって、実施形態1に係る構造(例えば、図8)は、比較例2に係る構造(例えば、図10)よりも、発光装置10の厚さを薄くする観点において有利であるといえる。
以上、本実施形態によれば、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
さらに、本実施形態によれば、基板100の内部に閉じ込め可能な光の量を多くすることができる。
図14は、図5の変形例を示す図である。
図14に示すように、複数の遮光体200は、封止部材300の第2面304上に位置していてもよい。図14に示す例においても、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。さらに、基板100の内部に閉じ込め可能な光の量を多くすることができる。
(実施形態2)
図15は、実施形態2に係る発光装置10を示す断面図であり、実施形態1の図5に対応する。本実施形態に係る発光装置10は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光装置10と同様である。
図15に示す例において、複数の遮光体200は、複数の第1遮光体200a及び複数の第2遮光体200bを含んでいる。複数の第1遮光体200aのそれぞれは、複数の発光部152のそれぞれと重なっており、複数の第2遮光体200bのそれぞれは、複数の発光部152のそれぞれと重なっている。複数の第2遮光体200bは、複数の第1遮光体200aと異なる高さに位置している。特に図15に示す例では、複数の第1遮光体200aは、封止部材300の第1面302上に位置しており、複数の第2遮光体200bは、封止部材300の第2面304上に位置している。
図16は、図15に示した発光装置10の動作の一例を説明するための図であり、実施形態1の図6に対応する。
図16に示す例では、発光部152から発せられた光が基板100を透過し、基板100の第2面104でフレネル反射によって反射角θ1で反射されている(図16において、光は黒矢印で示されている。)。図16に示す例では、この光が第1遮光体200aによって遮られている。したがって、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
さらに、図16に示す例では、発光部152から発せられた光が基板100を透過し、基板100の第2面104でフレネル反射によって反射角θ2(θ2>θ1)で反射されている(図16において、光は黒矢印で示されている。)。図16に示す例では、この光が第2遮光体200bによって遮られている。したがって、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
基板100の第2面104でどの反射角で反射する光を遮るかは、遮光体200の位置の高さによって制御することができる。具体的には、図16に示す例では、第1遮光体200aは、第2遮光体200bよりも、基板100の第1面102から離れた位置にある。したがって、第1遮光体200aは、基板100の第2面104において小さな反射角(上述した例においては、反射角θ1)で反射された光を遮ることができ、第2遮光体200bは、基板100の第2面104において大きな反射角(上述した例においては、反射角θ2)で反射された光を遮ることができる。
次に、図17及び図18を用いて、発光装置10のシミュレーションの結果について説明する。
図17は、実施形態2のシミュレーションに係る発光装置10を示す断面図である。本実施形態に係るシミュレーションの条件は、第1遮光体200a及び第2遮光体200bを設けた点を除いて、図8に示した実施形態1に係るシミュレーションの条件と同様とした。
図18は、実施形態2及び比較例1のそれぞれに係る発光装置10のシミュレーション結果を示す図であり、実施形態1の図12に対応する。図18に示す比較例1は、図12に示した比較例1と同様である。
図18に示すように、実施形態2の光度比Rは、角度φのほぼ全範囲に亘って、比較例1の光度比Rよりも小さくなっている。この結果は、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を遮光体200によって抑えることができることを示唆している。
(実施形態3)
図19は、実施形態3に係る発光装置10を示す断面図であり、実施形態1の図5に対応する。本実施形態に係る発光装置10は、以下の点を除いて、実施形態1に係る発光装置10と同様である。
図19に示す例において、複数の遮光体200のそれぞれは、複数の第2電極130のそれぞれを覆っている。各発光部152から発せられる光について、各遮光体200に含まれる材料の反射率は、各第2電極130に含まれる材料の反射率よりも低くなっている。したがって、図20を用いて詳細を後述するように、発光部152から発せられて基板100と封止部材300の間の領域を伝搬する光を遮光体200によって吸収することができる。したがって、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
さらに、図19に示す例において、複数の遮光体200のそれぞれは、複数の第2電極130のそれぞれの傾斜面Sを覆っている。具体的には、各第2電極130は、各発光部152の内側から外側にかけて傾斜面Sを有している。傾斜面Sは、第1電極110の上面と絶縁層140の上面との段差に起因して形成されている。図21を用いて詳細を後述するように、傾斜面Sが露出していると、傾斜面Sで反射された光が発光装置10の発光面(第2面104)の反対側へ漏れることがある。図19に示す例においては、傾斜面Sで光が反射されることを遮光体200によって防ぐことができる。したがって、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
図20は、図19に示した発光装置10の動作の第1例を説明するための図である。
図20に示すように、遮光体200は、基板100と封止部材300の間の領域を伝搬する光を吸収している。具体的には、図20に示すように、発光部152から発せられた光の一部は、基板100と封止部材300の間の領域を光が伝搬することがある(図20において、光は黒矢印で示されている。)。仮に第2電極130が露出していると、この光は、第2電極130によって反射されることがある。これに対して図20に示す例では、第2電極130は、遮光体200によって覆われている。つまり、基板100と封止部材300の間の領域を伝搬する光を遮光体200によって吸収することができる。したがって、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
図21は、図19に示した発光装置10の動作の第2例を説明するための図である。図21では、説明のため、遮光体200を取り除いており、第2電極130の傾斜面Sを露出している。
図21に示すように、第2電極130の傾斜面Sで反射された光は、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光になり得る(図21において、光は黒矢印で示されている。)。具体的には、図21に示すように、第2電極130の傾斜面Sで反射された光は、封止部材300の第2面304に小さい入射角で入射することがある。このような光は、封止部材300の第2面304でほとんど反射されず、封止部材300を透過して封止部材300の第1面302から出射される。これに対して、図19に示す例において、第2電極130の傾斜面Sは、遮光体200によって覆われている。つまり、光が第2電極130の傾斜面Sで反射することが防止されている。したがって、発光装置10の発光面(基板100の第2面104)の反対側へ漏れる光の量を抑えることができる。
図22は、図19の変形例を示す図である。
図22に示す例において、遮光体200の幅は、第2電極130の幅よりも広くなっており、遮光体200は、第2電極130の端部を覆っている。したがって、基板100と封止部材300の間の領域を伝搬する光が第2電極130の端部で反射されることを防ぐことができる。
図22に示す例においては、第2電極130の端部におけるグレアを抑えることができる。具体的には、仮に、第2電極130の端部が露出していると、第2電極130の端部における光の反射によってグレアが生じることがある。これに対して、図22に示す例においては、第2電極130の端部は、遮光体200によって覆われている。したがって、第2電極130の端部における光の反射を抑えることができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 基板
102 第1面
104 第2面
110 第1電極
112 第1接続部
114 第1配線
120 有機層
130 第2電極
132 第2接続部
134 第2配線
140 絶縁層
142 開口
150 発光領域
152 発光部
154 透光部
200 遮光体
200a 第1遮光体
200b 第2遮光体
300 封止部材
302 第1面
304 第2面
310 接着層
400 スペーサ

Claims (7)

  1. 基板の第1面側に位置し、前記第1面側から第1電極、有機層と、遮光性を有する第2電極と、を順に含む積層構造をそれぞれ有する複数の発光部と、
    隣り合う発光部の間にそれぞれ位置する複数の透光部と、
    前記基板上に位置する透光性部材と、
    前記透光性部材のうち前記基板の前記第1面に対向する面上と、前記透光性部材のうち前記基板の前記第1面に対向する面の反対側の面上と、の一方に位置し、前記複数の発光部とそれぞれ重なる複数の第1遮光体と、
    を備え、
    前記複数の発光部及び前記基板の前記第1面は、前記基板と、前記透光性部材と、によって画定される中空領域に覆われており、
    前記複数の第1遮光体のうち少なくとも2つの第1遮光体は、前記複数の発光部のうち隣り合う少なくとも2つの発光部と重なっている発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、
    前記複数の発光部のそれぞれと重なる複数の第2遮光体を備え、
    前記複数の第2遮光体は、前記複数の第1遮光体と異なる高さに位置する発光装置。
  3. 請求項2に記載の発光装置において、
    前記複数の第2遮光体は、前記透光性部材のうち前記基板の前記第1面に対向する面上と、前記透光性部材のうち前記基板の前記第1面に対向する面の反対側の面上と、のうち、前記複数の第1遮光体が位置する面と異なる面上に位置している発光装置。
  4. 基板の第1面側に位置し、前記第1面側から第1電極と、有機層と、遮光性を有する第2電極と、を順に含む積層構造をそれぞれ有する複数の発光部と、
    隣り合う発光部の間にそれぞれ位置する複数の透光部と、
    前記第1面側に位置し、隣り合う発光部の間で互いに離間しており、それぞれが複数の前記第2電極のそれぞれを覆っている複数の第1遮光体と、
    を備え、
    前記複数の発光部、前記複数の第1遮光体及び前記基板の前記第1面は、前記基板と、前記基板の前記第1面に対向する透光性部材と、によって画定される中空領域に覆われており、
    前記複数の第1遮光体のそれぞれのうち前記複数の第2電極が位置する側の反対側の面が前記中空領域に接している発光装置。
  5. 請求項4に記載の発光装置において、
    各発光部から発せられる光について、各第1遮光体に含まれる材料の反射率は、各第2電極に含まれる材料の反射率より低い発光装置。
  6. 請求項4又は5に記載の発光装置において、
    前記複数の発光部をそれぞれ画定する複数の絶縁層を備え、
    前記複数の第2電極のそれぞれは、前記複数の発光部のそれぞれの内側から外側にかけて傾斜面を有しており、
    前記複数の第1遮光体のそれぞれは、前記複数の第2電極のそれぞれの前記傾斜面を覆っている発光装置。
  7. 請求項6に記載の発光装置において、
    前記複数の第1遮光体のそれぞれは、前記複数の第2電極のそれぞれの端部を覆っている発光装置。
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