JP7277411B2 - 搭乗橋 - Google Patents
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Description
港の旅客ターミナルの搭乗口と岸壁に着岸した船舶の舷門とを連絡する搭乗橋であって、
第1フロアと、前記第1フロアの上方に位置する第2フロアと、前記第1フロアと前記第2フロアとを連絡する階段とを有する第1構造体と、
前記搭乗口と前記第1フロアとを連絡する第1接続通路が形成された第1接続通路体と、
昇降フロアを有する第2構造体と、
前記第2構造体を昇降移動させる無段階昇降装置と、
前記第2構造体に俯仰可能に接続され、前記昇降フロアと前記第1フロア及び前記第2フロアのうち選択された一方とを連絡する俯仰通路が形成された俯仰通路体と、
前記昇降フロアと前記舷門とを連絡する第2接続通路が形成された第2接続通路体とを、備えることを特徴としている。
第1構造体10は、第1フロア1F、第2フロア2F、及び、第1フロア1Fと第2フロア2Fとを連絡する階段15を有する。第1構造体10は、支柱を介して走行機体2に支持されている。走行機体2は、複数の車輪と、複数の車輪のうち駆動輪を回転駆動する駆動装置とを備える(いずれも図示略)。走行機体2は、岸壁エプロン32上で走行や転回が可能である。
第1構造体10にはターミナル80側へ向いた出入口13が開口している。この出入口13に、第2方向Yに延びる第1接続通路体4が接続されている。第1接続通路体4は、搭乗口81と第1フロア1Fとを連絡する第1接続通路40を有する。
第2構造体20は、昇降フロア21を有する。昇降フロア21は、平面視において第1方向Xを長手方向とする長方形状を呈する。第2構造体20は、第1構造体10に対して昇降可能に構成されている。
俯仰通路体5は、第2構造体20からターミナル80側へ向かって第2方向Yに延びたトンネル形状を呈する。俯仰通路体5の船舶90側の端部は、第2構造体20に対し当該端部に設けられた支点を中心として上下に回動可能、且つ、第2方向Yへ移動可能に接続されている。俯仰通路体5のターミナル80側の端部には俯仰装置58が接続されている。俯仰装置58は、例えば、俯仰通路体5に接続されたロッドと、ロッドを上下昇降させるシリンダとで構成される。俯仰装置58の動作によって、俯仰通路体5は予め定められた俯仰許容範囲内で俯仰可能である。
第2構造体20の船舶90側には、船舶90側の出入口29が開口している。この出入口29から船舶90へ向かって第2方向Yへ第2接続通路体6が延びている。第2接続通路体6には、昇降フロア21と舷門91とを連絡する第2接続通路60が形成されている。
図4は、エレベータ7の制御系統を示すブロック図である。図1及び図4に示すように、エレベータ7は、走行機体2に立設された昇降路74と、カゴ75と、カゴ75を吊り下げる巻上索(図示略)と、巻上索を巻上げ及び巻下げする巻上装置77(カゴ75の昇降装置の一例)と、制御装置78とを備える。但し、エレベータ7の昇降方式はウインチ式に限定されず、シリンダ式、ボールねじ式、ラック&ギア式などの他の方式が採用されてよい。また、エレベータ7は垂直エレベータに限定されず、斜行エレベータであってもよい。
図5は、第1ルートを説明する図である。図2及び図5に示すように、第1ルートは、第1フロア1Fから俯仰通路50を通って昇降フロア21へ渡るルートである。第1ルートを形成するために、俯仰通路体5の接続部55が第1開口16の被接続部16aと接続され、第1シャッタ17が開放される。これにより、第1フロア1Fと俯仰通路50とが連通される。また、昇降装置22によって、昇降フロア21が船舶90の舷門91の床の高さとが略同一となるように調整される。
図6は、第2ルートを説明する図である。図1~3,6に示すように、第2ルートは、第2フロア2Fから俯仰通路50を通って昇降フロア21へ渡るルートである。第2ルートは、例えば船舶90が大型客船である場合のように、旅客ターミナル80の搭乗口81と船舶90の舷門91との高低差が比較的大きい場合に使用される。第2ルートを形成するために、俯仰通路体5の接続部55が第2開口18の被接続部18aと接続され、第2シャッタ19が開放される。これにより、第2フロア2Fと俯仰通路50とが連通される。また、昇降装置22によって、昇降フロア21が船舶90の舷門91の床と略同一高さとなるように調整される。
図7は、第3ルートを説明する図である。図2及び7に示すように、第3ルートは、エレベータ7を利用するバリアフリールートである。第3ルートを形成するために、昇降装置22によって、昇降フロア21と船舶90の舷門91の床の高さが略同一となるように昇降フロア21の高さが調整される。
第1フロア1Fと、第1フロア1Fの上方に位置する第2フロア2Fと、第1フロア1Fと第2フロア2Fとを連絡する階段15とを有する第1構造体10と、
搭乗口81と第1フロア1Fとを連絡する第1接続通路40が形成された第1接続通路体4と、
昇降フロア21を有する第2構造体20と、
第2構造体20を昇降移動させる無段階昇降装置22と、
第2構造体20に俯仰可能に接続され、昇降フロア21と第1フロア1F及び第2フロア2Fのうち選択された一方とを連絡する俯仰通路50が形成された俯仰通路体5と、
昇降フロア21と舷門91とを連絡する第2接続通路60が形成された第2接続通路体6とを、備えることを特徴としている。
1F :第1フロア
2F :第2フロア
4 :第1接続通路体
5 :俯仰通路体
6 :第2接続通路体
7 :エレベータ
10 :第1構造体
14 :第1エレベータ連絡口
15 :階段
16 :第1開口
18 :第2開口
20 :第2構造体
21 :昇降フロア
22 :無段階昇降装置
28 :第2エレベータ連絡口
31 :岸壁
40 :第1接続通路
50 :俯仰通路
60 :第2接続通路
80 :旅客ターミナル
81 :搭乗口
90 :船舶
91 :舷門
Claims (9)
- 港の旅客ターミナルの搭乗口と岸壁に着岸した船舶の舷門とを連絡する搭乗橋であって、
第1フロアと、前記第1フロアの上方に位置する第2フロアと、前記第1フロアと前記第2フロアとを連絡する階段とを有する第1構造体と、
前記搭乗口と前記第1フロアとを連絡する第1接続通路が形成された第1接続通路体と、
昇降フロアを有する第2構造体と、
前記第2構造体を昇降移動させる無段階昇降装置と、
前記第2構造体に俯仰可能に接続され、前記昇降フロアと前記第1フロア及び前記第2フロアのうち選択された一方とを連絡する俯仰通路が形成された俯仰通路体と、
前記昇降フロアと前記舷門とを連絡する第2接続通路が形成された第2接続通路体とを、備える、
搭乗橋。 - 前記第1フロアは、前記搭乗口と略同一高さである、
請求項1に記載の搭乗橋。 - 前記昇降フロアは、前記舷門と略同一高さである、
請求項1又は2に記載の搭乗橋。 - 前記俯仰通路体は、前記岸壁の延在方向と直交する方向へ延びるトンネル状を呈する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の搭乗橋。 - 前記第1構造体は、前記第1フロアと連通された第1開口と、前記第1開口の上方に設けられて前記第2フロアと連通された第2開口とを有し、
前記俯仰通路体が前記第1開口及び前記第2開口のうち選択された一方と接続可能に構成されている、
請求項1~4のいずれか一項に記載の搭乗橋。 - 前記俯仰通路体は、角度可変式階段を有する、
請求項1~5のいずれか一項に記載の搭乗橋。 - 前記第1構造体は、前記第1フロアと連通された第1エレベータ連絡口を有し、
前記第2構造体は、前記昇降フロアと連通された第2エレベータ連絡口を有し、
前記第1エレベータ連絡口と前記第2エレベータ連絡口とを連絡するエレベータを更に備える、
請求項1~6のいずれか一項に記載の搭乗橋。 - 前記昇降フロアの高さを検出するレベル検出器を更に備え、
前記エレベータは、昇降路、前記昇降路に沿って移動するカゴ、前記カゴを昇降させる昇降装置、及び、制御装置を有し、
前記制御装置は、前記第1フロアの高さと対応する第1フロア階の位置を記憶しており、前記レベル検出器で検出された前記昇降フロアの高さと対応する昇降フロア階の位置を求め、前記カゴが前記第1フロア階から前記昇降フロア階へ又はその逆へ移動するように前記昇降装置の動作を制御する、
請求項7に記載の搭乗橋。 - 前記第2エレベータ連絡口に通過の許容と阻止とを切り替える開閉部材が設けられており、前記開閉部材は非常時に開放又は前記第2エレベータ連絡口から除去可能に構成されている、
請求項7又は8に記載の搭乗橋。
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Family Applications (1)
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JP2017120012A (ja) | 2016-07-26 | 2017-07-06 | 川崎重工業株式会社 | 船舶旅客搭乗橋 |
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2020
- 2020-03-31 JP JP2020063152A patent/JP7277411B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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