JP7276708B2 - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents

印刷装置及び印刷システム Download PDF

Info

Publication number
JP7276708B2
JP7276708B2 JP2019064272A JP2019064272A JP7276708B2 JP 7276708 B2 JP7276708 B2 JP 7276708B2 JP 2019064272 A JP2019064272 A JP 2019064272A JP 2019064272 A JP2019064272 A JP 2019064272A JP 7276708 B2 JP7276708 B2 JP 7276708B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
print
text format
information
printing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019064272A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020163615A (ja
Inventor
秀和 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2019064272A priority Critical patent/JP7276708B2/ja
Publication of JP2020163615A publication Critical patent/JP2020163615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7276708B2 publication Critical patent/JP7276708B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Description

本発明は、他の印刷装置で印刷を行うことが可能な印刷装置及び印刷システムに関する。
印字ラベルを作成する印刷装置において、例えばUSB、有線LAN、無線LAN等の、他の印刷装置と情報を送受信するためのインターフェース機能を有していない印刷装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010-283111号公報
印刷装置を使用して印字ラベルを作成する際に、例えば当該印刷装置で作成可能な印字ラベルよりも幅広の印字ラベルを作成したい場合等、他の印刷装置を用いて印字ラベルを作成したい場合がある。しかしながら、上記従来技術の印刷装置ではインターフェース機能を有していないため、他の印刷装置を用いて印字ラベルを作成することができなかった。
本発明の目的は、インターフェース機能がなくても他の印刷装置で印刷を行うことが可能な印刷装置及び印刷システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、被印字媒体を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う印字手段と、操作手段と、制御手段と、記憶手段と、を有し、前記制御手段が前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、印刷物を作成する印刷装置であって、前記制御手段は、前記印刷物の印字内容に関する、前記操作手段を介した編集操作を受け付ける受付処理、前記受付処理で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報を2次元コード化する2次元コード生成処理、2次元コード化した前記テキストフォーマット情報を印刷する印刷処理、を実行することを特徴とする。
本発明の印刷装置では、制御手段が受付処理を実行する。受付処理では、印刷物の印字内容に関するユーザによる操作手段を介した編集操作を受け付ける。制御手段は、受付処理で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報に基づいて、搬送手段及び印字手段を制御して、印刷物を作成する。
ここで、例えば当該印刷装置で作成可能な印刷物よりも大きな寸法の印刷物を作成したい場合がある。この場合、当該大きな寸法の印刷物を作成可能な他の印刷装置を用いて印刷物を作成する必要がある。しかしながら、例えばUSB、有線LAN、無線LAN等のインターフェース機能を有していない印刷装置の場合には、他の印刷装置と情報を送受信することができないため上記大きな寸法の印刷物を作成することができない。
そこで、本発明の印刷装置では、制御手段が2次元コード生成処理と印刷処理を実行する。2次元コード生成処理では、記憶手段に記憶したテキストフォーマット情報を2次元コード化し、印刷処理では、2次元コード化したテキストフォーマット情報を印刷する。これにより、他の印刷装置において2次元コード読み取り手段を用いて2次元コード化したテキストフォーマット情報を読み取り、当該テキストフォーマット情報に基づいて大きな寸法の印刷物を作成することが可能となる。このようにして、インターフェース機能を有していない印刷装置において、他の印刷装置で印刷を行うことができる。
また、テキストフォーマット情報は、フォーマットと文字を含む情報であるため、印刷データに比べてデータ量が少なく、印刷装置の処理負荷を軽減することができる。さらに、テキストフォーマット情報を使用することで、印刷装置間で解像度が異なる場合にも対応できる。例えば、下位モデルの印刷装置のテキストフォーマット情報を上位モデルの他の印刷装置に読み込ませることで、解像度を他の印刷装置に合わせることができ、より高品質(高解像度)な印刷物を作成することができる。
また、上記目的を達成するために、本願発明は、第1印刷装置と、第2印刷装置と、を有する印刷システムであって、前記第1印刷装置は、被印字媒体を搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う第1印字手段と、第1操作手段と、前記第1搬送手段及び前記第1印字手段を制御して、第1印刷物を作成する第1制御手段と、第1記憶手段と、を有し、前記第1制御手段は、前記第1印刷物の印字内容に関する、前記第1操作手段を介した編集操作を受け付ける受付処理、前記受付処理で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報と、前記第2印刷装置に対する印刷指示情報とを、2次元コード化する2次元コード生成処理、2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記印刷指示情報を印刷する印刷処理、を実行し、前記第2印刷装置は、被印字媒体を搬送する第2搬送手段と、前記第2搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う第2印字手段と、前記第2搬送手段及び前記第2印字手段を制御して、第2印刷物を作成する第2制御手段と、前記第1印刷装置により印刷された前記2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記印刷指示情報を読み取る2次元コード読み取り手段と、を有し、前記第2制御手段は、前記2次元コード読み取り手段により読み取った前記2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記印刷指示情報を復号化する2次元コード復号処理、復号化した前記テキストフォーマット情報及び前記印刷指示情報に基づいて前記第2印刷物を作成する印刷物作成処理、を実行することを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本願発明は、第1印刷装置と、第2印刷装置と、を有する印刷システムであって、前記第1印刷装置は、被印字媒体を搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う第1印字手段と、第1操作手段と、前記第1搬送手段及び前記第1印字手段を制御して、第1印刷物を作成する第1制御手段と、第1記憶手段と、を有し、前記第1制御手段は、前記第1印刷物の印字内容に関する、前記第1操作手段を介した編集操作を受け付ける受付処理、前記受付処理で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報と、前記第2印刷装置に対する記憶指示情報とを、2次元コード化する2次元コード生成処理、2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記記憶指示情報を印刷する印刷処理、を実行し、前記第2印刷装置は、被印字媒体を搬送する第2搬送手段と、前記第2搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う第2印字手段と、前記第2搬送手段及び前記第2印字手段を制御して、第2印刷物を作成する第2制御手段と、第2記憶手段と、前記第1印刷装置により印刷された前記2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記記憶指示情報を読み取る2次元コード読み取り手段と、を有し、前記第2制御手段は、前記2次元コード読み取り手段により読み取った前記2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記記憶指示情報を復号化する2次元コード復号処理、復号化した前記テキストフォーマット情報及び前記記憶指示情報に基づいて前記テキストフォーマット情報を前記第2記憶手段に記憶する情報記憶処理、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、インターフェース機能がなくても他の印刷装置で印刷を行うことができる。
本発明の一実施形態である第1印刷装置と第2印刷装置を備えた印刷システムの全体構成を表す構成図である。 第1印刷装置の外観構造を表す斜視図である。 第1印刷装置の内部構造を表す斜視図である。 第1印刷装置に着脱されるカートリッジの内部構造を表す透視図である。 第1印刷装置の機能的構成を表すブロック図である。 テキストフォーマット情報のフォーマットの内容を説明するための印字ラベルの外観の一例を示す平面図である。 ファイルメモリメニューの画面遷移の一例を表す説明図である。 第1印刷装置の制御回路が実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 第2印刷装置のカートリッジホルダ周辺の構造を表す斜視図である。 第2印刷装置に着脱されるカートリッジの内部構造を表す透視図である。 第2印刷装置の機能的構成を表すブロック図である。 第1印刷装置及び第2印刷装置により作成される印字ラベルの外観の一例を表す平面図である。 第2印刷装置のCPUが実行する制御ルーチンの一例のフロー図である。 CGデータ又はラスターデータを2次元コード化する変形例において、第1印刷装置及び第2印刷装置により作成される印字ラベルの外観の一例を表す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図示される実施形態の構成要素は、本発明の理解を助けるために縮尺が適宜変更されている。
<印刷システムの全体構成>
まず、本実施形態の印刷システム100の全体構成について、図1を用いて説明する。図1に示すように、印刷システム100は、第1印刷装置200と、第2印刷装置300とを有する。
第1印刷装置200(印刷装置に相当)は、所望の印字を行った印字済みラベル用テープ230(後述の図4参照)を所定の長さに切断することにより印字ラベル10(後述の図12参照。印刷物、第1印刷物に相当)を作成する。
第2印刷装置300は、所望の印字を行った印字済みラベル用テープ323(後述の図10参照)を所定の長さに切断することにより印字ラベル40(後述の図12参照。第2印刷物に相当)を作成する。第2印刷装置300は、第1印刷装置200よりも幅の広い印字ラベルを作成することが可能である。
第1印刷装置200は、例えば当該第1印刷装置200で作成可能な印字ラベルよりも幅広の印字ラベルを作成したい場合等、他の第2印刷装置300で印刷を行いたい場合に、所定の情報を含む2次元コード21を印刷した印字ラベル20(図1参照)を作成する。第2印刷装置300には、例えばUSBケーブル309を介してバーコードリーダBR(2次元コード読み取り手段に相当)が接続されている。第2印刷装置300は、上記印字ラベル20に印刷された2次元コード21をバーコードリーダBRにより読み取り復号化する。そして、復号化した情報に基づいて印字ラベルを作成したり、復号化した情報を保存することができる。この詳細については後述する。
<第1印刷装置の構成>
次に、第1印刷装置200について、図2乃至図4を用いて説明する。なお、以下において第1印刷装置200の前・後・左・右・上・下というときは、図2及び図3等に示す方向を指すものである。
図2に示すように、第1印刷装置200の筐体202は、装置下面を構成する下カバー215と、装置側面を構成する横カバー216と、装置上面を構成する上カバー217とを有する。上カバー217には、前方向から後方向に向けて、文字入力等の種々の操作が行われるキーボード203、電源スイッチや印刷キー等の第1印刷装置200の各種機能を実行させるための機能キー群204、及び入力した文字や記号等を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部205が設けられている。また横カバー216の右側後方には、印字された印字済みラベル用テープ230(後述の図4参照)をカッタ234(後述の図4参照)を動作させてカットするためのカッターレバー207が設けられている。なお、以降、上記キーボード203及び上記機能キー群204を併せて「操作部203,204(操作手段、第1操作手段に相当)」と称する。
図3に示すように、第1印刷装置200の下側後方には、印字済みラベル用テープ230を供給するカートリッジ208を着脱可能なカートリッジホルダ209が設けられている。このカートリッジホルダ209は、第1印刷装置200の前端部を回転軸として開閉可能に構成された下カバー215を閉じると覆われ、下カバー215を開放すると露出される。カートリッジホルダ209には、カートリッジ208内の使用済みのインクリボン210(後述の図4参照)を巻き取るためのリボン巻き取り軸211と、印字済みラベル用テープ230を搬送するためのテープ送りローラ222を駆動するためのテープ送りローラ駆動軸212(搬送手段、第1搬送手段に相当)とが設けられている。またカートリッジホルダ209には、カバーフィルム206(被印字媒体に相当。後述の図4参照)に所望の印字を行う印字ヘッド213(印字手段、第1印字手段に相当)が、カートリッジ装着時にその開口部214に位置するように設けられている。
図4に、カートリッジ208の内部構造を示す。なおこの図4には、カートリッジ208の内部構造と共に、第1印刷装置200の印刷機構の一部である、印字ヘッド213やローラホルダ219等を図示している。
図4に示すように、カートリッジ208には、透明なフィルムであるカバーフィルム206と、カバーフィルム206に転写されるインクを表面に塗布されたインクリボン210と、印刷が行われたカバーフィルム206の裏面に貼り合わされる、当該カバーフィルム206と同一テープ幅である基材テープ220とが、それぞれ回転自在に設置されたリール部材に巻回されてロール状に構成されたロール225,226,227が設けられている。またこれらのロール225,226,227の間には、印刷に使用された後のインクリボン210を巻き取るリボン巻き取りローラ221が設けられている。さらにカートリッジ208には、開口部214近傍において、基材テープ220とカバーフィルム206とを押圧し接着させて印字済みラベル用テープ230としつつ、当該印字済みラベル用テープ230をカートリッジ208の外部に排出する上記テープ送りローラ222が設けられている。
また第1印刷装置200側に設けられたローラホルダ219は、印字ヘッド213と対向する位置に配置されたプラテンローラ218を保持すると共に、テープ送りローラ222と対向する位置に配置されたテープ圧接ローラ223を保持する。プラテンローラ218とテープ圧接ローラ223とは、ローラホルダ219に回転可能に取り付けられており、またローラホルダ219は、ホルダ軸224により回動可能に取り付けられている。ローラホルダ219の回動により、プラテンローラ218とテープ圧接ローラ223とは、印字ヘッド213及びテープ送りローラ222に押圧される印字位置A(図4中実線で示す)と、印字ヘッド213及びテープ送りローラ222から離間されるリリース位置B(図4中2点鎖線で示す)とのいずれかの位置に保持される。
上記構成であるカートリッジ208をカートリッジホルダ209に装着すると、カートリッジホルダ209に設けられたリボン巻き取り軸211及びテープ送りローラ駆動軸212は、カートリッジ208のリボン巻き取りローラ221及びテープ送りローラ222に、それぞれ連結される。そして、下カバー215が閉じられると、上記ローラホルダ219が回動して印字位置Aとなり、プラテンローラ218とテープ圧接ローラ223とが印字ヘッド213及びテープ送りローラ222に押圧される。その後、印字ラベル作成時には、リボン巻き取りローラ221及びテープ送りローラ222が回転駆動される。これにより、カバーフィルム206とインクリボン210とがそれぞれのロール225,226より繰り出され、重ね合わされて印字ヘッド213に搬送され、所定の印字が行われる。そして、使用済みのインクリボン210は印刷が行われたカバーフィルム206と離れて、リボン巻き取りローラ221に巻き取られる。一方、印刷が行われたカバーフィルム206は、テープ送りローラ222により、ロール227より繰り出された基材テープ220と貼り合わせられて印字済みラベル用テープ230とされ、当該印字済みラベル用テープ230は外部に排出される。そして、前述したカッターレバー207が操作されることによって、印字済みラベル用テープ230がカッタ234により所定の長さに切断され、印字ラベル10等が作成される。
なお、印字ラベル作成後、下カバー215が開放されると、ローラホルダ219が回動してリリース位置Bとなり、プラテンローラ218とテープ圧接ローラ223とが印字ヘッド213及びテープ送りローラ222より離間する。これにより、カートリッジ208をカートリッジホルダ209より脱着することが可能となる。
<第1印刷装置の機能的構成>
次に、第1印刷装置200の機能的構成について、図5を用いて説明する。
図5に示すように、第1印刷装置200は、印字ヘッド213を制御してカバーフィルム206に対する所望の印字を行わせる印刷駆動回路231と、テープ送りローラ222を駆動する送りローラ用モータ232と、送りローラ用モータ232を制御する送りローラ駆動回路233と、操作部203,204と、表示部205と、印刷駆動回路231や送りローラ駆動回路233等を介して第1印刷装置200の全体動作を制御すると共に表示部205の表示内容を制御する制御回路240(制御手段、第1制御手段に相当)と、例えばRAMやROM等からなるメモリ242(記憶手段、第1記憶手段に相当)と、電源回路243とを備えている。メモリ242の上記ROM等には、後述する図8のフローの各手順(処理)を実行するためのプログラムが記憶されている。なお、第1印刷装置200は、例えばUSB、有線LAN、無線LAN、Bluetooth(登録商標)等のインターフェース機能を有していない。
制御回路240は、印字ラベルの印字内容に関する、操作部203,204を介した編集操作を受け付ける受付処理を実行する。「印字内容」には、例えばテキスト文字やシンボルの内容、枠の有無や種類、フォントの種類、サイズの種類、ラベル幅の種類、スタイルの種類、改行情報等が含まれる。
また制御回路240は、上記受付処理で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報を2次元コード化する2次元コード生成処理を実行する。「2次元コード化」の符号化方式は特に限定されるものではないが、例えばQRコード(登録商標)やカラーコード等である。
「テキストフォーマット情報」は、フォーマットと文字に関する情報である。「フォーマット」は、例えば枠の有無や種類、フォントの種類、サイズの種類、ラベル幅の種類、スタイルの種類、改行情報等を含む。「文字」は、テキスト文字やシンボル等を含む。
上記フォーマットの詳細について説明する。フォーマットには、例えば印字ラベル毎に変わるもの(以下適宜「GF(グローバルフォーマット)」という)、ブロック毎に変わるもの(以下適宜「BF(ブロックフォーマット)」という)、改行毎に変わるもの(以下適宜「LF(ラインフォーマット)」という)が含まれる。
図6に、フォーマットを説明するための印字ラベルの外観の一例を示す。図6に示す印字ラベル30は、第1ブロック30aと第2ブロック30bの2ブロックで構成されている。この場合、テキストフォーマット情報は例えば「GF BF LF 123 LF 456 BF LF 123」のようになる。GFは、例えば枠の有無や種類、フォントの種類、サイズの種類、ラベル幅の種類、スタイルの種類等の情報を保管する。BFは、例えばフォントの種類、サイズの種類、ラベル幅の種類、スタイルの種類等の情報を保管する。また、改ブロックする毎にBF情報が増える。LFは、例えばフォントの種類、サイズの種類、ラベル幅の種類、スタイルの種類等の情報を保管する。また、改行する毎にLF情報が増える。ユーザは、GF、BF、LF単位でどのフォーマットを変更するか設定できる。
図6に示す印字ラベル30の場合、テキストフォーマット情報「GF BF LF 123 LF 456 BF LF 123」の例えば下線部分のフォーマットが変更されている。つまり、第1ブロック30aの1行目のフォント種類が変更され、且つ、2行目のサイズが変更されている。なお、優先順位はLF>BF>GFとなっており、LFの設定が最も優先され、次にBF、その次にGFとなる。個別に設定されていない場合には、上位のフォーマットに従う。
図5に戻り、制御回路240は、2次元コード化したテキストフォーマット情報を印刷する印刷処理を実行する。これにより、図1に示すようにテキストフォーマット情報を2次元コード化して生成された2次元コード21を印字した印字ラベル20が作成される。
なお、上述の2次元コード生成処理では、テキストフォーマット情報に加えて印刷指示情報又は記憶指示情報が併せて2次元コード化される。印刷指示情報は、第1印刷装置200以外の他の印刷装置、すなわち第2印刷装置300に対する印刷指示情報であり、後述するファイルメモリメニューにおいて「ファイルメモリを他モデルで印刷」の指示が行われた場合に2次元コード化される。また、記憶指示情報は、第1印刷装置200以外の他の印刷装置、すなわち第2印刷装置300に対する記憶指示情報であり、後述するファイルメモリメニューにおいて「ファイルメモリを他モデルへ移行」の指示が行われた場合に2次元コード化される。そして、印刷処理において2次元コード化したテキストフォーマット情報及び印刷指示情報又は記憶指示情報が印刷される。
図7に、表示部205に表示されるファイルメモリメニュー画面の一例を示す。図7に示す例では、ファイルメモリメニューのトップ画面270において、ユーザが適宜の操作を行うことにより「ファイルメモリを印刷」の指示画面271に移行することができる。当該指示画面271において、ユーザは操作部203,204を介して例えば「Y」ボタンを押すことにより、第1印刷装置200に対して現在開かれているファイルメモリの印刷を指示することができる。一方、例えば「N」ボタンを押すことによりトップ画面270に戻ることができる。
上記指示画面271において、ユーザが適宜の操作を行うことにより「ファイルメモリをセーブ」の指示画面272に移行することができる。当該指示画面272において、ユーザは操作部203,204を介して例えば「Y」ボタンを押すことにより、第1印刷装置200に対して現在開かれているファイルメモリのメモリ242への記憶(保存)を指示することができる。一方、例えば「N」ボタンを押すことによりトップ画面270に戻ることができる。
上記指示画面272において、ユーザが適宜の操作を行うことにより「ファイルメモリを開く」の指示画面273に移行することができる。当該指示画面273において、ユーザは操作部203,204を介して例えば「Y」ボタンを押すことにより、図示しないファイルメモリの選択画面に移行し、メモリ242に記憶されているファイルメモリの中から所望のファイルメモリを開くこと(読み出し)を指示することができる。一方、例えば「N」ボタンを押すことによりトップ画面270に戻ることができる。
上記指示画面273において、ユーザが適宜の操作を行うことにより「ファイルメモリを他モデルで印刷」の指示画面274に移行することができる。当該指示画面274において、ユーザは操作部203,204を介して例えば「Y」ボタンを押すことにより、上述した第2印刷装置300に対する印刷指示情報を生成し、テキストフォーマット情報と共に2次元コード化することができる。一方、例えば「N」ボタンを押すことによりトップ画面270に戻ることができる。
上記指示画面274において、ユーザが適宜の操作を行うことにより「ファイルメモリを他モデルへ移行」の指示画面275に移行することができる。当該指示画面275において、ユーザは操作部203,204を介して例えば「Y」ボタンを押すことにより、上述した第2印刷装置300に対する記憶指示情報を生成し、テキストフォーマット情報と共に2次元コード化することができる。一方、例えば「N」ボタンを押すことによりトップ画面270に戻ることができる。
なお、上記指示画面275において、ユーザが適宜の操作を行うことにより上述した「ファイルメモリを印刷」の指示画面271に移行することができる。
<第1印刷装置の制御回路が実行する制御ルーチン>
次に、第1印刷装置200の制御回路240が実行する制御ルーチンを、図8のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図8に示す制御ルーチンは、第1印刷装置200の電源がONである間は繰り返し実行される。
ステップS1において、制御回路240は、印字ラベルの印字内容に関する、操作部203,204を介した編集操作を受け付ける受付処理を実行し、ステップS2へと処理を移す。
ステップS2において、制御回路240は、上述したファイルメモリメニューにおいてユーザにより印刷指示又は移行指示のいずれかが行われたか否かを判定する。印刷指示又は移行指示のいずれも行われていないと判定した場合(No)には、上記ステップS1へと処理を移す。一方、印刷指示又は移行指示のいずれかが行われたと判定した場合(Yes)には、ステップS3へと処理を移す。
ステップS3において、制御回路240は、上述したファイルメモリメニューにおいてユーザにより印刷指示又は移行指示のどちらが行われたかを判定する。印刷指示が行われたと判定した場合には、ステップS4へと処理を移す。
ステップS4において、制御回路240は、上記ステップS1で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報をメモリ242に記憶する記憶処理を実行し、ステップS5へと処理を移す。
ステップS5において、制御回路240は、上記ステップS4でメモリ242に記憶したテキストフォーマット情報と、ユーザにより入力された印刷指示情報を2次元コード化する2次元コード生成処理を実行し、ステップS6へと処理を移す。
ステップS6において、制御回路240は、上記ステップS5で2次元コード化したテキストフォーマット情報及び印刷指示情報を印刷する印刷処理を実行し、このルーチンを終了する。これにより、テキストフォーマット情報及び印刷指示情報を2次元コード化して生成された2次元コード21を印字した印字ラベル20(図1参照)が作成される。
なお、上記ステップS3において、移行指示が行われたと判定した場合には、ステップS7へと処理を移す。
ステップS7において、制御回路240は、上記ステップS1で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報と、ユーザにより入力された記憶指示情報を2次元コード化する2次元コード生成処理を実行し、ステップS8へと処理を移す。
ステップS8において、制御回路240は、上記ステップS7で2次元コード化したテキストフォーマット情報及び記憶指示情報を印刷する印刷処理を実行し、このルーチンを終了する。これにより、テキストフォーマット情報及び記憶指示情報を2次元コード化して生成された2次元コード21を印字した印字ラベル20(図1参照)が作成される。
<第2印刷装置の構成>
次に、第2印刷装置300について、図9及び図10を用いて説明する。
図9に、第2印刷装置300の開閉蓋(図示省略)を開いた状態での筐体301の内部のカートリッジホルダ327及びそれに装着させるカートリッジ310の外観構成を示す。また図10に、カートリッジ310の内部構造をカートリッジホルダ327の周辺部分とともに示す。
図9及び図10に示すように、第2印刷装置300の筐体301の内部には、カートリッジ310を着脱可能なカートリッジホルダ327と、印字ヘッド319(第2印字手段に相当)と、テープ送りローラ駆動軸330(第2搬送手段に相当)と、リボン巻取りローラ駆動軸331とが設けられている。カートリッジ310には、ヘッド挿通開口339が形成されている。
カートリッジ310は、基材テープ316を巻回した基材テープロール317と、被印字媒体であるカバーフィルム311を巻回したカバーフィルムロール312と、印字用のインクリボン313(但し被印字媒体が感熱テープの場合は不要)を繰り出すリボン供給側ロール314と、印字後のインクリボン313を巻取るリボン巻取りローラ315と、テープ送りローラ318とを有している。
基材テープロール317は、基材テープ用スプール317aの周りに、上記基材テープ316を巻回している。カバーフィルムロール312は、カバーフィルム用スプール312aの周りに、この例では上記基材テープ316と略同じ幅である上記カバーフィルム311を巻回している。リボン供給側ロール314は、リボン供給側スプール314aの周りに、上記インクリボン313を巻回している。リボン巻取りローラ315は、リボン巻取りスプール315aを備えており、カートリッジホルダ327側の上記リボン巻取りローラ駆動軸331により駆動されることで、印字済み(使用済み)のインクリボン313を巻取り、リボン巻取りスプール315aに巻回する。
テープ送りローラ318は、カートリッジホルダ327側の上記テープ送りローラ駆動軸330により駆動されることで、上記基材テープ316と上記カバーフィルム311とを押圧し接着させ印字済みラベル用テープ323としつつ、図10中矢印Tで示す方向にテープ送りを行う。
なお、上記リボン巻取りローラ315及びテープ送りローラ318は、それぞれカートリッジ310外に設けた例えばパルスモータであるテープ送りモータ333(後述の図11参照)の駆動力が図示しないギヤ機構を介し上記リボン巻取りローラ駆動軸331及びテープ送りローラ駆動軸330に伝達されることによって連動して回転駆動される。
カートリッジホルダ327は、第1印刷装置200のカートリッジホルダ209よりもテープ幅が広いカートリッジを装着可能である。カートリッジホルダ327は、上記印字ヘッド319と、上記リボン巻取りローラ駆動軸331と、上記テープ送りローラ駆動軸330と、ローラホルダ322とを有している。
印字ヘッド319は、多数の発熱素子を備えており、上記カバーフィルムロール312から繰り出されて搬送されるカバーフィルム311に対し、印字形成を行う。テープ送りローラ駆動軸330は、カバーフィルムロール312から繰り出される(供給される)上記カバーフィルム311と、基材テープロール317から繰り出される上記基材テープ316とを、上記テープ送りローラ318を駆動させることにより搬送する。
ローラホルダ322は、支持軸329により回動可能に支持され、切換機構により印字位置とリリース位置に切換可能である。このローラホルダ322には、プラテンローラ320及びテープ圧接ローラ321が回転可能に配設されており、ローラホルダ322が上記印字位置に切り換えられたときに、それらプラテンローラ320及びテープ圧接ローラ321が上記印字ヘッド319及びテープ送りローラ318に対し圧着されるようになっている。
さらに、カートリッジホルダ327には、印字済みラベル用テープ323の排出口350(図1参照)に隣接してカッタ328が配設されている。このカッタ328は、ソレノイド335(後述の図11参照)が励磁されることにより作動し、印字済みラベル用テープ323を厚さ方向に全切断し、印字ラベル40を生成する(後述する図12参照)。
<第2印刷装置及の機能的構成>
次に、第2印刷装置300の機能的構成について、図11を用いて説明する。
図11に示すように、第2印刷装置300は制御回路340を備えている。制御回路340には、CPU344(第2制御手段に相当)が設けられており、このCPU344に、データバス342を介し、入出力インターフェース341、ROM346、メモリ347、RAM348、及び通信用インターフェース343が接続されている。通信用インターフェース343は、上記USBケーブル309を介し上記バーコードリーダBRに接続されている。
ROM346には、制御上必要な各種のプログラム(後述の図13に示す制御手順を実行するプログラムを含む)が格納されている。CPU344は、このようなROM346に記憶されている各種プログラムに基づいて各種の演算を行う。RAM348は、CPU344により演算された各種の演算結果等を一時的に記憶する。
入出力インターフェース341には、上記印字ヘッド319を駆動するための印字ヘッド駆動回路332と、テープ送りモータ駆動回路334と、上記ソレノイド335を駆動するソレノイド駆動回路336と、所望の表示を行う表示部337が接続されている。
テープ送りモータ駆動回路334は、テープ送りモータ333を駆動することにより、前述のテープ送りローラ駆動軸330及びリボン巻取りローラ駆動軸331を駆動し、基材テープ316、カバーフィルム311、及び印字済みラベル用テープ323の搬送を行う。
ソレノイド駆動回路336は、上記カッタ328を駆動して切断動作を行わせるソレノイド335を励磁する。
CPU344は、バーコードリーダBRにより読み取った2次元コード21を復号化する2次元コード復号処理を実行する。そして、復号化した情報に、テキストフォーマット情報に加えて印刷指示情報が含まれていた場合には、CPU344は、当該テキストフォーマット情報及び印刷指示情報に基づいて印字ラベル40を作成する印刷物作成処理を実行する。このようにして、インターフェース機能を有していない第1印刷装置200で編集された印字内容に対応した印刷を、第2印刷装置300で行うことができる。
例えば、図12に示すように、第1印刷装置200で作成可能な最大幅W1の印字ラベル10よりも大きな幅W2の印字ラベル40を、印字ラベル10に対応した印刷内容で作成することができる。図12に示す例では、印刷内容は、所定のフォント種類及びサイズの「ABCDE」からなるテキスト11と、例えば巻物状の枠12とを含む内容となっている。また前述のように、テキストフォーマット情報はフォーマットと文字からなる情報であるため、印刷データ(例えばCGデータや、ドットパターンからなるラスターデータ等)に比べてデータ量が少なく、印刷装置の処理負荷を軽減することができる。さらに、テキストフォーマット情報を使用することで、印刷装置200,300間で解像度が異なる場合にも対応できる。例えば、第2印刷装置300が第1印刷装置200よりも性能が良い上位モデルである場合に、第1印刷装置200で作成されたテキストフォーマット情報を第2印刷装置300に読み込ませることで、解像度を第2印刷装置300に合わせることができ、より高品質(高解像度)な印字ラベルを作成することができる。
またCPU344は、復号化した情報に、テキストフォーマット情報に加えて記憶指示情報が含まれていた場合には、当該テキストフォーマット情報及び記憶指示情報に基づいてテキストフォーマット情報をファイルメモリとしてメモリ347(又はRAM348)に記憶する情報記憶処理を実行する。このようにして、インターフェース機能を有していない第1印刷装置200で作成されたテキストフォーマット情報を第2印刷装置300に移行できる。したがって、その後は当該第2印刷装置300において、移行されたテキストフォーマット情報に基づく印字ラベルを何度でも作成することが可能となる。
<第2印刷装置のCPUが実行する制御ルーチン>
次に、第2印刷装置300のCPU344が実行する制御ルーチンを、図13のフロー図を参照しつつ説明する。なお、図13に示す制御ルーチンは、第2印刷装置300の電源がONである間は繰り返し実行される。
ステップS11において、CPU344は、バーコードリーダBRを使用して2次元コード21の読み取り操作が行われたか否かを判定する。読み取り操作が行われていないと判定した場合(No)には、読み取り操作が行われるまでループ待機する。一方、読み取り操作が行われたと判定した場合(Yes)には、ステップS12へと処理を移す。
ステップS12において、CPU344は、バーコードリーダBRにより2次元コード21を読み取り、読み取った2次元コード21を復号化してテキストフォーマット情報及び指示情報を取得する2次元コード復号処理を実行し、ステップS13へと処理を移す。
ステップS13において、CPU344は、上記ステップS12で取得した指示情報が印刷指示情報(印刷指示)又は記憶指示情報(移行指示)のどちらであるかを判定する。印刷指示情報(印刷指示)であると判定した場合には、ステップS14へと処理を移す。
ステップS14において、CPU344は、上記ステップS12で取得したテキストフォーマット情報及び印刷指示情報に基づいて印字ラベル40を作成する印刷物作成処理を実行し、このルーチンを終了する。
なお、上記ステップS13において、記憶指示情報(移行指示)であると判定した場合には、ステップS15へと処理を移す。
ステップS15において、CPU344は、上記ステップS12で取得したテキストフォーマット情報及び記憶指示情報に基づいてテキストフォーマット情報をファイルメモリとしてメモリ347(又はRAM348)に記憶する情報記憶処理を実行し、このルーチンを終了する。
<実施形態の効果>
以上説明した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、一般に印刷装置においてはカートリッジホルダに装着可能なカートリッジの最大テープ幅が規定されており、当該最大テープ幅よりも大きな幅の印字ラベルは作成することができない。このため、印刷装置で作成可能な印字ラベルよりも幅の広い印字ラベルを作成したい場合には、当該幅広の印字ラベルを作成可能な他の印刷装置を用いて印字ラベルを作成する必要がある。しかしながら、印刷装置が例えばUSB、有線LAN、無線LAN等のインターフェース機能を有していない場合には、他の印刷装置と情報を送受信することができないため上記幅広の印刷物を作成することができない。
そこで、本実施形態の第1印刷装置200では、制御回路240が2次元コード生成処理と印刷処理を実行する。2次元コード生成処理では、メモリ242に記憶したテキストフォーマット情報を2次元コード化し、印刷処理では、2次元コード化したテキストフォーマット情報を印刷する。これにより、他の第2印刷装置300においてバーコードリーダBRを用いて2次元コード化したテキストフォーマット情報を読み取り、当該テキストフォーマット情報に基づいて幅広の印字ラベルを作成することができる。このようにして、インターフェース機能を有していない第1印刷装置200において、他の第2印刷装置300で印刷を行うことができる。
また、テキストフォーマット情報は、フォーマット(例えば印字ラベルの枠の有無、フォントの種類、サイズ種類、幅種類、スタイル種類、改行情報等)と文字(テキスト文字、シンボル等)を含む情報であるため、印刷データ(例えばドットパターンからなるラスターデータ等)に比べてデータ量が少なく、印刷装置200,300の処理負荷を軽減することができる。さらに、テキストフォーマット情報を使用することで、印刷装置200,300間で解像度が異なる場合にも対応できる。例えば、下位モデルの第1印刷装置200のテキストフォーマット情報を上位モデルの第2印刷装置300に読み込ませることで、解像度を第2印刷装置300に合わせることができ、より高品質(高解像度)な印刷物を作成することができる。
また、本実施形態では特に、第1印刷装置200において、制御回路240が実行する2次元コード生成処理では、テキストフォーマット情報と、第1印刷装置200以外の他の第2印刷装置300に対する印刷指示情報とを2次元コード化し、印刷処理では、2次元コード化したテキストフォーマット情報及び印刷指示情報を印刷する。
これにより、第2印刷装置300においてバーコードリーダBRにより2次元コード化したテキストフォーマット情報及び印刷指示情報が読み取られると、印刷指示情報にしたがって直ちに印字ラベル40の作成が開始される。したがって、第2印刷装置300に対する印刷指示を行う手間を省くことができ、ユーザの利便性を向上できる。
また、本実施形態では特に、第1印刷装置200において、制御回路240が実行する2次元コード生成処理では、テキストフォーマット情報と、第1印刷装置200以外の他の第2印刷装置300に対する記憶指示情報とを2次元コード化し、印刷処理では、2次元コード化したテキストフォーマット情報及び記憶指示情報を印刷する。
これにより、第2印刷装置300においてバーコードリーダBRにより2次元コード化したテキストフォーマット情報及び記憶指示情報が読み取られると、記憶指示情報にしたがってテキストフォーマット情報が当該第2印刷装置300のメモリ347又はRAM348等に記憶される。このようにして、テキストフォーマット情報を第1印刷装置200から第2印刷装置300に移行できる。したがって、その後は第2印刷装置300において移行されたテキストフォーマット情報に基づいて何度でも印字ラベルを作成することが可能となるので、ユーザの利便性を向上できる。
<変形例>
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。以下、そのような変形例について順次説明する。
(1)CGデータ又はラスターデータを2次元コード化する場合
印刷装置によっては、そのモデル固有のデータ(例えば印字ラベルにおけるキャラクターモデルの枠やシンボル等)を有する場合がある。この場合、上記実施形態のようにテキストフォーマット情報を他の印刷装置に移行しても、他の印刷装置において固有のデータ部分については印刷することができない。そこで、テキストフォーマット情報に加えて、そのような固有のデータについてはCGデータ又はラスターデータとしてメモリ242に記憶し、2次元コード生成処理でCGデータ又はラスターデータを2次元コード化し、印刷処理で2次元コード化したCGデータ又はラスターデータを印刷してもよい。
「CGデータ」は、コンピュータグラフィックスに使用される画像データであればデータ形式は特に限定されるものではないが、例えばビットマップデータやベクターデータ等である。
また、「ラスターデータ」は、印字ヘッド213へ出力されるドットパターンデータ(ドット単位のオン・オフデータ)である。図示は省略するが、前述のメモリ242には図示しない印字バッファが設けられており、この印字バッファには、テキスト文字や枠、シンボル等の印字用ドットパターンがドットパターンデータとして格納され、印字ヘッド213はこの印字バッファに記憶されているドットパターンデータに従ってドット印字を行う。
本変形例の第1印刷装置200では、制御回路240は、前述の2次元コード生成処理において、テキストフォーマット情報及び指示情報(印刷指示情報又は記憶指示情報)に加えて、受付処理で受け付けた編集結果に対応するCGデータ又はラスターデータについても2次元コード化する。具体的には、ユーザが編集した印刷内容に第1印刷装置200のモデルに固有のデータであるキャラクターモデルの枠やシンボル等が含まれる場合に、当該固有のデータ部分に対応するCGデータ又はラスターデータを2次元コード化する。また制御回路240は、印刷処理において、当該2次元コード化したテキストフォーマット情報及び指示情報並びにCGデータ又はラスターデータを印刷する。
そして、第2印刷装置300においてバーコードリーダBRを用いて2次元コード化したデータを読み取って復号化し、テキストフォーマット情報及びCGデータ又はラスターデータに基づいて印字ラベルを作成することができる。このようにして、移行元の第1印刷装置200に固有のデータであり移行先の第2印刷装置300にはないデータについても、第2印刷装置300で印刷を行うことができる。
なお、上記CGデータ又はラスターデータを移行する際に、移行元の第1印刷装置200にはないサイズを移行先の第2印刷装置300で印刷する場合には、移行された上記CGデータ又はラスターデータに対して、例えば倍角処理や間引き処理等を行って必要なサイズのデータを作成する。
本変形例によれば、例えば図14に示すように、第1印刷装置200で作成可能な最大幅W1の印字ラベル10Aよりも大きな幅W2の印字ラベル40Aを、印字ラベル10Aに対応した印刷内容(第1印刷装置200のモデルに固有のデータを含む)で作成することができる。図14に示す例では、印刷内容には、例えば犬キャラクタである前枠13と、例えば「AB」の文字からなるテキスト14と、例えばケーキであるシンボル15と、例えば「DE」の文字からなるテキスト16と、例えばクラッカーである後枠17とが含まれる。この例では、前枠13、シンボル15、及び後枠17が、第1印刷装置200のモデルに固有のデータである。
また、第2印刷装置300で読み取ったテキストフォーマット情報及びCGデータ又はラスターデータを当該第2印刷装置300のメモリ347等に記憶させることで、テキストフォーマット情報及びCGデータ又はラスターデータを第2印刷装置300に移行できる。したがって、その後は当該第2印刷装置300において移行されたCGデータ又はラスターデータを何度でも(例えば印字ラベルにおけるキャラクターモデルの枠やシンボル等として)使用することが可能となるので、ユーザの利便性を向上できる。
(2)その他
以上において、印字の終了した印字済みラベル用テープをカッタで切断して印字ラベルを作成した場合を例にとって説明したが、これに限られない。すなわち、ラベルに対応した所定の大きさに予め分離されたラベル台紙(いわゆるダイカットラベル)がロールから繰り出されるテープ上に連続配置されているような場合には、カッタで切断しなくても、テープが排出口から排出されてきた後にラベル台紙(対応する印字がなされたもの)のみをテープから剥がして印字ラベルを作成しても良く、本発明はこのようなものに対しても適用できる。
また、以上においては、基材テープとは別のカバーフィルムに印字を行ってこれらを貼り合わせる方式であったが、これに限られず、基材テープに備えられた被印字テープ層に印字を行う方式(貼りあわせを行わないタイプ)に本発明を適用してもよい。
さらに、以上は、基材テープがリール部材の周りに巻回されてロールを構成し、カートリッジ内にそのロールが配置されて基材テープが繰り出される場合を例にとって説明したが、これに限られない。例えば、長尺平紙状あるいは短冊状のテープやシート(ロールに巻回されたテープを繰り出した後に適宜の長さに切断して形成したものを含む)を、所定の収納部にスタックして(例えばトレイ状のものに平積み積層して)カートリッジ化し、このカートリッジを印刷装置側のカートリッジホルダに装着して、上記収納部から移送、搬送して印字及び書き込みを行い印字ラベルを作成するようにしてもよい。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさが「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
なお、以上において、図5及び図11等の各図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図8及び図13に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
10 印字ラベル(印刷物、第1印刷物)
40 印字ラベル(第2印刷物)
100 印刷システム
200 第1印刷装置
203,204 操作部(操作手段、第1操作手段)
206 カバーフィルム(被印字媒体)
208 カートリッジ
212 テープ送りローラ駆動軸(搬送手段、第1搬送手段)
213 印字ヘッド(印字手段、第1印字手段)
240 制御回路(制御手段、第1制御手段)
242 メモリ(記憶手段、第1記憶手段)
300 第2印刷装置
319 印字ヘッド(第2印字手段)
330 テープ送りローラ駆動軸(第2搬送手段)
344 CPU(第2制御手段)
BR バーコードリーダ(2次元コード読み取り手段)

Claims (4)

  1. 被印字媒体を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う印字手段と、
    操作手段と、
    制御手段と、
    記憶手段と、
    を有し、
    前記制御手段が前記搬送手段及び前記印字手段を制御して、印刷物を作成する印刷装置であって、
    前記制御手段は、
    前記印刷物の印字内容に関する、前記操作手段を介した編集操作を受け付ける受付処理;
    前記受付処理で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報を2次元コード化する2次元コード生成処理;
    2次元コード化した前記テキストフォーマット情報を印刷する印刷処理;
    前記印刷装置以外の他の印刷装置に対する印刷指示がなされたか、記憶指示がなされたか、を判定する判定処理;
    を実行し、
    前記判定処理で前記印刷指示がなされたと判定された場合には、
    前記2次元コード生成処理では、
    前記テキストフォーマット情報と、前記他の印刷装置に対する印刷指示情報とを、2次元コード化し、
    前記印刷処理では、
    2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記印刷指示情報を印刷し、
    前記判定処理で前記記憶指示がなされたと判定された場合には、
    前記2次元コード生成処理では、
    前記テキストフォーマット情報と、前記他の印刷装置に対する記憶指示情報とを、2次元コード化し、
    前記印刷処理では、
    2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記記憶指示情報を印刷する
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記2次元コード生成処理では、さらに
    前記受付処理で受け付けた前記編集結果に対応するCGデータを2次元コード化し、
    前記印刷処理では、さらに、
    2次元コード化した前記CGデータを印刷する
    ことを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1記載の印刷装置において、
    前記2次元コード生成処理では、さらに
    前記受付処理で受け付けた前記編集結果に対応するラスターデータを2次元コード化し、
    前記印刷処理では、さらに、
    2次元コード化した前記ラスターデータを印刷する
    ことを特徴とする印刷装置。
  4. 第1印刷装置と、第2印刷装置と、を有する印刷システムであって、
    前記第1印刷装置は、
    被印字媒体を搬送する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う第1印字手段と、
    第1操作手段と、
    前記第1搬送手段及び前記第1印字手段を制御して、第1印刷物を作成する第1制御手段と、
    第1記憶手段と、
    を有し、
    前記第1制御手段は、
    前記第1印刷物の印字内容に関する、前記第1操作手段を介した編集操作を受け付ける受付処理;
    前記受付処理で受け付けた編集結果に対応するテキストフォーマット情報を2次元コード化する2次元コード生成処理;
    2次元コード化した前記テキストフォーマット情報を印刷する印刷処理;
    前記第2印刷装置に対する印刷指示がなされたか記憶指示がなされたか、を判定する第1判定処理;
    を実行し、
    前記第1判定処理で前記印刷指示がなされたと判定された場合には、
    前記2次元コード生成処理では、
    前記テキストフォーマット情報と、前記第2印刷装置に対する印刷指示情報とを、2次元コード化し、
    前記印刷処理では、
    2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記印刷指示情報を印刷し、
    前記第1判定処理で前記記憶指示がなされたと判定された場合には、
    前記2次元コード生成処理では、
    前記テキストフォーマット情報と、前記第2印刷装置に対する記憶指示情報とを、2次元コード化し、
    前記印刷処理では、
    2次元コード化した前記テキストフォーマット情報及び前記記憶指示情報を印刷し、
    前記第2印刷装置は、
    被印字媒体を搬送する第2搬送手段と、
    前記第2搬送手段により搬送される前記被印字媒体に印字を行う第2印字手段と、
    前記第2搬送手段及び前記第2印字手段を制御して、第2印刷物を作成する第2制御手段と、
    第2記憶手段と、
    前記第1印刷装置により印刷された前記2次元コード化した前記テキストフォーマット情報と、前記印刷指示情報又は前記記憶指示情報と、を読み取る2次元コード読み取り手段と、
    を有し、
    前記第2制御手段は、
    前記2次元コード読み取り手段により読み取った前記2次元コード化した前記テキストフォーマット情報と、前記印刷指示情報又は前記記憶指示情報と、を復号化する2次元コード復号処理;
    前記2次元コード復号処理で前記印刷指示情報が復号化されたか前記記憶指示情報が復号化されたか、を判定する第2判定処理;
    を実行し、
    かつ、
    前記第2判定処理で前記印刷指示情報が復号化されたと判定された場合には、
    復号化した前記テキストフォーマット情報及び前記印刷指示情報に基づいて前記第2印刷物を作成する印刷物作成処理;
    を実行し、
    前記第2判定処理で前記記憶指示情報が復号化されたと判定された場合には、
    復号化した前記テキストフォーマット情報及び前記記憶指示情報に基づいて前記テキストフォーマット情報を前記第2記憶手段に記憶する情報記憶処理;
    を実行する
    ことを特徴とする印刷システム。
JP2019064272A 2019-03-28 2019-03-28 印刷装置及び印刷システム Active JP7276708B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019064272A JP7276708B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 印刷装置及び印刷システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019064272A JP7276708B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 印刷装置及び印刷システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020163615A JP2020163615A (ja) 2020-10-08
JP7276708B2 true JP7276708B2 (ja) 2023-05-18

Family

ID=72715494

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019064272A Active JP7276708B2 (ja) 2019-03-28 2019-03-28 印刷装置及び印刷システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7276708B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260575A (ja) 2000-03-21 2001-09-25 Make Softwear:Kk 名刺ならびに名刺作成装置および名刺作成プログラムが記録された記録媒体、上記名刺を利用した名刺情報管理システム,名刺情報読取り装置,携帯端末,情報変換サービスシステムおよび名刺情報配信システム
JP2001334708A (ja) 2000-05-30 2001-12-04 Canon Inc 印刷装置
JP2005313333A (ja) 2004-04-27 2005-11-10 Sato Corp 宛名ラベル発行プリンタおよび宛名ラベル発行方法
JP2012103971A (ja) 2010-11-11 2012-05-31 Brother Ind Ltd 共有画像印刷システム、共有画像印刷方法及び印刷装置
JP2012133710A (ja) 2010-12-24 2012-07-12 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute 管理ラベル発行方法
JP2012192575A (ja) 2011-03-16 2012-10-11 Brother Industries Ltd 印刷装置および印刷履歴管理プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3370424B2 (ja) * 1994-04-27 2003-01-27 株式会社リコー ペーパーメディア装置
JPH08197781A (ja) * 1995-01-20 1996-08-06 Max Co Ltd テープレタリング装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001260575A (ja) 2000-03-21 2001-09-25 Make Softwear:Kk 名刺ならびに名刺作成装置および名刺作成プログラムが記録された記録媒体、上記名刺を利用した名刺情報管理システム,名刺情報読取り装置,携帯端末,情報変換サービスシステムおよび名刺情報配信システム
JP2001334708A (ja) 2000-05-30 2001-12-04 Canon Inc 印刷装置
JP2005313333A (ja) 2004-04-27 2005-11-10 Sato Corp 宛名ラベル発行プリンタおよび宛名ラベル発行方法
JP2012103971A (ja) 2010-11-11 2012-05-31 Brother Ind Ltd 共有画像印刷システム、共有画像印刷方法及び印刷装置
JP2012133710A (ja) 2010-12-24 2012-07-12 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute 管理ラベル発行方法
JP2012192575A (ja) 2011-03-16 2012-10-11 Brother Industries Ltd 印刷装置および印刷履歴管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020163615A (ja) 2020-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4337760B2 (ja) 印刷/加工システム、印刷装置、加工装置、印刷/加工装置、印刷/加工システムの制御方法およびプログラム
WO1996016812A1 (fr) Imprimante a bande
JP4665805B2 (ja) 印字装置
JP2007245663A (ja) 印字装置
JP4582359B2 (ja) 印刷ラベル編集装置
JP2768192B2 (ja) テープ印字装置
JP5526606B2 (ja) 印刷装置
JP7276708B2 (ja) 印刷装置及び印刷システム
JP2007253546A (ja) 印字装置
JP3342149B2 (ja) テープ印刷装置
JP4894821B2 (ja) テープカセット及び印字装置、および、印字装置
WO2004087427A1 (ja) テープ印刷装置及びプログラム
JP2004291534A (ja) テープ印刷装置及びプログラム
JP2009255334A (ja) 印字装置
JPH0966632A (ja) テーププリンタ
JP7304005B2 (ja) 印刷装置
US10176847B2 (en) Printer
JP5212825B2 (ja) 印字ラベル作成装置
JP6936967B2 (ja) 印刷物作成装置
JP7288599B2 (ja) 印刷装置及び消耗品管理システム
JP5636830B2 (ja) テープ印刷装置
JP2019064012A (ja) 印刷装置及び印刷プログラム
JP5163956B2 (ja) 無線タグ読み取り機能付き機器
JP6428659B2 (ja) 印刷装置
JPH07276724A (ja) 印刷装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200228

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221223

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20230124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7276708

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150