JP7272199B2 - 車両走行制御装置 - Google Patents
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Description
車両(VA)の走行速度(SPD)が目標速度(Vset)と一致するように前記車両の加速度を制御する定速走行制御を実行する走行制御部(10X、20、21、22、30、31、32)と、
運転者の発話を音声認識するとともに、前記発話の音声認識結果の正確性の度合いを表す信頼度(Rd)を算出する音声認識部(10Y、41)と、
を備える。
前記走行制御部は、前記定速走行制御の実行中において、
前記音声認識部が、前記目標速度を増加又は減少させることを指示する発話を認識したとき(ステップ320:Yes)、
前記信頼度(Rd)が低くなるほど前記加速度の大きさが小さくなるように、前記加速度を設定する(ステップ340、ステップ530)
ように構成されている。
ブレーキペダル操作量センサ12は、ブレーキペダル12aの操作量を検出し、ブレーキペダル操作量BPを表す信号を出力するようになっている。
車速センサ13は、車両VAの走行速度(車速)を検出し、車速SPDを表す信号を出力するようになっている。
運転支援ECU10は、ACCを実行できるようになっている。ACC自体は周知である(例えば、特開2014-148293号公報、特開2006-315491号公報、特許第4172434号明細書、及び、特許第4929777号明細書等を参照。)。
次に、操作部50のスイッチ51乃至54の操作方法について説明する。
運転支援ECU10は、定速走行モードの制御の実行中において、マイク41から音声データを取得する。運転支援ECU10は、音声データに基いて、乗員により発話された音声を音声認識して音声認識結果を出力する。例えば、運転支援ECU10のROM102には、音響モデルと認識辞書とが記憶されている。運転支援ECU10は、取得した音声データと音響モデルとを比較して特徴を抽出し、抽出した特徴を認識辞書とマッチングさせることにより音声認識を行う。このような音声認識処理は周知である。
運転支援ECU10は、運転者の発話の誤認識に起因して、目標速度Vsetを、運転者の意図とは異なる速度に変更する場合がある。この場合、車両VAが、運転者の意図とは異なる速度までに加速又は減速される可能性がある。
(シーン1)現在の車速SPDが60[km/h]である。運転者が、定速走行モードの制御の実行中において、「目標速度を80キロに変更して」と発話した。このときに、運転支援ECU10が、「目標速度を90キロに変更して」という音声認識結果を得て(即ち、発話を誤認識し)、その音声認識結果の信頼度Rdとして「0.5」を算出した。更に、運転支援ECU10が、音声認識結果に「速度変更指示」が含まれると判定し、目標速度Vsetを90[km/h]に設定した。
運転支援ECU10のCPU101(以下、単に「CPU」と称呼する。)は、所定時間が経過する毎に図2乃至図5に示したルーチンをそれぞれ実行するようになっている。
ステップ240:CPUは、係数Kの値を所定の信頼度Re(=1)に設定する。係数Kは、後述するように目標加速度Gtgtを算出する際(図5のルーチンのステップ530)に用いられる係数である。
ステップ340:CPUは、係数Kの値を「音声認識結果の信頼度Rd」に設定する。
ステップ350:CPUは、フラグF1の値を「1」に設定する。
(条件A):車速SPDが目標速度Vsetに到達した。
(条件B):運転者の発話を介して目標速度Vsetが変更された時点(即ち、ステップ350にてフラグF1の値が「1」に設定された時点)から所定の期間が経過した。
ステップ530:CPUは、暫定目標加速度Giと係数Kとの積により、目標加速度Gtgtを算出する。前述したように、増速スイッチ53又は減速スイッチ54の操作を介して目標速度Vsetが変更された場合、係数Kは「1」である(ステップ240を参照)。これに対し、運転者の発話を介して目標速度Vsetが変更された場合、係数Kは信頼度Rdである(ステップ340を参照。)。
ステップ540:CPUは、目標加速度Gtgtを用いて定速走行制御を実行する。具体的には、CPUは、車両VAの加速度が目標加速度Gtgtに一致するように、エンジンECU20を用いてエンジンアクチュエータ21を制御して駆動力を制御するとともに、必要に応じてブレーキECU30を用いてブレーキアクチュエータ31を制御して制動力を制御する。
図7に示すように、運転支援ECU10のCPUは、図3のルーチンのステップ330にて、信頼度Rdに応じて、目標速度Vsetを修正する方法のガイダンス701を表示器42上に表示してもよい。例えば、CPUは、信頼度Rdが所定の第1閾値(例えば、0.6)以下である場合、ガイダンス701を表示器42上に表示してもよい。このとき、CPUは、ガイダンス701の内容をスピーカ43に発話させてもよい。
図3のルーチンのステップ330の処理は、上述の例に限定されない。CPUは、ステップ330にて、信頼度Rdが低くなるほど係数Kの値が小さくなるように係数Kを設定すればよい。例えば、運転支援ECU10のROM102内には、図8に示したマップMap1が格納されていてもよい。マップMap1では、信頼度Rdと係数Kの値との関係が定義されている。CPUは、信頼度RdをマップMap1に適用することにより、係数Kの値を求める(即ち、K=Map1(Rd))。
運転支援ECU10は、運転者の発話を介して、ACCが開始されるように構成されてもよい。この場合、運転支援ECU10は、音声認識結果に「ACCに関連する言葉」及び「開始に関連する言葉」が含まれるか否かを判定する。「ACCに関連する言葉」は、例えば、「ACC」、「アダプティブ・クルーズ・コントロール」、及び、「クルーズ・コントロール」等を含む。「開始に関連する言葉」は、例えば、「開始する」、「始める」及び「スタート」等を含む。従って、音声認識結果が「ACCを開始して」である場合、運転支援ECU10は、ACCを開始してもよい。この場合、運転支援ECU10は、信頼度Rdが所定の第2閾値以下である場合、ACCを開始しないように構成されてもよい。同様に、運転支援ECU10は、運転者の発話を介して、ACCがキャンセルされるように構成されてもよい。運転支援ECU10は、信頼度Rdが所定の第2閾値以下である場合、ACCをキャンセルしないように構成されてもよい。
上述の実施形態において、運転支援ECU10は、追従走行モードの制御及び定速走行モードの制御の両方を実行するように構成されているが、これに限定されない。運転支援ECU10は、追従走行モードの制御を行うことなく、定速走行モードの制御のみ実行するように構成されてもよい。
Claims (4)
- 車両の走行速度が目標速度と一致するように前記車両の加速度を制御する定速走行制御を実行する走行制御部と、
運転者の発話を音声認識するとともに、前記発話の音声認識結果の正確性の度合いを表す信頼度を算出する音声認識部と、
を備え、
前記走行制御部は、前記定速走行制御の実行中において、
前記音声認識部が認識した前記運転者の発話に前記目標速度を増加又は減少させることを指示する速度変更指示が含まれているとき、前記速度変更指示に応じて前記目標速度を変更するとともに、前記速度変更指示を含む発話についての前記信頼度が低くなるほど前記加速度の大きさが小さくなるように当該信頼度に応じて前記加速度を設定する
ように構成された
車両走行制御装置であって、
報知部を備え、
前記走行制御部は、
前記音声認識部が認識した前記運転者の発話に前記速度変更指示が含まれているとき、前記報知部に前記速度変更指示に応じて変更された目標速度を報知させるとともに前記速度変更指示を含む発話についての前記信頼度が所定の第1閾値以下である場合には前記報知部に前記目標速度を修正する方法を報知させるように構成された、
車両走行制御装置。 - 車両の走行速度が目標速度と一致するように前記車両の加速度を制御する定速走行制御を実行する走行制御部と、
運転者の発話を音声認識するとともに、前記発話の音声認識結果の正確性の度合いを表す信頼度を算出する音声認識部と、
を備え、
前記走行制御部は、前記定速走行制御の実行中において、
前記音声認識部が認識した前記運転者の発話に前記目標速度を増加又は減少させることを指示する速度変更指示が含まれているとき、前記速度変更指示に応じて前記目標速度を変更するとともに、前記速度変更指示を含む発話についての前記信頼度が低くなるほど前記加速度の大きさが小さくなるように当該信頼度に応じて前記加速度を設定する
ように構成された
車両走行制御装置において、
前記走行制御部は、
前記音声認識部が認識した前記運転者の発話に含まれている前記速度変更指示に応じて前記目標速度を変更した時点から所定の期間が経過した後は前記信頼度に応じた前記加速度の設定を停止するように構成された、
車両走行制御装置。 - 車両の走行速度が目標速度と一致するように前記車両の加速度を制御する定速走行制御を実行する走行制御部と、
運転者の発話を音声認識するとともに、前記発話の音声認識結果の正確性の度合いを表す信頼度を算出する音声認識部と、
を備え、
前記走行制御部は、前記定速走行制御の実行中において、
前記音声認識部が認識した前記運転者の発話に前記目標速度を増加又は減少させることを指示する速度変更指示が含まれているとき、前記速度変更指示に応じて前記目標速度を変更するとともに、前記速度変更指示を含む発話についての前記信頼度が低くなるほど前記加速度の大きさが小さくなるように当該信頼度に応じて前記加速度を設定する
ように構成された
車両走行制御装置であって、
増速スイッチ及び減速スイッチを備え、
前記走行制御部は、
前記車両の走行速度及び前記目標速度に基いて暫定目標加速度を算出するとともに、
前記増速スイッチ又は前記減速スイッチに対する操作が行われた場合にも前記目標速度を変更し且つ前記車両の加速度を前記暫定目標加速度に設定し、
前記音声認識部が認識した前記運転者の発話に含まれている前記速度変更指示に応じて前記目標速度を変更した場合に設定される前記加速度を、
前記速度変更指示を含む発話についての前記信頼度が第1値であるときには前記暫定目標加速度に設定し、
前記速度変更指示を含む発話についての前記信頼度が前記第1値よりも低い第2値であるときには前記暫定目標加速度の大きさよりも大きさが小さい加速度に設定する、
ように構成された
車両走行制御装置。 - 請求項3に記載の車両走行制御装置において、
前記走行制御部は、
前記速度変更指示を含む発話についての前記信頼度に応じて変化する係数を前記暫定目標加速度に乗じることにより、前記音声認識部が認識した前記運転者の発話に含まれている前記速度変更指示に応じて前記目標速度を変更した場合に設定される前記加速度を決定するように構成された
車両走行制御装置。
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JP2019168530A JP7272199B2 (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 車両走行制御装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019168530A JP7272199B2 (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | 車両走行制御装置 |
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JP2021046021A JP2021046021A (ja) | 2021-03-25 |
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Citations (1)
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JP2013216141A (ja) | 2012-04-05 | 2013-10-24 | Mitsubishi Motors Corp | 車両のクルーズコントロール装置 |
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---|---|---|---|---|
JPH0781498A (ja) * | 1993-09-20 | 1995-03-28 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用走行制御装置 |
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2019
- 2019-09-17 JP JP2019168530A patent/JP7272199B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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