JP7271349B2 - 回転抵抗装置および電子装置 - Google Patents

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    • F16D65/16Actuating mechanisms for brakes; Means for initiating operation at a predetermined position arranged in or on the brake

Description

本発明は、回転抵抗装置および電子装置に関する。
近年、磁気粘性流体を用いて操作者の操作に対する抵抗を発生させる機能を有する装置が提案されている。特許文献1には、ロータの周囲に配置される磁気粘性流体に磁場を印加することで、磁気粘性流体をせん断する抵抗を増加させ、ロータの回転に対する制動トルクを調整可能な制動装置が開示されている。また、特許文献2には、直動する可動部に対する制動力を調整可能な調整装置が開示されている。
特開2014-20539号公報 特開2002-213517号公報
特許文献1の制動装置は、装置全体の小型化を図る場合、コイルの内径側に配置されているロータも小型化するため、ロータが磁気粘性流体をせん断する抵抗による制動トルクも小さくなってしまう。すなわち、性能を低下させることなく、特許文献1の制動装置を小型化することは困難である。
また、特許文献2の調整装置は、可動部と固定部との間の小さな流路を通過する磁気粘性流体の流れにくさを磁場で調整し、可動部の制動力を調整する装置である。このため、大量の磁気粘性流体を可動部の駆動方向に沿って配置し、可動部を動かすことで小さな流路に磁気粘性体が流れる構成にする必要があるため、装置が大型化しやすい。また、コイルが可動部に組込まれており、可動部を回転可能とするためには、コイルの配線構成が複雑になり、小型化には向いていない。
本発明は、高性能および小型の点で有利な回転抵抗装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての回転抵抗装置は、第1軸部と、第2軸部と、第1軸部と第2軸部との間に配され、第1軸部の径および第2軸部の径より大きな径の第3軸部とを含み、磁性体を含んで構成された回転軸部材と、回転軸部材を保持し、磁性体を含んで構成された筐体部材と、第1軸部の外周面と筐体部材の内周面との間に配された第1コイルと、第2軸部の外周面と筐体部材の内周面との間に配された第2コイルと、第3軸部の外周面と筐体部材の内周面との間に配された磁気粘性流体と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、高性能および小型の点で有利な回転抵抗装置を提供することができる。
実施例1の回転抵抗装置の断面図である。 実施例1の回転抵抗装置の分解斜視図である。 MR流体の抵抗力が発生する原理を示す図である。 実施例1の磁気回路を示す図である。 実施例2の回転抵抗装置の断面図である。 実施例2の回転抵抗装置の分解斜視図である。 実施例2の磁気回路を示す図である。 実施例2の磁気回路の拡大図である。 実施例3の回転抵抗装置の断面図である。 実施例3の磁気回路を示す図である。 回転抵抗装置を備える電子装置の一例である撮像装置の概略図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施例の回転抵抗装置(MR流体デバイス)の断面図である。回転抵抗装置100は、回転軸(回転軸部材)101、および筐体(筐体部材)102を有する。
回転軸101は、磁性体で構成され、第1軸(第1軸部)101a、第2軸(第2軸部)101b、制動軸(第3軸部)101c、伝達軸101d、および凸部101eを有する。段差101fは、回転軸101の回転中心X方向への移動を制限するために、第1軸101aと伝達軸101dとの間に設けられている。なお、回転軸101の回転中心X方向(軸方向)への移動を制限する必要がない場合は、段差101fを設ける必要はない。
筐体102の内部には、第1コイル104、第2コイル105、第1ボビン106、第2ボビン107、およびMR流体(磁気粘性流体)Fが配置されている。
筐体102は、磁性体で構成され、外装(円筒部)102a、切欠き102d,102e、および貫通穴102fを有する。また、筐体102は、嵌合穴(第1嵌合部)103aが設けられている第1円板(第1円板部)103、および嵌合凹部(第2嵌合部)102cが設けられている第2円板(第2円板部)102bを有する。第1円板103は段差101fに接触し、第2円板102bは凸部101eに接触している。また、第1円板103の外周面は、筐体102の内周面に嵌合している。
伝達軸101dは、回転軸101の第1端側で嵌合穴103aと回転可能に嵌合する。第2軸101bは、回転軸101の第2端側で嵌合凹部102cと回転可能に嵌合する。回転軸101が嵌合穴103aおよび嵌合凹部102cと回転可能に嵌合するため、制動軸101cは外周面が対向する外装102aの内周面と非接触な状態で回転可能である。また、段差101fと凸部101eがそれぞれ第1円板103と第2円板102bに接触しているため、回転軸101は回転中心X方向への移動が制限される。
なお、外装102aと第1円板103は、本実施例では別体で構成されているが、一体で構成されていてもよい。外装102aと第2円板102bは、本実施例では一体で構成されているが、別体で構成されていてもよい。
また、本実施例では、段差101fと凸部101eが第1円板103と第2円板102bを挟むように配置されているため、回転軸101は回転中心X方向への移動が制限されているが、他の構成により回転軸101の回転中心X方向への移動を制限してもよい。例えば、伝達軸101dの先端に突き当て面を設けることで、段差101fを設けることなく、回転軸101の回転中心X方向への移動を制限することができる。
外周シール(第1シール)108、および内周シール(第3シール)110は、回転中心X方向において、第1コイル104と制動軸101cとの間に配置されている。また、外周シール(第2シール)109、および内周シール(第4シール)111は、回転中心X方向において、第2コイル105と制動軸101cとの間に配置されている。外周シール108は、第1ボビン106の外周面と外装102aの内周面との間の隙間を封止するように変形している。外周シール109は、第2ボビン107の外周面と外装102aの内周面との間の隙間を封止するように変形している。内周シール110は、第1ボビン106の内周面と第1軸101aの外周面との間の隙間を封止するように変形している。また、内周シール110は、制動軸101cに接触するように固定されている。内周シール111は、第2ボビン107の内周面と第2軸101bの外周面との間の隙間を封止するように変形している。また、内周シール111は、制動軸101cに接触するように固定されている。貫通穴シール112は、貫通穴102fに取り付けられている。
第1ボビン106は、非磁性体で構成されている。第1ボビン106には、第1コイル104が巻回されている。また、第1ボビン106は、円環形状の円環部106a、および配線部106bを有する。円環部106aは、制動軸101cと第1コイル104との間に配置され、第1軸101aと空隙を介して対向する。円環部106aの外周面は、外装102aの内周面と嵌合している。また、円環部106aの外周面には、外周シール108を固定するための凹部が形成され、内周面には内周シール110を固定するための凹部が形成されている。配線部106bは、第1コイル104の配線を筐体102の外部の図示しない磁場制御装置に接続する。
第2ボビン107は、非磁性体で構成され、第2円板102bに突き当てられた状態で固定されている。第2ボビン107には、第2コイル105が巻回されている。また、第2ボビン107は、円環形状の円環部107a、および配線部107bを有する。円環部107aは、制動軸101cと第2コイル105との間に配置され、第2軸101bと空隙を介して対向している。円環部107aの外周面は、外装102aの内周面と嵌合している。また、円環部107aの外周面には、外周シール109を固定するための凹部が形成され、内周面には内周シール111を固定するための凹部が形成されている。配線部107bは、第2コイル105の配線を筐体102の外部の図示しない磁場制御装置に接続する。
なお、内周シール110は、本実施例では、回転軸101と摺動可能に接触するように第1ボビン106に固定されているが、第1ボビン106と摺動可能に接触するように回転軸101に固定されていてもよい。また、内周シール111は、本実施例では、回転軸101と摺動可能に接触するように第2ボビン107に固定されているが、第2ボビン107と摺動可能に接触するように回転軸101に固定されていてもよい。
図2は、回転抵抗装置100の分解斜視図である。回転抵抗装置100を組み立てる場合、まず、部品群B、回転軸101、部品群A、および第1円板103がこの順番で筐体102に組み込まれる。部品群Aは、第1コイル104、第1ボビン106、外周シール108、および内周シール110から構成される。部品群Bは、第2コイル105、第2ボビン107、外周シール109、および内周シール111から構成される。次に、貫通穴102fからMR流体Fを流入する。MR流体Fは、制動軸101cの外周面と円筒部102aの内周面との間に充填される。最後に、貫通穴シール112を貫通穴102fに固定する。これにより、MR流体Fは、回転軸101、筐体102、第1ボビン106、第2ボビン107、外周シール108,109、内周シール110,111、および貫通穴シール112で囲まれた領域に密閉される。
以下、図3を参照して、MR流体Fの外力Iに対する抵抗力が発生する原理について説明する。図3は、MR流体Fの抵抗力が発生する原理を示す図である。なお、本発明のMR流体Fは、磁場の印加によって抵抗力が著しく増大(変化)し、磁場の除去によって元の抵抗力に戻る可逆的性質を持つ流体のことである。
MR流体Fは、磁場Mが印加されていない状態では、図3(a)に示されるように、溶媒Fbの中に無数の磁性体粒子Faが分散している状態の液体である。図3(a)の状態において磁場Mを印加すると、図3(b)に示されるように、磁界の方向に沿って、磁性体粒子Faの集合体である多数のクラスタCが形成される。クラスタCは、磁場Mにより磁化した無数の磁性体粒子Faが、近傍の磁性体粒子Faと引き合うことで形成される。可動部99が図3(c)に示されるように磁場Mの垂直方向の外力Iを受けた場合、クラスタCは傾きながら徐々に伸び、切断される。クラスタCが切断されるまでは、クラスタCの内部には磁性体粒子Fa同士が引き合う力が発生している。クラスタCが一度切断されると、抵抗力がなくなるのではなく、図3(c)および図3(d)に示されるように、クラスタCがランダムに切断と結合を繰り返すことによって、所定の磁場Mに対して所定の抵抗力を得ることができる。これにより、MR流体Fは抵抗力を発生させる。また、磁場Mの強さを強くすることにより、クラスタCの内部において発生する磁性体粒子Fa同士が引き合う力も強くなり、外力Iに対する抵抗力も大きくなる。ただし、図3のクラスタCはMR流体Fの抵抗力が発生する原理を説明するために明示的に示したものであり、実際には無数の磁性体粒子Faで形成された無数のクラスタが形成される。
以下、図4を参照して、回転抵抗装置100で発生する磁気回路について説明する。図4は、本実施例の磁気回路を示す図である。回転抵抗装置100では、第1軸101aと第2軸101bで逆向きの磁束がそれぞれ生成されるように、第1コイル104および第2コイル105に電流を流す。第1コイル104で発生した磁束により隣接する磁性体で閉じている磁気回路M1が形成され、第2コイル105で発生した磁束により隣接する磁性体で閉じている磁気回路M2が形成されている。第1軸101aから制動軸101cに流れてきた磁束と第2軸101bから制動軸101cに流れてきた磁束は制動軸101cの中で反発し合い、制動軸101cの外周面に流れる。制動軸101cの外周面から流れてきた磁束は、MR流体Fを通過し、外装102aに流れる。外装102aに流れてきた磁束のうち、第1コイル104で発生した磁束は第1コイル104側の外装102aを流れ、第2コイル105で発生した磁束は第2コイル105側の外装102aを流れる。第1コイル104側の外装102aを流れる磁束は、第1円板103を流れ、第1軸101aに戻る。第2コイル105側の外装102aを流れる磁束は、第2円板102bを流れ、第2軸101bに戻る。
以下、回転軸101で制動トルクを得る構成について説明する。図4に示す構成で磁気回路M1,M2を発生させると、第1コイル104および第2コイル105で発生した磁束は、制動軸101cの外周面からMR流体Fを通過し、外装102aの内周面に流れる。この磁束により、制動軸101cと外装102aとの間のMR流体Fには磁束の向きに沿った無数のクラスタCが形成され、制動軸101cには外装102aに対して相対回転を停止させる抵抗力が働き、制動トルクとなる。以上より、第1コイル104および第2コイル105に流れる電流量を調整することで、MR流体Fを流れる磁束の大きさを制御し、任意の制動トルクを回転軸101に発生させることが可能となる。
磁気回路M1,M2では、第1コイル104および第2コイル105で発生した磁束のほぼ全てがMR流体Fを流れるため、制動トルクを発生させない無駄な磁束が少なく、効率的に制動トルクを得ることができる。また回転軸101は嵌合凹部102cおよび嵌合穴103aと回転可能に嵌合するため、制動軸101cの外周面と筐体102の内周面との同軸度は高い。このため、制動軸101cの外周面と筐体102の内周面とを非接触に保ちながら、制動軸101cの外周面と筐体102の内周面との間の隙間を小さくすることで、磁気回路の磁気抵抗を小さくし、流れる磁束を大きくすることができる。
なお、本実施例では、外周シール108,109および内周シール110,111を用いてMR流体Fを密閉しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1ボビン106および第2ボビン107に回転軸101に嵌合する凸部や筐体102の内周面に嵌合する凸部を設けることで、MR流体Fを密閉してもよい。
また、本実施例では、貫通穴シール112は、貫通穴102fに嵌合することでMR流体Fを密閉しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、貫通穴シール112を接着剤等で固定してもよい。
また、本実施例では、回転抵抗装置100は、回転中心X方向へ長く、回転中心Xに直交する方向へ短い形状をしているが、回転中心X方向において短く、回転中心Xに直交する方向へ長い形状であっても、本発明を適用可能である。
図5は、本実施例の回転抵抗装置200の断面図である。本実施例では、実施例1と異なる構成について説明し、共通の構成については詳細な説明は省略する。
回転抵抗装置200は、回転軸(回転軸部材)201、および筐体(筐体部材)202を有する。
筐体202の内部には、第1コイル204、第2コイル205、第1ボビン206、第2ボビン207、およびMR流体Fが配置されている。筐体202は、第1嵌合穴(第1嵌合部)203aが設けられている第1円板(第1円板部)203、および第2嵌合穴(第2嵌合部)213aが設けられている第2円板(第2円板部)213を有する。
外装202aは、第1コイル204と対向する第1対向面(第1内周面)202g、第2コイル205と対向する第2対向面(第2内周面)202h、および制動軸201cと対向する第3対向面(第3内周面)202iを有する。第1対向面202gおよび第2対向面202hの径は第3対向面202iの径よりも大きいため、外装202aは制動軸201cの外周面と対向する内周段差202jを有する。
回転軸201は、第1嵌合穴203aに回転可能に嵌合する第1伝達軸201d、および第2嵌合穴213aと回転可能に嵌合する第2伝達軸201gを有する。また、回転軸201は、第1伝達軸201dと第1軸201aとの間に設けられた段差201f、および第2伝達軸201gと第2軸201bとの間に設けられた段差201hを有する。本実施例では、第1伝達軸201dおよび第2伝達軸201gが筐体202から突出している。そのため、例えば、第1伝達軸201dに被制動対象を取り付け、第2伝達軸201gにエンコーダ等の角度検出手段を設けることで、角度に応じて被制動対象の制動トルクを調整可能である。
図6は、回転抵抗装置200の分解斜視図である。回転抵抗装置200を組み立てる場合、まず、第1の方向から部品群D、および第2円板213がこの順で外装202aに組み込まれる。部品群Dは、第2コイル205、第2ボビン207、外周シール209、および内周シール211から構成される。部品群Dは、第2ボビン207が外装202aの内周段差202jに突き当たるように位置決めされる。第2円板213は、第2ボビン207に突き当たった状態で外装202aに固定される。このとき、第2ボビン207は、内周段差202jと第2円板213が両側から突き当たるように固定される。
次に、第1の方向とは反対の第2の方向から、回転軸201、部品群C、および第1円板203がこの順で外装202aに組み込まれる。部品群Cは、第1コイル204、第1ボビン206、外周シール208、および内周シール210から構成される。回転軸201が外装202aに組み込まれると、第2伝達軸201gは第2嵌合穴213aに回転可能に嵌合し、制動軸201cは内周シール211に接触する。部品群Cは、第1ボビン206が内周段差202jに突き当たるように位置決めされる。このとき、内周シール210は制動軸201cと第1ボビン206に挟まれ、変形し、内周シール211は制動軸201cと第2ボビン207に挟まれ、変形する。第1円板203は、第1ボビン206に突き当たった状態で外装202aに固定される。このとき、第1ボビン206は、内周段差202jと第1円板203が両側から突き当たるように固定される。
次に、貫通穴202fからMR流体Fを流入する。最後に、貫通穴シール212を貫通穴202fに固定する。
本実施例では、第1ボビン206および第2ボビン207はそれぞれ、第1円板203および第2円板213により、内周段差202jに突き当たった状態で固定されるため、MR流体Fの密封性が向上する。また、段差201f,201hはそれぞれ、第1円板203および第2円板213により位置決めされているため、回転軸101は回転中心X方向の移動が制限される。
以下、図7を参照して、回転抵抗装置200で発生する磁気回路について説明する。図7は、本実施例の磁気回路を示す図である。回転抵抗装置200では、第1軸201aと第2軸201bで逆向きの磁束がそれぞれ生成されるように、第1コイル204および第2コイル205に電流を流す。第1コイル204で発生した磁束により磁気回路M3が形成され、第2コイル205で発生した磁束により磁気回路M4が形成されている。
以下、図8を参照して、内周段差202jが磁束の流れを変える効果について説明する。図8は、本実施例の磁気回路の拡大図である。図8(a)は、実施例1の第1コイル104で発生した磁束の流れる磁気回路M1の一部を示している。図8(b)は、本実施例の第1コイル204で発生した磁束の流れる磁気回路M3の一部を示している。
外装102aの内周面に内周段差202jが設けられていない場合、制動軸101cから流れてくる磁束は、図8(a)に示されるように、外装102aの内周面に引き付けられ、第1ボビン206の側に曲がりながら流れる。そのため、MR流体Fを通過する磁束は少なくなり、磁束密度が低くなる。一方、外装202aの内周面に内周段差202jが設けられている場合、制動軸201cから流れてくる磁束は、図8(b)に示されるように、内周段差202jの第3対向面202iに引き付けられる。そのため、MR流体Fを通過する磁束は多くなり、磁束密度が高くなる。
なお、本実施例では、第1円板203と第2円板213は、外装202aと別体で構成されているが、内周段差202jを有する外装202aに部品群C,Dと回転軸101を組み込み可能であれば、本発明はこれに限定されない。例えば、外装202aを複数の部品から構成することで、第1円板203と第2円板213は、外装202aと一体で構成されていてもよい。
図9は、本実施例の回転抵抗装置300の断面図である。本実施例では、実施例1または実施例2と異なる構成について説明し、共通の構成については詳細な説明は省略する。
回転抵抗装置300は、回転軸(回転軸部材)301、および筐体(筐体部材)302を有する。
筐体302の内部には、第1コイル304、第2コイル305、第1ボビン306、第2ボビン307、およびMR流体Fが配置されている。筐体302は、外装(第1円筒部)302a、および回転軸301と外装302aとの間に配置されたリング(第2円筒部)314を有する。
外装302aは、第1コイル304と対向する第1対向面(第1内周面)302gと、第2コイル205と対向する第2対向面(第2内周面)302hとを有する。
リング314は、外装302aの内周面に嵌合固定され、制動軸301cと対向する第3対向面(第3内周面)314i、および外装302aに設けられた貫通穴302fと同じ位置に形成された貫通穴314aを有する。リング314は、第2ボビン307に突き当たった状態で固定されている。
回転抵抗装置300を組み立てる場合、まず、部品群G、リング314、回転軸301、部品群E、および第1円板303がこの順で筐体302に組み込まれる。部品群Eは、第1コイル304、第1ボビン306、外周シール308、および内周シール310から構成される。部品群Gは、第2コイル305、第2ボビン307、外周シール309、および内周シール311から構成される。次に、貫通穴302fからMR流体Fを流入する。最後に、貫通穴シール312を貫通穴302fに固定する。
部品群Eの径は部品群Gの径よりも大きく、第1軸301aの径は第2軸302bの径よりも大きい。そのため、外装302aの部品群Eの側の外周面と嵌合する内周面の径は部品群Gの側の外周面と嵌合する内周面の径よりも大きくなり、筐体302は段差302kを有する。部品群Eは、段差302kとリング314に突き当たった状態で固定される。
本実施例では、第1対向面302gおよび第2対向面302hの径は第3対向面314iの径よりも大きいため、外装302aは制動軸301cの外周面と対向するリング314を有する。また、リング314を別体で構成することで、制動軸301cから流れる磁束を第3対向面314iに引き付け、回転抵抗装置300は外装202aの片側方向から組み込み可能な構成となる。さらに、リング314は貫通穴302fと同じ位置に貫通穴314aを有するため、MR流体Fを貫通穴302f,314aから流入可能であり、部品群E,Gの位置決め固定が容易となる。
以下、図10を参照して、回転抵抗装置300で発生する磁気回路について説明する。図10は、本実施例の磁気回路を示す図である。回転抵抗装置300では、第1軸301aと第2軸301bで逆向きの磁束がそれぞれ生成されるように、第1コイル304および第2コイル305に電流を流す。第1コイル304で発生した磁束により磁気回路M5が形成され、第2コイル305で発生した磁束により磁気回路M6が形成されている。また、制動軸301cから流れる磁束は、第3対向面314iに引き付けられ、第3対向面314iにより多くの磁束が流れる。
本実施例の構成によれば、外装302aのように段差がある形状においても、小型化可能であるとともに、高効率の回転抵抗装置300を実現可能である。すなわち、回転抵抗装置300は、配置や構成の自由度が高い。例えば、伝達軸301dにギアを付ける場合、部品群Eを部品群Gより小さくすることで、ギア接続しやすい構成を実現可能である。
図11は、回転抵抗装置を備える電子装置の一例である撮像装置40の概略図である。撮像装置400は、カメラ本体410、およびレンズ鏡筒420を有する。カメラ本体410は、撮像素子411を保持する。レンズ鏡筒420は、ズームリングやフォーカスリングなどの光学要素を移動させる操作部材421と操作部材421に連結された回転抵抗装置422を有する。回転抵抗装置422は、実施例1から3のいずれかの回転抵抗装置である。レンズ鏡筒420は、カメラ本体410と一体的に構成されていてもよいし、カメラ本体410に着脱可能に取り付けられるように構成されていてもよい。また、レンズ鏡筒420が撮像素子411を保持していてもよい。
なお、本発明の回転抵抗装置は、例えば、患者の臓器に触れた感覚を呈示する機能が搭載された遠隔手術装置等に適用可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100,200,300 回転抵抗装置
101,201,301 回転軸(回転軸部材)
101a,201a,301a 第1軸部
101b,201b,301b 第2軸部
101c,201c,301c 第3軸部
102,202,302 筐体(筐体部材)
104,204,304 第1コイル
105,205,305 第2コイル
F MR流体(磁気粘性流体)

Claims (10)

  1. 第1軸部と、第2軸部と、前記第1軸部と前記第2軸部との間に配され、前記第1軸部の径および前記第2軸部の径より大きな径の第3軸部とを含み、磁性体を含んで構成された回転軸部材と、
    前記回転軸部材を保持し、磁性体を含んで構成された筐体部材と、
    前記第1軸部の外周面と前記筐体部材の内周面との間に配された第1コイルと、
    前記第2軸部の外周面と前記筐体部材の内周面との間に配された第2コイルと、
    前記第3軸部の外周面と前記筐体部材の内周面との間に配された磁気粘性流体と、を有することを特徴とする回転抵抗装置。
  2. 前記第1軸部と前記第2軸部とに互いに逆向きの磁束がそれぞれ生成されるように前記第1コイルと前記第2コイルとに電流を流すことにより、前記回転軸部材および前記筐体部材において、前記第1コイルによる第1磁気回路と前記第2コイルによる第2磁気回路とが形成されることを特徴とする請求項1に記載の回転抵抗装置。
  3. 前記筐体部材は、前記第1軸部の外周面とは対向する第1内周面と、前記第2軸部の外周面とは対向する第2内周面と、前記第3軸部の外周面とは対向する第3内周面とを含み、
    前記第1内周面の径および前記第2内周面の径は、前記第3内周面の径より大きいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転抵抗装置。
  4. 前記第1軸部の外周面と前記筐体部材の内周面との間に配され、前記第1コイルが巻回された第1ボビンと、
    前記第2軸部の外周面と前記筐体部材の内周面との間に配され、前記第2コイルが巻回された第2ボビンと、
    前記回転軸部材の軸の方向において前記第1コイルと前記第3軸部との間に配され、前記第1ボビンの外周面と前記筐体部材の内周面との間の隙間を封止する第1シールと、
    前記軸の方向において前記第2コイルと前記第3軸部との間に配され、前記第2ボビンの外周面と前記筐体部材の内周面との間の隙間を封止する第2シールと、
    前記軸の方向において前記第1コイルと前記第3軸部との間に配置され、前記第1ボビンの内周面と前記第1軸部の外周面との間の隙間を封止する第3シールと、
    前記軸の方向において前記第2コイルと前記第3軸部との間に配置され、前記第2ボビンの内周面と前記第2軸部の外周面との間の隙間を封止する第4シールと、
    を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちいずれか1項に記載の回転抵抗装置。
  5. 前記筐体部材は、前記回転軸部材が回転可能に嵌合する第1円板部と、前記回転軸部材が回転可能に嵌合する第2円板部と、前記第1円板部と前記第2円板部との間に配された円筒部とを含み、
    前記円筒部は、前記第1円板部および前記第2円板部のうちの少なくとも一方とは別体で構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の回転抵抗装置。
  6. 前記筐体部材は、前記回転軸部材が回転可能に嵌合する第1円板部と、前記回転軸部材が回転可能に嵌合する第2円板部と、前記第1円板部と前記第2円板部との間に配された円筒部とを含み、
    前記円筒部は、前記第1円板部および前記第2円板部とは一体で構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のうちいずれか1項に記載の回転抵抗装置。
  7. 前記第1コイルおよび前記第2コイルは、前記筐体部材の内周面に接触していることを特徴とする請求項1ないし請求項6のうちいずれか1項に記載の回転抵抗装置。
  8. 請求項1ないし請求項7のうちいずれか1項に記載の回転抵抗装置と、
    前記回転抵抗装置に連結された操作部材と、を有することを特徴とする電子装置。
  9. 前記操作部材により移動させられる光学要素を有することを特徴とする請求項8に記載の電子装置。
  10. 前記光学要素を介して形成された像を受ける撮像素子を有することを特徴とする請求項9に記載の電子装置。
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