JP7271343B2 - 推定装置、電池システムおよび推定方法 - Google Patents

推定装置、電池システムおよび推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、推定装置、電池システムおよび推定方法に関する。
従来、HEV(Hybrid Electric Vehicle)やEV(Electric Vehicle)に搭載されるリチウムイオン二次電池(LIB:Lithium-Ion rechargeable Battery)等の充電状態(SOC:State Of Charge)を推定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-190274号公報
しかしながら、上記した従来技術においては、推定したSOCが実際のSOCより高くなってしまうことがあり、改善の余地があった。
すなわち、従来技術では、SOC推定のアルゴリズムとして電流積算方式が用いられている。かかる電流積算方式では、例えば二次電池(以下「電池」と記載する場合がある)の電流値を電流センサで検出し、検出された電流値を積算してSOCを推定する。しかしながら、検出された電流値には、例えば電流センサや検出回路などハードウェアの特性による検出誤差(検出ばらつき)が含まれることがある。そのため、検出誤差によっては、推定したSOCが実際のSOCより高くなってしまうことがある。
ここで、電池から各種機器への電力供給は、推定したSOCに基づいて制御される。そのため、上記したように、推定したSOCが実際のSOCより高い場合、言い換えると、実際のSOCが推定したSOCより低い場合、各種機器へ電力を供給する制御が行われたにもかかわらず、電池の電力が不足して供給できないおそれがあり、改善の余地があった。なお、上記したSOCは、例えば電池の充電率である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、推定された電池の充電率が実際の充電率より高くなることを抑制することができる推定装置、電池システムおよび推定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、推定装置において、検出部と、算出部と、推定部とを備える。検出部は、電池の電流値を検出する。算出部は、前記検出部によって検出された前記電流値に対する電流値のばらつき範囲のうち、前記電池の充電時は下限電流値を算出し、前記電池の放電時は上限電流値を算出する。推定部は、前記電池の充電率を電流積算方式により推定する際、前記算出部によって算出された前記下限電流値および前記上限電流値を用いて前記充電率を推定する。
本発明によれば、推定された電池の充電率が実際の充電率より高くなることを抑制することができる。
図1Aは、実施形態に係る電池システムの構成を示すブロック図である。 図1Bは、実施形態に係るSOCの推定方法の概要を示す図である。 図2は、実施形態に係る推定装置を含む電池システムの構成を示すブロック図である。 図3は、OCV-SOC特性曲線の一例を示す図である。 図4は、推定SOCを説明する図である。 図5は、推定装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図6は、電池制御装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する推定装置、電池システムおよび推定方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、以下では、推定装置が、車両に搭載されるリチウムイオン二次電池(以下、LIBと記載する)の充電率、すなわちLIBのSOCを推定する場合を一例に挙げて説明する。なお、推定装置の対象は、車両に搭載されるLIBに限定されず、任意の機器に搭載されるLIBであってよい。
まず、図1Aおよび図1Bを用いて、実施形態に係るSOCの推定方法の概要について説明する。図1Aは、実施形態に係る電池システム1の構成を示すブロック図である。
図1Aに示すように、電池システム1は、推定装置10と、電池制御装置40と、発電機11と、スタータ12と、鉛バッテリ13と、補機14と、LIB15と、DCDCコンバータ16と、第1スイッチ17と、第2スイッチ18とを備える。つまり、電池システム1は、鉛バッテリ13およびLIB15の2つの電池を備える2電源システムである。なお、電池システム1は、2電源システムに限定されるものではなく、少なくともリチウムイオン二次電池を備える電源システムであれば、電池の数が1つであっても、3つ以上であってもよい。
電池制御装置40は、鉛バッテリ13およびLIB15の充電や放電を制御したり、発電機11、スタータ12および補機14などの動作を制御したりする。電池制御装置40は、例えば、上位ECU(Electronic Control Unit)である。
具体的には、電池制御装置40は、例えば、推定装置10によって推定されたSOCに基づき、第1スイッチ17や第2スイッチ18、補機14等を制御する。また、電池制御装置40は、例えば、LIB15から他機器(鉛バッテリ13および補機14)へ電力を供給する際に、DCDCコンバータ16を制御する。
発電機11は、エンジンの回転を動力源として電力を生成する機器である。また、車両の減速時には回生ブレーキによる回生電力を生成する。なお、発電機11は、オルタネータやジェネレータとも呼ばれる。
また、発電機11は、例えば電池制御装置40からの指示に応じて電力を生成してもよい。そして、例えば発電した電力を鉛バッテリ13やLIB15へ供給することで、鉛バッテリ13やLIB15を充電する。
スタータ12は、例えば電気モータを備え、エンジンを始動する始動装置である。かかるスタータ12は、車両に備わる負荷である。なお、図1Aに示す例では、電池システム1がスタータ12と発電機11とを備える構成としたが、例えば、電池システム1がスタータ12および発電機11の代わりに、ISG(Integrated Starter Generator)などを備えてもよい。
鉛バッテリ13は、電極に鉛を用いた二次電池である。補機14は、車両に備わる電子機器等の負荷である。例えば、負荷である補機14としては、ナビゲーション装置やオーディオ、エアーコンディショナ等が挙げられる。また、補機14は、例えば、PCS(Pre-crash Safety System)やAEB(Advanced Emergency Braking System)などの車両制御を行う車両制御装置、車両の窓の開閉などを行う種々の電気モータであってもよい。
LIB15は、充電または放電を行う二次電池である。なお、LIB15としては、鉄系のLIBを用いることができるが、これに限定されるものではない。
DCDCコンバータ16は、鉛バッテリ13とLIB15との間および補機14とLIB15との間に設けられる。例えば、LIB15から鉛バッテリ13に電力を供給する場合、DCDCコンバータ16は、LIB15の電圧を昇圧する。また、LIB15から補機14に電力を供給する場合、DCDCコンバータ16は、LIB15の電圧を昇圧または降圧する。
第1スイッチ17および第2スイッチ18は、回路の短絡と開放を制御する開閉器(リレー)である。第1スイッチ17は、鉛バッテリ13と発電機11(またはスタータ12)との間に接続される。第2スイッチ18は、LIB15と発電機11(またはスタータ12)との間に接続される。そして、第1スイッチ17および第2スイッチ18の開閉は、上記した電池制御装置40によって制御される。
推定装置10は、図1Bに示す実施形態に係る推定方法により推定されたSOCを電池制御装置40へ通知する。
図1Bは、実施形態に係るSOCの推定方法の概要を示す図である。なお、図1Bでは、横軸が時間、縦軸がSOCであるグラフを示す。図1Bでは、実施形態に係る推定方法により推定されたSOCを「推定SOC」として実線で示し、LIB15の実際のSOC(真値)を「実SOC」として破線で示している。なお、図1Bでは、従来技術に係る推定方法により推定された「推定SOC」を二点鎖線で示している。
本実施形態に係る推定装置10は、電流積算方式によりLIB15のSOCを推定する。具体的には、推定装置10は先ず、起動時の時刻t1において、初期SOCを算出する(ステップS1)。
例えば、推定装置10は、起動時のLIB15の電圧(正確には、開回路電圧。いわゆるOCV(Open Circuit Voltage))を検出する。推定装置10は、検出されたLIB15のOCVと、OCVとSOCとの関係を示す充電特性(OCV-SOC特性曲線(後述の図3参照))とに基づいて、初期SOCを算出する。続いて、推定装置10は、算出された初期SOCを初期値とした、電流積算方式によるSOCの推定処理を行う。
ところで、従来技術における電流積算方式では、LIB15の電流値を電流センサで検出し、検出された電流値を積算してSOCを推定していた。しかしながら、検出された電流値には、例えば電流センサや検出回路などハードウェアの特性による検出誤差(検出ばらつき)が含まれることがある。そのため、検出誤差によっては、図1Bに二点鎖線で示すように、推定SOCが実SOCより高くなってしまうことがある。推定SOCが実SOCより高いと、例えば、スタータ12や補機14へ電力を供給する制御が行われたにもかかわらず、LIB15の電力が不足して供給できないおそれがあり、改善の余地があった。
そこで、本実施形態にあっては、推定SOCが実SOCより高くなることを抑制することができるようにした。
詳しく説明すると、推定装置10は、LIB15の電流値を電流センサ71(後述する図2参照)で検出する(ステップS2)。なお、以下では、検出された電流値を「検出電流値」と記載する場合がある。
次に、推定装置10は、上記した検出電流値に含まれる検出誤差を考慮して、電流積算方式で用いる電流値を算出する。ここで、上記した検出誤差は、検出電流値に対する実際の電流値のばらつきである。かかるばらつきの範囲は、例えば電流センサや検出回路などハードウェアの特性から予め設定(想定)することができる。ここでは、理解の便宜のため、一例として、検出電流値に対するばらつき範囲が「±1A」であるものとして説明を続ける。
そして、推定装置10は、検出電流値に対する電流値のばらつき範囲のうち、LIB15の充電時は下限電流値を算出し、放電時は上限電流値を算出する(ステップS3)。
詳しくは、LIB15の充電時は、実際の電流値が検出電流値より低く、検出電流値で充電された場合に比べてLIB15の充電が進みにくい状態であることを想定し、推定装置10は、検出電流値に対するばらつき範囲の下限電流値を、電流積算方式で用いる電流値として算出する。例えば、推定装置10は、充電時の検出電流値が10Aである場合、10Aに対するばらつき範囲(±1A)の下限電流値「9A」を算出する。すなわち、本実施形態に係る推定装置10は、検出電流値(10A)ではなく、想定される電流値の中で最も充電が進みにくい「下限電流値(9A)」でLIB15の充電が行われているものと見做し、下限電流値を電流積算方式で用いる電流値として算出する。
一方、LIB15の放電時は、実際の電流値が検出電流値より高く、検出電流値で放電された場合に比べてLIB15の放電が進み易い状態であることを想定し、推定装置10は、検出電流値に対するばらつき範囲の上限電流値を、電流積算方式で用いる電流値として算出する。例えば、推定装置10は、放電時の検出電流値が10Aである場合、10Aに対するばらつき範囲(±1A)の上限電流値「11A」を算出する。すなわち、本実施形態に係る推定装置10は、検出電流値(10A)ではなく、想定される電流値の中で最も放電が進み易い「上限電流値(11A)」でLIB15の放電が行われているものと見做し、上限電流値を電流積算方式で用いる電流値として算出する。
次に、推定装置10は、算出された下限電流値および上限電流値を用いてSOCを電流積算方式により推定する(ステップS4)。上記したように、下限電流値は、最も充電が進みにくいと想定された電流値であり、上限電流値は、最も放電が進み易いと想定された電流値であることから、下限電流値および上限電流値を用いた電流積算方式で得られる推定SOCは、図1Bに示すように、実SOCよりも低くなる。
このように、本実施形態にあっては、検出電流値ではなく、下限電流値および上限電流値を用いることで、推定SOCが実SOCより高くなることを抑制することができる。
また、本実施形態においては、推定SOCが実SOCより低い、言い換えると、実SOCが推定SOCより高いことから、例えば、スタータ12や補機14へ電力を供給する制御が行われた場合、LIB15の電力をスタータ12に確実に供給することが可能となる。
次に、図2を参照して、実施形態に係る推定装置10を含む電池システム1の構成について詳しく説明する。図2は、実施形態に係る推定装置10を含む電池システム1の構成を示すブロック図である。なお、図2では、本実施形態の特徴を説明するために必要な構成要素のみを機能ブロックで表しており、一般的な構成要素についての記載を省略している。
換言すれば、図2に図示される各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。例えば、各機能ブロックの分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することが可能である。
図2に示すように、電池システム1は、上記した推定装置10と、電池制御装置40と、電流センサ71と、電圧センサ72と、各種機器80と、スイッチ81とを備える。なお、図2では、図示の簡略化のため、上記した発電機11やスタータ12、補機14(図1A参照)などを各種機器80として1つのブロックで示すとともに、第1スイッチ17および第2スイッチ18(図1A参照)をスイッチ81として1つのブロックで示している。
電流センサ71は、LIB15の充放電電流を計測するセンサである。電圧センサ72は、LiB15の電池電圧を計測するセンサである。電流センサ71および電圧センサ72は、それぞれ計測結果を示す信号を推定装置10へ出力する。
推定装置10は、制御部20と、記憶部30とを備える。制御部20は、検出部21と、算出部22と、推定部23と、判定部24と、ばらつき幅算出部25とを備える。
制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部20の検出部21、算出部22、推定部23、判定部24およびばらつき幅算出部25として機能する。
また、制御部20の検出部21、算出部22、推定部23、判定部24およびばらつき幅算出部25の少なくともいずれか一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部30は、例えば、データフラッシュや不揮発性メモリ、レジスタといった記憶デバイスである。記憶部30は、OCV-SOCマップ情報31を記憶する。
OCV-SOCマップ情報31は、LiB15の開回路電圧(OCV)とSOCとの関係を示す充電特性に関する情報を含み、具体的には、OCV-SOC特性曲線に関する情報を含む。なお、OCV-SOC特性曲線は、開回路電圧(OCV)とSOCとの関係を示す充電特性の一例である。また、後述の推定部23は、かかるOCV-SOC特性曲線により、LiB15のOCVからSOCを推定することも可能である。
図3は、OCV-SOC特性曲線の一例を示す図である。図3に示すように、OCV-SOC特性曲線は、LiB15を充放電させたときのSOCとOCVの観測値に対して例えば、最小二乗法等によって導出された関数である。
ここで、鉄系のLIB15のOCV-SOC特性曲線について詳説する。図3に示すように、OCV-SOC特性曲線においては、SOCが比較的低い領域E1(例えば0%と所定値Aaとの間)で変化するとき、OCVも領域D1(所定値Vaと所定値Vbとの間)で比較的大きく変化する特性を示す。同様に、SOCが比較的高い領域E3(所定値Abと100%との間)で変化するとき、OCVも領域D3(所定値Vcと所定値Vdとの間)で比較的大きく変化する特性を示す。そのため、例えば仮に、OCVに僅かな検出誤差があった場合でも、SOCを比較的精度良く推定することができる。
他方、SOCが領域E1と領域E3の中間の領域E2(所定値Aaと所定値Abとの間)で変化するとき、OCVは領域D1と領域D3の中間の領域D2(所定値Vbと所定値Vcとの間)で比較的小さく変化する特性を示す。そのため、例えば仮に、OCVに僅かな検出誤差があった場合、SOCが大きく変化するため、SOCを精度良く推定することが難しい。
すなわち、鉄系のLIB15のOCV-SOC特性曲線においては、OCVが領域D1や領域D3にある場合、SOCを推定することが可能であり、OCVが領域D2にある場合、精度の点でSOCを推定することが難しい。なお、領域D1および領域D3は、OCV-SOC特性曲線に基づいてSOCを推定可能な所定領域の一例である。
図2の説明に戻ると、制御部20の検出部21は、LIB15の電流値や電圧値を検出する。例えば、検出部21は、電流センサ71から入力される信号に基づいてLIB15の電流値(検出電流値)を検出する。また、検出部21は、電圧センサ72から入力される信号に基づいてLIB15の電圧値を検出する。なお、検出部21は、電圧値として、上記したOCVや、閉回路電圧(CCV(Closed Circuit Voltage)を検出することができる。検出部21は、検出された電流値や電圧値を算出部22や推定部23、判定部24などへ通知する。
算出部22は、検出された電流値に対する電流値のばらつき範囲のうち、LIB15の充電時は下限電流値を算出し、LIB15の放電時は上限電流値を算出する。例えば、充電時の算出部22は、検出電流値に含まれる検出誤差を考慮して、想定される電流値の中で最も充電が進みにくい「下限電流値」でLIB15の充電が行われているものと見做し、下限電流値を電流積算方式で用いる電流値として算出する。
また、放電時の算出部22は、想定される電流値の中で最も放電が進み易い「上限電流値」でLIB15の放電が行われているものと見做し、上限電流値を電流積算方式で用いる電流値として算出する。算出部22は、算出された下限電流値や上限電流値を推定部23に通知する。また、算出部22は下限電流値や上限電流値の算出で用いた、電流値のばらつき範囲(例えば±1A)をばらつき幅算出部25に通知してもよい。
推定部23は、電流積算方式によりSOCを推定する。例えば、推定部23は、起動時のLIB15のOCVと、OCV-SOC特性曲線とに基づいて、初期SOCを算出する。
そして、推定部23は、算出された初期SOCを初期値として、SOCを推定する。例えば、推定部23は、SOCを電流積算方式により推定する際、算出された下限電流値および上限電流値を用いてSOCを推定する。
なお、電流積算方式の演算式としては、例えば「SOC(k+1)=SOC(k)+電流積分/FCC」を用いることができる。ここで、kは、離散化した時間のインデックスであり、換言すれば、ステップ数である。また、電流積分は、上記した下限電流値および上限電流値を積算して得られる値である。また、FCCは、満充電容量と呼ばれる定数である。
ここで、推定部23によって推定されたSOC(推定SOC)について図4を参照して説明する。図4は、推定SOCを説明する図である。
図4に示すように、最も充電が進みにくいと想定された下限電流値や、最も放電が進み易いと想定された上限電流値を用いた電流積算方式でSOCを推定するため、推定SOCは、実SOCよりも低くなる。すなわち、本実施形態にあっては、下限電流値および上限電流値を用いることで、推定SOCが実SOCより高くなることを抑制することができる。
なお、図4では、起動時の時刻t1から時刻t2までの間で、推定SOCが実SOCよりも低くなる例を示している。また、図4の例では、時刻t2や時刻t4で、推定SOCの更新処理が行われるが、これについては後述する。
図2の説明に戻ると、判定部24は、LIB15が満充電状態であるか否かを判定することができる。例えば、判定部24は、LIB15の電圧値(CCV)が所定の上限値付近であり、かつ、電圧の上昇によって充電電流値が所定電流値以下まで減少した場合、LIB15が満充電状態であると判定し、判定結果を推定部23に通知する。なお、上記した所定の上限値は、LIB15の過充電を防止するために設定される上限値である。
判定結果が通知された推定部23は、かかる判定結果に基づいて、推定SOCの更新処理を行うことができる。かかる処理について、図4を参照しつつ説明すると、例えば、推定部23は、時刻t2のときに、LIB15が満充電状態であると判定された場合、推定SOCを満充電状態を示すSOCに更新する、すなわち100%にリセットする。
推定SOCと実SOCとは、時間経過に伴って徐々に乖離するが、上記した推定SOCの更新処理を行うことで、推定SOCと実SOCとが過度に乖離することを抑制することができる。
また、判定部24は、LIB15のOCVが、OCVとSOCとの関係を示す充電特性(すなわちOCV-SOC特性曲線)に基づいてSOCを推定可能な所定領域(例えば、図3の領域D1や領域D3)にあるか否かを判定することができる。そして、判定部24は、LIB15のOCVが、SOCを推定可能な所定領域にあると判定した場合、判定結果を推定部23に通知する。
判定結果が通知された推定部23は、かかる判定結果に基づいて、推定SOCの更新処理を行うことができる。図4での図示は省略するが、例えば、推定部23は、LIB15のOCVがSOCを推定可能な所定領域にある旨の判定結果が通知された場合、推定SOCをOCVとSOCとの関係を示す充電特性(OCV-SOC特性曲線)に基づいて推定されるSOCに更新(リセット)する。これにより、推定SOCと実SOCとが過度に乖離することを抑制することができる。
また、推定部23は、上記した更新処理により、推定SOCを更新した場合、更新後の推定SOCから電流積算方式によるSOCの推定を再開する。このように、実SOCから乖離がない、あるいは乖離が比較的少ない推定SOCを用いて、推定処理を再開することで、更新処理以降の推定SOCを精度良く推定することが可能になる。
ばらつき幅算出部25は、LIB15のSOCのばらつき幅を算出する。ここで、SOCのばらつき幅とは、図4に示すように、推定SOCと実SOCとの間の誤差幅であり、言い換えると、推定SOCと実SOCとの間の乖離量である。例えば、ばらつき幅算出部25は、電流値のばらつき範囲(例えば±1A)によって得られる誤差幅を経過時間に応じて積算することで、SOCのばらつき幅を算出する。そして、ばらつき幅算出部25は、算出されたSOCのばらつき幅を電池制御装置40へ出力する。
電池制御装置40は、制御部50と、記憶部60とを備える。制御部50は、充放電制御部51を備える。制御部50は、例えば、CPU、ROM、RAM、HDD、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部50の充放電制御部51として機能する。また、制御部50の充放電制御部51をASICやFPGA等のハードウェアで構成することもできる。また、記憶部60は、例えば、データフラッシュや不揮発性メモリ、レジスタといった記憶デバイスであり、各種のプログラムなどを記憶する。
充放電制御部51は、推定装置10で推定されたSOC(推定SOC)や車両状況に基づいて、たとえば各種機器80やスイッチ81などを制御する。
また、充放電制御部51は、上記したSOCのばらつき幅が比較的大きくなった場合、LIB15の充電または放電を強制的に行うことができる。例えば、充放電制御部51は、算出されたSOCのばらつき幅が所定値以上の場合、各種機器80やスイッチ81などを制御して、LIB15の充電または放電を行う。
詳しくは、例えば、充放電制御部51は、LIB15のOCVが、OCVとSOCとの関係を示す充電特性(すなわちOCV-SOC特性曲線)に基づいてSOCを推定可能な所定領域(例えば、図3の領域D1や領域D3)になるまで、LIB15の充電または放電を行う。
かかる処理について、LIB15を放電する場合を例に挙げ、図4を参照しつつ説明する。例えば、充放電制御部51は、時刻t3のときに、算出されたSOCのばらつき幅が所定値以上になった場合、LIB15の放電を強制的に行う。そして、時刻t4において、LIB15のOCVが、OCV-SOC特性曲線に基づいてSOCを推定可能な所定領域(例えば、図3の領域D1)になるまで放電されたものとする。
このとき、推定装置10の推定部23は、判定部24からLIB15のOCVがSOCを推定可能な所定領域にある旨の判定結果が通知されることから、推定SOCをOCV-SOC特性曲線に基づいて推定されるSOCに更新(リセット)する処理を行う。
このように、上記したSOCのばらつき幅が比較的大きくなった場合に、LIB15を強制的に充電または放電して、推定SOCを実SOCに近づける更新処理を行うことで、推定SOCと実SOCとが過度に乖離することを抑制することができる。
次に、図5を用いて実施形態に係る推定装置10が実行する処理手順について説明する。図5は、推定装置10が実行する処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、推定装置10の制御部20は先ず、LIB15の電流値を検出する(ステップS10)。続いて、制御部20は、検出電流値に対する電流値のばらつき範囲のうち、LIB15の充電時は下限電流値を算出し、放電時は上限電流値を算出する(ステップS11)。
次いで、制御部20は、下限電流値および上限電流値を用いて、電流積算方式によりSOCを推定する(ステップS12)。次いで、制御部20は、LIB15が、推定SOCを更新可能な状態であるか否かを判定する(ステップS13)。例えば、制御部20は、LIB15が満充電状態である場合や、OCVがOCV-SOC特性曲線に基づいてSOCを推定可能な所定領域にある場合、推定SOCを更新可能な状態であると判定する。
制御部20は、LIB15が、推定SOCを更新可能な状態であると判定された場合(ステップS13,Yes)、推定SOCの更新処理を実行する(ステップS14)。他方、制御部20は、LIB15が、推定SOCを更新可能な状態ではないと判定された場合(ステップS13,No)、ステップS14の処理をスキップする。
次いで、制御部20は、SOCのばらつき幅を算出する(ステップS15)。そして、制御部20は、推定SOCおよびSOCのばらつき幅を電池制御装置40へ通知する(ステップS16)。
次に、図6を用いて実施形態に係る電池制御装置40が実行する処理手順について説明する。図6は、電池制御装置40が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、図6は、推定装置10から通知されたSOCのばらつき幅に基づく処理を示している。
図6に示すように、電池制御装置40の制御部50は、推定装置10から通知されたSOCのばらつき幅が所定値以上か否かを判定する(ステップS20)。制御部50は、SOCのばらつき幅が所定値以上ではないと判定された場合(ステップS20,No)、言い換えると、SOCのばらつき幅が所定値未満と判定された場合、そのまま処理を終了する。
一方、制御部50は、SOCのばらつき幅が所定値以上であると判定された場合(ステップS20,Yes)、LIB15の充電または放電を強制的に行う充放電処理を行う(ステップS21)。かかる強制的な充放電処理により、推定装置10では、推定SOCを更新する処理が行われることは、既に述べた通りである。
上述してきたように、実施形態に係る推定装置10は、検出部21と、算出部22と、推定部23とを備える。検出部21は、電池(LIB15)の電流値を検出する。算出部22は、検出部21によって検出された電流値に対する電流値のばらつき範囲のうち、電池の充電時は下限電流値を算出し、電池の放電時は上限電流値を算出する。推定部23は、電池の充電率(SOC)を電流積算方式により推定する際、算出部22によって算出された下限電流値および上限電流値を用いて充電率を推定する。これにより、推定された電池の充電率が実際の充電率より高くなることを抑制することができる。
なお、上記した強制的な充放電処理において、LIB15を充電または放電するようにしたが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、LIB15を強制的に充電する場合、発電機11を作動させる分の燃料が必要になるため、LIB15の充電は行わず、LIB15の放電を行うようにしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 電池システム
10 推定装置
15 LIB(電池の一例)
21 検出部
22 算出部
23 推定部
24 判定部
25 ばらつき幅算出部
40 電池制御装置
51 充放電制御部

Claims (6)

  1. 電池の充電率を電流積算方式により推定する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記電池の充電時は、前記電池の電流値のばらつき範囲のうち、下限電流値を用いて前記充電率を推定し、
    前記電池の放電時は、前記電池の電流値のばらつき範囲のうち、上限電流値を用いて前記充電率を推定し、
    前記電池の開回路電圧が、前記開回路電圧と前記充電率との関係を示す充電特性に基づいて前記充電率を推定可能な所定領域にある場合、電流積算方式により推定された前記充電率を、前記充電特性に基づいて推定される充電率に更新すること
    特徴とする推定装置。
  2. 電池の充電率を電流積算方式により推定する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記電池の充電時は、前記電池の電流値のばらつき範囲のうち、下限電流値を用いて前記充電率を推定し、
    前記電池の放電時は、前記電池の電流値のばらつき範囲のうち、上限電流値を用いて前記充電率を推定し、
    前記電池が満充電状態である場合、電流積算方式により推定された前記充電率を、前記満充電状態を示す充電率に更新すること
    特徴とする推定装置。
  3. 前記制御部は、
    記電池が満充電状態である場合、電流積算方式により推定された前記充電率を前記満充電状態を示す充電率に更新すること
    を特徴とする請求項1に記載の推定装置。
  4. 前記制御部は、
    前記充電率を更新した場合、更新後の前記充電率から電流積算方式による前記充電率の推定を再開すること
    を特徴とする請求項1~3のいずれか一つに記載の推定装置。
  5. 請求項1~4のいずれか一つに記載の推定装置と、
    前記電池の充電および放電を制御する電池制御装置と
    を備える電池システムであって、
    前記推定装置は、
    前記制御部によって推定された前記充電率のばらつき幅を算出し、
    前記電池制御装置は、
    記充電率のばらつき幅が所定値以上の場合、前記電池の開回路電圧が、前記開回路電圧と前記充電率との関係を示す充電特性に基づいて前記充電率を推定可能な所定領域になるまで、前記電池の充電または放電を行うこと
    特徴とする電池システム。
  6. 電池の充電率を電流積算方式により推定する制御部が行う推定方法であって、
    前記電池の充電時は、前記電池の電流値のばらつき範囲のうち、下限電流値を用いて前記充電率を推定する工程と、
    記電池の放電時は、前記電池の電流値のばらつき範囲のうち、上限電流値を用いて前記充電率を推定する工程と
    前記電池の開回路電圧が、前記開回路電圧と前記充電率との関係を示す充電特性に基づいて前記充電率を推定可能な所定領域にある場合、電流積算方式により推定された前記充電率を、前記充電特性に基づいて推定される充電率に更新する工程と
    を含むことを特徴とする推定方法。
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