JP2020061823A - 二次電池制御装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、車両10は、電池モジュール11と、第1の電流センサ13及び第2の電流センサ14と、電圧センサ15と、電力変換部17と、走行用モータ18と、表示部19と、を備える。車両10は電気自動車である。
車両10は、電池ECU31を備える。電池ECU31は、二次電池12の分極解消判定処理、二次電池12の充電率:SOC(State Of Charge)の推定処理、二次電池12の満充電容量推定処理、二次電池12の満充電判定処理、内部抵抗異常判定処理といった二次電池12に関する処理を複数行う。したがって、電池ECU31は処理部として機能する。車両10は、電力変換部17の制御などの車両10の走行に関する制御を行う駆動ECU41と、表示部19の表示を更新する表示ECU51と、を備える。電池ECU31には、駆動ECU41及び表示ECU51が信号接続されている。
(1)分極解消判定処理
電池ECU31は、二次電池12の分極解消判定処理を行う。二次電池12を充放電すると二次電池12に分極が生じる。分極には充電時に発生する充電分極と放電時に発生する放電分極とがある。充電分極とは、分極が生じていない場合に比べて二次電池12の電圧が高くなる現象をいう。放電分極とは、分極が生じていない場合に比べて二次電池12の電圧が低くなる現象をいう。二次電池12の充放電により生じる分極は、二次電池12を充放電することなく放置することで時間経過によって解消する。
電池ECU31は、車両10の走行中、すなわち、二次電池12の充放電中に二次電池12の充電率推定処理を行う。二次電池12の充電率は、電流積算値を用いた電流積算法により推定される。電流積算法は、二次電池12の充放電電流を積算することにより充電率を推定する方法である。
二次電池12の充電率推定処理に用いられる満充電容量は、二次電池12の充電を行う際に電池ECU31によって推定される。二次電池12の満充電容量は、充電時における電流センサによる測定値の積算値を、充電で増加した分の充電率で除算することで推定される。
電池ECU31は、二次電池12の満充電判定処理を行う。二次電池12の充電は、二次電池12の電圧が所定電圧に達するまでは定電流充電を行い、二次電池12の電圧が所定電圧を越えた後には定電圧充電を行う所謂CCCV充電により充電を行う。そして、CCCV充電では、定電圧充電に切り替わると、充電電流が徐々に絞られていき、電流値が0Aに近い電流制限値以下に達すると、充電が終了する。したがって、電池ECU31は、電流センサによる測定値が、充電を終了させるための電流制限値以下に達すると、二次電池12が満充電であると判定し、充電を停止させる。よって、満充電判定処理は、電流センサによる測定値と、電圧センサ15による測定値とを用いて行われる。
電池ECU31は、二次電池12の内部抵抗異常判定処理を行う。二次電池12の内部抵抗は、電圧値を電流値で除算することによって推定される。本実施形態では、電池ECU31は、電圧センサ15による測定値を電流センサによる測定値で除算して、内部抵抗値を推定する。電池ECU31は、推定された内部抵抗の値を、予め設定された内部抵抗閾値と比較し、推定された内部抵抗が内部抵抗閾値を超えた場合に、内部抵抗異常があると判定する。
二次電池12の充電率推定処理の際、電池ECU31は、二次電池12の電池容量の変化量(電流積算値)を二次電池12の満充電容量で除算する。上記したように、この満充電容量も充電時の電流積算値を充電で増加した充電率で除算して推定されるため、電流積算値が小さいほど、推定される満充電容量の値が小さくなる。
図3に示すように、ステップS1において、電池ECU31は、第1の電流センサ13及び第2の電流センサ14から測定値を取得する。次に、ステップS2において、電池ECU31は、第1の電流センサ13及び第2の電流センサ14のいずれかにゲイン異常が生じているか否かを判定する。電池ECU31による異常判定は、ステップS1で取得した第1電流値IB1と、第2電流値IB2との差分(IB1−IB2)を電流差ΔIとして算出し、電流差ΔIの絶対値と閾値とを比較することで行われる。電池ECU31は、電流差ΔIの絶対値が閾値を越えた場合、第1の電流センサ13及び第2の電流センサ14の何れかにゲイン異常ありと判定する(ステップS2でYES)。電池ECU31は、ゲイン異常なしと判定した場合(ステップS2でNO)、処理を終了する。
(1)二次電池制御装置においては、ゲイン異常なしの場合は、電池ECU31は第1の電流センサ13による測定値を用いて各処理を行う。電池ECU31により第1の電流センサ13及び第2の電流センサ14のいずれかにゲイン異常ありと判定された場合、電池ECU31は、各処理に用いる電流値を2つの測定値のうち処理に適した測定値に切り換えて、処理を行う。このため、ゲイン異常ありの場合であっても、二次電池12の処理を継続して行い、走行用モータ18への電力供給による車両10の走行や、充放電制御を行うことができる。
○ 第1の電流センサ13及び第2の電流センサ14のいずれかにゲイン異常があるか否かの判定は、測定値同士の差と閾値との比較以外の方法で行ってもよい。例えば、第1の電流センサ13の測定値と、第2の電流センサ14の測定値との倍率が所定倍率以上開いた場合にゲイン異常であると判定してもよい。
Claims (3)
- 複数の二次電池を含む電池モジュールに流れる電流を測定する第1の電流センサと、
前記電池モジュールに流れる電流を測定するとともに前記第1の電流センサの異常判定に用いられる第2の電流センサと、
前記第1の電流センサによる測定値及び前記第2の電流センサによる測定値を取得し、前記第1の電流センサによる測定値と前記第2の電流センサによる測定値とを比較して、前記第1の電流センサ及び前記第2の電流センサのいずれかにゲイン異常ありと判定する異常判定部と、
前記第1の電流センサによる測定値及び前記第2の電流センサによる測定値を取得可能であるとともに、前記異常判定部によりゲイン異常なしと判定された場合、前記第1の電流センサによる測定値を用いて前記二次電池に関する処理を複数行う処理部と、を備え、
前記処理部は、前記異常判定部によりゲイン異常ありと判定された場合、前記処理を行うために用いる測定値を、前記第1の電流センサによる測定値、及び前記第2の電流センサによる測定値のうち前記処理に適した測定値に切り換え、当該切り換えられた測定値を用いて前記処理を行うことを特徴とする二次電池制御装置。 - 前記第1の電流センサによる測定値及び前記第2の電流センサによる測定値のうち絶対値の大きい方の測定値を用いて、前記処理として、前記二次電池の分極解消判定処理、又は前記二次電池の充電率を推定する充電率推定処理を行う請求項1に記載の二次電池制御装置。
- 前記第1の電流センサによる測定値及び前記第2の電流センサによる測定値のうち絶対値の小さい方の測定値を用いて、前記処理として、前記二次電池の満充電容量推定処理、前記二次電池の満充電判定処理、又は前記二次電池の内部抵抗異常判定処理を行う請求項1に記載の二次電池制御装置。
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JP2018190236A JP2020061823A (ja) | 2018-10-05 | 2018-10-05 | 二次電池制御装置 |
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JP2018190236A JP2020061823A (ja) | 2018-10-05 | 2018-10-05 | 二次電池制御装置 |
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Family
ID=70219118
Family Applications (1)
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WO2022009669A1 (ja) * | 2020-07-10 | 2022-01-13 | 株式会社デンソー | 蓄電池制御装置 |
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2018
- 2018-10-05 JP JP2018190236A patent/JP2020061823A/ja not_active Withdrawn
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