JP7270325B2 - 車両構造 - Google Patents

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本発明は、左側ロッカと右側ロッカとを備える車両構造に関する。
特許文献1には、左右一対のロッカと、左右一対のリヤサイドメンバと、前後一対のクロスメンバとを備える車両構造が開示されている。ロッカは、サイドシルとも呼ばれる。ロッカはドアパネルの下側に配置される。リヤサイドメンバは、車両のフレームの一種であり、車長方向に延びる。リヤサイドメンバの前端部は、ロッカにおける車両内方側に接続されている。クロスメンバは、車両のフレームの一種であり、車幅方向に延びる。クロスメンバは、左右のリヤサイドメンバをつなぐように配置されている。特許文献1では、左右一対のリヤサイドメンバと、前後一対のクロスメンバとが枠状につながっている。
特開2021-8238号公報
クロスメンバの端部をサイドメンバの側面に接続する場合、つなぎ目の強度がその他の部分に比べて弱い。そのため、サイドメンバとクロスメンバとで構成される枠状体は、枠形状を歪ませる応力に弱い。この問題を解決するため、サイドメンバとクロスメンバの厚みを厚くしたり、つなぎ目を補強したりすると、車両の重量が増加する。また、車両のコストを含めた車両の生産性が低下してしまう。
本発明の目的の一つは、簡易な構成で、歪に強い車両構造を提供することにある。
本発明の一形態に係る車両構造は、
車幅方向の左側に配置されている左側ロッカと、車幅方向の右側に配置されている右側ロッカとを備える車両構造であって、
前記左側ロッカと前記右側ロッカとの間に配置されている構造体を備え、
前記構造体は、
前記左側ロッカに沿って延びている左側サイド部と、
前記右側ロッカに沿って延びている右側サイド部と、
前記左側サイド部と前記右側サイド部とをつなぐクロス部とを備え、
前記クロス部は、
前記左側サイド部につなぎ目なく一体化された左端部と、
前記右側サイド部につなぎ目なく一体化された右端部とを備え、
前記左側サイド部と前記右側サイド部と前記クロス部はそれぞれ、内壁部と、前記内壁部の下端から外側に延びる下片部とで構成されており、
前記左側サイド部の前記下片部が前記左側ロッカに接合され、前記左側サイド部の前記内壁部が前記左側ロッカの内方面に間隔を空けて向き合っており、
前記右側サイド部の前記下片部が前記右側ロッカに接合され、前記右側サイド部の前記内壁部が前記右側ロッカの内方面に間隔を空けて向き合っている。
本発明の車両構造の一形態として、
前記構造体の上方で、前記左側ロッカと前記右側ロッカとに架け渡されているフロアパネルを備え、
前記左側ロッカと前記左側サイド部と前記フロアパネルとで囲まれる左側中空閉断面と、
前記右側ロッカと前記右側サイド部と前記フロアパネルとで囲まれる右側中空閉断面とを備える形態が挙げられる。
本発明の車両構造の一形態として、
前記クロス部に組み合わされた補強材を備え、
前記補強材は、
前記クロス部の前記内壁部に接合される上片部と、
前記クロス部の前記下片部に接合される外壁部とを備える形態が挙げられる。
上記車両構造は、クロス部の左端部と右端部とがそれぞれ、左側サイド部と右側サイド部とにつなぎ目なく一体化した構造体を備える。この構造体では、クロス部とサイド部とがつながる箇所に、強度の弱点となり易いつなぎ目がない。このような構成を備える構造体は、クロス部とサイド部とのなす角を変化させるような応力に対して高い耐性を発揮する。この高い耐性のために、構造体を構成するクロス部とサイド部の板厚を過度に厚くする必要も、クロス部とサイド部との間を補強する必要もない。
後述する実施形態に示されるように、上記構造体のサイド部はサイドメンバの一部を構成し、クロス部はクロスメンバの一部を構成する。上記構造体は歪み難い構造になっているので、このような構造体を備える車両構造は非常に歪み難い。
中空閉断面を有する上記車両構造では、中空閉断面を取り囲むロッカとサイド部とフロアパネルとが、従来技術におけるサイドメンバに相当する。ロッカとサイド部とフロアパネルとで構成されるサイドメンバ相当部は、十分な強度を備える。そのため、上記車両構造は、従来の車両構造よりも少ない部品点数で構成される。従って、上記車両構造は生産性に優れ、かつ軽量である。
補強材を有する上記車両構造では、クロス部と補強材とが、従来技術におけるクロスメンバに相当する。クロス部と補強材とで構成されるクロスメンバ相当部は十分な強度を備える。
図1は、実施形態1に係る車両構造の概略斜視図である。 図2は、図1のII-II断面図である。 図3は、図1のIII-III断面図である。 図4は、実施形態1に係る車両構造に備わる構造体の概略斜視図である。 図5は、実施形態2に係る車両構造の概略上面図である。 図6は、実施形態3に係る車両構造の概略上面図である。 図7は、実施形態4に係る車両構造の概略上面図である。
以下、実施形態に係る車両構造を図面に基づいて説明する。図面における同一符号は同一名称物を示す。図中の矢印で示す『FR』は車両前方、『RR』は車両後方、『RH』は車両右方、『LH』は車両左方、『UP』は車両上方、『LWR』は車両下方を示す。なお、本発明は、実施形態の例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
≪全体構成≫
図1は、リヤシートの車両下方にあるフロアパネル9の近傍を含む車両構造1の概略斜視図である。フロアパネル9は、隆起形状を有する板状部材であって、その上方にリヤシートなどが載置される。本例の車両構造1は、左右のリヤドアパネルの下側に配置される左側ロッカ2と右側ロッカ3とを備える。フロアパネル9は、左側ロッカ2と右側ロッカ3とに架け渡されている。ここで、図1には、ロッカ2,3の一部であるロッカインナパネル20,30のみが図示されている。
本例の車両構造1は更に、車両のフレームの一部を構成する左側サイドメンバ15と、右側サイドメンバ16と、前側クロスメンバ17と、後側クロスメンバ18とを備える。左側サイドメンバ15は、左側ロッカ2に沿って配置される。右側サイドメンバ16は、右側ロッカ3に沿って配置される。本例のサイドメンバ15,16は、後述するように、フロアパネル9を含む複数の部材の組み合わせによって構成されてる。
前側クロスメンバ17は、サイドメンバ15,16の前端部をつなぐ。後側クロスメンバ18は、サイドメンバ15,16の後端部をつなぐ。クロスメンバ17,18は、車幅方向に延びている。クロスメンバ17,18は、後述するように複数の部材の組み合わせによって構成されている。
本例の車両構造1の特徴の一つとして、サイドメンバ15,16の一部、及びクロスメンバ17,18の一部が一体となった枠状の構造体4(図4)を備えることが挙げられる。以下、本例の車両構造1に備わるロッカ2,3の構成を説明し、次いで構造体4の構成を詳細に説明する。構造体4の説明の際、構造体4がどのようにサイドメンバ15,16とクロスメンバ17,18を構成しているのかを説明する。
≪ロッカ≫
ロッカ2,3の説明にあたっては主に図3を参照する。図3において紙面右側にある本例の左側ロッカ2は、車幅方向の左側におけるリヤドアパネルの下側に配置される。図3における紙面左側にある本例の右側ロッカ3は、車幅方向の左側におけるリヤドアパネルの下側に配置される。
左側ロッカ2は、ロッカインナパネル20とロッカアウタパネル21とを備える。ロッカインナパネル20は、車幅方向の中央側に配置される断面ハット型のパネル材である(図1を合わせて参照)。ロッカアウタパネル21は、車幅方向の外側、即ちロッカインナパネル20よりも車幅方向の左側に配置されるパネル材である。ロッカインナパネル20とロッカアウタパネル21とは、それぞれに設けられるフランジを介して接合されている。左側ロッカ2の内部は中空になっている。
右側ロッカ3は、左側ロッカ2とほぼ左右対称の構成を備える。即ち、右側ロッカ3は、ロッカインナパネル30とロッカアウタパネル31とを備える。ロッカインナパネル30は車幅方向の中央側に配置され、ロッカアウタパネル31はロッカインナパネル30よりも車幅方向の右側に配置されている。右側ロッカ3の内部も中空になっている。
≪構造体≫
構造体4の説明に当たっては主に図2から図4を参照する。本例の構造体4は、図4に示されるように、左側サイド部5と右側サイド部6と前側のクロス部7と後側のクロス部8とが枠状につながった部材である。
≪サイド部≫
左側サイド部5は、内壁部50と下片部51とを備える。内壁部50は車長方向に延びる長尺の板状片である。内壁部50の一方の面は、車幅方向の左側を向いている。内壁部50の他方の面は車幅方向の中央側、即ち右側を向いている。内壁部50の上端には、車幅方向の中央に向かって延びるフランジ50Fが設けられている。図3に示されるように、このフランジ50Fに対してフロアパネル9の下面が接合されている。各部材の接合にはスポット溶接などが用いられる。
下片部51は、内壁部50の下端から車幅方向の左側に向かって延びる板状片である。下片部51の一方の面は上方を向いており、他方の面は下方を向いている。下片部51は、ハット型断面を有するロッカインナパネル20の下面に接合されている。その結果、左側サイド部5の内壁部50が、左側ロッカ2の内方面20sに間隔を空けて向き合った状態になる。
左側サイド部5が左側ロッカ2に接合され、フロアパネル9が左側サイド部5及び左側ロッカ2に接合されることで、左側ロッカ2と左側サイド部5とフロアパネル9とで囲まれる左側中空閉断面4Lが形成される。この左側中空閉断面4Lを取り囲む部材が、本例の車両構造1における左側サイドメンバ15を構成する(図1を合わせて参照)。
右側サイド部6は、図4に示されるように、左側サイド部5の構成とほぼ左右対称の構成を備える。即ち、右側サイド部6は、内壁部60と下片部61とを備える。内壁部60の上端に設けられるフランジ60Fは、図3に示されるように、フロアパネル9の下面と接合されている。
右側サイド部6の下片部61は、内壁部60の下端から車幅方向の右側に向かって延びている。下片部61は、ハット型断面を有するロッカインナパネル30の下面に接合されている。その結果、右側サイド部6の内壁部60が、右側ロッカ3の内方面30sに間隔を空けて向き合った状態になる。この場合、右側ロッカ3と右側サイド部6とフロアパネル9とで囲まれた右側中空閉断面4Rが形成される。この右側中空閉断面4Rを取り囲む部材が、本例の車両構造1における右側サイドメンバ16を構成する(図1を合わせて参照)。
≪クロス部≫
クロス部7は、図4に示されるように、車幅方向に左端部7Lと右端部7Rと中間部7Cとに区分される。左端部7Lは、左側サイド部5につなぎ目なく一体化されている。右端部7Rは、右側サイド部6につなぎ目なく一体化されている。中間部7Cは、左端部7Lと右端部7Rとの間に配置される。本例のクロス部7では、左端部7Lと右端部7Rと中間部7Cとがつなぎ目なく一体化されている。
クロス部7は、内壁部70と下片部71とを備える。内壁部70は車幅方向に延びる板状片である。内壁部70の一方の面は前方を向いている。内壁部70の他方の面は後方を向いている。内壁部70のうち、左端部7Lを構成する部分は、左側サイド部5の内壁部50につながっている。内壁部70のうち、右端部7Rを構成する部分は、右側サイド部6の内壁部60につながっている。この内壁部70の上端には、後方に向かって延びるフランジ70Fが設けられている。フランジ70Fは、フランジ50Fとフランジ60Fとにつながっている。
下片部71は、内壁部70の下端から前方に向かって延びる板状片である。下片部71の一方の面は上方を向いており、他方の面は下方を向いている。図2に示されるように、この下片部71の前方には補強材75(図1も合せて参照)が配置されている。補強材75は、車幅方向に延びる板状片であって、外壁部76と上片部77とを備える。外壁部76は、クロス部7の内壁部70の前方に配置されており、内壁部70と間隔を空けて向き合っている。また、上片部77は、フロアパネル9の前端部を挟んでフランジ70Fに接合されている。上片部77は、クロス部7の下片部71の上方に配置されており、下片部71と間隔を空けて向き合っている。この構成では、クロス部7と補強材75とで、前側中空閉断面4Fを有する前側クロスメンバ17が構成される。
クロス部8は、図4に示されるように、クロス部7の構成とほぼ前後対称の構成を備える。即ち、クロス部8は、一体になった左端部8Lと右端部8Rと中間部8Cとを備える。左端部8Lは左側サイド部5につなぎ目なく一体につながり、右端部8Rは、右側サイド部6につなぎ目なく一体につながっている。
クロス部8は、フランジ80Fを有する板状の内壁部80と、内壁部80の下端から後方に向かって延びる板状の下片部81とを備える。内壁部80は、左側サイド部5の内壁部50と、右側サイド部6の内壁部60とにつながっている。下片部81は、左側サイド部5の下片部51と、右側サイド部6の下片部61とにつながっている。フランジ80Fは、フランジ50Fとフランジ60Fとにつながっている。
このクロス部8の後方には、図2に示されるように、補強材85(図1も合せて参照)が配置されている。補強材85も、補強材75の構成とほぼ前後対称の構成を備える。即ち、補強材85は、外壁部86及び上片部87とを備える。クロス部8と補強材85とで、後側中空閉断面4Bを有する後側クロスメンバ18が構成される。
≪フロアパネル≫
フロアパネル9は、図3に示されるように、左側ロッカ2と右側ロッカ3との間に架け渡されるパネル材である。また、図2に示されるように、フロアパネル9の前端部は、クロス部7と補強材75との間に配置され、クロス部7と補強材75とに接合されている。フロアパネル9の後端部は、クロス部8と補強材85との間に配置され、クロス部8と補強材85とに接合されている。フロアパネル9の上面には、シートを取り付けるためのシートブラケット9b(図1)などが取り付けられている。フロアパネル9の下方には、例えばバッテリや燃料タンクなどが配置される。バッテリや燃料タンクなどは、フロアパネル9の下面に取り付けられるブラケットなどを介して、フロアパネル9に取り付けられても良い。
≪その他≫
図1の車両構造1は、図示しないフロント側のフロアパネルと前側クロスメンバ17とをつなぐ連結部材90を備える。連結部材90は、その車幅方向の中央にトンネル部90tを備える。トンネル部90tの空間には、排気ガスが流通される排気管などが配置される。
≪効果≫
本例の車両構造1は、サイドメンバ15,16とクロスメンバ17,18とで構成される枠形状を歪ませる応力に強い。その理由は、サイドメンバ15,16の一部とクロスメンバ17,18の一部とを構成する構造体4(図4)がつなぎ目のない枠状の一体構造を有しているからである。歪に強い車両構造1を備える車両に強い衝撃が加わっても、フロアパネル9に搭載されるシートや、バッテリ、燃料タンクなどに損傷が及び難い。
図4に示す構造体4は、容易に製造可能である。構造体4は、内壁部50,60,70,80及び下片部51,61,71,81とで構成されており、比較的単純な形状を備える。また、この構造体4には、上下方向に重複する箇所がないため、1回のプレスによって作製することが可能である。
本例の構成では、ロッカ2,3とサイド部5,6とフロアパネル9とで、サイドメンバ15,16が構成されている。そのため、本例の車両構造1は、従来の車両構造よりも少ない部品点数によって構成される。部品点数が少ないため、本例の車両構造1は生産性に優れる。また、部品点数が少ないために、本例の車両構造1は軽量である。
<実施形態2>
実施形態2を含む以降の実施形態では、構造体4の構成が実施形態1と異なる車両構造1を説明する。実施形態2の構造体4を図5の概略上面図に基づいて説明する。本例の図5、及び後述する図6,7では、図1に示すフロアパネル9及び補強材75,85の図示を省略する。
実施形態2の構造体4は、左側サイド部5と右側サイド部6と前側のクロス部7とが一体となった概略C字形状となっている。後側のクロス部8は、構造体4と別部材となっている。このような構成を備える構造体4であっても、車両構造1を歪み難くできる。
<実施形態3>
実施形態3の構造体4を図6の概略上面図に基づいて説明する。本例の構造体4は、左側サイド部5と右側サイド部6と後側のクロス部8とが一体となった概略逆C字形状となっている。前側のクロス部7は、構造体4と別部材となっている。このような構成を備える構造体4であっても、車両構造1を歪み難くできる。
<実施形態4>
実施形態4の構造体4を図7に基づいて説明する。本例の構造体4では、前側のクロス部7の中間部7Cと後側のクロス部8の中間部8Cとが、その他の構成と別体である。具体的には、本例の構造体4は、第一部品41と第二部品42と第三部品43と第四部品44とで構成されている。第一部品41は、左側サイド部5と、クロス部7の左端部7Lと、クロス部8の左端部8Lとが一体になった部品である。第二部品42は、右側サイド部6と、クロス部7の右端部7Rと、クロス部8の右端部8Rとが一体になった部品である。第三部品43は、前側のクロス部7の中間部7Cによって構成された部品である。第四部品44は、後側のクロス部8の中間部8Cによって構成された部品である。
本例の構成を備える構造体4であっても、車両構造1を歪み難くできる。直角につながるサイド部5,6とクロス部7,8との間につなぎ目がないからである。
1 車両構造
15 左側サイドメンバ、16 右側サイドメンバ
17 前側クロスメンバ、18 後側クロスメンバ
2 左側ロッカ
20 ロッカインナパネル、21 ロッカアウタパネル、20s 内方面
3 右側ロッカ
30 ロッカインナパネル、31 ロッカアウタパネル、30s 内方面
4 構造体
4B 後側中空閉断面、4F 前側中空閉断面
4L 左側中空閉断面、4R 右側中空閉断面
41 第一部品、42 第二部品、43 第三部品、44 第四部品
5 左側サイド部
50 内壁部、50F フランジ、51 下片部
6 右側サイド部
60 内壁部、60F フランジ、61 下片部
7 クロス部
7C 中間部、7L 左端部、7R 右端部
70 内壁部、70F フランジ、71 下片部
75 補強材、76 外壁部、77 上片部
8 クロス部
8C 中間部、8L 左端部、8R 右端部
80 内壁部、80F フランジ、81 下片部
85 補強材、86 外壁部、87 上片部
9 フロアパネル
9b シートブラケット
90 連結部材、90t トンネル部

Claims (2)

  1. 車幅方向の左側に配置されている左側ロッカと、車幅方向の右側に配置されている右側ロッカとを備える車両構造であって、
    前記左側ロッカと前記右側ロッカとの間に配置されている構造体を備え、
    前記構造体は、
    前記左側ロッカに沿って延びている左側サイド部と、
    前記右側ロッカに沿って延びている右側サイド部と、
    前記左側サイド部と前記右側サイド部とをつなぐクロス部とを備え、
    前記クロス部は、
    前記左側サイド部につなぎ目なく一体化された左端部と、
    前記右側サイド部につなぎ目なく一体化された右端部とを備え、
    前記左側サイド部と前記右側サイド部と前記クロス部はそれぞれ、内壁部と、前記内壁部の下端から外側に延びる下片部とで構成されており、
    前記左側サイド部の前記下片部が前記左側ロッカに接合され、前記左側サイド部の前記内壁部が前記左側ロッカの内方面に間隔を空けて向き合っており、
    前記右側サイド部の前記下片部が前記右側ロッカに接合され、前記右側サイド部の前記内壁部が前記右側ロッカの内方面に間隔を空けて向き合っており、
    さらに、前記構造体の上方で、前記左側ロッカと前記右側ロッカとに架け渡されているフロアパネルを備え、
    前記左側ロッカと前記左側サイド部と前記フロアパネルとで囲まれる左側中空閉断面と、
    前記右側ロッカと前記右側サイド部と前記フロアパネルとで囲まれる右側中空閉断面とを備える、
    車両構造。
  2. 前記クロス部に組み合わされた補強材を備え、
    前記補強材は、
    前記クロス部の前記内壁部に接合される上片部と、
    前記クロス部の前記下片部に接合される外壁部とを備える請求項1に記載の車両構造。
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