JP7268847B2 - 浴室カウンター - Google Patents
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Description
例えば特許文献1の浴室カウンターは、カウンター本体と、複数のブラケットを含む。浴室壁に複数のブラケットが左右に離れて取り付けられ、これらブラケット上にパネル状のカウンター本体が支持されている。カウンター本体は、合成樹脂の射出成形品である。カウンター本体の上面が、洗面器や石鹸類を置くカウンター面となる。カウンター本体の裏面(カウンター裏面)には、曲げ剛性を大きくするために補強リブが形成されている。
特許文献3の浴室カウンターにおいては、パネル状のカウンター本体が、左右一対のブラケット上に架け渡されている。カウンター本体にはブラケットと係止されるための嵌合突起が形成されている。
本発明は、かかる事情に鑑み、浴室カウンターにおけるカウンター本体のひけを防止しつつ製造コストを安価にするとともに、所要の強度を確保することを目的とする。
上向きのカウンター面及びその裏側のカウンター裏面を有するカウンター板部、並びに前記カウンター板部と交差して前記浴室壁に固定される背板部を含むカウンター本体と、
前記カウンター板部が載せられるとともに前記浴室壁に固定される補強部材と、
を備え、前記カウンター裏面が、前記補強部材の直上に配置されて前記補強部材と接する当接面領域を有し、前記当接面領域が滑らかであることを第1特徴とする。
本発明は、浴室壁に設けられる浴室カウンターであって、
上向きのカウンター面及びその裏側のカウンター裏面を有するカウンター板部、並びに前記カウンター板部と交差して前記浴室壁に固定される背板部を含むカウンター本体と、
前記カウンター板部が載せられるとともに前記浴室壁に固定される補強部材と、
を備え、前記カウンター裏面が、前記補強部材の直上に配置されて前記補強部材と接する当接面領域と、前記補強部材の直上からずれた非接触面領域とを有し、前記当接面領域と前記非接触面領域とが滑らかに連続していることを第2特徴とする。
カウンター本体の背板部を直接又は固定部品を介して浴室壁に固定することによって、カウンター本体のガタツキが防止される。浴室壁との間の隙間も生じにくい。
これによって、カウンター面にひけが形成されるのを確実に防止できる。背板部にはリブを設けることによって、背板部の強度が高まり、ひいてはカウンター本体の強度が高まる。
カウンター板部の四方に該カウンター板部と交差する4つの板部(前板部、一対の側板部、背板部)を設けることによって、これら4つの板部がカウンター板部の補強リブとして機能し、カウンター板部の保形強度が高まる。かつ背板部及び側板部における背板部側部分の高さを大きくすることによって、浴室壁への取付強度が高まる。
これによって、カウンター本体と補強部材をビス等の互いに共通の固定手段によって浴室壁に固定できる。
これによって、カウンター板部を当接板で面支持できる。
カウンター板部と補強部材とが直接拘束されていなかったり直接接合されていなかったりすることで、カウンター板部が振動したとしても、音吸収材によって異音の発生が防止される。
図1及び図2に示すように、浴室1の洗い場などの浴室壁2に浴室カウンター3が設けられている。浴室カウンター3は、浴室壁2から前方(浴室内側、図1において下方、図2において紙面手前)へ突出されている。図1に示すように、平面視における浴室カウンター3は、前端部が円弧状をなし、かつ浴室壁2へ向かうにしたがって幅が狭くなり、扇形状に形成されている。図2に示すように、正面視における浴室カウンター3は、上へ向かうにしたがって拡幅されることによって逆さ台形状に形成されている。図4に示すように、側面視における浴室カウンター3は、概略水平な上辺に対して底辺が浴室壁2へ向かうにしたがって下へ傾けられることによって概略直角三角形状に形成されている。
立上り壁15によって、カウンター面16上の排水が浴室壁2との壁際へ流れ込むのが防止されている。
図1に示すように、平面視において、一対の側板部13どうしは、後方へ向かうにしたがって互いに接近されている。
図6に示すように、背板部14の背面には、格子状のリブ14b、及び円筒状のボス14cが形成されている。図4に示すように、該背板部14が、浴室壁2に突き当てられて固定される。
図4に示すように、カウンター本体10と底ケース30によって、カウンター内空間3aが形成されている。カウンター内空間3aに補強部材20が収容されている。
言い換えると、背板部14が、取付部23と浴室壁2の間に挟みつけられて固定されている。
当接板22にカウンター板部11が載せられている。当接板22の直上には、カウンター裏面17の当接面領域17aが配置されている。
当接板22ひいては補強部材20は、カウンター板部11に対して直接には拘束されていない。補強部材20とカウンター板部11とは、ネジ止め、接着、溶着、嵌合などの接合手段によって接合されていない。
カウンター裏面17における非接触面領域17bは、当接板22の直上からずれて配置されており、補強部材20と接していない。
取付部23を浴室壁2に固定すると、背板部14が取付部23と浴室壁2の間に挟みつけられて固定される。したがって、カウンター本体10が補強部材20を介して浴室壁2に固定される。
カウンター板部11を当接板22に載せて支持させることができる。
カウンター板部11が補強部材20に対して非拘束状態であるために振動したとしても、音吸収材24によって異音の発生が防止される。
例えば、浴室カウンター3の平面視形状は、扇形に限らず、長方形状、正方形状、半円形状などであってもよい。
補強部材20の当接板22が、カウンター板部11と接着、溶着などの接合手段によって接合されていてもよい。当接板22は、カウンター裏面17と同じ大きさ、形状であってもよい。当接板22がカウンター裏面17の全域に接していてもよい。
補強部材20が、前板部12と拘束されていてもよい。補強部材20は、取付部23にて浴室壁2に固定されているが、カウンター本体10に固定されていてもよく、浴室壁2には直接固定されていなくてもよい。
カウンター裏面17は完全な平面に限らず若干曲面になっていてもよい。カウンター裏面17の平面度の上限は5程度であるのが好ましい。
補強部材20の材質は鋼材などの金属に限らず、樹脂であってもよい。補強部材20が、射出成型、注型成型、真空成型などによる樹脂成型品であってもよい。
底ケース30を省略してもよい。
音吸収材24がカウンター裏面17に貼り付けられていてもよい。
2 浴室壁
3 浴室カウンター
3a カウンター内空間
4 ビス
10 カウンター本体
11 カウンター板部
12 前板部
13 側板部
14 背板部
14b リブ
14c ボス
15 立上り壁
16 カウンター面
17 カウンター裏面
17a 当接面領域
17b 非接触面領域
20 補強部材
21 支持ビーム
22 当接板
23 取付部
24 音吸収材
30 底ケース
Claims (4)
- 浴室壁に設けられる浴室カウンターであって、
上向きのカウンター面及びその裏側のカウンター裏面を有するカウンター板部、並びに前記カウンター板部と交差して前記浴室壁に固定される背板部を含むカウンター本体と、
前記カウンター板部が載せられるとともに前記浴室壁に固定される補強部材と、
を備え、前記カウンター裏面が、前記補強部材の直上に配置されて前記補強部材と接する当接面領域と、前記補強部材の直上からずれた非接触面領域とを有し、前記当接面領域が滑らかであるか又は前記当接面領域と前記非接触面領域とが滑らかに連続しており、
前記カウンター板部及び前記背板部のうち背板部にのみリブが形成されていることを特徴とする浴室カウンター。 - 浴室壁に設けられる浴室カウンターであって、
上向きのカウンター面及びその裏側のカウンター裏面を有するカウンター板部、並びに前記カウンター板部と交差して前記浴室壁に固定される背板部を含むカウンター本体と、
前記カウンター板部が載せられるとともに前記浴室壁に固定される補強部材と、
を備え、前記カウンター裏面が、前記補強部材の直上に配置されて前記補強部材と接する当接面領域と、前記補強部材の直上からずれた非接触面領域とを有し、前記当接面領域が滑らかであるか又は前記当接面領域と前記非接触面領域とが滑らかに連続しており、
前記カウンター本体が、前記背板部と対向する前板部及び前記背板部と交差する一対の側板部を更に有して、下方へ開放されたケース状であり、前記背板部が、前記前板部より下方へ突出され、前記各側板部が、前記背板部へ向かうにしたがって下方へ突出されることによって高さが増していることを特徴とする浴室カウンター。 - 浴室壁に設けられる浴室カウンターであって、
上向きのカウンター面及びその裏側のカウンター裏面を有するカウンター板部、並びに前記カウンター板部と交差して前記浴室壁に固定される背板部を含むカウンター本体と、
前記カウンター板部が載せられるとともに前記浴室壁に固定される補強部材と、
を備え、前記カウンター裏面が、前記補強部材の直上に配置されて前記補強部材と接する当接面領域と、前記補強部材の直上からずれた非接触面領域とを有し、前記当接面領域が滑らかであるか又は前記当接面領域と前記非接触面領域とが滑らかに連続しており、
前記補強部材が、前記背板部と重ねられて前記浴室壁に固定される取付部と、前記取付部から浴室内側へ片持ち状に突出する複数の支持ビームと、これら支持ビーム間に架け渡された当接板とを含み、前記当接板が、前記カウンター裏面の前記当接面領域の直下に配置されて前記当接面領域と接していることを特徴とする浴室カウンター。 - 浴室壁に設けられる浴室カウンターであって、
上向きのカウンター面及びその裏側のカウンター裏面を有するカウンター板部、並びに前記カウンター板部と交差して前記浴室壁に固定される背板部を含むカウンター本体と、
前記カウンター板部が載せられるとともに前記浴室壁に固定される補強部材と、
を備え、前記カウンター裏面が、前記補強部材の直上に配置されて前記補強部材と接する当接面領域と、前記補強部材の直上からずれた非接触面領域とを有し、前記当接面領域が滑らかであるか又は前記当接面領域と前記非接触面領域とが滑らかに連続しており、
前記カウンター裏面と前記補強部材との間に音吸収材が介在されていることを特徴とする浴室カウンター。
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