JP7263777B2 - 解答用紙処理装置及びプログラム - Google Patents

解答用紙処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7263777B2
JP7263777B2 JP2019000988A JP2019000988A JP7263777B2 JP 7263777 B2 JP7263777 B2 JP 7263777B2 JP 2019000988 A JP2019000988 A JP 2019000988A JP 2019000988 A JP2019000988 A JP 2019000988A JP 7263777 B2 JP7263777 B2 JP 7263777B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
answer sheet
answer
group
image
identification information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019000988A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020112588A (ja
Inventor
邦明 田中
祐樹 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2019000988A priority Critical patent/JP7263777B2/ja
Publication of JP2020112588A publication Critical patent/JP2020112588A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7263777B2 publication Critical patent/JP7263777B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Character Input (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、解答用紙処理装置及びプログラムに関する。
学校、塾といった教育機関において用いられる、テストや練習ドリルといった教材は、現状、紙に筆記用具を用いて記入するものが一般的である。また、資格試験においても、インターネット等を用いるものを除き、試験会場にて行うものは、紙に筆記用具を用いて記入するものが多い。学習者や試験を受ける者は、所定の紙(以下、解答用紙という。)に解答を記入することで、学習の成果や知識の定着度を図ることが行われている。
先生等の採点者は、解答が記入された紙(以下、記入済の解答用紙ともいう。)を回収して採点を行うが、この作業を効率的に行いたいニーズがある。
そこで、正誤判定の記入内容についての自動採点集計を行う教材処理装置が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2006-235429号公報
特許文献1に記載のものは、採点者が正誤を判定して付した「○」や「×」等の図形記入がされた記入済の解答用紙について、採点処理を行うものであった。よって、採点者が正誤を判定する作業は、従前通りであった。
そこで、本発明は、採点者が正誤の判定を効率的に行うための解答用紙処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、解答欄を有する解答用紙を画像データ化した解答用紙画像を取得する用紙画像取得手段と、前記用紙画像取得手段により取得した前記解答用紙画像から所定の開始記号及び前記開始記号の対になる終了記号を抽出し、前記開始記号及び前記終了記号からなる組を設定する組設定手段と、を備える解答用紙処理装置である。
第2の発明は、解答欄を有する解答用紙を画像データ化した解答用紙画像を取得する用紙画像取得手段と、前記用紙画像取得手段により取得した前記解答用紙画像を表示装置に出力する処理前画像出力手段と、前記解答用紙画像に対する操作を受け付ける操作受付手段と、前記操作受付手段により受け付けた操作に基づいて、所定の開始記号及び前記開始記号の対になる終了記号を抽出し、前記開始記号及び前記終了記号からなる組を設定する組設定手段と、を備える解答用紙処理装置である。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の解答用紙処理装置において、前記組設定手段により設定された前記組を識別する組識別情報を付与する組識別付与手段と、前記組識別付与手段によって付与された前記組識別情報と、前記組識別情報に対応した前記組の位置とを、前記解答用紙の種別に対応付けて用紙記憶手段に記憶させる用紙登録手段と、を備えること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第4の発明は、第3の発明の解答用紙処理装置において、前記組設定手段によって設定した前記組を識別可能にして、前記解答用紙画像を表示装置に出力する画像出力手段と、前記組設定手段が設定した前記組に対して、除外する組を指定する除外組指定手段と、を備え、前記組識別付与手段は、前記除外組指定手段により指定された前記組を除いた残りの組を識別する前記組識別情報を付与し、前記画像出力手段は、前記残りの組を識別可能にして、前記解答用紙画像を前記表示装置に出力すること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第5の発明は、第4の発明の解答用紙処理装置において、前記組のうち前記開始記号と前記終了記号とにより囲まれた領域を抽出する領域抽出手段を備え、前記除外組指定手段は、前記領域抽出手段により抽出した前記領域に基づいて、前記除外する組を指定すること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第6の発明は、第5の発明の解答用紙処理装置において、前記除外組指定手段は、前記領域の長さに基づいて、前記除外する組を設定すること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第7の発明は、第5の発明又は第6の発明の解答用紙処理装置において、前記用紙画像取得手段は、解答欄が未記入の前記解答用紙画像を取得し、前記領域抽出手段により抽出した前記領域に対して文字認識処理を行い、文字を取得する文字取得手段を備え、前記除外組指定手段は、前記文字取得手段により取得した前記文字に基づいて、前記除外する組を指定すること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第8の発明は、第7の発明の解答用紙処理装置において、前記文字取得手段により取得した前記文字の前記領域での配置位置に基づいて、前記文字を除外語として、前記文字を含む前記組の前記組識別情報に対応付けて除外語記憶手段に記憶させる除外語登録手段を備えること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第9の発明は、第3の発明から第8の発明までのいずれかの解答用紙処理装置において、解答が記入済の解答用紙を画像データ化した記入済解答用紙画像を取得する記入済用紙画像取得手段と、前記記入済解答用紙画像の種別を取得する種別取得手段と、前記解答用紙に記入した記入者を識別する記入者識別情報を取得する記入者識別情報取得手段と、前記種別取得手段により取得した前記種別に基づいて、前記用紙記憶手段を参照して前記解答用紙の前記組を抽出し、抽出した前記組のうち前記開始記号と前記終了記号とにより囲まれた領域を取得する記入文字領域取得手段と、前記記入文字領域取得手段により取得した前記領域を、前記記入者識別情報と、前記組識別情報と、前記種別とに対応付けて解答内容記憶手段に記憶する解答登録手段と、を備えること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第10の発明は、解答欄を有する解答用紙を画像データ化した解答用紙画像の種別と、開始記号及び終了記号からなる組と、前記組を識別する組識別情報とを対応付けて記憶した用紙記憶手段と、解答が記入済の解答用紙を画像データ化した記入済解答用紙画像を取得する記入済用紙画像取得手段と、前記記入済解答用紙画像の種別を取得する種別取得手段と、前記解答用紙に記入した記入者を識別する記入者識別情報を取得する記入者識別情報取得手段と、前記種別取得手段により取得した前記種別に基づいて、前記用紙記憶手段を参照して前記解答用紙の前記組を抽出し、抽出した前記組のうち前記開始記号と前記終了記号とにより囲まれた領域を取得する記入文字領域取得手段と、前記記入文字領域取得手段により取得した前記領域を、前記記入者識別情報と、前記組識別情報と、前記種別とに対応付けて解答内容記憶手段に記憶する解答登録手段と、を備えること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第11の発明は、第10の発明の解答用紙処理装置において、除外する文字である除外語を記憶した除外語記憶手段を備え、前記解答登録手段は、前記記入文字領域取得手段により取得した前記領域に対して文字認識処理を行い、得られた文字に前記除外語記憶手段に記憶された前記除外語を含む場合に、前記除外語を除いた前記領域を、前記解答内容記憶手段に記憶すること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第12の発明は、第10の発明又は第11の発明の解答用紙処理装置において、前記解答内容記憶手段を参照して、一の前記組識別情報に対応する前記記入者識別情報と、前記領域との対を一覧出力する一覧出力手段を備えること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第13の発明は、第1の発明から第12の発明までのいずれかの解答用紙処理装置において、前記開始記号と前記終了記号とは、一対の括弧記号であること、を特徴とする解答用紙処理装置である。
第14の発明は、第1の発明から第13の発明までのいずれかの解答用紙処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、採点者が正誤の判定を効率的に行うための解答用紙処理装置及びプログラムを提供することができる。
本実施形態に係る解答用紙処理システムの全体構成図である。 本実施形態に係る解答用紙処理装置の機能ブロック図である。 本実施形態に係る解答用紙処理装置の記憶部の例を示す図である。 本実施形態に係る解答用紙処理装置の用紙取得処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る解答用紙処理装置の表示例を示す図である。 本実施形態に係る解答用紙処理装置の用紙登録処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る解答用紙処理装置での処理を説明するための図である。 本実施形態に係る解答用紙処理装置の表示例を示す図である。 本実施形態に係る解答用紙処理装置の解答内容登録処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る解答用紙処理装置の記憶部の例を示す図である。 変形形態に係る解答用紙処理装置での解答欄を指定するための操作例を示す図である。 変形形態に係る解答用紙処理装置での解答欄を指定するための他の操作例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(実施形態)
図1は、本実施形態に係る解答用紙処理システム100の全体構成図である。
図2は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1の機能ブロック図である。
図3は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1の記憶部30の例を示す図である。
<解答用紙処理システム100>
解答用紙処理システム100は、記入済の解答用紙について正誤判定を効率的に行うためのシステムである。
解答用紙処理システム100は、解答用紙処理装置1と、スキャナ4と、データサーバ6とを備える。ここで、図1では、解答用紙処理装置1は、1台のみ記載されているが、複数台あってももちろんよい。
解答用紙処理装置1と、スキャナ4と、データサーバ6とは、通信ネットワークNを介して通信可能に接続されている。
通信ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット回線等である。ここで、通信ネットワークNにおける具体的な通信方式や、有線接続及び無線接続のいずれであるか等については、特に限定されない。
<解答用紙処理装置1>
解答用紙処理装置1は、採点者が用いる端末である。解答用紙処理装置1は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)である。解答用紙処理装置1は、その他、タブレット端末や、スマートフォン等に代表されるコンピュータの機能を併せ持った携帯型の端末であってもよい。解答用紙処理装置1は、例えば、学校の職員室等の採点者が作業する場所に設けられる。
図2に示すように、解答用紙処理装置1は、制御部10と、記憶部30と、入力部36と、表示部37と、通信インタフェース部39とを備える。
制御部10は、解答用紙処理装置1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、用紙画像取得部11(用紙画像取得手段、種別取得手段、記入済用紙画像取得手段)と、事前処理部12と、画像出力部19(処理前画像出力手段、画像出力手段)と、解答処理部21とを備える。
用紙画像取得部11は、解答用紙(未記入のもの、記入済のものを含む)の画像を取得する。用紙画像取得部11は、解答用紙をスキャナ4に読み取らせることで、スキャナ4から解答用紙を画像データ化した解答用紙画像を受信することで取得してもよい。また、スキャナ4に解答用紙を読み取らせて、解答用紙画像をデータサーバ6に予め記憶しておき、用紙画像取得部11は、データサーバ6から解答用紙画像を取得してもよい。
次に、用紙画像取得部11は、取得した解答用紙画像から用紙種別を取得する。用紙種別は、解答用紙の種別を示す。用紙画像取得部11は、例えば、横書きの場合に、解答用紙の左上に位置する題名を、用紙種別として取得してもよい。また、用紙画像取得部11は、例えば、縦書きの場合に、解答用紙の右上に位置する題名を、用紙種別として取得してもよい。さらに、解答用紙に種別を特定するコードや番号等が付与されている場合には、用紙画像取得部11は、用紙種別としてこのコード等を取得してもよい。
事前処理部12は、未記入の解答用紙画像に対する処理を行うものであり、記入済の解答用紙画像に対する処理を行う前に実行する。
事前処理部12は、組設定部13(組設定手段)と、領域抽出部14(領域抽出手段)と、文字取得部15(文字取得手段)と、除外組指定部16(除外組指定手段)と、組ID(IDentification)付与部17(組識別付与手段)と、用紙登録部18(用紙登録手段)とを備える。
組設定部13は、用紙画像取得部11により取得した未記入の解答用紙画像から所定の開始記号と、開始記号に対になる終了記号とを抽出する。そして、組設定部13は、開始記号及び終了記号からなる組を設定する。ここで、所定の開始記号と、開始記号に対になる終了記号とは、例えば、一対の括弧記号であってよい。また、解答用紙処理装置1は、図3(A)に示すように、組にする開始記号と終了記号とを、予め記憶部30に括弧記号記憶部として記憶させておく。そして、組設定部13は、解答用紙画像を走査して、記憶部30に記憶された開始記号と終了記号とを抽出してもよい。ここで、組設定部13が一対の括弧記号を抽出するのは、一対の括弧記号により囲まれた領域が解答欄の候補になり得るものであることによる。
領域抽出部14は、組設定部13により設定した組について、開始記号と終了記号とにより囲まれた領域を抽出する。領域抽出部14は、開始記号と終了記号とにより囲まれた領域として、例えば、矩形領域を抽出することができる。
文字取得部15は、領域抽出部14による抽出された領域に対して文字認識処理を行い、領域に含まれる文字を取得する。
除外組指定部16は、領域抽出部14により抽出した領域の長さに基づいて、領域に対応した組を除外するか否かを決定する。除外組指定部16は、例えば、領域抽出部14により抽出した領域の長さが所定値よりも短い場合に、その領域に対応した組を除外する組に指定する。これは、例えば、「( )に当てはまる数を書きなさい。」等の設問に用いられている組は、領域の長さが解答欄とするものに比べて短いためであり、除外組指定部16は、このような組を除外するための処理を行う。
また、除外組指定部16は、文字取得部15により取得した文字に基づいて、領域に対応した組を除外するか否かを決定する。除外組指定部16は、例えば、領域に含まれる文字が除外対象文字である場合に、その領域に対応した組を除外する組に指定する。ここで、除外対象文字は、例えば、「(1)」や、「(a)」等の設問の見出しに用いられている英数字をいう。この除外対象文字は、例えば、プログラム31aに予め組み込まれていてもよい。
組ID付与部17は、除外組指定部16により除外されたものを除いて、組設定部13により設定された各組に対して、各々異なる組ID(組識別情報)を付与する。組IDは、組を識別するための識別情報である。組ID付与部17によって組IDが付与される組は、解答用紙の解答欄に該当する。
用紙登録部18は、組IDと、組IDを付与した組の位置情報と、処理中の解答用紙画像の用紙種別とを対応付けた用紙フォームデータを、用紙フォーム記憶部32(用紙記憶手段)に記憶させる。
画像出力部19は、用紙画像取得部11が取得した解答用紙画像を、表示部37に出力する。また、画像出力部19は、事前処理部12による処理後の解答用紙画像を、表示部37に出力する。
解答処理部21は、記入済の解答用紙画像(記入済解答用紙画像)に対する処理を行う。
解答処理部21は、記入者ID取得部22(記入者識別情報取得手段)と、組処理部23(記入文字領域取得手段)と、解答内容登録部24(解答登録手段)とを備える。
記入者ID取得部22は、用紙画像取得部11が取得した記入済解答用紙画像から、解答を記入した学習者である記入者を特定する記入者ID(記入者識別情報)を取得する。記入者ID取得部22は、例えば、組と番号とが記入された場所に記載の数字等を取得して、記入者IDとしてもよい。また、記入者ID取得部22は、例えば、名前欄の記載を、記入者IDとしてもよい。ここで、記入者IDの取得位置を、用紙画像取得部11によって予め登録しておいてもよい。
組処理部23は、記入済解答用紙画像の用紙種別に基づいて、用紙フォーム記憶部32から該当の用紙フォームデータを抽出し、記入済解答用紙画像の組を認識する。そして、組処理部23は、認識した各組について、開始記号と終了記号とにより囲まれた領域を取得する。
解答内容登録部24は、組処理部23によって取得した領域を、用紙種別と、組IDと、記入者IDとに対応付けて、解答内容記憶部33(解答内容記憶手段)に記憶させる。
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスク、半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、プログラム記憶部31と、用紙フォーム記憶部32と、解答内容記憶部33とを備える。
プログラム記憶部31は、各種のプログラムを記憶する記憶領域である。プログラム記憶部31は、プログラム31aを記憶している。
プログラム31aは、解答用紙処理装置1の制御部10が実行する各種機能を行うためのプログラムである。
用紙フォーム記憶部32は、解答用紙のフォームに関する用紙フォームデータを記憶する記憶領域である。用紙フォームデータは、上述した事前処理部12により生成されて、用紙フォーム記憶部32に登録される。
図3(B)は、用紙フォーム記憶部32に記憶された用紙フォームデータの一例を示す。用紙フォーム記憶部32は、用紙種別と、組IDと、位置情報とを対応付けて記憶する。用紙種別は、解答用紙の種別である。組IDは、解答用紙中の組を識別する識別情報である。組IDは、解答用紙ごとに異なるものであればよい。位置情報は、組に対応する領域の位置を示す情報である。位置情報は、例えば、横書きの解答用紙の場合、左上の位置を基準点(0,0)とした組の開始位置の座標である。
解答内容記憶部33は、用紙種別と組IDとをキーにして、学習者(記入者)ごとの記入内容を記憶する記憶領域である。
なお、用紙フォーム記憶部32及び解答内容記憶部33は、データサーバ6に記憶してもよいし、解答用紙処理装置1と、データサーバ6との両方に記憶してもよい。例えば、学校において、各担任が異なる解答用紙処理装置1を用いる場合には、用紙フォーム記憶部32は、少なくともデータサーバ6に記憶することが望ましい。
入力部36は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置である。
表示部37は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置である。
通信インタフェース部39は、通信ネットワークを介して他の装置(例えば、スキャナ4、データサーバ6等)との通信を行うためのインタフェース部である。
<解答用紙処理装置1の処理>
次に、解答用紙処理装置1の処理について説明する。
採点者が、記入済の解答用紙を採点しようとする場合に、まず、未記入の解答用紙に対して解答欄を設定する処理を行う。その後、採点者は、記入済の解答用紙に対する処理を、回収した枚数分行う。
図4は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1の用紙取得処理を示すフローチャートである。
図5は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1の表示例を示す図である。
図4のステップS(以下、「S」という。)10において、制御部10(用紙画像取得部11)は、解答用紙画像を取得する。
S11において、制御部10(用紙画像取得部11)は、取得した解答用紙画像から用紙種別を抽出する。
S12において、制御部10は、抽出した用紙種別が、用紙フォーム記憶部32に記憶されているか否かを、用紙フォーム記憶部32を参照して判断する。用紙フォーム記憶部32に記憶されている場合とは、既に、未記入の解答用紙画像に対する用紙フォームデータを用紙フォーム記憶部32に有していることを示す。用紙フォーム記憶部32に用紙種別が記憶されている場合(S12:YES)には、制御部10は、処理をS17に移す。他方、用紙フォーム記憶部32に用紙種別が記憶されていない場合(S12:NO)には、制御部10は、処理をS13に移す。なお、上述したように、抽出した用紙種別が、用紙フォーム記憶部32に代わり、データサーバ6に記憶されている場合は、S12の処理をYESとしてよい。
S13において、制御部10(画像出力部19)は、解答用紙画像を表示部37に表示させる。
図5は、解答用紙画像71を含む解答欄の設定前画面70の例を示す。
設定前画面70は、解答用紙画像71と、設定処理ボタン72と、終了ボタン73とを含む。解答用紙画像71は、未記入の解答用紙を画像データ化したものである。設定処理ボタン72は、解答欄を設定するための処理を開始するための操作ボタンである。終了ボタン73は、処理を終了するための操作ボタンである。
図4のS14において、制御部10は、設定操作を受け付けたか否かを判断する。採点者が設定処理ボタン72を選択したことにより、設定操作を受け付けた場合(S14:YES)には、制御部10は、処理をS15に移す。他方、設定操作を受け付けていない場合(S14:NO)には、制御部10は、設定操作を受け付けるまで本処理にとどまる。なお、終了ボタン73が選択された場合には、制御部10は、本処理を終了する。
S15において、制御部10(事前処理部12)は、用紙登録処理を行う。用紙登録処理については、後述する。
S16において、制御部10(画像出力部19)は、解答欄を設定後の解答用紙画像を、表示部37に出力する。その後、制御部10は、終了ボタン73が選択されることで、本処理を終了する。
他方、S17において、制御部10(解答処理部21)は、後述する解答内容登録処理を行う。その後、制御部10は、本処理を終了する。
次に、用紙登録処理について説明する。
図6は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1の用紙登録処理を示すフローチャートである。
図7は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1での処理を説明するための図である。
図8は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1の表示例を示す図である。
図6のS20において、制御部10(組設定部13)は、組を設定する組設定処理を行う。具体的には、制御部10は、記憶部30に記憶された括弧記号記憶部(図3(A)参照)に基づき、解答用紙画像に含まれる括弧記号を抽出する。そして、制御部10は、開始記号と、開始記号に向かい合う終了記号とからなる組を設定する。制御部10は、設定した組に関する情報を、記憶部30に一時記憶させてもよい。
S21において、制御部10(領域抽出部14)は、設定した組の領域を指定する。
図7は、解答用紙画像71に含まれる各組に対して領域が指定された解答用紙画像74を示す。解答用紙画像74には、組74a、74b、・・・を構成する各括弧記号により囲まれた各矩形領域が指定されている。なお、この例では、各括弧記号を含む矩形領域を指定しているが、各括弧記号を除いて矩形記号を指定してもよい。
図6のS22において、制御部10は、1つの組を選択する。制御部10は、以降の処理において1つの組の単位で処理を行う。
S23において、制御部10(除外組指定部16)は、領域の長さが所定値未満であるか否かを判断する。この処理は、解答欄としての一定以上の大きさを有するか否かを判断するものであり、領域の長さが所定値未満である場合には、解答欄ではないと判断するためのものである。領域の長さが所定値未満である場合(S23:YES)には、制御部10は、処理をS27に移す。他方、領域の長さが所定値未満ではない場合(S23:NO)には、制御部10は、処理をS24に移す。
S24において、制御部10(文字取得部15)は、選択されている組に対応する領域に対して文字認識処理を行って、領域に文字が含まれるか否かを判断する。領域に文字が含まれる場合(S24:YES)には、制御部10は、処理をS25に移す。領域に文字が含まれない場合(S24:NO)には、制御部10は、処理をS26に移す。
S25において、制御部10(除外組指定部16)は、領域に含まれる文字が、除外対象文字か否かを判断する。除外対象文字である場合(S25:YES)には、制御部10は、処理をS27に移す。他方、除外対象文字ではない場合(S25:NO)には、制御部10は、処理をS26に移す。
S26において、制御部10(組ID付与部17)は、処理中の組にIDを付与する。その後、制御部10は、処理をS28に移す。
他方、S27において、制御部10(除外組指定部16)は、処理中の組を除外し、解答欄と認識しない。
S28において、制御部10は、S20で設定した全ての組について処理をしたか否かを判断する。全ての組について処理をした場合(S28:YES)には、制御部10は、処理をS29に移す。他方、全ての組について処理をしていない場合(S28:NO)には、制御部10は、処理をS22に移す。
S29において、制御部10(用紙登録部18)は、用紙種別と、組IDと、組の位置情報とを対応付けた用紙フォームデータを、用紙フォーム記憶部32に記憶させる。その後、制御部10は、処理を図4のS16に移す。
図8は、図4のS16において表示部37に表示される、解答用紙画像76を含む解答欄の設定後画面75の例を示す。
設定後画面75は、解答用紙画像76と、設定処理ボタン72と、終了ボタン73とを含む。解答用紙画像76は、用紙登録処理後のものであり、図5に示す解答用紙画像71から解答欄となる領域に対して組IDが付されたものである。この例では、組IDがL20203-1からL20203-8までの8つの組を、解答欄として登録している。また、解答欄となる領域は、例えば、色付け等により識別可能に表示されている。なお、図8の例では、組IDが表示されているが、組IDの表示は任意である。
ここで、図7で説明した解答用紙画像74の組74aに対応する組76aは、設問を表す組であり、領域の長さが所定値未満であるため、解答欄としていない。他方、図7で説明した解答用紙画像74の組74bに対応する組76bは、解答欄に指定されている。
このように、解答用紙処理装置1は、未記入の解答用紙画像に対して、組を設定し、設定した組に対応した領域に基づいて解答欄に設定するか否かを判断して、解答欄として適する組を、用紙フォームデータとして登録する。よって、採点の際、正誤を判定するための解答欄を、自動化して登録できる。
次に、解答内容登録処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1の解答内容登録処理を示すフローチャートである。
図10は、本実施形態に係る解答用紙処理装置1の記憶部30の例を示す図である。
図9のS30において、制御部10(記入者ID取得部22)は、記入済解答用紙画像の記入者IDの取得対象領域に対して、例えば、文字認識処理を行うことによって、記入者IDを取得する。記入済の解答用紙であれば、氏名や組等が記入されている。よって、制御部10は、記入済解答用紙画像を一意に識別するための記入者IDを取得できる。
S31において、制御部10(組処理部23)は、記入済解答用紙画像の用紙種別に基づいて、用紙フォーム記憶部32から該当の用紙フォームデータを抽出する。次に、組処理部23は、用紙フォームデータに基づいて、記入済解答用紙画像から組を認識する。そして、組処理部23は、各組に対応する領域を取得する。
S32において、制御部10(解答内容登録部24)は、取得した領域を、用紙種別と、組IDと、記入者IDとに対応付けて、解答内容記憶部33に記憶させる。その後、制御部10は、本処理を終了する。
図9に示す解答内容登録処理は、1枚の記入済の解答用紙に対する処理である。解答用紙処理装置1は、図4の用紙取得処理を、採点が必要な記入済の解答用紙の全てにおいて行うことで、解答内容登録処理を、採点が必要な記入済の解答用紙の全てにおいて行う。
図10は、解答内容登録処理によって解答内容記憶部33に記憶されるデータの例を示す。図10に示す解答内容記憶部33は、同じ用紙種別の解答用紙に対して記入した、複数の記入済の解答用紙に対して処理を行った場合の例である。また、図10に示す解答内容記憶部33は、組IDに基づいて並び替えをしたものを示す。
解答用紙処理装置1の制御部10(一覧出力手段)は、解答内容記憶部33に記憶された内容を、表示部37に一覧出力したり、一覧を図示しないプリンタから出力したりしてもよい。
このようにすれば、採点者は、同じ解答欄の複数の記入者の記入内容(解答)を一覧で見ることができる。そのため、採点者は、1つの設問に対する正誤を連続して判断できるので、効率的に正誤の判定を行うことができる。
このように、本実施形態の解答用紙処理装置1によれば、以下のような効果がある。
(1)未記入の解答用紙を画像データ化した解答用紙画像を取得して、開始記号と終了記号とからなり解答欄の候補となりうる組を設定して記憶する。よって、解答用紙の各解答欄を認識させることができる。
(2)設定した組から、領域の長さや領域に含まれる文字によって組を除外するので、解答用紙から解答欄として適するものを抽出できる。
(3)組の位置情報と、組IDとを、解答用紙の用紙種別に対応付けて用紙フォームデータとして記憶するので、後から処理をする解答用紙画像において用紙フォームデータを用いれば、記入済の解答欄を認識できる。
(4)記入済の解答用紙を画像データ化した記入済解答用紙画像を取得して、解答欄として登録した組の領域を取得して記憶する。よって、同じ解答欄に記入された文字を一覧で出力することができ、採点者は、1つの解答について正誤の判定を行えばよいので、正誤の判定を効率的に行うことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)本実施形態では、採点者が解答欄を設定するための処理を開始するボタンを選択したことにより、自動的に解答欄を設定するものを例に説明したが、これに限定されない。表示された解答用紙画像に対して、採点者が、例えば、入力部を介してドラッグ&ドロップによる範囲指定をすることで、解答用紙処理装置の制御部(操作受付手段)が操作を受け付けて、操作により指定された範囲に含まれる解答欄を設定するようにしてもよい。
図11は、変形形態に係る解答用紙処理装置1での解答欄を指定するための操作例を示す図である。
図11に示す設定前画面80は、例えば、図4のS13の処理により表示部37に表示される。ここで、採点者が解答用紙画像81の一部について解答欄を設定したい場合には、採点者は、解答欄を設定したい範囲を、ポインタ82を位置81sに指定した状態でドラッグ&ドロップ操作を行って、指定範囲81eを設定する。そして、解答用紙処理装置1の制御部10は、指定範囲81eにおいて、開始記号及び終了記号からなる組を設定する処理を行えばよい。
また、解答欄とする組を1つずつ指定して、設定するようにしてもよい。
図12は、変形形態に係る解答用紙処理装置1での解答欄を指定するための他の操作例を示す図である。
図12(A)に示すように、解答用紙画像に含まれる解答欄91aを、採点者がポインタ92で指定してダブルクリック等の操作を行う。
そうすると、解答用紙処理装置1の制御部10は、ポインタ92の位置の左方向に開始記号を、右方向に終了記号を検索する。そして、図12(B)に示すように、検索できた開始記号と終了記号とにより囲まれた領域を抽出して、解答欄93とする。
さらに、図11及び図12で説明した個別に解答欄を設定する方法を、本実施形態で説明した自動で解答欄を設定する方法と組み合わせてもよい。つまり、本実施形態で説明した自動で解答欄を設定する方法を行った後、必要に応じて、図11及び図12で説明した個別に解答欄を設定する方法を用いてもよい。
(2)本実施形態では、設定された組に除外対象文字が含まれている場合に、その組を除外する組とするものを説明した。しかし、これに限定されない。設定された組に文字が含まれ、除外対象文字ではない場合に、解答用紙処理装置の制御部(除外語登録手段)は、文字の配置位置に基づいて、除外語として記憶部(除外語記憶手段)に記憶させてもよい。ここで、除外語となる文字としては、例えば、「( 人)」といった単位として記載された文字が該当する。そして、解答内容を登録する際に、除外語を除いた記入内容を、解答内容記憶部33に記憶させるようにすればよい。そのようにすることで、学習者(記入者)が実際に記入した記入内容のみを、解答内容記憶部33に登録できる。
(3)本実施形態では、記入済の解答用紙画像から指定した組に対応した領域を抽出して記憶するものを例に説明したが、これに限定されない。例えば、抽出した領域に対して文字認識処理を行って、得られた文字を記憶してもよい。
(4)本実施形態では、横書きの解答用紙を例に説明したが、これに限定されない。縦書きの解答用紙であってもよい。その場合には、括弧記号も上下方向になるため、開始記号から終了記号により囲まれた領域を抽出する場合には、上下方向に走査すればよい。
1 解答用紙処理装置
4 スキャナ
6 データサーバ
10 制御部
11 用紙画像取得部
13 組設定部
14 領域抽出部
15 文字取得部
16 除外組指定部
17 組ID付与部
18 用紙登録部
19 画像出力部
22 記入者ID取得部
23 組処理部
24 解答内容登録部
30 記憶部
31a プログラム
32 用紙フォーム記憶部
33 解答内容記憶部
36 入力部
37 表示部
39 通信インタフェース部

Claims (11)

  1. 解答欄を有する解答用紙を画像データ化した解答用紙画像を取得する用紙画像取得手段と、
    前記用紙画像取得手段により取得した前記解答用紙画像から所定の開始記号及び前記開始記号の対になる終了記号を抽出し、前記開始記号及び前記終了記号からなる組を設定する組設定手段と、
    前記組設定手段により設定された前記組を識別する組識別情報を付与する組識別付与手段と、
    前記組識別付与手段によって付与された前記組識別情報と、前記組識別情報に対応した前記組の位置とを、前記解答用紙の種別に対応付けて用紙記憶手段に記憶させる用紙登録手段と、
    前記組設定手段によって設定した前記組を識別可能にして、前記解答用紙画像を表示装置に出力する画像出力手段と、
    前記組設定手段が設定した前記組に対して、除外する組を指定する除外組指定手段と、
    を備え
    前記組識別付与手段は、前記除外組指定手段により指定された前記組を除いた残りの組を識別する前記組識別情報を付与し、
    前記画像出力手段は、前記残りの組を識別可能にして、前記解答用紙画像を前記表示装置に出力すること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  2. 解答欄を有する解答用紙を画像データ化した解答用紙画像を取得する用紙画像取得手段と、
    前記用紙画像取得手段により取得した前記解答用紙画像を表示装置に出力する処理前画像出力手段と、
    前記解答用紙画像に対する操作を受け付ける操作受付手段と、
    前記操作受付手段により受け付けた操作に基づいて、所定の開始記号及び前記開始記号の対になる終了記号を抽出し、前記開始記号及び前記終了記号からなる組を設定する組設定手段と、
    前記組設定手段により設定された前記組を識別する組識別情報を付与する組識別付与手段と、
    前記組識別付与手段によって付与された前記組識別情報と、前記組識別情報に対応した前記組の位置とを、前記解答用紙の種別に対応付けて用紙記憶手段に記憶させる用紙登録手段と、
    前記組設定手段によって設定した前記組を識別可能にして、前記解答用紙画像を表示装置に出力する画像出力手段と、
    前記組設定手段が設定した前記組に対して、除外する組を指定する除外組指定手段と、
    を備え
    前記組識別付与手段は、前記除外組指定手段により指定された前記組を除いた残りの組を識別する前記組識別情報を付与し、
    前記画像出力手段は、前記残りの組を識別可能にして、前記解答用紙画像を前記表示装置に出力すること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の解答用紙処理装置において、
    前記組のうち前記開始記号と前記終了記号とにより囲まれた領域を抽出する領域抽出手段を備え、
    前記除外組指定手段は、前記領域抽出手段により抽出した前記領域に基づいて、前記除外する組を指定すること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  4. 請求項3に記載の解答用紙処理装置において、
    前記除外組指定手段は、前記領域の長さに基づいて、前記除外する組を設定すること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載の解答用紙処理装置において、
    前記用紙画像取得手段は、解答欄が未記入の前記解答用紙画像を取得し、
    前記領域抽出手段により抽出した前記領域に対して文字認識処理を行い、文字を取得する文字取得手段を備え、
    前記除外組指定手段は、前記文字取得手段により取得した前記文字に基づいて、前記除外する組を指定すること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  6. 請求項5に記載の解答用紙処理装置において、
    前記文字取得手段により取得した前記文字の前記領域での配置位置に基づいて、前記文字を除外語として、前記文字を含む前記組の前記組識別情報に対応付けて除外語記憶手段に記憶させる除外語登録手段を備えること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれかに記載の解答用紙処理装置において、
    解答が記入済の解答用紙を画像データ化した記入済解答用紙画像を取得する記入済用紙画像取得手段と、
    前記記入済解答用紙画像の種別を取得する種別取得手段と、
    前記解答用紙に記入した記入者を識別する記入者識別情報を取得する記入者識別情報取得手段と、
    前記種別取得手段により取得した前記種別に基づいて、前記用紙記憶手段を参照して前記解答用紙の前記組を抽出し、抽出した前記組のうち前記開始記号と前記終了記号とにより囲まれた領域を取得する記入文字領域取得手段と、
    前記記入文字領域取得手段により取得した前記領域を、前記記入者識別情報と、前記組識別情報と、前記種別とに対応付けて解答内容記憶手段に記憶する解答登録手段と、
    を備えること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  8. 解答欄を有する解答用紙を画像データ化した解答用紙画像の種別と、開始記号及び終了記号からなる組と、前記組を識別する組識別情報とを対応付けて記憶した用紙記憶手段と、
    解答が記入済の解答用紙を画像データ化した記入済解答用紙画像を取得する記入済用紙画像取得手段と、
    前記記入済解答用紙画像の種別を取得する種別取得手段と、
    前記解答用紙に記入した記入者を識別する記入者識別情報を取得する記入者識別情報取得手段と、
    前記種別取得手段により取得した前記種別に基づいて、前記用紙記憶手段を参照して前記解答用紙の前記組を抽出し、抽出した前記組のうち前記開始記号と前記終了記号とにより囲まれた領域を取得する記入文字領域取得手段と、
    除外する文字である除外語を記憶した除外語記憶手段と、
    前記記入文字領域取得手段により取得した前記領域に対して文字認識処理を行い、得られた文字に前記除外語記憶手段に記憶された前記除外語を含む場合に、前記除外語を除いた前記領域を、前記記入者識別情報と、前記組識別情報と、前記種別とに対応付けて解答内容記憶手段に記憶する解答登録手段と、
    を備えること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  9. 請求項8に記載の解答用紙処理装置において、
    前記解答内容記憶手段を参照して、一の前記組識別情報に対応する前記記入者識別情報と、前記領域との対を一覧出力する一覧出力手段を備えること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  10. 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の解答用紙処理装置において、
    前記開始記号と前記終了記号とは、一対の括弧記号であること、
    を特徴とする解答用紙処理装置。
  11. 請求項1から請求項10までのいずれかに記載の解答用紙処理装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2019000988A 2019-01-08 2019-01-08 解答用紙処理装置及びプログラム Active JP7263777B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019000988A JP7263777B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 解答用紙処理装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019000988A JP7263777B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 解答用紙処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020112588A JP2020112588A (ja) 2020-07-27
JP7263777B2 true JP7263777B2 (ja) 2023-04-25

Family

ID=71667007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019000988A Active JP7263777B2 (ja) 2019-01-08 2019-01-08 解答用紙処理装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7263777B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112324A (ja) 1998-10-02 2000-04-21 Hitachi Electronics Service Co Ltd 演習問題作成支援方法および記録媒体
JP2000122517A (ja) 1998-10-20 2000-04-28 Japan Research Institute Ltd 電子採点システム
JP2015141233A (ja) 2014-01-27 2015-08-03 敏雄 中根 答案判定補助システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3001065B2 (ja) * 1991-03-19 2000-01-17 テイ・エイ・エス通商株式会社 プログラムの作成方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000112324A (ja) 1998-10-02 2000-04-21 Hitachi Electronics Service Co Ltd 演習問題作成支援方法および記録媒体
JP2000122517A (ja) 1998-10-20 2000-04-28 Japan Research Institute Ltd 電子採点システム
JP2015141233A (ja) 2014-01-27 2015-08-03 敏雄 中根 答案判定補助システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020112588A (ja) 2020-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8768241B2 (en) System and method for representing digital assessments
JP6668821B2 (ja) 教育支援装置、プログラム、及び、教育支援システム
JP2010152480A (ja) デジタル採点システム
WO2018110098A1 (ja) 答案の採点を支援するコンピュータシステムおよびプログラム
KR101265720B1 (ko) 관계형 문항을 이용한 학습 능력 향상 시스템 및 그 동작방법
WO2017043584A1 (ja) 学習支援システム、並びに、関連する装置及び方法
JP2010262248A (ja) 小テスト学習装置
JP6053112B2 (ja) 採点支援装置、採点支援プログラム及びデータ構造
JP7263777B2 (ja) 解答用紙処理装置及びプログラム
JP6988101B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP2007233888A (ja) 画像処理装置および画像処理プログラム
JP6405854B2 (ja) 記録制御プログラム、記録制御方法及び記録制御装置
JP7081080B2 (ja) プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
JP7180161B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
KR102397899B1 (ko) 영어 학습 관리 방법
JP2018163686A (ja) 答案の採点を支援するコンピュータシステムおよびプログラム
JP7234670B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
CN108446277B (zh) 模拟学习的方法及装置
JP2004219851A (ja) ペン入力対応試験採点支援システム
JP6828586B2 (ja) 表示プログラム、表示装置及び表示方法
KR20010078411A (ko) 인터넷을 통한 자가 학습 평가 시스템 및 그 방법
CN110443732A (zh) 作业统分方法、装置、设备和介质
JP2020012950A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2020012948A (ja) 情報処理装置及びプログラム
KR20110106141A (ko) 응시자용 단말장치 및 그의 동작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230327

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7263777

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150