JP7234670B2 - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、答案用紙などに記入された解答の添削や採点を支援する技術に関する。
学校などの教育機関において実施されるテストを自動採点するシステムが提案されている。例えば、特許文献1に記載のシステムでは、教育用教材上における解答欄、解答者情報欄等のレイアウト(用紙上の位置)を特定するための位置情報を教育用教材の電子データに含めておき、この情報を参照して、教育用教材の解答欄などに手書き記入された記入内容を取得して自動採点を行う。
特開2007-233888号公報
しかし、特許文献1の手法では、教育用教材ごとに、解答欄、解答者情報欄などの各記入欄の位置情報を記憶しておく必要があるため、個々の教育用教材のデータの作成に手間がかかるとともに、データ量が大きくなってしまうという課題がある。
本発明は、個々の答案用紙データのデータ量を増大させることなく、生徒などによる解答済の答案画像から、各解答欄に対する記入内容を取得することが可能な画像処理装置を提供することを主な目的とする。
本発明の1つの観点では、画像処理装置は、答案用紙の表題部の表記方法に関する表題部表記情報と、当該答案用紙に含まれる解答欄の形状を示す解答欄形状情報とを関連付けて記憶した記憶部と、前記答案用紙の画像データである答案画像を取得する答案画像取得手段と、前記答案画像に含まれる表題部の表記方法と一致する表題部表記情報を特定し、当該表題部表記情報に対応する解答欄形状情報を、前記記憶部から取得する形状情報取得手段と、前記解答欄形状情報に基づいて、前記答案画像から前記解答欄の部分の画像である解答欄画像を切り出す画像切り出し手段と、を備える。
上記の画像処理装置は、答案用紙の表題部の表記方法に関する表題部表記情報と、当該答案用紙に含まれる解答欄の形状を示す解答欄形状情報とを関連付けて記憶部に記憶している。画像処理装置は、答案用紙の画像データである答案画像を取得する。次に、画像処理装置は、答案画像に含まれる表題部の表記方法と一致する表題部表記情報を特定し、当該表題部表記情報に対応する解答欄形状情報を、記憶部から取得する。そして、画像処理装置は、解答欄形状情報に基づいて、答案画像から解答欄の部分の画像である解答欄画像を切り出す。これにより、解答欄の形状に基づいて、答案画像から解答欄画像を切り出すことができる。
上記の画像処理装置の一態様では、前記解答欄形状情報は前記解答欄のサイズ情報を含み、前記画像切り出し手段は、前記サイズ情報に基づいて前記解答欄画像を切り出す。この態様では、解答欄のサイズを考慮して解答欄画像を正確に切り出すことができる。
好適には、前記表題部表記情報は、前記答案用紙の表題部に含まれる数字もしくは記号の種類、又は、表題部中の文字列を修飾する形状を含む。
上記の画像処理装置の他の一態様では、前記記憶部は、答案用紙の製作関係者毎に、前記表題部表記情報と前記解答欄形状情報を記憶し、前記表題部表記情報は、前記製作関係者を示す情報を含む。この態様では、製作関係者毎の答案用紙の特徴に基づいて解答欄の形状を特定することができる。
上記の画像処理装置の他の一態様では、前記記憶部は、前記表題部表記情報と、前記答案用紙に含まれる問題番号の表記方法とを関連付けて記憶しており、前記画像切り出し手段は、前記問題番号の表記方法に基づいて、前記答案画像から問題番号の部分の画像を切り出す。この態様では、答案用紙に含まれる問題番号を抽出することができ、問題番号ごとに採点結果などを管理することができる。
上記の画像処理装置の他の一態様では、前記画像切り出し手段は、前記答案画像から配点情報の部分の画像を切り出す。この態様では、答案用紙から配点情報を抽出することができ、採点結果に基づいて得点を算出することが可能となる。
上記の画像処理装置の他の一態様は、前記画像切り出し手段によって複数の答案画像から切り出された、同一の解答欄についての解答欄画像を並べて表示する表示手段を備える。この態様では、複数の答案用紙における同一の問題についての解答を比較しながら閲覧することができる。
本発明の他の観点は、コンピュータ及び記憶部を備える画像処理装置により実行されるプログラムであって、前記記憶部は、答案用紙の表題部の表記に関する表題部表記情報と、当該答案用紙に含まれる解答欄の形状を示す解答欄形状情報とを関連付けて記憶しており、前記プログラムは、前記答案用紙の画像データである答案画像を取得する答案画像取得手段、前記答案画像に含まれる表題部の表記方法と一致する表題部表記情報を特定し、当該表題部表記情報に対応する解答欄形状情報を、前記記憶部から取得する形状情報取得手段、前記解答欄形状情報に基づいて、前記答案画像から前記解答欄の部分の画像である解答欄画像を切り出す画像切り出し手段、として前記コンピュータを機能させる。このプログラムをコンピュータで実行することにより、上記の画像処理装置を実現することができる。
実施形態に係る添削支援装置の構成を示す。 答案用紙の例を示す。 答案用紙の他の例を示す。 答案用紙特徴情報の例を示す。 教師用端末の内部構成を示すブロック図である。 表示処理のフローチャートである。 一覧表示画面の例を示す。 採点後の一覧表示画面の例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
[全体構成]
図1は、本発明を適用した添削支援装置を示す。添削支援装置は、教師などにより使用されるものであり、スキャナ20と、教師用端末30とを備える。学校や塾などの教育機関におけるテストや演習の際、生徒には答案用紙50が渡される。生徒は、自分のペン10を用いて答案用紙に解答を記入する。生徒による解答が終了すると、解答済の答案用紙50はスキャナ20により読み取られ、答案用紙の画像(以下、「答案画像」と呼ぶ。)D1が生成されて教師用端末30へ提供される。教師用端末30は、答案画像D1を用いて、生徒による解答の表示や添削・採点などの処理を行う。
[答案用紙]
教育機関で行われるテストや演習では、複数の出版社などの製作関係者により製作された答案用紙が使用される。なお、答案用紙は、問題文も一緒に印刷されているものでもよく、問題用紙と別個に用意され、解答のみを記入するためのものでもよい。一般的に、各出版社により製作された答案用紙は、表題部の表記方法や各解答欄の形状などに独自の特徴を有する。
図2は、答案用紙の一例を示す。この答案用紙50aは、ある出版社Aが製作した算数のテストに使用されるものであり、表題部51aと、それ以外の、解答を記入するための領域(以下、「解答領域」とも呼ぶ。)とを含む。表題部51aは、その答案用紙の表題(タイトル)を示す部分であり、テストの科目である「算数」と、その科目における分野(テーマ)である「7.図形の面積」とが印刷されている。ここで、図2に示す答案用紙50aでは、表題部51aの科目「算数」は楕円の枠52aによる装飾がなされている。また、テーマ「7.図形の面積」において、「7」は複数のテーマに対して個別に割り当てられた整理番号(以下、「テーマ番号」と呼ぶ。)であり、英数字で示されている。
解答領域には、2つの設問(大問)として大問1、2が印刷されており、各大問は、それぞれ2つの小問(1)、(2)を含んでいる。ここで、2つの大問の問題番号54aは、いずれも四角形による装飾がなされている。また、大問1の2つの小問(1)、(2)の解答欄55aは、複数文字の解答が記入される解答欄であり、大括弧の形状となっている。一方、大問2の2つの小問(1)、(2)の解答欄56aは、数字1文字が記入される解答欄であり、四角形(正方形)の形状となっている。
図3は、答案用紙の他の一例を示す。この答案用紙50bは、ある出版社Bが製作した算数のテストに使用されるものであり、表題部51bと、解答領域とを含む。なお、説明の便宜上、各設問の内容は図2に示す答案用紙50aと同一としている。表題部51bは、その答案用紙の表題(タイトル)を示す部分であり、テストの科目である「小5算数」と、その科目における分野(テーマ)である「VII.図形の面積」とが印刷されている。ここで、図3に示す答案用紙50bでは、表題部51bの科目は「小5算数」となっており、学年(小学5年生)を示す「小5」の文字が含まれている。また、科目「小5算数」は四角形の枠52bによる装飾がなされている。また、テーマ「VII.図形の面積」においては、テーマ番号「VII」はローマ数字で示されている。さらに、答案用紙50bでは、表題部51b内に出版社名57bが印刷されている。
また、解答領域には、2つの大問1、2が印刷されており、各大問は、2つの小問(1)、(2)を含んでいる。ここで、2つの大問の問題番号54bは、いずれも大括弧の装飾がなされている。また、大問1の2つの小問(1)、(2)の解答欄55bは、複数文字の解答が記入される記入欄であり、四角形の形状となっている。一方、大問2の2つの小問(1)、(2)の解答欄56bは、数字1文字が記入される記入欄であり、小括弧の形状となっている。
このように、答案用紙50の紙面上における表題部51の表記方法や解答欄55、56の形状は出版社毎に異なるので、これらを各出版社を識別する情報として利用することができる。具体的に本実施形態では、出版社毎にその出版社により製作されたテストの答案用紙に含まれる表題部51の表記や解答欄の形状などに関する特徴を規定した答案用紙特徴情報を予め作成し、データベースなどに記憶しておく。
図4は、答案用紙特徴情報の一例を示す。答案用紙特徴情報は、出版社名毎に記憶されており、大別して「表題部表記情報」と、「解答欄形状情報」とを含む。ここで、「出版社名」は、そのテストの答案用紙を製作した出版社の名称である。なお、出版社名の代わりに、出版社の識別情報などを用いても良い。
まず、表題部表記情報は、表題部51の表記方法における特徴を示す情報であり、「科目名の装飾」、「学年の表記」、「科目内のテーマの数字」、「出版社名の表記」を含む。「科目名の装飾」は、答案用紙50の表題部51内に印刷された科目名を装飾する方法を示し、図2の答案用紙50aでは楕円52aによる装飾であり、図3の答案用紙50bでは長方形52bによる装飾である。この他に、大括弧などによる装飾もある。
「学年の表記」は、表題部51に学年の表記があるか否かを示す。図2の答案用紙50aでは学年の表記は無く、図3の答案用紙50bでは学年の表記(「小5」)がある。「科目内のテーマの数字」は、表題部51内に示されたテーマ番号を示す数字の表記方法を示す。図2の答案用紙50aでは符号53aで示すように英数字の「7」が使用されており、図3の答案用紙50bでは符号53bで示すようにローマ数字の「VII」が使用されている。「出版社名の表記」は、表題部51内に出版社名の表記があるか否かを示す。図2の答案用紙50aでは出版社名の表記は無く、図3の答案用紙50bでは出版社名の表記57bがある。
一方、解答欄形状情報は、解答欄の形状を示す情報であり、「解答欄(文字列)」、「解答欄(1文字)」、「問題番号の装飾」を含む。ここで、「解答欄(文字列)」は、解答として複数の文字や数字からなる文字列が記入される解答欄の枠の形状を示す。図2の解答用紙50aでは大括弧55aが使用され、図3の解答用紙50bでは長方形55bが使用されている。「解答欄(1文字)」は、解答として1文字の文字や数字が記入される解答欄の枠の形状を示す。図2の解答用紙50aでは正方形56aが使用され、図3の解答用紙50bでは小括弧56bが使用されている。なお、「解答欄(1文字)」は、補足的な情報としてその形状のサイズ情報を含むことが望ましい。所定以上のサイズを示すサイズ情報を含めることにより、図2における実際の解答欄56aと、問題文中に登場する四角形(□)56xとを区別し、問題文中に登場する四角形56xを解答欄56aと誤認識することが防止できる。
「問題番号の装飾」は、各設問(図4の例では大問)の問題番号を示す数字の装飾方法を示す。図2の答案用紙50aでは問題番号を四角形54aにより装飾しており、図3の答案用紙50bでは問題番号を大括弧54bで装飾している。
上記のような答案用紙特徴情報を利用すると、答案画像D1に含まれる表題部51の表記方法である表題部表記情報、具体的には、「科目名の装飾」、「学年の表記」、「科目内のテーマの数字」、「出版社名の表記」などに基づいて、その答案用紙50がどの出版社の製作によるものかを判別することができる。そして、その出版社の答案用紙50における解答欄形状情報、具体的には、「解答欄(文字列)」、「解答欄(1文字)」に基づいて、解答欄の部分を検出し、答案画像D1から解答欄の部分の画像(以下、解答欄画像」と呼ぶ。)を切り出すことができる。また、「問題番号の装飾」に基づいて、問題番号を検出することができる。
[教師用端末の構成]
図5は、教師用端末30の内部構成を示すブロック図である。教師用端末30は、スキャナIF(InterFace)31と、OCR(Optical Character Recognition)部32と、入力部33と、テスト情報データベース(以下、「データベース」を「DB」と記す。)34と、画像切り出し部35と、添削部36と、制御部37と、表示部38とを備える。なお、これらの構成要素は、バス39を介して相互に接続されている。
スキャナIF31は、図1に示すスキャナ20に接続されるインターフェースであり、スキャナ20により生成された答案画像D1を受信する。OCR部32は、答案画像D1の必要なエリアに対してOCR処理を施し、答案画像D1に含まれる文字列を抽出する。
入力部33は、教師などの添削や採点を行う者(以下、「添削担当者」と呼ぶ。)により操作される入力デバイスであり、例えばキーボード、マウス、タッチパネルなどが挙げられる。添削担当者は、入力部33を操作することにより、後述するように答案画像D1に含まれる解答欄画像を選択して表示部38に表示させることができる。
テスト情報DB34は、生徒に実施させるテストに関する情報であるテスト情報を記憶している。テスト情報は、テストの問題情報、正答情報、前述の答案用紙特徴情報、テスト結果情報などを含む。
画像切り出し部35は、答案用紙特徴情報を参照して、答案画像D1から解答欄画像を切り出す。なお、解答欄画像は、答案画像D1における解答欄の領域を、解答欄を示す枠などを含めて切り取った画像であり、生徒により解答が記入されていない解答欄については、解答欄画像は解答欄を示す枠などの形状のみを含むことになる。
添削部36は、OCR部32が生成した文字列に基づいて、生徒が記入した解答を認識し、テスト情報DB34に記憶されている正答情報と照合するなどして、解答の添削・採点を自動で行う。また、答案画像D1の解答領域において、問題番号が検出でき、かつ、OCR部32により配点情報(図2における符号58a参照)を取得できた場合には、採点結果と配点情報に基づいて得点を算出してもよい。
制御部37は、予め用意されたプログラムを実行することにより、教師用端末30の全体を制御する。具体的には、制御部37は、画像切り出し部35が複数の生徒の答案画像D1から切り出した解答欄画像を並べて一覧表示画面を生成する。表示部38は、例えば液晶ディスプレイなどであり、制御部37により生成された一覧表示画面を表示する。
上記の構成において、スキャナIF31は本発明の答案画像取得手段の一例であり、テスト情報DB34は本発明の記憶部の一例であり、画像切り出し部35は本発明の画像切り出し手段の一例であり、制御部37は本発明の形状情報取得手段の一例であり、表示部38は本発明の表示手段の一例である。
[表示処理]
次に、答案画像D1から切り出された解答欄画像を表示する表示処理について説明する。図6は、表示処理のフローチャートである。この処理は、図5に示す教師用端末30の制御部37が予め用意されたプログラムを実行することにより行われる。
まず、生徒が解答を記入し終わった答案を採点担当者などがスキャナ20にセットして読み取ると、制御部37は、スキャナIF31を介してスキャナ20から答案画像D1を受信する(ステップS10)。
次に、制御部37は、テスト情報DB34に記憶されている答案用紙特徴情報を参照し、答案画像D1中の表題部51の内容に基づいて、その答案用紙の出版社を特定する(ステップS11)。具体的には、制御部37は、OCR部32により答案画像D1の表題部51の内容を文字認識するとともに、表題部51に含まれる記号、図形などを認識し、表題部表記情報に含まれる「科目名の装飾」、「学年の表記」、「科目内のテーマの数字」、「出版社名の表記」などを判定する。そして、これらの情報に基づいて、その答案用紙の出版社を特定する。具体的に、図2に示す答案用紙50aの例では、「科目名の装飾」は楕円52aであり、「学年の表記」は無しであり、「科目内のテーマの数字」は英数字53aであり、「出版社名の表記」は無しである。よって、図4に示す答案用紙特徴情報を参照し、制御部37はこの答案用紙を出版社Aの製作によるものであると判定する。
次に、制御部37は、答案用紙特徴情報に基づいて、特定した出版社に対応する解答欄の特徴を取得する(ステップS12)。具体的には、制御部37は、答案用紙特徴情報を参照し、その出版社の解答欄特徴情報として、「解答欄(文字列)」、「解答欄(1文字)」、「問題番号の装飾」などを取得する。具体的に、図2に示す答案用紙50aの場合、制御部37はステップS11で上述のように出版社Aの答案用紙と判定するため、解答欄特徴情報として、「解答欄(文字列)」は大括弧、「解答欄(1文字)」は正方形、「問題番号の装飾」は四角との情報を取得する。そして、制御部37は、取得した解答欄特徴情報に基づいて、答案画像D1に含まれる解答欄を特定し、解答欄画像を切り出す(ステップS13)。
次に、制御部37は、ステップS10~S13の処理を所定数の答案用紙について行ったか否かを判定する(ステップS14)。所定数の答案用紙について行っていない場合(ステップS14:No)、処理はステップS10へ戻る。こうして、所定数の答案用紙、即ち、複数の生徒の答案用紙についてステップS10~S13の処理が完了すると(ステップS14:Yes)、制御部37は、各生徒の答案用紙における解答欄画像を表示部38に一覧表示する(ステップS15)。こうして、表示処理は終了する。
図7は、ステップS15で表示部38に表示される一覧表示画面の例を示す。一覧表示画面70では、左上のエリアに科目「算数」、科目内のテーマ「7.面積」、問題番号「[1](1)」などが表示される。また、解答欄画像表示エリア71には、同一の設問に対する所定数(本例では12人)の生徒の解答欄画像が並べて表示される。これにより、採点担当者は、同一の問題に対する複数の生徒の解答欄画像を比較しながら添削、採点することができる。
一覧表示画面70の下方のエリアにはボタン76~78が設けられている。ボタン76は、解答欄画像表示エリア71に表示する各解答欄画像を、1つ前の問題(設問)の解答欄画像に変更するためのボタンである。ボタン77は、解答欄画像表示エリア71に表示する各解答欄画像を、次の問題の解答欄画像に変更するためのボタンである。
ボタン78は、採点担当者による採点モードへ移行するためのボタンである。採点担当者がボタン78を押すと、採点モードへ移行し、採点担当者が採点結果を入力することができるようになる。図8は、採点モードにおいて、採点担当者が採点結果を入力した状態の一覧表示画面の例を示す。各解答欄画像に重ねて、採点担当者による採点結果を示す画像75が表示されている。なお、採点モードに移行すると、ボタン78の代わりにボタン79が表示される。採点担当者は、採点結果の入力後にボタン79を押すと、採点結果を保存することができる。
以上のように、本実施形態では、答案画像D1の表題部表記情報に基づいて答案用紙の出版社を特定し、それに対応する解答欄形状情報に基づいて答案画像から解答欄画像を切り出すことができる。この方法では、答案画像から解答欄画像を切り出す際に、答案用紙上における各解答欄の位置情報を予め記憶しておく必要が無いので、予め用意する答案用紙データのデータ量を低減できる。また、答案画像から、解答欄形状情報が示す形状の部分を見つけてその部分を切り出せばよいので、解答欄画像の切り出し処理も単純化することができる。
[変形例]
(変形例1)
上記の実施形態では、図4の例において、答案用紙特徴情報は出版社毎に用意されているが、本発明の適用はこれには限られず、表題部表記情報や解答欄形状情報が共通する答案用紙のグループ毎に答案用紙特徴情報を用意すればよい。
(変形例2)
上記の実施形態では、表題部表記情報や解答欄形状情報において、長方形、楕円、括弧などの形状及びサイズを考慮しているが、これに加えて、各形状の色を考慮してもよい。
5 ネットワーク
10 記入デバイス
11a デジタルペン
11b タブレット
11c タッチペン
12 接続デバイス
20 管理サーバ
30 教師用端末
50 答案用紙
100 遠隔授業システム

Claims (8)

  1. 答案用紙の表題部の表記方法に関する表題部表記情報と、当該答案用紙に含まれる解答欄の形状を示す解答欄形状情報とを関連付けて記憶した記憶部と、
    前記答案用紙の画像データである答案画像を取得する答案画像取得手段と、
    前記答案画像に含まれる表題部の表記方法と一致する表題部表記情報を特定し、当該表題部表記情報に対応する解答欄形状情報を、前記記憶部から取得する形状情報取得手段と、
    前記解答欄形状情報に基づいて、前記答案画像から前記解答欄の部分の画像である解答欄画像を切り出す画像切り出し手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記解答欄形状情報は前記解答欄のサイズ情報を含み、
    前記画像切り出し手段は、前記サイズ情報に基づいて前記解答欄画像を切り出すことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表題部表記情報は、前記答案用紙の表題部に含まれる数字もしくは記号の種類、又は、表題部中の文字列を修飾する形状を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記記憶部は、答案用紙の製作関係者毎に、前記表題部表記情報と前記解答欄形状情報を記憶し、
    前記表題部表記情報は、前記製作関係者を示す情報を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記記憶部は、前記表題部表記情報と、前記答案用紙に含まれる問題番号の表記方法とを関連付けて記憶しており、
    前記画像切り出し手段は、前記問題番号の表記方法に基づいて、前記答案画像から問題番号の部分の画像を切り出すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像切り出し手段は、前記答案画像から配点情報の部分の画像を切り出すことを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像切り出し手段によって複数の答案画像から切り出された、同一の解答欄についての解答欄画像を並べて表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. コンピュータ及び記憶部を備える画像処理装置により実行されるプログラムであって、
    前記記憶部は、答案用紙の表題部の表記に関する表題部表記情報と、当該答案用紙に含まれる解答欄の形状を示す解答欄形状情報とを関連付けて記憶しており、
    前記答案用紙の画像データである答案画像を取得する答案画像取得手段、
    前記答案画像に含まれる表題部の表記方法と一致する表題部表記情報を特定し、当該表題部表記情報に対応する解答欄形状情報を、前記記憶部から取得する形状情報取得手段、
    前記解答欄形状情報に基づいて、前記答案画像から前記解答欄の部分の画像である解答欄画像を切り出す画像切り出し手段、
    して前記コンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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