JP2004258403A - 学習システム - Google Patents

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健史 鈴木
Hisami Kuzuhara
久美 葛原
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Abstract

【課題】学習者(回答者)が、複数の設問全体を見て、その中から、あらかじめ定められている設問順にとらわれず、回答したい設問を任意に選択して回答できる形式のコンピュータ学習システムであって、学習者(回答者)がより効率よく、より正確な知識の習得を図ることを促すコンピュータ学習システムを提供する。
【解決手段】設問・解答肢データベース中に保存されている設問が選択された際に、当該選択された設問に対する正解の数以上の回答欄を表示して学習者(回答者)に回答を促すことにより課題を解決した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンピュータを利用し、学習者(回答者)が複数候補の中から正解を選択して回答するコンピュータ利用の学習システム及び、学習者(回答者)が文章で入力して回答するコンピュータ利用の学習システム、並びに学習者(回答者)が問題文に対する正、誤いずれかの回答を入力するコンピュータ利用の学習システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータを利用したコンピュータ学習システムとしては、例えば、コンピュータの画面に問題として表示された文章の一部に虫食い的に設定された空欄部分に対する複数の解答文例(あるいは単語)候補を当該コンピュータの画面に表示し、学習者(回答者)が当該複数の解答文例(あるいは単語)候補中の正しいと思う候補を一つ選択して当該コンピュータに入力するのに応じて、当該選択・入力された回答が正しいかどうか判定表示すると供に、正解を表示して教えるようにしたものが知られている。
【0003】
前述したようなコンピュータ学習システムでは、一般的に、システムを設計した側(コンピュータ学習システムの提供者)があらかじめ設定している設問順に回答するのが一般的であり、学習者(回答者)が、複数の設問全体を見て、その中から回答したい設問を任意に選択して回答できるものではなかった。
【0004】
また、前述したようなコンピュータ学習システムでは、正解の数に等しい回答欄が準備されているのが一般的であった。このため、学習者(回答者)は、たとえ解答文例(あるいは単語)候補が多数存在していても、回答欄の数に等しい数の解答文例候補を選択して入力(回答)すればよいので、あいまいな知識の状態でも、正解にたどり着けることがあった。
【0005】
結局のところ、従来のコンピュータ学習システムにおいては、学習者が能動的に回答できるのは、あらかじめ解答肢として準備されている中から、回答欄の数に応じて選択するという極めて単純な答えに限られていた。
【0006】
更に、設問に対して文章で回等する場合にも正解の数に等しい回答欄が準備され、複数の解答文例候補は一まとまりの一文として例示されているのが一般的で、この場合にも、学習者(回答者)は、回答欄の数に等しい数の解答文例候補を選択して入力(回答)すればよいので、あいまいな知識の状態でも、正解にたどり着けることがあった。
【0007】
また、設問に対して文章入力で回答文を受ける場合、この回答文の正誤判定は、一般的に、設問に対してあらかじめ定められている正解文と回答文とが完全に一致するか否かで行われていた。回答文を手書きで提出し添削するシステムでは、判定者(添削者)の裁量によって、設問に対してあらかじめ定められている正解文と回答文とが完全に一致していなくても、一定の範囲内では正解として取り扱われるが、前記のように、正解文と回答文とが完全に一致するか否かで正誤判定が行われてしまう従来のコンピュータ学習システムでは極めて限られた範囲での学習効果しか発揮されなかった。
【0008】
また、設問に対する解答が正、誤いずれかになっている形式の問題、いわゆる多肢選択式の問題では、過去の本試験に出題された問題を何度も繰り返して学習するのが一般的であるが、何度も繰り返して学習している間に、学習者が問題文の字面とこの字面に対する答(正、誤いずれか)を覚えてしまい、学習の意味がなくなるということがある。これを防止するために、字面は過去の本試験に出題された問題のものと若干相違しているが、解答の正、誤がまったく逆になっている問題、等をいくつか作り、問題をよく読み、考えなければ正解になかなかたどり着けなくなるような工夫がされているものがある。コンピュータ利用の学習システムでも、多肢選択式の問題の学習を行う場合には、このように、過去の本試験に出題された問題と、この問題文の字面を若干変えて正、誤を逆にした問題等々を次々にコンピュータの画面に表示して回答させるようにしている。
【0009】
しかし、このような従来のコンピュータ学習システムでは、何度も繰り返して学習している間に、学習者が問題文の字面とこの字面に対する答(正、誤いずれか)を覚えなくても、一番目は正、二番目は誤、三番目は誤のように、出題順序によって答を覚えてしまい、やはり、学習の意味を無くしてしまうというおそれがあった。
【0010】
【特許文献1】
特開平9−330011号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、前述した従来のコンピュータ学習システムに存在していた問題点を解決することを目的にしている。
【0012】
すなわち、この発明は、学習者(回答者)が、複数の設問全体を見て、その中から、あらかじめ定められている設問順にとらわれず、回答したい設問を任意に選択して回答できる形式のコンピュータ学習システムを提案することを目的としている。
【0013】
また、この発明は、学習者(回答者)がより効率よく、より正確な知識の習得を図ることを促すコンピュータ学習システムを提案することを目的にしている。
【0014】
また、この発明は、設問に対して文章で回答する形式の場合に、一まとまりの文章として知識を習得するだけでなく、解答文を複数の文節に分け、正解文を構成する各文節と、当該正解文を構成する各文節の並ぶ順序・組み合わせをより正確に身につけることを促すコンピュータ学習システムを提案することを目的としている。
【0015】
更に、設問に対して文章で回答する形式の場合であって、学習者(回答者)が自分で回答文を作成して回答するときに、設問に対してあらかじめ定められている正解文と回答文とが完全に一致していなくても、一定の範囲内では正解として取り扱うことを可能にできるコンピュータ学習システムを提案することを目的としている。
【0016】
また、この発明は、設問に対する解答が正、誤いずれかになっている形式、いわゆる多肢選択式の問題を学習するシステムをコンピュータ利用の学習システムとして提供する場合に、学習者が問題文の字面とこの字面に対する答(正、誤いずれか)を覚えたり、一番目は正、二番目は誤、三番目は誤のように、出題順序によって答を覚えたりすることによって、学習の意味が無くなるおそれを未然に防止し、コンピュータの画面に表示される問題ごとに、学習者が問題をよく読み、考えなければ正解になかなかたどり着けないようにして学習の効果をあげることのできるコンピュータを利用した学習システムを提案することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、この発明が提案するコンピュータ学習システムは、コンピュータを利用する学習システムであって、以下に説明する第一の回答欄表示手段と、解答肢表示手段と、第一の回答情報表示手段と、第一の回答判定手段と、第一の判定情報表示手段と、第一の添削情報表示手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0018】
ここで、第一の回答欄表示手段は、設問と、当該設問に対する一又は複数の正解と少なくとも1個以上の不正解例とからなる複数の解答肢とが関連付けられて記憶されている第一の設問・解答肢データベース中で選択された設問に対する正解の数以上の数の回答欄をコンピュータの画面などに画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0019】
前記の解答肢表示手段は、前記の選択された設問に関連付けられて前記第一の設問・解答肢データベース中に記憶されている前記複数の解答肢をコンピュータの画面などに画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0020】
また、前記の第一の回答情報表示手段は、前記画像表示されている複数の解答肢中、キーボード、ポインティングデバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段で取得した回答情報に従って、当該回答情報で取得した解答肢を前記画像表示されている回答欄中に表示するコンピュータの処理動作部である。
【0021】
前記の第一の解答判定手段は、前記情報取得手段で取得した回答情報と、前記第一の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解とを比較・判定するコンピュータの処理動作部である。
【0022】
前記の第一の判定情報表示手段は、前記の第一の回答判定手段の判定結果に基づき、前記回答欄中において、当該回答欄に表示されている回答情報中、正解又は不正解のいずれか一方、又は双方についてそれぞれ正解又は不正解であることをコンピュータの画面などに表示するコンピュータの処理動作部である。
【0023】
例えば、この第一の判定情報表示手段によって、正解であると判定された回答情報、あるいは不正解であると判定された回等情報のいずれか一方について、コンピュータの画面の回答欄に表示されている回答情報がハイライト表示される。あるいは、正解であると判定された回答情報、不正解であると判定された回答情報の双方が、それぞれ、正解、不正解であると認識できるようにハイライト表示されたり、カラー表示されたりする。
【0024】
更に、前記の第一の添削情報表示手段は、前記第一の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解であって、前記第一の回答判定手段で不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解が存在する場合に、少なくとも、当該不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解をコンピュータの画面などに画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0025】
即ち、前記の第一の添削情報表示手段は、前記第一の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解であって、前記第一の回答判定手段で不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解が存在する場合に、当該不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解をコンピュータの画面などに画像表示するものであり、この当該不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解に追加して、それ以外の正解(回答欄中において、当該回答欄に表示されている回答情報中、前記の第一の回答判定手段によって正解であると判定されている正解)も、コンピュータの画面などに画像表示することができる。
【0026】
なお、前記第一の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解であって、前記第一の回答判定手段で不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解は存在しない場合、即ち、正解は総て回答されているが、正解以外に不正解もが回答情報として与えられている場合に、当該不正解と判定された回答情報を削除すべき旨を表示する情報をコンピュータの画面などに画像表示する第一の削除情報表示手段を更に備えている構成にすることもできる。
【0027】
なお、以上説明した本発明の学習システムにおいて、第一の回答判定手段による回答情報と、前記第一の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解とを比較・判定する処理は、キーボード、ポインティングディバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段で比較・判定処理実行指示情報を取得した後に開始されるようにすることができる。
【0028】
すなわち、学習者(回答者)が、回答を終えたと判断して、第一の回答判定手段による比較・判定処理の実行を求めるという指示を入力した後に、初めてこの比較・判定処理が行われる学習システムにすることができる。
【0029】
もちろん、このような構成にせずに、学習者(回答者)がキーボード、ポインティングディバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段を用いて回答情報を入力すると自動的に第一の回答判定手段による比較・判定処理が開始され、引き続いて、前述した第一の判定情報表示手段、第一の添削情報表示手段、第一の削除情報表示手段による処理が行われるようにすることもできる。
【0030】
前述した本発明の学習システムは、第一の回答欄表示手段、解答肢表示手段、第一の回答情報表示手段、第一の回答判定手段、第一の判定情報表示手段、第一の添削情報表示手段の前述した各処理動作をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムをコンピュータで実行させることにより実現できるものである。また、第一の削除情報表示手段をも備えている構成にする場合には、前記のコンピュータプログラムであって、更に、前述した第一の削除情報表示手段の処理動作をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムをコンピュータで実行させることにより前述した本発明の学習システムを実現できる。
【0031】
本発明の前述した学習システムによれば、設問が選択された場合、第一の回答欄表示手段は、当該選択された設問に関連付けられて第一の設問・解答肢データベース中に記憶されている正解の数以上の数の回答欄をコンピュータの画面などに画像表示するようになっている。また、解答肢表示手段は、前記の選択された設問に関連付けられて第一の設問・解答肢データベース中に記憶されている前記複数の解答肢(前記の選択された設問に対する一又は複数の正解と少なくとも1個以上の不正解例とからなる複数の解答肢)をコンピュータの画面などに画像表示するようになっている。
【0032】
そこで、学習者(回答者)が、複数の解答肢の中から回答欄の数に等しい数だけ解答肢を選択して入力しても全体としては正解にならない場合があり得るので、学習者(回答者)は正確な知識を身に付けるよう促されることになる。
【0033】
次に、前記目的を達成するため、本発明が提案する他の学習システムは、コンピュータを利用する学習システムであって、以下に説明する第二の回答欄表示手段と、解答文節群表示手段と、第二の回答情報表示手段と、確定回答表示手段と、第二の回答判定手段と、第二の判定情報表示手段と、第二の添削情報表示手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0034】
ここで、第二の回答欄表示手段は、設問と、当該設問に対する1又は複数の正解文と、当該1又は複数の各正解文を複数の文節に分けた複数の正解文節と、当該各正解文節ごとにあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例とが関連付けられて記憶されている第二の設問・解答肢データベース中で選択された設問に対する正解文の数以上の数の回答欄をコンピュータの画面などに画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0035】
また、解答文節群表示手段は、前記の選択された設問に関連付けられて記憶されている前記複数の正解文節と、当該各正解文節ごとにあらかじめ定められている前記少なくとも1個以上の不正解文節例とを、前記正解文を複数に分けた各正解文節と当該各正解文節に対してあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例のグループに分けて、各グループごとにコンピュータの画面などに画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0036】
第二の回答情報表示手段は、解答文節群として各グループごとに画像表示されている前記正解文を複数に分けた各正解文節と当該各正解文節に対してあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例の各グループ中から、キーボード、ポインティングデバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段で取得した回答情報に従って、正解文節又は不正解文節を取り出し、前記の情報取得手段で取得した回答情報に含まれている順位情報に従って並べて解答文として、コンピュータの画面などに画像表示されている回答文作製作業欄に画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0037】
前記の順位情報は、解答文節群の各グループごとにあらかじめ、第一番目になる文節、第二番目になる文節、第三番目になる文節、等々として順位付けられており、学習者(回答者)が各グループから文節を選択し、取り出すことを指示すると、その選択した回答情報に自動的に順位情報が含まれている構成にすることができる。
【0038】
また、学習者(回答者)が各グループから選択し、取り出すことを指示した文節ごとに、第一番目になる文節、第二番目になる文節、第三番目になる文節、等々の順位情報をも、キーボード、ポインティングデバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段を通して入力する構成にすることもできる。
【0039】
確定回答表示手段は、前記の情報取得手段で取得した確定情報に基づき、回答文作製作業欄に画像表示されている回答文を前記回答欄に表示するコンピュータの処理動作部である。
【0040】
第二の回答判定手段は、前記の回答欄に表示された回答文と、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文及び/又は各正解文における複数の正解文節とを比較・判定するコンピュータの処理動作部である。
【0041】
すなわち、この第二の解答判定手段では、回答文の全体が正解文に合っているかどうか、あるいは、回答文を複数の文節に分けた各文節が、各正解文節に合っているかどうか、あるいは、回答文の全体として正解文に合っているかどうか、なおかつ、回答文を複数の文節に分けた各文節が各正解文節に合っているかどうかを判定するコンピュータの処理動作部である。
【0042】
第二の判定情報表示手段は、前記の第二の回答判定手段の判定結果に基づき、前記回答欄中において、当該回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文又は不正解の回答文のいずれか一方、又はこれらの双方、若しくは、当該回答欄に表示されている回答文中の、正解文節又は不正解の文節のいずれか一方、又はこれらの双方、についてそれぞれ正解又は不正解であることをコンピュータの画面などに表示するコンピュータの処理動作部である。
【0043】
例えば、この第二の判定情報表示手段によって、回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文について正解であることがコンピュータの画面にハイライト表示されたり、あるいは、回答欄に表示されている回答文中、不正解の回答文について不正解であることがコンピュータの画面にハイライト表示されたり、若しくは、回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文について正解であることがコンピュータの画面にハイライト表示されると共に、不正解の回答文について不正解であることがコンピュータの画面にカラー表示される。あるいは、この第二の判定情報表示手段によって、回答欄に表示されている回答文中の、正解の文節(正解文節)について正解であることがコンピュータの画面にハイライト表示されたり、あるいは、回答欄に表示されている回答文中の、不正解の文節(不正解文節)について不正解であることがコンピュータの画面にハイライト表示されたり、若しくは、回答欄に表示されている回答文中の、正解文節について正解であることがコンピュータの画面にハイライト表示されると共に、不正文節について不正解であることがコンピュータの画面にカラー表示される。
【0044】
あるいは、第二の判定情報表示手段によって、回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文について正解であることがコンピュータの画面にハイライト表示され、回答欄に表示されている回答文中の不正文節について不正解であることがコンピュータの画面にカラー表示される。
【0045】
第二の添削情報表示手段は、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文であって前記第二の回答判定手段で不正解と判定された回答文に置き換えられるべき正解文が存在する場合、又は、前記正解文を複数の文節に分けた複数の正解文節であって前記第二の回答判定手段で不正解と判定された文節に置き換えられるべき正解文節が存在する場合に、少なくとも、当該不正解と判定された回答文又は不正解と判定された文節に置き換えられるべき正解文及び/又は正解文節をコンピュータの画面などに画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0046】
即ち、前記の第二の添削情報表示手段は、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文であって前記第二の回答判定手段で不正解と判定された回答文に置き換えられるべき正解文が存在する場合、又は、前記正解文を複数の文節に分けた複数の正解文節であって前記第二の回答判定手段で不正解と判定された文節に置き換えられるべき正解文節が存在する場合に、当該不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解(正解文又は正解文節)をコンピュータの画面などに画像表示するものであり、この当該不正解と判定された回等情報に置き換えられるべき正解(正解文又は正解文節)に追加して、それ以外の正解(回答欄中において、当該回答欄に表示されている回答情報中、前記の第二の回答判定手段によって正解であると判定されている正解文)も、コンピュータの画面などに画像表示することができる。
【0047】
なお、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解であって、前記第二の回答判定手段で不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解は存在しない場合、即ち、正解は総て回答されているが、正解以外に不正解もが回答情報として与えられている場合に、当該不正解と判定された回等情報を削除すべき旨を表示する情報をコンピュータの画面などに画像表示する第二の削除情報表示手段を更に備えている構成にすることもできる。
【0048】
なお、以上説明した本発明の学習システムにおいて、回答情報と、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文及び/又は各正解文における複数の正解文節とを第二の回答判定手段によって比較・判定する処理は、キーボード、ポインティングディバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段で比較・判定処理実行指示情報を取得した後に開始されるようにすることができる。
【0049】
すなわち、学習者(回答者)が、回答を終えたと判断して、第二の回答判定手段による比較・判定処理の実行を求めるという指示を入力した後に、初めてこの比較・判定処理が行われる学習システムにすることができる。
【0050】
もちろん、このような構成にせずに、学習者(回答者)がキーボード、ポインティングディバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段を用いて回答情報を入力すると自動的に第二の回答判定手段による比較・判定処理が開始され、引き続いて、前述した第二の判定情報表示手段、第二の添削情報表示手段、第二の削除情報表示手段による処理が行われるようにすることもできる。
【0051】
前記の本発明の他の学習システムによれば、設問が選択された場合、第二の回答欄表示手段は、当該選択された設問に関連付けられて第二の設問・解答肢データベース中に記憶されている正解文の数以上の数の回答欄をコンピュータの画面などに画像表示するようになっている。そして、解答文節群表示手段が、前記の選択された設問に関連付けられて第二の設問・解答肢データベース中に記憶されている前記複数の正解文節と、当該各正解文節ごとにあらかじめ定められている前記少なくとも1個以上の不正解文節例とを、前記正解文を複数に分けた各正解文節と当該各正解文節に対してあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例のグループに分けて、各グループごとにコンピュータの画面などに画像表示する。
【0052】
学習者(回答者)が、各グループ中から正解文節または不正解文節例を選択して取り出す旨と、これらの選択したものが並べられる順番を指示して回答文を作成して回等すると、第二の回答判定手段が、前記の回答欄に表示された回答文と、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文及び/又は各正解文における複数の正解文節とを比較・判定する処理を行い、この判定結果に基づき、第二の判定情報表示手段によって、前記回答欄中において、当該回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文又は不正解の回答文のいずれか一方、又はこれらの双方、若しくは、当該回答欄に表示されている回答文中の、正解文節又は不正解の文節のいずれか一方、又はこれらの双方、についてそれぞれ正解又は不正解であることがコンピュータの画面などに表示される(例えば、ハイライト表示される)。
【0053】
更に、第二の添削情報表示手段によって、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文であって前記第二の解答判定手段で不正解と判定された回答文に置き換えられるべき正解文が存在する場合、又は、前記正解文を複数の文節に分けた複数の正解文節であって前記第二の回答判定手段で不正解と判定された文節に置き換えられるべき正解文節が存在する場合に、少なくとも、当該不正解と判定された回答文又は不正解と判定された文節に置き換えられるべき正解文及び/又は正解文節がコンピュータの画面などに表示される。
【0054】
そこで、前述した本発明の他の学習システムを利用して学習する者は、回答欄の数に合わせて回答文を作成するだけでは全体としては正解にならい場合があり得るので、正確な知識を身に付けるように促されることになる。更に、正解の回答文(すなわち正解文)がそれぞれ複数の文節に分けられ、この複数に分けられた文節(すなわち正解文節)のそれぞれごとに、正解文中における文節(正解文節)の他に、不正解の文節(不正解文節)が解答文節候補として例示されているので、学習者は、この複数の解答文節候補の中から正解文を構築する正解文節を正しく選択し、正しく順番付けて一文の回答文として回答しなければならないので、正確な知識を身に付けるようにより一層強く促されることになる。
【0055】
前述した本発明の他の学習システムも、第二の回答欄表示手段、解答文節群表示手段、第二の回答情報表示手段、確定回答表示手段、第二の回答判定手段、第二の判定情報表示手段、第二の添削情報表示手段の前述した各処理動作をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムをコンピュータで実行させることにより実現できるものである。また、第二の削除情報表示手段をも備えている構成にする場合には、前記のコンピュータプログラムであって、更に、前述した第二の削除情報表示手段の処理動作をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムをコンピュータで実行させることにより前述した本発明の学習システムを実現できる。
【0056】
前記目的を達成するため、この発明が提案する更に他の学習システムは、コンピュータを利用する学習システムであって、以下に説明する第三の回答欄表示手段と、第三の回答情報表示手段と、第三の回答判定手段と、第三の判定情報表示手段と、第三の添削情報表示手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0057】
ここで、第三の回答欄表示手段は、設問と当該設問に対する一又は複数の正解文、又は、設問と当該設問に対する一又は複数の正解文と当該正解文中においてあらかじめ定められている一又は複数のキーワード、又は、設問と当該設問に対する一又は複数の正解文と当該正解文中においてあらかじめ定められている一又は複数のキーワードと当該キーワードが前記正解文中に登場するあらかじめ定められている順番、とが関連付けられて記憶されている第三の設問・解答肢データベース中で選択された設問に対する正解文の数以上の数の回答欄を画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0058】
また、第三の回答情報表示手段は、キーボード、ポインティングデバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段で取得した回答情報に含まれている回答文を前記画像表示されている回答欄中に表示するコンピュータの処理動作部である。
【0059】
また、第三の回答判定手段は、前記情報取得手段で取得した回答文と、前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文とを比較・判定するコンピュータの処理動作部である。
【0060】
第三の判定情報表示手段は、当該第三の回答判定手段の判定結果に基づき、前記回答欄に表示されている回答文が正解であること、又は不正解であることを表示するコンピュータの処理動作部である。
【0061】
更に、第三の添削情報表示手段は、前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文、又は、設問に関連付けられて記憶されている正解文と当該正解文中においてあらかじめ定められている一又は複数のキーワードとをコンピュータの画面などに画像表示するコンピュータの処理動作部である。
【0062】
なお、ここで、第三の回答判定手段による、回答文と、前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文とを比較・判定する処理は、あらかじめ定められている前記正解文中におけるキーワードが前記回答文中に登場する程度、又は、あらかじめ定められている前記正解文中におけるキーワードが前記回答文中に登場する程度と当該キーワードが前記回答文中に登場するあらかじめ定められている順序とに基づいて行われるようにすることができる。
【0063】
即ち、この発明の学習システムの提供者(出題者)が設問に対してあらかじめ定めていた正解文におけるいくつかのキーワードが学習者(回答者)からキーボード等を介して入力された回答文中に存在しているかどうかを判断することにより、選択された設問に対する正解であるかどうかを判定するものである。あるいは、前記のキーワードだけでなく、当該キーワードが登場する順番をもあらかじめ定めておき、この発明の学習システムの提供者(出題者)があらかじめ定めている順番通りに前記のキーワードが回答文中に登場しているかどうかも加味して選択された設問に対する正解であるかどうかを判定するものである。
【0064】
これによって、キーワードやその登場順序を除いて、回答文中の表現があらかじめ定められていた正解文と多少相違していても、正解と判定することができる。また、正解文中の一つの単語や、一つの文節、等に対して、同様の意味内容・意義を有していたり、同様の法律効果を生じさせる他の単語や文節を複数個キーワードとして定めておくことにより、設問に対してあらかじめ定められていた正解文とほぼ完全に一致していなければ正解と判定されない、というような従来のコンピュータ利用の学習システムに存在していた不都合を解消することができる。
【0065】
なお、第三の解答判定手段による判定処理をこのようにする場合、回答欄に表示されている回答文が正解であること、又は不正解であることを表示する第三の判定情報表示手段による処理動作を、回答文中において適切でなかったキーワード(すなわち、正解文中に登場すべきであルキーワードに代わって回答文中に登場している間違ったキーワードや、正しいキーワードであるにもかかわらず登場箇所・登場順序が間違っているもの、等)をハイライト表示する処理動作にすることもできる。
【0066】
なお、この学習システムにおいても、回答文と、前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文とを第三の回答判定手段によって比較・判定する処理は、キーボード、ポインティングディバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段で比較・判定処理実行指示情報を取得した後に開始されるようにすることができる。
【0067】
すなわち、学習者(回答者)が、回答を終えたと判断して、第三の回答判定手段による比較・判定処理の実行を求めるという指示を入力した後に、初めてこの比較・判定処理が行われる学習システムにすることができる。
【0068】
もちろん、このような構成にせずに、学習者(回答者)がキーボード、ポインティングディバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段を用いて回答文を入力すると自動的に第三の回答判定手段による比較・判定処理が開始され、引き続いて、前述した第三の判定情報表示手段、第三の添削情報表示手段による処理が行われるようにすることもできる。
【0069】
前記の本発明の更に他の学習システムによれば、設問が選択された場合、第三の回答欄表示手段は、当該選択された設問に関連付けられて第三の設問・解答肢データベース中に記憶されている正解文の数以上の数の回答欄をコンピュータの画面などに画像表示するようになっている。
【0070】
そこで、前述した本発明の更に他の学習システムを利用して学習する者は、回答欄の数に合わせて回答文を作成するだけでは全体としては正解にならい場合があり得るので、正確な知識を身に付けるように促されることになる。
【0071】
一方、第三の回答判定手段による、回答文と、前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文とを比較・判定する処理は、あらかじめ定められている前記正解文中におけるキーワードが前記回答文中に登場する程度、又は、あらかじめ定められている前記正解文中におけるキーワードが前記回答文中に登場する程度と当該キーワードが前記回答文中に登場するあらかじめ定められている順序とに基づいて行われるので、設問に対してあらかじめ定められていた正解文とほぼ完全に一致していなければ正解と判定されない、というような従来のコンピュータ利用の学習システムに存在していた不都合を解消することができ、判定する者がある程度の裁量の範囲で添削処理する場合に近い感覚で学習指導を受けることができる。
【0072】
前述した本発明の更に他の学習システムも、第三の回答欄表示手段、第三の回答情報表示手段、第三の回答判定手段、第三の判定情報表示手段、第三の添削情報表示手段の前述した各処理動作をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムをコンピュータで実行させることにより実現できるものである。
【0073】
次に、前記目的を達成するため、この発明が提案する更に他のコンピュータを利用した学習システムは、設問と当該設問に対する正、誤いずれかの解答とが対になっている一つの基本問題と、当該基本問題と正解が反対になるように当該基本問題の設問の文章表現が変更されている修正設問と前記基本問題と正解が反対になっている当該修正設問に対する解答とが対になっている修正問題を少なくとも一個含む前記基本問題の設問の文章表現が変更されている修正設問と当該修正設問に対する正、誤いずれかの解答とが対になっている少なくとも一個以上の修正問題とからなる設問―選択肢グループが少なくとも一グループ以上記憶されている第四の設問・解答肢データベース中から一個の設問―選択肢グループが選択されるたびごとに、当該選択された設問―選択肢グループに属する前記一個の基本問題及び前記少なくとも一個以上の修正問題の総てを画面に表示する順序を無作為的に決定する設問出力順序選定手段を備えていることを特徴とするものである。
【0074】
このコンピュータを利用した学習システムによれば、前述した第四の設問・解答肢データベースには、少なくとも一グループ以上の設問―選択肢グループが記憶されている。そして、各設問―選択肢グループは、設問と当該設問に対する正、誤いずれかの解答とが対になっている一つの基本問題と、当該基本問題の設問の文章表現が変更されている修正設問と当該修正設問に対する正、誤いずれかの解答とが対になっている少なくとも一個以上の修正問題とから構成されている。そして、この修正問題の中には、「基本問題と正解が反対になるように基本問題の設問の文章表現が変更されている修正設問と、基本問題と正解が反対になっている当該修正設問に対する解答とが対になっている修正問題」が少なくとも一個含まれている。
【0075】
設問出力順序選定手段によって、この第四の設問・解答肢データベース中から一個の設問―選択肢グループが選択されるたびごとに、当該選択された設問―選択肢グループに属する前記一個の基本問題及び前記少なくとも一個以上の修正問題の総てを画面に表示する順序が無作為的に決定される。そこで、学習者が、このコンピュータを利用した学習システムを利用するたびごとに、基本問題と、この基本問題に関連している修正問題の出題順序が変更されて、ランダムな順番で、コンピュータの画面に表示されてくる。
【0076】
そこで、学習者(回答者)は、何度繰り返して学習しても、学習するたびごとに基本問題と、この基本問題に関連している修正問題の出題順序が変更されているので、前記の修正問題が含まれていることによって、問題文の字面とこの字面に対する答(正、誤いずれか)を覚えるというやり方では対応できなくなることに加えて、一番目は正、二番目は誤、三番目は誤のように、出題順序によって答を覚え覚えるというやり方でも対応できなくなり、コンピュータの画面に表示される設問ごとによく読み、よく考える必要が生じ、学習の効果が向上することになる。
【0077】
この学習システムも、設問出力順序選定手段の前述した処理動作をコンピュータに行わせるコンピュータプログラムをコンピュータで実行させることにより実現できる。
【0078】
前記本発明のいずれの学習システムにおいても、設問の選択、あるいは設問―選択肢グループの選択は、例えば、本発明のコンピュータを利用する学習システムを利用する学習者(回答者)が、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段を介して入力することにより行われる。
【0079】
例えば、本発明の学習システムを実現するパーソナルコンピュータにおいて、前述した本発明の学習システムをコンピュータで実行させるコンピュータプログラムを立ち上げることにより、本発明の学習システムに具備されている設問表示手段によって、当該パーソナルコンピュータの画面に表示される複数の設問(第一の設問・解答肢データベース、第二の設問・解答肢データベース、第三の設問・解答肢データベース、第四の設問・解答肢データベースに記憶されている設問)の中から、学習者(回答者)が、あらかじめ定められている設問1、設問2、設問3、……、等の出題順、設問―選択肢グループ1、設問―選択肢グループ2、設問―選択肢グループ3、………、等の出題順にとらわれずに、任意に選択して、キーボードなどによって回答する設問、設問―選択肢グループを選択する指示を入力することにより設問、設問―選択肢グループを選択することができる。このようにすれば、学習者(回答者)が、自分の意思に基づいて、能動的に、回答する問題を選択しながら学習を進めることができる。実際の試験を受ける場合、受験者は、確実に得点をあげることができるように、得意の問題から順に回答していくのが一般的であるが、このようにすれば、実際の試験を受けて、回答しているような状態で学習を進めることができる。
【0080】
なお、本発明のコンピュータを利用する学習システムをコンピュータにおいて実現させるコンピュータプログラムの命令に応じて、第一の設問・解答肢データベース、第二の設問・解答肢データベース、第三の設問・解答肢データベース、第四の設問・解答肢データベースに記憶されている設問、設問―選択肢グループの中から、前記のコンピュータプログラムによってあらかじめ定められている順番で設問、設問―選択肢グループが選択されるようにすることもできる。
【0081】
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
【0082】
【実施例1】
図1は、この発明のコンピュータを利用した学習システム1の概略構成を示すものであり、図3は、図1図示の学習システム1によって学習が行われるプロセスを説明するフロー図である。キーボードや、ポインティングデバイス、あるいはマイクなどの音声情報取得手段などからなる情報取得手段6を備えているコンピュータの記憶部2には第一の設問・解答肢データベース3が備えられており、また、CPUからなるコンピュータの処理動作部には、第一の回答欄表示手段4、解答肢表示手段5、第一の回答情報表示手段7、第一の回答判定手段8、第一の判定情報表示手段9、第一の添削情報表示手段10、第一の削除情報表示手段11が備えられている。
【0083】
図2は、第一の設問・解答肢データベース3に格納されているデータ構造の概略を説明するものであり、設問と、当該設問に対する一又は複数の正解と少なくとも1個以上の不正解例とからなる複数の解答肢とが関連付けられて記憶されている。
【0084】
キーボードや、ポインティングデバイスなどによって学習者(回答者)が設問を選択すると(ステップ101)、第一の回答欄表示手段4によって、選択された設問に対する正解の数以上の数の回答欄がコンピュータの画面に画像表示される。
【0085】
例えば、設問1が選択された場合、正解はXとYの2個であるので、コンピュータの画面には、この正解の数以上の、例えば、図4図示のように4個の回答欄が表示される(ステップ102)。
【0086】
次に、解答肢表示手段5によって、前記の選択された設問(前記の場合、設問1)に関連付けられて第一の設問・解答肢データベース3中に記憶されている複数の解答肢(X、X1、X2、Y、Y1、Y2)が、図4図示のように、コンピュータの画面に画像表示される(ステップ103)。
【0087】
なお、ステップ102とステップ103とが同時に実行され、図4図示のように、コンピュータの画面に、回答欄と複数の解答肢とが同時に表示されるようにすることもできるし、最初に、ステップ102で回答欄のみ表示され、次いでステップ103で回答欄と複数の解答肢とが画面に表示されるようにすることもできる。
【0088】
次に、学習者(回答者)が画像表示されている複数の解答肢中から解答肢を選択してキーボードで回答(X、Y2、Y1)を入力すると(ステップ104)、第一の回答情報表示手段7が、キーボードからの入力によって取得した回答情報に従って、回答情報で取得した解答肢(X、Y2、Y1)を、画像表示されている回答欄中に、図5図示のように表示する(ステップ105)。
【0089】
次いで、学習者(回答者)が、回答を終えたと判断して、第一の回答判定手段8による比較・判定処理の実行を求めるという指示を情報取得手段6から入力すると(ステップ106)、第一の回答判定手段8が、キーボードからの入力によって取得した回答情報(解答肢 X、Y2、Y1)と、第一の設問・解答肢データベース3中の前記選択された設問(設問1)に関連付けられて記憶されている正解(X、Y)とを比較・判定する(ステップ107)。
【0090】
この第一の回答判定手段8の判定結果に基づき、第一の判定情報表示手段9が、回答欄中において、回答欄に表示されている回答情報中、正解について正解であることを、図6図示のように、ハイライト表示する(ステップ108)。
【0091】
この実施例1の場合、第一の設問・解答肢データベース3中の前記選択された設問(設問1)に関連付けられて記憶されている正解(X、Y)であって、第一の回答判定手段8で不正解と判定された回答情報(Y1、Y2)に置き換えられるべき正解(Y)が存在するので、第一の添削情報表示手段10が、当該正解(Y)を、図7図示のように、回答欄に表示する(ステップ109)。なお、この図7図示の場合には、総ての正解であるXとYの双方を表示しているが、置き換えられるべき正解Yのみを表示するようにすることもできる。
【0092】
こうして、学習者(回答者)は、複数の解答肢(X、X1、X2、Y、Y1、Y2)の中から回答欄の数(前記の場合4個)に等しい数だけ回答を選択して入力すると全体としては正解にならなくなるので、正確な知識を身に付けるよう促されることになる。
【0093】
なお前記において、ステップ104で学習者(回答者)が正解(X、Y)のみを選択して入力していた場合、ステップ107で第一の回答判定手段8が行う判定の結果は「回答は正解」ということになるので、ステップ108での第一の判定情報表示手段9が行う表示は、図8図示のように、どちらも正解であることを示すもののみになる。そこで、この場合は、第一の添削情報表示手段10による、前記のステップ109の処理動作は行われないことになる。
【0094】
また、前記において、ステップ104で学習者(回答者)が正解(X、Y)の他に、不正解(例えば、X1)を選択して入力していた場合、第一の添削情報表示手段10による、前記のステップ109の処理動作では、回答欄に表示されているX1に、図9図示のように削除線が引かれることになる。
【0095】
すなわち、第一の設問・解答肢データベース3中の選択された設問に関連付けられて記憶されている正解であって、第一の回答判定手段8で不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解が存在しない場合、即ち、正解は総て回答されているが、正解以外に不正解もが回答情報として与えられている場合に、当該不正解と判定された回答情報を削除すべき旨を表示する情報をコンピュータの画面などに画像表示する第一の削除情報表示手段11を更に備えている構成にし、このような場合には、不正解と判定された回答情報を削除すべき旨を表示する情報がコンピュータの画面などに画像表示される(ステップ110)のである。
【0096】
以上説明した実施例1では、本発明の学習システム側が、学習者(回答者)から、「第一の回答判定手段8による比較・判定処理の実行を求めるという指示の入力」を受けた(ステップ106)後に、第一の回答判定手段8による比較・判定処理(ステップ107)が実行されていたが、これと異なり、学習者(回答者)がキーボード、ポインティングディバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段6を用いて回答情報を入力すると(ステップ104、105)、自動的に第一の回答判定手段8による比較・判定処理が開始され(ステップ107)、引き続いて、前述した第一の判定情報表示手段9、第一の添削情報表示手段10、必要な場合には、第一の削除情報表示手段11による処理が行われるようにすることもできる。
【0097】
【実施例2】
図10は、この発明のコンピュータを利用した他の学習システム21の概略構成を示すものであり、図12は、図10図示の学習システム21によって学習が行われるプロセスを説明するフロー図である。キーボードや、ポインティングデバイス、あるいはマイクなどの音声情報取得手段などからなる情報取得手段26を備えているコンピュータの記憶部22には第二の設問・解答肢データベース23が備えられており、また、CPUからなるコンピュータの処理動作部には、第二の回答欄表示手段24、解答文節群表示手段25、第二の回答情報表示手段27、確定回答表示手段32、第二の回答判定手段28、第二の判定情報表示手段29、第二の添削情報表示手段30、第二の削除情報表示手段31が備えられている。
【0098】
図11は、第二の設問・解答肢データベース23に格納されているデータ構造の概略を説明するものであり、設問と、当該設問に対する1又は複数の正解文(図11図示の場合は2個の正解文)と、当該1又は複数の各正解文を複数の文節に分けた複数の正解文節(図11図示の場合は2個の正解文が、それぞれ、6個の文節に分けられている)と、当該各正解文節ごとにあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例とが関連付けられて記憶されている。図11図示の場合は、先頭から1番目、2番目、3番目の文節には、それぞれ2個ずつの不正解文節例が、先頭から4番目、6番目の文節には、それぞれ3個ずつの不正解文節例が、先頭から5番目の文節には4個の不正解文節例が各2個ずつの正解文節と関連付けられて記憶されている。
【0099】
キーボードや、ポインティングデバイスなどによって学習者(回答者)が設問を選択すると(ステップ201)、第二の回答欄表示手段24によって、選択された設問に対する正解文の数以上の数の回答欄がコンピュータの画面に表示される(ステップ202)。例えば、図11図示の設問が選択された場合、正解文は2個であるので、図13(a)図示のように、例えば、2個の回答欄がコンピュータの画面に表示される。
【0100】
次いで、解答文節群表示手段25によって、前記の選択された設問に関連付けられて記憶されている複数の正解文節と、当該各正解文節ごとにあらかじめ定められている前記少なくとも1個以上の不正解文節例とが、前記正解文を複数に分けた各正解文節と当該各正解文節に対してあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例のグループに分けて、例えば、図13(b)図示のように、各グループ(文節群1、文節群2、文節群3、文節群4、文節群5、文節群)ごとにコンピュータの画面に画像表示される(ステップ203)。
【0101】
図11の設問の場合、前記のように、正解文は2個で、これがそれぞれ6個の文節に分けられ、先頭から1番目、2番目、3番目の文節には、それぞれ2個ずつの不正解文節例、先頭から4番目、6番目の文節には、それぞれ3個ずつの不正解文節例、先頭から5番目の文節には4個の不正解文節例が前記の各2個ずつの正解文節と関連付けられて第二の設問・解答肢データベース23に記憶されており、これらが、例えば、図13(b)図示のように、6として表示される。
【0102】
なお、ステップ202とステップ203とが同時に実行され、図13(a)、(b)が同時にコンピュータの画面に表示されるようにすることもできるし、最初に、ステップ202で図13(a)の回答欄のみ表示され、次いでステップ203で図13(a)の回答欄と図13(b)複数の解答文節群が画面に表示されるようにすることもできる。
【0103】
次いで、学習者(回答者)が、キーボード、ポインティングデバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段26を介して、例えば、文節群1からは「甲が」を選ぶ、文節群2からは「乙に対して」を選ぶ、文節群3からは「乙が」を選ぶ、文節群4からは「◎◎している」を選ぶ、文節群5からは「Aを」を選ぶ、文節群6からは「××する行為。」を選ぶ、のように回答情報を入力すると(ステップ204)、
そうすると、第二の回答情報表示手段27が、解答文節群として各グループ(文節群1〜6)ごとに画像表示されている正解文を複数に分けた各正解文節と当該各正解文節に対してあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例の各グループ中から、取得した回答情報に従って、正解文節又は不正解文節を取り出し、情報取得手段26で取得した回答情報に含まれている順位情報に従って並べて回答文として、コンピュータの画面などに画像表示されている回答文作製作業欄に、図14図示のように画像表示する(ステップ205)。
【0104】
なお、ここで、順位情報は、図13(b)図示の場合は、文節群1〜6と一番目になる文節〜六番目になる文節まで順位付けられており、学習者(回答者)が各グループ(文節群1〜6)から文節を選択し、取り出すことを指示すると、その選択した回答情報に自動的に順位情報が含まれている構成になっている。
【0105】
これとは別に、図13(b)図示のような順位付けがされておらず、ランダムに各文節群グループが並べられているだけなので、学習者(回答者)が各グループから選択し、取り出すことを指示した文節ごとに、第一番目になる文節、第二番目になる文節、第三番目になる文節、等々の順位情報をも、情報取得手段26を通して入力することもできる。
【0106】
次ぎに、学習者(回答者)が情報取得手段26を介して確定情報を入力すると(ステップ206)、確定回答表示手段32が、この情報取得手段26で取得した確定情報に基づき、回答文作製作業欄に図14のように画像表示されている回答文を、図15図示のように、回答欄に表示する処理を行う(ステップ207)。
【0107】
この実施例で選択された設問の場合、図13(a)図示のように回答欄が2個表示されていたので、学習者(回答者)が前述したステップ204〜207を繰り返して、図16の回答文作成作業欄に表示された回答文を作成し、確定情報を入力してこれを確定すると、図17図示の回答欄のように、2個の回答文が2個の回答欄にそれぞれ挿入される。
【0108】
なお、ステップ206で確定情報を入力する前に、図14、図16図示のように回答文作成作業欄に表示された回答文を幾度も修正することが可能であり、変更したいと考える文節を対応する文節の他の文節例に何度でも取り替えることが可能である。
【0109】
次いで、学習者(回答者)が、回答を終えたと判断して、第二の回答判定手段28による比較・判定処理の実行を求めるという指示を情報取得手段26を介し手入力すると(ステップ208)、第二の回答判定手段28が、図17のように回答欄に表示されている回答文と、第二の設問・解答肢データベース23中の図11図示の選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文及び/又は各正解文における複数の正解文節とを比較・判定する(ステップ209)。
【0110】
この第二の解答判定手段28は、回答文の全体が正解文に合っているかどうか、あるいは、回答文を複数の文節に分けた各文節が、各正解文節に合っているかどうか、あるいは、回答文の全体として正解文に合っているかどうか、なおかつ、回答文を複数の文節に分けた各文節が各正解文節に合っているかどうかを判定するコンピュータの処理動作部であるが、図示の例では、回答文の全体が正解文に合っているかどうかを判定する処理が行われている場合が説明されている。
【0111】
図17図示の解答欄に回答された回答文章では、「乙が甲に対して乙が△△しているBを□□する行為。」は正解であるが、「甲が乙に対して乙が◎◎しているAを××する行為。」は不正解である。
【0112】
そこで、第二の回答判定手段28が学習者(回答者)から入力された比較・判定処理実行指示に応じて比較・判定処理(ステップ209)を行うと、第二の判定情報表示手段29が、第二の回答判定手段28の判定結果に基づき、回答欄中において、回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文又は不正解の回答文のいずれか一方、又はこれらの双方、若しくは、当該回答欄に表示されている回答文中の、正解文節又は不正解の文節のいずれか一方、又はこれらの双方、についてそれぞれ正解又は不正解であることを表示する(ステップ211)。
【0113】
図18では、第二の判定情報表示手段29によって、回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文について正解であることがハイライト表示されている。
【0114】
次に、前記の場合、第二の設問・解答肢データベース23中の前記選択された設問(図11)に関連付けられて記憶されている正解文であって第二の回答判定手段28で不正解と判定された回答文に置き換えられるべき正解文が存在しているので、第二の添削情報表示手段30によって、当該不正解と判定された回答文に置き換えられるべき正解文が図19図示のように、コンピュータの画面などに画像表示される(ステップ211)。図19のっ場合は、不正解と判定された回答文に置き換えられるべき正解文だけでなく、解答肢データベース23中の前記選択された設問(図11)に関連付けられて記憶されている2個の正解文が画面に表示されている。
【0115】
なお、以上の実施例2を説明する図面には登場していないが、第二の設問・解答肢データベース23中の選択された設問に関連付けられて記憶されている正解であって、第二の回答判定手段28で不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解は存在しない場合、即ち、正解は総て回答されているが、正解以外に不正解もが回答情報として与えられている場合に、第二の削除情報表示手段31によって、当該不正解と判定された回等情報を削除すべき旨を表示する情報がコンピュータの画面に画像表示されることになる(ステップ212)。これによって、例えば、回答欄に回答されている回答文であって削除すべきものに削除線が引かれたりする。
【0116】
なお、以上説明した実施例2では、本発明の学習システム側が、学習者(回答者)から、「第二の回答判定手段28による比較・判定処理の実行を求めるという指示の入力」を受けた(ステップ208)後に、第二の回答判定手段28による比較・判定処理(ステップ209)が実行されていたが、これと異なり、学習者(回答者)がキーボード、ポインティングディバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段26を用いて回答情報を入力すると(ステップ204〜207)、自動的に第二の回答判定手段28による比較・判定処理が開始され(ステップ209)、引き続いて、前述した第二の判定情報表示手段29、第二の添削情報表示手段30、必要な場合には、第二の削除情報表示手段31による処理が行われるようにすることもできる。
【0117】
【実施例3】
図20は、この発明のコンピュータを利用した他の学習システム41の概略構成を示すものであり、図22は、図20図示の学習システム41によって学習が行われるプロセスを説明するフロー図である。キーボードや、ポインティングデバイス、あるいはマイクなどの音声情報取得手段などからなる情報取得手段46を備えているコンピュータの記憶部42には第三の設問・解答肢データベース43が備えられており、また、CPUからなるコンピュータの処理動作部には、第三の回答欄表示手段44、第三の回答情報表示手段47、第三の回答判定手段48、第三の判定情報表示手段49、第三の添削情報表示手段50が備えられている。
【0118】
図21は、第三の設問・解答肢データベース43に格納されているデータ構造の概略を説明するものであり、設問と当該設問に対する一又は複数の正解文、又は、設問と当該設問に対する一又は複数の正解文と当該正解文中においてあらかじめ定められている一又は複数のキーワード、又は、設問と当該設問に対する一又は複数の正解文と当該正解文中においてあらかじめ定められている一又は複数のキーワードと当該キーワードが前記正解文中に登場するあらかじめ定められている順番、とが関連付けられて記憶されている。
【0119】
ここで、キーワードとしては、たとえば、正解文を構築する上で必ず登場する必要のある単語や文節を用いることができる。また、正解文中のキーワードとなる一つの単語や、一つの文節、等に対して、同様の意味内容・意義を有していたり、同様の法律効果を生じさせる他の単語や文節をキーワードとして定めておくことができる。
【0120】
例えば、図21図示の例では、設問に対して、正解文は2つあり、正解文1では、キーワードは乙、甲、A、△△、この△△と同様の意味内容・意義を有している□□、正解文2では、キーワードは甲、乙、A、○○、この○○と同様の法律効果を生じさせる◎◎が定められている。
【0121】
まず、キーボード、ポインティングデバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段46を介して学習者(回答者)が設問(例えば、図21図示の設問)を選択すると(ステップ301)、第三の回答欄表示手段44によって、当該設問に対する正解文の数以上の数の回答欄が画像表示される(ステップ302)。
【0122】
例えば、選択された図21図示の設問に対しては2個の正解文があるので、図23図示のように3個の回答欄が表示される。
【0123】
そこで、学習者(回答者)が、キーボードを介して文章を作成して回答文を入力すると(ステップ303)、第三の回答情報表示手段47によって回答文が、図23のように画像表示されていた回答欄中に、図24のように表示される(ステップ304)。
【0124】
次いで、学習者(回答者)が、回答を終えたと判断して、第三の回答判定手段48による比較・判定処理の実行を求めるという指示を情報取得手段46から入力すると(ステップ305)、第三の回答判定手段48が、情報取得手段46で取得した回答文(図24図示)と、第三の設問・解答肢データベース43中の選択された設問(図21図示)に関連付けられて記憶されている正解文とを比較・判定する(ステップ306)。
【0125】
なお、学習者(回答者)は、キーボード等のコンピュータが備えている情報取得手段を介して比較・判定処理実行指示を入力するまでは、図24図示の回答文を種々に変更、修正することが可能である。
【0126】
第三の回答判定手段48による、回答文(図24図示)と、第三の設問・解答肢データベース43中の選択された設問(図21図示)に関連付けられて記憶されている正解文とを比較・判定する処理は、図21図示のようにあらかじめ定められている正解文1、2中におけるキーワードが回答文中に登場する程度、又は、あらかじめ定められている正解文中におけるキーワードが回答文中に登場する程度と当該キーワードが回答文中に登場するあらかじめ定められている順序とに基づいて行われる。
【0127】
この実施例の場合、回答文は正解文1と同一ではないが、正解文1に関してあらかじめ定められていたキーワードが、その定められていた順序どおりに登場しているので、第三の回答判定手段48による判定は、「正解」ということになる。
【0128】
そこで、第三の判定情報表示手段49、第三の回答判定手段48の判定結果に基づき、回答欄に表示されている回答文が正解であることを、図25図示のようにハイライト表示する(ステップ307)。
【0129】
次に、第三の添削情報表示手段50が、第三の設問・解答肢データベース43中の前記選択された設問(図21)に関連付けられて記憶されている正解文(正解文1、2)を図26のようにコンピュータの画面などに画像表示する(ステプ308)。
【0130】
このステップ308において、正解文1、2を表示するだけでなく、図21図示のキーワード、その登場する順序も含めて表示することもできる。
【0131】
以上説明した実施例3では、本発明の学習システム側が、学習者(回答者)から、「第三の回答判定手段48による比較・判定処理の実行を求めるという指示の入力」を受けた(ステップ305)後に、第三の回答判定手段48による比較・判定処理(ステップ306)が実行されていたが、これと異なり、学習者(回答者)がキーボード等のコンピュータに備えられている情報取得手段46を用いて回答文を入力すると(ステップ304)、自動的に第三の回答判定手段48による比較・判定処理が開始され(ステップ306)、引き続いて、前述した第三の判定情報表示手段49、第三の添削情報表示手段50による処理が行われるようにすることもできる
【0132】
【実施例4】
図27は、この発明のコンピュータを利用した他の学習システム61の概略構成を示すものであり、図29は、図27図示の学習システム61によって学習が行われるプロセスを説明するフロー図である。キーボードや、ポインティングデバイス、あるいはマイクなどの音声情報取得手段などからなる情報取得手段66を備えているコンピュータの記憶部62には第四の設問・解答肢データベース63が備えられており、また、CPUからなるコンピュータの処理動作部には、設問出力順序選定手段70が備えられている。
【0133】
図28は、第四の設問・解答肢データベース63に格納されているデータ構造の概略を説明するものである。
【0134】
図28図示の場合、設問102と当該設問102に対する正、誤いずれかの解答(設問102の場合正である〇)とが対になっている一つの基本問題101と、基本問題101と正解が反対になるように当該基本問題101の設問の文章表現が変更されている修正設問104と前記基本問題101と正解が反対になっている当該修正設問104に対する解答(修正設問104の場合、設問102に対する正解〇の反対である誤:×)とが対になっている修正問題103を少なくとも一個含む前記基本問題101の設問の文章表現が変更されている修正設問104、106と当該修正設問104、106に対する正、誤いずれかの解答(修正設問104に対する解答は誤である×、修正設問106に対する解答は正である〇)とが対になっている少なくとも一個以上の修正問題103、105とからなる設問―選択肢グループが少なくとも一グループ以上記憶されている(図28図示の場合、前述した、設問―選択肢グループ1の他に、設問―選択肢グループ2が記憶されている。)。
【0135】
この実施例の学習システムを用いて学習する場合、学習者(回答者)は、コンピュータの画面に表示されている各設問―選択肢グループを指標する記号・文字(例えば、法律の条文番号など)の一覧の中から、キーボード、ポインティングデバイス等のコンピュータに備えられている情報取得手段66を介して第四の設問・解答肢データベース63中から一個の設問―選択肢グループを選択する(ステップ401)。例えば、このステップ401で設問―選択肢グループ301が選択されたとする。
【0136】
この選択が行われると、設問出力順序選定手段70が当該選択された設問―選択肢グループ301に属する前記一個の基本問題101及び前記少なくとも一個以上の修正問題103、105の総てを画面に表示する順序を無作為的に決定する(ステップ402)。
【0137】
ここで例えば、修正問題105、基本問題101、修正問題103の順で出力するように選定されたとすると、まず、コンピュータの画面に修正問題105の修正設問106が表示される。学習者(回答者)がこれに対して、正、誤いずれかを判定して回答を入力すると、この入力された回答が正しいかどうかの判定、正解(この場合「〇」)の画面への表示が行われる。引き続いて、基本問題101の設問102が画面に表示され、同様の工程を経て、次に、修正問題103修正設問104が画面に表示され、同様の工程を経て学習が進められる。
【0138】
その後、学習者が、ステップ401であらためて設問―選択肢グループ301を選択すると、ステップ402で、設問出力順序選定手段70が当該選択された設問―選択肢グループ301に属する一個の基本問題101及び少なくとも一個以上の修正問題103、105の総てを画面に表示する順序を無作為的に決定するが、この決定は無作為に行われるので、例えば、修正問題103、修正問題105、基本問題101の順で出力するような選定が行われることになる。
【0139】
このように、学習者(回答者)が、このコンピュータを利用した学習システムを利用するたびごとに、基本問題と、この基本問題に関連している修正問題の出題順序が変更されて、ランダムな順番で、コンピュータの画面に表示されてくるので、修正問題103、105が含まれていることによって、問題文の字面とこの字面に対する答(正、誤いずれか)を覚えるというやり方では対応できなくなることに加えて、一番目は正、二番目は誤、三番目は誤のように、出題順序によって答を覚え覚えるというやり方でも対応できなくなり、コンピュータの画面に表示される設問ごとによく読み、よく考える必要が生じ、学習の効果が向上することになる。
【0140】
以上、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明してきたが本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載から把握される技術的範囲において種々の形態に変更可能である。
【0141】
【発明の効果】
この発明によれば、学習者(回答者)が、複数の設問全体を見て、その中から、あらかじめ定められている設問順にとらわれず、回答したい設問を任意に選択して回答できる形式のコンピュータ学習システムであって、学習者(回答者)がより効率よく、より正確な知識の習得を図ることを促すコンピュータ学習システムを提供することができる。
【0142】
また、この発明によれば、学習者(回答者)が、複数の設問全体を見て、その中から、あらかじめ定められている設問順にとらわれず、回答したい設問を任意に選択して回答できる形式のコンピュータ学習システムであって、設問に対して文章で回答する形式の場合に、一まとまりの文章として知識を習得するだけでなく、解答文を複数の文節に分け、正解文を構成する各文節と、当該正解文を構成する各文節の並ぶ順序・組み合わせをより正確に身につけることを促し、更に、設問に対して文章で回答する形式の場合であって、学習者(回答者)が自分で回答文を作成して回答するときに、設問に対してあらかじめ定められている正解文と回答文とが完全に一致していなくても、一定の範囲内では正解として取り扱うことを可能にできるコンピュータ学習システムを提供することができる。
【0143】
更に、多肢選択式の試験に対する勉強用に本発明のコンピュータを利用した学習システムを利用すれば、学習者(回答者)がこの学習システムを利用するたびごとに、基本問題と、この基本問題に関連している修正問題の出題順序が変更されて、ランダムな順番で、コンピュータの画面に表示されてくるので、学習者(回答者)は、問題文の字面とこの字面に対する答(正、誤いずれか)を覚えるというやり方では対応できなくなることに加えて、一番目は正、二番目は誤、三番目は誤のように、出題順序によって答を覚え覚えるというやり方でも対応できなくなり、コンピュータの画面に表示される設問ごとによく読み、よく考える必要が生じ、学習の効果が向上することになる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコンピュータを利用した学習システムの概略構成を示す図。
【図2】第一の設問・解答肢データベースに格納されているデータ構造の概略を説明する図。
【図3】図1図示の学習システムによって学習が行われるプロセスを説明するフロー図。
【図4】回答欄が表示された状態を表す図。
【図5】回答情報で取得した解答肢が回答欄中に表示された状態を表す図。
【図6】回答欄に表示されている回答情報中、正解について正解であることがハイライト表示されている状態を説明する図。
【図7】第一の添削情報表示手段によって正解(Y)が表示された状態を表す図。
【図8】回答欄に表示されている回答がどちらも正解であることを示している状態を説明する図。
【図9】回答欄に表示されている回答中、不正解について削除線が引かれた状態を表す図。
【図10】この発明のコンピュータを利用した他の学習システムの概略構成を示す図。
【図11】第二の設問・解答肢データベースに格納されているデータ構造の概略を説明する図。
【図12】図10図示の学習システムによって学習が行われるプロセスを説明するフロー図。
【図13】(a)2個の回答欄がコンピュータの画面に表示された状態を表す図、(b)各グループ(文節群1、文節群2、文節群3、文節群4、文節群5、文節群)ごとにコンピュータの画面に画像表示されている状態を表す図。
【図14】回答文作製作業欄に回答文が表示された状態を説明する図。
【図15】回答欄に回答文が表示された状態を説明する図。
【図16】回答文作製作業欄に回答文が表示された状態を説明する図。
【図17】回答欄に2個の回答文が表示された状態を説明する図。
【図18】回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文について正解であることがハイライト表示されている状態を説明する図。
【図19】不正解と判定された回答文に置き換えられるべき正解文が画面に表示された状態を説明する図。
【図20】この発明のコンピュータを利用した他の学習システムの概略構成を示す図。
【図21】第三の設問・解答肢データベースに格納されているデータ構造の概略を説明する図。
【図22】図20図示の学習システムによって学習が行われるプロセスを説明するフロー図。
【図23】設問に対する正解文の数以上の数の回答欄(3個の回答欄)が表示された状態を説明する図。
【図24】回答文回答欄中に表示された状態を表す図。
【図25】回答欄に表示されている回答文が正解であることをハイライト表示している状態を説明する図。
【図26】正解文が表示された状態を説明する図。
【図27】この発明のコンピュータを利用した他の学習システムの概略構成を示す図。
【図28】第四の設問・解答肢データベースに格納されているデータ構造の概略を説明する図。
【図29】図27図示の学習システムによって学習が行われるプロセスを説明するフロー図。
【符号の説明】
1 学習システム
2 コンピュータの記憶部
3 第一の設問・解答肢データベース
4 第一の回答欄表示手段
5 解答肢表示手段
6 情報取得手段
7 第一の回答情報表示手段
8 第一の回答判定手段
9 第一の判定情報表示手段
10 第一の添削情報表示手段
11 第一の削除情報表示手段
21 学習システム
22 コンピュータの記憶部
23 第二の設問・解答肢データベース
24 第二の回答欄表示手段
25 解答文節群表示手段
26 情報取得手段
27 第二の回答情報表示手段
32 確定回答表示手段
28 第二の回答判定手段
29 第二の判定情報表示手段
30 第二の添削情報表示手段
31 第二の削除情報表示手段
41 学習システム
42 コンピュータの記憶部
43 第三の設問・解答肢データベース
44 第三の回答欄表示手段
46 情報取得手段
47 第三の回答情報表示手段
48 第三の回答判定手段
49 第三の判定情報表示手段
50 第三の添削情報表示手段
61 学習システム
62 コンピュータの記憶部
63 第四の設問・解答肢データベース
66 情報取得手段
70 設問出力順序選定手段

Claims (8)

  1. 設問と、当該設問に対する一又は複数の正解と少なくとも1個以上の不正解例とからなる複数の解答肢とが関連付けられて記憶されている第一の設問・解答肢データベース中で選択された設問に対する正解の数以上の数の回答欄を画像表示する第一の回答欄表示手段と、
    当該選択された設問に関連付けられて記憶されている前記複数の解答肢を画像表示する解答肢表示手段と、
    前記画像表示されている複数の解答肢中、情報取得手段で取得した回答情報に従って、当該回答情報で取得した解答肢を前記画像表示されている解答欄中に表示する第一の回答情報表示手段と、
    前記情報取得手段で取得した回答情報と、前記第一の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解とを比較・判定する第一の回答判定手段と、
    当該第一の回答判定手段の判定結果に基づき、前記回答欄中において、当該回答欄に表示されている回答情報中、正解又は不正解のいずれか一方、又は双方についてそれぞれ正解又は不正解であることを表示する第一の判定情報表示手段と、
    前記第一の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解であって、前記第一の回答判定手段で不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解が存在する場合に、少なくとも、当該不正解と判定された回答情報に置き換えられるべき正解を画像表示する第一の添削情報表示手段と
    を備えていることを特徴とする学習システム。
  2. 回答情報と、前記第一の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解とを第一の回答判定手段によって比較・判定する処理は、情報取得手段で比較・判定処理実行指示情報を取得した後に開始されることを特徴とする請求項1記載の学習システム。
  3. 設問と、当該設問に対する1又は複数の正解文と、当該1又は複数の各正解文を複数の文節に分けた複数の正解文節と、当該各正解文節ごとにあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例とが関連付けられて記憶されている第二の設問・解答肢データベース中で選択された設問に対する正解文の数以上の数の回答欄を画像表示する第二の回答欄表示手段と、
    当該選択された設問に関連付けられて記憶されている前記複数の正解文節と、当該各正解文節ごとにあらかじめ定められている前記少なくとも1個以上の不正解文節例とを、前記正解文を複数に分けた各正解文節と当該各正解文節に対してあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例のグループに分けて、各グループごとに画像表示する解答文節群表示手段と、
    解答文節群として各グループごとに画像表示されている前記正解文を複数に分けた各正解文節と当該各正解文節に対してあらかじめ定められている少なくとも1個以上の不正解文節例の各グループから、情報取得手段で取得した回答情報に従って、正解文節又は不正解文節を取り出し、情報取得手段で取得した回答情報に含まれている順位情報に従って並べて回答文として、解答文作製作業欄に画像表示する第二の回答情報表示手段と、
    情報取得手段で取得した確定情報に基づき、回答文作製作業欄に画像表示されている回答文を前記回答欄に表示する確定解答表示手段と、
    当該回答欄に表示された回答文と、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文及び/又は各正解文における複数の正解文節とを比較・判定する第二の回答判定手段と、
    当該第二の回答判定手段の判定結果に基づき、前記回答欄中において、当該回答欄に表示されている回答文中、正解の回答文又は不正解の回答文のいずれか一方、又はこれらの双方、若しくは、当該回答欄に表示されている回答文中の、正解文節又は不正解の文節のいずれか一方、又はこれらの双方、についてそれぞれ正解又は不正解であることを表示する第二の判定情報表示手段と、
    前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文であって前記第二の回答判定手段で不正解と判定された解答文に置き換えられるべき正解文が存在する場合、又は、前記正解文を複数の文節に分けた複数の正解文節であって前記第二の回答判定手段で不正解と判定された文節に置き換えられるべき正解文節が存在する場合に、少なくとも、当該不正解と判定された回答文又は不正解と判定された文節に置き換えられるべき正解文及び/又は正解文節を画像表示する第二の添削情報表示手段と
    を備えていることを特徴とする学習システム。
  4. 回答情報と、前記第二の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文及び/又は各正解文における複数の正解文節とを第二の解答判定手段によって比較・判定する処理は、情報取得手段で比較・判定処理実行指示情報を取得した後に開始されることを特徴とする請求項3記載の学習システム。
  5. 設問と当該設問に対する一又は複数の正解文、又は、設問と当該設問に対する一又は複数の正解文と当該正解文中においてあらかじめ定められている一又は複数のキーワード、又は、設問と当該設問に対する一又は複数の正解文と当該正解文中においてあらかじめ定められている一又は複数のキーワードと当該キーワードが前記正解文中に登場するあらかじめ定められている順番、とが関連付けられて記憶されている第三の設問・解答肢データベース中で選択された設問に対する正解文の数以上の数の回答欄を画像表示する第三の回答欄表示手段と、
    情報取得手段で取得した回答情報に含まれている回答文を前記画像表示されている回答欄中に表示する第三の回答情報表示手段と、
    前記情報取得手段で取得した回答文と、前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文とを比較・判定する第三の回答判定手段と、
    当該第三の解答判定手段の判定結果に基づき、前記回答欄に表示されている回答文が正解であること、又は不正解であることを表示する第三の判定情報表示手段と、
    前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文、又は、設問に関連付けられて記憶されている正解文と当該正解文中においてあらかじめ定められている一又は複数のキーワードとを画像表示する第三の添削情報表示手段と
    を備えていることを特徴とする学習システム。
  6. 第三の回答判定手段による、回答文と、前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文とを比較・判定する処理は、あらかじめ定められている前記正解文中におけるキーワードが前記回答文中に登場する程度、又は、あらかじめ定められている前記正解文中におけるキーワードが前記回答文中に登場する程度と当該キーワードが前記回答文中に登場するあらかじめ定められている順序とに基づいて行われることを特徴とする請求項5記載の学習システム。
  7. 回答文と、前記第三の設問・解答肢データベース中の前記選択された設問に関連付けられて記憶されている正解文とを第三の解答判定手段によって比較・判定する処理は、情報取得手段で比較・判定処理実行指示情報を取得した後に開始されることを特徴とする請求項5又は6記載の学習システム。
  8. 設問と当該設問に対する正、誤いずれかの解答とが対になっている一つの基本問題と、当該基本問題と正解が反対になるように当該基本問題の設問の文章表現が変更されている修正設問と前記基本問題と正解が反対になっている当該修正設問に対する解答とが対になっている修正問題を少なくとも一個含む前記基本問題の設問の文章表現が変更されている修正設問と当該修正設問に対する正、誤いずれかの解答とが対になっている少なくとも一個以上の修正問題とからなる設問―選択肢グループが少なくとも一グループ以上記憶されている第四の設問・解答肢データベース中から一個の設問―選択肢グループが選択されるたびごとに、当該選択された設問―選択肢グループに属する前記一個の基本問題及び前記少なくとも一個以上の修正問題の総てを画面に表示する順序を無作為的に決定する設問出力順序選定手段を備えていることを特徴とする学習システム。
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