JP7081080B2 - プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7081080B2
JP7081080B2 JP2017039348A JP2017039348A JP7081080B2 JP 7081080 B2 JP7081080 B2 JP 7081080B2 JP 2017039348 A JP2017039348 A JP 2017039348A JP 2017039348 A JP2017039348 A JP 2017039348A JP 7081080 B2 JP7081080 B2 JP 7081080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
answer
question
input
column
answer column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017039348A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018146667A (ja
Inventor
邦明 田中
敦司 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2017039348A priority Critical patent/JP7081080B2/ja
Publication of JP2018146667A publication Critical patent/JP2018146667A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7081080B2 publication Critical patent/JP7081080B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
試験の解答用紙の作成を支援する技術として、複数の試験問題と、各問題の解答欄とが所定のレイアウトで配置され、さらに各問題の内容、各解答欄の位置等の情報を示すQRコード(登録商標)が印刷される解答用紙の印刷用データを生成する教育支援システムがある(特許文献1参照)。特許文献1によれば、情報端末のメモリには、解答用紙に記載する問題の記載領域と、解答欄の記載位置とを規定するテーブルが用意されており、情報端末は当該テーブルに基づき問題及び解答欄を自動配置して解答用紙の印刷用データを生成する。そして解答を記入後の解答用紙をスキャンし、QRコードから解答欄の位置を特定して解答欄のイメージを抽出して文字認識を行うことで、解答の採点を行う。
特開2013-11705号公報
しかしながら、特許文献1に係る発明は紙媒体のテスト用紙を作成するに過ぎず、解答の入力を電子的に行う電子形式のテストには対応していない。
本発明は斯かる事情によりなされたものであって、その目的とするところは、電子形式のテストの作成を支援することができるプログラム等を提供することにある。
本発明に係るプログラムは、設問に対する解答を入力するための解答欄であって、前記解答の入力形式が異なる複数種類の前記解答欄から、いずれかを選択する選択入力を受け付け、前記設問に関する設問情報を取得し、前記解答欄と、該解答欄に対応する前記設問との相対的なレイアウトを設問毎に規定する所定のテンプレートであって、前記解答欄及び設問を前記レイアウトで配置するためのドキュメントの設定を規定する作成者により選択されたテンプレートに基づいて、選択された前記解答欄と、前記設問情報が示す前記設問とをドキュメントに配置すると共に、前記解答欄及び設問を配置した箇所の前記ドキュメントの設定を更新し、配置した前記解答欄と対応付けて、前記設問情報を前記ドキュメントに埋め込む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、前記設問情報は、選択された前記解答欄のさらに詳細な入力形式と、該詳細な入力形式に応じた正答データとを含み、前記詳細な入力形式で前記解答を入力可能な前記解答欄を、前記ドキュメントに追加し、追加した前記解答欄と対応付けて、前記正答データを設定することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、前記設問情報は、前記設問の正答データを含み、前記ドキュメントを表示部に表示し、表示した前記ドキュメントに含まれる前記解答欄への前記解答の入力を受け付け、前記解答欄に対して設定されている前記設問情報を参照し、前記解答の正誤を判定することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、前記解答が入力された後、前記解答欄に対する所定の操作入力を受け付け、該操作入力に基づき、前記解答の正誤を判定することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、前記複数種類の解答欄夫々を示す複数のオブジェクトを表示部に表示し、前記オブジェクトへの指定入力に基づき、前記解答欄の選択を受け付け、選択された前記解答欄に応じて入力内容が異なる入力画面を前記表示部に表示し、該入力画面において、前記設問情報の入力を受け付けることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、一の前記解答欄は、文字入力又はタッチ入力を受け付ける記述形式の解答欄であることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、一の前記解答欄は、複数の選択肢から前記解答の選択入力を受け付ける選択肢形式の解答欄であることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、一の前記解答欄は、前記解答の入力を補助する補助入力フォームを介して解答の入力を受け付ける解答欄であり、前記設問情報を取得する際、前記補助入力フォームの内容を設定する設定入力を受け付けることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、設問に対する解答を入力するための解答欄であって、前記解答の入力形式が異なる複数種類の前記解答欄のデータを記憶する記憶部と、前記複数種類の解答欄から、いずれかを選択する選択入力を受け付ける受付部と、前記設問に関する設問情報を取得する取得部と、前記解答欄と、該解答欄に対応する前記設問との相対的なレイアウトを設問毎に規定する所定のテンプレートであって、前記解答欄及び設問を前記レイアウトで配置するためのドキュメントの設定を規定する作成者により選択されたテンプレートに基づいて、選択された前記解答欄と、前記設問情報が示す前記設問とをドキュメントに配置すると共に、前記解答欄及び設問を配置した箇所の前記ドキュメントの設定を更新する更新部と、配置した前記解答欄と対応付けて、前記設問情報を前記ドキュメントに埋め込む設定部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、設問に対する解答を入力するための解答欄であって、前記解答の入力形式が異なる複数種類の前記解答欄から、いずれかを選択する選択入力を受け付け、前記設問に関する設問情報を取得し、前記解答欄と、該解答欄に対応する前記設問との相対的なレイアウトを設問毎に規定する作成者により選択された所定のテンプレートに基づいて、選択された前記解答欄と、前記設問情報が示す前記設問とをドキュメントに配置すると共に、前記解答欄及び設問を配置した箇所の前記ドキュメントの設定を更新し、配置した前記解答欄と対応付けて、前記設問情報を前記ドキュメントに埋め込む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、電子形式のテストの作成を支援することができる。
情報処理システムの一例を示す模式図である。 情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 解答欄DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 配置テーブルのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 ドキュメントの表示画面を示す説明図である。 設問情報を入力するための入力画面の一例を示す説明図である。 解答欄の追加処理について説明するための説明図である。 選択肢形式の解答欄の追加処理について説明するための説明図である。 補助入力形式の解答欄の追加処理について説明するための説明図である。 テスト画面の一例を示す説明図である。 パネル解答欄について説明するための説明図である。 採点後のテスト画面の一例を示す説明図である。 作成者端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 学習者端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るテスト画面の一例を示す説明図である。 実施の形態2に係る学習者端末が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 上述した形態の情報処理装置の動作を示す機能ブロック図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、電子形式のテスト(以下、デジタルテストという)の作成及び実施を行う情報処理システムについて説明を行う。図1は、情報処理システムの一例を示す模式図である。情報処理システムは、情報処理装置1、1、1…を含む。各装置は、インターネット等のネットワークNを介して通信接続されている。
情報処理装置1は、種々の情報処理、情報の送受信を行う情報処理装置であり、例えばパーソナルコンピュータ、タブレット端末等の端末装置である。本実施の形態において情報処理装置1、1、1…は、テストを作成する作成者(例えば学校の教員)が使用する端末と、デジタルテストを受ける学習者(例えば学校の生徒)が使用する端末とに分類される。以下の説明では便宜上、テストの作成者が使用する情報処理装置1を作成者端末1aと、学習者が使用する情報処理装置1を学習者端末1bと読み替える。
作成者端末1aは、例えばパーソナルコンピュータであり、学習者が受けるデジタルテストを作成する。具体的には、作成者端末1aは所定の文書作成ソフトを実行し、デジタルテストに係るドキュメントファイルを作成する。当該文書作成ソフトは、例えばマイクロソフト社のワード(登録商標)ソフトである。本実施の形態において作成者端末1aは、ワードソフトのアドイン機能として、定型化されたテストの解答欄と、当該解答欄に対応する設問とをドキュメントに追加する機能を有する。また、作成者端末1aは、追加した解答欄と対応付けて、解答の採点に必要な正答、配点等の情報をドキュメントに埋め込む。これにより作成者端末1aは、電子的に解答の入力が可能であると共に、入力された解答の自動採点が可能なデジタルテストを作成する。作成者端末1aは、作成したデジタルテストに係るドキュメントファイルを、学習者端末1bに配信する。
学習者端末1bは、各学習者が所持する端末装置であり、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等、種々の端末装置であってよい。学習者端末1bは、作成者端末1aから配信されたドキュメントファイルを受信し、デジタルテストに係るドキュメントを表示する。学習者端末1bは、ドキュメント内の各解答欄への解答の入力を受け付け、入力された解答の正誤を自動的に判定して採点を行う。
図2は、情報処理装置1の構成例を示すブロック図である。情報処理装置1は、制御部11、記憶部12、通信部13、表示部14、入力部15を含む。
制御部11はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置を含み、記憶部12に記憶されたプログラムPを読み出して実行することにより、情報処理装置1に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。記憶部12はRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリ素子を含み、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP又はデータ等を記憶していると共に、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータ等を一時的に記憶する。また、記憶部12は解答欄DB121、配置テーブル122を記憶している。解答欄DB121は、解答の入力形式が異なる複数種類の解答欄のデータを記憶している。配置テーブル122は、設問及び解答欄をドキュメントに追加する場合に利用する作業テーブルであり、追加する設問及び解答欄の配置を定型化したテンプレートのデータを格納している。通信部13は通信に関する処理を行うための処理回路等を含み、ネットワークNを介して他の情報処理装置1と情報の送受信を行う。表示部14は液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画面を有し、制御部11から与えられた画像を表示する。入力部15はキーボード、マウス、タッチパネル等の入力インターフェイスであり、使用者による操作入力を受け付ける。
なお、本実施の形態において情報処理装置1は上記の構成に限られず、例えば音声の出力を行うスピーカ、可搬型記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部等を含んでもよい。
図3は、解答欄DB121のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。解答欄DB121は、例えば種類列、解答方法列、及び解答欄列を含む。種類列は、解答欄の種類を記憶している。解答欄の種類は、解答欄における解答の入力形式を示し、本実施の形態においては「自由解答」、「選択肢」、「パネル」の3種類の解答欄が用意されている。各種類の解答欄について、詳細な内容は後述する。解答方法列は、解答欄の種類と対応付けて、各解答欄のさらに詳細な入力形式(種類)を記憶している。解答欄列は、定型化された各種類の解答欄のデータを記憶している。
図4は、配置テーブル122のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。配置テーブル122は、種類列、配置列を含む。種類列は、解答欄の種類を記憶している。配置列は、解答欄の種類と対応付けて、各種類の解答欄と、解答欄に対応する設問との配置を定型化したテンプレートのデータを記憶している。具体的には、設問に係る問題番号及び問題文の位置と、解答欄の位置とを定型化して記憶している。なお、図4に示す「配置方法」は、ワード文書中にオブジェクトとして解答欄を挿入する場合に、行内配置、文字列の折り返し等のいずれの態様で解答欄を挿入するかについて、具体的な挿入方法を示している。
図5は、ドキュメントの表示画面を示す説明図である。以下では情報処理システムが実行する処理の概要について説明する。
作成者端末1aは、所定の文書作成ソフトを実行し、図5に示す画面を表示部14に表示する。当該文書作成ソフトは、例えばマイクロソフト社のワードソフトであるが、これに限定されるものではない。作成者端末1aは新規のドキュメントファイルを開き、図5に示すドキュメント上でテストを作成する。
例えば作成者端末1aは、図5における「テスト作成」のタブが指定された場合、画面上部にメニューバーを表示する。そして作成者端末1aは、メニューバーに複数のオブジェクト51を表示する。オブジェクト51は、後述する入力画面52を表示するためのコマンドボタンであり、各種類の解答欄を示すオブジェクトである。例えば図5に示すように、作成者端末1aはメニューバーに3種類のオブジェクト51を表示する。
図6は、設問情報を入力するための入力画面52の一例を示す説明図である。ここで、図5において「自由解答欄」と示されるオブジェクト51への操作が行われた場合を考える。この場合に作成者端末1aは、図6中央に示す入力画面52を表示する。入力画面52は、表示部14に表示されるウインドウ画面であり、新規に追加する設問に関する設問情報の設定入力を受け付けるための入力インターフェイスである。入力画面52は、各種情報を入力する複数の入力欄を含む。
作成者端末1aは入力画面52において、設問の正答、配点等のように、解答欄に入力される解答の採点に必要な情報の入力を受け付ける。なお、図6に示すように、作成者端末1aは一の設問に対し複数の正答を設定してもよい。詳しくは後述するように、作成者端末1aは、ドキュメントに解答欄を追加する場合、追加する解答欄と対応付けて、採点に必要な情報をドキュメントファイルに格納する。すなわち作成者端末1aは、解答欄と紐付けて、答え合わせに用いる正答、配点等の情報を設定する。学習者端末1bは、解答欄への解答の入力を受け付けた場合、設定された各情報を参照し、採点を行う。
また、作成者端末1aは、設問に係る問題文(図6では「問題ガイド」)、問題番号等のように、設問自体に関する情報の入力を受け付ける。後述するように、作成者端末1aは解答欄をドキュメントに追加する場合、解答欄を追加するだけでなく、設問も併せて追加する。これにより作成者は、入力画面52に必要な情報を入力するだけで、設問及び解答欄のセットを自動挿入することができる。
また、作成者端末1aは、解答欄の具体的な配置方法、解答欄の詳細な入力形式(図6では解答方法)等のように、解答欄の詳細に関して設定入力を受け付ける。作成者端末1aは、入力形式が詳細設定された解答欄を、設定された配置でドキュメントに追加する。
設問の正答の設定入力を受け付ける場合、作成者端末1aは、解答欄の入力形式に応じた正答データの設定を受け付ける。例えば上記のように、解答欄として自由解答欄が選択され、その中でも詳細な入力形式として「キーボード」が設定された場合、作成者端末1aは、後述するようにキーボード入力される解答を採点可能とするべく、正答例を示すテキストデータの設定入力を受け付ける(図6参照)。後述するように、解答欄に対して解答がキーボードによりテキスト入力された場合、学習者端末1bは、当該正答データ(テキストデータ)を参照して解答の正誤を判定する。
上記のように作成者端末1aは、新規に追加する設問と、当該設問の解答欄とをドキュメントに追加する上で必要な設問情報の入力を入力画面52において受け付ける。作成者端末1aは、入力画面52で「追加」と示されるボタンへの操作入力を受け付けた場合、新規の設問及び解答欄をドキュメントに追加する。
図7は、解答欄54の追加処理について説明するための説明図である。作成者端末1aは、入力画面52において詳細が設定された解答欄54をドキュメントに追加する。具体的に作成者端末1aは、解答欄54と、当該解答欄54に対応する設問53とを、配置テーブル122で規定されたテンプレートの配置でドキュメントに追加する。
図7左下に、配置テーブル122で規定されたテンプレートの内容を概念的に示す。図7に示すように、配置テーブル122は、設問53及び解答欄54の配置を定型化したテンプレートが複数パターン用意されている。なお、本実施の形態では複数パターンのテンプレートが配置テーブル122に用意されているが、テンプレートは一パターンのみであってもよい。各テンプレートは、設問53と、解答欄54との相対的な配置を規定する。具体的には図7に示すように、各テンプレートは、設問53を配置する位置と、当該設問53に対して解答欄54を配置する位置とを規定する。作成者端末1aは、解答欄54の種類、入力画面52で設定された配置方法等に基づいてテンプレートを選択する。
作成者端末1aは、選択したテンプレートに基づく配置で、設問53及び解答欄54をドキュメントに追加する。すなわち作成者端末1aは、入力画面52で問題番号、問題文等が設定された設問53と、オブジェクト51への指定入力により選択され、入力画面52でさらに詳細な入力形式(解答方法)が設定された解答欄54とをテンプレートに当てはめ、ドキュメントに挿入する。例えば図7に示すように、作成者端末1aは問題番号及び問題文を含む設問53を左揃えで配置すると共に、解答欄54を右揃えで配置する。なお、図7に示す設問53及び解答欄54の配置は一例であって、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば作成者端末1aは、設問53及び解答欄54の双方を左揃えで配置してもよい。また、作成者端末1aは、設問として問題文だけでなく、例えば図、表等のように、種々の情報をドキュメントに追加してよい。
上記の例では、図5において「自由解答欄」を示すオブジェクト51が選択されたため、作成者端末1aは、自由解答欄541をドキュメントに配置する。自由解答欄541は、記述式の解答の入力を受け付けるための空欄である。自由解答欄541は、キーボードによる文字入力、又は電子ペンによるタッチ入力等により、記述形式での解答の入力を受け付ける。
作成者端末1aは、新規に配置した解答欄54と対応付けて、解答の採点に必要な設問情報をドキュメントに設定する。具体的に作成者端末1aは、解答欄54に対応付けて、設問の正答及び配点を含む情報をドキュメントに埋め込む。また、作成者端末1aは正答及び配点だけでなく、解答欄54の入力形式(種類)に関する情報、解答欄54に対応する設問53の問題番号、問題文等の情報など、入力画面52で入力された種々の設問情報を埋め込む。ドキュメントファイルにおいて、採点に必要な情報が解答欄54と対応付けて保持されることで、後述するように、学習者端末1bは解答の自動採点を行うことができる。
特に作成者端末1aは、解答欄54と対応付けて、当該解答欄54の入力形式に応じた正答データをドキュメントに設定する。例えば上述の如く、作成者端末1aは、キーボード入力による記述形式の自由解答欄541をドキュメントに追加した場合、キーボードによりテキスト入力される解答を採点可能なように、テキストデータを正答データとしてドキュメントに設定する。
図8は、選択肢形式の解答欄54の追加処理について説明するための説明図である。なお、簡潔のため、図8は図7と比較して簡略化して図示する。図5において「選択肢欄」で示すオブジェクト51への操作入力を受け付けた場合、作成者端末1aは、図8左に示す入力画面52を表示する。当該入力画面52は図6と同様、種々の入力欄を含むウインドウ画面であるが、図6で示す入力画面52とは入力内容が異なる。例えば図8で示す入力画面52では、選択肢のタイプ(択一又は複数選択の別)、選択肢の数等、解答欄54の詳細な入力形式について設定を受け付ける。また、図8に示す入力画面52では、上記の入力形式(選択肢のタイプ、選択肢の数等)に対応して、正答データとして選択肢番号の設定入力を受け付ける。このように作成者端末1aは、選択肢形式の設問53及び解答欄54を作成する上で必要な設問情報の入力を受け付けるため、図6とは異なる入力画面52を表示して設定入力を受け付ける。
入力画面52において設問情報の入力が完了した場合、図8右に示すように、作成者端末1aはドキュメントに新規の設問53及び解答欄54を追加する。ここで、作成者端末1aは解答欄54として、複数の選択肢から選択を受け付けるための選択解答欄542を追加する。例えば作成者端末1aは、チェックボックスを含む解答の選択肢を、ドキュメントの列方向に並べた選択解答欄542を追加する。後述するように、学習者は選択解答欄542の各チェックボックスへの操作によって解答の選択入力を行う。
図9は、補助入力形式の解答欄54の追加処理について説明するための説明図である。図5において「パネル解答欄」で示すオブジェクト51への指定入力を受け付けた場合、作成者端末1aは、図9左に示す入力画面52を表示する。当該入力画面52は、問題番号、配点、問題内容、正答等の入力欄のほかに、解答欄54の詳細な入力形式を定める設定項目として、補助ボタン551の種類について選択を受け付けるための補助選択欄521を含む。詳しくは後述するように、補助ボタン551は、解答時において解答の入力を補助すべく画面上に表示されるパネル(補助入力フォーム)55に含まれる入力ボタンであり、設問内容によってはキーボード等での入力が困難な解答について、入力を補助するべく用意される専用の入力ボタンである(図11参照)。なお、補助選択欄521で選択を受け付けた場合、作成者端末1aは入力画面52の「入力補助」の項目に、パネル55で表示される入力ボタンの内容をプレビューとして表示する。例えば図9に示すように、補助選択欄521で「体積リットル」が選択された場合、作成者端末1aは、「L」、「dL」、「mL」の補助ボタン551と、「0」~「9」で示される一般的なテンキー入力ボタンを表示する。後述するように、解答欄54への解答の入力を受け付ける場合、作成者端末1aは、各ボタンを含むパネル55を表示し、パネル55への操作入力に基づいて解答の入力を受け付ける。
上述の如く、作成者端末1aは入力画面52において、パネル55に表示する入力ボタンの内容について、設定入力を受け付ける。詳しくは上記のように、作成者端末1aは、パネル55に表示される専用の補助ボタン551について選択設定を受け付ける。作成者端末1aは、入力画面52での入力完了後、図9右に示すように、新規の設問53及び解答欄54をドキュメントに追加する。例えば作成者端末1aは、問題番号及び問題文を含む設問53と、矩形枠で示されるパネル解答欄543とを、テンプレートに基づき配置する。作成者端末1aは、追加したパネル解答欄543と対応付けて、パネル55に関する設定内容を含めて設問情報を設定する。上述の如く、パネル解答欄543への解答の入力時に学習者端末1bはパネル55を表示し、パネル55を介して解答の入力を受け付ける。
上述の如く作成者端末1aは、オブジェクト51の指定に応じて解答欄54を選択し、入力画面52で入力された設問情報に基づいて新規の設問53及び解答欄54を生成する。作成者端末1aは、生成した設問53及び解答欄54をテンプレートに当てはめ、ドキュメントに追加する。さらに作成者端末1aは、解答欄54と対応付けて、解答の採点に必要な情報を含む設問情報をドキュメントファイルに設定する。作成者端末1aは一連の処理を繰り返し、設問情報が示す設問53と、設問情報が設定された解答欄54とをドキュメントに順次追加していく。これにより作成者端末1aは、各設問53及び解答欄54を列記したデジタルテストに係るドキュメントファイルを作成する。
図10は、テスト画面の一例を示す説明図である。作成者端末1aは、作成したドキュメントファイルを、ネットワークNを介して各学習者端末1bに送信する。学習者端末1bは、受信したドキュメントファイルを参照し、図10に示すテスト画面を表示する。テスト画面は、設問53及び解答欄54を含むドキュメントを表示する表示画面である。学習者端末1bは、テスト画面の中央にドキュメントを表示する。なお、学習者が各解答欄54の種類を識別可能なように、学習者端末1bは各解答欄54に設定されている設問情報を参照し、各解答欄54の種類を示す「フリーハンド」、「選択肢」、「キーボード」、「パネル解答欄」等の説明を併せて表示する。
学習者端末1bは、各解答欄54への解答入力を受け付ける。例えば図10で「キーボード」又は「フリーハンド」の説明が付された設問について、自由解答欄541への解答の入力を受け付ける場合、学習者端末1bは、キーボードによる文字入力、又は電子ペンによるタッチ入力等により解答の入力を受け付ける。また、図10で「選択肢」の説明が付された設問について、選択解答欄542への解答の入力を受け付ける場合、学習者端末1bは、選択解答欄542で示されるチェックボックスへの操作入力により解答の選択入力を受け付ける。
図11は、パネル解答欄543について説明するための説明図である。図10で「パネル解答欄」の説明が付された設問について、パネル解答欄543への解答の入力を受け付ける場合、学習者端末1bは、図11において下部に示すパネル(補助入力フォーム)55を表示する。パネル55は、解答の入力を補助するための入力インターフェイスである。パネル55は、一般的なテンキー等の入力ボタンのほか、解答内容に応じて入力を補助するための専用の補助ボタン551を含む。
例えば図11に示すように、設問が分数に関する算数の問題である場合、分数の入力は数式エディタのような機能を使わなければならず、解答の入力が困難な場合もある。そこで本実施の形態では、パネル解答欄543を用意し、特殊な解答の入力を補助する。具体的に学習者端末1bは、パネル55に、解答の入力を補助する専用の補助ボタン551を表示する。例えば図11に示すように、学習者端末1bは、「と」、「分の」、「あまり」等の補助ボタン551を表示する。上述の如く、当該補助ボタン551の内容は作成者端末1aにおいて設問作成時に設定される。学習者は、当該補助ボタン551も使用しながら、パネル55に含まれる各入力ボタンへの操作により、解答を入力する。これにより、キーボード等だけでは入力が困難な解答であっても、学習者は容易に解答を入力することができる。
図12は、採点後のテスト画面の一例を示す説明図である。図10、図11のテスト画面の右上に示される終了ボタン56への操作入力を受け付けた場合、学習者端末1bは、入力された解答の採点を行う。具体的に学習者端末1bは、各解答欄54に入力された解答を、各解答欄54に対応付けて設定された正答データと照合し、解答の正誤を判定する。また、学習者端末1bは各解答欄54に対応付けて設定された配点を参照し、各解答の正誤に基づいて採点を行う。学習者端末1bは、図12に示すように、採点結果をテスト画面に表示する。
例えば学習者端末1bは、各解答欄54に重畳して、各解答の正誤をマルバツ形式で表すマーク57を表示する。なお、解答がフリーハンド(電子ペンによる記述)で入力された場合、学習者端末1bは解答の正誤を判定できないため、採点を保留する。この場合に学習者端末1bは、採点が保留された旨を三角で表すマーク57を表示する。
また、学習者端末1bはテスト画面の下部に、問題数、正答数、保留数、誤答数、採点した点数などの採点結果を表示する。また、学習者端末1bは、テスト画面左上に示す正解表示ボタン58への操作入力を受け付けた場合、テスト画面の右側に、各設問の正答、配点等を表示する。
例えば学習者端末1bは、テストの実施後、解答が入力されたドキュメントを作成者端末1aに返信する。作成者端末1aは、各学習者端末1bからドキュメントを回収する。例えば作成者端末1aは、各学習者端末1bから回収したドキュメントをエクセル(登録商標)ファイルに取り込み、各学習者の解答、採点結果等の情報を集計、管理する。ドキュメントの各解答欄に対して設問情報(問題番号等)が設定されているため、作成者端末1aは、各解答欄に入力された解答、各解答の採点結果等を抽出することができる。以上より、各学習者がデジタルテストを受けることができるだけでなく、各学習者のテスト結果を一括して管理することができる。
なお、上記で作成者端末1aは、各解答欄54に対して、設問の正答だけでなく、配点、出題内容、問題番号等、種々の設問情報を設定したが、少なくとも設問の正答データが解答欄54に設定されていればよい。ドキュメントファイルにおいて各解答欄54の入力形式に応じた正答データが保持されることで、学習者端末1bは、解答の正誤を判定、すなわち答え合わせを行うことができる。
また、上記では解答欄54として、自由解答欄542、選択解答欄542、及びパネル解答欄543の3種類を例示したが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、解答欄54は他の入力形式によるものであってもよい。
図13は、作成者端末1aが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図13に基づき、作成者端末1aが実行する処理内容について説明する。
作成者端末1aの制御部11は、所定の文書作成ソフトを実行してドキュメントを表示する(ステップS11)。文書作成ソフトは、例えばマイクロソフト社のワードソフトであるが、これに限定されるものではない。ドキュメントを表示する場合、制御部11は、複数のオブジェクト51、51、51をメニューバーに表示する。オブジェクト51は、入力画面52を表示するためのコマンドボタンであり、解答欄54の選択を行うためのオブジェクトである。
制御部11は、オブジェクト51への指定入力に基づいて、解答の入力形式が異なる複数種類の解答欄から、いずれかを選択する選択入力を受け付ける(ステップS12)。解答欄は、設問に対する解答を入力するための入力欄であり、解答の入力形式に応じて異なる複数種類の解答欄のオブジェクトデータが解答欄DB121に記憶されている。制御部11は、選択された解答欄に応じて入力内容が異なる入力画面52を表示する(ステップS13)。入力画面52は、表示部14に表示されるウインドウ画面であり、設問に関する情報を入力するための入力インターフェイスである。上述の如く、入力画面52の内容は解答欄54の種類に応じて異なり、各解答欄54の入力形式に応じた設問情報の入力欄が表示される。
制御部11は、入力画面52において、ステップS12で選択された解答欄のさらに詳細な入力形式と、当該入力形式に応じた設問の正答データとを含む設問情報の設定入力を受け付ける(ステップS14)。設問情報は、解答の採点に必要な正答、配点等の情報、設問の設定に必要な出題内容、問題番号等の情報、解答欄の詳細な設定に必要な解答方法、配置方法等の情報など、設問に関する各種情報を含む。例えばステップS12で自由解答欄541が選択された場合、制御部11は入力画面12において、設問の正答、配点、問題番号、問題文、自由解答欄541の配置方法等のほか、自由解答欄541の詳細な入力形式(キーボード入力、フリーハンド入力等の解答方法)について入力を受け付ける。また、選択解答欄542が選択された場合、制御部11は正答、配点、問題番号、問題文、配置方法等のほか、選択解答欄541の詳細な入力形式(選択肢のタイプ、選択肢の数など)について入力を受け付ける。また、パネル解答欄543が選択された場合、制御部11は正答、配点、問題番号、問題文、配置方法等のほか、パネル55の詳細な入力形式(補助ボタン551の種類)について設定入力を受け付ける。
このように制御部11は、ステップS12で選択された解答欄54の入力形式について、さらに詳細な入力形式(解答方法)の設定を受け付ける。また、制御部11は、詳細設定された入力形式に対応して、当該入力形式に応じた正答データの設定入力を受け付ける。例えば自由解答欄541について、詳細な入力形式としてキーボード入力が設定された場合、制御部11は、正答例を示すテキストデータの設定入力を受け付ける。また、例えば選択解答欄542について、詳細な入力形式として択一選択が設定された場合、制御部11は、正解値である一の選択肢番号の設定入力を受け付ける。また、例えばパネル解答欄543において、予め用意されているいずれかの種類のパネル55が入力フォームとして設定された場合、制御部11は、当該パネル55で入力可能な正解値のデータの設定入力を受け付ける。
制御部11は、設問及び解答欄の配置を規定するテンプレートを参照し、ステップS14で入力された設問情報が示す新たな設問と、ステップS12で選択された解答欄とをドキュメントに追加する(ステップS15)。テンプレートは、設問及び解答欄の相対的な配置位置を定型化したテンプレートであり、複数パターンのテンプレートに係るデータが配置テーブル122に格納されている。制御部11は、解答欄54の種類、入力画面52において設定された解答欄54の配置方法等に基づいてテンプレートを選択する。制御部11は、入力画面52において詳細設定された入力形式で解答を入力可能な解答欄54を、選択されたテンプレートに従ってドキュメントに追加する。また、制御部11は解答欄54だけでなく、入力画面52において詳細設定された設問53を併せてドキュメントに追加する。
制御部11は、追加した解答欄に対応付けて、少なくとも設問の正答データを含む設問情報をドキュメントに設定する(ステップS16)。具体的に制御部11は、解答欄54と対応付けて、当該解答欄54の入力形式に応じた正答データのほか、設問の配点、問題番号、問題文、解答欄54の種類(入力形式)等の各種情報をドキュメントファイルに格納する。
制御部11は、ドキュメントファイルを閉じる所定の終了操作を受け付けたか否かを判定する(ステップS17)。終了操作を受け付けていないと判定した場合(S17:NO)、制御部11は処理をステップS12に戻す。制御部11はステップS12~S16の処理を繰り返し、新たな設問と、正答及び配点が設定された解答欄54とを順次ドキュメントに追加していく。これにより、制御部11はデジタルテストを作成する。終了操作を受け付けたと判定した場合(S17:YES)、制御部11は一連の処理を終了する。
図14は、学習者端末1bが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。図14に基づき、学習者端末1bが実行する処理内容について説明する。なお、学習者端末1bは作成者端末1aからデジタルテストに係るドキュメントファイルをすでに取得済みであるものとする。
学習者端末1bの制御部11は、作成者端末1aから取得したドキュメントファイルを開き、各設問53及び解答欄54を含むドキュメント(テスト画面)を表示する(ステップS31)。制御部11は、解答欄54への解答の入力を受け付ける(ステップS32)。上述の如く、各設問に対する入力方法は解答欄54の種類に応じて異なる。解答欄54が自由回答欄541である場合、制御部11は、キーボードによる文字入力、電子ペンによるタッチ入力等による記述式の解答の入力を受け付ける。解答欄54が選択欄542である場合、制御部11は、各項目欄への選択入力により解答の入力を受け付ける。解答欄54がパネル解答欄543である場合、制御部11は、解答の入力を補助する補助ボタン551を含むパネル(補助入力フォーム)55を表示し、パネル55を介して解答の入力を受け付ける。
制御部11は、テスト画面に表示される終了ボタン56への操作入力の有無に応じて、解答欄54に入力された解答の採点を行うか否かを判定する(ステップS33)。採点を行わないと判定した場合(S33:NO)、制御部11は処理をステップS32に戻す。採点を行うと判定した場合(S33:YES)、制御部11は、各解答欄54と対応付けて設定されている設問情報を参照し、解答の正誤を判定する(ステップS34)。つまり制御部11は、解答欄54に入力された解答と、解答欄54に対して設定された正答とを照合する。さらに制御部11は、各解答欄54に設定されている配点を参照し、各解答の正誤に応じて採点を行う(ステップS35)。制御部11は採点結果をテスト画面上に表示する(ステップS36)。具体的に制御部11は、各設問の正誤を示すマーク57を解答欄54に重畳して表示する。また、制御部11は、正答数、誤答数、テストの点数、模範解答(正答)、配点等を併せてテスト画面に表示する。制御部11は、一連の処理を終了する。
なお、上記では実際の実施形態を想定して、作成者端末1aがテストの作成を行い、学習者端末1bがテストの実施(解答の入力、採点等)を行うこととしたが、各端末の分類は説明の便宜上のものであり、本実施の形態はこれに限定されるものではない。すなわち、テストの作成を行う情報処理装置1と、テストの実施を行う情報処理装置1は同じ装置であってもよい。各情報処理装置1、1、1…はプログラムPを実行し、テストの作成から解答の採点に至る一連の処理を行うことができる。このように、各装置の分類は便宜上のものであり、本実施の形態は一の装置において実施可能である。
また、上記で作成者端末1aは、設問53及び解答欄54の双方を同時にドキュメントに追加することとしたが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば作成者端末1aは、解答欄54のみをテンプレートに基づき追加するようにしてもよい。これにより、例えば教員が本システムを導入前にワードソフトで作成したテスト(ドキュメント)に、解答欄54を追加することで、既存のファイルを流用してデジタルテストを作成することができる。すなわち本実施の形態において、作成者端末1aは定型化された解答欄54をドキュメントに追加可能であればよく、設問53を追加する処理は行わずともよい。
また、上記で作成者端末1aは、入力画面52を介して具体的な設問内容の入力を受け付け、入力された設問をドキュメントに追加することとしたが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば作成者端末1aは、複数の設問事例(設問情報)をデータベース化して記憶しておき、当該データベースから設問事例を読み出してテンプレートに当てはめ、ドキュメントに追加することとしてもよい。また、例えば当該データベースは外部の記憶装置に保存しておき、作成者端末1aはドキュメント作成時に外部装置にアクセスして設問事例を取得し、ドキュメントに追加してもよい。このように、作成者端末1aは設問情報を取得可能であればよく、作成者端末1aにおける設問情報の入力は必須ではない。
以上より、本実施の形態1によれば、ドキュメントに解答欄54を追加することで容易にデジタルテストを作成することができる。また、解答欄54はテンプレートに従って配置されるため、適切な位置に解答欄54が追加される。また、解答欄54と対応付けて設問の正答を含む情報がドキュメントに設定されるため、解答の採点も容易である。従って、電子形式のテストの作成を支援することができる。
また、本実施の形態1によれば、解答欄54と共に設問53がドキュメントに追加することで、デジタルテストをより容易に作成することができる。
また、本実施の形態1によれば、解答欄54の入力形式に応じた正答データをドキュメントに設定する。これにより、キーボード入力、フリーハンド入力、択一選択、複数選択等、各入力形式に応じた適切な正答データを参照して、採点を行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、解答欄54に入力された解答の自動採点を行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、オブジェクト51への指定入力で簡単に解答欄54を選択し、入力画面52を呼び出すことができる。また、入力画面52で必要な設問情報を入力するだけで、簡単に解答欄54を追加することができる。
また、本実施の形態1によれば、自由解答欄541によって自由な解答の記述が可能である。
また、本実施の形態1によれば、選択欄542によって選択肢形式の設問も作成可能である。
また、本実施の形態1によれば、パネル解答欄543によって、一般的なキーボード入力、タッチ入力等では入力が困難な解答についても入力を容易とすることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、解答の自動採点だけでなく、手動入力による自己採点を行う形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
図15は、実施の形態2に係るテスト画面の一例を示す説明図である。図15は、実施の形態1における図12に対応し、採点後のテスト画面を示している。実施の形態1と同様に、学習者端末1bは終了ボタン56への操作入力を受け付けた場合、各解答欄54に関連付けて設定された正答及び配点を参照し、自動採点を行う。学習者端末1bは、採点結果をマーク57等により表示する。
本実施の形態において学習者端末1bは、解答の自動採点を行うだけでなく、学習者による解答の自己採点を受け付ける。具体的には、学習者端末1bは、各解答欄54に対する所定の操作入力を受け付けることで、当該操作入力に基づき採点結果を変更する。例えば学習者端末1bは、解答欄54に対するクリック入力、タッチ入力等の操作入力を受け付ける。
例えば学習者端末1bは、解答欄54に対する操作入力の回数に応じて、解答の正誤を変更する。具体的には、学習者端末1bは解答欄54に重畳されたマーク57へのクリック回数又はタッチ回数に応じて、解答の正誤を変更する。例えば図12で示したテスト画面において、フリーハンドで解答が入力されたため採点が保留され、三角のマーク57が重畳表示された自由解答欄541に対し、操作入力が行われた場合を考える。マーク57に対して操作入力を1回受け付けた場合、学習者端末1bは、解答の正誤に係る結果を「誤答」に切り替える。この場合に学習者端末1bは、採点結果を示すマーク57をバツ印に変更する。学習者端末1bは、マーク57に対する操作入力をさらに1回受け付けた場合、採点結果を「正答」に切り替え、マーク57をマル印に変更する。これにより、図15に示すように、フリーハンドの解答欄541における採点結果が、正しい採点結果に切り替わる。なお、さらに操作入力を1回受け付けた場合、学習者端末1bは当初の採点結果(三角のマーク57)に戻す。学習者端末1bは、上述の処理内容と連動して、テスト画面下部に示す正答数、誤答数、点数等の情報を変更する。このように学習者端末1bは、解答欄54に対する操作入力に基づき、解答の正誤を変更する。
実施の形態1で述べたように、自由解答欄541において電子ペンによりフリーハンドで解答が記述された場合、学習者端末1bは解答の自動採点を行うことができない。しかし、本実施の形態において学習者端末1bは、自由解答欄541に対する手動入力により自己採点を受け付けることができる。従って、学習者はテスト画面の右側に表示される設問の正答を参考に、自動採点が行われない解答についても自己採点を行うことができる。
なお、上記ではフリーハンド形式の自由解答欄541に対する採点操作について説明したが、他の解答欄54についても採点操作を受け付け、採点結果を変更してもよいことは勿論である。
また、上記で学習者端末1bは、自動採点が完了後に手動採点の入力を受け付けることとしたが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば自動採点に係る処理はオプションとし、全ての解答欄54に係る解答について、手動での採点操作入力を受け付けてもよい。すなわち学習者端末1bは、解答欄54に対する操作入力に基づき解答の正誤を判定することができればよい。
図16は、実施の形態2に係る学習者端末1bが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。採点結果をテスト画面上に表示する処理を実行した後(ステップS36)、学習者端末1bの制御部11は、以下の処理を実行する。
制御部11は、解答欄54に対する所定の操作入力を受け付ける(ステップS201)。当該操作は、例えば解答欄54に表示されるマーク57へのクリック操作、タッチ操作等である。制御部11は、ステップS201で受け付けた操作入力に基づき、当該解答欄54に入力された解答の採点結果を変更し、テスト画面に表示する(ステップS202)。具体的に制御部11は、解答欄54に重畳されたマーク57への操作回数に応じて、解答の正誤に係る判定結果を、正答、誤答、又は保留のいずれかに切り替える。制御部11は、変更後の採点結果をテスト画面に表示する。具体的に制御部11は、変更後の採点結果に応じたマーク57を解答欄54に表示すると共に、正答数、誤答数、点数等の採点結果を変更して表示する。制御部11は、一連の処理を終了する。
以上より、本実施の形態2によれば、解答の自動採点だけでなく、自己採点も行うことができる。
(実施の形態3)
図17は、上述した形態の情報処理装置1の動作を示す機能ブロック図である。制御部11がプログラムPを実行することにより、情報処理装置1は以下のように動作する。記憶部171は、設問に対する解答を入力するための解答欄であって、前記解答の入力形式が異なる複数種類の前記解答欄のデータを記憶する。受付部172は、前記複数種類の解答欄から、いずれかを選択する選択入力を受け付ける。取得部173は、前記設問に関する設問情報を取得する。追加部174は、前記解答欄の配置を規定する所定のテンプレートを参照して、選択された前記解答欄をドキュメントに追加する。設定部175は、追加した前記解答欄と対応付けて、前記設問情報を前記ドキュメントに設定する。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 情報処理装置
1a 作成者端末
1b 学習者端末
11 制御部
12 記憶部
P プログラム
121 解答欄DB
122 配置テーブル
13 通信部
14 表示部
15 入力部

Claims (10)

  1. 設問に対する解答を入力するための解答欄であって、前記解答の入力形式が異なる複数種類の前記解答欄から、いずれかを選択する選択入力を受け付け、
    前記設問に関する設問情報を取得し、
    前記解答欄と、該解答欄に対応する前記設問との相対的なレイアウトを設問毎に規定する所定のテンプレートであって、前記解答欄及び設問を前記レイアウトで配置するためのドキュメントの設定を規定する作成者により選択されたテンプレートに基づいて、選択された前記解答欄と、前記設問情報が示す前記設問とをドキュメントに配置すると共に、前記解答欄及び設問を配置した箇所の前記ドキュメントの設定を更新し、
    配置した前記解答欄と対応付けて、前記設問情報を前記ドキュメントに埋め込む
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記設問情報は、選択された前記解答欄のさらに詳細な入力形式と、該詳細な入力形式に応じた正答データとを含み、
    前記詳細な入力形式で前記解答を入力可能な前記解答欄を、前記ドキュメントに追加し、
    追加した前記解答欄と対応付けて、前記正答データを埋め込む
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記設問情報は、前記設問の正答データを含み、
    前記ドキュメントを表示部に表示し、
    表示した前記ドキュメントに含まれる前記解答欄への前記解答の入力を受け付け、
    前記解答欄に対して設定されている前記設問情報を参照し、前記解答の正誤を判定する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記解答が入力された後、前記解答欄に対する所定の操作入力を受け付け、
    該操作入力に基づき、前記解答の正誤を判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記複数種類の解答欄夫々を示す複数のオブジェクトを表示部に表示し、
    前記オブジェクトへの指定入力に基づき、前記解答欄の選択を受け付け、
    選択された前記解答欄に応じて入力内容が異なる入力画面を前記表示部に表示し、
    該入力画面において、前記設問情報の入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のプログラム。
  6. 一の前記解答欄は、文字入力又はタッチ入力を受け付ける記述形式の解答欄である
    ことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれか1項に記載のプログラム。
  7. 一の前記解答欄は、複数の選択肢から前記解答の選択入力を受け付ける選択肢形式の解答欄である
    ことを特徴とする請求項1~請求項6のいずれか1項に記載のプログラム。
  8. 一の前記解答欄は、前記解答の入力を補助する補助入力フォームを介して解答の入力を受け付ける解答欄であり、
    前記設問情報を取得する際、前記補助入力フォームの内容を設定する設定入力を受け付ける
    ことを特徴とする請求項1~請求項7のいずれか1項に記載のプログラム。
  9. 設問に対する解答を入力するための解答欄であって、前記解答の入力形式が異なる複数種類の前記解答欄のデータを記憶する記憶部と、
    前記複数種類の解答欄から、いずれかを選択する選択入力を受け付ける受付部と、
    前記設問に関する設問情報を取得する取得部と、
    前記解答欄と、該解答欄に対応する前記設問との相対的なレイアウトを設問毎に規定する所定のテンプレートであって、前記解答欄及び設問を前記レイアウトで配置するためのドキュメントの設定を規定する作成者により選択されたテンプレートに基づいて、選択された前記解答欄と、前記設問情報が示す前記設問とをドキュメントに配置すると共に、前記解答欄及び設問を配置した箇所の前記ドキュメントの設定を更新する更新部と、
    配置した前記解答欄と対応付けて、前記設問情報を前記ドキュメントに埋め込む設定部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  10. 設問に対する解答を入力するための解答欄であって、前記解答の入力形式が異なる複数種類の前記解答欄から、いずれかを選択する選択入力を受け付け、
    前記設問に関する設問情報を取得し、
    前記解答欄と、該解答欄に対応する前記設問との相対的なレイアウトを設問毎に規定する作成者により選択された所定のテンプレートに基づいて、選択された前記解答欄と、前記設問情報が示す前記設問とをドキュメントに配置すると共に、前記解答欄及び設問を配置した箇所の前記ドキュメントの設定を更新し、
    配置した前記解答欄と対応付けて、前記設問情報を前記ドキュメントに埋め込む
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理方法。
JP2017039348A 2017-03-02 2017-03-02 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Active JP7081080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017039348A JP7081080B2 (ja) 2017-03-02 2017-03-02 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017039348A JP7081080B2 (ja) 2017-03-02 2017-03-02 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018146667A JP2018146667A (ja) 2018-09-20
JP7081080B2 true JP7081080B2 (ja) 2022-06-07

Family

ID=63591130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017039348A Active JP7081080B2 (ja) 2017-03-02 2017-03-02 プログラム、情報処理装置及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7081080B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220130270A1 (en) * 2019-02-15 2022-04-28 Nec Corporation Grading support device, grading support system, and grading support method
JP7338210B2 (ja) * 2019-04-08 2023-09-05 大日本印刷株式会社 情報処理装置及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078468A (ja) 2003-09-02 2005-03-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 教育サポートシステム
JP2007304670A (ja) 2006-05-09 2007-11-22 Fuji Xerox Co Ltd 追記情報処理方法、追記情報処理装置、文書作成装置、およびプログラム
JP2013011705A (ja) 2011-06-29 2013-01-17 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 情報端末、情報処理方法及び教育支援システム
JP2015049615A (ja) 2013-08-30 2015-03-16 株式会社ベネッセコーポレーション 情報処理装置及びプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078468A (ja) 2003-09-02 2005-03-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 教育サポートシステム
JP2007304670A (ja) 2006-05-09 2007-11-22 Fuji Xerox Co Ltd 追記情報処理方法、追記情報処理装置、文書作成装置、およびプログラム
JP2013011705A (ja) 2011-06-29 2013-01-17 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd 情報端末、情報処理方法及び教育支援システム
JP2015049615A (ja) 2013-08-30 2015-03-16 株式会社ベネッセコーポレーション 情報処理装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018146667A (ja) 2018-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150199598A1 (en) Apparatus and Method for Grading Unstructured Documents Using Automated Field Recognition
JP5803861B2 (ja) 学習装置及び学習プログラム
US7318191B2 (en) Automated system and method for dynamically generating customized typeset question-based documents
CN108628939B (zh) 信息显示装置、信息显示方法及计算机能读取的存储介质
JP6668821B2 (ja) 教育支援装置、プログラム、及び、教育支援システム
US10957210B2 (en) Language-adapted user interfaces
JP7081080B2 (ja) プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
KR102143051B1 (ko) 문제 출제 시스템 및 그 방법
JP6988101B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
JP6957803B2 (ja) 学習支援装置
JP2009092932A (ja) 失語症練習支援装置の自動訓練システム
JP2021043241A (ja) 学習コンテンツ提供システム、学習コンテンツ提供プログラム及び、学習コンテンツ提供方法
JP2011076190A (ja) 携帯通信端末を用いた学習評価支援システム
JPH08314894A (ja) 対話的学習システム
JP7234670B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP6237753B2 (ja) 情報表示装置、サーバ及びプログラム
JP2018155808A (ja) 学習支援装置、学習支援方法及びプログラム
JP2016200844A (ja) 学習装置、プログラム、及び学習支援方法
JP2004109842A (ja) 電子辞書装置
KR102149972B1 (ko) 문제 출제 시스템 및 그 방법
JP6562057B2 (ja) 情報表示装置
JP7263777B2 (ja) 解答用紙処理装置及びプログラム
JP2006106182A (ja) 採点支援システム
JP6996084B2 (ja) 記入内容判定装置及びプログラム
JP6907570B2 (ja) 記入内容判定装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210625

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220221

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20220221

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20220228

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20220301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7081080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150