JP2005078468A - 教育サポートシステム - Google Patents

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JP2005078468A JP2003309596A JP2003309596A JP2005078468A JP 2005078468 A JP2005078468 A JP 2005078468A JP 2003309596 A JP2003309596 A JP 2003309596A JP 2003309596 A JP2003309596 A JP 2003309596A JP 2005078468 A JP2005078468 A JP 2005078468A
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Atsushi Futamura
敦 二村
Hideaki Emoto
英晃 江本
Akiyoshi Kimura
明美 木村
Osamu Nagano
修 長野
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Abstract

【課題】
支援者側の専門的知見を高い自由度で受講者が修得可能とすると共に、修得後の理解度に基づいて管理者が受講者を管理可能とした教育サポートシステムを提供する。
【解決手段】
支援者側システム2とユーザー側システム3とこれらを接続するインターネット20とからなり、支援者側システム2は学習教材4と理解度チェック5の問題とを提供すると共にチェック問題5の成績評価7をレポート8し、ユーザー側システム3は学習教材4とチェック問題5の提供を受けると共にチェック問題5に対する解答を送信する受講者9の利用する機能である学習11、理解度チェック12と支援者側システム2から成績評価7のレポート8を受ける管理者10の利用する機能である成績管理15とを有する教育サポートシステム1とする。
【選択図】
図1

Description

本発明は、教育支援者サイドに蓄積された知見をネットワークを介して、いつでも、どこでも、主体的にユーザーサイドの受講者が修得可能として、当該知見を有効活用すると共に、修得後の理解度に基づいてユーザーサイドの管理者が受講者をバックアップ・管理することができるようにした教育サポートシステムに関する。
従来、学校や企業などでは、所定の時刻に受講者を一個所に集め、集中的に教育を行う集合教育が行われていた。この場合、受講者の仕事上の都合(時間的制約)、場所の都合又は人数制限上の制約で、受講ができない場合が発生している。また、講義のたびに講師の人件費が発生する。さらに、受講者のレベルもまちまちであり、講義について行けない者や講義の内容をすでに十分に学習済みの者が混在しているため、効率的な教育進行ができないという不都合があった。
一方、通信教育の場合、仕事上の都合、地理的制約、人数制限上の制約及び希望の受講テーマを受講することができないという問題は解消されるが、教育機関から学習教材が一方的に送られてくるだけであり、受講者のペース・理解度に合わせた主体的取組みができない、質問したい時に質問することができない、疑問に対して即座に回答を得ることができないといった問題が生じる。このため、受講者の学習意欲が削がれてしまい、長続きしないケースが多い。
さらに、受講後のテスト等による理解度の評価結果は、受講者自身の管理及び受講者と束縛的な関係にない教育機関の管理に委ねられており、受講者のマインドコントロールという面から見て、不十分なものであり、積極的な学習意欲をそぐという結果になっていた。
また、学習教材は、教育機関を含めた教材作成の専門業者に委ねられることが多く、学習内容のレベルとして一般的知識のレベルに留まることが多かった。すなわち、例えば、工場等における機器運転ノウハウ、製品製造ノウハウ及びメーカーサイドが独自に有し製品購入者であるユーザーサイドにのみバックアップするような製品に関する知見等の極めて専門的な学習に対応することができなかった。
さらに、ユーザーサイドには、購入製品を使用していくうちに修得した機器運転ノウハウやメンテナンスに関するノウハウ等の貴重かつ速効的な知見が内在していることが多い。このため、教育支援者サイドからのみの作成教材では、教材内容の掘り起しが不十分となることがあった。
特開平10−274919号公報 特開2003−58643号公報 特開2002−351299号公報
本発明は、上記状況に鑑みてなされたもので、教育支援者サイドに蓄積された知見をネットワークを介して、いつでも、どこでも、主体的にユーザーサイドの受講者が修得可能として、当該知見を有効活用すると共に、修得後の理解度に基づいてユーザーサイドの管理者が受講者をバックアップ・管理することができるようにした教育サポートシステムを提供することを目的とする。
本発明による教育サポートシステムの概要は、教育に必要な学習教材をネットワーク上の支援者側のサーバコンピュータ内に設置し、不特定多数のユーザー側受講者がいつでも、どこでもユーザー側に設置してあるローカルコンピュータにより、ネットワークを介して学習教材をローカルコンピュータより取得し、学習すると共に、受講後の理解度を確認する問題に対して、その解答をサーバコンピュータに返信し、サーバコンピュータ内で成績を整理・評価しユーザー側管理者に送信し、成績管理(進捗管理、分析・統計)することを特徴とする知教育サポートシステムである。
上記課題を解決する第1の発明は、
学習教材と学習後の理解度をチェックする問題とを提供すると共に、前記チェック問題の成績評価をレポートする支援者側システムと、
前記支援者側システムとネットワークにより接続され、前記学習教材と前記チェック問題の提供を受けると共に前記チェック問題に対する解答を送信する受講者の利用する機能と前記支援者側システムから前記成績評価のレポートを受ける管理者の利用する機能とを有するユーザー側システムとを有することを特徴する教育サポートシステムである。
成績評価のレポートは、ユーザー側管理者が受信する。これにより、学習後の理解度に基づいてユーザーサイドの管理者が受講者をマインドコントロールという面から管理・フォローして、積極的な学習意欲を維持させる。なお、受講者も成績評価のレポートを受信可能としても良い。自己管理を推奨するためである。
上記課題を解決する第2の発明は、
第1の発明に係る教育サポートシステムにおいて、
前記受講者の利用する機能には、前記学習教材又は前記チェック問題に関する質問又は要望を送信する機能が含まれると共に、前記支援者側システムには、前記質問又は要望を受信し回答する機能が含まれることを特徴とする教育サポートシステムである。
これにより、受講者が、質問したい時に質問することができない、疑問に対して即座に回答を得ることができないといった問題を解決する。受講者の質問のみならず、要望をも回収することにより受講者を含めユーザー側の満足度を高める。この結果、受講者の学習意欲が維持し、受講を長続きさせることができる。
上記課題を解決する第3の発明は、
第2の発明に係る教育サポートシステムにおいて、
前記支援者側システムには、前記受講者の質問又は要望を前記管理者にレポートする機能が含まれることを特徴とする教育サポートシステムである。
上記課題を解決する第4の発明は、
第2又は第3の発明に係る教育サポートシステムにおいて、
前記質問又は要望及び回答の送受信は、電子メールシステム又はBBSシステムによることを特徴とする教育サポートシステムである。
上記課題を解決する第5の発明は、
第1ないし第4のいずれかの発明に係る教育サポートシステムにおいて、
前記管理者の利用する機能には、前記学習教材又は前記チェック問題を作成又は修正する機能が含まれることを特徴とする教育サポートシステムである。
これにより、購入製品を使用していくうちに修得するような、機器運転ノウハウやメンテナンスに関するノウハウ等のユーザーサイドの貴重かつ速効的な知見を教材内容とすることができ、効果的な教育サポートシステムを構築する。
上記課題を解決する第6の発明は、
第1ないし第5のいずれかの発明に係る教育サポートシステムにおいて、
前記支援者側システムは、前記受講者をID記号により認識することを特徴とする教育サポートシステムである。
これにより、受講者の受講成績等のプライベートな個人情報を保護する。
上記課題を解決する第7の発明は、
第1ないし第6のいずれかの発明に係る教育サポートシステムにおいて、
前記受講者が前記学習教材又は前記チェック問題の提供を受ける際に、前記管理者から発行されたID記号及びパスワードを必要とすることを特徴とする教育サポートシステムである。
ユーザーID及びパスワードによるログイン認証を行うシステムを用いることにより、学習教材をインターネット等のネットワーク上に掲載するにあたって、重要なノウハウを含む学習教材を第三者により不正に入手されないようにする。また、管理者が受講者の受講をコントロールできるようにする。
上記課題を解決する第8の発明は、
第1ないし第7のいずれかの発明に係る教育サポートシステムにおいて、
前記支援者側システムを使用する者は、製品製造メーカーであり、
前記ユーザー側システムを使用する者は、当該製造品を購入して使用する会社であることを特徴とする教育サポートシステムである。
これにより、例えば、工場等における機器運転ノウハウ、製品製造ノウハウ及びメーカーサイドが独自に有し製品購入者であるユーザーサイドにのみバックアップするような製品に関する知見等の極めて専門的な学習に対応する。
上記課題を解決する第9の発明は、
第1ないし第7のいずれかの発明に係る教育サポートシステムにおいて、
前記支援者側システムを使用する者は、発電機の製造会社であり、
前記ユーザー側システムを使用する者は、当該発電機を購入して使用する電力会社であることを特徴とする教育サポートシステムである。
本発明によれば、教育支援者サイドに蓄積された知見をネットワークを介して、いつでも、どこでも、主体的にユーザーサイドの受講者が修得可能として、当該知見を有効活用することができる。
また、修得後の理解度に基づいてユーザーサイドの管理者が受講者をバックアップ・管理することができるようになる。この結果、受講者をマインドコントロールという面から管理・フォローすることが可能となり、積極的な学習意欲を維持させることが可能となる。
また、例えば、工場等における機器運転ノウハウ、製品製造ノウハウ及びメーカーサイドが独自に有し製品購入者であるユーザーサイドにのみバックアップするような製品に関する知見等の極めて専門的な学習に対応することが可能となる。
さらに、購入製品を使用していくうちに修得するような、機器運転ノウハウやメンテナンスに関するノウハウ等のユーザーサイドの貴重かつ速効的な知見を教材内容とすることができ、効果的な教育サポートシステムを構築することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて例示的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る教育サポートシステムの全体構成図である。
同図に示すように、教育サポートシステム1は、支援者側システム2と、ユーザー側システム3と、支援者側システム2とユーザー側システム3とを結ぶインターネット20等のネットワーク環境とから構成される。
支援者側システム2は、教育環境を支援する側が使用するシステムである。教育環境を支援する側とは、例えば、ガスタービン等の発電機を製造し電力会社等へ納品する製造会社である。一方、ユーザー側システム3は、教育環境を提供してもらう側が使用するシステムである。教育環境を提供してもらう側とは、例えば、ガスタービン等の発電機を製造するメーカーサイドから製造製品を購入する電力会社である。
したがって、支援者側(メーカーサイド)がユーザー側へ提供する教育内容としては、例えば、発電機等の製造製品に関する運転上のノウハウや支援者側が独自に有し製品購入者であるユーザー側にのみバックアップするような製品に関する極めて専門的な知見等が考えられる。
また、ユーザー側システム3は、受講者9が利用可能なシステムと、管理者10が利用可能なシステムとに分かれる。受講者9は、例えば、ユーザー側が支援者側から購入した発電機等の製造製品を用いて、研究・開発や機器運転を行う者であり、当該製品に関する知見を直接的に必要とする者である。
一方、管理者10は、例えば、受講者9を業務推進の面から教育する者であり、教育結果によっては受講者9に対して更なる教育を指示したり、受講者9の能力に合わせて適任な部署への配置転換を指示したりする者である。したがって、ユーザー側の管理者10と受講者9との間には、一定の命令をする者と、この命令を受けて従う者という関係がある。
支援者側システム2は、主としてサーバコンピュータから構成され、当該サーバコンピュータには、ユーザー側に提供する学習教材4と、受講者9の受講内容の理解度をチェックする理解度チェック5と、受講者9からの受講内容に関する質問の受付及び回答の送信をするQ&A窓口6と、理解度チェック5の結果及びQ&A窓口6が受付けた質問内容を整理する受講成績・履歴7と、当該受講成績・履歴7を管理者10にレポートするレポーティング機能8とが設けられている。
受講者9は、ユーザー側システム3における学習11と理解度チェック12とQ&A13の機能を利用することができる。
学習11の機能を利用することにより、インターネット20を介して、支援者側システム2に格納された学習教材4をWeb参照17して、学習講座を受けることができる。また、理解度チェック12の機能を利用することにより、支援者側システム2に格納された理解度チェック5の問題を解き、受講により修得した知見を確認することができる。さらに、Q&A13の機能を利用することにより、支援者側システム2に設けられたQ&A窓口6に対して、受講中または受講後に生じた疑問点等を電子メール18等により質問すると共に、当該質問に対する回答を得ることができる。
管理者10は、ユーザー側システム3における運用管理14と成績管理15と教材作成16の機能を利用することができる。
運用管理14の機能を利用することにより、受講者9の教育システム利用に関する全般的な管理を行うことができる。また、成績管理15の機能を利用することにより、支援者側システム2からレポートされた受講成績・履歴7を管理すると共に、受講成績・履歴7を基礎として受講者9の再教育及び人事評価等を行うことができる。更に、教材作成16の機能を利用することにより、ユーザー側が独自に有する知見を学習教材又はチェック問題として、支援者側システム2に格納された学習教材4又は理解度チェック5の問題に反映させることができる。
以下、図面に基づいて、上記各機能を詳細に説明する。
<学習機能>
図2は、支援者側システム2に格納された学習教材4を表示した画面の一例を示す図である。受講者9は、インターネット20を介したWeb参照17により学習11の機能を利用し、多数の学習講座が用意された学習教材4の中から受講を希望する学習教材を選択することにより、使用製品に関するより深い知見等を修得することができる。
すなわち、受講者9は、同図(a)に示すように「タービンプラント学習教材」に含まれる複数の学習講座の中から、選択ボタン21により希望する学習講座を選択する。選択ボタン21の中で、例えば「C/C GT編[日本語版]」を選択すると、同図(b)に示す画面が表示される。以降、動画と音声による学習ソフトが起動し、「コンバインドサイクルプラント」の学習講座がスタートする。
提供する学習教材としては、同図(a)に示す「タービンプラント学習教材」は一例であり、その他、「水力発電プラント」「火力発電プラント」等の様々なジャンルの学習教材を併設することが可能である。特に、支援者側(メーカーサイド)の製造製品に関する独自の運転・製造ノウハウ、メンテナンス情報等を学習教材とすることにより、一般の教育機関では提供が難しい学習講座を提供することが可能となると共に、ユーザー側に対するアフターサービスとしての役割も果たすことができる。
ここで、受講者9が学習11の機能を利用するに当たって、インターネット20という便利なネットワーク環境を利用した例を示した。したがって、ネットワーク環境さえ整っていれば、受講者9が最も必要とする学習講座を、時間や場所に拘束されず、受講者9自身のペースで受講することができることになる。
一方、学習教材4をインターネット20上に掲載するにあたって、重要なノウハウを含む学習教材4を第三者により不正に入手されないようにするため、セキュリティーに配慮すると共に、ユーザーID及びパスワードによるログイン認証を行うシステムとすることが好ましい。
学習教材4としては、上述するように種々のジャンルのものを用意することができるが、受講者9個人のレベルでは、業務と直接関係ない学習教材4も多い場合がある。このため、管理者10は、運用管理14の機能を利用して、予め受講者9から受講の申請を受けることにより受講を許すか否かをコントロールすることができる。受講を許可する場合には、受講の際に必要なユーザーID及び受講パスワードを受講者9に発行し、受講許否のコントロールに利用すると共に、上記不正入手に対するログイン認証に利用することができる。
<理解度チェック機能>
図3及び図4は、支援者側システム2に格納された理解度チェック5を表示した画面の一例を示す図である。図3には理解度チェック5の問題のジャンル選択画面を、図4にはジャンル選択後の問題画面(a)及び解答画面(b)を示してある。
受講者9は、インターネット20を介したWeb参照17により理解度チェック12の機能を利用し、学習教材4に対応する多数の理解度チェックの問題の中から受講した学習講座の問題を選択することにより、学習教材4を受講した後の理解度をチェックすることができる。
すなわち、理解度チェック5から出題ジャンルの一覧表が送信され、図3に示すように、受講者9は学習教材4に対応する多数の理解度チェックの問題である「プラント全般」、「盤設計」、「MOD−BUS」等のジャンルの中からチェック欄221〜225にチェックすることにより、受講した学習講座のチェック問題を選択する。
理解度チェック5から送信されるチェック問題の形式としては、例えば、正誤問題、選択問題又は穴埋め問題等の問題形式が考えられる。図4(a)には、例示的に正誤問題形式の表示画面を示している。受講者9は、画面に表示された問題に対する解答を解答欄23にチェックして、出題される全問に解答していく。
受講者9が全問を解答すると、理解度チェック12の機能により回答データが支援者側システム2に送信され、理解度チェック5により答え合わせが行われた後、受講成績及び受講履歴7として支援者側のシステム2において管理される。更に、結果が、図4(b)に示すように、解答画面として表示される。
同図に示すように、解答欄24には自己の解答が表示され、これに対して正解25が表示される。コメント欄26には、解答に関する簡単なコメントが表示され、採点欄27には、解答欄24と正解25との対比に基づいて採点結果が表示される。
背景欄28には、問題の解説や出題の背景、関連するマメ知識等が表示される。また、目安としての評点も表示されるようになっている。更に、用語説明の機能、用語の検索画面へのリンク等が表示されていることが好ましく、これらの付加的表示により、更に理解を深めることができるようになっている。
理解度チェック12の機能としては、自己学習を想定した「勉強モード」と、チェック結果が成績として記録される「テストモード」とが用意されている。これにより、「勉強モード」を選択して、学習11の機能の延長として理解を深めることができると共に、「テストモード」を選択して、受講後の成績を管理者10に示し、受講者9自身の評価や教育方針の最適化等に利用してもらうことができる。
理解度チェック12の機能を利用する際には、上記学習11の機能の利用と同様に、ユーザーID及びパスワードを受講者9に発行するシステムとすることが好ましい。これは、チェック問題も学習教材4と同様に重要なノウハウを含むことが多く、不正入手に対するセキュリティーを高める必要があるためと、管理者10が受講成績を管理する必要があるためである。
なお、受講者9が問題の位置や選択肢の記号等で正解を覚えてしまわないように、実行するごとに問題の出題順と選択肢はランダムに変化するようにしてもよい。また、受講者9全員の今までの回答データを基にして、問題ごとに難易度を認定して表示し、学習の目安となるようにしてもよい。
更に、理解度チェックを何度か行なっていく上で、今までに間違えた問題を受講者9の個人情報として記録しておき、不出来の問題やジャンルを中心にして、次回のチェック問題を選定するようにしてもよい。このサイクルを複数回行うことにより、受講者9の不得意分野の克服を支援することができる。
<Q&A機能>
Q&A13の機能とは、学習11又は理解度チェック12を利用した際に生じた受講者9側の疑問・質問を電子メール18等の形で送信し、この送信された疑問・質問に対して電子メール18等で回答する機能である。
受講者9の疑問・質問を専任の窓口担当者が受付・回答する場合と、回答できないときは、より専門的知識を有する技術担当者がバックアップ・支援し回答する場合がある。Q&A13の機能を利用することで、受講者9は疑問・質問に対する回答を即時に得ることが可能である。例えば、Q&A13の画面を開くと、電子メール等による通信機能(電子メール用アプリケーションソフトウエア)が起動し、電子メール等の送受信が行える状態になる。
疑問・質問の送信及びこれに対する回答の受信方法として、いわゆるBBS(Bulletin Board System)と呼ばれている電子掲示板システムを利用するようにしても良い。このBBSシステムを利用すれば、受講者9全体に対する疑問・質問の掲示作業を行うことができ、逆に、他人が掲示した疑問・質問及びこれに対する回答を閲覧することができる。このように、電子掲示板の情報は受講者9の全員がそれぞれの場所から閲覧が可能なため、他の受講者9からの更なる質問、或いは回答などの書き込みを行うことで、相互学習が可能となり、受講者9同士のレベルアップを図ることができる。
Q&A窓口6に送信された受講者9の疑問・質問は、受講成績・履歴7にて受講者9ごと(又は学習講座ごと等でも良い)に整理され、資料の一部となる。管理者10は当該資料をより最適な教育環境を構築する参考資料とすることができる。したがって、Q&A13の機能においては、学習教材4や理解度チェック5の問題に対する要望等も募集できるようにして、当該要望等に基づいた学習教材4や理解度チェック5の問題を作成するようにしてもよい。
<レポーティング機能>
レポーティング機能8は、上述するように、受講者9から得られ、整理された受講成績・履歴7を電子ファイル19とし、定期的に又は受講があるごとに、管理者10にレポートする機能である。管理者10は、当該レポートされた情報を基に、成績管理15及び教材作成16、場合によっては運用管理14(受講のコントロール)を行う。
図5は、レポーティング機能8により送信される受講成績・履歴7を成績管理15にて処理し、表示した成績表示画面の一例を示す図である。同図に示すように、受講者9が学習11及び理解度チェック12を利用する際に管理者10が発行したユーザーIDとこれに対応するユーザー名と共に、受講した学習講座、チェック問題、チェック問題の成績及び実施日等が画面表示されるようになっている。
詳細成績表示30は、より詳細な成績を表示するためのボタンである。例えば、詳細成績表示30のボタンを押すことにより、図6に示すように、学習講座、ジャンル(項目311〜316)別に能力評価グラフとすることなどが考えられる。
管理者10は、これらの成績管理15に基づいて、受講者9の再教育及び人事評価等を行うことができる。また、管理者10と受講者9との間には、一定の命令をする者と、この命令を受けて従う者という関係があるため、受講者9をマインドコントロールという面からもフォローすることが可能となり、積極的な学習意欲を維持させることが可能となる。
なお、受講者9による学習11、理解度チェック12及びQ&A13の機能の利用は、ユーザーIDによる認識のみで行われ、受講者9の実名を必要とはしない。したがって、レポーティング機能8により送信される電子ファイル情報19にも受講者9の実名は含まれない。これは、支援者側にとっては、受講者9の受講成績等はプライベートな個人情報であり、また、支援者側はユーザーIDによる管理のみでシステムを構築することができるからである。
<運用管理機能>
運用管理14の機能とは、受講者9の教育システム利用に関する全般的な管理を行う機能である。例えば、受講者管理としては、受講者情報の登録、受講者単位の対象学習講座の設定、学習講座の受講率・理解度成績の管理等を行い、学習講座管理としては、学習講座間の関連設定、必須の学習講座の設定、学習講座の受講率の把握等を行い、受講管理としては、受講計画の設定、受講申請・承認管理、未受講者のフォローアップ等を行うことが考えられる。
<教材作成機能>
管理者10は、教材作成16の機能を利用することにより、ユーザー側が独自に有する知見又は受講者9の受講経験に基づく要望等を、支援者側システム2に格納された学習教材4又は理解度チェック5の問題に反映させることができる。図7は、理解度チェック5の問題を作成する画面の一例を示す図である。
理解度チェック5の問題作成は、Web画面上の簡単な操作で作成することが可能であり、同図に示すように、ジャンル番号入力欄41には学習講座のジャンルを番号化したものを入力し、チェック項目入力欄42には本問題でチェックしたい項目を入力し、問題文入力欄43にはユーザー側が独自に作成した問題文を入力し、解答欄44には問題文に対する解答を入力する。
解答欄44は、問題形式により解答方法が異なるため、選択問題ならば441の欄にチェックし、正誤問題ならば442の欄にチェックする。欄443は選択肢入力欄であり、選択問題に対する正解の選択肢と間違いの選択肢を入力すると共に正解の選択肢にチェック表示をする。また、欄445は正誤解答入力欄であり、正誤問題の問題文が正解ならば「正」、間違いならば「誤」にチェック表示をする。
さらに、画像添付欄444は、問題の参考となるような写真・アニメ画像を添付するための欄であり、コメント欄446は問題文及び解答に関するコメントを入力する欄である。なお、同図には示していないが、穴あき問題を作成する欄も同様にして表示することができる。
背景入力欄45には、問題の解説や出題の背景、関連するマメ知識等を入力する。また、関連ホームページ入力欄46には、本問題の参考となるWebサイトがある場合に、当該Webサイトのページ名称をページ名称欄461に、URLをURL欄462に入力する。作成者入力欄47には本問題の作成者を、作成日入力欄48には本問題の作成日を入力する。所定の入力を終えた後に、登録ボタン49を押すことにより、作成した問題を理解度チェック5の問題として登録することができる。
<その他の機能>
以上述べた機能のほかに、例えば、ヘルプ機能、FAQ機能等を備えても良い。ヘルプ機能とは、講座受講、チェック問題解答又はQ&A機能利用のための操作説明を閲覧するための機能であり、受講者が、ヘルプボタンをクリックすると、画面に受講のための操作説明が提示されるようになる。具体的には、支援者側システム内にヘルプ用のWebページを用意しておき、ヘルプボタンがクリックされると、このヘルプ用のWebページへのリンクが起動されるようにしておけばよい。
また、FAQ(Frequently Asked Question)機能とは、受講に関する質疑応答例を閲覧するための機能であり、受講者が、FAQボタンをクリックすると、画面に受講に関する質疑応答例が提示されるようになる。具体的には、支援者側システム内にFAQ情報提示用のWebページを用意しておき、FAQボタンがクリックされると、このFAQ情報提示用のWebページへのリンクが起動されるようにしておけばよい。
以上、本発明に係る実施形態を詳細に説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、支援者側システム2を使用する教育環境を支援する側と、ユーザー側システム3を使用する教育環境を提供してもらう側の組み合わせとしては、発電機の製造会社と当該発電機を購入する電力会社との組み合わせの他に、自動車部品メーカーと当該部品を購入する自動車メーカー、分析機器製造メーカーと当該分析機器を購入して研究開発をするメーカー等、広く一般に製造メーカーと当該製造品を購入して使用する会社との組み合わせが考えられる。
また、自動車メーカーと当該自動車を販売するディーラー(販売営業を行う者が自動車に関する知識を習得する教育システム)、戦闘機・戦車等の兵器製造会社と当該兵器を購入する自衛隊・軍等の国家機関(兵器を使用する者が兵器に関する知識を習得する教育システム)等の組み合わせも考えられる。
また、受講者の受講意欲を沸き立たせ、1つの講座が修了した実感を与えるためには、受講修了証等を発行することが有効である。本発明のようなネットワークを用いた教育システムの場合、予め個々の講座ごとにそれぞれ修了条件を設定しておき、支援者側システム又は管理者から、この修了条件を満たした受講者に対して、例えば電子メール等により受講修了証を送信するようにすると効果的である。
本発明の実施形態に係る教育サポートシステムの全体構成図である。 支援者側システムに格納された学習教材を表示した画面の一例である。 理解度チェックの問題のジャンル選択画面の一例を示す図である。 問題画面(同図(a))及び解答画面(同図(b))の一例を示す図である。 成績表示画面の一例を示す図である。 成績表示画面の一例を示す図である。 理解度チェックの問題を作成する画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 教育サポートシステム
2 支援者側システム
3 ユーザー側システム
4 学習教材
5 理解度チェック
6 Q&A窓口
7 受講成績・履歴
8 レポーティング機能
9 受講者
10 管理者
11 学習
12 理解度チェック
13 Q&A
14 運用管理
15 成績管理
16 教材作成
17 Web参照
18 電子メール・掲示板・ファックス
19 レポートファイル
20 インターネット
21 選択ボタン
22 チェック欄
23 解答欄
24 自己の解答
25 正解
26 コメント欄
27 採点欄
28 背景欄
30 詳細成績表示ボタン
31 評価項目
32 現状成績
33 目標成績
41 ジャンル番号入力欄
42 チェック項目入力欄
43 問題文入力欄
44 解答欄
441 選択問題欄
442 正誤問題欄
443 選択肢入力欄
444 画像添付欄
445 正誤解答入力欄
446 コメント入力欄
45 背景入力欄
46 関連ホームページ入力欄
461 ページ名称欄
462 URL欄
47 作成者入力欄
48 作成日入力欄
49 登録ボタン

Claims (9)

  1. 学習教材と学習後の理解度をチェックする問題とを提供すると共に、前記チェック問題の成績評価をレポートする支援者側システムと、
    前記支援者側システムとネットワークにより接続され、前記学習教材と前記チェック問題の提供を受けると共に前記チェック問題に対する解答を送信する受講者の利用する機能と前記支援者側システムから前記成績評価のレポートを受ける管理者の利用する機能とを有するユーザー側システムとを有することを特徴する教育サポートシステム。
  2. 請求項1に記載する教育サポートシステムにおいて、
    前記受講者の利用する機能には、前記学習教材又は前記チェック問題に関する質問又は要望を送信する機能が含まれると共に、前記支援者側システムには、前記質問又は要望を受信し回答する機能が含まれることを特徴とする教育サポートシステム。
  3. 請求項2に記載する教育サポートシステムにおいて、
    前記支援者側システムには、前記受講者の質問又は要望を前記管理者にレポートする機能が含まれることを特徴とする教育サポートシステム。
  4. 請求項2又は3に記載する教育サポートシステムにおいて、
    前記質問又は要望及び回答の送受信は、電子メールシステム又はBBSシステムによることを特徴とする教育サポートシステム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載する教育サポートシステムにおいて、前記管理者の利用する機能には、前記学習教材又は前記チェック問題を作成又は修正する機能が含まれることを特徴とする教育サポートシステム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載する教育サポートシステムにおいて、前記支援者側システムは、前記受講者をID記号により認識することを特徴とする教育サポートシステム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載する教育サポートシステムにおいて、前記受講者が前記学習教材又は前記チェック問題の提供を受ける際に、前記管理者から発行されたID記号及びパスワードを必要とすることを特徴とする教育サポートシステム。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載する教育サポートシステムにおいて、
    前記支援者側システムを使用する者は、製品製造メーカーであり、
    前記ユーザー側システムを使用する者は、当該製造品を購入して使用する会社であることを特徴とする教育サポートシステム。
  9. 請求項1ないし7のいずれかに記載する教育サポートシステムにおいて、
    前記支援者側システムを使用する者は、発電機の製造会社であり、
    前記ユーザー側システムを使用する者は、当該発電機を購入して使用する電力会社であることを特徴とする教育サポートシステム。
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