JP2007114769A - 看護技術デジタル学習システム - Google Patents

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Abstract

【課題】看護問題解決能力を育成するための看護実践事例学習用eラーニング教材を提供するとともに、学内教育および看護教育特有の体験型学習機会である臨地実習において、看護学生が、いつでも、どこでも、簡単にeラーニングで自己学習できるユビキタス・オン・デマンド学習支援環境を構築する。
【解決手段】コンピュータを利用した看護技術の学習システムであって、前記コンピュータの画面に、看護に関する情報を含むコンテンツを掲載する機能と、学習者が前記コンテンツが掲載された画面を操作して、内容を閲覧可能とし、該当箇所に関する質問事項と学習者回答とを併記する出力読み込み機能と、指導教師用アクセス機能及びレポート収集機能と、指導教師が各学習者の学習過程を分析する分析処理機能と、少なくとも前記学習者回答または前記コンテンツを記録して残す記録機能と、を備えることを特徴とする看護技術デジタル学習システム。
【選択図】図1

Description

本発明は、看護問題解決能力を育成するための看護実践事例学習用eラーニング学習システムに関するものである。
看護職を取り巻く環境と、医療の高度化・複雑化、患者ニーズの多様化、高度情報化が進む中、看護教育機関に対し、高度な看護実践能力を備えた看護専門職の育成が求められている。また、看護学生が専門課程、大学での短い期間で習得すべき内容も、非常に広範囲で膨大な量となり、社会的ニーズに対応するために学生が効率的、効果的に学習可能な支援ソフトを提供していく必要がある。高度な看護実践能力とは、患者の状況を的確に把握・分析し、適切な看護を実践できる能力のことであり、看護実践事例学習による問題解決能力トレーニングが有効であるが、良質な教材が少ないのが現状である。また、看護教育では学内での学習活動に加え、臨地実習等の学外活動がカリキュラムの中に組み込まれている。これらを踏まえて、実践していく必要がある。
一般的な教材提供システムに関しては、ウエブページを利用したeラーニングは多数紹介されている(特許文献1及び特許文献2を参照)が、いずれも指導者から学習者への一方通行の教育が多く、どの程度のレベルにあるか、質問に対する的確な回答を得ないまま終わってしまうことがあり、また、臨地学習の多い看護に関する教材としては、効果には図りがたいものがあった。また、看護の基礎技術についてのパソコンによる教材がある(非特許文献1を参照)。更に、医学的には医療的見地からコンピュータを利用した医療情報ポータルシステムのものがある(特許文献3を参照)。
特開2002−229424号公報 特開2001−350398号公報 特開2005−521150号公報 「パソコンで見る看護基礎技術」(掛橋、真嶋、奥山共著、医学書院発行)
本発明では、上記非特許文献1を踏まえて、看護問題解決能力を育成するための看護実践事例学習用eラーニング教材を開発するとともに、学内教育および看護教育特有の体験型学習機会である臨地実習において、看護学生が、いつでも、どこでも、簡単に、eラーニングで自己学習できるユビキタス・オン・デマンド学習支援環境を構築し、これらにより、4年間の学内外での学習機会を通じて、看護問題解決能力を主体的かつ効果的に獲得できるよう支援し、高度な看護実践能力を備えた人材を育成することにある。
本発明は、ユビキタス・オン・デマンド学習支援環境では、学生が課題に直面した際、学習管理機能を備えたUniversal Serial Bus(以下、USB)メモリ活用型eラーニングツール(USB学習帳)をパソコンに装着するだけで、課題解決に必要な知識をデジタル看護辞典(ハードディスク(HD)内蔵携帯型マルチメデイア端末)に取込み、活用できる。教員・学生間の連絡手段には携帯電話活用型環境を整備し、簡単に利用できる学習支援環境をめざす。
本発明の第1の解決手段としては、コンピュータを利用した看護技術の学習システムであって、前記コンピュータの画面に、看護に関する情報を含むコンテンツを掲載する機能と、学習者が前記コンテンツが掲載された画面を操作して、内容を閲覧可能とし、該当箇所に関する質問事項と学習者回答とを併記する出力読み込み機能と、指導教師用アクセス機能及びレポート収集機能と、指導教師が各学習者の学習過程を分析する分析処理機能と、少なくとも前記学習者回答または前記コンテンツを記録して残す記録機能と、を備えることを特徴とする看護技術デジタル学習システムを提供する。
なお、本発明における「コンピュータ」とは、パーソナルコンピュータ(以下、パソコン)、携帯端末、携帯電話、ゲーム機など、ソフトウェアを追加・変更することで、種々の機能を向上させることのできる機器を包含する。また、「看護に関する情報」とは、看護に関係する全般の知識であって、例えば、患者の情報、病気、医薬品及び医療機器等の知識・使用方法や、患者に対する扱い等の手法、処置のノウハウなどを意味する。
ここで、前記学習者は、前記コンテンツの一部を携行可能な記録媒体に記録しても良い。すなわち、各学習者が、前記のコンテンツの一部を、携行可能な記録媒体に書き込み、この記録媒体を各人の「学習帳」として保管することにより、これらのコンテンツを自分流の看護技術デジタル辞典として、要望に応じていつでもどこでも(ユビキタス・オン・デマンド)活用することができる。なお、携行が容易な記録媒体の例としては、ノートパソコン、外付けタイプのハードディスク(HD)や、フラッシュ型メモリ、フレキシブルディスク、CD±R,DVD±Rなどの書き換え可能なメディア等を挙げることができる。
また、前記記録媒体としては、USB接続型のフラッシュメモリ(USBメモリ)を用いることが好ましい。USBメモリは携行(携帯)が容易であるとともに、このUSBメモリを各人の私的な「学習帳」として利用することにより、学習記録を再現して復習することが容易となる。
なお、前記コンテンツを操作・閲覧するコンピュータに搭載するソフトウェアには、暗号化と復合化の機能を持たせ、情報の安全化(セキュリティの向上)を図ることが望ましい。
次に、本発明の看護技術デジタル学習システムは、通信回線を介した外部機器による前記コンテンツへのアクセスが可能であることを特徴とする。この構成によって、臨地学習等を行う場合においても、通信回線(インターネット)に接続されたパソコンや携帯電話など、通信機能を有する外部機器を通じて、前記看護技術デジタル学習システムにアクセスできるルートを確保することができる。従って、本発明の看護技術デジタル学習システムは、いつでも、どこからでもアクセスすることが可能になる。
なお、前記コンテンツへのアクセスする外部機器として、ビュアー機能を有する機器を用いることができる。この場合、必ずしもパソコン機能が無くても利用することができる。
また、前記コンテンツへのアクセスする外部機器として、チャット機能を有する機器を用いることもできる。この場合、学習者の精神的なケアーが可能である。
また、前記学習システムに、ウェブブラウザで表示することのできる掲示板機能を備え、「ヘルプデスク」として利用しても良い。この掲示板機能により、学習者の質問・疑問に素早く応答することが可能となる。
また、前記学習出力読み込み機能に、他者回答も併記できる機能を設定することにより、多面的な学習・検討を行うことができるようになる。
次に、本発明の看護技術デジタル学習システムにおいては、前記コンテンツが掲載された画面には、少なくとも事例把握ステップ、事例分析ステップ、事例評価ステップの3つが現れるように構成した。
また、本発明の看護技術デジタル学習システムは、コンテンツの内容項目毎に、個々のビジュアルアイコンを画面に表示させ、目的の内容に素早くアクセスできるようにした。更に、前記ビジュアルアイコンとして、看護技術の絵文字を用いても良い。
また、本発明の看護技術デジタル学習システムの分析処理機能に、統計的処理と質的処理を備えることにより、分析がすぐにでき、対応が取り易くなる。
また、本発明の看護技術デジタル学習システムに、指導教師が各学習者のパソコンに判定表示を送る機能を備えることによって、学習者の疑問や質問等に対するアフターケア(あるいはフォローアップ)を、素早くかつ綿密に行うことができるようになる。
本発明によると、学習者は、WWWブラウザを使ってこのコンテンツにアクセスし,順を追って学習するだけでなく,個人のペースに合わせて自由に学習する事項を決定することができる。また、違う項目からでも共通の単元にリンクをはることにより、複数回のアクセスによって繰り返し学習が可能となっている。
図1は、本発明1実施例における学内教習eラーニングシステム(看護技術デジタル学習システム)の概略図を示し、(a)は学内での教習の場合、(b)は教材を実地に利用する場合の例を示す。
教室において、サーバ1を学内LAN2にて各学習者パソコン3、4、5、6、7に接続し、指導教師用パソコン8は学内LANにより、各学習者のパソコンにアクセスできる。サーバ1には教材となる看護技術コンテンツが搭載されており、学内LANでアクセスできる。また、教師用パソコンからもコンテンツを送ることができる。また、インターネット9を通じて必要に応じて、外部の医学辞書や看護関係ニュースなどの取得もできる。このように看護技術についてビジュアルな学習が可能である。
一方、臨地学習のためにその場所でのノートパソコン10を備え、インターネットを通じて看護技術コンテンツにアクセスできるようにし、場合によっては、このノートパソコン10には看護技術コンテンツを内蔵したCD−ROM11やUSB学習帳12を利用することができる。
各学習者パソコン3〜7、指導教師用パソコン8、ノートパソコン10は、それぞれサーバ1にアクセスすること、または、それぞれのパソコン等に備えられた記憶領域や記録メディアにアクセスすることで、保存されているコンテンツを掲載(表示)する機能を備えており、学習者がこのコンテンツが表示された画面を各パソコン等に備わるキーボードやマウスあるいはペン入力装置等で操作することで、コンテンツの内容を表示・閲覧することができる。
このコンテンツが表示された画面の一部には、看護教育に関する質問事項を表示する画面があり、また、それぞれのパソコンには、キーボード等の入力機器によってテキストデータを入力することが可能となっている。また、学習者が前記質問の回答や学習経過のレポートを入力することで、前記質問事項とその回答とを併記して、コンテンツが表示された画面に表示する出力読み込み機能を備えている。
なお、学習者が質問の回答や学習経過のレポートを入力したデータは、サーバ1または各学習者パソコン3〜7の記憶領域に保存されている。指導教師用パソコン8またはサーバ1は、これらサーバ1または各学習者パソコン3〜7にアクセスする指導教師用アクセス機能を備え、学習者が入力したレポートまたは回答等の学習履歴・学習状況のデータを収集するレポート収集機能を備えている。
更に、指導教師用パソコン8またはサーバ1には、収集されたデータを基に、学習者がどの質問まで回答しているのかの進捗状況や、その回答結果の表示、正誤率の算定等の学習過程を分析する分析処理機能を備えている。また、サーバ1または指導教師用パソコン8には、上記学習者が入力した回答やレポート、指導教師が分析した結果等を、記録として保存する記録機能を備えている。
なお、記録機能では、少なくともコンテンツに含まれる質問に対して、各学習者が入力した回答が記録されるが、これに加え、学習者が入力したレポート、指導教師が分析した学習者の学習過程分析結果、コンテンツ等の一部または全部を画像データ、テキストデータまたはこれらを保存用データ形式に変換して、サーバ1または指導教師用パソコン9、各学習者用パソコン3、4、5、6、7のハードディスク等の記憶装置またはCD±R、USBメモリ等の記録メディアに記録する。
また、上記コンテンツのうち、著作権上問題のないものは、各学習者が使用する学習者用パソコン、ノートパソコン、記録メディアに記録することが可能であり、この中で各学習者が個人で所持する記録メディアに記録したものを「学習帳」、特にUSBメモリに記録したものを「USB学習帳」21と呼ぶ。USB学習帳12は各学習者が所持するとともに、学習者が使用するパソコン等に接続して、学内教習eラーニングシステムのコンテンツ画面から、または、USBメモリ内に備えられた学習帳、もしくは、別途用意した学習帳の内容を表示するソフトウェアでアクセスすることにより、表示・閲覧が可能になる。
また更に、図1(b)の例では、指導教師及び各学習者がアクセスすることのできる掲示板をヘルプデスク13としてを開設し、通信手段としては、パソコンやビュアー機能を有するPHSでもよく、さらに、携帯電話でもアクセス可能なものならよい。学習者の携帯電話14による適切な指導と心のケアーができる。
図2は、システムへの取組みの概要を示す概略図である。ユビキタス・オン・デマンド学習支援環境を示す。看護eラーニング教材サーバを通して、学習者は、USB学習帳(記録部)21により、教材のデジタル看護辞典22からの情報をダウンロードして取り込み、整理しやすい形式での書き込みを行うことができる。一方、実習における看護実践事例学習教材23を記録できる。実際の臨地研修から携帯電話(PHS)24を活用した双方向学習支援システムにアクセスできる。
図3は、eラーニングのねらいを示す概略図であり、講義31、学内実習32、臨地実習33、を通し、理解、活用、実践、各内容の研修と更なる育成用プランニングを思考するシステムを示している。
図4は、本発明に用いるeラーニング教材の概要を示し、(a)では、学習モード41は、事例の把握411、事例の分析412、事例の評価413、を示し、学習モード42は、学習サイトであり、知識学習421、スキル学習422、問題演習423、の事例を示し、(b)では、問題解決能力育成用eラーニング教材の概要を示し、この学習を通して、国家試験対策学習にも適応できる。
図5は、本発明の学習のひとつである、ヘルスアセスメント講義内容の一部であり、1から10までの題目と内容は記録媒体にあり、学習後はその内容についての理解度をチェックして次の講義の教材や内容についての理解度を統計的に把握する。テスト結果では図6に示すように、点数で表し、標準偏差で示す。
図7は、分野別テスト結果を示し、これにより、学習者の分野別理解度を判定し、補習など、または追加コメント作成にあたる。
図8は、学習の教材内容の1例であり、(a)は教材としての一般的な看護学のコンテンツの概要の例を示し、(b)は看護実践事例学習教材コンテンツ内容テーマを示す。
図9は、本発明に対する評価の一例を示し、(a)は学生による授業についての自己評価であり、(b)は使用教材についての評価である。
(実施例1)
高度な看護実践能力を備えた人材を育成するため、(1)既習知識の整理・統合、(2)看護技術の習得、(3)看護問題解決能力、の育成を目的として、システムとしての看護実践事例eラーニング教材を開発した。
(イ)既習知識の整理・統合は、図8に示すように看護基礎技術の基礎となる技術用語、医学上の衛生及び安全、医学器具の基本的な取り扱い及び保管、医療に関する基本的な法律及び行政サービス、心理学一般、などを収録し、デジタル看護辞典としてCD−ROMなどに登録記載しておく。
(ロ)看護技術の習得は、図4に示すような模擬対象者事例集として、1.事例の把握、2.事例の分析、3.事例の評価の3段階の学習段階を構成し、3つのモジュールを用意し、コンテンツとしてCD−ROMとして登録記載しておく。これらは知識学習、スキル学習、問題学習として対応するように設置することができる。
(ハ)上記は机上学習であるが、臨地実習においては、事前に学習することも大事であるが、その場その場で役立たせるためには、学習モード2の検知及び、分からない点は、ヘルプデスク(教員看護職:掲示板)による間接的な質疑応答によって再考できるという手段をとることができ、教員看護職との間で技能をより深く習熟することができる。
(ニ)これらの知識、学習はUSBメモリ学習帳に記録することにより自分流のデジタル看護辞典ともすることができる。これを携帯することにより、その日の実習に適した教材を復習し且つ学習することができる。
(ホ)上記質疑応答は記録しておき、理解度の評価手段としても統計的に処理して使用できるし、全体として次の学習に応用できる。特に、教育として質的な分析ができ、今後の計画に反映できる。質的分析としては、教師側で作成した内容におけるキーワードを用い、例えば、仕事の内容、病気の状態、緊急の度合い、などの項目について記載しているかどうか、などを分析する。
(ヘ)本学習においては、教材としてマルチメディアからの情報も適宜取り入れ可能であり、習熟度に合わせて内容を向上させることができる。
また、実施対象からの検証をすると、学校での看護教育としては、学習活動に加え、臨地実習等の学外活動がカリキュラムの中に組み込まれている。臨地実習として、1年次に1週間、2年次に2週間、3年次後期から4年次前期の1年間をかけて実施している。臨地実習では、医療スタッフとともに実際の患者に接しながら実践活動を経験できることから、看護実践能力を育成する上で非常に有効な学習機会である。しかし、実習施設は、例えば大阪府下全域にわたり、実習中に自己学習のために、大学図書センターを利用することが困難な状況である。臨地実習の質的向上を図る上で、eラーニングのような新しい学習支援環境は不可欠である。
このeラーニング学習環境は、看護教育の正規課程の中で実施し、講義・学内実習・臨地実習の学習上の問題点を見出した。これを解決するために、それぞれの学習形態の間を補完し、臨地実習を含めた学内外での学習活動の効率化と利便性の向上を図り、学生の主体的な学習態度を育成することを目的に導入した。
その結果は、情報通信技術を活用した教育実践例には、形態機能学、在宅看護学、基礎看護学などの分野でCD−ROM教材や看護技術映像の配信、などの実績があり、また、ヘルプデスク教員の教授方法の改善に関する意識は高かった。学習者からの評価もよく、本取組で開発する看護実践事例学習用eラーニング教材についても、これまでに教員が蓄積してきた紙面上の事例教材をべースに開発した内容も優れていた。
また、専門的知識や技術の習得、看護問題解決能力などを養うための適切な自習型教材の必要性は高いが、臨地実習において携帯電話とインターネットの電子掲示板を活用した学習支援を試み、実習中の学生の不安やストレスの緩和、学習意欲の向上に有効であった。
看護学カリキュラムに沿って系統的、組織的に開発することは、教科内容の充実と教科目の連携を強化することになり、一貫した教育体制による効率的な学習を支援することができ、意義深い。また、本取組での教材開発体制や手法、及びプログラム評価における知見は、今後の大学でのeラーニングコース開発・運用において参考になるものと思われる。
さらに、本取組で提案するユビキタス・オン・デマンド学習支援環境の構築は、インターネットでの利用はもちろんであるが、インターネットが整備されていない、あるいは制限された学習環境(病院など)の中でも、「デジタル看護辞典」で容易に学習できる点でユニークである。また、学習者自身が必要なコンテンツを搭載した、自作「デジタル看護辞典」を作成することにより、情報活用能力と共に主体的な学習姿勢が自然に培われていくものと考えられる。
取組方法の優れている点看護教育の学習教材には、紙面上に示した模擬対象者の事例が用いられることが多い。しかし、このような教材では、(1)対象者の具体的な状況のイメージ化が難しい、(2)情報を関連付けることが難しい、(3)正解がすぐにわからない、などの問題点がある。これらの問題点に対処する方法として、これまではグループワーク学習の方法を取り入れた。
本発明の前提は、従来の教育実践上の問題点の改善を含めたeラーニングプログラムを実現することであり、取組そのものが以下の点で優れている。本発明で開発するeラーニング教材は、対象者や場面をイメージ化しやすいように、マルチメディアを活用する。さらに、学習者の思考過程を整理できるように、ビジュアルアイコン、看護技術の絵を示すなど、で事例を分析するポイントをスモールステップで提示し、模範解答を提示する。これによりグループワーク学習だけでなく、個人学習を含め、個々の学生にあった学習を可能にする。開発する事例教材はいくつかのデジタル副教材から構成されており、それらを二次利用した新しい教材の作成や追加も容易に実現可能な構造とできる。
さらに、ユビキタス・オン・デマンド学習支援環境では、臨地実習等での学習状況を記録する機能(USB学習帳)を有する。これにより、学習者毎の問題解決型思考獲得プロセスを確認でき、教員が学生への指導等に役立てることが可能である。
看護の具体的な場面(看護過程)を取り入れた問題解決能力育成用eラーニング教材について、図4(a)のような教材(CD−ROM版)を完成させ、この教材は、模擬対象者事例を用い「事例を把握」、「事例を分析」、「事例を評価」の3つの学習段階で構成している(学習モード1)。
また、各学習段階で必要な情報・知識を確認・活用する手段として、「知識学習]、「スキル学習」、「問題演習」の3つのモジュールを用意した(学習モード2)。本eラーニング教材を用いての評価実験では、マルチメディア技術を活用することにより、従来の看護過程紙事例教材と比較し、よりリアルに、より短時間で事例をイメージ化でき、自己学習形式でも事例学習可能な点が確認された。
図4(b)は、問題解決型思考を学習モード1を実践し、看護過程をコンテンツから研修し、学習モード2として学習結果を考察するフローを示している。また、本教材では、既習知識や看護技術を関連付けて学習することが可能であり、一連の看護過程を繰り返しトレーニングできる。これにより、これまでコンピュータ学習に不向きとされていた看護教育分野での、問題解決能力を育成するための教材作成が実現できる。なお、これまでの教材開発に関する研究で、看護職のもつ経験的知識と技能を系統的に分析できることが明らかとなり、教材化のノウハウも十分蓄積できている。
コンテンツの看護実践を学習できる事例がすでに用意されている。これは教育実践の中で、頻繁に遭遇する患者事例を学生に提示し、模擬的に看護実践を展開できるような教材を紙べースで作成しているが、看護実践事例学習用eラーニング教材として制作し、データべース化したものを使用した。
臨地実習施設でも簡単に利用できるユビキタス・オン・デマンド学習支援環境を構築するには、例えば、情報通信環境が未整備な実習施設でも導入可能な学習支援環境臨地実習施設では、情報通信環境が未整備、または病院などの電波利用に制限のあるところがあるが、そのような場所でも導入可能な学習支援環境を実現するため、市販の携帯型マルチメディア端末をデジタル看護辞典として活用することができる。
学生は、実習前または実習期間中の登校日に、臨地実習での学習で必要となる教材(知識)をあらかじめデジタル看護辞典に取り込んでおき、実習現場で課題に直面した際、デジタル看護辞典を活用し授業の中で学習した内容を参照・確認しながら、課題を解決していく。更に、看護学生に使い勝手がよいICT利活用型学習支援環境デジタル看護辞典は、ゲーム端末と同レべルの簡単な操作で使用でき、機械操作に苦手意識のある学生にも十分活用可能な端末とできる。
また、教員・学生間の連絡用手段として、携帯電話を活用したシステムを併せて構築することにより、看護学生に使い勝手のよいICT利活用型学習支援環境を実現する。さらに、インターネット経由での教材サーバ(看護実践事例学習用教材データべース)への接続、及び実習時の学習履歴管理を簡単に実現する手段として、USBメモリ活用型eラーニングツール(USB学習帳)から導入する。USB学習帳には教材サーバに接続するための個人認証情報が埋め込まれており、USBメモリをパソコンに接続するだけで、学習状況に応じて必要な教材をデジタル看護辞典に取り込むことが可能となる。これにより、学習者はパソコンのアプリケーション環境に依存することなく、インターネット接続環境下で、容易に学習を進めることが可能になる。
前記コンテンツや学習帳は、書き換えや介入を防ぐために、暗号化と復合化の機能を持たせたことにより、情報の安全化を図ることが、望ましく、その機能を持たせている。
本発明の評価体制についての評価は、eラーニングプログラムとして、運用の試行段階に位置づけられる。そのため、教育実践研究の観点から、従来の教育方法との違い、教員側の認識の変化、取組授業内容の変化などを調査し、看護教育分野でのeラーニングの利点、問題点を抽出する。その上で、看護教育分野のeラーニングプログラムを円滑に運用していくための要素(運用組織および体制、教材コンテンツ、教育プログラムのあり方など)を充実し、人材育成の観点からの評価では、eラーニングプログラムを試行した学生(実験群)とそれ以前の学生(比較対象群)を、以下の点から、毎年評価する。
即ち、(1)問題解決能力の獲得状況(科目ごとの到達度判定:教科担当教員と領域主任教授)、(2)学習意欲(主体的学習時間、授業評価:自己点検・評価委員会)、(3)卒業時到達目標の達成度(評価点:学習者、卒業時到達目標委員会評価)、スケジュールは、実施スケジュールと連動させ、臨地実習を含めた。
データ、資料等は、(1)本学看護学部力リキュラムに深く関わる看護職は、局面に応じて看護知識を総動員しながら適切な対応を瞬時に判断できる能力、問題解決能力を必要とされる資格を持つ人員で構成される。これは、刻一刻と変化する病状や、対象者の個別性に合わせた看護を実践していくために必要不可欠な能力である。(2)教養・専門支持科目と並行して専門科目を教授し、講義、学内演習、臨地実習を組み合わせてカリキュラムでの教育実践からデータ化する。臨地実習の取り組みは、1学年の学生を対象にし、長期間かけて履修した結果を参考にした。
本発明の評価として、実際の授業から、授業後に学生に対して5段階評価で自己評価させたところ、図9のような評価を得た。
学生には、詳細な患者情報(A4用紙3枚分)を、授業スケジュールと事前学習課題とともに授業前日までに配布しておいた。授業では、看護技術等の映像以外に、1クラス(実験群)のみ音声ナレーションを提示した。音声なしで紙情報のみとした。図9(a)は、学生の授業に対する自己評価であり、全体の評価は平均3.72点で概ね良好であった。
次に、授業後に行なった学生の授業形態および使用教材に関する5段階評価の結果(図9(b))、eラーニング教材コンテンツを活用した授業形態や用いた映像の技術演習への有効性に関しては全体的に良い評価を得た。各平均点は実験群のほうが高い傾向にあった。イメージ化についての得点は全体としてはそれほど高くないものの、自由記載から、「これまでの紙情報だけの事例提供と比較してイメージがつきやすい」、という意見が多く見られたことから、従来の紙情報だけの学習では患者や看護実践場面のイメージ化は、非常に理解が困難な状況であることがわかる。
しかし、患者の人物像や置かれている状況に対するイメージ化の両者を合わせた平均点では,実験群の方が有意に高かった(P<0.05)。このことより、音声だけのナレーションでも患者のイメージ化を促進することに有効であることが明らかになった。
以上のことから、看護技術習得を目的とした授業の総まとめにおいて、具体的な患者事例と看護技術提供場面を映像や音声で示したインストラクショナルデザインは、学生のイメージ化を助け、既習の技術を応用する擬似臨地実習の場として有効といえる。
(実施例2)
看護系人材育成大学等で、患者の病状/ニーズに応じた適切な看護処置計画を立案/実践できる能力(以後「看護実践能力」と呼ぶ)の習得を目的とした教育(以後「事例学習」と呼ぶ)を、学内コンピュータ教室にて行う場合を例に、看護技術デジタル学習システムの実施例を記載する。
図10は、学内コンピュータ教室で、事例学習を実施する場合のシステム構成図である。学習者用コンピュータ端末(学習者用パソコン)は、教授者からの指示により、学生が事例学習を実施するためのコンピュータであり、教授者用コンピュータ端末(指導教師用パソコン)、及び事例学習用教材配信制御を行う事例学習制御サーバ(サーバ)と、ネットワークで接続されている。なお、ネットワーク接続は、光ファイバー、ADSL、または携帯電話等を通信装置としたインターネット経由での接続でもよい。
教授用コンピュータ端末は、学習者用コンピュータ端末での学生の事例学習の様子をモニタリングしながら、学生の事例学習の進行を制御するためのコンピュータである。事例学習制御サーバは、事例学習用教材や学習者の学習履歴(教材内容に関する学生の解答入力等)をデータ管理するとともに、教授者用端末からの学習進行に関する制御情報により、学習者の学習用端末での事例学習の進行を制御する。
学習者用コンピュータ端末では、WWWブラウザで動作する、図11ような機能群及び学習モードにて学習可能な看護実践能力育成用アプリケーション(以後「eラーニング・クライアント」と呼ぶ)が動作する。eラーニング・クライアントは、事例学習機能による事例学習モードと、関連学習機能による関連学習モードの2モードにより学習が進められ、関連学習モードは事例学習に関連した学習内容を、関連看護基礎知識、関連看護処置技術、関連国家試験問題の3つのサブ学習モードにて学習できる。
事例学習モードでは、看護事例教材(実例をもとに模擬患者を設定し、模擬患者に対する看護師の看護処置計画立案までのプロセスを教材化したもの:コンテンツ)を、(1)事例内容すなわち患者病状を把握し、患者に対する看護処置計画に関する概略案を検討する事例把握学習モード(事例把握ステップ)、(2)事例内容を詳細分析(詳細看護処置計画立案)する上で学習しやすいようにシーンという単位で細分化し、シーン単位で事例分析、すなわち患者に対する看護処置計画を検討する事例分析学習モード(事例分析ステップ)、(3)シーン単位で検討した看護処置計画を、あらかじめ教授者が作成した模範解答と比較しながら、自己評価を行う事例評価学習モード(事例評価ステップ)、の3つのサブ学習モードにて画面に掲載させながら学習できる。
また、事例把握学習モード時の看護処置計画概略案に関する解答入力データと、事例分析学習モード時のシーン単位での看護処置計画に関す解答入力データは、学習履歴保存機能(記録機能)により、ユーザ単位で事例学習制御サーバにて保存される。画面A〜G(コンテンツを掲載した画面:図17〜図32)は、eラーニング・クライアントの機能別学習者画面である。
教授者用コンピュータ端末では、WWWブラウザで動作する、図12のような機能群(指導教師用アクセス機能)にて、学習者(群)の学習履歴(看護処置計画に関する解答入力内容)を参照しながら(レポート収集機能)、図15〜図16のような学習者の事例学習進行を制御可能な授業進行設定用アプリケーション(以後「eコーチング・クライアント」と呼ぶ)が動作する。
事例学習制御サーバでは、WWWサーバとJava(登録商標)サーブレットエンジン、及びSQLデータベースにより、図13のような機能群にて、学習者及び教授者のサーバへのログイン制御(ユーザ管理機能)、eラーニング・クライアント群への教材配信(事例学習用教材配信機能)、eラーニング・クライアント群からの学習履歴データ受信/保存(学習履歴管理機能)、及びeコーチング・クライアントからの学習進行制御情報の受信とeラーニング・クライアント群への授業進行設定情報の送信(学習モード管理機能)を行うサーバ・アプリケーションが動作する。なお、eラーニング・クライアントとサーバ・アプリケーション、及びeコーチング・クライアントとサーバ・アプリケーション間のデータ通信は、httpプロトコルを介して行う。
なお、図14(a)〜(l)は、事例学習制御サーバでデータ管理するデータのデータ構造仕様の例である。図14(a)は、事例学習制御サーバへのアクセス制御及びユーザ管理を行うためのデータ構造であり、図14(b)〜図14(g)は、事例学習及び関連学習を行うためのデータ構造であり、図14(h)〜図14(j)は、事例学習時の解答入力データ(学習履歴)をユーザ単位でデータ管理するためのデータ、図14(k)〜図14(l)は、eコーチング・クライアント経由で設定される事例学習進行モードに関するデータであり、本設定内容により、図15〜16のような事例学習制御により学習者は事例学習及び関連学習を行うこととなる。
次に、本実施例での2パターンの事例学習制御フローについて、説明する。
図15は、本実施例での基本事例学習制御フローである。例えば、教授者は、学内コンピュータ教室での本看護技術デジタル学習システムを使った授業の開始時に、前回講義までの授業進行状況や授業時間配分等に応じて、eコーチング・クライアントにより、事例学習制御サーバの学習モード制御データ(図14(k))の値を設定しておくことにより(指導教師用アクセス機能)、(1)事例把握学習モード→事例分析学習モード→事例評価学習モード、(2)事例分析学習モード→事例評価学習モード、(3)事例評価学習モード、(4)事例把握学習モード→事例評価学習モード、の4つの中から最適な学習進行フローを選択し、事例学習を実施させることが可能である。
本基本事例学習制御フローでは、事例把握学習モードと事例分析学習モードでの学習において、学生が看護処置計画に関する解答入力作業を実施する際、そのヒントとして、事例に関連した関連学習教材(関連看護基礎知識教材、関連看護処置技術教材、関連国家試験学習教材等:コンテンツ)を参照(例えば画面に掲載)しながら学習することも可能である。
なお、事例と関連づけながら、看護基礎知識、看護処置技術、及び国家試験学習の学習を行わせることは、これらの基礎・基本的知識を学習者に定着させる上で教育的にも有効な教授方法である。以下、本基本事例学習制御フローによる事例学習の流れを、図14(k)の4つの学習モードがすべて有効な場合を例に詳細説明する。
eラーニング・クライアントは、起動後事例学習制御サーバに接続し、システムログイン用画面(A1:図17)を表示する。システムログイン用画面にて、認証情報(ログインIDとパスワード)を入力し、事例学習制御サーバに送信し、ユーザ管理機能にて認証処理した後、学習開始画面(A2:図18)を表示する。
学習開始画面では、事例学習制御サーバに登録されている事例教材の内容が、タイトル、学習目標、補足事項、学習領域の形式で一覧表示され、また画面左側には利用可能な学習モードボタンが表示される。図14(k)の4つの学習モードがすべて有効な場合には、(1)事例把握学習モード(事例を把握する)、(2)事例分析学習モード(事例を分析する)、(3)事例評価学習モード(事例を評価する)の学習モードボタンが全て表示されるが、学習を開始するには(1)事例把握学習モード用ボタンをクリックする必要がある。
図14(k)の4つの学習モードで、事例把握学習モードが無効に設定されている場合には、学習開始画面では、(2)事例分析学習モード(事例を分析する)、(3)事例評価学習モード(事例を評価する)の学習モードボタンしか表示されず、さらに、事例分析学習モードも無効に設定されている場合には、(3)事例評価学習モード(事例を評価する)の学習モードボタンしか表示されない。学習者は学習開始画面にて教授者から指示された事例を選択し、(1)事例把握学習モード(事例を把握する)ボタン、(2)事例分析学習モード(事例を分析する)ボタン、(3)事例評価学習モード(事例を評価する)ボタンのいずれかをクリックして、学習を開始する(以上の各ボタンのクリック等は学習者がコンテンツが掲載された画面を操作することであり、以降も同様である)。
学習開始後(事例把握学習モード用ボタンクリック後)には、事例把握学習用画面が表示される(掲載機能)。最初に、患者基本情報参照機能が起動し、画面B1(図19)が表示され、画面B1(図19)では学習目標と患者の基本情報(氏名、年齢、性別、家族構成、登場人物のイラスト画像等)が表示され、「自己紹介再生」ボタンをクリックすると映像形式の患者病状説明情報が再生する(掲載機能)。
また、図19において、「詳細を見る」ボタンをクリックすると患者病状説明情報参照機能が起動し、患者の病状に関する詳細情報(前述の基本情報、身体的特徴情報、性格、生活の状況、病歴、経歴/職歴等)が表示される(画面B2:図20)(掲載機能)。
事例把握学習モードにおいて、事例把握学習時関連学習有効無効フラグが有効設定されている場合には、画面(図19,20)の上部に、関連学習モードを切り替えるためのボタン群(「知識学習」ボタン、「スキル学習」ボタン、「問題学習」ボタン)が表示され、「知識学習」ボタンをクリックすると、画面E1(図27)に切り替わり、学習中の事例教材に関連した看護基礎知識内容が、カード形式単位で参照(学習)できる(掲載機能)。
画面E1,E2(図27,図28)では、画面左側に関連教材の一覧がカード単位で、教材タイトル及び教材概要の形式にて表示され、「前のカード」、「次のカード」ボタンでカードを切替、「内容表示」ボタンで、対応する教材が画面右側に表示される(掲載機能)。
同様に、事例把握学習モード(図19,20)において、「スキル学習」ボタンをクリックすると画面F1(図29)に切り替わり学習中の事例教材に関連した看護基礎処置技術内容がカード形式単位で参照(学習)でき、「問題学習」ボタンをクリックすると画面G1(図31)に切り替わり学習中の事例教材に関連した国家試験問題がカード形式単位で参照(学習)できる。
画面F1,2(図29,30)及びG1,2(図31,32)では、画面左側に関連教材の一覧がカード単位で、教材タイトル及び教材概要の形式にて表示され、「前のカード」、「次のカード」ボタンでカードを切替、「内容表示」ボタンで、対応する教材が画面右側に表示される(掲載機能)。
画面B2(図20)表示後は「戻る」ボタンで画面B1(図19)に表示が戻り、また画面E(図27,28)、F(図29,30)、G(図31,31)表示後は「事例学習に戻る」ボタンで画面B1(図19)に表示が戻り、画面B1(図19)において、「感想入力」ボタンをクリックすると看護処置計画概略案解答入力機能が起動し、画面B3(図21)が表示され、画面B3右側の解答入力欄に看護処置計画概略案を入力可能となる。
入力後、「保存」ボタンをクリックすると、看護処置計画概略案に関する解答入力データが、事例学習制御サーバに送信され、学習履歴管理機能によりサーバに保存される(記録機能)。画面B(図19,20,21)では、事例分析学習モード有効無効フラグが有効の場合には、解答入力保存後、事例分析学習モード(画面C1:図22)に切り替わり、無効の場合には、事例評価学習モード(画面D1:図25)に切り替わる。
事例分析学習モードでは最初に、事例シーン別患者病状詳細情報参照機能が起動し、画面C1(図22)が表示され、画面C1(図22)では患者の基本情報(氏名、年齢、性別、家族構成、登場人物のイラスト画像等)とシーン数分のシーン再生ボタンが表示され、シーン再生ボタンをクリックすると映像形式の事例シーン別患者病状詳細情報が再生する(掲載機能)。
事例把握学習モード有効無効フラグが有効の場合には、事例把握学習モードで入力した看護処置計画概略案解答入力内容が併せて表示され、事例シーン別患者病状詳細情報再生時に確認することが可能である(掲載機能)。また、画面C1(図22)において、「計画入力」ボタンをクリックすると事例シーン別看護処置計画解答入力機能が起動し、画面C2(図23)が表示され、画面C3(図24)左側の解答入力欄に看護処置計画案を入力可能となる。
入力後、「保存」ボタンをクリックすると、看護処置計画案に関する解答入力データが、事例学習制御サーバに送信され、学習履歴管理機能によりサーバに保存される(記録機能)。事例把握学習モードにおいて、事例分析学習時関連学習有効無効フラグが有効設定されている場合には、画面C(図22,23,24)の上部に、関連学習モードに切り替わるためのボタン群(「知識学習」ボタン、「スキル学習」ボタン、「問題学習」ボタン)が表示され、事例把握学習モードと同様に、関連学習が可能となる。画面Cでは全シーンの看護処置計画案の解答入力保存後、事例評価学習モード(画面D1:図25)に切り替わる。
事例評価学習モードでは、事例シーン別看護処置計画模範解答参照機能が起動し、画面D1(図25)が表示され、画面D1(図25)ではシーン数分のシーンボタンをクリックすると映像形式の事例シーン別患者病状詳細情報が再生され、あわせてシーン別看護処置計画模範解答情報が表示される。事例分析学習モード有効無効フラグが有効の場合には、シーン別看護処置計画模範解答情報と併せて、事例分析学習モードにて入力したシーン別の看護処置計画案解答入力内容を確認し、模範解答と比較しながら自己評価を行うことが可能である(出力読み込み機能)。
次に図16は、本実施例での詳細事例学習制御フローである。
詳細事例学習制御フローは、事例分析学習モードまたは事例評価モードでの学習において、例えば、初学者等を対象とした事例学習講義を行う場合において、シーン単位での事例分析作業を行わせるにあたり、シーン単位で、シーンの中で分析すべきポイント(以後、「分析ポイント」と呼ぶ)を事例学習制御サーバのデータベース(図14(g))にあらかじめ登録しておき、分析ポイントをヒント情報として提示させえながら、スモールステップ形式で事例分析/評価をさせる場合の学習進行フローである。
教授者は、学内コンピュータ教室での本看護技術デジタル学習システムを使った授業の開始時に、前回講義までの授業進行状況や授業時間配分等に応じて(分析処理機能)、eコーチング・クライアントにより、事例学習制御サーバの学習詳細モード制御データ(図14(l))の値を設定しておくことにより、最適な学習進行フローを選択し、事例学習を実施することが可能である。以下、本詳細事例学習制御フローによる事例学習の流れを、図14(l)の2つの学習モードがすべて有効な場合を例に詳細説明する。
事例学習制御サーバの学習詳細モードでの、シーン単位でのシーン別看護処置計画ヒント情報表示有効無効フラグ、及びシーン別看護処理計画模範解答表示有効無効フラグが、ともに有効に設定されている場合において、事例分析学習モードでの学習を開始した場合、最初に事例シーン別患者病状詳細情報参照機能が起動し、画面C1(図22)が表示され、画面C1(図22)では患者の基本情報(氏名、年齢、性別、家族構成、登場人物のイラスト画像等)とシーン数分のシーン再生ボタンが表示される(掲載機能)。
シーン再生ボタンをクリックすると映像形式の事例シーン別患者病状詳細情報が再生した後(事例把握学習モード有効無効フラグが有効の場合には、事例把握学習モードで入力した看護処置計画概略案解答入力内容が併せて表示され(掲載機能)、事例シーン別患者病状詳細情報再生時に確認することが可能)、「計画入力」ボタンをクリックすると事例シーン別看護処置計画立案ヒント情報参照機能が起動し、画面C3(図24)が表示され(掲載機能)、シーン毎にあらかじめ複数設定されている分析ポイント毎に、画面C3(図24)左側の上段に分析ポイントとなるヒント情報が、そして画面C3(図24)左側の下段に分析ポイントに関する解答入力欄が表示され(掲載機能)、「前のポイント」または「次のポイント」ボタンにて分析ポイントを切り替えながら、分析ポイント毎に看護処置計画案を入力可能となる。
全分析ポイントの解答入力完了すると、次シーンの映像形式事例シーン別患者病状詳細情報が再生され、分析ポイント単位での解答入力が可能となり、全シーンの全分析ポイントの解答入力が完了すると、事例学習制御用サーバに解答入力データを保存(記録機能)した後、事例評価学習モード(画面D1:図25)に切り替わる(掲載機能)。
事例評価学習モードでは、事例シーン別看護処置計画詳細分析機能が起動し、画面D2(図26)が表示され、画面D2(図26)ではシーン数分のシーンボタンをクリックすると映像形式の事例シーン別患者病状詳細情報が再生され(掲載機能)、あわせてシーン毎にあらかじめ複数設定されている分析ポイント毎に、分析ポイントと事例学習分析モードでの学習時に入力した、分析ポイントに関する解答入力内容と模範解答が表示され、自己評価を行うことが可能である(出力読み込み機能)。
なお、事例評価学習モードでの学習において、学習詳細モードのシーン別看護処置計画模範解答表示有効無効フラグを無効設定することにより、シーン単位での模範解答表示を非表示にして学習を進行させることが可能である。これにより、詳細事例学習制御フローにより、スモールステップで事例分析学習を進めたものの、学習者の理解状況が芳しくない場合には、教授者はシーン別看護処置計画模範解答表示有効無効フラグを無効設定し、シーン単位での模範解答を非表示にして、別途講義等にて学習指導を行うといった学習を進行することが可能である(指導教師用アクセス機能)。
さらに、事例シーン別看護処置計画詳細分析機能(分析処理機能)では、模範解答を表示しない場合には、事例学習制御サーバのデータベースに保存されている全学習者の学習履歴データ(解答入力データ)を表示し、学習者自身の解答入力内容と比較させながら、学習させることも可能である(出力読み込み機能)。
上記で説明した看護技術デジタル学習システムのeコーチング・クライアント(図12)では、学習モード設定機能により、授業開始前に、httpプロトコル経由で、事例学習制御サーバの学習モード(図14(k))または学習詳細モード(図14(l))の設定を行うことが可能であり(指導教師用アクセス機能)、併せて、事例学習モニタリング機能により、全学習者の解答入力内容を、学習者と同じ画面D1(図25)または画面D2(図26)を開きながら、参照することが可能である(指導教師用アクセス機能)。
上記で説明した看護技術デジタル学習システムの実施例において、eラーニング・クライアントをUSBメモリ等の記憶媒体に格納し動作させた場合で、事例学習用サーバより取得した事例教材と解答入力内容をUSBメモリ内に保存可能とすることにより、USB学習帳として学内コンピュータ教室での事例学習の続きを、自宅等のコンピュータを使用して継続することが可能となる(記録機能)。
本発明の看護技術デジタル学習システム(学内教習eラーニングシステム)の構成例を示す図である。 本発明の看護技術デジタル学習システムへの取組みの概要を示す図である。 本発明の看護技術デジタル学習システム(eラーニング)のねらいを示す図である。 本発明の看護技術デジタル学習システムで使用するeラーニング教材の一例を示す図である。 本発明の看護技術デジタル学習システムで講義する内容の一例を示す図である。 本発明の看護技術デジタル学習システムにおける学習後の理解度を統計的に把握するテストの結果例を示す図である。 本発明の看護技術デジタル学習システムにおける分野別テストの結果例を示す図である。 本発明の看護技術デジタル学習システムにおけるコンテンツ教材の例を示す図である。 本発明の看護技術デジタル学習システムに対する評価の一例であり、(a)は学生による授業についての自己評価、(b)は授業形態および使用教材に関する学生の評価である。 本発明の第2実施例における看護技術デジタル学習システムの概略構成図である。 本発明の第2実施例における看護技術デジタル学習システム(eラーニング・クライアント)の機能及び学習モードの概略を示す図である。 本発明の第2実施例の看護技術デジタル学習システムにおける指導教師用アクセス機能の概略を示す図である。 本発明の第2実施例の看護技術デジタル学習システムにおける事例学習制御サーバの構成を示す図である。 本発明の第2実施例の看護技術デジタル学習システムにおいて事例学習制御サーバでデータ管理するデータのデータ構造仕様の例を示す図である。 本発明の第2実施例の看護技術デジタル学習システムにおける基本事例学習制御フローを示す図である。 本発明の第2実施例の看護技術デジタル学習システムにおける詳細事例学習制御フローを示す図である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面A1(システムログイン画面)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面A2(学習開始画面)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面B1(事例把握学習用画面:患者基本情報参照)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面B2(事例把握学習用画面:患者詳細情報参照)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面B3(事例把握学習用画面:看護処置計画概略案入力)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面C1(事例分析学習用画面:患者病状詳細情報参照)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面C2(事例分析学習用画面:看護処置計画)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面C3(事例分析学習用画面:看護処置計画入力)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面D1(事例評価学習画面:看護処置計画模範解答参照)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面D2(事例評価学習画面:看護処置計画詳細分析)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面E1(関連学習画面:看護基礎知識)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面E2(関連学習画面:看護基礎知識)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面F1(関連学習画面:看護基礎処置技術)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面F2(関連学習画面:看護基礎処置技術)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面G1(関連学習画面:試験問題)である。 第2実施例のの看護技術デジタル学習システムにおける画面G2(関連学習画面:試験問題)である。
符号の説明
1 サーバ
2 学内LAN
3,4,5,6,7 学習者パソコン
8 指導者パソコン
9 インターネット
10 ノートパソコン
11 CD−ROM
12 USB学習帳
13 ヘルプデスク
14 携帯電話
21 USB学習帳
22 デジタル看護辞典
23 看護実践事例学習教材
24 携帯電話(PHS)
31 講義
32 学内実習
33 臨地実習
41 学習モード1
42 学習モード2

Claims (14)

  1. コンピュータを利用した看護技術の学習システムであって、
    前記コンピュータの画面に、看護に関する情報を含むコンテンツを掲載する機能と、
    学習者が前記コンテンツが掲載された画面を操作して、内容を閲覧可能とし、該当箇所に関する質問事項と学習者回答とを併記する出力読み込み機能と、
    指導教師用アクセス機能及びレポート収集機能と、
    指導教師が各学習者の学習過程を分析する分析処理機能と、
    少なくとも前記学習者回答または前記コンテンツを記録して残す記録機能と、
    を備えることを特徴とする看護技術デジタル学習システム。
  2. 前記学習者が、前記コンテンツの一部を携行可能な記録媒体に記録することを特徴とする請求項1に記載の看護技術デジタル学習システム。
  3. 前記記録媒体がUSBメモリであることを特徴とする請求項2に記載の看護技術デジタル学習システム。
  4. 前記コンテンツを操作・閲覧するソフトウェアが、暗号化と復合化の機能を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の看護技術デジタル学習システム。
  5. 通信回線を介した外部機器による前記コンテンツへのアクセスが可能であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の看護技術デジタル学習システム。
  6. 前記コンテンツへのアクセスに、ビュアー機能を有する機器を用いることを特徴とする請求項5に記載の看護技術デジタル学習システム。
  7. 前記コンテンツへのアクセスに、チャット機能を有する機器を用いることを特徴とする請求項5に記載の看護技術デジタル学習システム。
  8. 掲示板機能を備えることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれかに記載の看護技術デジタル学習システム。
  9. 前記学習出力読み込み機能に、他者回答も併記できる機能を設定したことを特徴とする請求項1に記載の看護技術デジタル学習システム。
  10. 前記コンテンツが掲載された画面には、少なくとも事例把握ステップ、事例分析ステップ、事例評価ステップの3つが現れることを特徴とする請求項1に記載の看護技術デジタル学習システム。
  11. 前記コンテンツの内容項目毎に、ビジュアルアイコンを画面に表示させることを特徴とする請求項1に記載の看護技術デジタル学習システム。
  12. 前記ビジュアルアイコンとして、看護技術の絵文字を用いることを特徴とする請求項11に記載の看護技術デジタル学習システム。
  13. 前記分析処理機能が、統計的処理と質的処理を備えることを特徴とする請求項1に記載の看護技術デジタル学習システム。
  14. 前記指導教師が各学習者のパソコンに判定表示を送る機能を備えることを特徴とする請求項1記載の看護医学デジタル学習システム。
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