JP7259549B2 - 用紙搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、用紙搬送装置及び画像形成装置に関する。
従来から、印刷開始後、作像部に所定のタイミングで用紙を搬送するレジストローラと、本体下側の給紙トレイからレジストローラ側へ用紙を垂直方向に搬送する縦搬送経路と、本体側面側の給紙トレイからレジストローラ側へ用紙を水平方向に搬送する横搬送経路とを備える画像形成装置が知られている。画像形成装置の操作部で印刷条件が決定されて印刷が開始されると、設定されたサイズの用紙がセットされている給紙トレイから給紙される。用紙は、作像部に向けて用紙を搬送するための用紙搬送路内を搬送される。
縦搬送経路を通って搬送された用紙は、レジストローラ手前の位置で横搬送経路と合流する合流部に到達した後、横搬送経路と共通の搬送経路を通って作像部へ送られる。
しかし、給紙トレイにセットされた用紙のエッジ部には、用紙裁断時に発生する紙粉が付着している。そのため、本体下側の給紙トレイ(第二給紙装置)から搬送された用紙の先端側エッジ部が、レジストローラ手前側の上側ガイド板に衝突した時、先端側エッジ部に付着していた紙粉が用紙搬送経路に飛散し、横搬送経路側(特に、横搬送経路の上側ガイド板)に堆積する。
画像形成装置において本体下側の給紙トレイのみ使用して印刷している時、縦搬送経路内に飛散した紙粉は次に搬送される用紙に付着するため、用紙に付着する紙粉は1枚分の紙粉である。しかし、紙粉は横搬送経路側にも飛散するため、本体側面側の給紙トレイから用紙が搬送されてこの用紙に紙粉が付着するまで、本体下側の給紙トレイから搬送された用紙から発生した紙粉が横搬送経路側に堆積する。
横搬送経路側の上側ガイド板に紙粉が堆積した状態で、本体側面側の給紙トレイから用紙が搬送されると、搬送された用紙がレジストローラに到達した後、用紙が撓んで用紙の記録面と上側ガイド板が接触することで、上側ガイド板に堆積した紙粉が用紙の記録面へ付着する。
そして紙粉が記録面に大量に付着した状態で用紙が作像部へ搬送されると、紙粉が原因で用紙の記録面と感光体の一部が密着しないため、白抜け(転写不良による異常画像)が発生してしまう。
一方で、横搬送経路の上側ガイド板に堆積した紙粉は横搬送経路から搬送された用紙に付着するため、これを防止するためにレジストローラ付近に湾曲したガイド板を追加する必要があったが、ガイド板の追加によって装置が大型化してしまう。
特許文献1には、レジストローラ対の用紙搬送方向上流側に配置され、複数の用紙搬送路が合流する合流搬送路に対して傾斜した複数の用紙搬送路が、用紙の搬送をガイドするために共用するとともに、レジストローラ対に向かって延び、複数の用紙搬送路各々の搬送経路を用紙紙面の法線方向に拡張する段差を形成する共用ガイド部材を備える構成が開示されている。これにより、装置の大型化を抑制することができ、レジストローラ対の用紙搬送方向上流側において用紙に好適なたわみを形成することが可能な用紙搬送装置が得られる。
しかし、用紙ガイド板への紙粉堆積及び堆積した紙粉が用紙の記録面へ付着した状態で作像部へ搬送されることが原因で発生する白抜け(転写不良による異常画像)は解消できていない。
そこで本発明は、装置を大型化せずに用紙搬送経路に堆積する紙粉を抑制することにより、用紙の記録面に大量の紙粉が付着した状態で用紙が作像部へ搬送されることに起因する白抜け(転写不良による異常画像)を防止する用紙搬送装置の提供を課題とする。
この課題は、第一給紙装置と、前記第一給紙装置から作像部に向けて横方向に用紙を搬送する第一用紙搬送経路と、前記第一給紙装置よりも下方に位置する第二給紙装置と、前記第一用紙搬送経路よりも下側に配置され且つ前記第二給紙装置から前記作像部に向けて縦方向に用紙を搬送する第二用紙搬送経路と、前記第一用紙搬送経路と前記第二用紙搬送経路とが合流する合流部から前記作像部まで用紙を搬送する第三用紙搬送経路と、前記第一用紙搬送経路又は前記第二用紙搬送経路を通過した用紙から発生する紙粉がそれぞれ前記第二用紙搬送経路又は前記第一用紙搬送経路へ飛散することを抑制する紙粉飛散抑制部材と、を備え、前記紙粉飛散抑制部材は、前記第一用紙搬送経路を塞ぐ第一位置と、前記第一用紙搬送経路を開放する第二位置の間で移動可能であり、前記紙粉飛散抑制部材が前記第一位置にあるとき、前記第二用紙搬送経路を搬送された用紙は、前記紙粉飛散抑制部材に接触してガイドされた後に前記第三用紙搬送経路の用紙ガイド部材に接触して、前記第三用紙搬送経路に搬送されることを特徴とする用紙搬送装置によって解決される。
第一用紙搬送経路を塞ぐ第一位置と、第一用紙搬送経路を開放する第二位置の間で移動可能な紙粉飛散抑制部材によって、装置を大型化せずに用紙搬送経路に堆積する紙粉を抑制するとともに、用紙の記録面に大量の紙粉が付着した状態で用紙が作像部へ搬送されることに起因する白抜け(転写不良による異常画像)を防止することができる。
本発明の一実施形態である画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に従う用紙搬送装置を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に従う用紙搬送装置を示す概略図である。 本発明の第3実施形態に従う用紙搬送装置を示す概略図である。 本発明の実施形態に従う紙粉飛散抑制部材28の動作制御を示すフローチャートである。 本発明の別な実施形態に従う紙粉飛散抑制部材28の動作制御を示すフローチャートである。 本発明のさらに別な実施形態に従う紙粉飛散抑制部材28の動作制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
この図に示す画像形成装置は、装置本体1と、その下部に装着された給紙装置2及び本体上面に装着された自動原稿搬送装置3とから構成されている。装置本体1内には、上部位置に露光装置10が配置され、本体略中央部には感光体ドラム11が配設されている。
感光体ドラム11の周囲にはその回転方向に沿って、帯電装置12、露光装置13、現像ユニット14、転写搬送ユニット15、クリーニングユニット16等が配設され、作像部を形成している。また、転写搬送ユニット15の側方には定着ユニット17が設けられている。
装置本体1の下部に装着された給紙装置2には、本実施形態では4段の給紙トレイ21a~dが設けられている。また、給紙トレイ21a~dには積載されている用紙の有無を検出する用紙有無検知センサが設けられている。
そして、各給紙トレイに対応して給紙ユニット(給紙手段)20a~dが設けられている。各給紙ユニット20a~dのローラ部には給紙センサ22a~dが配設されている。各給紙トレイ21a~dから給紙ユニット20a~dにより送り出された用紙は、縦搬送経路23を経て作像部に送られる。
装置本体1の側面に装着された側面給紙装置には、側面給紙トレイ24及び側面給紙ユニット(給紙手段)25が設けられている。側面給紙トレイ24には積載されている用紙の有無を検出する用紙有無検知センサ24cが設けられている。
側面給紙トレイ24から側面給紙ユニット25により送り出された用紙は、横搬送経路26を経て作像部に送られる。
側面給紙トレイ24は側面給紙トレイ揺動支点24aを支点にして矢印C側に回転させると装置本体1内に収納することができる。側面給紙トレイ24を使用していない時、側面給紙トレイ24は装置本体1内に収納することができる。
装置本体1には側面給紙トレイ24が用紙積載可能な開放位置に有るか無いかを判定するための側面給紙トレイ位置検出手段24bを備えている。側面給紙トレイ位置検出手段24bとしてはフォトインタラプタやプッシュスイッチ等が使用される。側面給紙トレイ24は画像形成装置内部に収納される収納位置と、用紙を積載可能な開放位置に移動可能である。
装置本体1内において、給紙装置2からの用紙を作像部へ送る縦搬送経路23には、中間ローラ6が設けられ、また、転写搬送ユニット15の手前にはレジストローラ4が設けられている。
本実施形態の画像形成装置におけるコピー動作について簡単に説明する。
自動原稿搬送装置3の原稿載置台に画像面を上向きにしてセットされた原稿Dは、上側から順次左方に送り出され、下方にターンしてコンタクトガラス上に送られて所定の露光位置に停止される。自動原稿搬送装置3を用いずに手動で原稿をコンタクトガラス上にセットすることもできる。その原稿Dを露光装置10によって走査し、原稿画像を感光体ドラム11上に投影し(露光工程)、感光体ドラム11の表面に静電潜像を形成する。なお、感光体ドラム11の表面は、露光に先立って帯電装置12によって一様に帯電されている。次に露光装置13により、感光体11上の画像部の電荷が消去されて、静電潜像が形成される。次いで、現像ユニット14よりトナーを付与されて現像(可視化)される。
一方、給紙装置2の各給紙トレイ21a~dあるいは本体1の側部に設けられた手差しトレイである側面給紙トレイ24のいずれかから送り込まれた用紙(記録紙)は、レジストローラ4によって感光体ドラム11上のトナー像とタイミングを取られて転写位置に送出される。その用紙上に転写搬送ユニット15によってトナー像を転写し、未定着トナー像を担持する用紙は転写搬送ユニット15によって定着ユニット17へと送られる。未定着トナー像が定着ユニット17で加熱定着された後、用紙は排出される。
次に、図2を用いて本発明の第1実施形態に従う用紙搬送装置について説明する。
図2は用紙搬送装置の部分正面図である。
用紙搬送装置は、第一給紙装置としての側面給紙トレイ24と、側面給紙トレイ24から作像部に向けて横方向に用紙を搬送する第一用紙搬送経路としての横搬送経路26と、側面給紙トレイ24よりも下方に位置する第二給紙装置としての給紙トレイ21と、横搬送経路26よりも下側に配置され且つ給紙トレイ21から作像部に向けて縦方向に用紙を搬送する第二用紙搬送経路としての縦搬送経路23と、を備える。また、用紙搬送装置は、横搬送経路26と縦搬送経路23とが合流する合流部から作像部まで用紙を搬送する第三用紙搬送経路としての第三搬送経路27と、横搬送経路26又は縦搬送経路23を通過した用紙から発生する紙粉がそれぞれ縦搬送経路23又は横搬送経路26へ飛散することを抑制する紙粉飛散抑制部材28と、を備える。紙粉飛散抑制部材28は、横搬送経路26を塞ぐ第一位置と、横搬送経路26を開放する第二位置の間で移動可能である。
紙粉飛散抑制部材28は、縦搬送経路23と横搬送経路26が合流する合流部に設けられており、縦搬送経路23から用紙が搬送される時と、横搬送経路26から用紙が搬送される時とで、その位置を変える。
紙粉飛散抑制部材28は奥行方向に延在しており、その奥行方向の幅は、搬送可能な用紙幅よりも手前側と奥側が約10mm長くなっている。用紙搬送装置の手前側と奥側にある側板と紙粉飛散抑制部材28の間には隙間がある。その隙間を介して横搬送経路26側へ飛散する紙粉は少量であるため、白抜け(転写不良による異常画像)の原因になる程度の紙粉が横搬送経路26側へ飛散することは無い。
上側ガイド板26aは横搬送経路26から第三搬送経路27まで水平に延び、レジストローラ4の近傍まで延びている。下側ガイド板26bは、上側ガイド板26aよりも短く、縦搬送経路23の近傍まで延びているが、横搬送経路26内で終端している。
図2を参照して、従来の画像形成装置では、本体下側の給紙トレイ21a~dから給紙された用紙が縦搬送経路23を通って搬送されると、用紙の先端エッジが第三搬送経路27の上側ガイド板26aに衝突した時に紙粉が飛散し、飛散した紙粉が横搬送経路26、縦搬送経路23及び第三搬送経路27のガイド板に付着する。紙粉は、用紙と上側ガイド板26aとの衝突位置を中心に、衝突位置から近い位置ほど多く、遠い位置ほど少なく堆積する。ガイド板に付着した紙粉は後から搬送される用紙に付着するため、横搬送経路26及び縦搬送経路23が交互に使用されていればガイド板に付着した紙粉が用紙に大量に堆積することは無い。しかし、縦搬送経路23からのみ大量に用紙が搬送されたた場合、横搬送経路26側に紙粉が堆積してしまう。
用紙が側面給紙トレイ24から横搬送経路26を通って搬送された場合は、用紙の自重によって用紙先端が下側ガイド板26bを擦って搬送されるものの、上側ガイド板26aに衝突することがないため、横搬送経路26からのみ大量に用紙が搬送された場合は白抜け(転写不良による異常画像)の原因になる程度の紙粉が用紙の記録面に付着することは無い。
第1実施形態に従う用紙搬送装置では、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ位置(第一位置)と横搬送経路26を開放する位置(第二位置)との間で移動可能に構成されている。紙粉飛散抑制部材28は、上側ガイド板26aに形成された穴を介して第一位置と第二位置の間で移動できる。横搬送経路26を塞ぐ第一位置では、紙粉飛散抑制部材28の先端は下側ガイド板26bの先端に接触し、後端は上側ガイド板26aよりも上方に位置する。したがって、紙粉飛散抑制部材28が第一位置にあるとき、横搬送経路26の入口は紙粉飛散抑制部材28によって覆われるため、紙粉は横搬送経路26側に飛散しない。紙粉飛散抑制部材28は例えば平坦で長方形の板状部材である。
紙粉飛散抑制部材28を第一位置と第二位置の間でスライドさせる機構としては、例えばピニオンとラックが使用できる。紙粉飛散抑制部材28を接続したラックをピニオンに係合し、モーターによりピニオンを回転させることで、モーターの回転運動を紙粉飛散抑制部材28及びラックの直線運動に変換できる。
この用紙搬送装置によれば、用紙が縦搬送経路23を通って搬送される時に、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ位置(第一位置)に移動するため、紙粉が横搬送経路26側に飛散することを抑制できる。横搬送経路26を塞ぐ第一位置と、横搬送経路26を開放する第二位置の間で移動可能な紙粉飛散抑制部材28によって、装置を大型化せずに用紙搬送経路に堆積する紙粉を抑制するとともに、用紙の記録面に大量の紙粉が付着した状態で用紙が作像部へ搬送されることに起因する白抜け(転写不良による異常画像)を防止することができる。
また、紙粉飛散抑制部材28が第一位置にあるとき、縦搬送経路23を通って搬送された用紙はまず紙粉飛散抑制部材28に接触して紙粉飛散抑制部材28でガイドされ、次いで上側ガイド板26aに接触する。よって、縦搬送経路23を通って搬送された用紙の先端を紙粉飛散抑制部材28でガイドして、第三搬送経路27に搬送できるため、用紙先端と第三搬送経路27の上側ガイド板26aの衝撃音を小さくすることができる。
次に、図3を用いて本発明の第2実施形態に従う用紙搬送装置について説明する。
図3は用紙搬送装置の部分正面図である。
第2実施形態に従う用紙搬送装置では、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26の外側にある回転軸28aを中心にして、横搬送経路26を塞ぐ位置(第一位置)と横搬送経路26を開放する位置(第二位置)との間で揺動可能に構成されている。このようにして、紙粉飛散抑制部材28の第二位置を用紙搬送経路内に位置決めすることで、第二位置を用紙搬送経路外に位置決めするよりも用紙搬送装置を小さくできる。横搬送経路26を塞ぐ第一位置では、紙粉飛散抑制部材28の先端は下側ガイド板26bの先端に接触し、後端は上側ガイド板26aと略同じ高さに位置する。したがって、紙粉飛散抑制部材28が第一位置にあるとき、横搬送経路26の入口は紙粉飛散抑制部材28によって覆われるため、紙粉は横搬送経路26側に飛散しない。
紙粉飛散抑制部材28を第一位置と第二位置の間で回転させる機構としては、モーターが使用できる。モーターの正転・逆転により回転軸28aを揺動させることができる。
この用紙搬送装置によれば、用紙が縦搬送経路23を通って搬送される時に、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ位置(第一位置)に移動するため、紙粉が横搬送経路26側に飛散することを抑制できる。
また、横搬送経路26を通って用紙が搬送される時に、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を開放する位置(第二位置)に移動する。この第二位置において、紙粉飛散抑制部材28は、上側ガイド板26aに形成された穴を埋めるように穴内に位置し、水平位置を占め、それにより横搬送経路26の上側用紙ガイド部材として機能する。このように、紙粉飛散抑制部材28の第二位置を用紙ガイド位置とすることで、第二位置を用紙搬送経路外に構成するよりも用紙搬送装置を小さく構成できる。
次に、図4を用いて本発明の第3実施形態に従う用紙搬送装置について説明する。
図4は用紙搬送装置の部分正面図である。
第3実施形態に従う用紙搬送装置では、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26の外側且つ下側にある回転軸28bを中心にして、横搬送経路26を塞ぐ位置(第一位置)と横搬送経路26を開放する位置(第二位置)との間で揺動可能に構成されている。回転軸28bは横搬送経路26と縦搬送経路23の間に位置する。横搬送経路26を塞ぐ第一位置では、紙粉飛散抑制部材28の先端は上側ガイド板26aの穴を介して上側ガイド板26aよりも上方に位置し、後端は下側ガイド板26bと略同じ高さに位置する。したがって、紙粉飛散抑制部材28が第一位置にあるとき、横搬送経路26の入口は紙粉飛散抑制部材28によって覆われるため、紙粉は横搬送経路26側に飛散しない。
紙粉飛散抑制部材28を第一位置と第二位置の間で回転させる機構としては、モーターが使用できる。モーターの正転・逆転により回転軸28aを揺動させることができる。
この用紙搬送装置によれば、用紙が縦搬送経路23を通って搬送される時に、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ位置(第一位置)に移動するため、紙粉が横搬送経路26側に飛散することを抑制できる。
また、横搬送経路26を通って用紙が搬送される時に、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を開放する位置(第二位置)に移動する。この第二位置において、紙粉飛散抑制部材28は、下側ガイド板26bの先端からレジストローラ4に向かって水平に延び、それにより紙粉飛散抑制部材28は横搬送経路26の下側用紙ガイド部材として機能する。このように、紙粉飛散抑制部材28の第二位置を用紙ガイド位置とすることで、第二位置を用紙搬送経路外に構成するよりも用紙搬送装置を小さく構成できる。
次に、図5のフローチャートを用いて本発明の実施形態に従う紙粉飛散抑制部材28の動作制御について説明する。
本実施形態に従う用紙搬送装置では、側面給紙トレイ位置検出手段24b(図1)によって、印刷動作開始前の印刷待機中に側面給紙トレイ24が用紙積載可能な開放位置に有るか無いかを判定する。
側面給紙トレイ24が用紙積載可能な開放位置に無い場合は、側面給紙トレイ24から給紙しない印刷条件であるため、紙粉飛散抑制部材28を横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置させる。
図5において、印刷待機時に、ステップS1で側面給紙トレイ位置検出手段24bによって側面給紙トレイ24が開放位置に有るか無いかが判定される。
側面給紙トレイ24が開放位置になく、収納位置にある場合(S1、NO)、すなわち側面給紙トレイ24から給紙しない場合、ステップS2で紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されているか、横搬送経路26を開放する第二位置に配置されているか判定される。
紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されていた場合(S2、YES)、紙粉飛散抑制部材28を第一位置から移動させず、縦搬送経路23を通る用紙から発生する紙粉が横搬送経路26に飛散することを抑制する。
一方で、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を開放する第二位置に配置されていた場合(S2、NO)、ステップS3で紙粉飛散抑制部材28を第二位置から第一位置に移動させ、横搬送経路26への紙粉の飛散を抑制する。このように、印刷開始前に側面給紙トレイ24の位置に応じて紙粉飛散抑制部材28を移動するため、印刷開始後に紙粉飛散抑制部材28を移動させる場合よりも印刷時間を短縮できる。
また、ステップS1で側面給紙トレイ24が開放位置に有ると判断された場合(S1、YES)、すなわち側面給紙トレイ24から給紙する場合、ステップS4で紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されているか、横搬送経路26を開放する第二位置に配置されているか判定される。
紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を開放する第二位置に配置されていた場合(S4、NO)、横搬送経路26から第三搬送経路27への用紙の通路を確保するために、紙粉飛散抑制部材28を第二位置から移動させない。
一方で、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されていた場合(S4、YES)、ステップS5で横搬送経路26から第三搬送経路27への用紙の通路を確保するために、紙粉飛散抑制部材28を第一位置から第二位置に移動させる。このように、印刷開始前に側面給紙トレイ24の位置に応じて紙粉飛散抑制部材28を移動するため、印刷開始後に紙粉飛散抑制部材28を移動させる場合よりも印刷時間を短縮できる。
次に、図6のフローチャートを用いて本発明の別な実施形態に従う紙粉飛散抑制部材28の動作制御について説明する。
本実施形態に従う用紙搬送装置では、側面給紙トレイ24内に用紙有無判定手段としての用紙有無検知センサ24cを備え、印刷動作開始前の印刷待機中に側面給紙トレイ24上に用紙が無い場合は、側面給紙トレイ24から給紙しない印刷条件であるため、紙粉飛散抑制部材28を横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置させる。一方で、印刷待機時に側面給紙トレイ24上に用紙が有る場合は、側面給紙トレイ24から給紙する印刷条件であるため、紙粉飛散抑制部材28を横搬送経路26を開放する第二位置に配置させる。これにより、印刷開始前に側面給紙トレイ24の用紙有無に応じて紙粉飛散抑制部材28を移動できるので、印刷開始後に紙粉飛散抑制部材28を移動させるよりも印刷時間を短縮できる。
図6において、印刷待機時に、ステップS11で、用紙有無検知センサ24c(図1)によって側面給紙トレイ24上に用紙が有るか無いかが判定される。用紙有無検知センサ24cは、側面給紙トレイ24に設けられた、積載用紙の有無を検知するセンサである。
側面給紙トレイ24上に用紙が無い場合(S11、NO)、ステップS12で紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されているか、横搬送経路26を開放する第二位置に配置されているか判定される。
紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されていた場合(S12、YES)、紙粉飛散抑制部材28を第一位置から移動させず、縦搬送経路23を通る用紙から発生する紙粉が横搬送経路26に飛散することを抑制する。
一方で、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を開放する第二位置に配置されていた場合(S12、NO)、ステップS13で紙粉飛散抑制部材28を第二位置から第一位置に移動させ、横搬送経路26への紙粉の飛散を抑制する。
また、ステップS11で側面給紙トレイ24上に用紙が有ると判断された場合(S11、YES)、ステップS14で紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されているか、横搬送経路26を開放する第二位置に配置されているか判定される。
紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を開放する第二位置に配置されていた場合(S14、NO)、紙粉飛散抑制部材28を第二位置から移動させない。
一方で、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されていた場合(S14、YES)は、ステップS15で紙粉飛散抑制部材28を第一位置から第二位置に移動させる。
次に、図7のフローチャートを用いて本発明のさらに別な実施形態に従う紙粉飛散抑制部材28の動作制御について説明する。
本実施形態に従う用紙搬送装置では、オペレータが用紙搬送装置又は画像形成装置の操作部で本体下側の給紙トレイ21a~dを選択した場合は、側面給紙トレイ24から給紙しない印刷条件であるため、紙粉飛散抑制部材28を横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置させる。
図7において、印刷待機時に、ステップS21で本体下側の給紙トレイ21a~dと側面給紙トレイ24のどちらが選択されたかが判定される。
側面給紙トレイ24が選択されなかった場合(S21、NO)、ステップS22で紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されているか、横搬送経路26を開放する第二位置に配置されているか判定される。
紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されていた場合(S22、YES)、紙粉飛散抑制部材28を第一位置から移動させず、縦搬送経路23を通る用紙から発生する紙粉が横搬送経路26に飛散することを抑制する。
一方で、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を開放する第二位置に配置されていた場合(S22、NO)、ステップS23で紙粉飛散抑制部材28を第二位置から第一位置に移動させ、横搬送経路26への紙粉の飛散を抑制する。つまり、操作部で給紙トレイ21a~dが選択されると同時に、紙粉飛散抑制部材28は第一位置に配置される。これにより、印刷開始前に給紙トレイが選択されると同時に紙粉飛散抑制部材28の移動を開始することができるので、印刷開始後に紙粉飛散抑制部材28の移動を開始するよりも印刷時間を短縮できる。
また、ステップS21で側面給紙トレイ24が選択された場合(S21、YES)、ステップS24で紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されているか、横搬送経路26を開放する第二位置に配置されているか判定される。
紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を開放する第二位置に配置されていた場合(S24、NO)、紙粉飛散抑制部材28を第二位置から移動させない。
一方で、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ第一位置に配置されていた場合(S24、YES)は、ステップS25で紙粉飛散抑制部材28を第一位置から第二位置に移動させる。つまり、操作部で側面給紙トレイ24が選択されると同時に、紙粉飛散抑制部材28は第二位置に配置される。これにより、印刷開始前に給紙トレイが選択されると同時に紙粉飛散抑制部材28の移動を開始することができるので、印刷開始後に紙粉飛散抑制部材28の移動を開始するよりも印刷時間を短縮できる。
以上説明したように、本発明の実施形態に従う用紙搬送装置によれば、縦搬送経路23を通って用紙が搬送される時に、紙粉飛散抑制部材28が横搬送経路26を塞ぐ位置に移動することにより、縦搬送経路23を通った用紙から発生した紙粉が横搬送経路26側に飛散することを抑制できる。これにより、横搬送経路26を通って搬送される用紙の記録面に紙粉が付着することを抑制し、紙粉に起因する白抜け(転写不良による異常画像)を防止することができる。
また、本発明の実施形態に従う画像形成装置は前述した用紙搬送装置を備える。これにより、横搬送経路26を通って搬送される用紙の記録面に紙粉が付着することを抑制し、紙粉に起因する白抜け(転写不良による異常画像)を防止することができる。
21 給紙トレイ(第二給紙装置)
23 縦搬送経路(第二用紙搬送経路)
24 側面給紙トレイ(第一給紙装置)
26 横搬送経路(第一用紙搬送経路)
28 紙粉飛散抑制部材
特開2018-095398号公報

Claims (7)

  1. 第一給紙装置と、
    前記第一給紙装置から作像部に向けて横方向に用紙を搬送する第一用紙搬送経路と、
    前記第一給紙装置よりも下方に位置する第二給紙装置と、
    前記第一用紙搬送経路よりも下側に配置され且つ前記第二給紙装置から前記作像部に向けて縦方向に用紙を搬送する第二用紙搬送経路と、
    前記第一用紙搬送経路と前記第二用紙搬送経路とが合流する合流部から前記作像部まで用紙を搬送する第三用紙搬送経路と、
    前記第一用紙搬送経路又は前記第二用紙搬送経路を通過した用紙から発生する紙粉がそれぞれ前記第二用紙搬送経路又は前記第一用紙搬送経路へ飛散することを抑制する紙粉飛散抑制部材と、を備え、
    前記紙粉飛散抑制部材は、前記第一用紙搬送経路を塞ぐ第一位置と、前記第一用紙搬送経路を開放する第二位置の間で移動可能であり、
    前記紙粉飛散抑制部材が前記第一位置にあるとき、前記第二用紙搬送経路を搬送された用紙は、前記紙粉飛散抑制部材に接触してガイドされた後に前記第三用紙搬送経路の用紙ガイド部材に接触して、前記第三用紙搬送経路に搬送されることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記第二位置において、前記紙粉飛散抑制部材は前記第一用紙搬送経路の用紙ガイド部材として機能することを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記紙粉飛散抑制部材が前記第一用紙搬送経路の外側にある回転軸を中心に揺動可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記第一給紙装置は、装置内部に収納される収納位置と、用紙を積載可能な開放位置に移動可能であり、
    前記第一給紙装置が前記開放位置に有るか無いかを判定する位置検出手段を備え、
    印刷待機時に前記第一給紙装置が前記収納位置に位置している場合、前記紙粉飛散抑制部材は前記第一用紙搬送経路を塞ぐ前記第一位置に配置され、
    印刷待機時に前記第一給紙装置が前記開放位置に位置している場合、前記紙粉飛散抑制部材は前記第一用紙搬送経路を開放する前記第二位置に配置されることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の用紙搬送装置。
  5. 前記第一給紙装置内に用紙有無判定手段を備え、
    印刷待機時に前記第一給紙装置に用紙が無い場合、前記紙粉飛散抑制部材は前記第一用紙搬送経路を塞ぐ前記第一位置に配置され、
    印刷待機時に前記第一給紙装置に用紙が有る場合、前記紙粉飛散抑制部材は前記第一用紙搬送経路を開放する前記第二位置に配置される、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の用紙搬送装置。
  6. 操作部で前記第一給紙装置が選択されると同時に、前記紙粉飛散抑制部材は前記第二位置に配置され、
    前記操作部で前記第二給紙装置が選択されると同時に、前記紙粉飛散抑制部材は前記第一位置に配置されることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の用紙搬送装置。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の用紙搬送装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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