JP7259379B2 - 多層膜回折格子 - Google Patents

多層膜回折格子 Download PDF

Info

Publication number
JP7259379B2
JP7259379B2 JP2019022387A JP2019022387A JP7259379B2 JP 7259379 B2 JP7259379 B2 JP 7259379B2 JP 2019022387 A JP2019022387 A JP 2019022387A JP 2019022387 A JP2019022387 A JP 2019022387A JP 7259379 B2 JP7259379 B2 JP 7259379B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffraction grating
film layer
multilayer
diffraction
soft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019022387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020128950A5 (ja
JP2020128950A (ja
Inventor
雅人 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2019022387A priority Critical patent/JP7259379B2/ja
Publication of JP2020128950A publication Critical patent/JP2020128950A/ja
Publication of JP2020128950A5 publication Critical patent/JP2020128950A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7259379B2 publication Critical patent/JP7259379B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Description

本発明は、軟X線波長領域においる回折格子において、回折格子溝形状及びその上に積層する下地金属膜と多層膜の構成を最適化することにより、10層以下の少ない積層数で回折効率を高めた回折格子製作技術に関する。
エネルギーが約0.1keVから4keV付近の軟X線(波長:0.3nm~12nm)を反射型回折格子で分光する場合、実用的な回折効率を得るため、回折格子に対して入射光を回折格子面とすれすれの方向から入射させる斜入射条件で使用する。
軟X線領域では回折格子の表面に反射膜として積層する物質の屈折率nMは1よりわずかに小さい。高い回折効率を得るためには一般に、回折格子面に垂直な法線方向から測った入射角αが鏡面の全反射条件であるsinα≧nM (a≧π/2-{2(1-nM)}1/2)を満たすようにする。しかしながら、回折格子の溝の効果により回折される光のエネルギーは、正反射条件を満たす零次光や多くの次数光に分散されるだけでなく、表面物質内に吸収される成分も存在するため、計測に利用される1次光(または-1次光)の強度は回折格子溝のない鏡の全反射の場合の強度に比較して非常に弱くなる。このため、例えば溝形状が矩形状のラミナー型回折格子においては、溝の深さ、凹凸の山面と谷面の面積比を最適化し、山面と谷面からの光が所望の回折次数の光の回折光方向で強め合う正の干渉を起こすように設計される。
さらに、軟X線領域で高い回折効率を得る方法として、回折格子表面に低密度物質層と、前記低密度物質層よりも密度が高い高密度物質層を交互に周期的に積層して形成された構造を具備する軟X線多層膜回折格子を用いる方法がある。この方法は高密度物質層で回折された各光が干渉し、光が強められる必要がある。このためには、入射光を多層膜の膜内部まで侵入させる必要があるが、軟X線領域の全反射条件では侵入深さが小さいために膜内部まで光が侵入できず、多層膜の効果を活かすことができなかった。このことが軟X線多層膜回折格子で高い回折効率を得ることを困難にさせていた。
それに対して軟X線回折格子の表面に従来から用いられている基本反射膜層の上に光の吸収が小さい物質の増反射膜層を最適な厚さで積層することにより、回折効率を向上させることができることが数値計算や実験により見出されている。
特開2006-133280号公報 特開2011-141129号公報 特開2015-094892号公報
M. Koike et. al., "Enhancement of diffraction efficiency of laminar-type diffraction gratings overcoated with diamond-like carbon (DLC) in soft X-ray region," AIP Conf. Proc. 1741, 040045 (2016), (4pages) ; doi: 10.1063/1.4952917. T. Imazono et al., "Experimental evaluation of enhancement of diffraction efficiency by overcoating diamond-like carbon (DLC) on soft X-ray laminar-type gratings," AIP Conf. Proc. 1741, 040043 (2016), (4 pages) ; doi: 10.1063/1.4952915.
全反射条件によって数十ナノメートル程度の深さの物質内部までしか光エネルギーが侵入できない軟X線領域において、表面反射膜層として一般に用いられる金等の単層膜を用いた回折格子の回折効率を改善する。
本発明に係る回折格子では、溝が刻線された所定面上に、使用入射角において吸収のため透過光が存在しない厚さの金(Au)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、タングステン(W)の基本反射膜層があり、その上に多層膜層として消衰係数が小さく、屈折率が1より僅かに小さい炭素(C)、炭化ボロン(B4C)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)のいずれか、もしくはそのいずれかを含む化合物の薄膜層とオスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、タングステン(W)のいずれか、もしくはそのいずれかを含む化合物の薄膜層を周期的に付加し、軟X線回折格子の回折効率を向上させる。
本発明では、回折格子の基本反射膜層と多層膜層の相関効果により、入射エネルギーが零次を含む反射回折光として回折される割合が増加するため、全反射条件によって物質内部まで侵入できないエネルギーの軟X線領域において、金等を反射膜とする一般に用いられる回折格子の回折効率を広い波長範囲で改善することができる。
従来の形態となる回折格子の構造を示す図である。 本発明の実施の形態となる回折格子の構造を示す図である。 従来の形態となる回折格子の回折効率の波長依存性を示す図である。 本発明の形態となる回折格子の回折効率の波長依存性を示す図である。 基本反射膜層がAu(d= 30.0 nm),多層膜層がC(d= 7.4 nm)とOs(d=6.0 nm)が2周期の場合。 本発明の形態となる回折格子の回折効率の波長依存性を示す図である。 基本反射膜層がAu(d= 30.0 nm),多層膜層がC(d= 7.4 nm)と Ir(d=6.0 nm)が2周期の場合。 本本発明の形態となる回折格子の回折効率の波長依存性を示す図である。 基本反射膜層がAu(d= 30.0 nm),多層膜層がC(d= 7.4 nm)と W(d=6.0 nm)が2周期の場合。
発明者は矩形状の溝形状を持つラミナー型の軟X線回折格子の回折効率を一定の波長範囲で高めるには、従来の形態である基本反射膜表面にある種の物質を一定の厚さで積層させればよいことを見いだした(非特許文献1、2)。探索の結果鉄のL発光(Fe-La,b)の波長 1.7~1.8 nm(700~720 eV)を中心とした領域の回折効率を高めるには回折格子溝が刻線された表面上に、使用入射角において吸収のため透過光が存在しない厚さの金(Au)、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、タングステン(W)の基本反射膜層があり、その上に多層膜層として消衰係数が小さく、屈折率が1より僅かに小さい炭素(C)、炭化ボロン(B4C)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)のいずれか、もしくはそのいずれかを含む化合物の薄膜層とオスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、タングステン(W)のいずれか、もしくはそのいずれかを含む化合物の薄膜層を1周期以上付加することにより軟X線回折格子の回折効率が向上することを見出した。
以下、本発明の実施形態の基本となる従来型の軟X線用ラミナー型回折格子(形態O)の構造を、図1を用いて詳細に説明する。直交座標系において、x軸を回折格子表面中心Oでの回折格子の垂線(法線)方向、y軸を中心Oでの回折格子面の接線方向、z軸を中心Oにおいて紙面に垂直な軸とする。この時、x軸方向から入射光の方向へ張る角度を入射角(α)とする。したがって、回折格子面から入射光の方向に張る角度θとの間にはθ=90°-αの関係がある。また、x軸方向から測定に用いる波長(λ)の回折次数(m)が+1次の回折光の方向を回折角(β)とする。角度αとβの双方について符号はx軸から反時計廻りを正とする。回折格子溝はラミナー型と一般に称される矩形波状であり、材質がSiO2等の基板1の表面に、溝周期である格子定数(σ)、溝の山部の長さ(a)、溝深さ(h)の格子溝が形成されている。因みに角度α、β及び波長λ、格子定数σの間には回折格子に式と称されるsinα+sinβ=λ/σの関係がある。
従来型のラミナー型回折格子及び本発明の実施の形態となる回折格子の基板1として、例えば 格子定数σ = 416.7 nm (1/σ = 2400 本/mm)、h = 6.2 nm、デューティ比(a/σ) = 0.40(a = 167 nm)のラミナー型の格子溝を用いる。
図1に基板1上に基本反射膜層2を堆積した従来型のラミナー型回折格子の形態を示す。
図2は本発明の形態を説明する図である。ここでは回折格子基板1上に基本反射膜層2が膜厚d1で堆積されている回折格子の上に回折効率を高める多層膜層3、4をそれぞれ膜厚d2、dで積層する。
図3は図1で示した形態の回折格子において 基板1として、格子定数σ = 416.7 nm (1/σ = 2400 本/mm)、h = 6.2 nm、デューティ比(a/σ) = 0.40(a = 167 nm)のラミナー型の回折格子に基本反射膜層2としてAuを30 nm付加した場合の0.6 nm~6 nmの軟X線に対する回折効率の波長依存性を示す図である。入射角αは88.65°である。
図4は図1で示した形態の回折格子において 基板1として、格子定数σ = 416.7 nm (1/σ = 2400 本/mm)、h = 6.2 nm、デューティ比(a/σ) = 0.40(a = 167 nm)のラミナー型の回折格子に基本反射膜層2としてAuを30 nm付加し、さらに多層膜層がC(d= 7.4 nm)とOs(d=6.0 nm)が2周期の場合の0.6 nm~6 nmの軟X線に対する回折効率の波長依存性を示す図である。入射角αは86.20°である。
図5は図1で示した形態の回折格子において 基板1として、格子定数σ = 416.7 nm (1/σ = 2400 本/mm)、h = 6.2 nm、デューティ比(a/σ) = 0.40(a = 167 nm)のラミナー型の回折格子に基本反射膜層2としてAuを30 nm付加し、さらに多層膜層がC(d= 7.4 nm)とIr(d=6.0 nm)が2周期の場合の0.6 nm~6 nmの軟X線に対する回折効率の波長依存性を示す図である。入射角αは88.65°である。
図6は図1で示した形態の回折格子において 基板1として、格子定数σ = 416.7 nm (1/σ = 2400 本/mm)、h = 6.2 nm、デューティ比(a/σ) = 0.40(a = 167 nm)のラミナー型の回折格子に基本反射膜層2としてAuを30 nm付加し、さらに多層膜層がC(d= 7.4 nm)とW(d=6.0 nm)が2周期の場合の0.6 nm~6 nmの軟X線に対する回折効率の波長依存性を示す図である。入射角αは88.65°である。
図3と図4,5、6を比較したらわかるように1.5 nm~6 nmの広い波長領域で回折効率が2倍以上改善していることが判る。
電子顕微鏡に搭載した軟X線発光回折格子分光器に組み込むことにより、電子線で試料を励起し、鉄鋼のなどの軟X線発光の分光計測に基づく微量成分分析、鉄を含む永久磁石材料開発、スピントロ二クスデバイス中における鉄化合物の状態分析等に用いることができる。また、励起源として各種加速器等により生成される放射光、イオンビーム、高周波放電、プラズマ放電光源等も用いることができる。
1…回折格子基板
2…基本反射膜層
3…薄膜層A
4…薄膜層B

Claims (4)

  1. 軟X線分光計測に用いる表面に周期的な凹凸を持つ回折格子と、
    前記回折格子の表面に順に積層された基本反射膜層と多層膜層とを有し、
    前記基本反射膜層が、波長1nm~20nm内の目的電磁波の浸透深さよりも厚い金(Au)から成り、
    前記多層膜層が炭素(C)から成る薄膜層Aと、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、タングステン(W)のいずれか、もしくはそのいずれかを含む化合物から成る薄膜層Bとを1周期以上積層したものであることを特徴とする多層膜回折格子。
  2. 請求項1記載の多層膜回折格子において、
    前記回折格子の表面の凹凸が断面矩形状である多層膜回折格子。
  3. 請求項1又は2に記載の多層膜回折格子において、
    前記多層膜層の周期が半整数(例:1.5、2.5周期)であることを特徴とする多層膜回折格子。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の多層膜回折格子において、
    前記多層膜層を構成する物質の膜厚が膜層ごとに異なることを特徴とする多層膜回折格子。
JP2019022387A 2019-02-12 2019-02-12 多層膜回折格子 Active JP7259379B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019022387A JP7259379B2 (ja) 2019-02-12 2019-02-12 多層膜回折格子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019022387A JP7259379B2 (ja) 2019-02-12 2019-02-12 多層膜回折格子

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2020128950A JP2020128950A (ja) 2020-08-27
JP2020128950A5 JP2020128950A5 (ja) 2021-07-26
JP7259379B2 true JP7259379B2 (ja) 2023-04-18

Family

ID=72174492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019022387A Active JP7259379B2 (ja) 2019-02-12 2019-02-12 多層膜回折格子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7259379B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007119852A1 (ja) 2006-04-14 2007-10-25 Japan Atomic Energy Agency 多層膜型回折格子
JP2008090030A (ja) 2006-10-03 2008-04-17 Japan Atomic Energy Agency 高効率耐熱性多層膜回折格子
JP2011075850A (ja) 2009-09-30 2011-04-14 Japan Atomic Energy Agency 多層膜ラミナー型回折格子及び分光器
JP2015094892A (ja) 2013-11-13 2015-05-18 独立行政法人日本原子力研究開発機構 回折格子

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007119852A1 (ja) 2006-04-14 2007-10-25 Japan Atomic Energy Agency 多層膜型回折格子
JP2008090030A (ja) 2006-10-03 2008-04-17 Japan Atomic Energy Agency 高効率耐熱性多層膜回折格子
JP2011075850A (ja) 2009-09-30 2011-04-14 Japan Atomic Energy Agency 多層膜ラミナー型回折格子及び分光器
JP2015094892A (ja) 2013-11-13 2015-05-18 独立行政法人日本原子力研究開発機構 回折格子

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020128950A (ja) 2020-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7259379B2 (ja) 多層膜回折格子
Macrander et al. Synchrotron X-ray optics
JP2008191547A (ja) 多層膜不等間隔溝凹面回折格子及び同分光装置
JP2021089218A (ja) 多層膜回折格子
JP2022077089A (ja) 非周期多層膜回折格子
JP6700649B2 (ja) 回折格子
Chkhalo et al. Grazing incidence mirrors with enhanced reflectance in the soft X-ray region
JP2007515689A (ja) 交互の多層スタックを持つ2次元回折格子ネットワーク、その製法そしてそれらのネットワークを備える分光器
Fechtchenko et al. Optical properties of sliced multilayer gratings
Imazono et al. A multilayer grating with a novel layer structure for a flat-field spectrograph attached to transmission electron microscopes in energy region of 2-4 keV
JP2022027190A (ja) 回折格子
JP2023114836A (ja) 軟x線多層膜回折格子
WO2024042865A1 (ja) 軟x線多層膜回折格子
Chernov et al. Fabrication and performance characteristics of a NiC multilayer grating for hard X-rays
JP2011075850A (ja) 多層膜ラミナー型回折格子及び分光器
Dogadin et al. Design of a soft X-ray and extreme UV reflectometer equipped with a high-resolution monochromator and high-brightness laser-plasma radiation source
EP2009470B1 (en) Multi-layer film type diffraction grating
JP2006133280A (ja) 多層膜不等間隔溝ラミナー型回折格子及び同分光装置
US6650728B2 (en) Apparatus and method for the analysis of atomic and molecular elements by wavelength dispersive X-ray spectrometric devices
JPH0772298A (ja) X線分光器およびx線分光素子
JP2530029B2 (ja) 多層膜分光器
JP3026369B2 (ja) 軟x線多層膜反射鏡
Firsov et al. Novel wavelength-dispersive X-ray fluorescence spectrometer
Canestrari et al. Analysis of microroughness evolution in X-ray astronomical multilayer mirrors by surface topography with the MPES program and by X-ray scattering
US20030169845A1 (en) X-ray monochromator and X-ray fluorescence spectrometer using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20191101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20191101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210603

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230112

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20230112

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20230126

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20230131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230320

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7259379

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151