JP7256710B2 - 吸気予熱装置および燃料電池発電システム - Google Patents

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Description

本発明による実施形態は、吸気予熱装置および燃料電池発電システムに関する。
外気温度が氷点下となる寒冷地に設置される燃料電池発電システムでは、外部から供給される空気の温度が下がると、燃料電池発電システム内にある機器や配管が凍結し、故障や破損の原因となる。機器や配管の凍結を防止するため、寒冷地に設置される燃料電池発電システムには、外気温度が低くなると燃料電池発電システムに供給される空気を予め加温する吸気予熱ユニットが設けられている。
従来の吸気予熱ユニットは、燃料電池のパッケージ内部に設置され、吸気口から吸入された空気の流路を有し、流路を通る空気をヒータなどによってパッケージ内部の機器等が凍結しない温度まで予熱し、予熱された空気を燃料電池に供給する構成が一般的であった。
しかしながら、従来の吸気予熱ユニットは、吸気予熱ユニットが不要な標準型の燃料電池発電システムに対して大きく構成を変える必要があったため、構成が複雑かつ高価なものになる傾向にあった。
特開2013-69520号公報
本発明が解決しようとする課題は、標準型の燃料電池発電システムの設計を活用することで構成の簡素化および低コスト化が可能な吸気予熱装置および燃料電池発電システムを提供することである。
本実施形態による吸気予熱装置は、筐体と、吸気口と、接続口と、空気の流路と、加熱部と、を備える。筐体は、燃料電池パッケージに接続可能である。吸気口は、筐体に設けられ、筐体の外部から筐体の内部に空気を吸入する。接続口は、筐体に設けられ、筐体を燃料電池パッケージに接続する。空気の流路は、筐体の内部に、吸気口から接続口まで設けられている。加熱部は、流路上に配置され、空気を加熱する。
第1の実施形態による吸気予熱ユニットを示す断面図である。 第1の実施形態による燃料電池発電システムを示す断面図である。 第2の実施形態による吸気予熱ユニットを示す断面図である。 第3の実施形態による吸気予熱ユニットを示す断面図である。 第4の実施形態による吸気予熱ユニットを示す断面図である。 第4の実施形態による吸気予熱ユニットを示す側面図である。 第5の実施形態による吸気予熱ユニットを示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、吸気予熱装置の一例である第1の実施形態による吸気予熱ユニット1を示す断面図である。図2は、第1の実施形態による燃料電池発電システム2を示す断面図である。
吸気予熱ユニット1は、図2に示される燃料電池パッケージ3とともに燃料電池発電システム2を構成し、燃料電池パッケージ3に吸入される空気(すなわち、吸気)を予熱する装置である。燃料電池発電システム2は、吸気予熱ユニットが内蔵されていない標準型の燃料電池発電システムの設計を基本とし、寒冷地仕様とする場合のオプションとして、標準型の燃料電池発電システムの設計に軽微な変更を加えるだけで吸気予熱ユニット1を設置できる構成である。
具体的には、図1に示すように、吸気予熱ユニット1は、筐体4と、吸気口5と、接続口6と、空気の流路7と、加熱部8と、を備える。
筐体4は、図2に示される燃料電池パッケージ3に接続可能である。筐体4が燃料電池パッケージ3に接続可能であることで、寒冷地仕様とする場合にオプションで吸気予熱ユニット1を燃料電池発電システム2に設置することができる。
吸気口5は、筐体4に設けられている。吸気口5は、筐体4の外部から筐体4の内部に空気Aを吸入する。
より詳しくは、図1に示すように、吸気口5は、筐体4の前壁部41上の上端部近傍位置に設けられている。筐体4の上端部近傍位置に吸気口5が設けられていることで、積雪によって吸気口5が塞がれることを回避することができる。
接続口6は、筐体4に設けられている。接続口6は、筐体4を燃料電池パッケージ3に接続する。より詳しくは、接続口6は、前壁部41と反対側の筐体4の後壁部42上に設けられている。
流路7は、筐体4の内部に吸気口5から接続口6まで設けられている。流路7は、吸気口5から吸入された空気Aを接続口6まで流動させ、接続口6から空気Aを排出して燃料電池パッケージ3内に供給する。
より詳しくは、流路7は、筐体4の内部において2回折り返されていることで、上流側流路部71と、中流側流路部72と、下流側流路部73との互いに隣り合うように連続する3列の流路部71~73を有する。さらに詳しくは、流路7は、筐体4の上壁部43から底壁部44側に延びる上流側流路壁74と、上流側流路壁74の下流側において筐体4の底壁部44から上壁部43側に延びる下流側流路壁75とによって3列の流路部71~73に区分されている。
加熱部8は、流路7上に配置されている。加熱部8は、流路7を流れる空気を加熱する。第1の実施形態において、加熱部8は、シーズヒータなどの電気ヒータで構成されている。
より詳しくは、加熱部8は、3列の流路部71~73のうちの中流側流路部72上に配置されている。中流側流路部72上に配置されていることで、加熱部8は、吸気予熱ユニット1の外部への放熱を抑制しながら効率的に空気を加熱することができる。また、流路7が2回折り返されていることで、加熱部8は、中流側流路部72を流れる空気だけでなく、中央側流路部72に隣り合う上流側流路部71および下流側流路部73を流れる空気も加熱することができる。すなわち、加熱部8によれば、自己再熱回収が可能である。
一方、図2に示すように、燃料電池パッケージ3は、隔壁30で仕切られた機械室31と電気室32とを有する。機械室31内には、吸気予熱ユニット1から供給された空気中の酸素と燃料の供給源(図示せず)から供給された燃料中の水素を反応させて発電するセルスタック33(すなわち、電池本体)と、吸気予熱ユニット1から供給された空気を、流路39を通してセルスタック33に導入するブロワ34と、機械室31内で漏れた燃料を排気口35を通して排気するための換気ファン36とが配置されている。これらの機器の他にも、機械室31内には、ポンプ(図示せず)などのプロワ34以外の補機類が配置されている。電気室32内には、セルスタック33に電気的に接続されたインバータや制御基板などの電気機器310や、ファン37が配置されている。機械室31内よりも電気室32内の圧力を高くするため、電気室32内のファン37は、電気室32内に正圧を形成するように電気室32の吸気口38付近に配置され、機械室31内の換気ファン36は、機械室31内に負圧を形成するように機械室31の排気口35付近に配置されている。機械室31内よりも電気室32内の圧力を高くすることで、機械室31側から電気室32側に燃料ガスが流入して電気機器310に悪影響を与えることを抑制することができる。
上記のように構成された吸気予熱ユニット1は、図2に示すように、接続口6を介して機械室31および電気室32に1つずつ接続されることで、寒冷地仕様の燃料電池発電システム2を構成することができる。
このような燃料電池発電システム2において、寒冷地の低温の外気Aは、吸気口5から筐体4の内部に吸入され、上流側流路部71、中流側流路部72および下流側流路部73を順に流れる過程で加熱部8によって少なくとも燃料電池パッケージ3内を凍結させない温度まで加熱される。
加熱部8で加熱された空気Aは、接続口6から排出されて燃料電池パッケージ3内に供給される。より詳しくは、機械室31に接続された一方の吸気予熱ユニット1の加熱部8によって加熱された空気Aは、機械室31内に供給され、電気室32に接続された他方の吸気予熱ユニット1の加熱部8によって加熱された空気Aは、電気室32内に供給される。
機械室31内に供給された空気Aの一部は、ブロワ34によってセルスタック33に導入されて発電に用いられる。機械室31内に供給された空気Aの他の一部は、換気ファン36による機械室31の換気に用いられる。
電気室32内に供給された空気Aは、電気室32内を凍結させない温度まで電気室32内を加熱したうえで電気室32の排気口311から排気される。
第1の実施形態によれば、寒冷地仕様の場合にオプションで燃料電池パッケージ3に吸気予熱ユニット1を接続できることで、標準型の燃料電池発電システムの設計を活用して構成の簡素化および低コスト化を図ることができる。
なお、発電の停止中などの燃料電池パッケージ3への空気Aの供給が不要な場合においても、中流側流路部72上の加熱部8によって吸気予熱ユニット1内の空気Aを加熱すれば、吸気予熱ユニット1内に高温の空気Aを効率的に溜めることができる。これにより、燃料電池パッケージ3への低温の外気の流入を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、吸気口の開閉機構を備える第2の実施形態について説明する。図3は、第2の実施形態による吸気予熱ユニット1を示す断面図である。
図3に示すように、第2の実施形態による吸気予熱ユニット1は、第1の実施形態の構成に加えて、更に、吸気口5を開閉可能な開閉機構9を備える。
図3に示すように、開閉機構9は、上下に隣り合うように吸気口5に配置された複数の板状部材91を有する。各板状部材91は、それぞれの回転軸92を中心に回転することで、吸気口5の開口面積を変更可能である。例えば、板状部材91は、図3において実線で示すように、板状部材91の外側(外気側)の端部が板状部材91の内側(流路7側)の端部よりも下方に位置するように傾斜することで、吸気予熱ユニット1の内部への雨水の侵入を抑制しつつ、吸気口5を開放することができる。一方、図3において破線で示すように、板状部材91が実線の状態よりも更に大きく傾斜して隣り合う板状部材91同士が接触または近接することで、吸気口5を遮蔽することができる。
板状部材91の回転は、手動および自動のいずれであってもよい。板状部材91を自動で回転させる場合、例えば、板状部材91を回転させるアクチュエータ(図示せず)は、燃料電池パッケージ3の電気機器310側から発電停止を通知する信号を受信したことに応じて、吸気口5を遮蔽する位置まで板状部材9を回転させてもよい。
第2の実施形態によれば、発電の停止中などの燃料電池パッケージ3への空気Aの供給が不要な場合に、開閉機構9で吸気口5を遮蔽することで、燃料電池パッケージ3への低温の外気Aの流入を防止することができる。
(第3の実施形態)
次に、バイパス流路を備える第3の実施形態について説明する。図4は、第3の実施形態による吸気予熱ユニット1を示す断面図である。
図4に示すように、第3の実施形態における吸気予熱ユニット1は、第1の実施形態の構成に加えて、更に、バイパス流路10を形成可能に構成されている。
バイパス流路10は、筐体4の内部に、加熱部8を経由せずに吸気口5側から接続口6側まで設けられる。より詳しくは、図4に示される例において、バイパス流路10は、上流側流路部71の上流端と、中流側流路部72の下流端とで構成される。
また、第3の実施形態において、上流側流路壁74は、切替部の一例である可動壁部741を有する。可動壁部741は、空気が加熱部8を経由する流路7およびバイパス流路10のいずれを流れるのかを切り替える。
より詳しくは、可動壁部741は、図4において破線で示すように、吸気口5と下流側流路部73とを最短経路で連通するように可動壁部741以外の上流側流路壁74に対して傾斜した位置に移動することで、上流側流路部71の上流端と中流側流路部72の下流端とで構成されたバイパス流路10を形成することができる。なお、可動壁部741以外の上流側流路壁74は、図4の紙面垂直方向の端部が筐体4に固定されている。このため、可動壁部741がバイパス流路10を形成する位置に移動しても、上流側流路壁74は落下しない。
また、可動壁部741は、図4において実線に示すように、可動壁部741以外の上流側流路壁74と直線状になる位置に移動することで、バイパス流路10を解除して、第1の実施形態と同様に上流側流路部71と中流側流路部72とを仕切る。
可動壁部741の移動は、手動および自動のいずれであってもよい。可動壁部741を自動で移動させる場合、例えば、可動壁部741を移動させるアクチュエータ(図示せず)は、温度センサ(図示せず)で検出された外気温が空気Aの予熱を要しない所定温度以上である場合に、バイパス流路10を形成する位置まで可動壁部741を移動させてもよい。
第3の実施形態によれば、燃料電池発電システム2の周囲温度が高いため空気Aを予熱する必要がない場合には、バイパス流路10を形成することで空気Aを予熱せずに直接燃料電池パッケージ3に供給することができる。これにより、流路7をショートカットできるので、流路7の圧損および補機動力を低減させることができる。
(第4の実施形態)
次に、加熱部が温水の流路である第4の実施形態について説明する。図5は、第4の実施形態による吸気予熱ユニット1を示す断面図である。なお、図5では、図2に示したブロワ34や電気室32の図示を省略している。図6は、第4の実施形態による吸気予熱ユニット1を示す正面図である。
これまでは、加熱部が電気ヒータで構成される例について説明した。これに対して、第4の実施形態における加熱部は、燃料電池の発電で発生した熱を回収した温水の流路81で構成されている。
より詳しくは、図5および図6に示すように、流路81は、中流側流路部72の上流端側から下流端側に亘って、空気Aの流動方向に直交する方向に蛇行するように配置された管状の流路である。流路81の上流端および下流端は、吸気予熱ユニット1の外部に配置された管状の流路12の下流端および上流端にそれぞれ接続されている。
吸気予熱ユニット1の外部の流路12上には、互いに接続された流路81、12内で水W1を循環させるためのポンプ13が配置されている。
吸気予熱ユニット1の外部の流路12は、部分的に機械室31の内部に配置されている。機械室31の内部の流路12上には、セルスタック33を冷却する冷却水との熱交換を行うための熱交換器14が設けられている。セルスタック33の発電によって加熱された冷却水は、冷却水の流路13を通って熱交換器14に到達し、熱交換器14において流路12内の水と熱交換することで、流路12内の水を加熱する。加熱された流路12内の水は、ポンプ13によって吸気予熱ユニット1内の流路81に導入され、流路7を流れる空気と熱交換することで空気を予熱する。
第4の実施形態によれば、セルスタック33の排熱を利用して空気を予熱することができるので、燃料電池発電システム2のエネルギー効率を向上させることができる。
(第5の実施形態)
次に、加熱部が排気ガスの流路である第5の実施形態について説明する。図7は、第5の実施形態による吸気予熱ユニット1を示す断面図である。
図5および図6では、加熱部が燃料電池の発電で発生した熱を回収した温水の流路81で構成される例について説明した。これに対して、第5の実施形態における加熱部は、図5および図6に示した流路81を、燃料電池から排出された排気ガスの流路として機能させる構成である。
より詳しくは、図7に示すように、流路81は、機械室31の排気口35に接続された排気ガスGの流路15に接続されている。流路15には、セルスタック33の発電によって高温になった空気極(カソード)の排気ガスGが流入する。流路15に流入した高温の排気ガスGは、流路15を通って吸気予熱ユニット1内の流路81に導入され、流路7を流れる空気Aと熱交換することで空気Aを予熱する。
第5の実施形態によれば、第4の実施形態と同様にセルスタック33の排熱を利用して空気Aを予熱することができるので、燃料電池発電システム2のエネルギー効率を向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 吸気予熱ユニット、3 燃料電池パッケージ、4 筐体、5 吸気口、6 接続口、7 流路、8 加熱部

Claims (10)

  1. 燃料電池パッケージに接続可能な筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記筐体の外部から前記筐体の内部に空気を吸入する吸気口と、
    前記筐体に設けられ、前記筐体を前記燃料電池パッケージに接続する接続口と、
    前記筐体の内部に、前記吸気口から前記接続口まで設けられた前記空気の流路と、
    前記流路上に配置され、前記空気を加熱する加熱部と、
    を備え、
    前記流路は、前記筐体の内部において少なくとも2回折り返されていることで、少なくとも3列の隣り合う流路部を有し、前記加熱部は、前記少なくとも3列の流路部のうちの中流側の流路部上に配置されている、燃料電池発電システムの吸気予熱装置。
  2. 記加熱部は、前記少なくとも3列の流路部のうちの中流側の流路部上における前記空気の流動方向の中央位置に配置されている、請求項1に記載の吸気予熱装置。
  3. 前記加熱部は、前記中流側の流路部を流れる空気と、前記中流側の流路部に隣接する他の流路部を流れる空気とを加熱する、請求項1または2に記載の吸気予熱装置。
  4. 前記吸気口を開閉可能な開閉機構を更に備える、請求項1~3のいずれか1項に記載の吸気予熱装置。
  5. 前記吸気口は、前記筐体の上端部近傍位置に設けられている、請求項1~4のいずれか1項に記載の吸気予熱装置。
  6. 前記筐体の内部に、前記加熱部を経由せずに前記吸気口側から前記接続口側まで設けられるバイパス流路と、
    前記空気が前記加熱部を経由する流路および前記バイパス流路のいずれを流れるのかを切り替える切替部と、
    を更に備える、請求項1~5のいずれか1項に記載の吸気予熱装置。
  7. 前記加熱部は、電気ヒータを有する、請求項1~6のいずれか1項に記載の吸気予熱装置。
  8. 前記加熱部は、前記燃料電池パッケージの発電で発生した熱を回収した温水の流路を有する、請求項1~6のいずれか1項に記載の吸気予熱装置。
  9. 前記加熱部は、前記燃料電池パッケージから排出された排気ガスの流路を有する、請求項1~6のいずれか1項に記載の吸気予熱装置。
  10. 燃料電池パッケージと、
    吸気予熱装置と、を備え、
    前記吸気予熱装置は、
    前記燃料電池パッケージに接続可能な筐体と、
    前記筐体に設けられ、前記筐体の外部から前記筐体の内部に空気を吸入する吸気口と、
    前記筐体に設けられ、前記筐体を前記燃料電池パッケージに接続する接続口と、
    前記筐体の内部に、前記吸気口から前記接続口まで設けられた前記空気の流路と、
    前記流路上に配置され、前記空気を加熱する加熱部と、
    を有
    前記流路は、前記筐体の内部において少なくとも2回折り返されていることで、少なくとも3列の隣り合う流路部を有し、前記加熱部は、前記少なくとも3列の流路部のうちの中流側の流路部上に配置されている、燃料電池発電システム。
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