JP5929864B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、室内機と連絡配管を介して接続される空気調和機の室外機に関するものであ
る。
従来の空気調和機の室外機としては、ケーシング内の機器室に配置された圧縮機と、ケ
ーシング内の熱交換室に配置された室外ファンと、機器室の上方に配置された電装品箱と
を備えたものがある。電装品箱は、機器室側から冷却空気を取り入れる冷却空気取入口と
、冷却空気取入口から取り入れた冷却空気を熱交換室側に排出する冷却空気排出口とを有
する。また、ケーシングの機器室側の側板は、外気(冷却空気)を取り入れる外気取入口
を有する。このように構成された室外機では、室外ファンの回転により熱交換室が負圧と
なるので、外気取入口から機器室に取り入れられた外気(冷却空気)が、機器室の上方に
配置された電装品箱を通風し、熱交換室に流入する。したがって、外気が電装品箱を通風
する際に、P板表面に実装されている電子部品が冷却される。
特開平6−265199号公報
ところで、空気調和機の室外機では、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁に設けられた連絡配管
の接続部が後方を向くように、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁が機器室側の側板の外面に取り
付けられることが考えられる。しかし、このような室外機では、断熱材で覆われた連絡配
管が側板の外面のうち液閉鎖弁およびガス閉鎖弁より後方の領域を覆うため、例えば外気
取入口が液閉鎖弁およびガス閉鎖弁より後方の領域に配置される場合には、液閉鎖弁およ
びガス閉鎖弁に接続された連絡配管によって外気取入口が塞がれてしまい、外気取入口か
ら十分に外気を取り込めない問題がある。
そこで、本発明の目的は、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁に接続された連絡配管によって外
気取入口が塞がれるのを防止できる空気調和機の室外機を提供することである。
第1の発明にかかる空気調和機の室外機は、室内機と連絡配管を介して接続される空気
調和機の室外機であって、ケーシング内の機器室に配置された圧縮機と、前記ケーシング
内の熱交換室に配置された室外ファンと、前記機器室の上方に配置された電装品箱とを備
え、前記電装品箱は、前記機器室側から冷却空気を取り入れる冷却空気取入口と、前記冷
却空気取入口から取り入れた冷却空気を前記熱交換室側に排出する冷却空気排出口とを有
し、前記ケーシングは、連絡配管の接続部が後方を向くように前記機器室側の側板に取り
付けられた液閉鎖弁およびガス閉鎖弁と、前記側板において前記液閉鎖弁および前記ガス
閉鎖弁より前方の領域に配置された外気取入口とを有し、一対の前記液閉鎖弁および前記ガス閉鎖弁について、前記ガス閉鎖弁は、前記液閉鎖弁の下方に配置されており、前記外気取入口が、前記液閉鎖弁近傍、または、上下方向について前記液閉鎖弁と前記ガス閉鎖弁との間に配置され、且つ、前記外気取入口が、上下方向について前記ガス閉鎖弁と同一高さ部分に配置されないことを特徴とする。
この室外機では、連絡配管が後方から液閉鎖弁およびガス閉鎖弁に接続されるとともに
、外気取入口が機器室側の側板において液閉鎖弁およびガス閉鎖弁より前方の領域に配置
されるので、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁に接続された連絡配管によって外気取入口が塞が
れるのを防止できる。
この室外機では、一対の液閉鎖弁およびガス閉鎖弁を考えたときに、外気取入口から機
器室に取り入れられた外気が、機器室の上方に配置された電装品箱内に流入するまでの間
に、液閉鎖弁に接続された液冷媒配管と接触し、ガス閉鎖弁に接続されたガス冷媒配管と
は接触しない。ここで、液冷媒配管の温度はガス冷媒配管の温度よりも低いので、例えば
室外温度が高い場合でも、外気取入口から取り入れられた外気が液冷媒配管に接触するこ
とで十分に冷却される。したがって、室外温度が高い場合でも、電装品箱に配置された電
子部品を冷却できる。また、外気取入口から取り入れられた外気がガス冷媒配管に接触し
ないので、例えばガス冷媒配管の温度が室外温度よりも高い場合でも、外気がガス冷媒配
管に接触して温められることがない。したがって、ガス冷媒配管の温度が室外温度よりも
高い場合でも、電装品箱に配置された電子部品を冷却できる。
の発明にかかる空気調和機の室外機は、第の発明にかかる空気調和機の室外機において、前記側板は、前記液閉鎖弁および前記ガス閉鎖弁を取り付ける突出部を有し、前記外気取入口は、前記突出部の前方側の傾斜部に配置されることを特徴とする。
この室外機では、前後方向の幅が狭い開口を外気取入口とする場合において、開口が側
板の突出部の傾斜部に配置されるので、開口が側板の平坦部分に配置される場合に比べて
、より多くの開口を配置できる。したがって、外気取入口から外気を取り込みやすい。
の発明にかかる空気調和機の室外機は、第1または第2の発明にかかる空気調和機の室外機において、複数対の前記液閉鎖弁および前記ガス閉鎖弁を有していることを特徴とする。
この室外機では、複数対の液閉鎖弁およびガス閉鎖弁を有している室外機において、液
閉鎖弁およびガス閉鎖弁に接続された連絡配管によって外気取入口が塞がれるのを防止で
きる。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、連絡配管が後方から液閉鎖弁およびガス閉鎖弁に接続されるとともに
、外気取入口が機器室側の側板において液閉鎖弁およびガス閉鎖弁より前方の領域に配置
されるので、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁に接続された連絡配管によって外気取入口が塞が
れるのを防止できる。
の発明では、一対の液閉鎖弁およびガス閉鎖弁を考えたときに、外気取入口から機
器室に取り入れられた外気が、機器室の上方に配置された電装品箱内に流入するまでの間
に、液閉鎖弁に接続された液冷媒配管と接触し、ガス閉鎖弁に接続されたガス冷媒配管と
は接触しない。ここで、液冷媒配管の温度はガス冷媒配管の温度よりも低いので、例えば
室外温度が高い場合でも、外気取入口から取り入れられた外気が液冷媒配管に接触するこ
とで十分に冷却される。したがって、室外温度が高い場合でも、電装品箱に配置された電
子部品を冷却できる。また、外気取入口から取り入れられた外気がガス冷媒配管に接触し
ないので、例えばガス冷媒配管の温度が室外温度よりも高い場合でも、外気がガス冷媒配
管に接触して温められることがない。したがって、ガス冷媒配管の温度が室外温度よりも
高い場合でも、電装品箱に配置された電子部品を冷却できる。
の発明では、前後方向の幅が狭い開口を外気取入口とする場合において、開口が側
板の突出部の傾斜部に配置されるので、開口が側板の平坦部分に配置される場合に比べて
、より多くの開口を配置できる。したがって、外気取入口から外気を取り込みやすい。
の発明では、複数対の液閉鎖弁およびガス閉鎖弁を有している室外機において、液
閉鎖弁およびガス閉鎖弁に接続された連絡配管によって外気取入口が塞がれるのを防止で
きる。
本発明の実施形態に係る空気調和機の冷媒回路を示す回路図である。 室外機を正面から見た概略図である。 室外機の斜視図である。 室外機の右側面図である。 室外機の背面図である。 (a)は、液閉鎖弁の断面図であり、(b)は、ガス閉鎖弁の断面図である。 図4に示す室外機の一部拡大図である。 室外機の一部拡大正面図である。 右側板の一部を取り外したときの室外機の斜視図である。 右側板の一部を取り外したときの室外機の右側面図である。 本発明の第1変形例に係る空気調和機の室外機の右側面図である。 図10に示す室外機の一部拡大図である。 第1変形例に係る室外機の一部拡大正面図である。 第1変形例に係る室外機を正面から見た概略図である。 第2変形例に係る室外機の右側面の一部拡大図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態にかかる空気調和機の室外機について説明す
る。
<空気調和機の全体構成>
本実施形態にかかる空気調和機は、図1に示すように、1台の室外機1と、2台の室内
機2a、2bとが冷媒配管によって並列に接続されるマルチタイプの空気調和機である。
1台の室外機1と2台の室内機2a、2bとは、それぞれ連絡配管3a、3bを介して接
続されている。なお、以下においては、図3に示すように、室外機1を正面から見たとき
の左右方向、前後方向、上下方向を、それぞれ単に左右方向、前後方向、上下方向として
室外機1について説明する。
室外機1は、図1に示すように、圧縮機11と、圧縮機11の吐出側に接続される四路
切換弁12と、圧縮機11の吸入側に接続されるアキュームレータ13と、四路切換弁1
2に接続される室外熱交換器14と、室外熱交換器14にそれぞれ接続される膨張弁15
a、15bと、室外ファン16とを収容している。2台の室内機2a、2bは、それぞれ
室内熱交換器2a1、2b1と、室内ファン2a2、2b2とを収容している。図1に示
すように、室外機1には、それぞれ連絡配管3a、3bと接続される2つの液閉鎖弁21
、23が取り付けられている。そして、膨張弁15b、15aと液閉鎖弁21、23とは
、それぞれ液冷媒配管25、27によって接続されている。また、室外機1には、それぞ
れ連絡配管3a、3bと接続される2つのガス閉鎖弁22、24が取り付けられている。
そして、四路切換弁12とガス閉鎖弁22、24とは、それぞれdガス冷媒配管26、2
8によって接続されている。
この空気調和機では、冷房運転、暖房運転、除湿運転などを行うことが可能である。冷
房運転および除湿運転では、図示実線矢印で示すように、圧縮機11から吐出される冷媒
が四路切換弁12から室外熱交換器14、膨張弁15a、15b、室内熱交換器2a1、
2b1へと順に流れ、室内熱交換器2a1、2b1を経た冷媒が四路切換弁12を通って
圧縮機11に戻る冷房サイクルまたは除湿サイクルが形成される。すなわち、室外熱交換
器14が凝縮器、室内熱交換器2a1、2b1が蒸発器として機能する。一方、暖房運転
では、四路切換弁12が切り換わることにより、図示破線矢印で示すように、圧縮機11
から吐出される冷媒が四路切換弁12から室内熱交換器2a1、2b1、膨張弁15a、
15b、室外熱交換器14へと順に流れ、室外熱交換器14を経た冷媒が四路切換弁12
を通って圧縮機11に戻る暖房サイクルが形成される。すなわち、室内熱交換器2a1、
2b1が凝縮器、室外熱交換器14が蒸発器として機能する。
<室外機の構成詳細>
室外機1は、図2に示すように、略直方体形状のケーシング4と、ケーシング4内に形
成された熱交換室5および機器室6とを有している。熱交換室5および機器室6は、仕切
板7によって仕切られている。熱交換室5には、上記した室外熱交換器14および室外フ
ァン16などが配置される。また、機器室6には、上記した圧縮機11、アキュームレー
タ13、および膨張弁15a、15b(図1参照)などが配置される。また、熱交換室5
および機器室6の上方には、機器室6から熱交換室5にまたがって電装品箱17が配置さ
れる。電装品箱17内には、電子部品が実装されたP板などが配置されている。この電装
品箱17には、機器室6に開口し機器室6側から冷却空気を取り入れる冷却空気取入口1
8と、熱交換室5に開口し冷却空気取入口18から取り入れた冷却空気を熱交換室5側に
排出する冷却空気排出口19とが形成されている。
図3及び図4に示すように、ケーシング4の右側板8(機器室側の側板)の外面には、
上記した液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24を取り付けるための突出部30
が形成されている。この突出部30は、上下方向に沿って延びた平坦部31と、平坦部3
1より前方側に形成され、前方に向かうにつれて機器室6側に傾斜する前方側傾斜部32
と、平坦部31より後方側に形成され、後方に向かうにつれて機器室6側に傾斜する後方
側傾斜部33とを有する。そして、この突出部30の平坦部31に液閉鎖弁21、23お
よびガス閉鎖弁22、24が取り付けられている。
液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24は、図4に示すように、上下方向に沿
って並んでおり、上方から下方に向かって液閉鎖弁21、ガス閉鎖弁22、液閉鎖弁23
、ガス閉鎖弁24の順に並んでいる。すなわち、液閉鎖弁とガス閉鎖弁とが上下に交互に
並んでいる。突出部30の上方側に取り付けられた液閉鎖弁21およびガス閉鎖弁22が
一つの対を成し、これら2つの弁に連絡配管3aがそれぞれ接続される。また、突出部3
0の下方側に取り付けられた液閉鎖弁23およびガス閉鎖弁24が一つの対を成し、これ
ら2つの弁に連絡配管3bがそれぞれ接続される。連絡配管3a、3bは、冷媒配管の周
囲に断熱材が覆われた太径の配管である。
なお、図3及び図4では図示を省略したが、ケーシング4の右側板8には、図5に示す
ように、液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24などを覆うカバー29が取り付
けられている。このカバー29は、着脱自在であり、図5に示すように、カバー29の後
方には連絡配管取り出し用の開口29aが形成されている。
この室外機1では、液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24がケーシング4の
右側板8に取り付けられているため、液閉鎖弁21、23にそれぞれ接続される液冷媒配
管25、27およびガス閉鎖弁22、24にそれぞれ接続されるガス冷媒配管26、28
は、図9及び図10に示すように、全てケーシング4の内部に収容されている。したがっ
て、例えば室外機と連絡配管とが継手管(ストレート管)で接続される空気調和機のよう
に、液冷媒配管およびガス冷媒配管がケーシングの外部(例えばケーシングとカバーとの
間)に配置されることがないので、室外機をコンパクト化できる。なお、図9及び図10
において、ハッチングで示した部分が液冷媒配管25、27であり、ドットで示した部分
がガス冷媒配管26、28である。
図6に示すように、液閉鎖弁21(23)およびガス閉鎖弁22(24)は、それぞれ
断面L字型に屈曲した冷媒流路41、42を有する。そして、冷媒流路41、42の一端
が、それぞれ液冷媒配管25(27)およびガス冷媒配管26(28)に接続される。す
なわち、冷媒流路41、42の一端が、それぞれ液冷媒配管およびガス冷媒配管の接続部
43、44とされる。この接続部43、44は、台座20(図7参照)を介してケーシン
グ4の右側板8に取り付けられている。また、冷媒流路41、42の他端は、それぞれ連
絡配管3a(3b)に接続される。すなわち、冷媒流路41、42の他端側が、連絡配管
の接続部45、46とされる。この連絡配管の接続部45、46は、図4に示すように、
後方(略真後ろ)を向いている。また、図6に示すように、冷媒流路41、42の屈曲部
には、それぞれ冷媒流路41を開閉する弁体47、48が設けられている。この弁体47
、48は、それぞれ冷媒流路41、42から冷媒流路の絞り部49、50にかけて配置さ
れ、冷媒流路41、42内を移動可能である。ユーザが六角レンチなどにより絞り部49
、50を操作して弁体47、48を移動させることで、冷媒流路41、42の開閉が選択
される。
図4に示すように、ケーシング4の右側板8において液閉鎖弁21、23およびガス閉
鎖弁22、24より前方の領域には、機器室6に外気を取り入れる2つの外気取入口51
、52が形成されている。2つの外気取入口51、52は、それぞれ2つの液閉鎖弁21
、23の近傍に配置される。より詳しくは、2つの外気取入口51、52は、それぞれ2
つの液閉鎖弁21、23の前方すぐ近くであって、且つ上下方向において液閉鎖弁21、
23と同じ位置に配置される。2つの外気取入口51、52は、図4に示すように、それ
ぞれ、前後方向の幅が上下方向の幅よりも狭い4つの長孔からなる。4つの長孔は前後方
向に沿って並んでいる。4つの長孔のうちの3つは、前方側傾斜部32(突出部の前方側
の傾斜部)に配置される。このように、長孔(開口)が傾斜面に配置されるので、長孔(
開口)が右側板8の平坦部分に配置される場合に比べて、より多くの長孔を配置すること
が可能となる。また、4つの長孔のうち残りの1つは、前方側傾斜部32の前方であって
前方側傾斜部32のすぐ近くに配置される。
ここで、外気取入口51、52の上下方向長さは、それぞれ液閉鎖弁21とガス閉鎖弁
22との間の距離、および液閉鎖弁23とガス閉鎖弁24との間の距離よりも短い。その
ため、外気取入口51、52は、それぞれ液閉鎖弁21、23の近傍に配置されるが、ガ
ス閉鎖弁22、24の近傍には配置されない。
なお、本発明において「側板において液閉鎖弁およびガス閉鎖弁より前方の領域」とは
、具体的には、図7に示すように、右側板8において液閉鎖弁21、23の接続部43、
43の前方側端部およびガス閉鎖弁22、24の接続部44、44の前方側端部を通る線
L1よりも前方の領域を意味する。また、本発明において「液閉鎖弁近傍」とは、図7に
示すように、液閉鎖弁21、23の前方すぐ近くであって、且つ上下方向において液閉鎖
弁21、23の接続部43、43の上下幅W1に外気取入口51、52の少なくとも一部
が含まれることを意味する。
この室外機1では、連絡配管の接続部42が後方を向くように、ケーシング4の右側板
8の外面に液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24が取り付けられるので、図4
に示すように、連絡配管3a、3bが後方から液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22
、24に接続される。したがって、連絡配管3a、3bが邪魔になりにくい。しかし、連
絡配管3a、3bが後方から液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24に接続され
るため、連絡配管3a、3bが、ケーシング4の右側板8において液閉鎖弁21、23お
よびガス閉鎖弁22、24より後方の領域の一部を覆ってしまう。そのため、例えば機器
室6に外気を取り入れる外気取入口が、液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24
より後方の領域に配置される場合には、連絡配管3a、3bによって外気取入口が塞がれ
てしまい、外気取入口から十分に外気を取り込めない場合がある。しかし、この室外機1
では、図4に示すように、外気取入口51、52が、ケーシング4の右側板8において液
閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24より前方の領域に配置されるので、液閉鎖
弁21、23およびガス閉鎖弁22、24に接続された連絡配管3a、3bによって外気
取入口51、52が塞がれることがない。
<冷却空気の流れ>
次に、図2を参照しつつ室外機1に取り入れられる外気(冷却空気)の流れについて説
明する。
この室外機1では、運転時において、室外ファン16の回転により熱交換室5内が負圧
になるので、機器室6から熱交換室5に向かって空気の流れが発生する。具体的には、図
2に示すように、ケーシング4の右側板8に配置された外気取入口51、52から機器室
6に取り入れられた外気(冷却空気)が、機器室6内を上昇し、冷却空気取入口18から
電装品箱17内に取り入れられる。そして、冷却空気取入口18から電装品箱17内に取
り入れられた外気(冷却空気)が、電装品箱17内を通風して、冷却空気排出口19から
熱交換室5に排出される。したがって、外気(冷却空気)が電装品箱17内を通風する際
に、P板表面に実装されている電子部品が冷却される。
ところで、冷房運転、除湿運転、および暖房運転において、液冷媒が流れる液冷媒配管
の温度はガス冷媒が流れるガス冷媒配管の温度よりも低い。また、冷房運転時における液
冷媒配管の温度は、夏場などは室外温度よりも低く、暖房運転時におけるガス冷媒配管の
温度は、室外温度よりも高く高温(例えば、50°)である。例えば夏場の冷房運転時に
おいて、外気取入口から機器室に取り入れられた外気が液冷媒配管に接触しない場合には
、高温の外気がそのまま電装品箱内に流入してしまい電子部品が十分に冷却されない問題
が生じるおそれがある。また、例えば暖房運転時において、外気取入口から機器室に取り
入れられた外気がガス冷媒配管に接触する場合には、ガス冷媒配管に接触することによっ
て温められた外気が電装品箱内に流入してしまい、電子部品が十分に冷却されない問題が
生じるおそれがある。
しかし、この室外機1では、一対の液閉鎖弁21およびガス閉鎖弁22を考えたときに
、ガス冷媒配管26が接続されるガス閉鎖弁22が、液冷媒配管25が接続される液閉鎖
弁21の下方に配置されるとともに、外気取入口51が液閉鎖弁21の近傍に配置される
。そのため、図2に示すように、外気取入口51から機器室6に取り入れられた外気が、
機器室6の上方に配置された電装品箱17内に流入するまでの間に、液閉鎖弁21に接続
された液冷媒配管25と接触し、ガス閉鎖弁22に接続されたガス冷媒配管26とは接触
しない。したがって、例えば夏場の冷房運転時など室外温度が高い場合でも、外気取入口
51から取り入れられた外気が液冷媒配管25に接触して十分に冷却される。その結果、
室外温度が高い場合でも、電装品箱17に配置された電子部品が冷却される。また、外気
取入口51から取り入れられた外気がガス冷媒配管26に接触しないので、例えば暖房運
転時においてガス冷媒配管26の温度が室外温度よりも高い場合でも、外気がガス冷媒配
管26に接触して温められることがない。その結果、ガス冷媒配管26の温度が室外温度
より高い場合でも、電装品箱17に配置された電子部品が冷却される。
また同様に、この室外機1では、一対の液閉鎖弁23およびガス閉鎖弁24を考えたと
きに、ガス冷媒配管28が接続されるガス閉鎖弁24が、液冷媒配管27が接続される液
閉鎖弁23の下方に配置されるとともに、外気取入口52が液閉鎖弁23の近傍に配置さ
れる。そのため、図2に示すように、外気取入口52から機器室6に取り入れられた外気
が、機器室6の上方に配置された電装品箱17内に流入するまでの間に、液閉鎖弁23に
接続された液冷媒配管27と接触し、ガス閉鎖弁24に接続されたガス冷媒配管28と接
触しない。したがって、例えば室外温度が高い場合やガス冷媒配管28の温度が室外温度
より高い場合でも、電装品箱17に配置された電子部品が十分に冷却される。
なお、外気取入口52から機器室6に取り入れられた外気は、図2に示すように、液冷
媒配管27に接触したあとに、液閉鎖弁23の上方のガス閉鎖弁22に接続されるガス冷
媒配管26に接触することがある。しかし、その場合であっても、ガス冷媒配管26に接
触したあとにガス閉鎖弁22の上方の液閉鎖弁21に接続される液冷媒配管25に接触す
るので、例えば室外温度が高い場合でも外気取入口52から機器室6に取り入れられた外
気が十分に冷却され、また、例えばガス冷媒配管26の温度が室外温度より高い場合でも
外気がガス冷媒配管26によって温められて外気の温度が上昇することがない。換言すれ
ば、外気がガス冷媒配管に接触する回数よりも液冷媒配管に接触する回数の方が多いので
、外気取入口52から機器室6に取り入れられた外気がガス冷媒配管26に接触したとし
ても、外気が液冷媒配管25、27によって十分に冷却されるとともに、ガス冷媒配管2
6によって温められることもない。
<本実施形態の空気調和機の室外機の特徴>
本実施形態の空気調和機の室外機1には、以下の特徴がある。
本実施形態の室外機1では、図4に示すように、連絡配管3a、3bが後方から液閉鎖
弁21、23およびガス閉鎖弁22、24に接続されるとともに、外気取入口51、52
がケーシング4の右側板8(機器室側の側板)において、液閉鎖弁21、23およびガス
閉鎖弁22、24より前方の領域に配置されるので、液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖
弁22、24に接続された連絡配管3a、3bによって外気取入口51、52が塞がれる
のを防止できる。
また、本実施形態の室外機1では、図2に示すように、一対の液閉鎖弁21およびガス
閉鎖弁22を考えたときに、外気取入口51から機器室6に取り入れられた外気が、機器
室6の上方に配置された電装品箱17内に流入するまでの間に、液閉鎖弁21に接続され
た液冷媒配管23と接触し、ガス閉鎖弁22に接続されたガス冷媒配管26と接触しない
。また、一対の液閉鎖弁23およびガス閉鎖弁24を考えたときに、外気取入口52から
機器室6に取り入れられた外気が、機器室6の上方に配置された電装品箱17内に流入す
るまでの間に、液閉鎖弁23に接続された液冷媒配管25と接触し、ガス閉鎖弁24に接
続されたガス冷媒配管28と接触しない。したがって、例えば室外温度が高い場合でも外
気取入口51、52から機器室6に取り入れられた外気が、液冷媒配管25、27に接触
するので、室外温度が高い場合でも電装品箱17に配置された電子部品を冷却できる。ま
た、外気取入口51、52から取り入れられた外気がガス冷媒配管26、28に接触しな
いので、ガス冷媒配管26、28の温度が室外温度よりも高い場合に外気がガス冷媒配管
26、28に接触して温められるのを防止できる。したがって、ガス冷媒配管26、28
の温度が高い場合でも電装品箱17に配置された電子部品を冷却できる。
また、本実施形態の室外機1では、前後方向の幅が狭い開口(長孔)を外気取入口51
、52とする場合において、開口(長孔)が右側板8が右側板8の突出部30の前方側傾
斜部32に配置されるので、開口(長孔)が右側板8の平坦部分に配置される場合に比べ
て、より多くの開口(長孔)を配置できる。したがって、外気取入口51、52から外気
を取り込みやすい。
また、本実施形態の室外機1では、複数対の液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22
、24を有している室外機1において、液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24
に接続された連絡配管3a、3bによって外気取入口51、52が塞がれるのを防止でき
る。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成は、上記実施形
態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説
明だけではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味およ
び範囲内でのすべての変更が含まれる。
[変形例]
[第1変形例]
次に、図11−図14を参照しつつ本発明の第1変形例にかかる空気調和機の室外機に
ついて説明する。上記実施形態の室外機1では、2つの外気取入口51、52がそれぞれ
液閉鎖弁21、23の近傍に配置されるが、本変形例にかかる室外機は、2つの外気取入
口がそれぞれ一対の液閉鎖弁とガス閉鎖弁との間に配置される点で上記実施形態と異なり
、その他の点で一致する。なお、本変形例において、上記実施形態と同様の構成を有する
ものについては、同じ符号を付してその説明を適宜省略する。
本変形例にかかる室外機では、図11に示すように、外気取入口61が上下方向につい
て液閉鎖弁21とガス閉鎖弁22との間に配置され、外気取入口62が上下方向について
液閉鎖弁23とガス閉鎖弁24との間に配置される。ここで「液閉鎖弁とガス閉鎖弁との
間」とは、一対の液閉鎖弁21およびガス閉鎖弁22を考えた場合には、図12及び図1
3に示すように、液閉鎖弁21の接続部43の下端とガス閉鎖弁22の接続部44の上端
との間W2を言う。また、一対の液閉鎖弁23およびガス閉鎖弁24を考えた場合には、
図12及び図13に示すように、液閉鎖弁23の接続部43の下端とガス閉鎖弁24の接
続部44の上端との間W2を言う。なお、外気取入口61、62は、前後方向において液
閉鎖弁21、23の前方すぐ近くに配置されることが好ましい。
この室外機では、ガス冷媒配管26が接続されるガス閉鎖弁22が、液冷媒配管25が
接続される液閉鎖弁21の下方に配置されるとともに、外気取入口61が液閉鎖弁21と
ガス閉鎖弁22との間に配置される。そのため、図14に示すように、外気取入口61か
ら機器室6に取り入れられた外気が、機器室6の上方に配置された電装品箱17内に流入
するまでの間に、液閉鎖弁21に接続された液冷媒配管25と接触し、ガス閉鎖弁22に
接続されたガス冷媒配管26と接触しない。したがって、例えば室外温度が高い場合でも
、外気取入口61から取り入れられた外気が液冷媒配管25に接触して十分冷却される。
その結果、室外温度が高い場合でも、電装品箱17に配置された電子部品が冷却される。
また、外気取入口61から取り入れられた外気がガス冷媒配管26に接触しないので、例
えばガス冷媒配管26の温度が室外温度よりも高い場合でも、外気がガス冷媒配管26に
接触して温められることがない。その結果、ガス冷媒配管26の温度が室外温度より高い
場合でも、電装品箱17に配置された電子部品が冷却される。
また、同様に、この室外機では、ガス冷媒配管28が接続されるガス閉鎖弁24が、液
冷媒配管27が接続される液閉鎖弁23の下方に配置されるとともに、外気取入口62が
液閉鎖弁23とガス閉鎖弁24との間に配置される。そのため、図14に示すように、外
気取入口62から機器室6に取り入れられた外気が、機器室6の上方に配置された電装品
箱17内に流入するまでの間に、液閉鎖弁23に接続された液冷媒配管27と接触し、ガ
ス閉鎖弁24に接続されたガス冷媒配管28と接触しない。したがって、例えば室外温度
が高い場合やガス冷媒配管28の温度が室外温度より高い場合でも、電装品箱17に配置
された電子部品が十分冷却される。
なお、外気取入口62から機器室6に取り入れられた外気は、図14に示すように、液
冷媒配管27に接触したあとに、液閉鎖弁23の上方のガス閉鎖弁22に接続されるガス
冷媒配管26に接触することがある。しかし、その場合であっても、ガス冷媒配管26に
接触したあとにガス閉鎖弁22の上方の液閉鎖弁21に接続される液冷媒配管25に接触
するので、例えば室外温度が高い場合でも外気取入口62から機器室6に取り入れられた
外気が十分に冷却され、また、例えばガス冷媒配管26の温度が室外温度より高い場合で
も外気がガス冷媒配管26によって温められて外気の温度が上昇することがない。換言す
れば、外気がガス冷媒配管に接触する回数よりも液冷媒配管に接触する回数の方が多いの
で、外気取入口62から機器室6に取り入れられた外気がガス冷媒配管26に接触したと
しても、外気が液冷媒配管25、27によって十分に冷却され、ガス冷媒配管26によっ
て温められることがない。
<本変形例の空気調和機の室外機の特徴>
本変形例の空気調和機の室外機では、上記実施形態の空気調和機の室外機1と同様の効
果が得られる。
[第2変形例]
次に、図15を参照しつつ本発明の第2変形例にかかる空気調和機の室外機について説
明する。上記実施形態の室外機1では、液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁が上下方向
に沿って配置されるが、本変形例にかかる室外機は、ガス閉鎖弁が液閉鎖弁の後方に配置
される点で上記実施形態と異なり、その他の点で一致する。なお、本変形例において、上
記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付してその説明を適宜省略
する。
本変形例にかかる室外機では、図15に示すように、ガス閉鎖弁72が液閉鎖弁71の
下方に配置されるとともに、ガス閉鎖弁72が液閉鎖弁71の後方に配置される。また、
ガス閉鎖弁74が液閉鎖弁73の下方に配置されるとともに、ガス閉鎖弁74が液閉鎖弁
73の後方に配置される。本変形例では、上記実施形態と同様に、外気取入口63、64
が、ケーシング4の右側板8(機器室側の側板)において、液閉鎖弁71、73およびガ
ス閉鎖弁72、74より前方の領域に配置される。ここで本変形例において「液閉鎖弁お
よびガス閉鎖弁より前方の領域」とは、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁の少なくとも一方より
前方の領域であって、且つ他方に接続される連絡配管に外気取入口が塞がれない領域を意
味する。具体的には、本変形例においては、図15に示すように、液閉鎖弁71、73の
接続部43、43の前方側端部およびガス閉鎖弁72、74の接続部44、44の前方側
端部を通る線L2よりも前方の領域を意味する。なお、線L2は、液閉鎖弁71の接続部
43の前方側端部と、ガス閉鎖弁72の接続部44の前方側端部と、液閉鎖弁73の接続
部43の前方側端部と、ガス閉鎖弁74の接続部44の前方側端部とを直線で結んだもの
である。ただし、外気取入口63、64が、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁の少なくとも一方
より前方の領域であって、且つ他方に接続される連絡配管に外気取入口が塞がれない領域
にあるのであれば、線L2よりも前方になくてもよい。
<本変形例の空気調和機の室外機の特徴>
本変形例の空気調和機の室外機では、液閉鎖弁71、73およびガス閉鎖弁72、74
が上下方向に沿って並んでいない場合に、液閉鎖弁71、73およびガス閉鎖弁72、7
4に接続された連絡配管3a、3bによって外気取入口63、64が塞がれるのを防止で
きる。
[その他変形例]
上記実施形態では、二対の液閉鎖弁21、23およびガス閉鎖弁22、24が取り付け
られた室外機1について説明したが、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁は一対であってもよいし
、三対以上であってもよい。
また、上記実施形態では、上方から下方に向かって液閉鎖弁、ガス閉鎖弁の順に液閉鎖
弁21、23およびガス閉鎖弁22、24が交互に配置されたが、少なくとも一対の液閉
鎖弁およびガス閉鎖弁が上方から下方に向かって液閉鎖弁、ガス閉鎖弁の順に並んでいれ
ばよい。したがって、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁が、上方から下方に向かって液閉鎖弁、
ガス閉鎖弁、ガス閉鎖弁、液閉鎖弁の順に並んでいてもよいし、ガス閉鎖弁、液閉鎖弁、
液閉鎖弁、ガス閉鎖弁の順に並んでいてもよい。
また、上記実施形態では、ガス閉鎖弁22、24がそれぞれ液閉鎖弁21、23の下方
に配置されるが、ガス閉鎖弁が液閉鎖弁の下方に配置されなくてもよい。
また、上記実施形態では、液閉鎖弁21、23のそれぞれ近傍に外気取入口51、52
が配置されるが、外気取入口は、液閉鎖弁21、23のいずれかの近傍に1つ配置されて
いればよい。
また、上記実施形態では、液閉鎖弁21、23の近傍に外気取入口51、52が配置さ
れるが、上記第1変形例に示すように、一対の液閉鎖弁とガス閉鎖弁との間に外気取入口
が配置されてもよいし、液閉鎖弁の近傍かつ一対の液閉鎖弁とガス閉鎖弁との間に外気取
入口が配置されてもよい。
また、上記実施形態では、液閉鎖弁21、23の近傍に外気取入口51、52が配置さ
れるが、外気取入口は、ケーシング4の右側板8(機器室側の側板)において液閉鎖弁お
よびガス閉鎖弁より前方の領域に配置されていればよい。したがって、外気取入口がガス
閉鎖弁22、24の近傍に配置されてもよいし、外気取入口が液閉鎖弁21、23および
ガス閉鎖弁22、24から離れた位置に配置されてもよい。
また、上記実施形態では、電装品箱17が機器室6から熱交換室5にまたがって配置さ
れるが、機器室6の上方にのみ配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、図4に示すように、連絡配管の接続部42が略真後ろを向い
ているが、上斜め後方を向いていてもよいし、下斜め後方を向いていてもよい。
また、上記実施形態では、ケーシング4の右側板8(機器室側の側板)が、液閉鎖弁2
1、23およびガス閉鎖弁22、24を取り付ける突出部30を有し、外気取入口51、
52の一部が、突出部30の前方側の傾斜部(前方側傾斜部32)に配置されるが、外気
取入口が突出部30の前方側の傾斜部に配置されなくてもよいし、突出部30はなくても
よい。また、外気取入口51、52の全部が、突出部30の前方側の傾斜部(前方側傾斜
部32)に配置されてもよい。
また、上記実施形態では、一対の液閉鎖弁とガス閉鎖弁とが上下方向に沿って並んでい
るが、上記第2変形例のように、ガス閉鎖弁が液閉鎖弁の後方に配置されてもよい。また
、ガス閉鎖弁が液閉鎖弁の前方に配置されてもよい。
本発明を利用すれば、液閉鎖弁およびガス閉鎖弁に接続された連絡配管によって外気取
入口が塞がれるのを防止できる。
1 室外機
2a、2b 室内機
3a、3b 連絡配管
4 ケーシング
5 熱交換室
6 機器室
8 右側板(機器室側の側板)
11 圧縮機
16 室外ファン
17 電装品箱
18 冷却空気取入口
19 冷却空気排出口
21、23、71、73 液閉鎖弁
22、24、72、74 ガス閉鎖弁
30 突出部
32 前方側傾斜部(突出部の前方側の傾斜部)
42 連絡配管の接続部
51、52、61−64 外気取入口

Claims (3)

  1. 室内機と連絡配管を介して接続される空気調和機の室外機であって、
    ケーシング内の機器室に配置された圧縮機と、
    前記ケーシング内の熱交換室に配置された室外ファンと、
    前記機器室の上方に配置された電装品箱とを備え、
    前記電装品箱は、前記機器室側から冷却空気を取り入れる冷却空気取入口と、前記冷却空気取入口から取り入れた冷却空気を前記熱交換室側に排出する冷却空気排出口とを有し、
    前記ケーシングは、
    連絡配管の接続部が後方を向くように前記機器室側の側板に取り付けられた液閉鎖弁およびガス閉鎖弁と、
    前記側板において前記液閉鎖弁および前記ガス閉鎖弁より前方の領域に配置された外気取入口とを有し
    一対の前記液閉鎖弁および前記ガス閉鎖弁について、
    前記ガス閉鎖弁は、前記液閉鎖弁の下方に配置されており、
    前記外気取入口が、前記液閉鎖弁近傍、または、上下方向について前記液閉鎖弁と前記ガス閉鎖弁との間に配置され、
    且つ、
    前記外気取入口が、上下方向について前記ガス閉鎖弁と同一高さ部分に配置されないことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 前記側板は、前記液閉鎖弁および前記ガス閉鎖弁を取り付ける突出部を有し、
    前記外気取入口は、前記突出部の前方側の傾斜部に配置されることを特徴とする請求項
    に記載の空気調和機の室外機。
  3. 複数対の前記液閉鎖弁および前記ガス閉鎖弁を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室外機。
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