JP6982407B2 - 燃料電池モジュール - Google Patents
燃料電池モジュール Download PDFInfo
- Publication number
- JP6982407B2 JP6982407B2 JP2017102843A JP2017102843A JP6982407B2 JP 6982407 B2 JP6982407 B2 JP 6982407B2 JP 2017102843 A JP2017102843 A JP 2017102843A JP 2017102843 A JP2017102843 A JP 2017102843A JP 6982407 B2 JP6982407 B2 JP 6982407B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- hydrogenated
- fuel
- fuel cell
- desulfurizer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/06—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues
- H01M8/0662—Treatment of gaseous reactants or gaseous residues, e.g. cleaning
- H01M8/0675—Removal of sulfur
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04007—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids related to heat exchange
- H01M8/04014—Heat exchange using gaseous fluids; Heat exchange by combustion of reactants
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04007—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids related to heat exchange
- H01M8/04037—Electrical heating
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04082—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
- H01M8/04089—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
- H01M8/04097—Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with recycling of the reactants
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/06—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues
- H01M8/0606—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants
- H01M8/0612—Combination of fuel cells with means for production of reactants or for treatment of residues with means for production of gaseous reactants from carbon-containing material
- H01M8/0618—Reforming processes, e.g. autothermal, partial oxidation or steam reforming
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/10—Fuel cells with solid electrolytes
- H01M8/12—Fuel cells with solid electrolytes operating at high temperature, e.g. with stabilised ZrO2 electrolyte
- H01M2008/1293—Fuel cells with solid oxide electrolytes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
Description
第1実施形態に係る燃料電池システムは、水添脱硫器とセルスタックとの間に空気予熱流路部を配置し、空気予熱流路部内の酸素含有ガスの流れを調整することで、水添脱硫器に空気予熱流路部から伝導する熱を均一化し、脱硫効率の向上を図ったものである。より詳しく、以下に説明する。
図1は、第1実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図1(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図1(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。
燃料極反応:H2 + O2−→ 2H+ + 2e−
CO + O2− → CO2 + 2e−
酸化剤極反応:O2+ 4e− → 2O2−
燃焼部400は、セルスタック300の上部と改質器200との間の空間である。燃焼部400は、セルスタック300で消費されなかった水素含有ガス及び酸素含有ガスを燃焼し、その排ガスを排ガス流路部500に排出する。この燃焼熱によって改質器200は加熱されて、改質反応が進むのである。これにより、上述したセルスタック300での炭素析出が抑制されている。
セルスタック300は500〜1000℃で発電するため、その排ガスは燃焼部400では500〜1000℃になる。また、セルスタック300端部の熱逃げとセルスタック300の発熱によりセルスタック300の積層方向の中央付近が最も高温になる。このセルスタック300の側面に沿って設けられた排ガス流路部500を流れる排ガスの熱と、空気予熱流路部600を流れる酸素含有ガスの熱と、が熱交換をする。このため、空気予熱流路部600は、セルスタック300の温度分布を反映し、空気予熱流路に伝導される温度分布もセルスタック300の積層方向中央付近が最も高温になる。
以上のように、第1実施形態に係る燃料電池モジュール1は、空気予熱流路部600の空気入口管601をセルスタック300における積層方向の中央付近に設置することとした。このため、比較的低温の酸素含有ガスの流れがセルスタック300の積層方向中央に集中し、空気予熱流路部600の温度分布が均一化される。これにより、空気予熱流路部600から水添脱硫器100への熱伝導分布も均一化し、水添脱硫器100内の水添脱硫触媒の温度範囲を適切に維持できる。
第2実施形態に係る燃料電池モジュールは、水添脱硫器と空気予熱流路との間に低性能壁面断熱材を設置することで第1実施形態と相違する。以下に、第1実施形態との相違点を説明する。
図3は、第2実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図である。図3(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図である。また、図3(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第1実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。第1実施形態では、水添脱硫器100と空気予熱流路部600とは直接接していたが、本実施形態では、水添脱硫器100と空気予熱流路部600との間に低性能壁面断熱材802を配置することで相違する。
水添脱硫器100は低性能壁面断熱材802を介して空気予熱流路部600と接するため、受熱量が低減される。また、水添脱硫器100の上部及び下部には、高性能壁面断熱材800が配置されるため、空気予熱流路部600から水添脱硫器100への伝導熱量が低減される。
以上のように、第2実施形態に係る燃料電池モジュール1は、低性能壁面断熱材802を水添脱硫器100と空気予熱流路部600との間に配置することとした。これにより、水添脱硫器100の受熱量を低下でき、水添脱硫器100内の温度をより低下できる。また、水添脱硫器100の上部及び下部に高性能壁面断熱材800を配置することとした。これにより、空気予熱流路部600から水添脱硫器100への伝導熱量をより低下できる。
第3実施形態に係る燃料電池モジュールは、空気予熱流路部が蛇行流路を備えることで第2実施形態と相違する。以下に、第2実施形態との相違点を説明する。
図4は、第3実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図4(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図4(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第2実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
蛇行流路に沿って空気が流れるため、比較的低温な空気が水添脱硫器100の側面全体に沿って流れ、水添脱硫器100の温度が全体的に低下する。
以上のように、第3実施形態に係る燃料電池モジュール1は、空気予熱流路部600内に蛇行流路を形成することとした。これにより、水添脱硫器100の側面全体に沿って空気を流すため、水添脱硫器100の全体の温度をより均一に低下できる。図2のHM41aの欄に示すように、水添脱硫触媒がより効率的に脱硫できる200〜320℃の温度に維持できる。
第4実施形態に係る燃料電池モジュールは、水添脱硫器と空気予熱流路部との間に設置する断熱材の断熱性能が空気予熱流路部の温度分布に基づき変更されていることで第3実施形態と相違する。以下に、第3実施形態との相違点を説明する。
図5は、第4実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図5(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図5(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第1実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
水添脱硫器100の中流、下流に対応する空気予熱流路部600の位置は、他の位置よりも高温であり、かつ、水添脱硫器の中流、下流を流動するガスも十分に高い温度である。このように、空気予熱流路部600内のより高温となる位置に対応させて、高性能壁面断熱材804を配置するので、空気予熱流路部600から水添脱硫器100に伝導する熱をより均一化する。
第4実施形態に係る燃料電池モジュール1は、水添脱硫器100と空気予熱流路部600との間に設置する断熱材の断熱性能を空気予熱流路部600の温度分布に基づき変更することした。これにより、水添脱硫器100の高温部(中流、下流域)での受熱量がより少なくなる。このため、水添脱硫器100の高温部における温度をより低下させると共に、水添脱硫器100の温度分布を全体的に均一化できる。図2のHM41bの欄に示すように、水添脱硫触媒がより効率的に脱硫できる200〜320℃の温度に維持できる。
第5実施形態に係る燃料電池モジュールは、空気予熱流路部における蛇行流路の中央部に空気の流れる空間を形成したことで第4実施形態と相違する。以下に、第4実施形態との相違点を説明する。
図6は、第5実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図6(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図6(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第5実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
上側2つの仕切り部612、614の中央部616、618に空間を設けたことで、セルスタック300の積層方向中央付近に沿って空気がより集中して流れる。
以上のように、第5実施形態に係る燃料電池モジュール1は、空気予熱流路部600における蛇行流路の中央部616、618に空気の流れる空間を形成することした。これにより、セルスタック300積層方向中央付近に空気がより集中して流れるため、水添脱硫器100の中流部の温度がより低下すると共に水添脱硫器100の温度分布がより均一化する。図2のHM49の欄に示すように、水添脱硫触媒がより効果的に脱硫できる200〜320℃の温度に維持することができる。
第6実施形態に係る燃料電池モジュールは、水添脱硫器と空気予熱流路部との間に設置する断熱材に銅板も設置することで第5実施形態と相違する。以下に、第5実施形態との相違点を説明する。
図7は、第6実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図7(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図7(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第5実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
水添脱硫器100は銅板806にも接している。銅板806は熱伝導が良いため、水添脱硫器100の高温部から低温部へ熱を伝える作用を有する。
以上のように、第6実施形態に係る燃料電池モジュール1は、低性能壁面断熱材802と水添脱硫器100の間に銅板806を設置することとした。これにより、銅板806が水添脱硫器100の高温部から低温部へ熱を伝えるため、水添脱硫器100の温度分布をより均一化できる。図2のHM50の欄に示すように水添脱硫触媒が効果的に脱硫できる200〜320℃の温度に維持できる。
第7実施形態に係る燃料電池モジュールは、空気予熱流路部における蛇行流路を形成する仕切り部を一つにしたことで第6実施形態と相違する。以下に、第6実施形態との相違点を説明する。
図8は、第7実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図8(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図8(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第6実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
空気の流れは蛇行せず、セルスタック300積層方向中央により集中したことにより高速に流れるので、空気予熱流路部600を流れる空気の昇温が抑制される。
第7実施形態に係る燃料電池モジュール1は、仕切り部620の中央部622に空間を設けると共に左右対称とすることとした。これにより、空気の流れは蛇行せず、排ガスとの熱交換が抑制され、空気の温度上昇が抑えられるので、水添脱硫器100の温度が全体的に低下する。図2のHM54の欄に示すように、水添脱硫触媒がより効果的に脱硫できる200〜320℃の温度に維持することができる。
第8実施形態に係る燃料電池モジュールは、脱硫燃料ガス管に第1オリフィスと、第1フィルターを配置したことで第6実施形態と相違する。以下に、第6実施形態との相違点を説明する。
図9は、第8実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図9(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図9(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第6実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
第1オリフィス120は、脱硫燃料ガス管102内の流れを抑制することで、燃料ブロワ106による燃料ガスの脈動を低減する。また、燃料電池モジュール1の発電が停止すると、酸素含有ガスがセルスタック300及び改質器200を通過して、水添脱硫器100に拡散してくる。これらの酸素含有ガスは、燃焼部400に残存する酸素含有ガス、及び空気予熱流路部600を介して燃料電池モジュール1に入ってくる酸素含有ガスである。この場合、第1オリフィス120が、水添脱硫器100への酸素の拡散を阻害する。これにより、水添脱硫器100への酸素含有ガスの混入が抑制される。なお、水添脱硫器100は、水素で還元された状態で利用される。このため、発電停止のたびに酸素が多く混入すると、水添脱硫触媒の劣化につながる。
以上のように、第8実施形態に係る燃料電池モジュール1は、脱硫燃料ガス管102に第1オリフィス120を配置することとした。これにより、水添脱硫器100に酸素含有ガスが混入しにくくなり、水添脱硫触媒の劣化が抑制できる。第1オリフィス120は、脱硫燃料ガス管102内の流れを抑制することで、燃料ブロワ106による燃料ガスの脈動を低減する。また、脱硫燃料ガス管102において、水添脱硫器100の出口と第1オリフィス120との間に第1フィルター122を配置することとした。これにより、水添脱硫触媒の粉が第1オリフィス120を閉塞することを抑制できる。
第9実施形態に係る燃料電池モジュール1は、改質器への水供給管に水仕切り板を設置したことで第8実施形態と相違する。以下に、第8実施形態との相違点を説明する。
図11は、第9実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図11(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図11(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第8実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
燃料ガスの供給を停止してから一定時間たってから、液体の水を水供給管202から供給する。これにより、改質器200への水の流入を防止すると共に、脱硫燃料ガス管102の水平部分に水を供給する。これにより、脱硫燃料ガス管102及び第1オリフィス120のそれぞれは、水への毛管力によって閉塞する。また、水の供給は、図10に示した一定量の空気供給後に行ってもよい。
以上のように、第9実施形態に係る燃料電池モジュール1は、脱硫燃料ガス管102と水供給管202との合流部203よりも改質器200側の水供給管202に水仕切り板1000を配置することとした。これにより、液体の水が水仕切り板1000よりも改質器200側に流れることが抑えられるため、効率的に脱硫燃料ガス管102に水を溜めることができる。このため、水添脱硫器100の出口を密封することができ、水添脱硫触媒の酸化を防止できる。
第10実施形態に係る燃料電池モジュールは、水素ガス管から分岐して水添脱硫器に水素含有ガスを供給するリサイクル管を設けたことで第9実施形態と相違する。以下に、第9実施形態との相違点を説明する。
図12は、第10実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図12(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図12(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第9実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。
リサイクル管1100を介して改質器200で生成した水素含有ガスを水添脱硫器100に供給する。このため、水素を外部から供給することなく、一般的な都市ガスや石油液化ガスLPGを発電に利用できる。
以上のように、第10実施形態に係る燃料電池モジュール1は、水素ガス管204から分岐して水添脱硫器100に水素含有ガスを供給するリサイクル管1100を設けることとした。これにより、水素を外部から供給することなく、一般的な都市ガスや石油液化ガスLPGを発電に利用できる。
第11実施形態に係る燃料電池モジュールは、水添脱硫器を加熱するヒーターを備えることで第1実施形態と相違する。以下に、第1実施形態との相違点を説明する。
図13は、第11実施形態に係る燃料電池モジュール1の構成を示す概略図であり、図13(a)は、燃料電池モジュール1の側面断面図であり、また、図13(b)は、燃料電池モジュール1の正面断面図である。第1実施形態と同等の構成には、同一の番号を付して説明を省略する。なお、水添脱硫器100の触媒室110、112、114の構成は、ヒータ1116の説明のため、記載を省略している。例えば、ヒーター1116は水添脱硫器が低温になりやすい水添脱硫器100や空気予熱流路部600の上流に面するように配置される。
ヒーター1116は、水添脱硫器100の内部に設置した熱電対の温度(例えば図1で示した熱電対で測定)に基づき、制御部900により制御される。これにより、水添脱硫器100の内部温度を計測しながら、水添脱硫器100の温度を調整可能である。
第11実施形態に係る燃料電池モジュール1は、水添脱硫器100を加熱するヒーター1116を備えることとした。これにより、水添脱硫器100の温度が上昇するようにヒーター1116で加熱でき、水添脱硫触媒内部の温度調整ができる。このため、最適に脱硫できる200〜320℃の温度に近づけることができる。また、運転初期でも効率的に燃料電池モジュール1での発電が可能である。
Claims (11)
- 水添脱硫触媒により燃料ガスを脱硫する水添脱硫器と、
前記脱硫した燃料ガスを用いて水素含有ガスを生成する改質器と、
複数の燃料電池セルを積層して構成されるセルスタックであって、前記水素含有ガスと酸素含有ガスとを用いて発電するセルスタックと、
前記セルスタックで消費されなかった前記水素含有ガス及び前記酸素含有ガスの燃焼で生じた排ガスを排出する排ガス流路部と、
前記排ガス流路部と隣接して配置され、当該排ガス流路部との熱交換により前記酸素含有ガスを予熱する空気予熱流路部であって、前記水添脱硫器と前記セルスタックとの間に配置される空気予熱流路部と、
前記水添脱硫器と前記空気予熱流路部との間に配置され前記水添脱硫器と接する断熱材と、
を備える燃料電池モジュール。 - 前記空気予熱流路部の少なくとも一部は、前記排ガス流路部を介して前記セルスタックの一側面を覆う平板状の中空形状であり、前記水添脱硫器に伝導する熱分布を均一化させる流路を有する請求項1に記載の燃料電池モジュール。
- 前記空気予熱流路部は、前記セルスタックの中央部に沿って流れる前記酸素含有ガスの量が、前記セルスタックの端部に沿って流れる前記酸素含有ガスの量よりも多くなる流路を有する請求項2に記載の燃料電池モジュール。
- 前記空気予熱流路部は、前記平板状の中空形状における中央部の下部に外部から前記酸素含有ガスが流入する入口部を有し、上部に向けて蛇行する流路を有する請求項2又は3に記載の燃料電池モジュール。
- 前記水添脱硫器と前記改質器とを連通する脱硫燃料ガス管に配置される第1絞り要素と、
前記脱硫燃料ガス管の前記第1絞り要素と前記水添脱硫器との間に配置される第1フィルターと、
を更に備える請求項1乃至4のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。 - 前記水添脱硫器は、前記水添脱硫触媒が充填されていない箇所から前記燃料ガスが供給又は排出される請求項1乃至5のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。
- 水添脱硫触媒により燃料ガスを脱硫する水添脱硫器と、
前記脱硫した燃料ガスを用いて水素含有ガスを生成する改質器と、
複数の燃料電池セルを積層して構成されるセルスタックであって、前記水素含有ガスと酸素含有ガスとを用いて発電するセルスタックと、
前記セルスタックで消費されなかった前記水素含有ガス及び前記酸素含有ガスの燃焼で生じた排ガスを排出する排ガス流路部と、
前記排ガス流路部と隣接して配置され、当該排ガス流路部との熱交換により前記酸素含有ガスを予熱する空気予熱流路部であって、前記水添脱硫器と前記セルスタックとの間に配置される空気予熱流路部と、
前記改質器に水を供給する水供給管と、
前記水添脱硫器と前記改質器との間を連通する脱硫燃料ガス管であって、前記水供給管と改質器内部で合流する脱硫燃料ガス管と、
を備え、
前記脱硫燃料ガス管は、毛管力により水を閉塞できる細さであって、前記水添脱硫器への前記燃料ガスの供給停止後に、前記水供給管から水が供給される、燃料電池モジュール。 - 上部に穴部を有する水仕切り板であって、前記改質器内部の上流に配置される水仕切り板を更に備える請求項7に記載の燃料電池モジュール。
- 前記水添脱硫器への前記燃料ガスの供給停止から所定時間が経ってから、所定量の前記燃料ガスを前記水添脱硫器に供給する請求項1乃至8のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。
- 前記水添脱硫器に前記燃料ガスを供給する燃料ガス管と、
前記改質器が生成した前記水素含有ガスの一部を前記水添脱硫器へ供給するリサイクル管であって、前記燃料ガス管に前記改質器で合流するリサイクル管と、
前記リサイクル管内の凝縮水を排出するドレイントラップと、
前記リサイクル管の前記改質器よりも下流側に配置される第2絞り要素と、
前記リサイクル管の前記第2絞り要素よりも上流側に配置される第2フィルターと、
前記改質器よりも上流側における前記燃料ガス管に配置される第3絞り要素と、
前記第3絞り要素よりも上流側における前記燃料ガス管に配置される第3フィルターと、
を備える請求項1乃至9のいずれか一項に記載の燃料電池モジュール。 - 前記空気予熱流路部と前記水添脱硫器の間に配置されたヒーターを更に備え、
前記水添脱硫器内の少なくとも1つ以上の温度計に基づき前記ヒーターの温度が調整される請求項1の燃料電池モジュール。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DK17177242.9T DK3291348T3 (da) | 2016-08-31 | 2017-06-21 | Brændselscellemodul |
EP17177242.9A EP3291348B1 (en) | 2016-08-31 | 2017-06-21 | Fuel cell module |
KR1020170078375A KR101929801B1 (ko) | 2016-08-31 | 2017-06-21 | 연료 전지 모듈 |
US15/628,783 US10770741B2 (en) | 2016-08-31 | 2017-06-21 | Fuel cell module with hydrodesulfurizer and preheating |
AU2017204268A AU2017204268B2 (en) | 2016-08-31 | 2017-06-23 | Fuel cell module |
CA2972196A CA2972196C (en) | 2016-08-31 | 2017-06-29 | A fuel cell module with enhanced efficiency of desulfurization in a hydrodesulfurizer |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016169802 | 2016-08-31 | ||
JP2016169802 | 2016-08-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018041718A JP2018041718A (ja) | 2018-03-15 |
JP6982407B2 true JP6982407B2 (ja) | 2021-12-17 |
Family
ID=61626353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017102843A Active JP6982407B2 (ja) | 2016-08-31 | 2017-05-24 | 燃料電池モジュール |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6982407B2 (ja) |
KR (1) | KR101929801B1 (ja) |
DK (1) | DK3291348T3 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7256710B2 (ja) * | 2019-07-10 | 2023-04-12 | 株式会社東芝 | 吸気予熱装置および燃料電池発電システム |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7063732B2 (en) * | 2003-07-28 | 2006-06-20 | Fuelcell Energy, Inc. | High-capacity sulfur adsorbent bed and gas desulfurization method |
JP2005259663A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Ebara Ballard Corp | 燃料電池発電方法および燃料電池発電システム |
JP2009076365A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-09 | Petroleum Energy Center | 燃料電池装置 |
TWI451620B (zh) * | 2008-05-14 | 2014-09-01 | Nippon Oil Corp | Desulfurization device, fuel cell system and modification system |
JP5265277B2 (ja) * | 2008-09-08 | 2013-08-14 | 本田技研工業株式会社 | 脱硫装置 |
JP5779371B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2015-09-16 | 川崎重工業株式会社 | 燃料電池およびその運転方法 |
JP6098795B2 (ja) * | 2012-11-29 | 2017-03-22 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 固体酸化物形燃料電池システム |
JP6140497B2 (ja) * | 2013-03-26 | 2017-05-31 | 京セラ株式会社 | 燃料電池装置及び燃料電池システム |
JP6111904B2 (ja) * | 2013-07-03 | 2017-04-12 | 株式会社デンソー | 燃料電池装置 |
US10461341B2 (en) * | 2013-12-19 | 2019-10-29 | Panasonic Corporation | Fuel cell system |
JP6396182B2 (ja) * | 2014-11-12 | 2018-09-26 | 東芝燃料電池システム株式会社 | 燃料電池システム |
US20160213862A1 (en) * | 2015-01-27 | 2016-07-28 | Becton, Dickinson And Company | Iv set having an air stop membrane |
-
2017
- 2017-05-24 JP JP2017102843A patent/JP6982407B2/ja active Active
- 2017-06-21 DK DK17177242.9T patent/DK3291348T3/da active
- 2017-06-21 KR KR1020170078375A patent/KR101929801B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DK3291348T3 (da) | 2020-11-16 |
KR101929801B1 (ko) | 2018-12-17 |
JP2018041718A (ja) | 2018-03-15 |
KR20180025156A (ko) | 2018-03-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5870320B2 (ja) | 燃料電池システム | |
EP3336946B1 (en) | Solid oxide fuel cell system | |
JP4444217B2 (ja) | 燃料電池用改質装置及びこれを含む燃料電池システム | |
JP2017183228A (ja) | 燃料電池モジュールおよび燃料電池モジュールの制御方法 | |
US10700374B2 (en) | High-temperature operating fuel cell system | |
JP6982407B2 (ja) | 燃料電池モジュール | |
JP5783501B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池装置 | |
JP6518086B2 (ja) | 燃料電池システム | |
JP6394871B2 (ja) | 固体酸化物型燃料電池装置 | |
JP6372660B2 (ja) | 固体酸化物型燃料電池装置 | |
CA2972196C (en) | A fuel cell module with enhanced efficiency of desulfurization in a hydrodesulfurizer | |
JP2017199658A (ja) | 燃料電池装置 | |
JP6774823B2 (ja) | 固体酸化物形燃料電池装置 | |
JP5140361B2 (ja) | 燃料電池用改質装置 | |
KR102111393B1 (ko) | 연료 전지 시스템, 및 연료 전지 모듈 | |
JP2013058439A (ja) | 燃料電池ユニット | |
JP6380748B2 (ja) | 固体酸化物型燃料電池装置 | |
JP2020194757A (ja) | 固体酸化物形燃料電池システム | |
JP2018106951A (ja) | 燃料電池システム | |
JP2016222497A (ja) | 水素生成装置及びそれを用いた燃料電池システム | |
JP2016062823A (ja) | 固体酸化物形燃料電池装置 | |
JP2016181369A (ja) | 燃料電池システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20170620 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170622 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20190521 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20190522 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210212 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211022 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6982407 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |