JP6380748B2 - 固体酸化物型燃料電池装置 - Google Patents
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Description
このように構成された本発明においては、モジュールケースを挟んで酸化剤ガス供給通路と第2排気通路とを並設してケース間通路を形成したので、固体酸化物型燃料電池装置の小型化及び低コスト化が図れる。これについて具体的に説明する。上述したように、従来の固体酸化物型燃料電池装置では、上方の改質器に向かって排気口から排気ガスが排出され、上方にある排気ガスを下方へと流す過程で熱交換を行っていた。そうした場合、酸化剤ガスによって大きく温度低下された排気ガスが燃料電池セルの下部の側方を流れることで、燃料電池セルの下部が低温になってしまい(つまり燃料電池セルの上下方向に熱ムラが生じてしまう)、燃料電池セルが劣化してしまう可能性がある。従来の固体酸化物型燃料電池装置では、これを防止するために、排気ガス及び発電用空気が流れる通路と燃料電池セルとをある程度の距離を離して設けたり、排気ガス及び発電用空気が流れる通路と燃料電池セルとの間に部分的に断熱材を設けたりしていた。そのため、モジュールケースが大型化していた。加えて、断熱材を部分的に設けた場所における熱の反射特性が変わり、燃料電池セルに悪影響を与えてしまっていた。
これに対して、本発明では、モジュールケース内において燃料電池セルよりも上方に第2排気通路を設けて、この第2排気通路を用いて酸化剤ガスと熱交換を行うようにし、つまり燃料電池セルよりも上方のモジュールケース内の位置で酸化剤ガスと熱交換を行うようにし、また、燃料電池セルの側方を排気ガスが下方へと流れないようにしたので、燃料電池セルの上下方向の熱ムラを抑制することができる。この場合、本発明によれば、上記した従来技術のように、排気ガス及び酸化剤ガスが流れる通路と燃料電池セルとをある程度の距離を離して設けたり、排気ガス及び酸化剤ガスが流れる通路と燃料電池セルとの間に断熱材を設けたりする必要がないため、固体酸化物型燃料電池装置を大型化及び高コスト化させることなく、燃料電池セルへの熱影響を抑制することができる。このような理由により、本発明によれば、固体酸化物型燃料電池装置を効果的に小型化及び低コスト化することができるのである。具体的には、本発明によれば、燃料電池セルへの熱影響を考慮して燃料電池セルとモジュールケースとを離さなくてもよく、燃料電池セルとモジュールケースとを近付けて配置することができるため、固体酸化物型燃料電池装置を小型化することができる。
ところで、本発明では、燃料電池セル上方の酸化剤ガス供給通路及び第2排気通路のみにおいて熱交換を行うため、熱交換距離が短くなる傾向にあり(言い換えると熱交換面積が小さくなる傾向にあり)、酸化剤ガスを昇温させにくくなる。これに対処すべく、本発明では、酸化剤ガスと熱交換を行うモジュールケース内の排気ガスの温度を高く維持するために、蒸発器をモジュールケースの外に設けた(この場合、当然、蒸発器で熱交換を行う前の排気ガスにより酸化剤ガスとの熱交換が行われることとなる)。こうすることで、酸化剤ガスと熱交換を行うモジュールケース内の排気ガスの温度を高く維持することができ、熱交換距離が短くても、酸化剤ガスを十分に昇温させることが可能となった。
また、本発明によれば、モジュールケースの室内熱と酸化剤ガスとを自然に熱交換させるだけでなく、燃料電池セル上方に第2排気通路を形成して燃料電池セルに影響を与えない環境下で酸化剤ガスとの熱交換を積極的に行わせているので、排気流動等に影響されることなく、確実に安定した熱交換を実現することができる。更に、本発明によれば、上記したような構成により、少ない排気ガスの熱量で酸化剤ガスを昇温することができ(つまり熱自立しやすい)、また、システムを昇温させるための酸化剤ガスの量も少なくて済む。
このように構成された本発明によれば、熱交換促進部材を燃料電池セルよりも上方の酸化剤ガス供給通路内の位置に設けたので、排気ガスによる酸化剤ガスの昇温性能を高めることができる。これにより、酸化剤ガス供給通路が燃料電池セルの側方を通過することとなるが、酸化剤ガスが燃料電池セルの側方を流れる前に酸化剤ガスを十分に昇温させておくことができ、簡易な構成にて、燃料電池セルの下部が低温になってしまうことを抑制することができる。
このように構成された本発明によれば、改質器の外側面とモジュールケースの内側面との間に第3排気通路を更に形成したので、排気ガスを酸化剤ガスだけでなく改質器とも熱交換させることができ、簡易な構成にて、改質器及び酸化剤ガスの両方の昇温を実現することができる。
このように構成された本発明によれば、改質器とモジュールケースの天板との間に設けた遮蔽板によって、この遮蔽板の上方に排気ガスがほとんど流れないガス溜を形成したので、排気ガスが第2排気通路の排気ガス導入口から導入される前に、排気ガスの熱がモジュールケースの天板などにより奪われてしまうことを抑制することができる。これにより、第2排気通路に導入する排気ガスの温度を高く維持することができ、つまり第2排気通路に高温の排気ガスを導入することができ、短い熱交換距離でも酸化剤ガスに対する高い昇温性能を実現することができる。
更に、本発明によれば、上記した遮蔽板の下方で且つ改質器の上方に排気誘導室を形成したので、この排気誘導室に誘導した排気ガスによって改質器を上方から加熱することができる。この場合、改質器の上方の遮蔽板が反射板として機能するので、遮蔽板による輻射熱も改質器に更に与えることができ、改質器を効果的に昇温することができる。加えて、遮蔽板の上方のガス溜が断熱層として機能するので、改質器の温度を適切に維持することができる。
このように構成された本発明によれば、第3排気通路を通過する排気ガスを排気誘導室に指向させる第1排気ガイド部を設けたので、排気ガスが第3排気通路から第2排気通路へと直ぐに流入してしまうことを抑制し、第3排気通路を通過中の排気ガスを改質器の上面に適切に流させることができ、この排気ガスによって改質器を上方から効果的に加熱することができる。この場合、排気誘導室の上部に遮蔽板を設けたので、天板側に排気ガスを送り込んでしまうことはない。
このように構成された本発明によれば、遮蔽板の縁部に設けた第2排気ガイド部によって排気ガスを第2排気通路の排気ガス導入口に指向させるので、第2排気通路の排気ガス導入口から効率的に排気ガスを取り込むことができる。そのため、高温に維持された排気ガスを第2排気通路に導入することができ、第2排気通路内の排気ガスと酸化剤ガス供給通路内の酸化剤ガスとの熱交換性を向上させることができる。加えて、排気ガスを誘導するための部材を別途用いないので、固体酸化物型燃料電池装置の小型化を実現することができる。
このように構成された本発明によれば、酸化剤ガスに対する熱交換性能及び排気ガスによる改質器の昇温性能の両方を大きく向上させることができる。
図6に示すように、燃料電池セルユニット16は、燃料電池セル84と、この燃料電池セル84の両端部にそれぞれ接続されたキャップである内側電極端子86とを備えている。
燃料電池セル84は、上下方向に延びる管状構造体であり、内部に燃料ガス流路88を形成する円筒形の内側電極層90と、円筒形の外側電極層92と、内側電極層90と外側電極層92との間にある電解質層94とを備えている。この内側電極層90は、燃料ガスが通過する燃料極であり、(−)極となり、一方、外側電極層92は、空気と接触する空気極であり、(+)極となっている。
図7に示すように、燃料電池セルスタック14は、16本の燃料電池セルユニット16を備え、これらの燃料電池セルユニット16は、8本ずつ2列に並べて配置されている。
各燃料電池セルユニット16は、下端側がセラミック製の長方形の下支持板68(図2参照)により支持され、上端側は、両端部の燃料電池セルユニット16が4本ずつ、概ね正方形の2枚の上支持板100により支持されている。これらの下支持板68及び上支持板100には、内側電極端子86が貫通可能な貫通穴がそれぞれ形成されている。
これに対して、本実施形態では、モジュールケース8内において燃料電池セル集合体12よりも上方に第2排気通路172を設けて、この第2排気通路172を用いて空気熱交換を行うようにし、つまり燃料電池セル集合体12よりも上方のモジュールケース8内の位置で空気熱交換を行うようにし、また、燃料電池セル集合体12の側方を排気ガスが下方に流れないようにしたので、燃料電池セル集合体12の上下方向の熱勾配を抑制することができる。この場合、本実施形態によれば、上記した従来技術のように、排気ガス及び発電用空気が流れる通路と燃料電池セル集合体12とをある程度の距離を離して設けたり、排気ガス及び発電用空気が流れる通路と燃料電池セル集合体12との間に断熱材を設けたりする必要がないため、燃料電池モジュール2Xを大型化及び高コスト化させることなく、燃料電池セル集合体12への熱影響を抑制することができる。
このような理由により、本実施形態によれば、燃料電池モジュール2Xを小型化及び低コスト化することができるのである。具体的には、本実施形態によれば、燃料電池セル集合体12への熱影響を考慮して燃料電池セル集合体12とモジュールケース8とを離さなくてもよく、燃料電池セル集合体12とモジュールケース8とを近付けて配置することができるため、燃料電池モジュール2Xを小型化することができる。
ここで、本実施形態では、燃料電池セル集合体12上方の発電用空気供給通路177及び第2排気通路172のみで空気熱交換を行うため、熱交換距離が短くなる傾向にあり(言い換えると熱交換面積が小さくなる傾向にあり)、発電用空気を昇温させにくくなる。これに対処すべく、本実施形態では、空気熱交換を行うモジュールケース8内の排気ガスの温度を高く維持するために、蒸発器125をモジュールケース8の外に設けた(この場合、当然、蒸発器125で熱交換を行う前の排気ガスにより空気熱交換が行われることとなる)。こうすることで、空気熱交換を行うモジュールケース8内の排気ガスの温度を高く維持することができ、熱交換距離が短くても、発電用空気を十分に昇温させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、モジュールケース8の室内熱と発電用空気とを自然に熱交換させるだけでなく、燃料電池セル集合体12上方に第2排気通路172を形成して燃料電池セル集合体12に影響を与えない環境下で空気熱交換を積極的に行わせているので、排気流動等に影響されることなく、確実に安定した空気熱交換を実現することができる。更に、本実施形態によれば、上記したような構成により、少ない排気ガスの熱量で発電用空気を昇温することができ(つまり熱自立しやすい)、また、システムを昇温させるための発電用空気の量も少なくて済む。
加えて、本実施形態によれば、上記した遮蔽板120gの下方で且つ改質部120cの上方に排気誘導室201を形成したので、この排気誘導室201に誘導した排気ガスによって改質部120cを上方から加熱することができる。この場合、改質部120cの上方の遮蔽板120gが反射板として機能するので、遮蔽板120gによる輻射熱を改質部120cに更に与えることができ、改質部120cを効果的に昇温することができる。加えて、遮蔽板120gの上方のガス溜203が断熱層として機能するので、改質部120cの温度を適切に維持することができる。
図10に示すように、本変形例による遮蔽板120jは、上述した遮蔽板120g(図3及び図5参照)と同様の位置に設けられているが、縁部が上方向に傾斜した傾斜部120kを有する。この遮蔽板120jの傾斜部120kは、第2排気ガイド部に相当し、図10中の矢印に示すように、排気ガスが第2排気通路172の排気ガス導入口172bに流れ込むように指向させる。本変形例では、第2排気通路172は、水平方向だけでなく、水平方向に延びた先で下方向にも延びており、排気ガス導入口172bは、この第2排気通路172の水平部よりも下方に位置する。また、本変形例でも、遮蔽板120jより下方且つ予熱部120b及び改質部120cの上方の空間は、排気誘導室201を形成し、遮蔽板120jより上方且つ第2排気通路172の下方の空間は、ガス溜203を形成する。
このような変形例によれば、遮蔽板120jに設けた傾斜部120kによって、排気ガスが排気ガス導入口172bから第2排気通路172へと流れ込むように、排気ガスを効果的に誘導することができる。そのため、高温に維持された排気ガスを第2排気通路172に導入することができ、第2排気通路172内の排気ガスと発電用空気供給通路177内の発電用空気との熱交換性を向上させることができる。加えて、排気ガスを誘導するための部材を別途用いないので、燃料電池モジュール2Xの小型化を実現することができる。
図11に示すように、本変形例による改質器120Xは、上記した改質部120cの凹部120d(図5参照)に対応する部分に、当該改質器120X(詳しくは改質部120cが形成された部分)を上下方向に貫通するように延び、下方の燃焼室18で生成された排気ガスを通過させる貫通孔120mが形成されている。この貫通孔120mには、混合ガス供給管162の予熱部162aが配置されている。このような貫通孔120mを有する改質器120Xでは、排気ガスは、改質器120の予熱部120b及び改質部120cの外側面とモジュールケース8の内側面との間だけでなく、改質器120Xの貫通孔120mも通過して、下方から上方へと流れていく。
また、本変形例による改質器120Xは、天板120fと遮蔽板120gとの間に、中央部(貫通孔120mに面する部分)が下方に凹んだ遮蔽板120nが更に設けられている。このような遮蔽板120nを更に設けた場合、遮蔽板120nと天板120fとの間の空間は排気誘導室201を形成し、遮蔽板120nと遮蔽板120gとの間の空間はガス溜204を形成し、遮蔽板120gと平板120hとの間の空間はガス溜203を形成する。つまり、二つのガス溜203、204、言い換えると二つの断熱層が形成されることとなる。
2X 燃料電池モジュール
7 断熱材
8 モジュールケース
8a 天板
8b 側板
12 燃料電池セル集合体
16 燃料電池セルユニット
18 燃焼室
111 排気口
120 改質器
120a 混合ガス供給口
120b 予熱部
120c 改質部
125 蒸発器
125a 蒸発部
125b 混合部
125c 排気通路部
162 混合ガス供給管
162a 予熱部
171 第1排気通路
172 第2排気通路
172a オフセットフィン
173 第3排気通路
177 発電用空気供給通路
177c、177d オフセットフィン
201 排気誘導室
203 ガス溜
Claims (7)
- 燃料ガスと酸化剤ガスとの反応により発電する固体酸化物型燃料電池装置において、
互いに電気的に接続された複数の燃料電池セルと、
上記複数の燃料電池セルを収容するモジュールケースと、
上記モジュールケースの周囲を覆うように設けられた断熱材と、
燃料ガスを上記複数の燃料電池セルに供給する燃料ガス供給通路と、
上記モジュールケース内に配置され、水蒸気により原燃料ガスを改質して燃料ガスを生成し、この燃料ガスを上記燃料ガス供給通路に供給する改質器と、
上記複数の燃料電池セルにおいて発電に利用されずに残った燃料ガスを燃焼させ、燃焼熱により上記改質器を加熱する燃焼部と、
上記モジュールケースの外部に設けられ、モジュールケースから排出すべき排気ガスが通過する第1排気通路であって、上記改質器よりも上方の上記モジュールケースの天板上に設けられた排気口と連通し、この排気口から流出した排気ガスが通過する第1排気通路と、
水が供給され、この水と上記第1排気通路内を通過する排気ガスとの間で熱交換を行うように、上記第1排気通路に対して設けられており、熱交換によって水を蒸発させて水蒸気を生成し、この水蒸気を上記改質器に供給する蒸発器であって、上記断熱材内で且つ上記モジュールケースの外部に配置された、上記蒸発器と、
上記モジュールケースの外壁と上記断熱材との間に形成され、上記モジュールケースの外側面に沿って酸化剤ガスを流す酸化剤ガス供給通路であって、上方から酸化剤ガスが供給されて、この酸化剤ガスを上記モジュールケースの下部から上記複数の燃料電池セルに供給する、上記酸化剤ガス供給通路と、
上記モジュールケースの内部に設けられ、上記排気口と連通し、この排気口へ排気ガスを流出させる第2排気通路であって、上記モジュールケースの外壁を挟んで、上記酸化剤ガス供給通路の少なくとも一部分に沿うように延び、上記複数の燃料電池セルよりも上方に位置する排気ガス導入口から排気ガスが導入される、上記第2排気通路と、
を有し、
上記複数の燃料電池セルよりも上方の位置において、上記酸化剤ガス供給通路を通過する酸化剤ガスと上記第2排気通路を通過する排気ガスとの間で熱交換を行う、ことを特徴とする固体酸化物型燃料電池装置。 - 上記酸化剤ガス供給通路は、内部に熱交換促進部材が設けられており、この熱交換促進部材は、上記複数の燃料電池セルよりも上方の位置にのみ設けられている、請求項1に記載の固体酸化物型燃料電池装置。
- 上記第2排気通路の排気ガス導入口は、上記複数の燃料電池セルよりも上方で、且つ上記改質器よりも上方に位置し、
上記第2排気通路よりも下方に位置し、上記改質器の外側面と上記モジュールケースの内側面との間に形成された第3排気通路であって、上記第2排気通路の排気ガス導入口と連通し、この排気ガス導入口へ排気ガスを流出させる上記第3排気通路を更に有する、請求項2に記載の固体酸化物型燃料電池装置。 - 上記改質器と上記モジュールケースの天板との間に設けられ、水平方向に延びる遮蔽板を更に有し、
上記遮蔽板と上記改質器との間に、上記改質器の上面に向けて排気ガスを誘導する排気誘導室を形成し、上記遮蔽板と上記第2排気通路との間に、ガス溜を形成した、請求項3に記載の固体酸化物型燃料電池装置。 - 上記改質器よりも上方で、且つ上記第2排気通路の排気ガス導入口よりも下方の上記モジュールケースの内側面上に、排気ガスを上記排気誘導室に指向させる第1排気ガイド部が設けられている、請求項4に記載の固体酸化物型燃料電池装置。
- 上記遮蔽板は、上記モジュールケースの内側面から離間して配置されると共に、上記第1排気ガイド部よりも上方に配置され、当該遮蔽板の縁部に、排気ガスを上記第2排気通路の排気ガス導入口に指向させる第2排気ガイド部が形成されている、請求項5に記載の固体酸化物型燃料電池装置。
- 上記モジュールケースの天板の正面視中央位置において、酸化剤ガスの供給と排気ガスの排出とが行われるように構成され、
上記モジュールケースの天板の外側に上記酸化剤ガス供給通路が形成され、上記モジュールケースの天板の内側に上記第2排気通路が形成され、これらの酸化剤ガス供給通路と第2排気通路とが天板を挟んで並設され、
上記遮蔽板は、上記第2排気通路と所定距離を隔てて、上記ガス溜を介して設けられている、請求項5に記載の固体酸化物型燃料電池装置。
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