JP2017183139A - 固体酸化物形燃料電池装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数の増加や、組み立て工数の増加を招くことなく、軽量化した固体酸化物形燃料電池装置を提供する。【解決手段】本発明は、固体酸化物形燃料電池装置(1)であって、箱形のモジュールケース(8)と、モジュールケースの周囲を囲むように配置された複数の板状の断熱材(7)と、断熱材各々が保持されるように、各断熱材によって形成される稜線に沿って配置された複数の固定部材(6b〜6i)と、を有し、断熱材は、形状保持シートによって被覆されていると共に、モジュールケースから断熱材の外部へ延びる貫通部品(190, 194)を通すための挿通口(188, 192)が設けられ、固定部材は接触している2枚の断熱材の縁部を覆うように取り付けられる概ねL字型断面の部材であると共に、固定部材のうちの少なくとも1つは、挿通口を閉塞するように延びる塞口用延出部(198, 199)を備えている、ことを特徴としている。【選択図】図9

Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池装置に関し、特に、燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電を行う燃料電池セルを複数備えた固体酸化物形燃料電池に関する。
固体酸化物形燃料電池装置(Solid Oxide Fuel Cell:以下「SOFC」とも言う)は、電解質として酸化物イオン導電性固体電解質を用い、その両側に電極を取り付け、一方の側に燃料ガスを供給し、他方の側に酸化剤ガス(空気、酸素等)を供給して、比較的高温で動作する燃料電池である。
固体酸化物形燃料電池装置は、固体高分子形燃料電池等に比べて非常に高温で動作するため、燃料電池セルを収容したモジュールケースを断熱材で覆う必要がある。モジュールケースから放散される熱量が多いと、動作温度を維持するために多くの燃料が消費され、総合的なエネルギー効率の低下を招く。特開2014−191972号公報(特許文献1)記載の燃料電池システムにおいては、モジュールケース全体を取り囲むようにヒュームドシリカを用いた断熱材を配置して、モジュールケースの断熱性能を高めている。
しかしながら、ヒュームドシリカ製の断熱材は破損しやすいため、特許文献1記載の発明においては、断熱材で覆われたモジュールケース全体を金属製のハウジングに収容することで断熱材を保護し、断熱材の破損を防止している。このため、燃料電池セルは金属製の容器で二重に覆われることとなり、燃料電池モジュールの重量が増加すると共にコスト高の原因となる。
特開2014−191972号公報
一方、パネル式の断熱材が知られている。このパネル式断熱材は、ブロック状の断熱材をガラス繊維シートで被覆したものであり、単体で板状の形状を維持することができる。また、パネル式断熱材は比較的破損しにくいため、断熱材を外側から金属製のハウジングで覆う必要がなく、燃料電池モジュールを軽量化し、コストダウンできる可能性がある。
ところが、モジュールケースには、燃料供給用の配管や、排気管、各種センサの信号を取り出すための配線等を外部から接続する必要があり、これらが断熱材を貫通するように挿通される必要がある。モジュールケースから延びている配管は、これを貫通させるように断熱材に開口を設けておくことにより、熱を大きく放散させることなく外部に引き出すことができる。一方、断熱材を取り付けた後、外部から挿入して配置するセンサ等については、断熱材に設けた開口を通して断熱材の内側にセンサ等を配置した後は、センサから延びる配線材だけが断熱材の開口を通って外部に引き出される。このため、断熱材と、それを貫通して延びる配線材等の間には大きな隙間ができるが、この隙間を放置すると隙間から熱が消散し、エネルギー効率の低下を招く。
これを防止するには、隙間を塞ぐための金属板等を取り付ける必要がある。しかしながら、配線等を通す挿通口の隙間を夫々塞ぐために金属板を取り付けるのでは、部品点数が大幅に増加すると共に、燃料電池モジュールの組み立て工数も増加してしまうので、パネル式断熱材を採用したメリットを十分に活かすことができない。さらに、断熱材を通して外部から挿入したセンサ等の部品の中には、モジュールケース側に固定されておらず、断熱材に挿通させただけでは脱落してしまうものもある。このような部品を装着した場合には、外側のハウジングが省略されていると何らかの固定用の部材が必要となる。また、挿通口の隙間に綿状の断熱材等を詰めて隙間が塞がれる場合もあるが、隙間に詰めた断熱材の脱落を防止するために別途何らかの部材を取り付ける必要がある。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、部品点数の増加や、組み立て工数の増加を招くことなく、軽量化した固体酸化物形燃料電池装置を提供することを目的としている。
本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電を行う燃料電池セルを複数備えた固体酸化物形燃料電池装置であって、燃料電池セルを内部に収容した箱形のモジュールケースと、モジュールケースの周囲を囲むように配置された複数の板状の断熱材と、断熱材各々がモジュールケースの周囲に保持されるように、モジュールケースを囲んでいる各断熱材によって形成される稜線に沿って配置された複数の固定部材と、を有し、断熱材は、その板状の形状が保持されるように形状保持シートによって被覆されていると共に、モジュールケースから断熱材の外部へ延びる貫通部品を通すための挿通口が設けられ、固定部材は接触している2枚の断熱材の縁部を覆うように取り付けられる概ねL字型断面の部材であると共に、固定部材のうちの少なくとも1つは、挿通口を閉塞するように延びる塞口用延出部を備えている、ことを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、モジュールケースの周囲に配置された板状の断熱材が、金属板等で全面的に覆われるのではなく、断熱材によって形成される稜線に沿って配置された概ねL字型断面の固定部材によって保持されるので、固体酸化物形燃料電池装置を軽量化することができる。ところが、モジュールケースからは、燃料ガス等の供給管や、各種センサ等、種々の貫通部品が突出しており、これらを断熱材の外部に引き出す必要がある。従って、これらの貫通部品を通すための挿通口を断熱材に設ける必要があるが、挿通口のうちの幾つかは、貫通部品を引き出した後、閉塞させる必要がある。しかしながら、挿通口を閉塞するための金属板等を専用の部材として取り付けると、部品点数が大幅に増加すると共に、固体酸化物形燃料電池装置の組み立て工数が増加して、コストアップに繋がる。上記のように構成された本発明によれば、断熱材を保持する固定部材に塞口用延出部が設けられ、これにより挿通口が閉塞されるので、挿通口を閉塞するための専用の部品を省略することが可能になる。これにより、部品点数の大幅な増加や、組み立て工数の増加を防止することができる。
本発明において、好ましくは、塞口用延出部は、固定部材の両端部を接続するように延びるコの字型の部分である。
このように構成された本発明によれば、塞口用延出部が固定部材の両端部を接続するように延びるコの字型の部分として形成されるので、閉塞すべき挿通口が、固定部材が配置されている稜線から遠い位置にある場合でも、挿通口を確実に閉塞することができる。
本発明において、好ましくは、塞口用延出部は、覆っている挿通口を貫通して延びる貫通部品を外部に露出させる寸法及び形状に構成されている。
断熱材を保持するための固定部材に塞口用延出部を設け、これにより、断熱材の固定と共に挿通口を閉塞させると、挿通口を閉塞させる前に取り付けておくべき貫通部品を取り付け忘れてしまうというミスの発生が予想される。このようなミスを見逃して、次工程に進んでしまうと、取り付け忘れた貫通部品を後から取り付けることが困難となり、組み立て作業時間の大きなロスになる。上記のように構成された本発明によれば、塞口用延出部が、貫通部品が外部に露出する寸法及び形状に構成されているので、このようなミスを容易に発見することができ、組み立て作業時間のロスを抑制することができる。
本発明によれば、部品点数の増加や、組み立て工数の増加を招くことなく、軽量化した固体酸化物形燃料電池装置を提供することができる。
本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池装置(SOFC)を示す全体構成図である。 本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池装置の燃料電池モジュールを示す側面断面図である。 図2のIII−III線に沿った断面図である。 モジュールケース及び空気通路カバーの分解斜視図である。 本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池の燃料電池セルユニットを示す部分断面図である。 本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池の燃料電池セルスタックを示す斜視図である。 モジュールケースが板状の断熱材によって囲まれている状態を示す斜視断面図である。 板状の断熱材が一部の固定部材で固定された状態を示す斜視図である。 板状の断熱材が全ての固定部材で固定された状態を示す斜視図である。
つぎに、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池装置を説明する。
図1は、本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池装置(SOFC)を示す全体構成図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池装置(SOFC)1は、燃料電池モジュール2と、補機ユニット4を備えている。
燃料電池モジュール2は、金属製のモジュールケース8を備え、このモジュールケース8の周囲が、複数の板状の断熱材7で囲まれている。なお、複数の板状の断熱材7は、各断熱材7の外側に取り付けられた固定部材(図1には図示せず)によって、モジュールケース8の周囲に保持されている。この密閉空間であるモジュールケース8の下方部分である発電室10には、燃料ガスと酸化剤ガス(以下では適宜「発電用空気」又は「空気」と呼ぶ。)とにより発電反応を行う燃料電池セル集合体12が配置されている。この燃料電池セル集合体12は、8個の燃料電池セルスタック14(詳細は図6で後述する)を備え、この燃料電池セルスタック14は、各々が燃料電池セルを含む、16本の燃料電池セルユニット16(詳細は図5で後述する)から構成されている。この例では、燃料電池セル集合体12は、128本の燃料電池セルユニット16を有する。燃料電池セル集合体12は、複数の燃料電池セルユニット16の全てが直列接続されている。
燃料電池モジュール2のモジュールケース8の発電室10の上方には、燃焼部としての燃焼室18が形成され、この燃焼室18で、発電反応に使用されなかった残余の燃料ガス(オフガス)と残余の空気とが燃焼し、排気ガス(言い換えると燃焼ガス)を生成するようになっている。さらに、モジュールケース8は断熱材7により覆われており、燃料電池モジュール2内部の熱が、外気へ発散するのを抑制している。また、この燃焼室18の上方には、原燃料ガス(原料ガス)を改質する改質器120が配置され、残余ガスの燃焼熱によって改質器120を改質反応が可能な温度となるように加熱している。
さらに、ハウジング6内においてモジュールケース8の上方には、蒸発器140が断熱材7内に設けられている。蒸発器140は、供給された水と排気ガスとの間で熱交換を行うことによって、水を蒸発させて水蒸気を生成し、この水蒸気と原燃料ガスとの混合ガス(以下では「燃料ガス」と呼ぶこともある。)をモジュールケース8内の改質器120に供給する。
つぎに、補機ユニット4は、燃料電池モジュール2からの排気中に含まれる水分を結露させた水を貯水してフィルターにより純水とする純水タンク26から供給される水の流量を調整する水流量調整ユニット28(モータで駆動される「水ポンプ」等)を備えている。また、補機ユニット4は、都市ガス等の燃料供給源30から供給された燃料を遮断するガス遮断弁32と、燃料ガスから硫黄を除去するための脱硫器36と、燃料ガスの流量を調整する燃料流量調整ユニット38(モータで駆動される「燃料ポンプ」等)と、電源喪失時において、燃料流量調整ユニット38から流出する燃料ガスを遮断するバルブ39を備えている。さらに、補機ユニット4は、空気供給源40から供給される空気を遮断する電磁弁42と、空気の流量を調整する改質用空気流量調整ユニット44及び発電用空気流量調整ユニット45(モータで駆動される「空気ブロア」等)と、改質器120に供給される改質用空気を加熱する第1ヒータ46と、発電室に供給される発電用空気を加熱する第2ヒータ48とを備えている。これらの第1ヒータ46と第2ヒータ48は、起動時の昇温を効率よく行うために設けられているが、省略しても良い。
なお、本実施形態では、装置の起動時に改質器120内において、部分酸化改質反応(POX)のみが生じるPOX工程から、部分酸化改質反応(POX)と水蒸気改質反応(SR)が混在したオートサーマル改質反応(ATR)が生じるATR工程を経て、水蒸気改質反応のみが生じるSR工程が行われるように構成してもよいし、POX工程を省略してATR工程からSR工程に移行されるように構成してもよいし、POX工程及びATR工程を省略してSR工程のみが行われるように構成してもよい。なお、SR工程のみが行われる構成では、改質用空気流量調整ユニット44は不要である。
つぎに、燃料電池モジュール2には、排気ガスが供給される温水製造装置50が接続されている。この温水製造装置50には、水供給源24から水道水が供給され、この水道水が排気ガスの熱により温水となり、図示しない外部の給湯器の貯湯タンクへ供給されるようになっている。また、燃料電池モジュール2には、燃料ガスの供給量等を制御するための制御ボックス52が取り付けられている。さらに、燃料電池モジュール2には、燃料電池モジュールにより発電された電力を外部に供給するための電力取出部(電力変換部)であるインバータ54が接続されている。
つぎに、図2〜図4を参照して、本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池装置の燃料電池モジュールの構造について説明する。
図2は、本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池装置の燃料電池モジュールを示す側面断面図であり、図3は、図2のIII−III線に沿った断面図であり、図4は、モジュールケース及び空気通路カバーの分解斜視図である。
図2及び図3に示すように、燃料電池モジュール2は、断熱材7で覆われたモジュールケース8の内部に設けられた燃料電池セル集合体12及び改質器120を有すると共に、モジュールケース8の外部で且つ断熱材7内に設けられた蒸発器140を有する。なお、本実施形態においては、モジュールケース8と蒸発器140の間の空間や、モジュールケース8のまわりにはブロック状の断熱材7aが配置され、その外側を囲むように板状の断熱材7が配置されている。
まず、モジュールケース8は、図4に示すように、略矩形の天板8a,底板8c,これらの長手方向(図2の左右方向)に延びる辺同士を連結する対向する一対の側板8bからなる筒状体と、この筒状体の長手方向の両端部の2つの対向する開口部を塞ぎ、天板8a及び底板8cの幅方向(図3の左右方向)に延びる辺同士を連結する閉鎖側板8d,8eからなる。
モジュールケース8は、空気通路カバー160によって天板8a及び側板8bが覆われている。空気通路カバー160は、天板160aと、対向する一対の側板160bとを有する。天板160aの略中央部分には、排気管171を貫通させるための開口部167が設けられている。また、天板160aの閉鎖側板8d側の部分には、発電用空気導入管74(図2参照)が接続される開口部168が設けられている。天板160aと天板8aとの間、及び、側板160bと側板8bとの間は、所定の距離だけ離間した状態となっている。これにより、モジュールケース8の外側と断熱材7との間、具体的にはモジュールケース8の天板8a及び側板8bと、空気通路カバー160の天板160a及び側板160bとの間には、酸化剤ガス供給通路としての空気通路161a,161bが形成されている(図3参照)。
モジュールケース8の側板8bの下部には、複数の貫通孔である吹出口8fが設けられている(図4参照)。発電用空気は、空気通路カバー160の天板160aのうち、モジュールケース8の閉鎖側板8d側の略中央部に設けられた発電用空気導入管74から空気通路161a内に供給される(図2参照)。そして、発電用空気は、空気通路161a,161bを通って、吹出口8fから燃料電池セル集合体12に向けて発電室10内に噴射される(図3、図4参照)。
また、空気通路161a,161bの内部には、熱交換促進部材としてのプレートフィン162,163が設けられている(図3参照)。プレートフィン162は、モジュールケース8の天板8aと空気通路カバー160の天板160aの間で長手方向及び幅方向に延びるように水平方向に設けられ、プレートフィン163は、モジュールケース8の側板8bと空気通路カバー160の側板160bとの間であって、且つ、燃料電池セルユニット16よりも上方の位置に長手方向及び鉛直方向に延びるように設けられている。
空気通路161a,161bを流れる発電用空気は、特にプレートフィン162,163を通過する際に、これらプレートフィン162,163の内側のモジュールケース8内(具体的には天板8a,側板8bに沿って設けられた排気通路)を通過する排気ガスとの間で熱交換を行い、加熱されることとなる。このようなことから、空気通路161a,161bにおいてプレートフィン162,163が設けられた部分は、熱交換器(熱交換部)として機能する。なお、プレートフィン162が設けられた部分が主たる熱交換器部分を構成し、プレートフィン163が設けられた部分が従たる熱交換器部分を構成する。
一方、図2に示すように、モジュールケース8の閉鎖側板8eには、金属製のパイプ144、146が取り付けられている。これら金属製のパイプは、閉鎖側板8eに取り付けられた先端側が閉鎖されており、内部には温度センサが配置される。即ち、パイプ144は、燃焼室18の側方に取り付けられており、内部には燃焼室温度センサ144aが配置される。また、パイプ144は、断熱材7に形成された挿通口と連通するように配置されている。燃料電池モジュール2の組み立て時においては、断熱材7が取り付けられた後、断熱材7の外側から挿通口を介して、パイプ144の中に燃焼室温度センサ144aが挿入される。
また、金属製のパイプ146は、燃料電池セルスタック14の側方、即ち、発電室10の側方に取り付けられており、内部には発電室温度センサ(図示せず)が配置される。この発電室温度センサは金属製のパイプ146内に封入されており、パイプ146は、断熱材7を貫通して外部に露出する。
つぎに、蒸発器140は、モジュールケース8の天板8a上で水平方向に延びるように固定されている。そして、蒸発器140は、長手方向(図2の左右方向)の一側端側に、に排気管171及び混合ガス供給管112が接続され、長手方向の他側端側に排気ガス排出管82が接続され、排気管171により支持されている。また、蒸発器140とモジュールケース8との間には、これらの隙間を埋めるようにブロック状の断熱材7aの一部分が配置されている(図2及び図3参照)。
具体的には、蒸発器140は、長手方向(図2の左右方向)の一側端側に、水及び原燃料ガス(改質用空気を含めてもよい)を供給する水供給配管62及び原料供給配管63と、排気ガスを排出するための排気ガス排出管82(図2参照)とが連結され、長手方向の他側端側に、排気管171の上端部が連結されている。これらのうち、水供給配管62及び原料供給配管63は断熱材7を貫通して外部に延びている。排気管171は、空気通路カバー160の天板160aに形成された開口部167を貫通して下方へ延び、モジュールケース8の天板8a上に形成された排気口111に連結されている。排気口111は、モジュールケース8内の燃焼室18で生成された排気ガスをモジュールケース8の外へ排出する開口部であり、モジュールケース8の上面視略矩形の天板8aのほぼ中央部に形成されている。
さらに、蒸発器140はヒータ157を備える(図3)。ヒータ157は、矩形状の蒸発器140の三辺の外周に沿うように設けられており、両端部は蒸発器140の上流側に向かって延在している。
また、蒸発器140の上面には、金属製のパイプ69が取り付けられている。この金属製のパイプ69も先端側が閉鎖されており、内部には蒸発器温度センサ(図示せず)が配置される。金属製のパイプ69も水供給配管62及び原料供給配管63と同様に蒸発器140の側縁を跨いで水平方向に延びている。蒸発器温度センサは、モジュールケース8を取り囲むように断熱材7が配置された後、金属製のパイプ69と整合するように断熱材7に形成された挿通口を介して外部から挿入される。
蒸発器140の下側には、排気ガス流路154が設けられており、排気管171から排気ガスを流入させ、この排気ガスの熱で蒸発器140を加熱するようになっている。排気管171は排気ガス流路154の上流側の端部に接続され、排気ガス排出管82は、排気ガス流路154の下流端部に接続されている。蒸発器140に接続された排気ガス排出管82は下方に向かって延びており、下端が燃焼触媒器200に接続されている。燃焼触媒器200は横方向に延びる円筒状の部材であり、内部に円柱状の空間が形成されている。排気ガス排出管82は燃焼触媒器200の一端部に接続されており、燃焼触媒器200の他端部には排ガス放出管202が接続されている。排ガス放出管202は水平方向に蒸発器140から離間する方向に水平に延びている。燃焼触媒器200は蒸発器140と同様に断熱材7の内部に配置されている。
つぎに、図2及び図3に示すように、改質器120は、燃焼室18の上方でモジュールケース8の長手方向に沿って水平方向に延びるように配置され、モジュールケース8の天板8aとの間に排気ガス誘導部材130を介して所定距離隔てられて状態で、天板8aに対して固定されている。改質器120は、上面視で外形略矩形であるが、中央部に貫通孔120bが形成された環状構造体であり、上側ケース121と下側ケース122とが接合された筐体を有している。この貫通孔120bは、天板8aに形成された排気口111と上面視で重なるように位置し、好ましくは、貫通孔120bの中央位置に排気口111が形成される。
改質器120の長手方向の一端側(モジュールケース8の閉鎖側板8e側)では、上側ケース121に設けられた混合ガス供給口120aに混合ガス供給管112が連結されており、他端側(閉鎖側板8d側)では、燃料ガス供給管64が下側ケース122に、脱硫器36まで延びる水添脱硫器用水素取出管65が上側ケース121にそれぞれ連結されている。したがって、改質器120は、混合ガス供給管112から混合ガス(つまり水蒸気が混合された原燃料ガス(改質用空気を含めてもよい))を受け取り、内部で混合ガスを改質し、燃料ガス供給管64及び水添脱硫器用水素取出管65から改質後のガス(即ち、燃料ガス)を排出するように構成されている。また、水添脱硫器用水素取出管65は、ブロック状の断熱材7a及び板状の断熱材7を貫通して外部に延びている。
改質器120は、その内部空間が2つの仕切り板123a,123bによって3つの空間に仕切られることにより、改質器120内に、混合ガス供給管112からの混合ガスを受入れる混合ガス受入部120Aと、混合ガスを改質するための改質触媒(図示せず)が充填された改質部120Bと、改質部120Bを通過したガスを排出するガス排出部120Cと、が形成されている(図2参照)。改質部120Bは、仕切り板123a,123bに挟まれた空間であり、この空間に改質触媒が保持されている。混合ガス及び改質後の燃料ガスは、仕切り板123a,123bに設けられた複数の連通孔(スリット)を通って移動可能となっている。また、改質触媒としては、アルミナの球体表面にニッケルを付与したものや、アルミナの球体表面にルテニウムを付与したものが適宜用いられる。
混合ガス受入部120Aには、蒸発器140から混合ガス供給管112を介して供給された混合ガスが混合ガス供給口120aを通して噴出される。この混合ガスは、混合ガス受入部120A内で拡張されて噴出速度が低下し、仕切り板123aを通過して改質部120Bに供給される。
改質部120Bでは、低速で移動する混合ガスが改質触媒により燃料ガスに改質され、この燃料ガスが仕切り板123bを通過してガス排出部120Cに供給される。
ガス排出部120Cでは、燃料ガスが燃料ガス供給管64、及び、水添脱硫器用水素取出管65へ排出される。また、ガス排出部120Cには、水添脱硫器用水素取出管65と平行に金属製のパイプ(図示せず)が取り付けられている。この金属製のパイプは、先端部が閉鎖された管であり、内部には改質器温度センサ(図示せず)が配置されている。さらに、断熱材7には、金属製のパイプと整合するように挿通口が設けられている。燃料電池モジュール2の組み立て時においては、断熱材7が取り付けられた後、挿通口を介して断熱材7の外側から金属製のパイプの中に改質器温度センサ(図示せず)が挿入される。
燃料ガス供給通路としての燃料ガス供給管64は、モジュールケース8内を閉鎖側板8dに沿って下方へ延び、底板8c付近で略90°屈曲されて水平方向に延びて、燃料電池セル集合体12の下方に形成されたマニホールド66内へ入り、更にマニホールド66内で逆側の閉鎖側板8e付近まで水平方向に延びている。燃料ガス供給管64の水平部64aの下方面には、複数の燃料供給孔64bが形成されており、この燃料供給孔64bから、燃料ガスがマニホールド66内に供給される。このマニホールド66の上方には、燃料電池セルスタック14を支持するための貫通孔を備えた下支持板68が取り付けられており、マニホールド66内の燃料ガスが、燃料電池セルユニット16内に供給される。また、燃料ガスと空気との燃焼を開始するための点火装置83が、燃焼室18に設けられている。この点火装置83は、モジュールケース8内の燃焼室18から、板状の断熱材7を貫通して外部まで延びている。
排気ガス誘導部材130は、改質器120と天板8aとの間でモジュールケース8の長手方向に沿って水平方向に延びるように配置されている。排気ガス誘導部材130は、上下方向に所定距離だけ離間された下部誘導板131及び上部誘導板132と、これらの長手方向の両端辺が取り付けられる連結板133,134とを備えている(図2,図3参照)。上部誘導板132は、幅方向の両端部が下方に向けて折り曲げられ、下部誘導板131に連結されている。連結板133,134は、上端部が天板8aに連結され、下端部が改質器120に連結されており、これにより、排気ガス誘導部材130及び改質器120を天板8aに固定している。
下部誘導板131は、幅方向(図3の左右方向)の中央部が下方に向けて突出する凸状段部131aが形成されている。一方、上部誘導板132は、下部誘導板131と同様に、幅方向の中央部が下方に向けて凹状となるように凹部132aが形成されている。凸状段部131aと凹部132aは、上下方向で並行して長手方向に延びている。混合ガス供給管112は、モジュールケース8内でこの凹部132a内を水平方向に延びた後、閉鎖側板8e付近で下方に向けて屈曲し、上部誘導板132及び下部誘導板131を貫通して、改質器120に連結されている。
排気ガス誘導部材130は、上部誘導板132、下部誘導板131、連結板133,134によって、断熱層として機能する内部空間であるガス溜135が形成されている。このガス溜135は、燃焼室18と流体連通している。すなわち、上部誘導板132、下部誘導板131、連結板133,134は、所定の隙間を形成するように連結されており、気密的には連結されていない。ガス溜135には、運転中に燃焼室18から排気ガスが流入したり、停止時に外部から空気が流入したりすることが可能となっているが、総じてガス溜135の内外間のガスの移動は緩やかである。
上部誘導板132は、天板8aと所定の上下方向距離を隔てて配置されており、上部誘導板132と天板8aとの間には、長手方向及び幅方向に沿って水平方向に延びる排気通路172が形成されている。この排気通路172は、モジュールケース8の天板8aを挟んで空気通路161aと並設されており、排気通路172内には、空気通路161a,161b内のプレートフィン162,163と同様なプレートフィン175が配置されている。このプレートフィン175は、プレートフィン162と上面視で略同一箇所に設けられており、天板8aを挟んで上下方向に対向している。空気通路161a及び排気通路172のうち、プレートフィン162,175が設けられた部分において、空気通路161aを流れる発電用空気と排気通路172を流れる排気ガスとの間で効率的な熱交換が行われて、排気ガスの熱により発電用空気が昇温されることとなる。
また、改質器120は、モジュールケース8の側板8bと所定の水平方向距離を隔てて配置されており、改質器120と側板8bとの間には、排気ガスを下方から上方へ通過させる排気通路173が形成されている。また、排気ガス誘導部材130も側板8bと所定の水平方向距離を隔てて配置されており、排気通路173は、排気ガス誘導部材130と側板8bとの間の通路を含んで天板8aまで延びている。排気通路173は、天板8aと側板8bとの角部に位置する排気ガス導入口172aで排気通路172と連通している。この排気ガス導入口172aは、モジュールケース8内で長手方向に延びている。
さらに、下部誘導板131は、改質器120の上側ケース121の天面から所定の上下方向距離を隔てて配置されており、下部誘導板131と上側ケース121との間、及び、改質器120の貫通孔120bは、貫通孔120bを下方から上方へ向けて通過した排気ガスを通過させる排気通路174を形成している。この排気通路174は、改質器120の上方で排気通路173と合流する。
つぎに、図5を参照して、燃料電池セルユニット16について説明する。
図5は、本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池の燃料電池セルユニットを示す部分断面図である。
図5に示すように、燃料電池セルユニット16は、燃料電池セル84と、この燃料電池セル84の両端部にそれぞれ接続されたキャップである内側電極端子86とを備えている。
燃料電池セル84は、上下方向に延びる管状構造体であり、内部に燃料ガス流路88を形成する円筒形の内側電極層90と、円筒形の外側電極層92と、内側電極層90と外側電極層92との間にある電解質層94とを備えている。この内側電極層90は、燃料ガスが通過する燃料極であり、(−)極となり、一方、外側電極層92は、空気と接触する空気極であり、(+)極となっている。
燃料電池セル84の上端側と下端側に取り付けられた内側電極端子86は、同一構造であるため、ここでは、上端側に取り付けられた内側電極端子86について具体的に説明する。内側電極層90の上部90aは、電解質層94と外側電極層92に対して露出された外周面90bと上端面90cとを備えている。内側電極端子86は、導電性のシール材96を介して内側電極層90の外周面90bと接続され、さらに、内側電極層90の上端面90cとは直接接触することにより、内側電極層90と電気的に接続されている。内側電極端子86の中心部には、内側電極層90の燃料ガス流路88と連通する燃料ガス流路細管98が形成されている。
この燃料ガス流路細管98は、内側電極端子86の中心から燃料電池セル84の軸線方向に延びるように設けられた細長い細管である。
内側電極層90は、例えば、Niと、CaやY、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニアとの混合体、Niと、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリアとの混合体、Niと、Sr、Mg、Co、Fe、Cuから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレードとの混合体、の少なくとも一種から形成される。
電解質層94は、例えば、Y、Sc等の希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたジルコニア、希土類元素から選ばれる少なくとも一種をドープしたセリア、Sr、Mgから選ばれる少なくとも一種をドープしたランタンガレート、の少なくとも一種から形成される。
外側電極層92は、例えば、Sr、Caから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンマンガナイト、Sr、Co、Ni、Cuから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンフェライト、Sr、Fe、Ni、Cuから選ばれた少なくとも一種をドープしたランタンコバルタイト、銀、などの少なくとも一種から形成される。
つぎに、図6を参照して、燃料電池セルスタック14について説明する。
図6は、本発明の一実施形態による固体酸化物形燃料電池の燃料電池セルスタックを示す斜視図である。
図6に示すように、燃料電池セルスタック14は、16本の燃料電池セルユニット16を備え、これらの燃料電池セルユニット16は、8本ずつ2列に並べて配置されている。
各燃料電池セルユニット16は、下端側がセラミック製の長方形の下支持板68(図2参照)により支持され、上端側は、両端部の燃料電池セルユニット16が4本ずつ、概ね正方形の2枚の上支持板100により支持されている。これらの下支持板68及び上支持板100には、内側電極端子86が貫通可能な貫通穴がそれぞれ形成されている。
さらに、燃料電池セルユニット16には、集電体102及び外部端子104が取り付けられている。この集電体102は、燃料極である内側電極層90に取り付けられた内側電極端子86と電気的に接続される燃料極用接続部102aと、空気極である外側電極層92の外周面と電気的に接続される空気極用接続部102bとを接続するように一体的に形成されている。また、各燃料電池セルユニット16の外側電極層92(空気極)の外表面全体には、空気極側の電極として、銀製の薄膜が形成されている。この薄膜の表面に空気極用接続部102bが接触することにより、集電体102は空気極全体と電気的に接続される。
さらに、燃料電池セルスタック14の端(図6では左端の奥側)に位置する燃料電池セルユニット16の空気極には、2つの外部端子104がそれぞれ接続されている。これらの外部端子104は、隣接する燃料電池セルスタック14の端にある燃料電池セルユニット16の内側電極端子86に接続され、上述したように、128本の燃料電池セルユニット16の全てが直列接続されるようになっている。
次に、図2及び図3を参照して、燃料電池モジュール内におけるガスの流れを説明する。
まず、水及び原燃料ガス(原料ガス)は、蒸発器140の長手方向の一端側に連結された水供給配管62及び原料供給配管63から蒸発器140の上層に供給される。蒸発器140に供給された水は蒸発して水蒸気となり、原燃料ガスと混合されて混合ガス供給管112に流入する。混合ガス供給管112に流入した混合ガスは、改質器120において水素を豊富に含む燃料ガスに改質される。改質器120において改質された燃料ガスは、燃料ガス供給管64、マニホールド66を通って、各燃料電池セルユニット16の内部に流入する。
一方、発電用の空気は、発電用空気導入管74から、モジュールケース8上部の空気通路161aに流入して加熱された後、モジュールケース8側面の空気通路161bに流入する。空気通路161bに流入した空気は、モジュールケース8側面の吹出口8fから発電室10内に流入する。発電室10内に流入した空気は、各燃料電池セルユニット16の内部に流れる燃料ガスとの間で発電反応を起こし、電荷が生成される。発電に使用されずに残った燃料ガスは、各燃料電池セルユニット16の先端で燃焼され、燃焼室18内で排気ガスが生成される。
生成された排気ガスは、燃焼室18上方の改質器120を加熱した後、排気通路173及び排気ガス導入口172aを通りながら、空気通路161a内の発電用の空気を加熱する。排気ガス導入口172aを通過した排気ガスは、排気口111を通って蒸発器140の下層に流入して、上層に供給された水を加熱する。蒸発器140の下層を通過した排気ガスは、排気ガス排出管82を通って燃焼触媒器200に流入する。燃焼触媒器200において浄化された排気ガスは、排ガス放出管202から排出される。
次に、図7乃至図9を参照して、モジュールケース8の周囲に配置された板状の断熱材7の固定構造を説明する。
図7は、モジュールケースが板状の断熱材によって囲まれている状態を示す斜視断面図である。図8は、板状の断熱材が一部の固定部材で固定された状態を示す斜視図である。図9は、板状の断熱材が全ての固定部材で固定された状態を示す斜視図である。
図7に示すように、複数の燃料電池セルユニット16を収容しているモジュールケース8は、その周囲を複数の板状の断熱材7によって囲まれている。また、モジュールケース8と各板状の断熱材7の間の空間には、ブロック状の断熱材7aが配置されている。ブロック状の断熱材7aは、ヒュームドシリカ製の断熱材であり、モジュールケース8等と外側の板状の断熱材7との間の隙間を充填している。板状の断熱材7もヒュームドシリカ製であるが、表面がガラスクロスの形状保持シートで被覆されている。ヒュームドシリカ製の断熱材を形状保持シートで被覆して強化することにより、本実施形態のように、断熱材7を最外層の外装材として使用することが可能になる。
さらに、モジュールケース8の側方(4方向)、上方、及び下方に夫々配置された6枚の平らな板状の断熱材7は直方体を形成し、この直方体の底面にはトレー6aが配置され、残りの各稜線に沿って延びるように固定部材6b乃至6iが夫々配置されている。各固定部材6b乃至6iは、L字型断面の細長い金属部材であり、直方体の稜線で接触している2枚の断熱材7の縁部を覆うように配置されている。さらに、トレー6a及び各固定部材6b乃至6iは、その端部(直方体の角部)において相互に連結されており、これにより、各板状の断熱材7はモジュールケース8の周囲の所定の位置に保持されている。
次に、図8に示すように、板状の断熱材7によって囲まれたモジュールケース8からは、複数の配管や電気配線等が外部に引き出されている。即ち、モジュールケース8の一方の側面から、水供給配管62(図3)、原料供給配管63(図3)、ヒータ157(図3)の両端の電極、発電用空気導入管74(図2)、排ガス放出管202(図2)、点火装置83(図2)、及び発電室温度センサ配置用のパイプ146(図2)が突出しており、これらのうちの幾つかが側面に配置された1枚の板状の断熱材7を貫通して外部に露出している。また、モジュールケース8の上面からは水添脱硫器用水素取出管65(図2)が突出しており、これが上面に配置された板状の断熱材7を貫通して外部に露出している。
これらの突出物のうち、水供給配管62及び原料供給配管63は、上面に配置された断熱材7に設けられた切欠180a、180bを通って外部に露出している。また、ヒータ157の電極、及び発電用空気導入管74は、上面に配置された断熱材7と側面に配置された断熱材7との間の隙間182を通って外部に露出している。さらに、排ガス放出管202、点火装置83及びパイプ146は、側面に配置された断熱材7に夫々形成された貫通穴184a、184bを通って外部に露出している。また、水添脱硫器用水素取出管65は、上面に配置された断熱材7に形成された貫通穴186を通って外部に露出している。
これに加えて、側面に配置された断熱材7には、挿通口188が設けられている。この挿通口188は、燃焼室温度センサ144aを配置するための金属製のパイプ144と整合する位置に形成されている(図7)。断熱材7が配置された後、挿通口188を介して燃焼室温度センサ144aが挿入される。燃焼室温度センサ144aは、挿通口188と整合して配置されている金属製のパイプ144の閉鎖した先端に配置され、挿通口188からは、燃焼室温度センサ144aから延びる貫通部品であるリード線190が引き出される。
同様に、上面に配置された断熱材7には、挿通口192が設けられている。この挿通口192は、改質器温度センサ(図示せず)を配置するための金属製のパイプ(図示せず)と整合する位置に形成されている。断熱材7が配置された後、挿通口192を介して改質器温度センサが挿入される。改質器温度センサは、挿通口192と整合して配置されている金属製のパイプの閉鎖した先端に配置され、挿通口192からは、改質器温度センサから延びる貫通部品であるリード線194が引き出される。
また、蒸発器温度センサ(図示せず)を配置するための金属製のパイプ69(図2)は、側面に配置された断熱材7と上面に配置された断熱材7の隙間182と整合する位置に配置されている。蒸発器温度センサは、各断熱材7が配置された後、隙間182を介してパイプ69の中に挿入され、隙間182からは、蒸発器温度センサから延びる貫通部品であるリード線196が引き出される。
図9に示すように、モジュールケース8の周囲に配置された各断熱材7の外側にトレー6a及び各固定部材6b乃至6iが配置され、各断熱材7が所定位置に保持される。
トレー6aは、4辺が上方に向けて折り曲げられた金属製の板であり、この上に、断熱材7で囲まれたモジュールケース8が配置される。
固定部材6b乃至6eは、トレー6aの4隅から鉛直に立ち上がるL字型断面の細長い部材である。固定部材6b乃至6eは、モジュールケース8の各側面に配置された板状の断熱材7の縁部を覆うように稜線に沿って配置される。
固定部材6f及び6gは、モジュールケース8の上方に配置された断熱材7の、向かい合う長辺に沿って配置されたL字型断面の細長い部材であり、上方に配置された断熱材7と側面に配置された断熱材によって形成される稜線に沿って配置されている。
固定部材6hは、モジュールケース8の上方に配置された断熱材7の、1つの短辺に沿って配置されるL字型断面の細長い部材である。固定部材6hの両端部は、長辺に沿って配置された固定部材6f及び6gの端部に、夫々ねじ止めされ連結されている。この固定部材6hを配置することにより、上面の断熱材7と側面の断熱材7との間の隙間182(図7)が覆われる。また、上面の断熱材7に設けられた切欠180a、180b(図7)も、固定部材6hにより覆われる。さらに、固定部材6hには、上記の隙間182及び切欠180a、180bから突出しているヒータ157の端子、発電用空気導入管74、水供給配管62、及び原料供給配管63を夫々通すための穴が設けられている。
また、隙間182を通して外部に引き出されている蒸発器温度センサ(図示せず)から延びるリード線196は、側面の断熱材7の表面と固定部材6hの裏面の間から外部に引き出される。さらに、隙間182には綿状の断熱材(図示せず)が詰め込まれ、側面の断熱材7と上面の断熱材7の間の隙間を埋めることにより、モジュールケース8からの熱の消散が抑制される。固定部材6hを取り付けることにより、詰め込んだ綿状の断熱材の脱落、及びパイプ69(図2)の中に挿入された蒸発器温度センサ(図示せず)の脱落が防止される。なお、固定部材6hの幅は、引き出されたリード線196が外部に露出可能な寸法形状に構成されている。このように、リード線196を外部に露出させることにより、固定部材6hを取り付けた後でも、蒸発器温度センサ(図示せず)が取り付けられていることを認識することができる。
また、固定部材6iは、モジュールケース8の上方に配置された断熱材7の、固定部材6hとは反対側の短辺に沿って配置される部材である。固定部材6iは、他の固定部材と同様のL字型断面の細長い部材に、「コ」の字型の塞口用延出部198を一体に形成した形態であり、全体としては長方形の「ロ」の字型の薄板である。換言すれば、固定部材6iは、L字型断面の固定部材に、その両端部を接続するように延びる「コ」の字型の塞口用延出部198が一体に形成された形態を有する。固定部材6iの、下方に向けてL字型に折り曲げられた部分が、側面の断熱材7に沿うように配置される。
固定部材6iの各短辺(「コ」の字型の塞口用延出部198の両側の辺)は、固定部材6f及び6gと重なるように配置され、これらの固定部材とねじ止めにより連結されている。また、「コ」の字型の塞口用延出部198の中央の辺には、水添脱硫器用水素取出管65を突出させるための穴が形成されている。また、塞口用延出部198の中央の辺は、上方に配置された断熱材7に設けられた挿通口192を覆うように配置される。
挿通口192を通して外部に引き出されている改質器温度センサ(図示せず)から延びるリード線194は、上面の断熱材7の表面と塞口用延出部198の裏面の間から外部に引き出される。ここで、断熱材7に設けられた挿通口192は、改質器温度センサ(図示せず)を挿入することができる大きさに形成されているのに対し、挿通口192から引き出されるリード線194は細く、挿通口192とリード線194の間には大きな隙間ができる。この隙間には綿状の断熱材(図示せず)が詰め込まれており、モジュールケース8からの熱の消散が抑制される。
挿通口186を覆うように固定部材6i(塞口用延出部198)を取り付けることにより、綿状の断熱材の脱落、及び改質器温度センサ(図示せず)の抜けが防止される。なお、塞口用延出部198の幅は、引き出されたリード線194が外部に露出可能な寸法形状に構成されている。このように、リード線194を外部に露出させることにより、固定部材6iを取り付けた後でも、改質器温度センサ(図示せず)が取り付けられていることを認識することができる。
固定部材6bは、モジュールケース8の側面に配置された2枚の板状の断熱材7の縁部を覆うように、縦方向の稜線に沿って配置されている。固定部材6bは、直角に突出するように形成された長方形の塞口用延出部199を備えており、この塞口用延出部199によって、断熱材7に設けられた挿通口188が覆われる。挿通口188を通して外部に引き出されている燃焼室温度センサ144a(図2)から延びるリード線190は、側面の断熱材7の表面と塞口用延出部199の裏面の間から外部に引き出される。
なお、側面の断熱材7には、発電室温度センサ(図示せず)が挿入されたパイプ146(図2)も貫通しているが、このパイプ146は基端部が封止されているため、パイプ146の外側を塞口用延出部等により閉塞しなくとも、このパイプ146介して消散される熱は比較的少ない。
また、挿通口188は、燃焼室温度センサ144aを挿入することができる大きさに形成されている一方、リード線190は細く、挿通口188とリード線190の間の隙間には綿状の断熱材(図示せず)が詰め込まれている。挿通口188を覆うように固定部材6b(塞口用延出部199)を取り付けることにより、綿状の断熱材の脱落、及び燃焼室温度センサ144aの脱落が防止される。なお、塞口用延出部199の幅は、引き出されたリード線190が外部に露出可能な寸法形状に構成されている。このように、リード線190を外部に露出させることにより、固定部材6bを取り付けた後でも、燃焼室温度センサ144aが取り付けられていることを認識することができる。
本発明の実施形態の固体酸化物形燃料電池装置1によれば、断熱材7を保持する固定部材6bに塞口用延出部199が設けられ、固定部材6iに塞口用延出部198が設けられ、これらにより挿通口192、188が閉塞されるので、各挿通口を閉塞するための専用の部品を省略することが可能になる。これにより、部品点数の大幅な増加や、組み立て工数の増加を防止することができる。
また、本実施形態の固体酸化物形燃料電池装置1によれば、塞口用延出部198が固定部材6iの両端部を接続するように延びるコの字型の部分として形成されるので、閉塞すべき挿通口192が、固定部材6iが配置されている稜線から遠い位置にある場合でも、挿通口192を確実に閉塞することができる。
さらに、本実施形態の固体酸化物形燃料電池装置1によれば、塞口用延出部198、199が、貫通部品であるリード線194、190が外部に露出する寸法及び形状に構成されているので、センサの取り付け忘れのようなミスを容易に発見することができ、組み立て作業時間のロスを抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。特に、上述した実施形態においては、貫通部品としてリード線が引き出されていたが、他の部品を引き出した挿通口の閉塞に本発明を適用することもできる。また、上述した実施形態においては、断熱材を配置した後、リード線を有する温度センサが挿入されていたが、断熱材を配置する前から突出していた貫通部品を引き出した挿通口を閉塞するために本発明を適用することもできる。
1 固体酸化物形燃料電池装置
2 燃料電池モジュール
4 補機ユニット
6a トレー
6b 固定部材
6c 固定部材
6d 固定部材
6e 固定部材
6f 固定部材
6g 固定部材
6h 固定部材
6i 固定部材
7 断熱材
7a 断熱材
8 モジュールケース
8a 天板
8b 側板
8c 底板
8d 閉鎖側板
8e 閉鎖側板
8f 吹出口
10 発電室
12 燃料電池セル集合体
14 燃料電池セルスタック
16 燃料電池セルユニット
18 燃焼室
24 水供給源
26 純水タンク
28 水流量調整ユニット
30 燃料供給源
32 ガス遮断弁
36 脱硫器
38 燃料流量調整ユニット
39 バルブ
40 空気供給源
42 電磁弁
44 改質用空気流量調整ユニット
45 発電用空気流量調整ユニット
50 温水製造装置
52 制御ボックス
54 インバータ
62 水供給配管
63 原料供給配管
64 燃料ガス供給管
64a 水平部
64b 燃料供給孔
65 水添脱硫器用水素取出管
66 マニホールド
68 下支持板
69 パイプ
74 発電用空気導入管
82 排気ガス排出管
83 点火装置
84 燃料電池セル
86 内側電極端子
88 燃料ガス流路
90 内側電極層
90a 上部
90b 外周面
90c 上端面
92 外側電極層
94 電解質層
96 シール材
98 燃料ガス流路細管
100 上支持板
102 集電体
102a 燃料極用接続部
102b 空気極用接続部
104 外部端子
111 排気口
112 混合ガス供給管
120 改質器
120A 混合ガス受入部
120B 改質部
120C ガス排出部
120a 混合ガス供給口
120b 貫通孔
121 上側ケース
122 下側ケース
123a 仕切り板
123b 仕切り板
130 排気ガス誘導部材
131 下部誘導板
131a 凸状段部
132 上部誘導板
132a 凹部
133 連結板
135 ガス溜
140 蒸発器
144 パイプ
146 パイプ
154 排気ガス流路
157 ヒータ
160 空気通路カバー
160a 天板
160b 側板
161a 空気通路
161b 空気通路
162 プレートフィン
163 プレートフィン
167 開口部
171 排気管
172 排気通路
172a 排気ガス導入口
173 排気通路
174 排気通路
175 プレートフィン
180a 切欠
180b 切欠
182 隙間
184a 貫通穴
184b 貫通穴
186 貫通穴
188 挿通口
190 リード線(貫通部品)
192 挿通口
194 リード線(貫通部品)
196 リード線(貫通部品)
198 塞口用延出部
199 塞口用延出部
200 燃焼触媒器
202 排ガス放出管

Claims (3)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスとにより発電を行う燃料電池セルを複数備えた固体酸化物形燃料電池装置であって、
    前記燃料電池セルを内部に収容した箱形のモジュールケースと、
    前記モジュールケースの周囲を囲むように配置された複数の板状の断熱材と、
    前記断熱材各々が前記モジュールケースの周囲に保持されるように、前記モジュールケースを囲んでいる前記各断熱材によって形成される稜線に沿って配置された複数の固定部材と、
    を有し、
    前記断熱材は、その板状の形状が保持されるように形状保持シートによって被覆されていると共に、前記モジュールケースから前記断熱材の外部へ延びる貫通部品を通すための挿通口が設けられ、
    前記固定部材は接触している2枚の前記断熱材の縁部を覆うように取り付けられる概ねL字型断面の部材であると共に、前記固定部材のうちの少なくとも1つは、前記挿通口を閉塞するように延びる塞口用延出部を備えている、ことを特徴とする固体酸化物形燃料電池装置。
  2. 前記塞口用延出部は、前記固定部材の両端部を接続するように延びるコの字型の部分である請求項1記載の固体酸化物形燃料電池装置。
  3. 前記塞口用延出部は、覆っている前記挿通口を貫通して延びる前記貫通部品を外部に露出させる寸法及び形状に構成されている、請求項1又は2に記載の固体酸化物形燃料電池装置。
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