JP2018106951A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】発電出力が増大した際におけるS/Cの一時的低下を抑えることができる燃料電池システムを提供する。【解決手段】燃料電池システムの気化・改質ユニットは、改質用水を気化するための気化器104と、燃料ガスを水蒸気改質するための改質器112と、改質器112にて改質された改質燃料ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行うセルスタックと、を備える。気化器104及び改質器112がセルスタックの上方に配設され、セルスタックから排出される反応燃料ガス及び反応酸化材の燃焼によって気化器104及び改質器112が加熱される。気化器104は気化空間100を規定するための気化ハウジング105を備える。気化ハウジング105における、気化空間100の底面を規定する底壁部126には、気化した水蒸気の流れ方向に見て下流側に向けて下方に傾斜して延びる下傾斜面が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、固体酸化物形のセルスタックを備えた燃料電池システムに関する。
セルスタックとして固体酸化物形のものを用いた燃料電池システムが提案され実用に供されている。この燃料電池システムでは、酸化物イオンを伝導する膜として固体電解質が用いられ、この固体電解質の片側に燃料極が設けられ、その他側に酸素極(空気極)が設けられる。固体電解質としてイットリアをドープしたジルコニアが用いられ、この固体電解質の一方側には燃料ガスを酸化するための燃料極が設けられ、約700〜1000℃の高温状態で、燃料ガス(改質燃料ガス)中の水素、一酸化炭素、炭化水素と酸化材ガス(空気)中の酸素とを電気化学反応させて発電が行われる。
この固体酸化物形燃料電池システムの適用先として、数十kW級以上の業務用、産業用の分野と1kW級の家庭用の分野とがある。この家庭用(小型)の固体酸化物形燃料電池システムでは、接続される電力負荷が時間とともに大きく変動し、この電力負荷の変動に追従して定格出力からその1/10程度まで発電出力が変動するように制御される。
このような固体酸化物形燃料電池システムでは、一般的に、燃料ガスとして炭化水素(例えば、都市ガス)が用いられ、この炭化水素が水蒸気改質された後にセルスタックの燃料極側に送給される。燃料ガスを水蒸気改質する場合、改質用水を気化させるための気化器と、気化された水蒸気を用いて燃料ガスを水蒸気改質するための改質器が用いられ、これら気化器及び改質器がセルスタックの上方に設置される(例えば、特許文献1参照)。セルスタックの燃料極側を通して反応燃料ガス(残余燃料ガスを含む)が流れ、その酸素極側を通して反応酸化材ガス(残余酸化材ガスを含む)が流れ、セルスタックの上側の燃焼域にて反応燃焼ガスと反応酸化材ガスとが混合して燃焼し、この燃焼ガスにより気化器及び改質器が加熱され、かかる加熱作用により、気化器での気化反応及び改質器での改質反応が進行する。
この固体酸化物形燃料電池システムでは、例えば、気化器及び改質器が気化・改質ユニットとして構成され、この気化・改質ユニットは、例えば図9に示す通りに構成されている。図9において、従来の気化・改質ユニット202は、箱状のユニットハウジング203を備え、このユニットハウジング203の上流側部(図9において右側部)に気化部204(気化器として機能する)が設けられ、その下流側部(図9において左側部)に改質部205(改質器として機能する)が設けられている。気化部204内には、気化混合促進用の充填材206が充填され、また改質部205内には、改質促進用の改質触媒材207(改質触媒を担持した部材)が充填されている。燃料ガス供給管208は、ユニットハウジング202の上流端壁209に接続され、水供給管210は、燃料ガス供給管208内を通して気化部204の流入部(充填材206が充填された部位の上流側端部)に延びている。また、改質燃料ガス送給管211はユニットハウジング202の下流端壁212に接続されている。
この燃料電池システムでは、改質用水を供給するための水供給ポンプは、回転数によって送給流量を制御する形態のものから構成され、その回転数が少ないときには改質用水の供給量が少なく、その回転数が多くなると改質用水の供給量が多くなる。
このような気化・改質ユニット202を備えた燃料電池システムでは、改質用水は水供給管210を通して気化部204(気化器)内に供給され、この気化部204内で気化されて水蒸気となる。また、燃料ガスは燃料ガス供給管208を通して気化部204内に供給され、この気化部204内で加熱されるとともに気化した水蒸気と混合され、この混合燃料ガス(燃料ガスと水蒸気とが混合したもの)が改質部205に送給される。改質部205では混合燃料ガスが水蒸気改質され、このように水蒸気改質された改質燃料ガスが改質燃料ガス送給管211を通してセルスタックの燃料極側に送給される。
特開2005−285340号公報
しかしながら、この気化・改質ユニット202を備えた燃料電池システムでは、次の通りの問題がある。気化・改質ユニット202のユニットハウジング203は箱状に形成され、その底壁213の内面は水平に延びており、水供給管210を通して供給される改質用水は気化部204内のこの底壁213に滴下される。一方、燃料電池システムの発電出力は大きく変動する、例えば定格出力からその1/10程度まで変動するために、この変動に対応して、改質処理すべき燃料ガスのガス量及び気化処理すべき改質用水の水量も例えば100%から25%程度まで変動するようになり、このように気化処理すべき水量が変動するということは、気化部204においてユニットハウジング203の底壁213と改質用水との接触面積(「蒸発接触面積」という)が発電出力状態によって大きく変わることになる。
この蒸発接触面積の変化度合いは、例えば、発電出力が大きい(例えば、定格出力)ときには、燃料ガス及び改質用水の供給量が100%となるために、蒸発接触面積が大きくなり(長くなる)、発電出力が低下すると、蒸発接触面積が小さくなる。そして、発電出力が大きくなるときには、この蒸発接触面積が大きくなるが、この蒸発接触面積が大きくなる間において改質用水の一部が蒸発せずに少しずつ拡がるようになるために、改質用水の気化が少し遅れ、この発電出力の増大に対応できず、水蒸気/炭素の比率(S/C)が一時的に低下する傾向になる。
このようにしてS/Cの値が低くなり過ぎると、改質部205から改質燃料ガス送給管211を通して送給される改質燃料ガス中の一酸化炭素の濃度が高くなり、この改質燃料ガスがセルスタックの燃料極側に送給されることでその流入部で炭素析出が生じるおそれがある。固体酸化物形のセルスタックでは、例えば、多孔質の燃料極が緻密な電解質膜の基板となっており、それ故に、燃料極で炭素析出が生じると、この燃料極の膨張が起き、更に電解質割れという現象が生じ、セルスタックの破損に至るおそれがある。
本発明の目的は、発電出力が増大した際におけるS/Cの一時的低下を抑えることができる燃料電池システムを提供することである。
本発明の請求項1に記載の燃料電池システムは、改質用水を気化するための気化器と、前記気化器に改質用水を供給するための水供給手段と、燃料ガスを水蒸気改質するための改質器と、前記改質器に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給手段と、前記改質器にて改質された改質燃料ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物形のセルスタックと、を備え、前記気化器及び前記改質器が前記セルスタックの上方に配設され、前記セルスタックから排出される反応燃料ガス及び反応酸化材の燃焼によって前記気化器及び前記改質器が加熱される燃料電池システムであって、
前記気化器は気化空間を規定するための気化ハウジングを備え、前記気化ハウジングにおける、前記気化空間の底面を規定する底壁部には、気化した水蒸気の流れ方向に見て下流側に向けて下方に傾斜して延びる下傾斜面が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の燃料電池システムでは、前記水供給手段は、改質用水を前記気化ハウジングに供給する水供給管を有し、前記気化ハウジングの前記底壁部には、気化した水蒸気の流れ方向に見て前記下傾斜面の上流側に、上流側に向けて水平に延びる水平面が設けられ、前記水供給管を通して供給される改質用水は、前記気化ハウジングの前記底壁部の前記水平面に滴下されることを特徴とする。
更に、本発明に従う請求項3に記載の燃料電池システムでは、前記気化ハウジングの底壁内面に傾斜ブロックが設けられ、前記底壁及び前記傾斜ブロックが前記気化ハウジングの前記底壁部を構成し、前記傾斜ブロックの上面が前記下傾斜面を規定することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の燃料電池システムによれば、気化器における、気化空間の底面を規定する底壁部に下傾斜面が設けられているので、水供給手段から供給される改質用水の供給量が増えると、気化器に供給された改質用水がこの下傾斜面に沿って流下し、これによって、気化ハウジングの底壁部と改質用水との接触面積(即ち、蒸発接触面積)が速く拡がるようになる。従って、セルスタックから排出される反応燃料ガス及び反応酸化材の燃焼による熱によって速やかに気化され、気化された水蒸気が改質器に送給される。特に、発電出力が増大して改質用水の送給流量が急激に増えた場合であてもすぐに気化して水蒸気を送給することが可能となり、その結果、発電出力が急に増大した際にS/Cが一時的に低下するのを抑えることができる。
また、本発明の請求項2に記載の燃料電池システムによれば、気化ハウジングの底壁部には、気化した水蒸気の流れ方向に見て下傾斜面の上流側に水平に延びる水平面が設けられ、水供給管を通して供給される改質用水は、気化ハウジングの底壁部のこの水平面に滴下されるので、改質用水の供給量が少ないときには、気化ハウジングの底壁部の水平面に滴下された改質用水が少しずつ拡がりながら気化され、また改質用水の供給量が多くなると、この水平面に滴下された改質用水はこの水平面から下傾斜部まで拡がり、この下傾斜部に沿って流下することにより気化ハウジングの底壁部と改質用水との接触面積の拡がりが速くなり、供給された改質用水が速やかに気化されるようになる。
更に、本発明に従う請求項3に記載の燃料電池システムによれば、気化ハウジングの底壁内面に傾斜ブロックが設けられているので、比較的簡単に下傾斜面を設けることができるとともに、セルスタックの上側の燃焼域における燃焼熱を気化器の気化空間に効率良く伝達することができる。
本発明に従う燃料電池システムの一実施形態を簡略的に示す全体図。 図1の燃料電池システムにおける気化・改質ユニットを上方から見た断面図。 図2の気化・改質ユニットを正面側から見た断面図。 変形形態の気化・改質ユニットを正面側から見た断面図。 燃料電池システムの他の実施形態の一部を示す簡略図。 気化器単体評価装置を簡略的に示す断面図。 実施例の気化器を用いた性能試験の結果を示す図。 比較例の気化器を用いた性能試験の結果を示す図。 従来の気化・改質ユニットを正面側から見た断面図。
以下、図1〜図3を参照して、本発明に従う燃料電池システムの一実施形態について説明する。図1において、図示の燃料電池システムは、改質用水を気化するための気化器2と、燃料ガスとしての炭化水素ガス(例えば、天然ガス)を改質するための改質器4と、改質器4にて水蒸気改質された改質燃料ガス及び酸化材としての空気の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物形のセルスタック6と、を備えている。この実施形態では、気化器2と改質器4とが図2及び図3に示すように、気化・改質ユニット8として一体的に構成されているが、図1に示すように、気化器2と改質器4とを別個に独立した形態に構成することもできる。尚、この気化・改質ユニット8については、後述する。
固体酸化物形のセルスタック6は、電気化学反応によって発電を行うための複数の固体酸化物形のセルを積層状態に配列して構成されている。このセルスタック6は、複数の断熱材10から構成される電池ハウジング12を備え、電池ハウジング12(断熱材10)により高温空間14が規定され、この高温空間14内にセルスタック6が配設されているとともに、気化器2及び改質器4が収容されている。固体酸化物形のセルは、酸素イオンを伝導する固体電解質18と、固体電解質18の片側に設けられた燃料極20と、固体電解質18の他方側に設けられた酸素極22とを備えており、固体電解質18として例えばイットリアをドープしたジルコニアが用いられる。
セルスタック6の燃料極20の導入側は、改質燃料ガス送給流路28を介して気化・改質ユニット8(改質器4)に接続され、この気化・改質ユニット8(気化器2)は、燃料ガス供給流路30を介して燃料ガスを供給するための燃料ガス供給源32(例えば、埋設管や貯蔵タンクなど)に接続されている。また、燃料ガス供給流路30には、燃料ガスを供給するための燃料ガスポンプ34が配設されている。燃料ガスポンプ34は、その回転数を変えることによって燃料ガスの供給流量を制御し、燃料ガスの供給流量を制御するための流量制御手段としても機能し、燃料ガス供給流路30及び燃料ガスポンプ34が、燃料ガスを供給するための燃料ガス供給手段として機能する。尚、燃料ガスの供給流量については、燃料ガス流量制御弁(図示せず)を設けて制御するようにしてもよい。
また、セルスタック6の酸素極22の導入側は、空気送給流路38を介して空気を予熱するための空気予熱器40に接続され、この空気予熱器40は、空気供給流路42を介して送風装置43に接続され、送風装置43、空気供給流路42、空気余熱器40及び空気送給流路38が、酸化材としての空気を供給するための空気供給手段として機能する。
セルスタック6の燃料極20及び酸素極22の各排出側には燃焼域44が設けられ、燃料極20側から排出された反応燃料ガス(残余燃料ガスを含む)と酸素極22側から排出された反応空気(酸素を含む)とがこの燃焼域44に送給されて燃焼される。この燃焼域44は排気ガス排出流路46を通して排熱回収用の熱交換器54に接続され、燃焼域44からの排気ガスは、熱交換器54及び排気ガス排出流路46を通して外部に排出される。
この燃料電池システムでは、燃焼域44からの排気ガスに含まれる水蒸気を回収するための凝縮回収手段50が設けられている。この凝縮回収手段50は、熱交換器54にて凝縮された水を純水に精製するための純水精製手段56と、精製された純水を溜めるための水回収タンク51とを備え、熱交換器54が水回収流路58を通して純水精製手段56に接続されている。この純水精製手段56は、イオン交換により不純物を除去して純水を精製するイオン交換樹脂を備えている。
この燃料電池システムでは、凝縮回収手段50により回収された凝縮水が改質用水として利用するように構成されている。凝縮回収手段50に関連して、水回収タンク51に回収された凝縮水を改質用水として供給するための水供給手段52が設けられ、この水供給手段52は、水回収タンク51内の水(純水)を気化・改質ユニット8(気化器2)に供給するための水供給流路78と、水供給流路78を通して改質用水を供給するための水供給ポンプ80から構成されている。この水供給ポンプ80は、水供給流量制御手段としても機能し、その回転数が大きくなると、改質用水の供給流量を多くし、その回転数が低下すると、改質用水の供給流量が少なくなる。
また、セルスタック6からの排気ガスの熱を温水として蓄熱するための貯湯システム60が設けられ、この貯湯システム60は温水として貯湯するための貯湯タンク64を備え、この貯湯タンク64からの循環流路66が熱交換器54に接続されている。この循環流路66には循環ポンプ68が設けられており、循環ポンプ68は貯湯タンク64に貯められた水を循環流路66を通して循環する。この貯湯タンク64の底部には水供給流路72が接続され、この水供給流路72に水開閉弁74が配設され、この水開閉弁74が開状態になると、水(例えば、水道水)が水供給流路72を通して供給される。また、貯湯タンク64の上部には温水給湯流路76が接続され、貯湯タンク64内の温水が温水給湯流路76を通して出湯される。
次に、主として図2及び図3を参照して、気化・改質ユニット8及びこれに関連する構成について説明する。図示の気化・改質ユニット8はユニットハウジング82を備え、このユニットハウジング82がセルスタック6の上方に配設され、燃焼域44での燃焼(即ち、セルスタック6から排出される反応燃焼ガス及び空気による燃焼)によってユニットハウジング82の全体が加熱されるように構成されている。
ユニットハウジング82は細長い箱状であり、このユニットハウジング82内に長手方向に間隔をおいて三つの仕切りプレート84,86,88が配設され、これら仕切りプレート84,86,88は、多数の孔90が設けられたプレート、例えばパンチングプレートから構成される。上流側の仕切りプレート84は、ユニットハウジング82の上流端壁92の内側に配設され、改質用水を供給する水供給管94(水供給流路78を規定する)の先端部(即ち、先端ノズル部96)がこの仕切りプレート84に当接するように配設されている。この水供給管94の先端ノズル部96は、仕切りプレート84を貫通して幾分突出させるようにしてもよい。下流側の仕切りプレート88は、ユニットハウジング82の下流端壁98の内側に配設されている。また。仕切りプレート84,88の間に位置する仕切りプレート86は、ユニットハウジング82の長手方向中間部に配設されている。
この形態では、ユニットハウジング82の上流側部位(即ち、上流端壁92と仕切りプレート86との間の部位が、改質用水を気化させるための気化部104(気化器2として作用する)として機能し、この気化部104に対応するユニットハウジング82の部位が気化ハウジング105として機能する。気化部104の一対の仕切りプレート84,86は気化空間100を規定し、かかる気化空間100の全域に気化促進のための充填材102が充填され、この充填材102は、例えばアルミナボールなどから構成される。
また、ユニットハウジング82の下流側部位(即ち、下流端壁98と仕切りプレート86との間の部位が、燃料ガスを水蒸気改質させるための改質部112(改質器4として作用する)として機能し、この改質部112に対応するユニットハウジング82の部位が改質ハウジング113として機能する。改質部112の一対の仕切りプレート86,88は改質空間108を規定し、かかる改質空間108の全域に改質促進のための改質触媒材110が充填され、この改質触媒材110は、例えばアルミナボールに改質触媒を担持させたものなどから構成される。
このユニットハウジング82の上流端壁92には、燃料ガス供給管114(燃料ガス供給流路30を規定する)が接続され、またその下流端壁98には、改質燃料ガス送給管116(改質燃料ガス送給流路28を規定する)が接続される。この形態では、図2及び図3に示すように、水供給管94は、燃料ガス供給管114の内部を通して仕切りプレート84まで延びているが、燃料ガス供給管114の内部を通らず、ユニットハウジング82の上流端壁92を貫通して仕切りプレート84まで延びるように構成することもできる。
この気化・改質ユニット8においては、図3に示すように、気化部104の底壁部の内面の一部が、矢印117で示す水蒸気の流れ方向に見て下流側に向けて下方に傾斜して延びている。更に説明すると、この形態では、気化ハウジング105の底壁122の内面に傾斜ブロック124が固定され、この底壁122及び傾斜ブロック124が気化ハウジング105の底壁部126を構成している。傾斜ブロック124の上面は、一端(図3において右端)から他端(図3において左端)まで下方に直線状に傾斜して延び、かかる上面が改質用水が流下する下傾斜面として作用する。
この傾斜ブロック124は、その一端側がユニットハウジング82の上流端壁92の内面に当接するように取り付けられ、その他端は、矢印117で示す水蒸気の流れ方向に見て気化ハウジング105の中央部を越えて仕切りプレート86に向けて延びている。この傾斜ブロック124の下傾斜角度α(水平に延びる水平面と下傾斜面との間の角度)は、 3〜45度程度に設定され、この下傾斜角度αを適宜の角度に設定することによって、後述する如く滴下された改質用水の流下速度を(即ち、拡がり速度)を調整することができる。
尚、この形態では、気化ハウジング105の上壁に第1充填口(図示せず)が設けられ、この充填口を通して充填材102が充填され、充填後にこの第1充填口が第1蓋部材142により密封される。また、改質ハウジング113の上壁に第2充填口(図示せず)が設けられ、この充填口を通して改質触媒材110が充填され、充填後にこの第2充填口が第2蓋部材144により密封される。
この気化・改質ユニット8における改質用水の気化は、次のように行われる。水供給ポンプ80(図1参照)の作用によって水供給管94を通して供給される改質用水は、仕切りプレート84に接触し、この仕切りプレート84の表面に沿って傾斜ブロック124の表面(即ち、気化ハウジング105の底壁部126の下傾斜面)に滴下される。この滴下された改質用水は、傾斜ブロック124の下傾斜面に沿って流下し、これにより、改質用水と傾斜ブロック124(換言すると、気化ハウジング105の底壁部126)との接触面積(蒸発接触面積)が大きくなる。特に、発電出力が大きくなって改質用水の供給量が急に増大したときには、滴下される改質用水の量も多くなるために、傾斜ブロック124の下傾斜面に沿って流下する速度も速くなり、これによって、気化ハウジング105の底壁部126と改質用水との接触面積の拡がりもより速くなる。従って、改質用水の供給量が急に増大したときなどにおいても、気化ハウジング105内に滴下された改質用水は、セルスタック6(図1参照)から排出される反応燃料ガス及び反応酸化材の燃焼による熱によって速やかに気化される。
この気化ハウジング105内には燃料ガス供給管114を通して燃料ガスが供給され、この燃料ガスは、充填材102間を通して流れる間に加熱されるとともに、気化された水蒸気と混合され、この混合燃料ガスが仕切りプレート86の多数の孔90を通して改質部112に送給される。そして、この混合燃料ガスは、改質ハウジング113の改質触媒材110間を流れる間に水蒸気改質され、このように水蒸気改質された改質燃料ガスが改質燃料ガス送給管116を通してセルスタック6に送給される。
上述した実施形態では、ユニットハウジング82の上流端壁92の内側に仕切りプレート84を、またその下流端壁98の内側に仕切りプレート88を配設しているが、これら仕切りプレート84,88のいずれか一方又は双方を省略することもできる。
次に、図4を参照して、気化・改質ユニットの変形形態について説明する。この変形形態では、傾斜ブロックに修正が施されている。図示の傾斜ブロック124Aは、上述した実施形態と同様に、ユニットハウジング82(具体的には、気化ハウジング105)の底壁122の内面に固定され、その一端側は、ユニットハウジング82の上流端壁92の内面に当接するように固定され、気化ハウジング105の底壁122及び傾斜ブロック124Aは、気化ハウジング105の底壁部126Aを構成している。
この変形形態の気化・改質ユニット8Aの傾斜ブロック124Aの上面には、一端側に水平に延びる水平面132が設けられ、その他端側に、矢印117で示す水蒸気の流れ方向見て下流側に向けて下方に傾斜する下傾斜面134が設けられ、傾斜ブロック124Aの水平面132は、この下傾斜面134の上流端から上流側に水平に延びている。
このような傾斜ブロック124Aを用いる場合、この水平面132に水供給管114から供給される改質用水が滴下されるように構成される。即ち、この水平面132は、傾斜ブロック124Aの一端から仕切りプレート84を越えて延び、この水平面132の先端から下傾斜面134が仕切りプレート86に向けて傾斜して延びている。例えば、気化ハウジング105の長さをLとすると、傾斜ブロック124Aの水平面132における仕切りプレート84から突出する長さL1は、気化ハウジング105の長さLの1/10〜1/2程度に設定され(L/10≦L1≦L/2)、また傾斜ブロック24Aの下傾斜面134の長さL2は、気化ハウジング105の長さLの1/10〜3/4程度に設定される(L/10≦L2≦3L/4)。この変形形態の気化・改質ユニット8Aにおけるその他の構成は、上述した実施形態と実質上同一である。
この傾斜ブロック124Aを備えた気化・改質ユニット8Aにおいては、水供給管94を通して供給される改質用水は、仕切りプレート84の表面に沿って傾斜ブロック124Aの水平面132上に滴下される。そして、供給される改質用水の供給量が少ないときには、この滴下された改質用水は、傾斜ブロック124Aの水平面132内において少しずつ拡がり、燃焼域44(図1参照)からの燃焼熱を受けて気化される。また、供給される改質用水の供給量が多くなる(例えば、発電出力が急激に増大して改質用水の供給量が増大したときなど)と、滴下した改質用水は傾斜ブロック124Aの水平面132内を拡がった後に下傾斜面134に流れ、この下傾斜面134に沿って仕切りプレート86に向けて流下し、このように硫化することによって、改質用水と傾斜ブロック124Aとの接触面積(蒸発接触面積)が急速に拡がるようになる。従って、この気化・改質ユニット8Aにおいても、滴下される改質用水の供給量が多くなると、改質用水と傾斜ブロック124Aの表面とのの接触面積が急速に拡がり、滴下された改質用水の気化が速やかに行われ、上述したと同様の効果が達成される。
上述した形態では、気化ハウジング105の底壁122の内面に傾斜ブロック124(124A)を設けているが、このような傾斜ブロック124(124A)に代えて、傾斜プレートを設けるようにしてもよく、この場合、傾斜プレートは、傾斜ブロック124(124A)の上面形状に対応する形状に形成される。また、これら傾斜ブロック124(124A)及び傾斜プレート(図示せず)を設けることに代えて、気化ハウジング105の底壁122に上述した傾斜面(傾斜面及び水平面)を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、傾斜ブロック124(124A)の下傾斜面(134)が傾斜角度が一定の傾斜面から構成されているが、このような構成に限定されず、傾斜角度が複数の複数の傾斜面(所謂、複数段の傾斜面)から構成するようにしてもよく、この場合、水蒸気の流れ方向に見て下流側に位置する傾斜面ほど傾斜角度を大きくするのが望ましい。
次に、図5を参照して、燃料電池システムの他の実施形態について説明する。この他の実施形態では、気化器及び改質器が別個に構成され、これら気化器と改質器との間に混合器が配設される。図5において、この燃料電池システムでは、水供給管94(水供給流路78)は気化器2に接続され、水供給ポンプ(図示せず)からの改質用水は、水供給管94を通して気化器2に供給される。また、燃料ガス供給管114(燃料ガス供給流路30)は混合器152に接続され、燃料ガスポンプからの燃料ガスは、燃料ガス供給管114を通して混合器152に供給される。
この場合、気化器2、混合器152及び改質器4は、セルスタック6の上方に配設される。また、気化器2には伝熱促進用の充填材(図示せず)が充填され、また混合器152には混合促進用及び伝熱促進用の充填材(図示せず)が充填され、これら充填材は、上述した実施形態と同様のものでよい。尚、改質器4には、改質促進用の改質触媒材(図示せず)が充填される。
このような燃料電池システムでは、改質用水は気化器2にて上述したようにして気化されて水蒸気となり、この水蒸気が水蒸気送給流路154を通して混合器152に送給される。また、混合器152では、燃料ガス供給流路30を通して供給される燃料ガスが充填材間を流れる間に加熱されるとともに、この加熱された燃料ガスに水蒸気が混合され、混合燃料ガスが混合ガス送給流路156を通して改質器4に送給される。改質器4では、改質触媒材(図示せず)によって混合燃料ガスが水蒸気改質され、水蒸気改質された改質燃料ガスが改質燃料ガス送給流路28を通してセルスタック6に送給され、このような構成の燃料電池システムでも上述したと同様の作用効果を達成することができる。
この実施形態では、気化器2、混合器152及び改質器4が別個独立したものとして構成されているが、このような構成に代えて、気化器2と混合器152とを一つのユニット、即ち気化・混合ユニットとして構成するようにしてもよく、混合器152と改質器4とを一つのユニット、即ち混合・改質ユニットとして構成してもよく、或いは気化器2、混合器152及び改質器4を一つのユニット、即ち気化・混合・改質ユニットとして構成するようにしてもよい。
[実施例及び比較例]
この燃料電池システムにおける気化器の単体評価を行うために、図6に示す気化器単体評価装置を製作して性能評価を行った。固体酸化物形のセルスタック161をスタック台162に設置し、これらセルスタック161及びスタック台162を断熱材163で覆うとともに、セルスタック161の上方に気化器164(気化改質ユニット)を設置し、セルスタック161と気化器164については、実際の燃料電池システムにおける位置関係を保って再現した。気化器単体評価装置では、気化器164のみを交換することができるように構成した。
そして、セルスタック161に空気を供給することができるように空気流路165を設け、この空気流路165に空気ブロア166及び空気流量計167を設置した。空気ブロア167からの空気は、空気流路165内を矢印で示すように流れ、セルスタック161の酸素極側を下から上に流れるようにした。また、セルスタック161の燃料極側には別途水素を供給するようにした。実際の燃料電池システムでは、セルスタックで発電させた後の反応燃料ガスをセルスタックの上方で燃焼させているが、この評価装置では、燃焼させずに、空気と水素の混合ガスを矢印で示すようにセルスタック161の上端から気化器164に流し、この混合ガスの熱を気化器164が受熱するようにした。この評価装置は電気炉(図示せず)内に設置して評価試験が行われ、この気化器164の周囲を流れた混合ガスは、矢印で示すように流れて電気炉内に排出されるようにした。
気化器164には燃料ガス(都市ガス13A)と改質用水を供給するようにした。気化器164に入る前に燃料ガス及び改質用水が電気炉内で過熱されるのを防ぐために、気化器単体評価装置を電気炉の端壁部に設置するとともに、電気炉の端壁部に設けた燃料ガス用のガス供給孔と改質用水用の水供給孔との距離を短くするとともに、改質用水及び燃料ガスが電気炉に導入される部分を空気により冷却した。気化器単体評価装置をこのように構成するとともに、その電気炉内の設置を上述したようにすることにより、現実の燃料電池システムにおける気化器の挙動をほぼ模擬することができた。
この気化器単体評価装置を用いた評価実験において、燃料電池システムの定格出力における燃料ガスの供給流量を1.90NL/minと、改質用水の供給流量を4.35cc/minとし、またこの燃料電池システムの最小出力における燃料ガスの供給流量を0.66NL/minと、改質用水の供給流量を1.51cc/minとして設定した。そして、最小出力の状態から定格出力の状態に変化させたときの気化器164を出たガスの水蒸気分圧を連続的に測定して調べた。
実施例においては、図2及び図3に示す実施形態の気化・改質ユニット(傾斜ブロックが設けられたもの)を用いてS/Cの連続的変化を測定し、その測定結果は、図7に示す通りであった。また、比較例として、図9に示す従来形態の気化・改質ユニット(傾斜ブロックがないもの)を用いてS/Cの連続的変化を測定し、その測定結果は、図8に示す通りであった。
これらの測定結果から、気化ハウジングの底壁部に下傾斜面を設けた実施例の場合、発電出力が急激に上昇して改質用水の供給量が増大しても改質水の気化遅れが少なく、S/Cが一時的に急激に低下することが抑えられ、実施例ではこのS/Cが1.5程度まで低下したがそれより大きく下がることはなかった。これに対して、比較例では、このS/Cが0.7程度まで大きく下がり、このようにS/Cが大きく下がった場合、炭素析出が生じるリスクが大きくなる。
2 気化器
4 改質器
6 セルスタック
8,8A 気化・改質ユニット
82 ユニットハウジング
94水供給管
96 先端ノズル部
100 気化空間
104 気化部
105 気化ハウジング
106 改質部
108 改質空間
112 改質部
124,124A 傾斜ブロック
126,126A 底壁部
132 水平面
134 下傾斜面

Claims (3)

  1. 改質用水を気化するための気化器と、前記気化器に改質用水を供給するための水供給手段と、燃料ガスを水蒸気改質するための改質器と、前記改質器に燃料ガスを供給するための燃料ガス供給手段と、前記改質器にて改質された改質燃料ガス及び酸化材の酸化及び還元によって発電を行う固体酸化物形のセルスタックと、を備え、前記気化器及び前記改質器が前記セルスタックの上方に配設され、前記セルスタックから排出される反応燃料ガス及び反応酸化材の燃焼によって前記気化器及び前記改質器が加熱される燃料電池システムであって、
    前記気化器は気化空間を規定するための気化ハウジングを備え、前記気化ハウジングにおける、前記気化空間の底面を規定する底壁部には、気化した水蒸気の流れ方向に見て下流側に向けて下方に傾斜して延びる下傾斜面が設けられていることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記水供給手段は、改質用水を前記気化ハウジングに供給する水供給管を有し、前記気化ハウジングの前記底壁部には、気化した水蒸気の流れ方向に見て前記下傾斜面の上流側に、上流側に向けて水平に延びる水平面が設けられ、前記水供給管を通して供給される改質用水は、前記気化ハウジングの前記底壁部の前記水平面に滴下されることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記気化ハウジングの底壁内面に傾斜ブロックが設けられ、前記底壁及び前記傾斜ブロックが前記気化ハウジングの前記底壁部を構成し、前記傾斜ブロックの上面が前記下傾斜面を規定することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。

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