JP2018159519A - 燃料電池システム - Google Patents

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英樹 中根
誠二 布谷
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誠二 布谷
智史 加藤
Tomohito Kato
智史 加藤
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Abstract

【課題】湯水を無駄にすることのない簡易な構成で凍結防止を可能とする。【解決手段】燃料電池システムは、燃料電池と、貯湯タンクと、放熱ユニットとを備えており、放熱ユニットは、燃料電池からの熱により加熱された湯水が流れる循環経路に設けられるラジエータと、吸気口を介して外部から吸入した空気をラジエータに送風し排気口を介して外部に排気するファンとを有し、ファンが駆動停止している場合には、吸気口と排気口とのうち少なくともいずれか一方を閉状態とする。これにより、湯水の温度や外部の気温が低い場合など、ラジエータによる放熱が必要なくファンを駆動停止する場合に吸気口と排気口とのうち少なくともいずれか一方を閉状態として外部からの空気の流入を抑えるから、ラジエータの放熱を抑制して循環経路の凍結を防止することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
従来、この種の燃料電池システムとしては、燃料電池装置と、燃料電池装置の排熱により加熱された湯水を貯留する貯湯タンクを有する貯湯装置と、とを含むものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この燃料電池システムでは、外気温度が設定温度以下になると、貯湯タンクに貯留されている湯水を配管を通して浴槽に供給することで、配管の凍結防止を行うものとしている。
特開2015−158323号公報
しかしながら、上述した燃料電池システムでは、浴槽で湯水が必要ない場合でも、凍結防止のために浴槽に湯水が供給されることになる。このため、貯湯タンクに貯留されていた湯水が無駄に排出されることになり、好ましくない。また、湯水を加熱するためのヒートポンプを備え、貯湯タンクからヒートポンプまで湯水を循環させるための配管を配設することも考えられるが、配管を設けるためにシステムの大型化を招いたり部品点数が増加したりするなど、構成が複雑なものとなってしまう。
本発明は、湯水を無駄にすることのない簡易な構成で凍結防止を可能とすることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の燃料電池システムは、
燃料の供給を受けて発電する燃料電池と、
前記燃料電池からの熱により加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、
前記湯水が流れる循環経路に設けられるラジエータと、吸気口を介して外部から吸入した空気を前記ラジエータに送風し排気口を介して外部に排気するファンとを有する放熱ユニットと、
を備え、
前記放熱ユニットは、前記ファンが駆動停止している場合には、前記吸気口と前記排気口とのうち少なくともいずれか一方を閉状態とする
ことを要旨とする。
本発明の燃料電池システムは、燃料電池と、貯湯タンクと、放熱ユニットとを備える。放熱ユニットは、燃料電池からの熱により加熱された湯水が流れる循環経路に設けられるラジエータと、吸気口を介して外部から吸入した空気をラジエータに送風し排気口を介して外部に排気するファンとを有し、ファンが駆動停止している場合には、吸気口と排気口とのうち少なくともいずれか一方を閉状態とする。これにより、湯水の温度や外部の気温が低い場合など、ラジエータによる放熱が必要なくファンを駆動停止する場合には、吸気口と排気口とのうち少なくともいずれか一方を閉状態として外部からの空気の流入を抑えるから、ラジエータの放熱による過冷却を抑えることができる。したがって、凍結防止用のヒータを設けたり、湯水を無駄に排出したりすることなく、簡易な構成で循環経路の凍結を防止することができる。
本発明の燃料電池システムにおいて、前記放熱ユニットは、前記吸気口と前記排気口とのうち少なくともいずれか一方が、前記ファンの駆動で生じる気流により作動可能な開閉装置によって開閉されるものとしてもよい。こうすれば、吸気口と排気口とのうち少なくともいずれか一方を、ファンを駆動停止するのに伴って閉状態として外部からの空気の流入を抑えることができる。また、ファンを駆動する際には、ファンの駆動で生じる気流の風圧によって閉状態から自動的に開状態とすることができるから、空気の流れを阻害することなくラジエータの放熱効果を発揮させることができる。したがって、より簡易な構成で循環経路の凍結を防止することができる。
本発明の燃料電池システムにおいて、前記放熱ユニットは、前記吸気口と前記排気口とのうち少なくともいずれか一方が、アクチュエータの駆動により作動可能な開閉装置によって開閉されるものとしてもよい。こうすれば、アクチュエータの駆動により、吸気口と排気口とのうち少なくともいずれか一方を確実に閉状態とすることができるから、循環経路の凍結をより確実に防止することができる。
本発明の燃料電池システムにおいて、前記放熱ユニットは、前記ファンが駆動停止している場合には、前記吸気口と前記排気口とをいずれも閉状態とするものとしてもよい。こうすれば、吸気口と排気口とをいずれも閉状態として外部からの空気の流入をより抑えることができるから、循環経路の凍結をより確実に防止することができる。
本発明の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池と前記貯湯タンクとが、一の収容ケース内に収容され、前記放熱ユニットが、前記収容ケース内に区画され前記吸気口と前記排気口とが設けられた区画室に配置されるものとしてもよい。こうすれば、吸気口や排気口以外に、外部からの空気が区画室内に流入するのを抑えることができるから、吸気口や排気口を閉状態とすることで凍結を防止する効果を高めることができる。
燃料電池システム10の構成図である。 燃料電池システム10の構成図である。 吸気口開閉シャッター30の構成図である。 吸気口開閉シャッター30の構成図である。 排気口開閉シャッター40の構成図である。
本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1,図2は燃料電池システム10の構成図である。燃料電池システム10は、図示するように、発電を行う発電ユニット11や、発電ユニット11からの熱により加熱された湯水を貯留する貯湯タンク16、システム全体の制御を行う制御装置18などを備え、これらが直方体状の収容ケース10aに収容されている。燃料電池システム10は、発電ユニット11により発電された電力を、図示しない住宅の家電製品などに供給し、貯湯タンク16に貯留された湯水を、図示しない住宅の浴槽などに供給する。なお、図2は、図1の燃料電池システム10の構成を側方側から見た図である。
発電ユニット11は、改質水を気化して水蒸気を生成する気化器や、天然ガスやLPガスなどの原燃料ガスを水蒸気改質により改質する改質器、改質ガスと酸化剤ガスとにより発電する燃料電池FCなどを有する発電モジュール12と、発電モジュール12からの燃焼排ガスが供給され循環配管15を流れる水との間で熱交換を行う熱交換器14と、図示しない各種の補機とを備える。なお、各種の補機としては、原燃料ガス供給装置やエア供給装置、改質水供給装置などが含まれる。
循環配管15には、図示しない循環ポンプが設けられており、循環ポンプを駆動して循環配管15内の水を循環させることで、熱交換器14による熱交換を行わせると共に熱交換によって加熱された湯水を貯湯タンク16に貯湯する。また、燃料電池システム10は、循環配管15内の湯水を放熱するラジエータ22と、ラジエータ22に送風するファン24とを含む放熱ユニット20を備える。この放熱ユニット20は、ファン24の駆動により外部から空気を引き込んでラジエータ22を冷却しながら、ラジエータ22により循環配管15内の湯水を放熱することで、循環配管15内や貯湯タンク16内の湯水の温度が過剰に上昇するのを防止している。なお、制御装置18は、図示しない温度センサにより、循環配管15内の湯水の温度や貯湯タンク16内の湯水の温度、外気温度などを、直接または間接に検知可能となっている。
放熱ユニット20のラジエータ22とファン24とは、図2に示すように、収容ケース10a内において他の空間から仕切られた放熱ユニット室21内に配置されている。放熱ユニット室21は、外部から空気を吸入する吸気口21aと、外部に空気を排出する排気口21bとが形成されている。なお、例えば、収容ケース10aにおいて、吸気口21aは図示しない住宅側の面(後面)に設けられ、排気口21bは住宅側とは反対側の面(前面)に設けられている。
また、放熱ユニット室21は、吸気口21aを開閉する吸気口開閉シャッター30と、排気口21bを開閉する排気口開閉シャッター40とを備える。吸気口開閉シャッター30と排気口開閉シャッター40とは、後述するように開閉動作するための構成が異なる点を除いて、同様の構成となっている。図3,図4は吸気口開閉シャッター30の構成図であり、図5は排気口開閉シャッター40の構成図である。図3は吸気口開閉シャッター30の閉状態を示し、図4は吸気口開閉シャッター30の開状態を示す。また、図3(a),図4(a)が吸気口開閉シャッター30を放熱ユニット室21内から見た図を示し、図3(b),図4(b)がA−A断面図を示す。また、図5では、図3(b),図4(b)に相当する排気口開閉シャッター40の断面図を、図5(a),図5(b)に示す。
吸気口開閉シャッター30は、吸気口21aの幅より若干狭い幅に形成され吸気口21a内に高さ方向に複数配置されるシャッター板31と、各シャッター板31が連動して開閉動作するよう各シャッター板31を幅方向の両端側で連結する左右一対の連結部材32と、左右一対のうち一方の連結部材32を移動させることにより各シャッター板31を開閉させる駆動ユニット33とを備える。
シャッター板31は、図3(b)に示すように、閉状態において、裏面の高さ方向の中央より若干上側に回動軸31aが設けられると共に裏面の上端近傍に連結軸31bが設けられる。回動軸31aと連結軸31bとは、図3(a),図4(a)に示すように、それぞれ幅方向の両端側に設けられる。シャッター板31は、回動軸31aが吸気口21aの左右の縁部に支持されて、回動軸31aを中心に回動可能となっている。また、シャッター板31は、連結軸31bが連結部材32に設けられたリブ32aに回動可能に連結されている。
駆動ユニット33は、アクチュエータとしてのモータ34と、モータ34の駆動により回転する回転板35と、回転板35の周縁の偏心位置に設けられる支持軸36aと連結部材32に設けられたリブ32bに取り付けられる支持軸36bとに両端が回動可能に支持されたリンクアーム36とを備える。この駆動ユニット33は、モータ34の駆動による回転板35の回転運動によってリンクアーム36が斜め上下方向に往復運動し、リンクアーム36に支持軸36bとリブ32bとを介して接続された連結部材32を押し上げたり(図3)、引き下げたりする(図4)。連結部材32に連結軸31bを介して連結された各シャッター板31は、連結部材32が押し上げられることにより回動軸31aを中心に閉じ方向(図3(b),図4(b)の右回り方向)に回動して図3に示す閉状態となり、連結部材32が引き下げられることにより回動軸31aを中心に開き方向(図3(b),図4(b)の左回り方向)に回動して図4に示す開状態となる。このように、吸気口開閉シャッター30は、駆動ユニット33のモータ34の駆動により作動して、吸気口21aを開閉する。
排気口開閉シャッター40は、駆動ユニット33を備えない点を除いて、吸気口開閉シャッター30と同様に構成されている。即ち、排気口開閉シャッター40は、図5に示すように、シャッター板31と同様に構成され排気口21b内に複数配置されるシャッター板41と、連結部材32と同様に構成され各シャッター板41を連結する連結部材42とを備える。また、排気口開閉シャッター40は、吸気口開閉シャッター30と異なり、連結部材42を上方位置、即ち、各シャッター板41を閉状態とする位置に保持するスプリング43が排気口21b内の上面に設けられている。
この排気口開閉シャッター40は、ファン24が駆動開始すると、排気口21b内の高さ方向の中央側にあるシャッター板41が裏面でファン24の気流による風圧を受けて回動軸41aを中心に開き方向(図5の右回り方向)に傾くことになる。シャッター板41が開き方向に傾くと、シャッター板41が受ける風圧と連結部材42の自重とによりスプリング43の付勢に抗して連結部材42が下方に移動することで、各シャッター板41が連動して回動することにより開状態となる(図5(b))。また、排気口開閉シャッター40は、ファン24が駆動停止すると、シャッター板41の裏面で受ける風圧が殆どなくなるから、シャッター板41が回動軸41aを中心に閉じ方向(図5の左回り方向)に傾くことになる。シャッター板41の裏面で受ける風圧が殆どない状態でシャッター板41が閉じ方向に傾くと、スプリング43の付勢によるアシスト力を受けて連結部材42が上方に移動することで、各シャッター板41が連動して回動することにより閉状態となる(図5(a))。このように、排気口開閉シャッター40は、ファン24の駆動により生じる気流の風圧を受けて作動して、排気口21bを開閉する。
次に、こうして構成された燃料電池システム10の放熱ユニット20の作動について説明する。まず、湯水の温度や外気温度が所定の放熱必要温度以上となっている場合について説明する。この場合、制御装置18は、吸気口開閉シャッター30の駆動ユニット33(モータ34)を制御して吸気口20aを開状態とすると共にファン24を駆動する。また、ファン24の駆動により、排気口開閉シャッター40のシャッター板41が開動作して排気口21bを開状態とする。これにより、放熱ユニット20は、ファン24の駆動により吸気口20aから吸引した外気をラジエータ22に送風し排気口20bを介して外部に排気するから、ラジエータ22を冷却することができる。このため、ラジエータ22により循環配管15内の湯水を適切に放熱することができる。したがって、湯水の温度や外気温度が所定の放熱必要温度以上となっている高温状態で、循環配管15内や貯湯タンク16内の湯水の温度が過剰に上昇するのを抑制することができる。
次に、湯水の温度や外気温度が所定の凍結防止温度以下となっている場合について説明する。この場合、制御装置18は、ファン24の駆動を停止すると共に吸気口開閉シャッター30の駆動ユニット33(モータ34)を制御して吸気口20aを閉状態とする。また、ファン24の駆動停止により、排気口開閉シャッター40のシャッター板41が閉動作して排気口21bを閉状態とする。これにより、放熱ユニット20は、吸気口20aと排気口21bとをいずれも閉状態として放熱ユニット室21内に外気が流入するのを防ぐことができる。このため、ラジエータ22が外気の送風によって過剰に冷却されるのを抑えることができるから、ラジエータ22による循環配管15内の湯水の放熱を抑えることができる。したがって、湯水の温度や外気温度が所定の凍結防止温度以下となっている低温状態で、循環配管15が凍結するのを防止することができる。
以上説明した実施例の燃料電池システム10では、放熱ユニット20が、循環配管15に設けられるラジエータ22と、吸気口21aを介して吸入した外気をラジエータ22に送風し排気口21bを介して排出するファン24とを有する。また、放熱ユニット20は、ファン24が駆動停止している場合には、吸気口21aと排気口21bとをいずれも閉状態とする。このため、低温状態などラジエータ22による放熱が必要ないためにファン24が駆動停止している場合に、外気の流入を抑えてラジエータ22の放熱を抑えるから、凍結防止用のヒータを設けたり湯水を排出したりすることなく、簡易な構成で循環配管15の凍結防止をすることができる。
また、放熱ユニット20は、吸気口21aが、モータ34の駆動によって作動する吸気口開閉シャッター30によって開閉されるから、吸気口21aの開閉状態をファン24の駆動に合わせて制御することができる。このため、吸気口21aからの外気の流入をより確実に抑えることができる。
また、放熱ユニット20は、排気口21bが、ファン24の駆動により生じる気流の風圧によって作動する排気口開閉シャッター40によって開閉されるから、ファン24を駆動停止する際には、排気口21bを自動的に閉状態として外気の流入を抑えることができる。また、ファン24を駆動する際には、ファン24の駆動により生じる気流の風圧によって閉状態から自動的に開状態とするから、外気の流れを阻害することなくラジエータ22により適切に放熱させることができる。
また、燃料電池システム10では、発電ユニット11や貯湯タンク16などが収容ケース10a内に収容され、放熱ユニット20が、収容ケース10a内に区画され吸気口21aと排気口21bとが設けられた放熱ユニット室21内に配置される。このため、吸気口21aや排気口21b以外に、外気が放熱ユニット室21内に流入するのを抑えるから、吸気口21aや排気口21bを閉状態とすることで凍結を防止する効果を高めることができる。
実施例では、吸気口開閉シャッター30がアクチュエータとしてのモータ34の駆動によって作動するものとしたが、これに限られず、シリンダなどモータ以外のアクチュエータの駆動によって作動するものとしてもよい。
実施例では、吸気口開閉シャッター30がアクチュエータ(モータ34)の駆動によって作動し、排気口開閉シャッター40がファン24の駆動により生じる気流によって作動するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、吸気口開閉シャッターがファン24の駆動により生じる気流によって(例えば負圧に引かれることによって)作動したり、排気口開閉シャッターがアクチュエータの駆動によって作動したりするものとしてもよい。あるいは、吸気口開閉シャッターと排気口開閉シャッターとがいずれもファン24の駆動により生じる気流によって作動するものとしてもよい。または、吸気口開閉シャッターと排気口開閉シャッターとがいずれもアクチュエータの駆動によって作動するものとしてもよい。
実施例では、吸気口21aと排気口21bとがいずれも開閉可能なものを例示したが、これに限られず、吸気口21aと排気口21bとのうちいずれか一方を開閉可能なものとして、ファン24が駆動停止する場合に吸気口21aと排気口21bとのうちいずれか一方を閉状態とするものとしてもよい。吸気口21aと排気口21bとのうちいずれか一方を閉状態とすることで、吸気口21aと排気口21bとを両方とも開状態としておくものに比して、外気が流入するのを抑制することができる。
実施例では、放熱ユニット20が収容ケース10a内に区画された放熱ユニット室21内に配置されるものとしたが、これに限られず、収容ケース10a内に区画されることなく配置されるものなどとしてもよい。
実施例では、発電モジュール12と熱交換器14と貯湯タンク16とが一の収容ケース10a内に配置されるものとしたが、これに限られず、別々の収容ケース内に配置されるものなどとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、発電モジュール12の燃料電池FCが「燃料電池」に相当し、貯湯タンク16が「貯湯タンク」に相当し、ラジエータ22が「ラジエータ」に相当し、ファン24が「ファン」に相当し、放熱ユニット20が「放熱ユニット」に相当する。吸気口開閉シャッター30がアクチュエータの駆動により作動可能な「開閉装置」に相当し、排気口開閉シャッター40がファンの気流により作動可能な「開閉装置」に相当する。収容ケース10aが「収容ケース」に相当し、放熱ユニット室21が「区画室」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、燃料電池システムの製造産業などに利用可能である。
10 燃料電池システム、10a 収容ケース、11 発電ユニット、12 発電モジュール、14 熱交換器、15 循環配管、16 貯湯タンク、18 制御装置、20 放熱ユニット、21 放熱ユニット室、21a 吸気口、21b 排気口、22 ラジエータ、24 ファン、30 吸気口開閉シャッター、31 シャッター板、31a 回動軸、31b 連結軸、32 連結部材、32a,32b リブ、33 駆動ユニット、34 モータ、35 回転板、36 リンクアーム、36a,36b 支持軸、40 排気口開閉シャッター、41 シャッター板、41a 回動軸、42 連結部材、43 スプリング、FC 燃料電池。

Claims (5)

  1. 燃料の供給を受けて発電する燃料電池と、
    前記燃料電池からの熱により加熱された湯水を貯湯する貯湯タンクと、
    前記湯水が流れる循環経路に設けられるラジエータと、吸気口を介して外部から吸入した空気を前記ラジエータに送風し排気口を介して外部に排気するファンとを有する放熱ユニットと、
    を備え、
    前記放熱ユニットは、前記ファンが駆動停止している場合には、前記吸気口と前記排気口とのうち少なくともいずれか一方を閉状態とする
    燃料電池システム。
  2. 請求項1に記載の燃料電池システムであって、
    前記放熱ユニットは、前記吸気口と前記排気口とのうち少なくともいずれか一方が、前記ファンの駆動で生じる気流により作動可能な開閉装置によって開閉される
    燃料電池システム。
  3. 請求項1または2に記載の燃料電池システムであって、
    前記放熱ユニットは、前記吸気口と前記排気口とのうち少なくともいずれか一方が、アクチュエータの駆動により作動可能な開閉装置によって開閉される
    燃料電池システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の燃料電池システムであって、
    前記放熱ユニットは、前記ファンが駆動停止している場合には、前記吸気口と前記排気口とをいずれも閉状態とする
    燃料電池システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の燃料電池システムであって、
    前記燃料電池と前記貯湯タンクとが、一の収容ケース内に収容され、
    前記放熱ユニットが、前記収容ケース内に区画され前記吸気口と前記排気口とが設けられた区画室に配置される
    燃料電池システム。
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