JP2010243069A - 熱交換装置とそれを用いた発熱体収納装置 - Google Patents

熱交換装置とそれを用いた発熱体収納装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、熱交換装置とそれを用いた発熱体収納装置に関するもので、高い熱負荷時に冷却を目的とする。
【解決手段】本体ケース11は、第1、第2吸気口(7、9)と、第1、第2吹出口(8、10)と、第1吸気口7と第1吹出口8を連通させた第1送風路17と、第2吸気口9と第2吹出口10を連通させた第2送風路18と、第1、第2送風路(17、18)に介在させ、第1送風路17の空気と第2送風路18の空気を熱交換する熱交換器14と、第1送風路17に介在させた第1送風機12と、第2送風路18に介在させた第2送風機13とを備え、本体ケース11に冷媒循環回路を設け、冷媒循環回路の放熱器19は第1送風機12から送風し、受熱器20は第2送風機13から送風する構成としたので、小さな熱交換装置でもキャビネット内の熱負荷が高いときにも冷却することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱交換装置とそれを用いた発熱体収納装置に関するものである。
例えば、携帯電話の基地局は、数十アンペア以上の電流が流れることから、ある点では発熱体とも表現される。つまり、冷却をすることがその動作を安定化させるためには極めて重要なものとなる。このような携帯電話の基地局はその冷却を行う為に次のような構成をとっている。
すなわち、発熱体となる送・受信機を収納したキャビネットと、このキャビネットの開口部に装着された熱交換装置とを備えた構成となっていた。そして、熱交換装置の構造としては、例えば下記のような構成となっていた。
すなわち、外気用の第1吸気口と第1吹出口およびキャビネット内用の第2吸気口および第2吹出口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた外気用の第1送風機およびキャビネット内用の第2送風機と、前記本体ケース内において室外空気とキャビネット内空気との熱交換を行う熱交換器とを備えた構成となっていた。(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−170176号公報
従来の熱交換装置においては、上記のように、送・受信機からの発熱により温められたキャビネット内空気と室外空気とが熱交換器内を通過することによる熱交換によりキャビネット内空気の冷却を行っていた。しかし、例えば、外気温度が非常に高いような場所に設置する場合には、熱交換器を大きくして交換できる熱量を確保しなくてはならず、結果として大きな装置となっていた。
そこで、本発明は、小型で、かつ、キャビネット内に大きな熱負荷が発生したとき、あるいは、高い外気温度の場合にもキャビネット内を冷却することを目的とするものである。
そして、この目的を達成する為に本発明は、第1、第2吸気口と、第1、第2吹出口とを有する本体ケースと、この本体ケース内において前記第1吸気口と第1吹出口を連通させた第1送風路と、前記本体ケース内において前記第2吸気口と第2吹出口を連通させた第2送風路と、これら第1、第2送風路に介在させ、第1送風路内の空気と第2送風路内の空気の熱交換を行わせる熱交換器と、前記第1送風路に介在させた第1送風機と、前記第2送風路に介在させた第2送風機とを備え、前記本体ケース内に冷媒循環回路を設け、この冷媒循環回路の放熱器には第1送風機からの送風を供給し、受熱器には第2送風機からの送風を供給する構成とした熱交換装置であり、これにより、所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、第1、第2吸気口と、第1、第2吹出口とを有する本体ケースと、この本体ケース内において前記第1吸気口と第1吹出口を連通させた第1送風路と、前記本体ケース内において前記第2吸気口と第2吹出口を連通させた第2送風路と、これら第1、第2送風路に介在させ、第1送風路内の空気と第2送風路内の空気の熱交換を行わせる熱交換器と、前記第1送風路に介在させた第1送風機と、前記第2送風路に介在させた第2送風機とを備え、前記本体ケース内に冷媒循環回路を設け、この冷媒循環回路の放熱器には第1送風機からの送風を供給し、受熱器には第2送風機からの送風を供給する構成とした熱交換装置であるので、キャビネット内の熱負荷が高いときにも冷却することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1において、1はビルディングを示し、その屋上2には携帯電話の基地局3が設けられている。基地局3は箱状のキャビネット4とこのキャビネット4内に設けた送・受信機5(図2、図3に示す)と前記キャビネット4の前面開口部にドアのごとく開閉自在に設けた熱交換装置6とにより構成されている。(図1においては、閉鎖した図を示している。)。
図2、図3は、本実施の形態における熱交換装置6の断面を模式的に示したものである。熱交換装置6は、本体ケース11内に外気用の第1送風機12を設けた第1送風機室15と、キャビネット4内の空気用の第2送風機13を設けた第2送風機室16と、外気の空気とキャビネット4内の空気との熱交換を行う熱交換器14とを備えている。この本体ケース11の前面となる面(図2、3における左側面)には、外気を吸い込む第1吸気口7と、吸い込んだ外気を熱交換した後に吹き出す第1吹出口8とが設けられている。また、本体ケース11の背面(図2、3における右側面)には、キャビネット4内の空気を吸い込む第2吸気口9と、吸い込んだ空気を熱交換した後に吹き出す第2吹出口10とが設けられている。
第1送風路17(斜線網掛けの矢印)は、第1吸気口7と、熱交換器14と、第1吹出口8とを連絡するように形成されている。一方、第2送風路18(白抜き矢印)は、第2吸気口9と、熱交換器14と、第2吹出口10とを連絡するように形成されている。
図4に示すように、このような第1送風機12、第2送風機13、熱交換器14とは、一体として熱交換ユニット51としている。この熱交換ユニット51の下部には、放熱器19と、受熱器20と、冷媒循環ポンプ21とを設けた冷媒循環回路が設けられている。この冷媒循環回路は、一体として冷媒循環ユニット52としている。
図4、図5に示すように、熱交換ユニット51には、第1送風路17から分岐するように、その底面に分岐口28が設けられている。冷媒循環ユニット52には、分岐口28に対面する天面に放熱器連絡口29と冷媒循環ユニット52の底面とを接続する連通管30を設ける。熱交換ユニット51の底面には、連通管30の頂部開口に向けて下がり勾配となるような傾斜を設けている。放熱器連絡口29には、放熱器ダンパー23が設けられ、その開閉によって第1送風路17を分岐し、放熱器19へ空気を供給する制御を行う。放熱器19の下流側には、外気への連絡口となる第3吹出口22を設ける。第3吹出口22には、排気ダンパー24を設ける。また、第2送風路18には、第2吹出口10手前に受熱器20へ分岐するようになっており、分岐後の空気は第4吹出口25からキャビネット4内に吹き出す。
このような構成においてその作用を説明する。
まず、図2を用いて、通常の熱交換時の運転について説明する。発熱体(本実施の形態では送・受信機5)によって温められたキャビネット4内の空気は、第2送風機13の運転によって本体ケース11内(第2送風機室16)に吸い込まれ、熱交換器14を通って第2吹出口10から再びキャビネット4内へと吹き出される。一方、外気は第1送風機12の運転によって本体ケース11内(第1送風機室15)に吸い込まれ、熱交換器14を通って第1吹出口8から外気へと吹き出される。熱交換器14では、温められたキャビネット4内の空気(第2送風路18を通過する空気)と冷たい外気(第1送風路17を通過する空気)との熱交換が行われる。これによりキャビネット4内の空気は熱交換器14により外気で冷却され、再び上記送・受信機5の冷却に供されることになる。
次に、図3を用いて、熱交換器14の能力だけではキャビネット4内を冷却できない場合について説明する。すなわち、発熱体(送・受信機5)の発熱量が大きいとき、あるいは、外気の温度が比較的高めのときには熱交換器14による外気との熱交換ではキャビネット4内の空気が十分に冷やされない場合がある。このような場合に、図3のごとく、放熱器ダンパー23と排気ダンパー24を開放し、第1送風路17から放熱器19へ外気を供給する。このとき、冷媒循環ポンプ21を運転することによって放熱器19と受熱器20の冷媒循環回路を作動する。受熱器20の冷媒は第2送風路18から分岐された空気から熱を受熱することによって第2送風路18から分岐された空気が冷却され、キャビネット4内に供給されることで、キャビネット4内の冷却を行うこととなる。また、受熱器20で受熱した熱は冷媒循環ポンプ21によって放熱器19へ冷媒が送られ、第1送風路17から放熱器19へ外気を供給することによって冷媒の熱は外気へ放熱され、受熱器20に冷媒が送られることで冷媒循環回路を形成している。
上記のように、熱交換器14による熱交換だけではキャビネット4内の空気を冷却しきれない場合に、空気の比熱より大きい冷媒を作動媒体として用いた冷媒循環ユニット52の冷媒循環回路を作動させてキャビネット4内の空気を冷却することができるという効果がある。また、熱交換装置6に設けた第1送風機12によって供給される外気を放熱器19に供給する構成としたため、熱交換装置6の送風経路を利用して放熱器19を放熱することが可能となる。
なお、冷媒は水、エチレングリコール水溶液、フロンなどを用い、発熱体(送・受信機5)の発熱量が大きいとき、あるいは、外気の温度が比較的高いときは冷媒の蒸発潜熱を利用する冷媒循環回路とする。具体的に例えば、冷媒はフロンHFC−134aを用い、キャビネット4内の温度が50℃以上、外気が30℃以上において、冷媒循環回路は受熱器20で冷媒が約40℃で蒸発し、放熱器19で冷媒が約40℃で凝縮するように予め圧力を約1.017MPaに調整した構成とする。この構成により冷媒循環ユニット52の冷媒循環回路を作動した場合に、受熱器20で冷媒が蒸発し、放熱器19で冷媒が凝縮するため、冷媒の蒸発潜熱を利用することにより、キャビネット4内の空気をより効率的に冷却することができるという効果がある。
また、熱交換ユニット51と冷媒循環ユニット52を分離可能としたため、あまり外気が高温とならない地域で熱交換器14だけで冷却可能な地域に設置する場合に、冷媒循環ユニット52を外して熱交換装置6を構成することが可能になる。また、熱交換ユニット51の第1送風路17に浸入した水分(雨水など)は、熱交換ユニット51の底面に設けた傾斜によって、連通管30に向かって流れ、連通管30を通って機外へと排出されることになる。
また、放熱器ダンパー23は、図3に示すように、開放時のスリット面が第1送風機12の回転軸と直交するように設けられている。このような構成によって第1送風機12から吹き出した空気が放熱器ダンパー23によって整流されて放熱器19に供給されることになる。また、図示しないが、放熱器19のフィンの面は放熱器ダンパー23開放時のスリット面と平行になるようにすることによって、効率よく空気の流れを形成することができる。
また、冷媒循環回路を作動させたとき、すなわち、放熱器ダンパー23を開放した場合に、第1送風機12の送風量は、第2送風機13の送風量よりも多くすることによって、熱交換器14を通過する外気量を変えずに放熱器19側にも送風することができる。
また、図3に示すように、排気ダンパー24は、開放時に第1吸気口7と第3吹出口22との間に衝立のように仕切るように設ける。このような構成により、第1吸気口7と第3吹出口22との間のショートカットを防止することが可能になる。
図7に示すように、第2送風路18は、熱交換器14通過後で分岐し、一方を受熱器20に供給し、他方はそのまま第2吹出口10からキャビネット4内に吹き出している。受熱器20に供給された空気は、第4吹出口25からキャビネット4内に吹き出す。第2送風路18の上記分岐点には、受熱器ダンパー26が設けられている。受熱器ダンパー26は、冷媒循環回路を作動させないときには、受熱器20側への風路を閉鎖し、冷媒循環回路を作動させるときには、受熱器20側への風路を開放し、さらに、第2吹出口10の一部を閉鎖するようになっている。このような構成によれば、冷媒循環回路を作動したときに、第2送風機13の運転条件を変えずに、受熱器20を通過する風量を確保することができる。
受熱器ダンパー26は、第4吹出口25に設けてもよい。この場合、受熱器ダンパー26はスライド式とし、冷媒循環回路を作動させないときには、第4吹出口25を閉鎖し、冷媒循環回路を作動させるときには、第4吹出口25を開放するとともに、第2吹出口10側へスライドし、第2吹出口10の一部を閉鎖するようになっている。また、この第4吹出口25には、フィルター27を設ける。このフィルター27は、受熱器20で発生した結露水がキャビネット4内に浸入することを防ぐ効果がある。
図8に示すように、冷媒循環ユニット52内には、放熱器19を収めた放熱器室32と、受熱器20を収めた受熱器室33が設けられている。放熱器室32は、放熱器連絡口29側の前室32aと第3吹出口側の後室32bとで構成され、放熱器19は後室32bに設けられる。前室32aと後室32bは仕切板32cで仕切られている。仕切板32cは、冷媒循環回路を作動するときに開放する。仕切板32cは風路曲折方向の外側に回転軸が設けられ、開放時には、上流側に向けて仕切板32cが倒れるようになっている。
このような構成によれば、仕切板32cは放熱器19へ空気を供給する際のダンパーの役目を果たすことになるが、開放時には空気の流れに対して曲折方向の外側の壁を形成するように仕切板32cが位置するので、放熱器19を通過する空気が効率よく流れることになる。
次に、冷媒循環回路の制御について説明する。冷媒循環回路、すなわち、冷媒循環ポンプ21の運転制御については、受熱器20の出口での空気の温度が第1吸気口7から吸い込まれる空気の温度よりも高くなるように制御(ON/OFF、あるいは回転数制御)を行う。このような制御によれば、受熱器20での結露が発生せず、キャビネット4内に水分が送り込まれることがなくなる。
以上のように本発明は、第1、第2吸気口と、第1、第2吹出口とを有する本体ケースと、この本体ケース内において前記第1吸気口と第1吹出口を連通させた第1送風路と、前記本体ケース内において前記第2吸気口と第2吹出口を連通させた第2送風路と、これら第1、第2送風路に介在させ、第1送風路内の空気と第2送風路内の空気の熱交換を行わせる熱交換器と、前記第1送風路に介在させた第1送風機と、前記第2送風路に介在させた第2送風機とを備え、前記本体ケース内に冷媒循環回路を設け、この冷媒循環回路の放熱器には第1送風機からの送風を供給し、受熱器には第2送風機からの送風を供給する構成とした熱交換装置であるので、小さな熱交換装置によってキャビネット内の熱負荷が高いときにも冷却することができる。従って、例えば、通信機器の基地局や、その他屋外設置機器における冷却設備としてきわめて有用なものとなる。
本発明の一実施形態の設置例を示す斜視図 本発明の一実施形態の熱交換装置の通常時の運転状態を示す断面図 本発明の一実施形態の熱交換装置の外気導入時の運転状態を示す断面図 本発明の一実施形態の熱交換ユニットと冷媒循環ユニットの接続状態を示す図 本発明の一実施形態の熱交換ユニットと冷媒循環ユニットの接続部を示す図 本発明の一実施形態の冷媒循環ユニットの斜視図 本発明の一実施形態の冷媒循環ユニットの運転状態を示す断面図 本発明の一実施形態の冷媒循環ユニットの運転状態を示す断面図
1 ビルディング
2 屋上
3 基地局
4 キャビネット
5 送・受信機
6 熱交換装置
7 第1吸気口
8 第1吹出口
9 第2吸気口
10 第2吹出口
11 本体ケース
12 第1送風機
13 第2送風機
14 熱交換器
15 第1送風機室
16 第2送風機室
17 第1送風路
18 第2送風路
19 放熱器
20 受熱器
21 冷媒循環ポンプ
22 第3吹出口
23 放熱器ダンパー
24 排気ダンパー
25 第4吹出口
26 受熱器ダンパー
27 フィルター
28 分岐口
29 放熱器連絡口
30 連通管
32 放熱器室
32a 前室
32b 後室
32c 仕切板
33 受熱器室
51 熱交換ユニット
52 冷媒循環ユニット

Claims (22)

  1. 第1、第2吸気口と、第1、第2吹出口とを有する本体ケースと、この本体ケース内において前記第1吸気口と第1吹出口を連通させた第1送風路と、前記本体ケース内において前記第2吸気口と第2吹出口を連通させた第2送風路と、これら第1、第2送風路に介在させ、第1送風路内の空気と第2送風路内の空気の熱交換を行わせる熱交換器と、前記第1送風路に介在させた第1送風機と、前記第2送風路に介在させた第2送風機とを備え、前記本体ケース内に冷媒循環回路を設け、この冷媒循環回路の放熱器には前記第1送風機からの送風を供給し、受熱器には前記第2送風機からの送風を供給する構成とした熱交換装置。
  2. 本体ケースに第3吹出口を設け、第1送風路を熱交換器への流入口より上流側で分岐させ、分岐後の一方の経路に前記熱交換器を配し、他方の経路では放熱器を介して前記第3吹出口から空気を排出する構成とした請求項1記載の熱交換装置。
  3. 分岐した第1送風路内であって、放熱器の上流側に放熱器ダンパーを設けたことを特徴とする請求項2記載の熱交換装置。
  4. 放熱器ダンパーは、開放時のスリットの面が第1送風機の回転軸に直交するように設けられた請求項3記載の熱交換装置。
  5. 放熱器ダンパーのスリットの面と放熱器のフィンの面とが平行になるように設けられた請求項3または4記載の熱交換装置。
  6. 第3吹出口に、排気ダンパーを設け、この排気ダンパーは、開放時に第1吸気口と前記第3吹出口との間を仕切るように設けられる請求項2〜5いずれかに記載の熱交換装置。
  7. 第1送風機は、第2送風機よりも風量を多くした請求項2〜6いずれかに記載の熱交換装置。
  8. 第1、第2吸気口と、第1、第2吹出口とを有する本体ケースと、この本体ケース内において前記第1吸気口と第1吹出口を連通させた第1送風路と、前記本体ケース内において前記第2吸気口と第2吹出口を連通させた第2送風路と、これら第1、第2送風路に介在させ、第1送風路内の空気と第2送風路内の空気の熱交換を行わせる熱交換器と、前記第1送風路に介在させた第1送風機と、前記第2送風路に介在させた第2送風機とを備え、さらに、前記本体ケースに第3吸気口と第3吹出口と、前記本体ケース内に第3送風機と冷媒循環回路を設け、この冷媒循環回路の放熱器には前記第3送風機による前記第3吸気口からの空気を供給し、その空気を前記第3吹出口から排出し、受熱器には前記第2送風機からの送風を供給する構成とした熱交換装置。
  9. 第3吸気口には、ダンパーを設けた請求項8記載の熱交換装置。
  10. 第3吹出口に、排気ダンパーを設け、この排気ダンパーは、開放時に第3吸気口と前記第3吹出口との間を仕切るように設けられる請求項9に記載の熱交換装置。
  11. 本体ケースに第4吹出口を設け、第2送風路を熱交換器通過後に分岐させ、一方の空気は第2吹出口から吹き出し、他方は受熱器を通過させた後に前記第4吹出口から吹出す構成とした請求項1〜10いずれかに記載の熱交換装置。
  12. 分岐後の受熱器を通過する経路に受熱器ダンパーを設けた請求項11記載の熱交換装置。
  13. 受熱器ダンパーは、受熱器を通過する経路を遮断し、第2送風路からの空気は第2吹出口から吹き出す場合と、前記第2吹出口の一部を遮断し、前記第2送風路からの空気は前記第2吹出口と第4吹出口から吹き出す場合とを切り替える構成とした請求項12記載の熱交換装置。
  14. 第4吹出口にフィルターを設けた請求項11〜13いずれかに記載の熱交換装置。
  15. 第1送風機、第2送風機、熱交換器を上部に設け、冷媒循環回路を下部に設けたことを特徴とする請求項1〜14いずれかに記載の熱交換装置。
  16. 第1送風機、第2送風機、熱交換器を1つの熱交換ユニットとして上部に配し、放熱器を収めた放熱器室と、受熱器を収めた受熱器室とを備え、冷媒循環回路をユニット化した冷媒循環ユニットを下部に配した請求項15記載の熱交換装置。
  17. 冷媒循環ユニットは、熱交換ユニットの底面には、第1送風路から分岐する分岐口を設け、前記冷媒循環ユニットの天面には、受熱器室と連通する連絡口と、前記冷媒循環ユニットの天面と底面とを直結する連通管を設け、前記分岐口の開口は、前記連絡口と前記連通管とをカバーするように設けられた請求項16記載の熱交換装置。
  18. 冷媒循環ユニットの天面に設けた連絡口に連絡口ダンパーを設けた請求項17記載の熱交換装置。
  19. 熱交換ユニットの底面と冷媒循環ユニットの天面および連絡口ダンパーは、連通管の頂部に向けて下がる傾斜を設けた請求項18記載の熱交換装置。
  20. 放熱器室内を連絡口側の前室と放熱器を通過した空気を排気する第3吹出口側の後室とに二分する仕切板を設け、前記放熱器を前記後室に設け、前記仕切板は、前記放熱器を使用する際に前記前室と前記後室とを連通するように開放し、開放時に前記前室から前記後室へ流れる空気のガイド板となるよう、空気の流れに垂直に、かつ、空気の曲折方向の外側に支点となる回転軸を設け、開放時には上流側に前記仕切板を倒すことを特徴とする請求項19記載の熱交換装置。
  21. 冷媒循環回路は受熱器で冷媒が蒸発し、放熱器で冷媒が凝縮するように予め圧力調整され、前記受熱器通過直後の空気の温度が第1吸気口で吸い込まれる空気の温度よりも高くなるように前記冷媒循環回路を制御することを特徴とする請求項1〜20いずれかに記載の熱交換装置。
  22. 発熱体を収納したキャビネットと、このキャビネットの開口部に装着された請求項1から21のいずれか一つに記載の熱交換装置とを備えた発熱体収納装置。
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