JP7254972B2 - 末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂、その製造方法、及び該末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂を含む樹脂組成物 - Google Patents
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Description
X1及びX2のうち少なくともいずれか一つは、下記化学式2または下記化学式3で表され、
Y1及びY2は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、下記化学式4ないし下記化学式8のいうちいずれか一つで表され、
R1’は、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n1は、1ないし15の整数であり、
前記m1は、0または1の整数であり、m2は、0ないし5の整数であり、
前記m2が2以上である場合、2つ以上のR3’は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a1及び前記b1は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a1が2以上である場合、2つ以上のR1は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b1が2以上である場合、2つ以上のR2は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a2及び前記b2は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a2が2以上である場合、2つ以上のR15は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b2が2以上である場合、2つ以上のR16は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a3及び前記b3は互いに独立して、0ないし3の整数であり、
前記a3が2以上である場合、2つ以上のR21は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b3が2以上である場合、2つ以上のR22は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a4は、0ないし4の整数であり、
前記a4が2以上である場合、2つ以上のR25は、互いに同一であるか、あるいは異なっている。
X1及びX2のうち少なくともいずれか一つは、下記化学式2または下記化学式3で表される化合物であり、
Y1及びY2は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、下記化学式4ないし下記化学式8のいうちいずれか一つで表される化合物であり、
R1’は、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n1は、1ないし15の整数であり、
であり、
前記R3’は、水素またはC1-C8アルキルであり、
前記m1は、0または1の整数であり、m2は、0ないし5の整数であり、
前記m2が2以上である場合、2つ以上のR3’は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a1及び前記b1は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a1が2以上である場合、2つ以上のR1は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b1が2以上である場合、2つ以上のR2は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a2及び前記b2は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a2が2以上である場合、2つ以上のR15は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b2が2以上である場合、2つ以上のR16は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a3及び前記b3は互いに独立して、0ないし3の整数であり、
前記a3が2以上である場合、2つ以上のR21は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b3が2以上である場合、2つ以上のR22は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a4は、0ないし4の整数であり、
前記a4が2以上である場合、2つ以上のR25は、互いに同一であるか、あるいは異なっている。
X1及びX2のうち少なくともいずれか一つは、下記化学式2または下記化学式3で表され、
Y1及びY2は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、下記化学式4ないし下記化学式8のいうちいずれか一つで表され、
R1’は、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n1は、1ないし15の整数であり、
であり、
前記R3’は、水素またはC1-C8アルキルであり、
前記m1は、0または1の整数であり、m2は、0ないし5の整数であり、
前記m2が2以上である場合、2つ以上のR3’は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a1及び前記b1は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a1が2以上である場合、2つ以上のR1は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b1が2以上である場合、2つ以上のR2は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a2及び前記b2は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a2が2以上である場合、2つ以上のR15は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b2が2以上である場合、2つ以上のR16は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a3及び前記b3は互いに独立して、0ないし3の整数であり、
前記a3が2以上である場合、2つ以上のR21は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b3が2以上である場合、2つ以上のR22は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a4は、0ないし4の整数であり、
前記a4が2以上である場合、2つ以上のR25は、互いに同一であるか、あるいは異なっている。
それぞれのn2は、独立して、1ないし8の整数である。
それぞれのn3は、独立して、1ないし8の整数である。
それぞれのn4は、独立して、1ないし8の整数である。
それぞれのn5は、独立して、1ないし8の整数である。
R4’は、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n6は、1ないし15の整数であり、
前記a1及び前記b1は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a1が2以上である場合、2つ以上のR1は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b1が2以上である場合、2つ以上のR2は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a2及び前記b2は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a2が2以上である場合、2つ以上のR15は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b2が2以上である場合、2つ以上のR16は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a3及び前記b3は互いに独立して、0ないし3の整数であり、
前記a3が2以上である場合、2つ以上のR21は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b3が2以上である場合、2つ以上のR22は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記a4は、0ないし4の整数であり、
前記a4が2以上である場合、2つ以上のR25は、互いに同一であるか、あるいは異なっている。
窒素でパージされた3Lの3口フラスコに、メチルホスホン酸ジフェニルポリマー及び4,4'-(1-メチルエチリデン)ビス[フェノール](diphenyl P-methylphosphonate polymer with 4,4’-(1-methylethylidene)bis[phenol])500g(0.66mol)と、トルエン1,300.5gとを投入し、DMAP(4-ジメチルアミノピリジン;4-dimethylaminopyridine)を10g投入した後、75℃まで昇温させた。
窒素でパージされた3Lの3口フラスコに、メチルホスホン酸ジフェニルポリマー及び4,4'-(1-メチルエチリデン)ビス[フェノール](diphenyl P-methylphosphonate polymer with 4,4’-(1-methylethylidene)bis[phenol])500g(0.66mol)と、トルエン1300.5gとを投入し、TBAB(テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド)2.5g、塩化ビニルベンジル混合物(2-ビニルベンジルクロリド/4-ビニルベンジルクロリド=2/8(2-vinylbenzyl chloride/4-vinylbenzyl chloride=2/8))111gを投入した後、75℃まで昇温させた。
窒素でパージされた3Lの3球フラスコに、ポリ(m-フェニレンメチルホスホネート)(poly(m-phenylene methylphosphonate))500g(0.66mol)とトルエン1,300.5gとを投入し、DMAP(4-ジメチルアミノピリジン;4-dimethylaminopyridine)を10g投入した後、75℃まで昇温させた。
窒素でパージされた3Lの3球フラスコに、ポリ(m-フェニレンメチルホスホネート)(poly(m-phenylene methylphosphonate))500g(0.66mol)とトルエン1,300.5gとを投入し、TBAB 2.5g、塩化ビニルベンジル混合物(2-ビニルベンジルクロリド/4-ビニルベンジルクロリド=2/8(2-vinylbenzyl chloride/4-vinylbenzyl chloride=2/8))111gを投入した後、75℃まで昇温させた。
商用リン含有樹脂であるSPV-100(大塚化学(株))を使用した。
実施例1~4による、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物内におけるリン含量を2.5質量%に合わせ、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物(ワニス)を下記表1に記載されているような含量で混合させて製造した。
前記実施例1~4による、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物の代わりに、前記比較例1の商用(市販)リン含有樹脂を使用したことを除いては、前述の、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物の製造の部分として、敍述されたところと同一に実施し、商用リン含有樹脂組成物を製造した。下記表1に、前記実施例1~4及び比較例1を含む樹脂組成物の配合比を示した。
(1)重量平均分子量(Mw)測定
ゲル透過クロマトグラフィ(GPC)(Waters:Waters707)により、ポリスチレン換算重量平均分子量(Mw)を求めた。測定する重合体は、4,000ppmの濃度になるように、テトラヒドロフランに溶解させ、GPCに100μlを注入した。GPC移動相は、テトロヒドロフランを使用し、1.0mL/分の流速で流入し、分析は、35℃で行った。カラムは、Waters HR-05,1,2及び4Eを直列で連結した。検出器としては、RI・PAD検知器(RI and PAD detector)を利用し、35℃で測定した。
樹脂内リン含量は、US EPA 3052(Intertec Testing Services Korea Ltd. 依頼調査、US EPA 3052を参照して、酸分解により、ICP発光分光分析装置(ICP-OES)で決定(With reference to US EPA 3052, by acid digestion and determined by ICP-OES))によって調査した。ワニスのリン含量は、ワニス内樹脂含量を基に計算して導出した。
Avance 500(Brucker)装備を利用して測定した。
ワニスにガラス纎維を含浸させ、常温で1時間自然乾燥させた後、155℃オーブンで乾燥させ、プリプレグを製造した。
前記のように製造されたプリプレグ6枚を重ね、表裏に銅箔(1オンス)を被せ、195℃で、40kgf/cm2圧力下で120分の間、プレッシングして製造した。
前記製造された銅箔積層板を1cm×1cmに切った後、銅箔を剥がし、Agilent E4991A RF Impedance/Material Analyzerを使用し、1GHz下の条件で、誘電定数(Dk)及び誘電損失(Df)を測定した。具体的な測定条件は、以下の通りである。
測定温度:25~27℃
測定湿度:45~55%
測定試料厚:1.5mm
前述の実施例1~4及び比較例1で製造した銅箔を、DSC測定TA Instruments DSC Q2000を利用し、30℃で350℃まで、分当たり20℃の昇温速度で測定した。
UL-94方法によって測定した。
Claims (27)
- 下記化学式1で表される化合物である、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂:
<化学式1>
前記化学式1にて、X1及びX2は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ基、下記化学式2または下記化学式3で表され、
X1及びX2のうち少なくともいずれか一つは、下記化学式2または下記化学式3で表され、
Y1及びY2は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、下記化学式4ないし下記化学式8のいうちのいずれか一つで表され、
R1’は、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n1は、1ないし15の整数であり、
<化学式2>
前記化学式2にて、R2’は、水素、C1-C8アルキルまたは
であり、
前記R3’は、水素またはC1-C8アルキルであり、
前記m1は、0または1の整数であり、m2は、0ないし5の整数であり、
前記m2が2以上である場合、2つ以上のR3’は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式3>
<化学式4>
前記化学式4で、前記R1ないし前記R4は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a1及び前記b1は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a1が2以上である場合、2つ以上のR1は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b1が2以上である場合、2つ以上のR2は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式5>
前記化学式5で、R9ないしR14は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素またはC1-C3アルキルであり、
<化学式6>
前記化学式6にて、前記R15及び前記R16は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a2及び前記b2は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a2が2以上である場合、2つ以上のR15は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b2が2以上である場合、2つ以上のR16は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式7>
前記化学式7にて、前記R21及び前記R22は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a3及び前記b3は、互いに独立して、0ないし3の整数であり、
前記a3が2以上である場合、2つ以上のR21は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b3が2以上である場合、2つ以上のR22は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式8>
前記化学式8にて、R25は、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a4は、0ないし4の整数であり、
前記a4が2以上である場合、2つ以上のR25は、互いに同一であるか、あるいは異なっている。 - 前記化学式1にて、R1’は、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n1は、1ないし8の整数であり、
前記化学式2で、R2’は、水素またはC1-C8アルキルであり、
前記化学式4にて、R1ないしR4は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記化学式5にて、R9ないしR14は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素またはメチルであり、
前記化学式6にて、R15及びR16は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記化学式7にて、R21及びR22は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記化学式8にて、R25は、水素、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールである、請求項1に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂。 - 前記化学式1で表される化合物のリン含量は、前記化合物全体重量を基準に、7ないし15質量%である、請求項1に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂。
- 前記化学式1で表される化合物は、重量平均分子量が1,000ないし7,000g/molである、請求項1に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂。
- 前記化学式1で表される化合物は、ガラス転移温度が170ないし210℃である、請求項1に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂。
- 前記末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂は、1GHzにおける誘電率(Dk)が3.6未満である、請求項1に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂。
- 前記末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂は、1GHzにおける誘電損失係数(Df)が0.0050未満である、請求項1に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂。
- ヒドロキシル末端されたオリゴマー性ホスホネートを提供する段階(S1)と、
前記ヒドロキシル末端されたオリゴマー性ホスホネートと、不飽和基とを含む反応物を反応させ、下記化学式1で表される化合物である、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂を製造する段階(S2)と、を含み、
前記不飽和基は、アクリレートまたはビニルベンジル基である、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂の製造方法:
<化学式1>
前記化学式1にて、X 1 及びX 2 は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ基、下記化学式2または下記化学式3で表され、
X 1 及びX 2 のうち少なくともいずれか一つは、下記化学式2または下記化学式3で表され、
Y 1 及びY 2 は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、下記化学式4ないし下記化学式8のいうちのいずれか一つで表され、
R 1 ’は、C 1 -C 20 アルキル、C 2 -C 20 アルケニル、C 2 -C 20 アルキニル、C 3 -C 20 シクロアルキルまたはC 6 -C 20 アリールであり、
n1は、1ないし15の整数であり、
<化学式2>
前記化学式2にて、R 2 ’は、水素、C 1 -C 8 アルキルまたは
であり、
前記R 3 ’は、水素またはC 1 -C 8 アルキルであり、
前記m1は、0または1の整数であり、m2は、0ないし5の整数であり、
前記m2が2以上である場合、2つ以上のR3’は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式3>
<化学式4>
前記化学式4で、前記R 1 ないし前記R 4 は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C 1 -C 20 アルキル、C 2 -C 20 アルケニル、C 2 -C 20 アルキニル、C 3 -C 20 シクロアルキルまたはC 6 -C 20 アリールであり、
前記a1及び前記b1は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a1が2以上である場合、2つ以上のR 1 は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b1が2以上である場合、2つ以上のR 2 は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式5>
前記化学式5で、R 9 ないしR 14 は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素またはC 1 -C 3 アルキルであり、
<化学式6>
前記化学式6にて、前記R 15 及び前記R 16 は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C 1 -C 20 アルキル、C 2 -C 20 アルケニル、C 2 -C 20 アルキニル、C 3 -C 20 シクロアルキルまたはC 6 -C 20 アリールであり、
前記a2及び前記b2は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a2が2以上である場合、2つ以上のR 15 は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b2が2以上である場合、2つ以上のR 16 は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式7>
前記化学式7にて、前記R 21 及び前記R 22 は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C 1 -C 20 アルキル、C 2 -C 20 アルケニル、C 2 -C 20 アルキニル、C 3 -C 20 シクロアルキルまたはC 6 -C 20 アリールであり、
前記a3及び前記b3は、互いに独立して、0ないし3の整数であり、
前記a3が2以上である場合、2つ以上のR 21 は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b3が2以上である場合、2つ以上のR 22 は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式8>
前記化学式8にて、R 25 は、水素、C 1 -C 20 アルキル、C 2 -C 20 アルケニル、C 2 -C 20 アルキニル、C 3 -C 20 シクロアルキルまたはC 6 -C 20 アリールであり、
前記a4は、0ないし4の整数であり、
前記a4が2以上である場合、2つ以上のR 25 は、互いに同一であるか、あるいは異なっている。
- 前記S2段階の反応は、触媒存在下で行われ、
前記触媒は、4-ジメチルアミノピリジン、ピリジン、トリエチルアミン、アンモニア水、NaOH、KOH、LiOH、K2CO3、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド及びAlCl3のうちから選択されるいずれか1つ、または2つ以上の混合物である、請求項13に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂の製造方法。 - 前記不飽和基を含む反応物は、メタクリロイルハライド、メタクリル無水物、アクリル無水物、メタクリル酸、アクリル酸、4-ビニルベンジルハライド、4-ビニルベンジルアルコール、2-ビニルベンジルハライド及び2-ビニルベンジルアルコールのうちから選択されるいずれか1つ、または2つ以上の混合物である、請求項13に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂の製造方法。
- 前記S2段階において、前記不飽和基を含む反応物は、前記オリゴマー性ホスホネートのヒドロキシ基1当量を基準にし、0.5ないし5当量の含量に投入される、請求項13に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂の製造方法。
- 前記S2段階において、反応は、50℃ないし90℃の温度で行われる、請求項13に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂の製造方法。
- 前記S2段階反応の溶媒は、ジメチルアニリン、アセトニトリル、ジメルホルムアミド(DMF)、トルエン、キシレン、塩化メチレン、クロロベンゼン、シクロヘキサン、シクロヘキサノール、メチルヒドロフラン(THF)、アセトン、メチルエチルケトン(MEK)及びメチルイソブチルケトン(MIBK)のうちから選択されるいずれか1つ、または2つ以上の混合物である、請求項13に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂の製造方法。
- 前記S2段階の不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂に、アルカリ化合物を利用して未反応物質を除去する精製段階(S3)を含む、請求項13に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂の製造方法。
- 前記ヒドロキシル末端されたオリゴマー性ホスホネートは、下記化学式21で表される、請求項13に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂の製造方法:
<化学式21>
前記化学式21にて、Y1及びY2は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、下記化学式4ないし下記化学式8のいうちのいずれか一つで表される化合物であり、
R4’は、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n6は、1ないし15の整数であり、
<化学式4>
前記化学式4にて、前記R1ないし前記R4は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a1及び前記b1は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a1が2以上である場合、2つ以上のR1は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b1が2以上である場合、2つ以上のR2は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式5>
前記化学式5にて、R9ないしR14は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素またはC1-C3アルキルであり、
<化学式6>
前記化学式6にて、前記R15及び前記R16は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a2及び前記b2は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a2が2以上である場合、2つ以上のR15は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b2が2以上である場合、2つ以上のR16は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式7>
前記化学式7にて、前記R21及び前記R22は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a3及び前記b3は、互いに独立して、0ないし3の整数であり、
前記a3が2以上である場合、2つ以上のR21は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b3が2以上である場合、2つ以上のR22は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式8>
前記化学式8で、R25は、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a4は、0ないし4の整数であり、
前記a4が2以上である場合、2つ以上のR25は、互いに同一であるか、あるいは異なっている。 - 下記化学式1で表される化合物、硬化剤及び硬化促進剤を含む、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物:
<化学式1>
前記化学式1にて、X1及びX2は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、それぞれ独立して、水素、ヒドロキシ基、下記化学式2または下記化学式3で表され、
X1及びX2のうち少なくともいずれか一つは、下記化学式2または下記化学式3で表され、
Y1及びY2は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、下記化学式4ないし下記化学式8のいうちいずれか一つで表され、
R1’は、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n1は、1ないし15の整数であり、
<化学式2>
前記化学式2にて、R2’は、水素、C1-C8アルキルまたは
であり、
前記R3’は、水素またはC1-C8アルキルであり、
前記m1は、0または1の整数であり、m2は、0ないし5の整数であり、
前記m2が2以上である場合、2つ以上のR3’は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式3>
<化学式4>
前記化学式4にて、前記R1ないし前記R4は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a1及び前記b1は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a1が2以上である場合、2つ以上のR1は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b1が2以上である場合、2つ以上のR2は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式5>
前記化学式5にて、R9ないしR14は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素またはC1-C3アルキルであり、
<化学式6>
前記化学式6にて、前記R15及び前記R16は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a2及び前記b2は、互いに独立して、0ないし4の整数であり、
前記a2が2以上である場合、2つ以上のR15は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b2が2以上である場合、2つ以上のR16は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式7>
前記化学式7にて、前記R21及び前記R22は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a3及び前記b3は互いに独立して、0ないし3の整数であり、
前記a3が2以上である場合、2つ以上のR21は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
前記b3が2以上である場合、2つ以上のR22は、互いに同一であるか、あるいは異なっており、
<化学式8>
前記化学式8にて、R25は、水素、C1-C20アルキル、C2-C20アルケニル、C2-C20アルキニル、C3-C20シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記a4は、0ないし4の整数であり、
前記a4が2以上である場合、2つ以上のR25は、互いに同一であるか、あるいは異なっている。 - 前記化学式1にて、R1’は、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
n1は、1ないし8の整数であり、
前記化学式2にて、R2’は、水素またはC1-C8アルキルであり、
前記化学式4にて、R1ないしR4は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記化学式5にて、R9ないしR14は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素またはメチルであり、
前記化学式6にて、R15及びR16は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記化学式7にて、R21及びR22は、互いに同じであるか、あるいは異なっており、水素、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールであり、
前記化学式8にて、R25は、水素、C1-C8アルキル、C2-C6アルケニル、C2-C6アルキニル、C3-C12シクロアルキルまたはC6-C20アリールである、請求項22に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物。 - 前記化学式1で表される化合物100重量部に対し、硬化剤0.1ないし50重量部、及び硬化促進剤0.0001ないし0.05重量部を含む、請求項22に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物。
- 前記末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物は、変性PPO(modified polyphenylene oxide)樹脂をさらに含む、請求項22に記載の末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物。
- 請求項22ないし26のうち、いずれか1項に記載の、末端が不飽和基でキャッピングされたリン含有樹脂組成物を利用して製造された銅箔積層板。
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