JP7250195B1 - モータ軸受摩耗監視装置、モータ軸受摩耗監視装置の補正方法、および補正プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
●キャンドモータポンプの構成
先ず、キャンドモータポンプの構成について説明する。
同図は、説明の便宜上、キャンドモータポンプ1の上半部を断面図として示す。
図3は、図2のモータ部3のA部を拡大した模式拡大断面図である。
アダプタ4は、ポンプ部2のリア側の端部とモータ部3のフロント側の端部とに接続され、ポンプ部2とモータ部3とを連結している。
●モータ軸受摩耗監視装置(1)の構成
次に、本装置5の構成について説明する。以下の説明において、図1~図3は適宜参照される。
図6は、図5のB部を拡大した拡大斜視図である。
検出コイルC1,C3,C5,C7は、軸受32,33とスリーブ31a、31bとの間の間隔(L2)が広がることによるロータ36のラジアル方向の変位に対応する磁束変化を検出することにより、ロータ36のラジアル方向の変位量(すなわち、軸受32,33のラジアル方向の摩耗量)を検出する。検出コイルC1,C3は一組のラジアル検出コイルを構成し、検出コイルC5,C7は他の一組のラジアル検出コイルを構成している。
同図の縦軸は出力電圧(信号レベル)を示し、横軸はスラスト方向におけるロータ36の位置を示している。
接続部50は、検出コイルC1~C8が接続されているインターフェイスである。
同図は、基準調整データの一部を例示している。同図は、基準調整データとして、例えば、基準信号レベル(基準振幅)、スラスト方向の基準対応関情報、オフセット情報、ラジアル方向の基準対応関係情報、および表示情報が関連付けられて記憶部56に記憶されていることを示している。
同図の縦軸は差分値(電圧値)を示し、横軸はロータ36のスラスト方向の変位量(軸受32,33のスラスト方向の摩耗量)を示している。同図の直線は、スラストセンター値とフロント値、および、スラストセンター値とリア値を結んだ線であり、後述するスラスト方向の対応関係情報を示している。合成信号(C2C4,C6C8)の差分値と摩耗量とは比例するため、図11に示されるとおり、差分値に基づいて、摩耗量は一意に特定でき、表示部57の表示態様も特定できる。軸受32,33の最大変位量(最大摩耗量)を「100%」としたとき、表示部57は、例えば、摩耗量が「Y1%未満」で1番目の「緑1」を点灯させ、摩耗量が「Y1%以上Y2%未満」で2番目の「緑2」を点灯させ、摩耗量が「Y2%以上Y3%未満」で3番目の「緑3」を点灯させ、摩耗量が「Y3%以上Y4%未満」で「黄」を点灯させ、摩耗量が「Y4%以上」で「赤」を点灯させる。
D/A変換器58は、制御部55から入力されるオフセット情報をデジタル信号からアナログ信号に変換し、変換したアナログ信号をオフセット処理部59に送信する。
次に、キャンドモータポンプ1の動作について、本装置5の動作を中心に以下に説明する。以下の説明において、図1~図11は、適宜参照される。
図13は、補正処理(S1)の一例を示すフローチャートである。
同図の縦軸は差分値(電圧値)を示し、横軸はロータ36のスラスト方向の変位量(軸受32,33のスラスト方向の摩耗量)を示している。同図の実線は補正前のスラスト方向の基準対応関係情報の一例を示し、同図の破線は補正後のスラスト方向の対応関係情報の一例を示し、同図の一点鎖線は補正後のスラスト方向の対応関係情報の別の一例を示す。同図は、補正値「a」がフロント値およびリア値に乗算されることにより、スラスト方向の対応関係情報が破線で示される内容に補正されていることを示す。また、同図は、その補正により電圧値「V1」に対応する摩耗量が「a1%」から「a2%」に修正されていることを示す。さらに、同図は、補正値「b」がフロント値およびリア値に乗算されることにより、スラスト方向の対応関係情報が一点鎖線で示される内容に補正されていることを示す。
図15は、摩耗量検出処理(S2)の一例を示すフローチャートである。
以上説明した実施の形態によれば、複数の検出コイルC1~C8それぞれは、ステータ37に対するロータ36の機械的な位置変化に対応する磁束変化を示す検出信号を出力し、ラジアル方向における磁束変化を検出する複数の検出コイルC1,C3,C5,C7と、スラスト方向における磁束変化を検出する複数の検出コイルC2,C4,C6,C8と、を含む。検出信号は、モータ部3の駆動周波数に基づく基本波成分を含む。本装置5は、RAM55b、摩耗量検出部550、信号生成部53、補正部551、および記憶部56を備える。RAM55b(記憶部56)は、スラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報(基準対応関係情報)を記憶している。摩耗量検出部550は、一組となる検出コイルC1,C3,C5,C7それぞれの検出信号同士の差分(第1差分)に基づいて軸受32,33のラジアル方向の摩耗量を検出し、一組となる検出コイルC2,C4それぞれの合成信号(C2C4)と他の一組となる検出コイルC6,C8それぞれの合成信号(C6C8)との差分(第2差分)に基づいて軸受32,33のスラスト方向の摩耗量を検出する。信号生成部53は、差分(第1差分)の生成に用いられる検出信号(直流信号)に基づいて、基本波成分の振幅を示す振幅信号を生成する。補正部551は、振幅信号に基づいて、スラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を駆動条件(駆動周波数、駆動電圧)に応じて補正する。この構成によれば、本装置5は、差分の生成に用いられる検出コイルC1,C3,C5,C7の検出信号に基づいて振幅信号を生成する。そのため、本装置5は、振幅信号において、変位情報を打ち消すことができ、駆動条件の増減に比例して増減する基本波成分の振幅(信号レベル)のみを含ませることができる。その結果、補正部551は、変位情報の影響を受けることなく、スラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を駆動条件に応じて補正できる。したがって、本装置5は、駆動条件が変更されても、人的な機械操作を介在させることなく、摩耗量の検出精度を維持できる。
次に、本発明に係るモータ軸受摩耗監視装置の別の実施の形態(以下「第2実施形態」という。)について、先に説明した実施の形態(以下「第1実施形態」という。)とは異なる部分を中心に説明する。第2実施形態では、振幅信号を取得するための構成および方法が、第1実施形態と異なる。以下の説明において、第1実施形態と共通する要素については、同一の符号が付され、その説明は省略される。
図16は、本装置の別の実施の形態(第2実施形態)を示す機能ブロック図である。
次に、キャンドモータポンプ1の動作について、本装置5Aの動作を中心に以下に説明する。以下の説明において、図1~図3、および図16は、適宜参照される。
図17は、補正情報取得処理(S3)の一例を示すフローチャートである。
同図の縦軸は信号レベル(電圧)を示し、横軸はロータ36のスラスト方向の変位量(軸受32,33の摩耗量)を示している。同図(b)は、説明の便宜上、重み付け前の状態を細線で示している。同図は、説明の便宜上、電圧値の変化を強調して示している。
次いで、補正部554は、振幅信号に基づいて、現振幅情報(すなわち、電圧値)を取得する(S33)。
図19は、摩耗量検出処理(S4)の一例を示すフローチャートである。
同図は、スラスト方向の補正処理(S43)を示す。同図の縦軸は差分値(電圧値)を示し、横軸は軸受32,33のスラスト方向の摩耗量を示す。同図の実線は、スラスト方向の対応関係情報(基準対応関係情報)を示す。同図は、補正値が「a」のとき、差分値「V01」に補正値の逆数「1/a」が乗算されることにより、摩耗量「a2%」に対応する差分値が「V01」から「V1」に補正されていることを示す。また、同図は、補正値が「b」のとき、差分値「V02」に補正値の逆数「1/b」が乗算されることにより、摩耗量「a2%」に対応する差分値が「V02」から「V1」に補正されていることを示す。このように、補正部554は、差分値をスラスト方向の対応関係情報(基準対応関係情報)を示す実線上に移動させる。その結果、摩耗量検出部550は、スラスト方向の対応関係情報に基づいて、動作条件に応じた正しい摩耗量を検出できる。
以上説明した実施の形態によれば、複数の検出コイルC1~C8それぞれは、ステータ37に対するロータ36の機械的な位置変化に対応する磁束変化を示す検出信号を出力し、ラジアル方向における磁束変化を検出する複数の検出コイルC1,C3,C5,C7と、スラスト方向における磁束変化を検出する複数の検出コイルC2,C4,C6,C8と、を含む。検出信号は、モータ部3の駆動周波数に基づく基本波成分を含む。本装置5Aは、RAM55b、摩耗量検出部550、信号生成部553、補正部554、および記憶部56Aを備える。RAM55bは、スラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を記憶している。摩耗量検出部550は、一組となる検出コイルC1,C3,C5,C7それぞれの検出信号同士の差分(第1差分)に基づいて軸受32,33のラジアル方向の摩耗量を検出し、一組となる検出コイルC2,C4それぞれの合成信号(C2C4)と他の一組となる検出コイルC6,C8それぞれの合成信号(C6C8)との差分(第2差分)に基づいて軸受32,33のスラスト方向の摩耗量を検出する。信号生成部553は、差分(第2差分)の算出(生成)に用いられる合成信号(C2C4,C6C8)それぞれに対して、ロータ36のスラスト方向の位置変化を示す情報を打ち消すような重み付けを行い、重み付けされた合成信号(C2C4,C6C8)同士を加算することにより、振幅信号を生成する。補正部554は、振幅信号に基づいて、各差分(第1差分、第2差分:電圧値)を駆動条件(駆動周波数、駆動電圧)に応じて補正する。この構成によれば、本装置5Aは、振幅信号において、変位情報をほぼ打ち消すことができ、駆動条件の増減に比例して増減する基本波成分の振幅(信号レベル)を主として含ませることができる。その結果、補正部554は、変位情報の影響を殆ど受けることなく、各差分値(電圧値)を駆動条件に応じて補正できる。したがって、本装置5Aは、駆動条件が変更されても、人的な機械操作を介在させることなく、摩耗量の検出精度を維持できる。
なお、以上説明した第1実施形態では、補正部551は、スラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を補正していた。これに代えて、補正部551は、第2実施形態の補正部554と同様に、合成信号(C1C3,C5C7)、および、合成信号(C2C4)と合成信号(C6C8)の差分値を補正していてもよい。
次に、以上説明した各実施形態から把握される本発明の実施態様について、各実施形態において記載された用語と符号とを援用しつつ、以下に記載する。
この構成によれば、本装置は、変位情報の影響を受けることなく、差分値(電圧値)またはスラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を駆動条件に応じて補正できる。したがって、本装置は、駆動条件が変更されても、人的な機械操作を介在させることなく、摩耗量の検出精度を維持できる。
この構成によれば、本装置は、駆動条件が変更されても、人的な機械操作を介在させることなく、摩耗量の検出精度を維持できる。
この構成によれば、本装置は、変位情報の影響を全く受けることなく、スラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を駆動条件に応じて補正できる。
この構成によれば、本装置は、変位情報の影響を殆ど受けることなく、差分値(電圧値)またはスラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を駆動条件に応じて補正できる。したがって、本装置は、駆動条件が変更されても、人的な機械操作を介在させることなく、摩耗量の検出精度を維持できる。
この構成によれば、本装置は、駆動条件の増減に比例する補正値を取得できる。その結果、本装置は、差分値(電圧値)またはスラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を駆動条件の変更に応じて補正できる。
この構成によれば、本装置は、変位情報の影響を受けることなく、差分値(電圧値)またはスラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を駆動条件に応じて補正できる。したがって、本装置は、駆動条件が変更されても、人的な機械操作を介在させることなく、摩耗量の検出精度を維持できる。
この構成によれば、本装置は、変位情報の影響を殆ど受けることなく、差分値(電圧値)またはスラスト方向およびラジアル方向の対応関係情報を駆動条件に応じて補正できる。したがって、本装置は、駆動条件が変更されても、人的な機械操作を介在させることなく、摩耗量の検出精度を維持できる。
3 モータ部
31 回転軸
32 軸受
33 軸受
36 ロータ
37 ステータ
5 モータ軸受摩耗監視装置
53 信号生成部
55b RAM(記憶部)
550 摩耗量検出部
551 補正部
56 記憶部
5A モータ軸受摩耗監視装置
553 信号生成部
554 補正部
56A 記憶部
C1~C8 検出コイル
Claims (7)
- キャンドモータポンプのモータのステータに対するロータの機械的な位置変化に対応する磁束変化を、前記ステータに取り付けられた複数の検出コイルを用いて検出することにより、前記ロータの回転軸を支持する軸受の摩耗状態を監視するモータ軸受摩耗監視装置であって、
複数の前記検出コイルそれぞれは、前記磁束変化を示し、前記モータの駆動周波数に基づく基本波成分を含む検出信号を出力し、
前記回転軸のラジアル方向における前記磁束変化を検出する複数のラジアル検出コイルと、
前記回転軸のスラスト方向における前記磁束変化を検出する複数のスラスト検出コイルと、
を含み、
前記軸受の摩耗量と前記摩耗量に対応する電圧値との対応関係情報を記憶する記憶部と、
複数の前記ラジアル検出コイルのうち、一組となる前記ラジアル検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号同士の第1差分に基づいて前記軸受の前記ラジアル方向の前記摩耗量を検出し、複数の前記スラスト検出コイルのうち、一組となる前記スラスト検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号が合成された合成信号と他の一組となる前記スラスト検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号が合成された合成信号との第2差分に基づいて前記軸受の前記スラスト方向の前記摩耗量を検出する摩耗量検出部と、
前記第1差分の生成に用いられる前記検出信号または前記第2差分の生成に用いられる前記合成信号に基づいて、前記基本波成分の振幅を示す振幅信号を生成する信号生成部と、
前記振幅信号に基づいて、前記第1差分および前記第2差分の値または前記対応関係情報を前記駆動周波数に応じて補正する補正部と、
を有してなる、
モータ軸受摩耗監視装置。 - 前記信号生成部は、前記第1差分の生成に用いられる前記検出信号それぞれを加算することにより、前記振幅信号を生成する、
請求項1に記載のモータ軸受摩耗監視装置。 - 前記信号生成部は、全ての前記ラジアル検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号を加算する、
請求項2に記載のモータ軸受摩耗監視装置。 - 前記信号生成部は、前記第2差分の生成に用いられる前記合成信号それぞれに対して、前記スラスト方向における前記軸受の摩耗に基づく前記磁束変化を打ち消すような重み付けを行い、重み付けされた前記合成信号同士を加算することにより、前記振幅信号を生成する、
請求項1に記載のモータ軸受摩耗監視装置。 - 前記記憶部は、前記モータが所定の基準周波数で動作したときにおける前記基本波成分の振幅を示す基準振幅情報を記憶し、
前記補正部は、前記振幅信号に基づいて取得される振幅と、前記基準振幅情報に基づいて取得される振幅と、の比に基づいて、前記第1差分および前記第2差分の値または前記対応関係情報を補正する、
請求項1乃至4のいずれかに記載のモータ軸受摩耗監視装置。 - キャンドモータポンプのモータのステータに対するロータの機械的な位置変化に対応する磁束変化を、前記ステータに取り付けられた複数の検出コイルを用いて検出することにより、前記ロータの回転軸を支持する軸受の摩耗状態を監視するモータ軸受摩耗監視装置により実行される補正方法であって、
複数の前記検出コイルそれぞれは、前記磁束変化を示し、前記モータの駆動周波数に基づく基本波成分を含む検出信号を出力し、
前記回転軸のラジアル方向における前記磁束変化を検出する複数のラジアル検出コイルと、
前記回転軸のスラスト方向における前記磁束変化を検出する複数のスラスト検出コイルと、
を含み、
前記モータ軸受摩耗監視装置は、
前記軸受の摩耗量と前記摩耗量に対応する電圧値との対応関係情報を記憶する記憶部と、
複数の前記ラジアル検出コイルのうち、一組となる前記ラジアル検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号同士の第1差分に基づいて前記軸受の前記ラジアル方向の前記摩耗量を検出し、複数の前記スラスト検出コイルのうち、一組となる前記スラスト検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号が合成された合成信号と他の一組となる前記スラスト検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号が合成された合成信号との第2差分に基づいて前記軸受の前記スラスト方向の前記摩耗量を検出する摩耗量検出部と、
を備え、
前記モータ軸受摩耗監視装置が、
前記第1差分の生成に用いられる前記検出信号または前記第2差分の生成に用いられる前記合成信号に基づいて、前記基本波成分の振幅を示す振幅信号を生成する信号生成ステップと、
前記振幅信号に基づいて、前記第1差分および前記第2差分の値または前記対応関係情報を前記駆動周波数に応じて補正する補正ステップと、
を含む、
モータ軸受摩耗監視装置の補正方法。 - キャンドモータポンプのモータのステータに対するロータの機械的な位置変化に対応する磁束変化を、前記ステータに取り付けられた複数の検出コイルを用いて検出することにより、前記ロータの回転軸を支持する軸受の摩耗状態を監視するモータ軸受摩耗監視装置が備えるプロセッサにより実行される補正プログラムであって、
複数の前記検出コイルそれぞれは、前記磁束変化を示し、前記モータの駆動周波数に基づく基本波成分を含む検出信号を出力し、前記回転軸のスラスト方向における前記磁束変化を検出する複数のスラスト検出コイルを含み、
前記モータ軸受摩耗監視装置は、
前記軸受の摩耗量と前記摩耗量に対応する電圧値との対応関係情報を記憶する記憶部と、
複数の前記スラスト検出コイルのうち、一組となる前記スラスト検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号が合成された合成信号と他の一組となる前記スラスト検出コイルそれぞれから出力された前記検出信号が合成された合成信号との差分に基づいて前記軸受の前記スラスト方向の前記摩耗量を検出する摩耗量検出部と、
を備え、
前記プロセッサを、
前記差分の生成に用いられる前記合成信号に基づいて、前記基本波成分の振幅を示す振幅信号を生成する信号生成部、および、
前記振幅信号に基づいて、前記差分の値または前記対応関係情報を前記駆動周波数に応じて補正する補正部、
として機能させる、
補正プログラム。
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