JP2003219610A - モータ回転方向検知装置 - Google Patents

モータ回転方向検知装置

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JP2003219610A
JP2003219610A JP2002011652A JP2002011652A JP2003219610A JP 2003219610 A JP2003219610 A JP 2003219610A JP 2002011652 A JP2002011652 A JP 2002011652A JP 2002011652 A JP2002011652 A JP 2002011652A JP 2003219610 A JP2003219610 A JP 2003219610A
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Masa Abe
雅 阿部
Kenichi Fukui
賢一 福井
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Teikoku Electric Mfg Co Ltd
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Teikoku Electric Mfg Co Ltd
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャンドモータ電源の電圧や周波数の影響お
よびインバータノイズの影響を受け難いキャンドモータ
回転方向検知装置を提供する。 【解決手段】 対の検出コイル33,34を、キャンドモー
タの電源周波数に同期して誘起される電圧の位相がπ/
4から3π/4異なる配置で、固定子鉄心の鉄心歯部に
巻回する。キャンドモータの回転方向に応じた対の検出
コイル33,34の誘起電圧の位相の進みおよび遅れを位相
差判別回路40で判別する。位相差判別回路40の出力信号
を指示器31で指示する。両検出コイル33,34にはキャン
ドモータ電源が印加せず、キャンドモータ電源の電圧や
周波数の影響を受け難い。キャンドモータの固定子巻線
と両検出コイル33,34との間の高周波インピーダンスが
高く、インバータノイズの影響を受け難い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源の電圧や周波
数の影響およびインバータノイズの影響を受け難い電気
式のモータ回転方向検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、キャンドモータは、主と
してポンプと一体的に結合されて回転シール部のないキ
ャンドモータポンプとして、漏洩が嫌われるポンプ取扱
液の移送に用いられている。
【0003】このキャンドモータポンプは回転部が外部
へ露出していない構造であり、その回転方向を外部から
目視確認できない。
【0004】そのため、キャンドモータポンプの回転方
向を確認する方法として、ポンプ取扱液を注入せずにキ
ャンドモータポンプを回転させて所謂空運転させ、ポン
プケーシングの吸込口からケーシング内のポンプ羽根車
の回転方向を直接目視する方法があるが、キャンドモー
タの軸受はポンプ取扱液を潤滑液として使用しているた
め、空運転をすると軸受に異常摩耗や焼付きが生じる問
題がある。
【0005】特に、この傾向は大型機ほど顕著であり、
数秒の空運転で軸受が使用不能となる場合もあるため実
用的でない。
【0006】また、キャンドモータポンプが既に配管さ
れている場合や、縦型のキャンドモータポンプなどのよ
うにケーシング吸込口からポンプ羽根車を目視できない
構造のものにおいては適用できない。
【0007】一方、キャンドモータポンプを実運転しな
がら回転方向を確認する方法としては、正回転と逆回転
とによるポンプ吐出圧力や吐出流量の差異から、または
キャンドモータポンプの振動や騒音の差異から推定する
方法があるが、その差異が微妙で判定が困難な場合が多
く、キャンドモータを正逆に回転させて比較するために
電源の相順を切り換える作業を要し、加えて判定のため
に圧力計または流量計を特別に配管途中に設けたり、振
動計または騒音計を用意する必要がある。
【0008】また、モータの電源端子に印加される三相
電源の相順を検相器にて検知することによって予め相順
と回転方向との関係が判っているキャンドモータの回転
方向を判定する方法もあるが、防爆構造のキャンドモー
タポンプのように危険雰囲気中に設置されるものにおい
ては端子箱を開けて検相作業をすることができないの
で、危険雰囲気外にある電源の相順を検相器にて確認
し、次にこの検知した個所とキャンドモータの電源端子
との間の電源ケーブルの接続関係を確認しなければなら
ず、作業が煩雑で誤り易い問題がある。
【0009】そのため、キャンドモータポンプなどの回
転方向を確認する装置として、例えば、実公昭47−1
4801号公報、実公昭48−1296号公報、実公昭
44−1864号公報、実公昭41−6495号公報お
よび実公昭38−22618号公報に記載のように、透
明な覗き窓から回転軸の回転方向を直接または間接に目
視する構造が提案されているが、回転軸を直接目視する
ものは起動時など回転速度が極めて遅いときしか回転方
向が確認できず、覗き窓が汚れたりポンプ取扱液が不透
明の場合は回転軸の目視が困難であり、高圧力系や真空
系にある場合や防爆構造を要求される場合は覗き窓を設
けるために本体の構造を変更する必要があることなどの
問題がある。
【0010】また、実公昭36−29303号公報や特
開昭51−16085号公報には、回転軸の一端部に取
着した永久磁石に非磁性体の端板を介在して対向する磁
性体を本体外面に回動自在に設け、この磁性体の回動方
向から回転軸の回転方向を確認する装置が提案されてい
るが、実公昭36−29303号公報の装置では起動時
など回転速度が極めて遅いとき以外は磁性体である磁針
が追従せず確認不能であり、特開昭51−16085号
公報の装置では構造が極めて複雑で組立に手数がかか
り、両者とも磁石に鉄粉などの磁性体異物が吸着されて
動作不良となる虞があり、装置を設けるために本体の構
造変更を必要とするなどの問題がある。
【0011】そこで、特公昭59−31290号公報に
記載のように、三相交流の相順を判別する検相回路をキ
ャンドモータに内設することにより、キャンドモータの
回転方向を判別できるキャンドモータの運転監視装置が
提案されている。
【0012】このキャンドモータの運転監視装置は、キ
ャンドモータの軸受摩耗検出装置とキャンドモータの回
転方向検知装置とを組み合わせたものであり、図8およ
び図9に示すように、キャンドモータ1の固定子鉄心2
の鉄心歯部3の対称位置に2個の検出コイル4,5が埋
設され、これら各検出コイル4,5に誘起される電圧の
基本波成分および回転子6の回転子溝7に起因する溝高
調波成分が互いに打ち消されるように両検出コイル4,
5が直列に接続されて第1の検出部8が構成されてい
る。
【0013】また、三相交流キャンドモータの各電源端
子R,S,Tに抵抗r1,r2,r3,r4とリアクタンス
1,X2とを有する検相回路9が接続され、電源端子
R,S間にはリアクタンスX1と抵抗r1,r2との直列
回路が、電源端子S,T間にはリアクタンスX2と抵抗
3,r4との直列回路がそれぞれ接続されており、抵抗
1,r2間の接続点Aと抵抗r3,r4間の接続点Bとの
間に降圧トランス10の一次側が接続されて第2の検出部
11が構成されている。
【0014】12はアノードを互いに接続した2個のダイ
オード13,14を有する合成回路で、各ダイオード13,14
のカソードはそれぞれ第1の検出部8の出力側の一端と
第2の検出部11の降圧トランス10の二次側の一端とに接
続され、合成回路12の出力端にアナログ電圧計15が接続
されている。
【0015】そして、キャンドモータ1の逆回転時にお
ける第2の検出部11の出力電圧が、正回転時より大きく
なるように、かつキャンドモータ1の正常運転範囲にお
ける第1の検出部8の出力電圧より大きくなるように、
第1の検出部8と第2の検出部11とが設定されている。
【0016】すなわち、第2の検出部11の出力電圧が、
三相交流の相順がR→S→Tとなる正相順のときに略ゼ
ロとなり、三相交流の相順がT→S→Rとなる逆相順の
ときに、キャンドモータ1の軸受が摩耗許容量に達した
ときの第1の検出部8の出力電圧より大きくなるよう
に、検相回路9の各抵抗r1,r2,r3,r4と各リアク
タンスX1,X2の値と降圧トランス10の変圧比とが設定
されている。
【0017】このように構成したキャンドモータ1の運
転監視装置においては、両検出コイル4,5に誘起され
る電圧のうち電源周波数と同じ周波数の基本波成分は互
いに相殺され、回転子6の回転子溝7の数に回転子6の
回転数を乗じた周波数の溝高調波成分も互いに相殺され
るが、軸受が半径方向に摩耗して回転子6が半径方向に
移動すると、両検出コイル4,5に誘起される基本波成
分の変化は検知できないほど微小である反面、溝高調波
成分は一方が増大して他方が減少するのでその差が検出
電圧として現れ、軸受の半径方向摩耗の進行に連れて検
出電圧が増大してアナログ電圧計15に指示されるので、
軸受の半径方向摩耗が検出できる。
【0018】そして、第2の検出部11の出力電圧は、キ
ャンドモータ1の正回転時には略ゼロであり、逆回転時
には軸受が摩耗許容量に達したときの第1の検出部8の
出力電圧より大きくなるように設定されており、合成回
路12の出力は第1の検出部8と第2の検出部11との出力
電圧の大きいほうが出力されるので、キャンドモータ1
の電源端子R,S,Tに印加される三相交流が正相順R
→S→Tのときにキャンドモータ1が正回転するように
予め固定子巻線16と電源端子R,S,Tとの接続を考慮
しておくことにより、アナログ電圧計15の指示値により
キャンドモータ1の正回転か逆回転かが検知できる。
【0019】すなわち、キャンドモータ1を実運転して
アナログ電圧計15が正常値を示しておればキャンドモー
タ1が正常運転かつ正回転であり、アナログ電圧計15が
異常値を示しておればキャンドモータ1が異常運転また
は逆回転であるから、キャンドモータ1に印加される電
源の相順を逆にして再び運転し、アナログ電圧計15が正
常値を示しておれば正常運転かつ正回転であり、異常値
を示しておれば回転方向については判別できないが異常
運転であるので、異常運転に対する処置を施してから再
び回転方向を確認すれば良い。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
キャンドモータ運転監視装置における回転方向検知装置
にも次のような問題がある。
【0021】すなわち、検相回路9はキャンドモータ1
の電源端子R,S,Tに接続する構成であるため、検相
回路9の出力電圧が入力電圧および周波数によって大き
く変化し、キャンドモータ電源の周波数および電圧に応
じて抵抗r1,r2,r3,r4とリアクタンスX1,X2
値が異なる種々の検相回路9を用意しなければならない
問題がある。
【0022】また、高電圧のキャンドモータ1に対して
は、検相回路9の耐電圧の関係から検相回路9の入力側
に高電圧を低電圧に変換する降圧トランスを介在させな
いと適用できず実用的ではない問題がある。
【0023】さらに、キャンドモータ電源に他の機械で
使用するインバータのノイズが混入する場合は、検相回
路9にノイズが侵入して誤動作することがあり、まして
やキャンドモータ1自体をインバータ駆動する場合は殆
ど機能しなくなる問題がある。
【0024】なお、キャンドモータポンプのほか、キャ
ンドモータ攪拌機やキャンドモータブロアなどキャンド
モータを駆動源とする回転機械にも同様の問題があると
ともに、キャンドモータのほか、一般の三相交流電動機
についても同様の問題がある。
【0025】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、電源の電圧や周波数の影響およびインバータノイ
ズの影響を受け難く、モータの回転方向を確実に検知で
きるモータ回転方向検知装置を提供することを目的とす
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のモータ回
転方向検知装置は、モータの電源周波数に同期して誘起
される電圧の位相が異なる配置でモータの固定子鉄心の
鉄心歯部に巻回された対の検出コイルと、前記モータの
回転方向に応じた前記対の検出コイルの誘起電圧の位相
の進みおよび遅れを判別する位相差判別回路と、この位
相差判別回路の出力信号を指示する指示器とを具備して
いるものである。
【0027】そして、この構成では、両検出コイルにモ
ータ電源周波数に同期した基本波電圧が誘起され、検出
コイルを含むモータ回転方向検知装置にはモータ電源が
印加されないので、高電圧モータにも容易に適用可能と
する。また、モータの固定子巻線と両検出コイルとの間
の高周波インピーダンスが高いため、モータ電源に混入
した高周波は検出コイルに誘起されるものの誘起電圧は
激減され、従ってインバータノイズの影響を受け難い。
【0028】請求項2記載のモータ回転方向検知装置
は、請求項1記載のモータ回転方向検知装置において、
対の検出コイルは、これら検出コイルに誘起されるモー
タの電源周波数に同期した電圧の位相がπ/4から3π
/4の範囲で異なるように配置したものである。
【0029】そして、この構成では、モータの回転方向
に応じた対の検出コイルの誘起電圧の位相の進みおよび
遅れからモータの回転方向を確実に検知できる。
【0030】請求項3記載のモータ回転方向検知装置
は、請求項1または2記載のモータ回転方向検知装置に
おいて、各検出コイルは、固定子鉄心の複数の鉄心歯部
に亘って巻回したものである。
【0031】そして、この構成では、両検出コイルに誘
起されるモータの電源周波数に同期した基本波電圧と回
転子溝の影響による高調波電圧とに関して、基本波電圧
に対する高調波電圧の割合が低くなって高調波電圧が無
視し得る値となり、位相差判別回路が高調波電圧の影響
を殆ど受けず判別動作が確実になる。また、両検出コイ
ルに誘起される電圧が両検出コイルを固定子鉄心の1歯
部に巻回した場合に比べて数倍となり、検出コイルの巻
回数が少なくすんで、検出コイルの固定子溝への装着作
業が容易になる。
【0032】請求項4記載のモータ回転方向検知装置
は、請求項1ないし3いずれか記載のモータ回転方向検
知装置において、対の検出コイルの一端を互いに接続し
て共通点とし、これら対の検出コイルの他端に抵抗とコ
ンデンサおよびインダクタのいずれか一方とを有する直
列回路の両端をそれぞれ接続し、その直列回路の抵抗と
コンデンサおよびインダクタのいずれか一方との接続点
と前記共通点との間に定電圧ダイオードを直列に介して
指示器としてアナログ電圧計を接続し、位相差判別回路
を前記抵抗と前記コンデンサおよびインダクタのいずれ
か一方と前記定電圧ダイオードとにて構成したものであ
る。
【0033】そして、この構成では、位相差判別回路が
3個の電気部品のみで簡単かつ廉価に構成でき、しか
も、モータの電源電圧および電源周波数の変化に対して
位相差判別回路の抵抗とコンデンサおよびインダクタの
いずれか一方との値を変えなくても、モータの回転方向
を確実に検知可能とする。
【0034】請求項5記載のモータ回転方向検知装置
は、請求項1ないし3いずれか記載のモータ回転方向検
知装置において、位相差判別回路としてデジタル方式の
位相比較器を備え、この位相比較器の一方の出力端にモ
ータの正回転を指示する指示器として発光ダイオードを
接続し、他方の出力端にモータの逆回転を指示する指示
器として発光ダイオードを接続したものである。
【0035】そして、この構成では、電源の相順を入れ
換えなくてもモータの逆回転が発光ダイオードで明確に
指示し、モータの電源電圧および電源周波数のより大き
な変化に対してもモータの回転方向を確実に検知可能と
する。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1ないし図6を参照して説明する。
【0037】図1および図2は、本発明を、前記図8お
よび図9に示す従来例のように、軸受摩耗検出装置と回
転方向検知装置とを備え、両者の検出電圧をアナログ電
圧計に指示するキャンドモータ運転監視装置に適用した
一実施の形態を示す。
【0038】先ず、軸受摩耗検出装置については、前記
図8および図9に示す従来例と同様に、モータとしての
2極のキャンドモータ21の固定子鉄心22の1つの鉄心歯
部23の軸方向全長に亘って巻回された2個の検出コイル
24,25が固定子鉄心22の対称位置に埋設され、この2個
の検出コイル24,25は各検出コイル24,25に誘起される
基本波成分および回転子26の回転子溝27に起因する溝高
調波成分が互いに打ち消されるように直列に接続されて
第1の検出部28が構成されている。
【0039】そして、この第1の検出部28の出力端は合
成回路29の有する一方のダイオード30を介在して指示器
31としてのアナログ電圧計32が並列に接続されている。
【0040】次に、回転方向検知装置の構成について説
明する。
【0041】2極のキャンドモータ21の固定子鉄心22の
鉄心歯部23の軸方向全長に亘り、かつ複数の鉄心歯部23
間に亘って巻回された同巻数の2個の検出コイル33,34
が、本実施の形態においては5つの鉄心歯部23間に亘っ
て巻回された同巻数の2個の検出コイル33,34が機械角
でπ/2異なる位置、つまりキャンドモータ21の回転方
向に90°異なる位置に配置されて埋設され、これら2
個の検出コイル33,34は各検出コイル33,34に誘起され
る基本波成分の位相が互いにπ/2異なるようにその一
端が共通点35として互いに接続されて第2の検出部36が
構成されている。
【0042】両検出コイル33,34の他端は抵抗Rとコン
デンサCとの直列回路の両端にそれぞれ接続され、この
直列回路の抵抗RとコンデンサCとの接続点37が定電圧
ダイオード38と合成回路29の他方のダイオード39を介在
して指示器31としてのアナログ電圧計32に接続されてお
り、抵抗RとコンデンサCとの直列回路および定電圧ダ
イオード38にて位相差判別回路40が構成されている。
【0043】位相差判別回路40の抵抗RとコンデンサC
とは、キャンドモータ21に印加される電源周波数fに対
して、R≒1/(2πfC)となる関係に設定されてい
る。
【0044】そして、軸受摩耗検出装置に関しては、軸
受の半径方向摩耗が許容値に達したときに検出コイル2
4,25の誘起電圧によるアナログ電圧計32の指示値が略
最大値を示すように検出コイル24,25の巻数が予め設定
されている。回転方向検知装置に関しては、キャンドモ
ータ21が正回転のときに一方の検出コイル33に誘起され
る基本波成分が他方の検出コイル34に誘起される基本波
成分より位相がπ/2進むように両検出コイル33,34の
配置と両検出コイル33,34の接続方向が設定され、かつ
キャンドモータ21が正回転のときに位相差判別回路40の
検出電圧が略ゼロとなり、逆回転のときに位相差判別回
路40の検出電圧がキャンドモータ21の正常運転範囲にお
ける第1の検出部28の出力電圧より大きくなるように両
検出コイル33,34の巻数と定電圧ダイオード38のツェナ
ー電圧とが設定されている。
【0045】なお、41は固定子鉄心22に形成された固定
子溝、42は固定子溝41に巻回装着された固定子巻線であ
る。
【0046】次に、このように構成した実施の形態の作
用について説明する。
【0047】軸受摩耗検出装置については、従来例の場
合と同様にして、両検出コイル24,25の誘起電圧のうち
基本波電圧は互いに相殺され、軸受の半径方向摩耗に連
れて生じる高調波電圧の差が検出電圧として現れ、この
検出電圧が合成回路29の一方のダイオード30を通じてア
ナログ電圧計32に入力されてアナログ電圧計32で指示さ
れる。
【0048】回転方向検知装置については、第2の検出
部36としての両検出コイル33,34には、キャンドモータ
21に印加される電源周波数に同期した基本波成分に回転
子溝27に起因する溝高調波成分が重畳した電圧が誘起さ
れるが、両検出コイル33,34は5つの鉄心歯部23間に亘
って巻回されているので1つの鉄心歯部23に巻回される
場合に比べて高調波成分は極めて低く、実用上無視し得
る値である。
【0049】すなわち、図3および図4は、検出コイル
33または検出コイル34をそれぞれ固定子鉄心22の1つの
鉄心歯部23および5つの鉄心歯部23間に亘って巻回した
場合において、60Hzの商用電源でキャンドモータ21
を運転したときの誘起電圧の波形を示す。図3のように
検出コイル33または検出コイル34を固定子鉄心22の1つ
の鉄心歯部23に巻回した場合は溝高調波電圧の波高値が
基本波電圧の約20%であるが、図4のように検出コイ
ル33または検出コイル34を固定子鉄心22の5つの鉄心歯
部23に巻回した場合は溝高調波電圧の波高値が基本波電
圧の数%と大幅に低減している。
【0050】そして、両検出コイル33,34に誘起される
基本波成分は位相が互いにπ/2ずれており、キャンド
モータ21が逆回転つまり図2において回転子26が時計回
り方向に回転する右回転のときは検出コイル33の誘起電
圧V1が検出コイル34の誘起電圧V2よりπ/2遅れるの
で、図5のベクトル図に示すように、両検出コイル33,
34の両端間の電圧はV3=√2・V1=√2・V2となり、
位相差判別回路40の抵抗RとコンデンサCとの接続点37
と、共通点35との間の電圧V4もV4≒V3となる。な
お、VCはコンデンサCの電圧、VRは抵抗Rの電圧であ
る。
【0051】一方、キャンドモータ21が正回転つまり図
2において回転子26が反時計回り方向に回転する左回転
のときは検出コイル33の誘起電圧V1の位相が検出コイ
ル34の誘起電圧V2よりπ/2進むので、図6のベクト
ル図に示すように、両検出コイル33,34の両端間の電圧
はV3=√2・V1=√2・V2であるが、位相差判別回路4
0の抵抗RとコンデンサCとの接続点37と、共通点35と
の間の電圧はV4≒0となる。
【0052】そのため、第1の検出部28の検出電圧がゼ
ロである場合定電圧ダイオード38による電圧降下をVd
とすると、キャンドモータ21が逆回転のときはV4−Vd
の検出電圧が合成回路29の他方のダイオード39を通じて
アナログ電圧計32に入力されてアナログ電圧計32で指示
され、正回転のときは検出電圧はゼロでアナログ電圧計
32の指示値もゼロである。
【0053】さて、このようにして検出された第1の検
出部28の検出電圧と位相差判別回路40の検出電圧とが合
成回路29に入力されると、合成回路29の両ダイオード3
0,39の作用により、その大きな方が出力されてアナロ
グ電圧計32に指示される。
【0054】すなわち、キャンドモータ21の逆回転時に
おける位相差判別回路40の検出信号が正回転時より大き
く、かつ軸受の半径方向摩耗が許容値に達したときの第
1の検出部28の検出信号より大きくなるように設定した
ので、キャンドモータ21を実運転してアナログ電圧計32
が正常値を示しておればキャンドモータ21が正常運転で
かつ正回転であり、アナログ電圧計32が異常値を示して
おればキャンドモータ21は異常運転または逆回転である
から、キャンドモータ21に印加される電源の相順を逆に
して再び運転し、アナログ電圧計32が正常値を示せばキ
ャンドモータ21は正常運転かつ正回転であり、異常値を
示せば回転方向については判別できないが異常運転であ
ることが判別できる。
【0055】この場合は、異常運転に対する処置を施し
てから再び回転方向を検知すればよい。
【0056】なお、キャンドモータ21に印加される電源
電圧が変動すると検出コイル33,34の誘起電圧も変化す
るので、正回転時における位相差判別回路40の抵抗Rと
コンデンサCとの接続点37と、共通点35との間の電圧V
4が略ゼロから僅か増大するが、V4≦Vdである限り定
電圧ダイオード38の作用により位相差判別回路40の検出
電圧はゼロになる。
【0057】同様に、キャンドモータ21に印加される電
源周波数の違いによる位相差判別回路40の抵抗Rとコン
デンサCとの接続点37と、共通点35との間の電圧変化も
定電圧ダイオード38で吸収でき、50Hz運転でも60Hz
運転でも正回転時の位相差判別回路40の検出電圧をゼロ
にすることができる。
【0058】従って、検出コイル33,34の出力電圧を高
く設定し、かつ定電圧ダイオード38のツェナー電圧を高
く設定することにより、位相差判別回路40の抵抗Rとコ
ンデンサCの値を換えずとも広い範囲の電源電圧および
電源周波数の変化に対しても回転方向を検知することが
できる。
【0059】また、検出コイル33,34は、従来例の検相
回路9のようにキャンドモータ1の電源電圧そのものが
印加されるものではなく、固定子巻線42と固定子鉄心22
および検出コイル33,34とで一種のトランスを形成する
ものであるため、キャンドモータ21の電源が高電圧であ
っても固定子巻線42と検出コイル33,34間の絶縁を強化
さえすれば何ら支障は生じない。
【0060】加えて、固定子巻線42と固定子鉄心22およ
び検出コイル33,34から形成される一種のトランスは高
周波に対するインピーダンスが高いため、キャンドモー
タ21に印加される電源が矩形波のインバータ電源であっ
ても検出コイル33,34には正弦波に近い電圧が誘起さ
れ、回転方向検知に支障は生じず、位相差判別回路40の
抵抗RとコンデンサCの値を換えずともキャンドモータ
21にインバータ電源を印加してその周波数を60Hzから
50Hzおよび40Hzまで変化させたが回転方向検知装置
は正常に機能した。
【0061】従って、従来例の場合のように、インバー
タノイズなどの高周波によって回転方向検知装置が誤動
作する問題は生じず、他の機械を駆動するインバータの
影響は勿論のこと、キャンドモータ21自体をインバータ
駆動しても回転方向検知機能が損なわれることはない。
【0062】なお、前記実施の形態においては、両検出
コイル33,34の誘起電圧の位相差をπ/2に設定した
が、π/4から3π/4の間であれば、検出コイル33,
34の誘起電圧をより高く設定し、定電圧ダイオード38の
ツェナー電圧をより高く設定することにより略同様の機
能が得られるが、位相差はπ/2に近い方が検出コイル
33,34の出力電圧が低くてすむので検出コイル33,34の
巻回数が少なくてすみ、製作が容易で経済的である。
【0063】なお、両検出コイル33,34に誘起される基
本波電圧の位相をπ/2異ならせるには、両検出コイル
33,34を2極のキャンドモータ21においては機械角でπ
/2(90°)、4極のキャンドモータ21においてはπ
/4(45°)または3π/4(135°)、6極のキ
ャンドモータ21においてはπ/6(30°)、3π/6
(90°)または5π/6(150°)異なるように配
置すればよい。
【0064】また、前記実施の形態の位相差判別回路40
は抵抗RとコンデンサCの直列回路と定電圧ダイオード
38との僅か3個の電気部品からなるので極めて構成が簡
単で廉価に提供できる。
【0065】なお、キャンドモータ21に印加される電源
電圧の変動が少なく周波数も一定の場合には、抵抗Rと
コンデンサCとの接続点37と、共通点35との間の電圧V
4が殆ど変動しないので、定電圧ダイオード38を省くこ
とができる。
【0066】また、前記実施の形態のように両検出コイ
ル33,34を固定子鉄心22の5つの鉄心歯部23間に亘って
巻回するほか、1つの鉄心歯部23に巻回してもよいが、
この場合は検出コイル33,34の一巻き当りの誘起電圧が
小さくなるのでアナログ電圧計32を駆動するのに必要な
検出電圧を得るために検出コイル33,34の巻き数を増大
しなければならず、その分、固定子溝41に装着される固
定子巻線42と検出コイル33,34との固定子溝41の占積率
が高くなって検出コイル33,34の固定子溝41への装着作
業が難しくなり、加えて検出コイル33,34に誘起される
回転子溝27に起因する溝高調波電圧の比率が高くなって
回転方向検知が軸受の半径方向摩耗の影響を受けるため
に定電圧ダイオード38が必須となるなどの制限を受ける
ので、検出コイル33,34は複数の鉄心歯部23に亘って巻
回する方がよく、それもキャンドモータ21の固定子の極
ピッチに近いほど好ましい。
【0067】また、前記実施の形態においては、両検出
コイル33,34を鉄心歯部23の軸方向全長に亘って巻回し
たが、鉄心歯部23の軸方向途中に切欠け部を形成して検
出コイル33,34を鉄心歯部23の軸方向端面から切欠け部
間に亘って巻回しても検出コイル33,34の誘起電圧は小
さくなるが同様の効果を奏する。
【0068】さらにまた、位相差判別回路40の直列回路
は抵抗RとコンデンサCとの組合せのほか、抵抗Rと図
示しないインダクタとの組合せで構成しても同様の作用
効果を得ることができる。
【0069】また、回転方向をアナログ指示ではなくデ
ジタル指示させる場合にはデジタル方式の位相比較器に
よる位相差判別回路を用いればよい。
【0070】図7は、位相差判別回路40としてデジタル
方式の位相比較器43を用いた回転方向検知装置を示し、
両検出コイル33,34にそれぞれ並列にダイオード44,45
を接続してデジタル方式の位相比較器43の入力端に接続
し、位相比較器43の両出力端にそれぞれ抵抗46,47を介
在して駆動用トランジスタ48,49のベースを接続し、各
駆動用トランジスタ48,49のエミッタに指示器50として
の発光ダイオード51,52および抵抗53,54を接続する。
そして、一方の検出コイル33の誘起電圧の位相が他方の
検出コイル34の誘起電圧に対して遅れているときは逆回
転を示す発光ダイオード52を点灯し、進んでいるときは
正回転を示す発光ダイオード51を点灯するように構成す
る。
【0071】この実施の形態においては、軸受摩耗を検
出する第1の検出部28の指示器31に対して回転方向を検
知する第2の検出部36の指示器50が別個に設けられてい
るので、前記実施の形態のようにキャンドモータ21の逆
回転か軸受の異常摩耗かを判別するためにキャンドモー
タ電源の相順を入れ換える作業を要せずにキャンドモー
タ21の逆回転が検知でき、また、前記実施の形態と同様
にキャンドモータ21の電源が高電圧であっても支障を生
じず、インバータノイズの影響も殆ど受けず、加えてデ
ジタル方式の位相比較器43へ入力される各検出コイル3
3,34の誘起電圧が所定値以上であれば、前記実施の形
態よりもさらに広い範囲のキャンドモータ21の電源電圧
の変化および電源周波数の変化に対しても回転方向を確
実に検知することができる。
【0072】なお、前記実施の形態では、キャンドモー
タ21に適用したが、キャンドモータ21に限らず、三相交
流電動機に適用しても同様の作用効果が得られる。
【0073】
【発明の効果】請求項1記載のモータ回転方向検知装置
によれば、対の検出コイルをモータの電源周波数に同期
して誘起される電圧の位相が異なる配置でモータの固定
子鉄心の鉄心歯部に巻回し、位相差判別回路でモータの
回転方向に応じた対の検出コイルの誘起電圧の位相の進
みおよび遅れを判別してモータの回転方向を検知するの
で、モータ電源の電圧や周波数の影響およびインバータ
ノイズの影響を受け難く、モータの回転方向を確実に検
知できる。
【0074】請求項2記載のモータ回転方向検知装置に
よれば、請求項1記載のモータ回転方向検知装置の効果
に加えて、対の検出コイルを、これら検出コイルに誘起
されるモータの電源周波数に同期した電圧の位相がπ/
4から3π/4の範囲で異なるように配置したので、モ
ータの回転方向に応じた対の検出コイルの誘起電圧の位
相の進みおよび遅れからモータの回転方向を確実に検知
できる。
【0075】請求項3記載のモータ回転方向検知装置に
よれば、請求項1または2記載のモータ回転方向検知装
置の効果に加えて、各検出コイルを、固定子鉄心の複数
の鉄心歯部に亘って巻回したので、両検出コイルに誘起
されるモータの電源周波数に同期した基本波電圧と回転
子溝の影響による高調波電圧とに関して、基本波電圧に
対する高調波電圧の割合が低くなって高調波電圧が無視
し得る値となり、位相差判別回路が高調波電圧の影響を
殆ど受けず判別動作を確実にでき、さらに、両検出コイ
ルに誘起される電圧が両検出コイルを固定子鉄心の1歯
部に巻回した場合に比べて数倍となり、検出コイルの巻
回数が少なくすんで、固定子溝への検出コイルの装着作
業を容易にできる。
【0076】請求項4記載のモータ回転方向検知装置に
よれば、請求項1ないし3いずれか記載のモータ回転方
向検知装置の効果に加えて、位相差判別回路を抵抗とコ
ンデンサおよびインダクタのいずれか一方と定電圧ダイ
オードとの3個の電気部品のみで簡単かつ廉価に構成で
き、しかも、モータの電源電圧および電源周波数の変化
に対して位相差判別回路の抵抗とコンデンサおよびイン
ダクタのいずれか一方との値を変えなくても、モータの
回転方向を確実に検知できる。
【0077】請求項5記載のモータ回転方向検知装置に
よれば、請求項1ないし3いずれか記載のモータ回転方
向検知装置の効果に加えて、位相差判別回路としてデジ
タル方式の位相比較器を備え、この位相比較器の一方の
出力端にモータの正回転を指示する指示器として発光ダ
イオードを接続し、他方の出力端にモータの逆回転を指
示する指示器として発光ダイオードを接続したので、電
源の相順を入れ換えなくてもモータの逆回転が発光ダイ
オードによって明確に確認でき、モータの電源電圧およ
び電源周波数のより大きな変化に対してもモータの回転
方向を確実に検知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すキャンドモータ回
転方向検知装置の回路図である。
【図2】同上キャンドモータの断面図である。
【図3】同上検出コイルを固定子鉄心の1つの鉄心歯部
に巻回した場合の波形図である。
【図4】同上検出コイルを固定子鉄心の5つの鉄心歯部
に亘って巻回した場合の波形図である。
【図5】同上キャンドモータの逆転時のベクトル図であ
る。
【図6】同上キャンドモータの正転時のベクトル図であ
る。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すキャンドモータ
回転方向検知装置の回路図である。
【図8】従来のキャンドモータの断面図である。
【図9】従来のキャンドモータ回転方向検知装置の回路
図である。
【符号の説明】
21 モータとしてのキャンドモータ 22 固定子鉄心 23 鉄心歯部 31 指示器 32 アナログ電圧計 33,34 検出コイル 38 定電圧ダイオード 40 位相差判別回路 43 位相比較器 50 指示器 51,52 発光ダイオード C コンデンサ R 抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの電源周波数に同期して誘起され
    る電圧の位相が異なる配置でモータの固定子鉄心の鉄心
    歯部に巻回された対の検出コイルと、 前記モータの回転方向に応じた前記対の検出コイルの誘
    起電圧の位相の進みおよび遅れを判別する位相差判別回
    路と、 この位相差判別回路の出力信号を指示する指示器とを具
    備していることを特徴とするモータ回転方向検知装置。
  2. 【請求項2】 対の検出コイルは、これら検出コイルに
    誘起されるモータの電源周波数に同期した電圧の位相が
    π/4から3π/4の範囲で異なるように配置したこと
    を特徴とする請求項1記載のモータ回転方向検知装置。
  3. 【請求項3】 各検出コイルは、固定子鉄心の複数の鉄
    心歯部に亘って巻回したことを特徴とする請求項1また
    は2記載のモータ回転方向検知装置。
  4. 【請求項4】 対の検出コイルの一端を互いに接続して
    共通点とし、これら対の検出コイルの他端に抵抗とコン
    デンサおよびインダクタのいずれか一方とを有する直列
    回路の両端をそれぞれ接続し、その直列回路の抵抗とコ
    ンデンサおよびインダクタのいずれか一方との接続点と
    前記共通点との間に定電圧ダイオードを直列に介して指
    示器としてアナログ電圧計を接続し、 位相差判別回路を前記抵抗と前記コンデンサおよびイン
    ダクタのいずれか一方と前記定電圧ダイオードとにて構
    成したことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載
    のモータ回転方向検知装置。
  5. 【請求項5】 位相差判別回路としてデジタル方式の位
    相比較器を備え、この位相比較器の一方の出力端にモー
    タの正回転を指示する指示器として発光ダイオードを接
    続し、他方の出力端にモータの逆回転を指示する指示器
    として発光ダイオードを接続したことを特徴とする請求
    項1ないし3いずれか記載のモータ回転方向検知装置。
JP2002011652A 2002-01-21 2002-01-21 モータ回転方向検知装置 Pending JP2003219610A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20130164160A1 (en) * 2010-07-12 2013-06-27 Tohoku University Magnetic pump

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20130164160A1 (en) * 2010-07-12 2013-06-27 Tohoku University Magnetic pump

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