JP2004129325A - モータの回転方向検出装置 - Google Patents

モータの回転方向検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータの回転方向検出装置の故障によってモータを停止させないようなモータの回転方向検出装置を提供する。
【解決手段】円筒状の固定子鉄心の内周に円周方向に沿って複数の歯部および固定子溝が交互に設けられた固定子と前記固定子の内側に配設された回転子とを有するモータの回転方向検出装置において、前記歯部にそれぞれ巻付けられ、かつ前記回転子の中心を起点として電気角で180度または0度以外の位置関係にある2つの検出コイルと、前記2つの検出コイルの出力である誘起電圧の極性をそれぞれ検出する2つの極性検出手段と、前記2つの極性検出手段の一方の検出結果の極性が変化した時の他方の検出結果の極性を判別する位相検出手段によって達成される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータ、特に密閉されたモータであるキャンドモータの回転方向検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
化学プラントなどに使用されるポンプの中には、扱う液体の毒性が強く、液体が漏れないよう完全に密封されたポンプでなければならない場合がある。しかし、ポンプのモータが逆転した場合などプラントにとって重大な問題となるが、ポンプに使用されるモータも完全に密封された状態のため、モータの回転方向が確認しにくい問題がある。このようなモータはキャンドモータで呼ばれ、従来よりモータの回転方向を検出する方法として、いろいろな方法が提案されている。例えば特許文献1や特許文献2には図9に示すように、モータ電源の相順を直接検出することによって、モータの回転方向を検出する方法が提案されている。図9において、相順検出回路(図9で破線Zで囲まれた部分)の抵抗R1,R2,Cの値をある比率で設定すると、変圧器の1次側には正相順(R、S,Tの順)の場合は零電圧が、逆相順(T,S、Rの順)の場合はRS電圧と同電圧、同周波数の電圧が印可される。よって正相順の場合は電圧計は動作せず、逆相順のときは電圧計が動作してモータが正回転か逆回転かを判断する。
【0003】
【特許文献1】
特公昭59−31290号公報(第4頁、第3図)
【0004】
【特許文献2】
特開2000−224811号公報(第4頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで問題となるのは、検出装置の一部である相順検出回路がモータ電源に直接接続されているので、この部分で相短絡や地絡事故が発生すると検出装置の事故にも拘わらず、メインのモータが停止してしまう不具合があった。
【0006】
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本発明の目的は、モータの回転方向検出装置の故障によってモータを停止させないようなモータの回転方向検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、円筒状の固定子鉄心の内周に円周方向に沿って複数の歯部および固定子溝が交互に設けられた固定子と前記固定子の内側に配設された回転子とを有するモータの回転方向検出装置に関するものであり、本発明の上記目的は、前記歯部にそれぞれ巻付けられ、かつ前記回転子の中心を起点として電気角で180度または0度以外の位置関係にある2つの検出コイルと、前記2つのコイルの出力である誘起電圧の極性をそれぞれ検出する2つの極性検出手段と、前記2つの極性検出手段の一方の検出結果の極性が変化した時の他方の検出結果の極性を判別する位相検出手段とによって達成される。
【0008】
また、前記極性検出手段が絶縁機能を有する絶縁型極性検出手段によって、
或いは前記絶縁型極性検出手段がフォトカプラーによって、或いは前記位相検出手段がクロック付きフリップフロップ回路によって、或いは前記極性検出手段の入力側にローパスフィルタによって、或いは前記固定子鉄心の同一歯部の長手方向の両端に設置された2つの検出コイルを1組とし、前記回転子の中心を起点として電気角で180度または0度以外の位置に2組設置し、前記検出コイルの出力が、前記1組を構成する2つの検出コイルの出力の差であることによって、より効果的に達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例について詳細に説明する。
【0010】
まず、キャンドモータの構造と動作の概略を図1を用いて簡単に説明する。
【0011】
図1において、キャンドモータ101はポンプ部102とモータ部103を有し、ポンプ部102とモータ部103とはアダプタ104によりそれぞれ相互に互換性を持たせて接続されている。ポンプ部102はインペラ105が設けられたポンプ室106内に連通する吸込管部107と吐出管部108を有し、インペラ105はモータ部103の回転子軸109の延長端子に取り付けられている。一方、モータ部103は固定子110と回転子111を有し、回転子111の回転軸109は前部側の軸受112と後部側の軸受113とにより支承されている。また、回転子111の両端部には前部回転室114と後部回転室115が形成されている。そして、後部回転室115内には、図示しない外部導管によりポンプ部102の吐出管部108から取扱液の一部が導入され、この取扱液により軸受113の潤滑並びにモータ部103の冷却が行われる。また、アダプタ104には、前部回転室114とポンプ部102の低圧側とを連通する通液路が設けられ、この通液路が前部回転室114に連通することにより、取扱液が軸受112の潤滑並びにモータ部103の冷却が行われる。また、キャンドモータ101のモータ部103の端部外周面には、監視装置116が立設状態で設置されている。この監視装置116には、後述する検出コイルの出力を処理するモータの回転方向検出装置の一部が内蔵されている。
【0012】
このような構造をもつキャンドモータ101は、前述したように取扱液が漏れないように密封されているため回転子111の回転方向が外部から視認できないようになっている。
【0013】
ところで、回転子111が回転すると回転子111の周辺に磁束が発生し、さらに、その磁束は回転に応じて変化する。そこで、回転子111の周辺に検出コイルを設置しておくと、ファラデーの法則により検出コイルに鎖交する磁束が時間的に変化すると検出コイルに電圧が誘起し、その電圧は磁束の変化に応じて変化する。また、前記誘起電圧の位相は設置された検出コイルの設置位置によっても異なる。
【0014】
本発明はこの現象を利用して回転子111の回転方向を検出しようとするものである。つまり、少なくとも2個の検出コイルを異なった位置に設置して、その誘起電圧の位相差を比較すれば、回転子111の回転方向を検出できる。
【0015】
最初に、検出コイルの設置の手法について、図2および図3を用いて説明する。図2は本発明で使用する検出コイルCの設置の状態を示す図で、モータの固定子1の歯部1aの一部に切欠溝1bを形成し、この切欠溝1bに検出コイルCを設置(巻回)する。検出コイルCの出力としては、上述した現象により誘起電圧Vが出力される。なお、図2では検出コイルCを歯部1aが1ヵ所の場合について図示しているが、誘起電圧Vを大きくとるため、複数の歯部に跨るように検出コイルCを設置しても良い。また、切欠溝を設けて検出コイルCを設置する方式の他に切欠溝を設けずに固定子全長に亘って巻回されているように検出コイルを設置しても良い。
【0016】
以下、実施例は説明を簡単に分かりやすくするため、モータが2極機である場合について説明する。図3は2個の検出コイルの設置の位置関係を示す図である。固定子1の位置Aに設置する検出コイルを基準にして、回転子50の中心を起点として位置Aに対して、位置Bは45度、位置Cは90度、位置Dは135度、位置Eは180度の位置関係である。
【0017】
図4は、例えば回転子が時計回り(この実施例ではこの回転方向を正回転とする。)した場合の位置Aの検出コイルCaの出力信号Vaとその極性信号Sa(正の出力信号は「1」、負の出力信号は「0」で示す)、位置Bの検出コイルCbの出力信号Vbとその極性信号Sb、位置Cの検出コイルCcの出力信号Vcとその極性信号Sc、位置Dの検出コイルCdの出力信号Vdとその極性信号Sd、位置Eの検出コイルCeの出力信号Veとその極性信号Seを示した図である。図4から判明することは、位置Aの検出コイルCaの極性信号Saが「0」から「1」に変化した時(図4のP点)、位置B、C,Dの極性信号は全て「0」である。つまり、正回転の場合は、極性信号Saに対して、極性信号Sb,Sc,Sdは遅れ位相の関係にある。そして、逆回転の場合は、進み位相の関係になるので位置Aの検出コイルCaの極性信号Saが「0」から「1」に変化したとき、位置B、C,Dの極性信号は全て「1」である。参考のため、図4に逆回転の場合の位置Cの出力信号Vcと極性信号|Sc|を示しておく。この関係を利用して回転方向を判別できる。
【0018】
しかし、位置Eの極性信号Seは位置Aの極性信号Saと180度位相の異なる波形となるが、逆回転となっても位相差が180度となり、正回転でも逆回転でも相順の違いを判別できないことから使用できない。また、当然のことであるが、2個の検出コイルが2つとも位置Aにあれば、2つのコイルに位相差がないので、正回転でも逆回転でも相順の違いを判別できないことから使用できない。よって、2つのコイルの位置関係が0度または180度の場合は判別に使用できないことが理解できる。また、検出可能なコイルの設置位置は回転子の円筒形の同一底面同士である必要はなく、反対底面に存在するコイル同士でも良い。例えば、図3の位置Aと位置Fのコイル同士でも回転方向は検出可能である。なお、0度または180度以外の位置関係なら回転方向を判別できるが、コイルの出力信号が微弱である場合やノイズなどによる誤検出の問題を考えると、90度が判別に最も良い位置関係なので、以下の実施例の説明では90度の位置関係にあるとして説明する。
【0019】
図5は、モータの回転検出装置の第1実施例を示す図である。検出コイルCaと検出コイルCcの出力信号Va,Vcを極性検出手段であるフォトカプラー(以下、PCと記す)3a,3cに入力する。ここで、絶縁機能のあるフォトカプラーを使用した理由は、絶縁機能の無いオペアンプなどを使用して極性判別も可能であるが、絶縁機能がない場合、2つの検出コイルの出力端子の一端同士が電気的に接続されることになる。しかし、これらの検出コイルは回転方向の検出だけでなく、軸受の摩耗の度合いを検出するために兼用される場合がある。その場合、検出コイルの出力端子の一端が前もって電気的に接続されていると軸受の摩耗を検出する回路の回路構成の自由度が奪われ好ましくないので、フォトカプラーのように絶縁型極性検出手段が望ましい。検出コイルCa、Ccの出力信号Va,Vcを入力されたPC3a,3cの出力信号は、図4の極性信号Sa,Scとして出力される。次に、PC3a,3cの信号は位相検出手段であるクロック付きフリップフロップ(以下、FFと記す)4に入力される。このFF4の動作は入力データDの「1」、「0」の判別をクロックCLが「0」から「1」に変化する時に実行して、出力Qに判別結果を出力する。具体的には、FF4の出力Qは、クロックCLが「0」から「1」に変化した時、入力Dが「0」なら出力Qに「0」が出力され、入力Dが「1」なら出力Qに「1」が出力される。LED5は判別結果を表示する表示灯で、Qが「0」ならトランジスタTrがオフしてLEDは消灯(正回転)し、Qが「1」ならトランジスタTrがオンして点灯(逆回転)する。この構成で重要なことは、モータの回転検出装置が従来のモータの回転検出装置と異なり、モータ電源に直接接続されていないことである。
【0020】
このような構成のモータの回転検出装置の動作について説明する。
【0021】
まず、モータが正回転の場合、検出コイルCaとCcの出力信号がPC3a,3cに入力されると、PC3a,3cの出力である極性信号は図4のSa,Scの様になる。そして、極性信号SaがFF4のクロックCLに入力されるので、Saが「0」から「1」に変化した時、入力D、即ちScの極性を判別する。この正回転の場合はScは「0」であるからFF4の出力Qは「0」となり、トランジスタTrがオフし、LED5は消灯して正回転であることを表示する。
【0022】
次に、モータが逆回転の場合、極性信号は図4のSaと|Sc|の関係にあるので、PC3a,3cの出力信号であるSaと|Sc|は、FF4のクロック入力CLとデータ入力Dに入力される。よって、Saが「0」から「1」に変化した時、データ入力は「1」であるからトランジスタTrはオンしてLED5は点灯し、逆回転であることを表示する。
【0023】
よって本実施例を用いれば、従来のモータの回転検出装置と異なり、検出装置の故障でモータを停止することもなく、モータの回転方向を検出できる効果がある。また、本実施例のモータの回転検出装置は、モータ電源に接続されないので電子回路レベルの低圧部品で構成でき、装置の小型化にも効果がある。
【0024】
次に第2実施例について図6を用いて説明する。
【0025】
第2実施例ではローパスフィルタ(以下、LPFと記す)6a,6cがPC3a,3cの入力側に設置されているのが特徴である。この実施例では、LPFは抵抗RとコンデンサCで構成される。ここにLPFを設置する理由を図7を用いて説明する。検出コイルCa,Ccの出力信号Va,Vcは図3のような基本波だけのきれいな波形でなく、図7(A)のような高調波を含んでいるので極性判別で誤判断する可能性がある。また、モータ電源がPWM方式の電圧型インバータである場合、検出コイルCa,Ccの出力信号Va,Vcは図7(C)のような凸凹型波形になるので、この場合も極性判別手段が誤判断する可能性がある。そこで図7(A)の高調波を含んだ波形や図7(C)のPWM波形がLPFを通過すると図7(B)や(D)のような整形された波形になるので正しい極性判断ができる。第2実施例の構成および動作はLPFを追加した以外は第1実施例と全く同じである。
【0026】
よって第2実施例を用いれば、検出コイルに発生する高調波を含んだ波形に誤動作せず回転方向を正しく検出できる効果がある。
【0027】
次に、第3実施例について、図3と図8を用いて説明する。
【0028】
検出コイルは回転方向を検出するために独立して使用しても良いが、回転子の軸受の摩耗の度合いを検出するために兼用される場合がある。摩耗の度合いを検出するための検出コイルの設置方式は特開平11−148819で開示されている。それによれば、摩耗の度合いは、主に回転子の半径方向の摩耗の度合いと固定子長手方向の摩耗の度合いの2方向が検出される。それによると、半径方向の摩耗の度合いを検出するための複数の検出コイルの一部が図3の位置AとEに設置されている。位置Aと位置Eは固定子の円筒の中心に対して180度の位置関係にある。また長手方向の摩耗の度合いを検出するための複数の検出コイルの一部が図3の位置FとHに設置されている。位置Fと位置Hは固定子の円筒の中心に対して180度の位置関係にある。さらに、位置Aと位置Eを結ぶ直線と位置Fと位置Hを結ぶ直線は90度の位置関係で180度でも0度の位置関係にもない。これらの検出コイルの出力を利用して、例えば、検出コイルCaとCeの和信号(Va+Ve)と検出コイルCfとChの和信号(Vf+Vh)を図8に示すようにPC3aおよびPC3cに入力すれば、モータの回転方向検出装置の残りの回路構成は第1実施例と全く同じで、作用も同じなので、モータの回転方向を正しく検出できる。
【0029】
よって本実施例を用いれば、軸受の摩耗の度合いを検出するコイルと兼用する安価で経済的にモータの回転方向を検出できる効果がある。
【0030】
以上の説明ではモータが2極機の場合について説明したが、同じ原理を用いて4極以上の多極機のモータについても同じ効果を得られるのは言うまでもない。
【0031】
なお、モータは密閉されたキャンドモータでなく通常のモータにおいても本発明は適用可能で同じ効果が期待できる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のモータの回転方向検出装置によれば、モータの回転方向検出装置の故障によってモータ停止させる心配なくモータの回転方向を正しく検出でき、また、モータの回転方向検出装置の小型化が図れ、また、軸受摩耗の度合いを検出する装置と部品を兼用することによりモータの回転方向検出装置を安価に製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関するキャンドモータおよびポンプの概略構造を示す図である。
【図2】本発明の検出コイルを固定子の歯部に設置した状態を示す図である。
【図3】本発明の検出コイルの固定子の設置位置関係を示す図である。
【図4】本発明の固定子に設置された検出コイルの設置位置と検出電圧の関係を示す図である。
【図5】本発明の第1実施例の回路構成を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例の回路構成を示す図である。
【図7】本発明の第2実施例のローパスフィルタの通過前と後の検出波形を示す図である。
【図8】本発明の第3実施例の回路構成を示す図である。
【図9】従来のモータの回転方向検出装置を示す図である。
【符号の説明】
1a 歯部
1b 切欠溝
C  検出コイル
3a,3c  フォトカプラー
4  クロック付きフリップフロップ
5  LED
6a,6c  ローパスフィルタ
Tr トランジスタ
101 キャンドモータ
102 ポンプ部
103 モータ部
104 アダプタ
105  インペラ
106  ポンプ室
107  吸込管
108  吐出管
109  回転子軸
110  固定子
111  回転子
112  前部側の軸受
113  後部側の軸受
114  前部回転室
115  後部回転室
116  監視装置

Claims (6)

  1. 円筒状の固定子鉄心の内周に円周方向に沿って複数の歯部および固定子溝が交互に設けられた固定子と、前記固定子の内側に配設された回転子とを有するモータの回転方向検出装置において、
    前記歯部にそれぞれ巻付けられ、かつ前記回転子の中心を起点として電気角で180度または0度以外の位置関係にある2つの検出コイルと、
    前記2つの検出コイルの出力である誘起電圧の極性をそれぞれ検出する2つの極性検出手段と、
    前記2つの極性検出手段の一方の検出結果の極性が変化した時の他方の検出結果の極性を判別する位相検出手段と、
    を有することを特徴とするモータの回転方向検出装置。
  2. 前記極性検出手段が絶縁機能を有する絶縁型極性検出手段である請求項1に記載のモータの回転方向検出装置。
  3. 前記絶縁型極性検出手段がフォトカプラーである請求項2に記載のモータの回転方向検出装置。
  4. 前記位相検出手段がクロック付きフリップフロップ回路である請求項1に記載のモータの回転方向検出装置。
  5. 前記極性検出手段の入力側又は出力側にローパスフィルタを設置した請求項1に記載のモータの回転方向検出装置。
  6. 前記円筒状の固定子鉄心の一端に円筒の中心に対して180度の位置関係となる2つの検出コイルを1組として設置し、他端にも円筒の中心に対して180度の位置関係となる2つの検出コイルを1組として設置し、かつ前記一端に設置された2つの検出コイルの設置位置を結ぶ直線と前記他端に設置された2つの検出コイルの設置位置を結ぶ直線とが電気角で180度または0度以外の位置関係に設置し、前記検出コイルの出力が、前記1組を構成する2つの検出コイルの出力の和である請求項1に記載のモータの回転方向検出装置。
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