JPH07311065A - ガスメータ - Google Patents

ガスメータ

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JPH07311065A
JPH07311065A JP12810194A JP12810194A JPH07311065A JP H07311065 A JPH07311065 A JP H07311065A JP 12810194 A JP12810194 A JP 12810194A JP 12810194 A JP12810194 A JP 12810194A JP H07311065 A JPH07311065 A JP H07311065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
power
supply means
power supply
meter
Prior art date
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Pending
Application number
JP12810194A
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English (en)
Inventor
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Hideo Kato
秀男 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリの寿命を延長させると共にメータの
機能向上にも容易に対応することができるガスメータを
提供する。 【構成】 本体10の入口部12に流体(ガス)の流れ
に応じて交流電力を発生させるための発電部40が設け
られている。発電部40は、永久磁石41a、41bが
周部に固定され、これら永久磁石41a,41bと共に
流体の流れに応じて回転する回転体(ロータ)42と、
この電子回路42の回転により生じる交番磁束に応じて
発生した交流電力を検出するためのピックアップコイル
43とを備えている。発電部40によって発生した電力
は直流電力に変換された後、バッテリの補助電力として
電子回路(マイクロコンピュータ)へ供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通過するガスの流量を
計測する共にガス漏れやガスの異常な使用状態を検出し
てガスを遮断する機能を有するガスメータに係り、特に
電子回路に対する電源としてバッテリを有するガスメー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガスメータは、ガスセンサによ
って通過するガスを検出し、このガスセンサの検出信号
を基に電子回路(マイクロコンピュータ)において、ガ
ス流量を演算し、これを表示部に表示する共に、所定量
以上のガス流量が検出された場合や、所定期間以上ガス
流量が検出された場合などには、ガス遮断弁を駆動して
ガス流路を閉止させる安全機能を有している。
【0003】ところで、従来のガスメータでは、これら
電子回路などの構成要素に対しては、バッテリから常時
電力を供給するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バッテ
リから供給できる電力量は一定であり、その寿命に限界
がある。また、メータの機能を向上させたり測定精度を
向上させたりする場合には、それに応じてバッテリの容
量を大きくする必要があり、そのためガスメータ全体の
重量が重くなるという問題点があった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、バッテリの寿命を延長させることが
できると共にメータの機能向上にも容易に対応すること
ができるガスメータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入口部から流入したガスを出口部から流出させ、通過し
たガスをガスセンサにより検出する共にガスの異常な使
用状態を検出してガスの通過を遮断する機能を有するガ
スメータにおいて、前記ガスセンサの出力信号を受けて
ガス流量を演算する共にガスの異常な使用状態を検出す
るための電子回路と、この電子回路に対して第1の電力
を供給する第1の電力供給手段と、前記入口部から前記
出口部に到るガス流路の任意の位置に設けられると共
に、ガスの流れに応じて第2の電力を発生し、この電力
を前記電子回路に対して供給する第2の電力供給手段と
を備える構成としたものである。
【0007】このガスメータでは、電子回路(マイクロ
コンピュータ)に対し第1の電力供給手段(バッテリ)
により電力が供給されると共に、第2の電力供給手段に
よりガスの流れに応じた電力が補助電力として供給され
る。従って、第1の電力供給手段(バッテリ)の消費電
力が少なくなり、その寿命を長くすることができ、ある
いはその容量を少なくすることができると共にメータの
機能向上にも容易に対応することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のガ
スメータにおいて、第1の電力供給手段をバッテリと
し、かつ、前記第2の電力供給手段を、周部に磁界発生
用の磁石が固定されると共に前記入口部から前記ノズル
部に到るガス流路内に設けられ、ガスの流れに応じて回
転する回転体と、ガスの通過部を有すると共に前記回転
体を回転自在に支持する支持体と、ガス流路を構成する
管壁の外周部の前記回転体に固定された磁石に対向する
位置に設けられると共に前記回転体の回転による交番磁
束に応じて発生した交流電力を検出するピックアップコ
イルと、このピックアップコイルにより検出された交流
電力を直流電力に変換するための整流回路とを含むよう
構成したものである。
【0009】このガスメータにおいては、ガスの流れに
応じて回転体が回転すると同時にその周囲に配設された
磁石が回転し、発生した交番磁束に応じてピックアップ
コイルに交流電力が検出される。ピックアップコイルに
より検出された交流電力は整流回路によって整流される
と共に平滑化されて直流電力に変換された後、第2の電
力として電子回路に供給される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例に係るガスメータ
の断面構成を表すものである。本実施例のガスメータ
は、本体10の内部にコの字形状のガス管11を配設し
たもので、このガス管10の入口部12と出口部13と
の間には、異常時においてガス流路を遮断するためのガ
ス遮断弁14と、ガス流路を通過するガスの流量を検出
するためのガスセンサ15が順次配設されている。ま
た、本体10の内部には、ガスセンサ15の出力信号を
入力とし、ガス流量を演算する共にガス遮断弁14の動
作を制御するための電子回路としてのマイクロコンピュ
ータ51が配設されている。
【0012】さらに本実施例では、入口部12から出口
部13に到るガス流路の適所、例えば入口部12の近傍
に、ガスの流れに応じて交流電力を発生させるための発
電部40が設けられている。図2はこの発電部40のガ
スの流入方向から見た正面図である。発電部40は、磁
界発生手段としての永久磁石41a、41bが周部に固
定され、これら永久磁石41a,41bと共に流体の流
れに応じて回転する回転体(ロータ)42と、この回転
体42の回転による交番磁束に応じて発生した交流電力
を検出するためのピックアップコイル43とを備えてい
る。
【0013】回転体42は図3に拡大して示すように、
複数枚、例えば4枚の羽根が回転軸42aの軸線に対し
て斜めになるように固定された羽根車44と、この羽根
車44の周部を囲む円筒状の枠体45とにより構成され
ている。なお、図3においては枠体45は省略されてい
る。羽根車44は例えば樹脂により形成されている。枠
体45は樹脂や非磁性金属により構成され、その周部に
は回転軸42aを間にして互いに対向する位置に一対の
永久磁石41a、41bが固定されている。回転軸42
aはガス流路の管壁46に対して固定された軸受部材4
7a、47bにより回転可能に支持されている。軸受部
材47a、47bにはそれぞれ例えば図4あるいは図5
に示したように、回転軸42aの支持部および管壁46
との接触部を除き、ガスの流れを阻止しないように、複
数の扇形状の流体通過孔48が設けられている。
【0014】図6は本実施例のガスメータの回路部分の
構成を表すものである。この図に示すように、ガスメー
タは、前述のガスセンサ15の出力信号を入力とし、ガ
ス流量を演算する共にガス遮断弁14の動作を制御する
ためのマイクロコンピュータ51と、このマイクロコン
ピュータ51によって演算された流量を表示するための
表示部52と、マイクロコンピュータ51によって制御
され、所定量以上の流量を検出した場合や所定の流量を
所定時間以上検出した場合等にガス遮断弁14を駆動す
るための遮断弁駆動回路53とを備えている。
【0015】マイクロコンピュータ51には第1の電力
供給手段54から直流電力が常時供給されるようになっ
ている。この第1の電力供給手段54はバッテリ54a
により構成されている。マイクロコンピュータ51に供
給された直流電力は、さらにマイクロコンピュータ51
を通じて、ガスセンサ15、表示部52および遮断弁駆
動回路53それぞれに供給されるようになっている。バ
ッテリ54aの正端子は逆流防止用のダイオード55を
介してマイクロコンピュータ51の正側電源端子51a
に接続されており、一方、バッテリ54aの負端子はマ
イクロコンピュータ51の接地端子(GND)51bに
接続されている。
【0016】本実施例では、さらにバッテリ54aの補
助電源として、前述の発電部40、整流回路56および
蓄電用のコンデンサ57からなる第2の電力供給手段5
8を備えている。すなわち、発電部40から出力される
交流電力は整流回路56を介して全波脈動電圧に変換さ
れると共に平滑され、直流電力に変換されるようになっ
ている。整流回路56の正端子56aは逆流防止用のダ
イオード59を介してマイクロコンピュータ51の正側
電源端子51aに接続されており、一方、整流回路56
の負端子56bはマイクロコンピュータ51の接地端子
(GND)51bに接続されている。コンデンサ57は
整流回路56の正端子56aと負端子56bとの間に接
続されており、発電部40において発生し、整流回路5
6から出力された余分な直流電力を蓄えるようになって
いる。
【0017】次に、本実施例のガスメータの動作につい
て説明する。
【0018】ガスメータの入口部12からガス管11内
に受け入れられた流体(ガス)は、発電部40を通過し
て、ガス遮断弁14およびガスセンサ15を通過し、出
口部13を介して図示しないガス器具側へ供給される。
ガスセンサ15の検出信号はマイクロコンピュータ51
へ入力される。マイクロコンピュータ51ではこの入力
信号からガス流量を演算し表示部52に表示する。ま
た、マイクロコンピュータ51は、所定量以上の流量を
検出した場合や所定の流量を所定時間以上検出した場合
に遮断弁駆動回路53を動作させ、ガス遮断弁14を駆
動してガス管11を閉塞し、ガスメータの下流側へのガ
スの供給を停止する。
【0019】このような動作を行う本実施例のガスメー
タは、第1の電力供給手段(バッテリ54a)から常時
供給される直流電力に加え、第2の電力供給手段(発電
部40、整流回路56およびコンデンサ57)から供給
される直流電力により駆動される。すなわち、流体の流
通時においては流体の流れに応じて回転体42が回転
し、その周囲に配設された永久磁石41a、41bも同
時に回転する。これにより発生した交番磁束に応じてピ
ックアップコイル43に交流電力が検出される。ピック
アップコイル43により検出された交流電力は整流回路
56によって全波脈動電圧に変換されると共に平滑化さ
れて直流電力に変換された後、補助電力としてマイクロ
コンピュータ51、さらにガスセンサ15および遮断弁
駆動回路53それぞれに供給される。
【0020】このように本実施例によれば、バッテリ5
4aによりマイクロコンピュータ51および各部へ電力
を供給すると共に、発電部40においてガスの流れに応
じて発生した電力を補助電力として供給するようにした
ので、バッテリ54aの消費電力が少なくなり、その寿
命を長くすることができ、あるいは容量を小さくするこ
とができる。また、メータの機能向上を図る場合にも、
必要な電源を確保することができるので容易に対応する
ことができる。
【0021】以上実施例を挙げて本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、その均
等の範囲で種々変形可能である。例えば上記実施例にお
いては、回転体42に2個の永久磁石41a、41bを
配設させるようにしたが、図7に示したように4個の永
久磁石41a〜41dを配設させるようにしてもよく、
さらには図8に示したような異方性4極磁石60を用い
るようにしてもよい。
【0022】また、上記実施例では発電部40の位置を
ガスメータの入口部12に設けるようにしたが、入口部
12から出口部13に至るガス流路内であれば、いずれ
の位置でもよい。さらに、発電部40の構造は上記実施
例のものに限らず、他の構成でもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および2記
載のガスメータによれば、流量演算を行うための電子回
路に対し第1の電力供給手段(バッテリ)により常時電
力を供給すると共に、第2の電力供給手段により供給流
体の流れに応じた電力を補助電力として供給させるよう
にしたので、第1の電力供給手段(バッテリ)の消費電
力が少なくなり、その寿命を長くすることができ、ある
いはその容量を少なくすることができると共にメータの
機能向上にも容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガスメータの構成を表
す断面図である。
【図2】図1に示したガスメータの発電部の流体の流入
方向から見た正面図である。
【図3】図2に示した発電部の回転体およびその支持体
を取り出して示す斜視図である。
【図4】図2に示した発電部のうちの回転体支持体の形
状を説明するための正面図である。
【図5】他の回転体支持体の形状を説明するための正面
図である。
【図6】図1に示したガスメータの回路構成を説明する
ためのブロック図である。
【図7】図2に示した発電部の他の例を表す正面図であ
る。
【図8】図2に示した発電部のさらに他の例を表す正面
図である。
【符号の説明】
10 本体 12 入口部 13 出口部 14 ガス遮断弁 15 ガスセンサ 40 発電部 41a,41b 永久磁石 43 ピックアップコイル 44 羽根車 47a,47b 軸受け部材(支持体) 51 マイクロコンピュータ(電子回路) 56 整流回路 57 コンデンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口部から流入したガスを出口部から流
    出させ、通過したガスをガスセンサにより検出する共に
    ガスの異常な使用状態を検出してガスの通過を遮断する
    機能を有するガスメータにおいて、 前記ガスセンサの出力信号を受けてガス流量を演算する
    共にガスの異常な使用状態を検出するための電子回路
    と、 この電子回路に対して第1の電力を供給する第1の電力
    供給手段と、 前記入口部から前記出口部に到るガス流路の任意の位置
    に設けられると共に、ガスの流れに応じて第2の電力を
    発生し、この電力を前記電子回路に対して供給する第2
    の電力供給手段とを具備することを特徴とするガスメー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記第1の電力供給手段はバッテリであ
    り、かつ、前記第2の電力供給手段は、周部に磁界発生
    用の磁石が固定されると共に前記入口部から前記ノズル
    部に到るガス流路内に設けられ、ガスの流れに応じて回
    転する回転体と、ガスの通過部を有すると共に前記回転
    体を回転自在に支持する支持体と、ガス流路を構成する
    管壁の外周部の前記回転体に固定された磁石に対向する
    位置に設けられると共に前記回転体の回転による交番磁
    束に応じて発生した交流電力を検出するピックアップコ
    イルと、このピックアップコイルにより検出された交流
    電力を直流電力に変換するための整流回路を含むことを
    特徴とする請求項1記載のガスメータ。
JP12810194A 1994-05-19 1994-05-19 ガスメータ Pending JPH07311065A (ja)

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JP12810194A Pending JPH07311065A (ja) 1994-05-19 1994-05-19 ガスメータ

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