JP7249673B2 - 3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ - Google Patents

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Description

本発明は、磁気センサの分野に関し、より詳細には、3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサに関する。
通常使用中、磁気抵抗センサには1/fノイズが存在する。磁気抵抗センサの1/fノイズを減少させることとともに、これを抑制する方法を見つけることが関心となっている。一般に、磁気抵抗センサは低い周波数において高い1/fノイズを有し、一方、磁気抵抗センサは高い周波数において主に熱ノイズを有しており、後者のノイズのエネルギー密度は低い周波数におけるノイズのエネルギー密度よりもずっと低い。したがって、磁気信号は高周波磁場へ選択的に予変調され、次いで、この磁気信号は磁気抵抗センサによって測定され、この磁気抵抗センサは高周波電圧信号を出力し、次いで、この信号は磁気信号の測定を低周波領域から高周波領域へ移すために復調され、それによって1/fノイズの大きさを減少させる。
そのようにする先の試みは、軟強磁性磁束集束器を含む振動構造が磁気抵抗センサの表面上へ構築され、軟強磁性磁束集束器は、外部静磁場を変調させるために磁気抵抗センサの表面上で周期的に振動するように駆動されるMEMSの技術的解決策を用いて行われてきた。この技術は、磁気抵抗センサの1/fノイズを減少させる助けとなるが、磁気抵抗センサの複雑さおよびサイズ、ならびにプロセスの複雑さは、振動構造およびドライバの追加で大きく増している。
3軸磁気抵抗センサは、周囲磁場についての3つの成分全てを測定することができるので、電子コンパスとして使用することができる。一般に、3軸磁気抵抗センサによって行われる測定は、それが周囲磁場の3軸測定を行うときに、静磁場中で実行され、そのため、周囲磁場の測定精度に影響を及ぼす1/fノイズが存在する。したがって、本発明は、低ノイズ測定信号を得るように測定信号の高周波出力を実現することができる3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサを提供することを目指している。
本発明において、低ノイズ測定信号を得るように測定信号の高周波出力を実現することができる3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサが提供される。
3軸磁気抵抗センサは、X軸磁気抵抗センサ、Y軸磁気抵抗センサ、およびZ軸磁気抵抗センサを備える。X軸磁気抵抗センサおよび関連した一組の軟強磁性磁束集束器は、1.軟強磁性磁束集束器間隙内に位置する検出用磁気抵抗ユニットのストリング、および軟強磁性磁束集束器の上面の上方または下面の下方に位置する基準磁気抵抗検出ユニット・ストリングを備える単一チップの基準ブリッジ磁気抵抗センサ、2.走査レーザ熱アニーリングによって+Xプッシュ磁気抵抗検出ユニット・アレイおよび-Xプル磁気抵抗検出ユニット・アレイを得るとともに感度を強化するために軟強磁性磁束集束器アレイを備える単一チップの高感度プッシュ・プル磁気抵抗センサ、3.感度を強化するために軟強磁性磁束集束器を備えるフリップ・ダイ・プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであって、プッシュ磁気抵抗検出ユニットおよびプル磁気抵抗検出ユニットは、ダイを180度だけはじき動かすことによって実施される、フリップ・ダイ・プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサ、4.U形軟強磁性磁束集束器を備えたX軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであって、U形軟強磁性磁束集束器の開口方向は、交互に+Y方向および-Y方向であり、U形軟強磁性磁束集束器のうち2つの隣接したものは、指状嵌入状であり、磁気抵抗検出ユニットの検出方向は、同じであり、X方向であり、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、指状嵌入間隙内に交互に位置する、X軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサ、ならびに5.U形軟強磁性磁束集束器およびH形軟強磁性磁束集束器を備えたX軸プッシュ・プル磁気抵抗センサであって、H形軟強磁性磁束集束器およびU形軟強磁性磁束集束器の開口部は全て、+Y方向または-Y方向の方にあり、H形軟強磁性磁束集束器またはU形およびH形軟強磁性磁束集束器の2つの隣接したものは、指状嵌入状であり、磁気抵抗検出ユニットの検出方向は、同じであり、X方向であり、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、指状嵌入間隙内に交互に位置する、X軸プッシュ・プル磁気抵抗センサを備える。
Y軸磁気抵抗センサは、1.X軸磁気抵抗センサは、90度だけはじき動かされる、2.+Yプッシュ磁気抵抗センサ・ユニット・アレイおよび-Yプル磁気抵抗センサ・ユニット・アレイは、感度を強化するために軟強磁性磁束集束器アレイを利用して走査式レーザ熱アニーリングによって直接書かれる、3.2つの櫛形軟強磁性磁束集束器は、指状嵌入状であり、櫛形座部は、X方向に平行であり、櫛歯は、Y方向に開放しており、磁気抵抗検出ユニットの磁場検出方向は、X軸に沿っており、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、指状嵌入間隙内に交互に位置する、4.X方向に沿って交差するとともにY方向に沿ってアライメント不整合である軟強磁性磁束集束器の2つの長方形ブロック・アレイを備えたY軸プッシュ・プル磁気抵抗センサが採用され、一方の軟強磁性磁束集束器アレイに対応する軟強磁性ブロックは、他方の軟強磁性磁束集束器アレイの間隙の左または右に位置し、磁気抵抗検出ユニットの検出方向は、全てX方向であり、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、2つの隣接した軟強磁性磁束集束器によって形成された間隙の中央内に交互に位置するというタイプのうちのやはり1つである。
軟強磁性磁束集束器アレイは、Z軸磁気抵抗センサに使用され、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、それぞれ軟強磁性磁束集束器の表面の上方または下方の2つのポジションに、Y軸中心線から等距離でそれぞれ位置する。
本発明の特定の態様によれば、3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサは、基板と、この基板上に位置するX、Y、およびZ軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサとを備える。X、Y、およびZ軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサは、X、Y、およびZ軸磁気抵抗検出ユニット・アレイと、X、Y、およびZ軸軟強磁性磁束集束器アレイと、X、Y、およびZ軸変調器電線アレイとをそれぞれ備える。X、Y、およびZ軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、それぞれX、Y、およびZ軸磁気抵抗検出ブリッジに電気的に相互接続される。X、Y、およびZ軸変調器電線アレイは、個々の2ポートX、Y、およびZ軸励磁コイルに電気的に相互接続される。外部磁場を測定するために、2ポートX、Y、およびZ軸励磁コイルは、電流源から周波数fで高周波交流電流が別々に供給される。X、Y、およびZ軸磁気抵抗センサは、2fの周波数を有する高調波信号成分をそれぞれ出力し、次いで、これは、X、Y、およびZ軸低ノイズ信号を得るために復調される。
X、Y、およびZ軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、同じ磁場検出方向を有し、磁気抵抗検出ユニットのウェハは、同じ磁場アニール処理によって得られる。
XおよびY軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、それぞれ+X、-X、+Y、および-Y軸磁場検出方向を有し、それぞれレーザ・プログラム制御された走査式熱アニーリングによって得られ、Z軸磁気抵抗検出ユニットは、XまたはY軸磁場検出方向を有する。
X軸磁気抵抗センサおよびY軸磁気抵抗センサは、検出方向が回転するように、それぞれダイスを90度、180度、および270度だけ回転させることによって得られる。
磁気抵抗検出ユニットは、GMR、TMR、またはAMRのタイプである。
磁気抵抗検出ユニット・ブリッジは、半ブリッジ、フル・ブリッジ、または準ブリッジ構造である。
X軸磁気抵抗センサは、基準ブリッジX軸磁気抵抗センサであり、X軸検出用磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、X軸軟強磁性磁束集束器アレイの間隙に位置し、X軸基準磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、X軸軟強磁性磁束集束器の上面または下面のY軸中心線のポジションに位置し、X軸変調器電線は、Y軸中心線に平行であり、X軸軟強磁性磁束集束器内に位置し、X軸軟強磁性磁束集束器を備えた軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層サンドイッチ複合構造を形成し、軟強磁性材料層および変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、X軸変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有する。
X軸磁気抵抗センサは、基準のX軸磁気抵抗センサであり、X軸軟強磁性磁束集束器アレイは、検出用軟強磁性磁束集束器および基準軟強磁性磁束集束器を含み、2つのX軸基準磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよび2つのX軸検出用磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、それぞれ基準軟強磁性磁束集束器および検出用軟強磁性磁束集束器の上面または下面のY軸中心線に対して対称的な2つのポジションに位置し、X軸変調器電線は、それぞれ基準軟強磁性磁束集束器および検出用軟強磁性磁束集束器内に位置し、そのY軸中心線に平行であり、軟強磁性磁束集束器を備える軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層サンドイッチ複合構造を形成し、軟強磁性材料層および変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、X軸変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有する。
X軸磁気抵抗センサは、U形軟強磁性磁束集束器を備えたX軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであり、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、それぞれU形軟強磁性磁束集束器の指状嵌入間隙内に交互に位置し、変調器電線は、U形軟強磁性磁束集束器の指状嵌入構造内に位置し、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層サンドイッチ複合構造を形成し、軟強磁性材料層および変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有する。
X軸磁気抵抗センサは、H型軟強磁性磁束集束器/U型軟強磁性磁束集束器のハイブリッドX軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであり、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、それぞれU-Hハイブリッド構造の指状嵌入間隙内に交互に位置し、変調器電線は、指状嵌入構造内に位置し、軟強磁性材料層および変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有する。
Y軸磁気抵抗センサは、Y軸櫛形指状嵌入状プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであり、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、指状嵌入間隙内に交互に位置し、変調器電線は、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層サンドイッチ複合構造を形成するように指状嵌入構造内に位置し、軟強磁性材料層および変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有し、X軸接続電線は、櫛形座部から離れるように領域内に位置し、または変調器電線は、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層サンドイッチ複合構造を形成するように櫛形座部内に位置し、2つの櫛形座部内の変調器電線は、反対の電流方向を有する。
Y軸磁気抵抗センサは、軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイを備えたプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであり、Y軸軟強磁性磁束集束器アレイは、それぞれY方向に沿ってアライメント不整合であるN行×M列軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIおよびNー1行×M列軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIIを備え、プッシュ磁気抵抗検出ユニットおよびプル磁気抵抗検出ユニットは、軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIと軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIIの間で間隙内に交互に位置し、変調器電線は、アレイIおよびアレイII内の軟強磁性磁束集束器ブロックの列に沿って交互に配置され、軟強磁性ブロックを備えた軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層サンドイッチ複合構造を形成し、変調器電線の隣接したものは、反対の電流方向を有する。
Z軸磁気抵抗センサは、軟強磁性磁束集束器アレイを備えるプル・プッシュ・ブリッジ磁気抵抗センサであり、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、軟強磁性磁束集束器の上面または下面でおよびY軸中心線に対して対称的な2つのポジションに位置し、変調器電線は、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層サンドイッチ複合構造を形成するように軟強磁性磁束集束器内に位置し、変調器電線の隣接したものは、反対の電流方向を有する。
X軸磁気抵抗センサとY軸磁気抵抗センサの両方は、X軸軟強磁性磁束集束器アレイおよびY軸軟強磁性磁束集束器アレイを備える多層構造型アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサであり、Xプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびXプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、それぞれX軸軟強磁性磁束集束器の間隙に位置し、Yプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびYプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、それぞれY軸軟強磁性磁束集束器の間隙に位置する。
先行技術と比較して、本発明は、以下の有益な効果を有する。
X、Y、およびZ軸磁気抵抗センサでは、低周波から高周波への測定信号の移動が実施され、磁気抵抗センサのノイズは、静的な軟強磁性磁束集束器構造および交流電流を用いることによって減少させられる。また、X、Y、およびZ軸磁気抵抗センサによって形成される3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサは、構造が簡単であり、サイズか小さく、製造プロセスが簡単である。
本発明の実施形態を用いて技術的解決策を示すとともに、先行技術もより明確に説明するために、本実施形態および先行技術についての説明に使用される添付図面を、以下に簡潔に紹介する。以下の説明における添付図面については、多くの可能な本発明の実施形態のほんの一部にすぎないことが明らかである。当業者は、創造的な努力なしで添付図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
基準ブリッジX軸磁気抵抗センサの第1のアップストリーム変調式構造の概略図である。 基準ブリッジX軸磁気抵抗センサの第1のアップストリーム変調式構造の外部磁場の分布図である。 基準ブリッジX軸磁気抵抗センサの第1のアップストリーム変調式構造の励磁磁場の分布図である。 基準ブリッジX軸磁気抵抗センサの第2のアップストリーム変調式構造の概略図である。 基準ブリッジX軸磁気抵抗センサの第2のアップストリーム変調式構造の外部磁場の分布図である。 基準ブリッジX軸磁気抵抗センサの第2のアップストリーム変調式構造の励磁磁場の分布図である。 U形軟強磁性磁束集束器を備えたプッシュ・プル・ブリッジX軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の図である。 U形軟強磁性磁束集束器を備えたプッシュ・プル・ブリッジX軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の外部磁場の分布図である。 U形軟強磁性磁束集束器を備えたプッシュ・プル・ブリッジX軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の励磁磁場の分布図である。 U形およびH形軟強磁性磁束集束器を備えたプッシュ・プル・ブリッジX軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の図である。 櫛形軟強磁性磁束集束器を備えたプッシュ・プル・ブリッジY軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の図である。 櫛形軟強磁性磁束集束器を備えたプッシュ・プル・ブリッジY軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の励磁磁場の分布図である。 櫛形軟強磁性磁束集束器を備えたプッシュ・プル・ブリッジY軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の外部磁場の分布図である。 軟強磁性磁束集束器の長方形アレイを備えたプッシュ・プル・ブリッジY軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の図である。 プッシュ・プル・ブリッジZ軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の図である。 プッシュ・プル・ブリッジZ軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の外部磁場の分布図である。 プッシュ・プル・ブリッジZ軸磁気抵抗センサのアップストリーム変調式構造の励磁磁場の分布図である。 XYZ3軸アップストリーム変調式磁気抵抗センサの構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするために、本発明の実施形態における技術的解決策は、本発明の実施形態における添付図面を参照して、以下明確におよび完全に説明される。説明された実施形態が本発明の実施形態の全部ではなく一部であることは明らかである。
本発明は、各実施形態と組み合わせて、添付図面を参照して、以下詳細に説明される。本発明は、X軸磁気抵抗センサと、Y軸磁気抵抗センサと、Z軸磁気抵抗センサとを備えるXYZ3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサを提供することを目指している。X軸磁気抵抗センサ、Y軸磁気抵抗センサ、およびZ軸磁気抵抗センサの特定の構造については、それぞれ実施形態1、実施形態2、および実施形態3の参照がなされてもよく、X、Y、およびZ軸磁気抵抗センサによって形成されたXYZ3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサについては、実施形態4の参照がなされてもよい。
<実施形態1>
図1は、第1の基準ブリッジ・アップストリーム変調式低ノイズX軸磁気抵抗センサの構造図である。1はセンサが位置する領域を示し、2は軟強磁性磁束集束器アレイの間隙内に位置する検出用磁気抵抗検出ユニット・ストリングを示し、4は軟強磁性磁束集束器3の上面または下面上のY軸中心に位置する基準磁気抵抗検出ユニット・ストリングを示し、2ポート変調器電線コイル5は軟強磁性磁束集束器内に位置する変調器電線アレイを含み、隣接した変調器電線6および7は反対の電流方向を有する。
図2および図3は、基準ブリッジ・アップストリーム変調式低ノイズX軸磁気抵抗センサ1の作動原理図である。変調器電線10および11は、軟強磁性磁束集束器内に位置し、軟強磁性材料層8、電線層10、および軟強磁性材料層9を含む複合多層膜構造を形成し、軟強磁性材料層および電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられている。2つの隣接した変調器電線10および11ならびに11および12は、反対の電流方向を有する。変調器電線の励磁電流は、軟強磁性材料層8および軟強磁性材料層9内に反対方向の磁場-HeおよびHeを発生させる。他方、外部磁場Hxは、軟強磁性材料層の全部に作用し、検出用磁気抵抗検出ユニット13によって検出される磁場は、2つの隣接した軟強磁性材料層によって発生する磁場のベクトルの重ね合わせである。隣接した検出用磁気抵抗検出ユニット15は、検出用磁気抵抗検出ユニット13と同じ磁場ベクトルの和を有することが理解できる。図3は、外部磁場Hxが0であるときの磁場の分布図である。検出用磁気抵抗検出ユニット内で2つの隣接した軟強磁性材料層によって発生する磁場-HeおよびHeは、大きさが等しくおよび方向が反対である。外部磁場が導入されるとき、軟強磁性材料層の一方に係る磁場は強化され、一方、軟強磁性材料層の他方に係る磁場は低減させられ、そこでそれらは、フラックスゲートと同様に、異なる透磁率を有する。したがって、検出用磁気抵抗検出ユニット内の外部磁場は、磁場の周波数を励起する磁場信号に変調され、検出用磁気抵抗検出ユニットによって測定される。基準磁気抵抗検出ユニット15については、外部磁場Hxが0であるとき、2つの隣接した基準磁気抵抗検出ユニット14および16に対応する励磁磁場成分は0である。外部磁場の作用によって、2つの隣接した軟強磁性材料層は異なる磁化状態を有し、励磁磁場によって変調された後に外部磁場は同じ周波数変動を有する。このように、基準磁気抵抗センサの出力信号は、周波数fで出力信号に変調される。
図4は、第2の基準ブリッジ・アップストリーム変調式低ノイズX軸磁気抵抗センサの構造図である。20は、異なる幅を有する2組の軟強磁性磁束集束器、すなわち、広い磁束集束器21、24、および狭い磁束集束器22、23を含むセンサが位置する領域を示しており、それらの配置関係は、広い/広い/狭い/広い/広い/広いである。すなわち、2つの端部における軟強磁性磁束集束器を除いて、中央の軟強磁性磁束集束器は、対で互いに隣接している。各軟強磁性磁束集束器は、一組の磁気抵抗検出ユニット・ストリングに対応し、この一組の磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、軟強磁性磁束集束器の上面または下面のY軸中心線の両側に同じ距離でそれぞれ位置する、例えば、磁気抵抗検出ユニット・ストリング対25および26ならびに31および32はそれぞれ広い磁束集束器21、24に対応し、磁気抵抗検出ユニット・ストリング対27および28ならびに29および30は狭い磁束集束器22、23に対応する。変調器電線33は、軟強磁性磁束集束器内に位置する変調器電線アレイ34、35、36、および37を含み、2つの隣接した変調器電線は、反対の励磁電流方向を有する。
図5および図6は、それぞれ、外部磁場Hxの存在下で磁気抵抗検出ユニット・ストリングに対する励磁電流の変調の効果、ならびに外部磁場Hxが0であるときの磁気抵抗検出ユニット・ストリングにおける励磁電流磁場-HeおよびHeの分布図を示す。図5では、検出用磁気抵抗検出ユニット25および26は、励磁磁場および外部磁場、すなわちHx+Heの合成作用を検出し、一方、31および32は、Hx-Heである磁場を検出する。それに対応して、図6では、磁気抵抗検出ユニット25および26は、Heおよび-Heである外部励磁磁場を検出する。外部磁場がないとき、磁気抵抗検出ユニットによって検出される平均磁場は0である。外部磁場が印加されるとき、その均衡は壊され、一方の側の励磁磁場は強化され、他方の側の励磁磁場は低減される。したがって、軟強磁性材料の透磁率は、フラックスゲートと同様の異なった状態にある。したがって、外部磁場の変動は、同じ周波数で励磁磁場の変動へ変調され、磁気抵抗検出ユニットの2つの端部で信号によって出力される。同様に、磁気抵抗検出ユニット27および29については、その外部磁場の変動は、やはり同じ周波数で励磁磁場の変動へ変調され、磁気抵抗検出ユニットの2つの端部で信号によって出力される。同時に、外部磁場に対しての広い軟強磁性磁束集束器と狭い軟強磁性磁束集束器の減衰比の違いにより、新しいX軸基準ブリッジ・アップストリーム変調式磁気抵抗センサが、それらのうちの一方を基準磁気抵抗検出ユニットとし、他方を検出用磁気抵抗検出ユニットとしてとることによって得られる。
図7は、U形軟強磁性磁束集束器構造を備えたXプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサの構造図である。40は、+Yに向けて開放された複数のU形軟強磁性磁束集束器41、43と、-Yに向けて開放されたU形軟強磁性磁束集束器42とを含むセンサが位置する領域を示す。各U形軟強磁性磁束集束器は、2つの指状嵌入構造を有し、+Yに向けて開放されたU形軟強磁性磁束集束器の指状嵌入構造、および-Yに向けて開放されたU形軟強磁性磁束集束器の指状嵌入構造は、指状嵌入間隙を形成するように交互に差し込まれ、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリング45およびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングが指状嵌入間隙内に交互に位置する。変調器電線44はU形軟強磁性磁束集束器の指状嵌入構造内に位置し、これらの電線のうち隣接したものは、反対の電流方向を有する。
図8および図9は、それぞれ、外部磁場Hxの存在下および外部磁場Hxの不存在下におけるプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングの位置における励磁磁場-HeおよびHeならびに外部磁場Hxの磁場分布図である。外部磁場の存在下で、プッシュ磁気抵抗検出ユニット45およびプル磁気抵抗検出ユニット46は、反対の磁場分布特徴を有し、一方の側の軟強磁性層によって発生する磁場はHe+Hxであるとともに、他方の側の軟強磁性層によって発生する磁場はHx-Heであることが理解できる。外部磁場がないとき、その磁場のベクトル和は0である。したがって、それは、高周波励磁磁場の条件下で、外部磁場に関する軟強磁性材料の変調の効果と一致する。
図10は、U形およびH形軟強磁性磁束集束器を備えた指状嵌入型Xプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサを示す。50は、センサが位置する領域を示す。2つの隣接したH形軟強磁性磁束集束器51および53は、Y方向に向けて開口部をそれぞれ有する。また、51および53は、U形軟強磁性磁束集束器52を介して指状嵌入型であり、プッシュ磁気抵抗検出ユニットおよびプル磁気抵抗検出ユニットは、指状嵌入間隙において互いに交差する。51は、指状嵌入構造内にそれぞれ位置する変調器電線を示し、変調器電線のうち隣接したものは、反対の電流方向を有する。
外部磁場の存在下のおよび外部磁場が0であるときの指状嵌入型Xプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサの作動原理の解析は、U形軟強磁性磁束集束器を備えたXプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサについてのものと同じである。
<実施形態2>
図11は、交差する櫛状のY軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサを示す。50は、互いに対向して、Y方向に向けて開放して、および指状嵌入状構造を有して配設された2つの櫛歯状の軟強磁性磁束集束器51および52を含むセンサが位置する領域を示し、すなわち、各軟強磁性磁束集束器は、Xに沿って延びる櫛形座部と、この櫛形座部から別の軟強磁性磁束集束器へ延びる複数の指状嵌入構造とを備える。複数の指状嵌入構造は、間隔をおいて配置され、2つの軟強磁性磁束集束器の指状嵌入構造は、複数の指状嵌入間隙を形成するように交互に差し込まれ、交互配置される。プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリング54、およびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリング55は指状嵌入間隙内に交差状に分散され、変調器電線53は指状嵌入構造内に分散され、変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有する。外部磁場の存在下のおよび外部磁場が0であるときの交差する櫛状のX軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサの作動原理の解析は、U形軟強磁性磁束集束器を備えたXプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサついてのものと同じである。
図12および図13は、それぞれ上側櫛形座部および下側櫛形座部内に位置するとともに反対の電流方向を有している、反対の電流方向を有した2つの変調器電線56および57を備える別のアップストリーム変調式電線構造の概略図である。図12は、外部磁場なしで励磁磁場だけが存在する状況を示す。プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリング54およびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリング55は、反対の励磁磁場を有し、これは0であり、+Hex-Hexは相殺する。図13は、外部磁場Hyが印加される場合の状況を示す。プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリング54については、その-Hyx方向の磁場が強化され、一方、プル磁気抵抗検出ユニット・ストリング55については、そのHyx方向の磁場が強化される。したがって、軟強磁性材料層の透磁率は変化し、励磁電流磁場は相殺できず、それによってHyxを周波数Hexで磁場に変調する。
図14は、アライメント不整の2つの長方形の軟強磁性磁束集束器アレイを含む、軟強磁性磁束集束器の長方形ブロック構造を備えたY軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサを示す。一方の軟強磁性磁束集束器アレイ63、64は、別の軟強磁性磁束集束器アレイ61と62の間に位置し、Y軸に沿ってアライメント不整であり、2つの隣接した間隙の左または右に位置する。
Y軸磁場の作用によって、その磁場分布は、2つの隣接したX磁場成分が反対の磁場方向を有する図に示されるようになる。変調器電線コイルは、図14に示されているようなものである。電線は、Y方向に沿って軟強磁性磁束長方形ブロック全てに接続され、軟強磁性磁束長方形ブロック内に位置する。2つの隣接した変調器電線65および66は、反対の電流方向を有する。プッシュ磁気抵抗検出ユニット67とプル磁気抵抗検出ユニット68の任意の対について、励磁磁場と外部磁場の合成作用下でのそれらの磁場分布の関係は、U形軟強磁性磁束集束器を備えたXプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサについてのものと同じである。
<実施形態3>
図15は、Z軸磁気抵抗式のプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサを示す。70は、センサが位置する領域を示す。71および72は、軟強磁性磁束集束器アレイを示し、73および74ならびに75および76は、軟強磁性磁束集束器の上面または下面におよびY軸中心線から等距離で位置するプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングである。77は、軟強磁性磁束集束器内に位置する変調電線78および79を含む変調器電線コイルを示し、隣接した変調器電線は、反対の電流方向を有する。
図16および図17は、励磁磁場Heの下で、Z軸磁場Hzの存在下で、およびZ軸磁場が0であるときの磁気抵抗検出ユニット73、74、75、および76の磁場分布である。外部磁場が0であるとき、プル磁気抵抗検出ユニット73および75は、それぞれ励磁磁場Heおよび-Heを有し、したがって、直列接続の場合、平均磁場が0であることが図17から理解できる。図16は、軟強磁性磁束集束器の通過後にHz磁場が2つの磁場成分Hzxおよび-Hzxに変換されることを示す。73および75は、同じ磁場成分-Hzxを有し、その結果として、一方の磁場が増加し、他方の磁場が減少し、それによって励磁磁場の周波数を信号にうまく変調する。図17において、74および76は、反対の励磁磁場Heおよび-Heを有し、そのため平均磁場が0であるのに対して、図16では、磁場成分Hzxにより、73および75とは反対の磁場成分が出現し、したがって変調後、それらは、プッシュ磁気抵抗検出ユニットおよびプル磁気抵抗検出ユニットとしてなお使用される。
<実施形態4>
図18は、実施形態1において与えられるようなX軸アップストリーム変調式センサ100、実施形態2において与えられるようなY軸アップストリーム変調式センサ110、および実施形態3において与えられるようなZ軸アップストリーム変調式センサ120を含む、XYZ3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサの構造図である。
上記のものは、特定の好ましい実施と組み合わせた本発明のさらなる詳述であり、本発明の特定の実施はこれらの説明に単に限定されるとみなすことはできない。当業者にとっては、本出願が上記の例示的な実施形態の詳細に限定されないとともに、本出願が本出願の趣旨および基本的特徴から逸脱することなく他の特定の形態で実施できることは明らかである。したがって、全ての態様において、各実施形態は、例示的および非限定とみなされるべきであり、本出願の範囲は、上記の説明ではなく添付の特許請求の範囲によって限定され、したがって、本出願における特許請求の範囲と均等な要件の意味および範囲内であらゆる変更を含むことが意図される。特許請求の範囲におけるいずれの参照番号によっても、含まれる特許請求の範囲を限定するものとみなされるべきではない。加えて、「含む/備える(include/comprise)」という語は他のユニットまたはステップを除外するものではなく、単数形は複数形を除外しないことは明らかである。装置クレームにおいて述べられた複数のユニットまたは装置は、ソフトウェアまたはハードウェアを介して1つのユニットまたは装置によって実施することでもできる。

Claims (13)

  1. X軸磁気抵抗センサ、Y軸磁気抵抗センサ、およびZ軸磁気抵抗センサを備える3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサであって、
    該X軸磁気抵抗センサは、X軸磁気抵抗検出ユニット・アレイ、X軸軟強磁性磁束集束器アレイ、およびX軸変調器電線アレイを備え、該X軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、複数のX軸磁気抵抗検出ユニット・ストリングを含み、X軸磁気抵抗検出ブリッジとなるように前記複数のX軸磁気抵抗検出ユニット・ストリングが電気的に相互接続され、該X軸変調器電線アレイは、2ポートX軸励磁コイルとなるように電気的に相互接続され、それによって外部磁場を測定し、該2ポートX軸励磁コイルは、電流源から周波数fで高周波交流電流が供給されるように構成され、該X軸磁気抵抗検出ブリッジは、2fの周波数を有する高調波信号成分を出力するように構成され、次いで、この高調波信号成分は、X軸低ノイズ信号を得るために復調され、
    Y軸低ノイズ磁気抵抗センサは、Y軸磁気抵抗検出ユニット・アレイ、Y軸軟強磁性磁束集束器アレイ、およびY軸変調器電線アレイを備え、該Y軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、複数のY軸磁気抵抗検出ユニット・ストリングを含み、Y軸磁気抵抗検出ブリッジとなるように前記複数のY軸磁気抵抗検出ユニット・ストリングが電気的に相互接続され、該Y軸変調器電線アレイは、2ポートY軸励磁コイルとなるように電気的に相互接続され、それによって外部磁場を測定し、該2ポートY軸励磁コイルは、電流源から周波数fで高周波交流電流が供給されるように構成され、該Y軸磁気抵抗検出ブリッジは、2fの周波数を有する高調波信号成分を出力するように構成され、次いで、この高調波信号成分は、Y軸低ノイズ信号を得るために復調され、
    Z軸低ノイズ磁気抵抗センサは、Z軸磁気抵抗検出ユニット・アレイ、Z軸軟強磁性磁束集束器アレイ、およびZ軸変調器電線アレイを備え、該Z軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、複数のZ軸磁気抵抗検出ユニット・ストリングを含み、Z軸磁気抵抗検出ブリッジとなるように前記複数のZ軸磁気抵抗検出ユニット・ストリングが電気的に相互接続され、該Z軸変調器電線アレイは、2ポートZ軸励磁コイルとなるように電気的に相互接続され、それによって外部磁場を測定し、該2ポートZ軸励磁コイルは、電流源から周波数fで高周波交流電流が供給されるように構成され、該Z軸磁気抵抗検出ブリッジは、2fの周波数を有する高調波信号成分を出力するように構成され、次いで、この高調波信号成分は、Z軸低ノイズ信号を得るために復調される、3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  2. 前記X軸磁気抵抗検出ユニット・アレイ、前記Y軸磁気抵抗検出ユニット・アレイ、および前記Z軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、同じ磁場検出方向を有する、請求項1記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  3. 前記X軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、+X軸および-X軸磁場検出方向を有し、前記Y軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、+Y軸および-Y軸磁場検出方向を有し、Z軸磁気抵抗検出ユニットは、XまたはY軸磁場検出方向を有する、請求項1記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  4. 前記X軸磁気抵抗検出ユニット・アレイ、前記Y軸磁気抵抗検出ユニット・アレイ、および前記Z軸磁気抵抗検出ユニット・アレイを形成する磁気抵抗検出ユニットは、GMR、TMR、またはAMRである、請求項1記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  5. 前記X軸磁気抵抗検出ブリッジ、前記Y軸磁気抵抗検出ブリッジ、および前記Z軸磁気抵抗検出ブリッジは、それぞれ半ブリッジ、またはフル・ブリッジである、請求項1記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  6. 前記X軸磁気抵抗センサは、基準ブリッジX軸磁気抵抗センサであり、前記X軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、前記X軸軟強磁性磁束集束器アレイの間隙に位置するX軸検出用磁気抵抗検出ユニット・ストリングと、X軸軟強磁性磁束集束器の上面または下面のY軸中心線のポジションに位置するX軸基準磁気抵抗検出ユニット・ストリングとを備え、前記X軸変調器電線アレイのX軸変調器電線は、前記X軸軟強磁性磁束集束器を備えた軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層複合構造を形成するように、該Y軸中心線に平行であり、前記X軸軟強磁性磁束集束器内に位置し、前記軟強磁性材料層および前記変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、該X軸変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有する、請求項2記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  7. 前記X軸軟強磁性磁束集束器アレイは、検出用軟強磁性磁束集束器、および基準軟強磁性磁束集束器を備え、前記X軸基準磁気抵抗検出ユニット・ストリングのうち任意の2つの隣接したもの、および前記X軸検出用磁気抵抗検出ユニット・ストリングのうち任意の2つの隣接したものは、それぞれ該基準軟強磁性磁束集束器および該検出用軟強磁性磁束集束器の上面または下面のY軸中心線に対して対称的な2つのポジションに位置し、前記X軸変調器電線は、前記軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層複合構造を形成するように、それぞれ前記基準軟強磁性磁束集束器または前記検出用軟強磁性磁束集束器内に位置し、前記基準軟強磁性磁束集束器または前記検出用軟強磁性磁束集束器のY軸中心線に平行である、請求項6記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  8. 前記X軸磁気抵抗センサは、U形軟強磁性磁束集束器を備えたX軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであり、前記X軸軟強磁性磁束集束器アレイは、複数のU形軟強磁性磁束集束器を備え、各該U形軟強磁性磁束集束器は、2つの指状嵌入構造を有し、該複数のU形軟強磁性磁束集束器は、指状嵌入間隙が隣接したU形軟強磁性磁束集束器間に形成されるように交互に差し込まれ、前記X軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、それぞれ該U形軟強磁性磁束集束器の該指状嵌入間隙内に交互に位置するプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングを備え、前記X軸変調器電線アレイの変調器電線は、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層複合構造を形成するように該U形軟強磁性磁束集束器の該指状嵌入構造内に位置し、該軟強磁性材料層および該変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、該変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有する、請求項2記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  9. 前記X軸磁気抵抗センサは、H型軟強磁性磁束集束器/U型軟強磁性磁束集束器のハイブリッドX軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであり、前記X軸軟強磁性磁束集束器アレイは、該H型軟強磁性磁束集束器および該U型軟強磁性磁束集束器を備え、該H型軟強磁性磁束集束器および該U型軟強磁性磁束集束器は、指状嵌入構造をそれぞれ備え、指状嵌入間隙を形成するように交互に差し込まれ、X軸プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗検出ユニット・アレイは、それぞれ該H型軟強磁性磁束集束器と該U型軟強磁性磁束集束器の間で該指状嵌入間隙内に交互に位置するプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングを備え、前記X軸変調器電線アレイの変調器電線は、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層複合構造を形成するように該指状嵌入構造内に位置し、前記軟強磁性材料層および前記変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、前記変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有する、請求項2記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  10. 前記Y軸磁気抵抗センサは、Y軸櫛形指状嵌入状プッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであり、前記Y軸軟強磁性磁束集束器アレイは、互いに対向して配設された2組の軟強磁性磁束集束器を備え、各該2組の軟強磁性磁束集束器は、櫛形座部と、前記櫛形座部から該2組の軟強磁性磁束集束器の他方に延びる指状嵌入構造とを備え、該2組の軟強磁性磁束集束器における該指状嵌入構造は、交互に差し込まれ、前記Y軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、指状嵌入間隙内に交互に位置するプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングを備え、前記Y軸変調器電線アレイの変調器電線は、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層複合構造を形成するように該指状嵌入構造内に位置し、前記軟強磁性材料層および前記変調器電線層は、絶縁性材料層を介して隔てられ、前記変調器電線のうち2つの隣接したものは、反対の電流方向を有し、X軸接続電線は、該櫛形座部から離れるように領域内に位置し、または前記変調器電線は、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層複合構造を形成するように該櫛形座部内に位置し、2つの櫛形座部内の前記変調器電線は、反対の電流方向を有する、請求項2記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  11. 前記Y軸磁気抵抗センサは、軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイを備えたプッシュ・プル・ブリッジ磁気抵抗センサであり、前記Y軸軟強磁性磁束集束器アレイは、それぞれY方向に沿ってアライメント不整合であるN行×M列軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIおよびNー1行×M列軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIIを備え、前記Y軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、該軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIと該軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIIの間で間隙内に交互に位置するプッシュ磁気抵抗検出ユニットおよびプル磁気抵抗検出ユニットを備え、前記Y軸変調器電線アレイの変調器電線は、該軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイIおよび該軟強磁性磁束集束器ブロック・アレイII内の軟強磁性磁束集束器ブロックの列に沿って交互に配置され、軟強磁性ブロックを備えた軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層複合構造を形成し、前記変調器電線の隣接したものは、反対の電流方向を有する、請求項2記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  12. 前記Z軸磁気抵抗センサは、軟強磁性磁束集束器アレイを備えるプル・プッシュ・ブリッジ磁気抵抗センサであり、前記Z軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングを備え、該プッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよび該プル磁気抵抗検出ユニット・ストリングは、軟強磁性磁束集束器の上面または下面でおよびY軸中心線に対して対称的な2つのポジションに位置し、前記Z軸変調器電線アレイの変調器電線は、軟強磁性材料層/変調器電線層/軟強磁性材料層複合構造を形成するように前記軟強磁性磁束集束器内に位置し、前記変調器電線の隣接したものは、反対の電流方向を有する、請求項1記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
  13. 前記X軸磁気抵抗センサと前記Y軸磁気抵抗センサの両方は、多層構造型アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサであり、X軸軟強磁性磁束集束器は、間隔をおいて配置された複数のX軸軟強磁性磁束集束器を備え、Y軸軟強磁性磁束集束器は、間隔をおいて配置された複数のY軸軟強磁性磁束集束器を備え、前記X軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、それぞれ該X軸軟強磁性磁束集束器の間隙に位置するXプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびXプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングを備え、前記Y軸磁気抵抗検出ユニット・アレイは、それぞれ該Y軸軟強磁性磁束集束器の間隙に位置するYプッシュ磁気抵抗検出ユニット・ストリングおよびYプル磁気抵抗検出ユニット・ストリングを備える、請求項1記載の3軸アップストリーム変調式低ノイズ磁気抵抗センサ。
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