JP2009229300A - 電流検出器およびこれを用いた電力量計 - Google Patents

電流検出器およびこれを用いた電力量計 Download PDF

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Abstract

【課題】正確な計量が可能であり、しかも小型かつ安価な電流検出器を提供する。
【解決手段】所定幅w1の板状の導体4を長手方向の途中で折り返して平行に対向させることにより形成されたループ状の電流路2aと、電流路を形成する対向する導体の間に、感磁軸方向の長さが導体の幅より小さく、かつ、感磁軸が該導体の幅方向に向くように設置された磁電変換素子2を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁電変換により導体を流れる電流の大きさを検出する電流検出器およびこれを用いた電力量計に関する。
電子式電力量計の電流計測部においては、電流検出器として、例えば図11に示すような磁電変換素子が用いられている(特許文献1参照)。この電流検出器では、電流路1bに流れる被検電流Iによって発生する磁束Fが貫通するように、導体1によって形成されたループ状の電流路1bの中心に磁電変換素子2が配置されている。また、磁電変換素子2の周囲には、磁束Fを集めるための強磁性体3が配置されている。
この電流検出器によれば、構造が簡単で、磁電変換素子の固定方法も容易であり、低コスト化を図ることができる。また、電流検出器として磁電変換素子を用いることにより、一次側と二次側を電気的に絶縁し、二次側に接続された回路を保護する役割も果たすことができる。
特開平05−223849号公報
ところで、上述した従来の電流検出器は、近接した導体を流れる被検電流によって発生する磁界の相互干渉や外部ノイズの影響および磁電変換素子の経年変化による位置ズレなどによって正確な計量ができない場合がある。
また、検出感度向上のために、強磁性体を配置したり、巻数を増やしたりすることにより電流検出器が大型化し、また、高価になるという問題もある。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、その課題は、正確な計量が可能であり、しかも小型かつ安価な電流検出器およびこれを用いた電力量計を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の発明に係る電流検出器は、所定幅の板状の導体を長手方向の途中で折り返して平行に対向させることにより形成されたループ状の電流路と、電流路を形成する対向する導体の間に、感磁軸方向の長さが導体の幅より小さく、かつ、感磁軸が該導体の幅方向に向くように設置された磁電変換素子を備えたことを特徴とする。
また、第2の発明に係る電流検出器は、U字状の板状の導体を長手方向の途中で折り返して平行に対向させることにより形成された所定幅の第1導体によるループ状の第1電流路および該第1電流路に接続されて所定幅と同一の幅を有する第2導体によるループ状の第2電流路と、第1電流路を形成する対向する第1導体の間に、感磁軸方向の長さが第1導体の幅より小さく、かつ、感磁軸が第1導体の幅方向に向くように設置された第1磁電変換素子と、第2電流路を形成する対向する第2導体の間に、感磁軸方向の長さが第2導体の幅より小さく、感磁軸が第2導体の幅方向を向くように設置され、かつ、第1磁電変換素子に直列に接続された第2磁電変換素子を備えたことを特徴とする。
また、第3の発明に係る電流検出器は、第2の発明において、第1磁電変換素子と第2磁電変換素子とは、極性が逆になるように接続されていることを特徴とする。
また、第4の発明に係る電流検出器は、第2の発明又は第3の発明において、第1磁電変換素子と第2磁電変換素子とは、各々の感磁軸が同一軸になるように配置されている。
また、第5の発明に係る電力量計は、電流を測定する電流測定部と、電圧を測定する電圧測定部と、電流測定部で測定された電流と電圧測定部で測定された電圧とに基づき電力量を演算する電力量演算部と、電力量演算部で演算された電力量を出力する出力部とを備え、電流測定部は、所定幅の板状の導体を長手方向の途中で折り返して平行に対向させることにより形成されたループ状の電流路と、電流路を形成する対向する導体の間に、感磁軸方向の長さが導体の幅より小さく、かつ、感磁軸が該導体の幅方向に向くように設置された磁電変換素子を備えた電流検出器から成ることを特徴とする。
第1の発明によれば、磁電変換素子の感磁軸方向の長さは、上側導体および下側導体の幅より十分小さいので、磁電変換素子の感磁面において磁束密度が大きくかつ均一になり、従来の電流検出器に比べて検出感度を向上させることができる。その結果、正確な計量が可能であり、しかも小型かつ安価に電流検出器を構成できる。
また、第2の発明によれば、第1電流路を形成する対向する第1導体の間に第1磁電変換素子を配置し、第2電流路を形成する対向する第2導体の間に第2磁電変換素子を配置してこれらを直列に接続したので、検出感度を向上させることができる。
また、第3の発明によれば、第1磁電変換素子と第2磁電変換素子とは、極性が逆になるように接続されているので、検出感度を向上させることができるとともに、外部磁界の影響をキャンセルすることができる。
また、第4の発明によれば、第1磁電変換素子と第2磁電変換素子とは、各々の感磁軸が同一軸になるように配置されているので、各磁電変換素子の相互干渉を排除することができ、検出感度を向上させることができる。
さらに、第5の発明によれば、第1の発明の電流検出器を用いて電力量計を構成したので、従来の電流検出器に比べて検出感度を向上させることができ、正確な計量が可能であり、しかも小型かつ安価に電力量計を構成できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、背景技術の欄で説明した従来の電流検出器の構成部分に相当する部分には、背景技術の欄で使用した符号と同一の符号を付して説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る電流検出器の外観斜視図である。この電流検出器は、所定の幅w1を有する板状の導体4を長手方向のほぼ中央で折り返すことにより、間隙hで平行して対向する上側導体4aと下側導体4bとを構成し、これによりループ状の電流路(以下、「ループ電流路」という)2aが形成されている。なお、ループ状の電流路は切り込みによって形成することもできる。
上側導体4aと下側導体4bとによって形成される空隙の中心部、つまり、ループ電流路2aの中心部には、磁電変換素子2が設置されている。この磁電変換素子2は、ループ電流路2aに被検電流Iが流れることにより発生される磁界方向(図1中の右方向)に対して検出感度を持つように、具体的には、感磁軸が上側導体4aおよび下側導体4bの幅方向になるように設置されている。磁電変換素子2の感磁軸方向の長さaは、図1では誇張して描かれているが、上側導体4aおよび下側導体4bの幅w1より十分に小さい。
磁電変換素子2は、例えば図2に示すように、磁気コアにコイルを巻回して構成されている。この磁電変換素子2は、磁気コアの感磁面(感磁軸に直交する面)に鎖交する磁束を検出し、磁束密度に応じた電流を出力する。なお、磁電変換素子2としては、図3に示すようなホール素子を用いることもできる。
このように構成される実施例1に係る電流検出器では、図1および図4に示すように、下側導体4bから上側導体4aに向かうループ電流路2aを被検電流Iが流れることにより、上側導体4aで発生される磁束と下側導体4bで発生された磁束とが加算合成されて、図4中の左側から右側に向かって磁電変換素子2を貫く。
したがって、直線状の導体から成る直線電流路を一方向に被検電流が流れることにより発生する磁束を磁電変換素子で検出する一般的な電流検出器に比べ、検出感度を向上させることができる。
また、磁電変換素子2は、その感磁軸方向の長さaが、上側導体4aおよび下側導体4bの幅w1より十分小さくなるように構成されているので、次のような作用および効果を奏する。
図5(a)は、従来の電流検出器で発生される磁界を示す図である。この電流検出器では、磁電変換素子2の感磁軸方向の長さは、導体1bの厚さに比べて十分に小さいとは言えないので、磁電変換素子2の感磁面で磁束の広がりが生じ、感磁面における磁束密度が小さい。
これに対し、実施例1に係る電流検出器によれば、磁電変換素子2の感磁軸方向の長さaは、上側導体4aおよび下側導体4bの幅w1より十分小さいので、磁電変換素子2の感磁面において磁束密度が均一かつ大きくなる。その結果、従来の電流検出器に比べて検出感度を向上させることができる。また、磁電変換素子2の感磁軸方向の位置ズレが発生しても磁電変換素子2の出力は変化しないので、位置精度を補償することができる。
また、磁電変換素子2の感磁軸方向の長さaは、上側導体4aおよび下側導体4bの幅w1より十分小さいので、複数の磁電変換素子2を配置できるから、複数の磁電変換素子2によって高出力を得ることができる。
上述した導体4は、被検電流Iの最大値である交流60A(普及している電力量計の定格)が流れた場合に変形および発熱を抑止できる点を考慮して、例えば、幅w1=12mm、厚さt=1mmとすることができる。このような幅および厚さを採用することにより、導体4における電流密度が増加し、磁電変換素子2を貫通する磁束は増加するので、検出感度を上げることができる。
また、磁電変換素子2を貫通する磁束は、本発明者による実験の結果、ループ電流路2aの切込長d=40mm、ループ電流路2aの間隙h=2.5mmとすることにより一様とすることができた。このような寸法を採用することにより、導体4の間隙h方向の磁電変換素子2の位置ズレに対する磁電変換素子2の出力の変動を抑えることができるので、位置精度を補償することができる。
上述した実施例1に係る電流検出器は、2つの電流路の被検電流を同時に検出するために、並べて設置される場合が多い。図6は、並べて設置された電流検出器を示す図であり、図6(a)は外観斜視図、図6(b)は平面図、図6(c)は側面図および図6(d)は正面図である。
この場合、同一形状の導体4では、水平方向の磁束の漏れが少ないため、2つの被検電流を測定する場合に、近接して配置しても干渉が少ないという利点がある。また、図6および図7に示すように、2つの電流検出器を並べて設置する場合、一方の電流検出器の被検電流I1の位相と他方の電流検出器の被検電流I2の位相とを逆にすることにより、一方の電流検出器と他方の電流検出器との間で磁界の反発が生じ、干渉をより小さくすることができる。
図8は、本発明の実施例2に係る電流検出器の構造を示す図であり、図8(a)は外観斜視図、図8(b)は平面図、図8(c)は側面図および図8(d)は正面図である。この電流検出器は、所定の幅w2を有するU字状の板状の導体5を長手方向のほぼ中央で折り返すことにより、各々が間隙hで平行して対向する上側導体と下側導体とから成り、所定幅w1の第1導体5aによる第1ループ電流路3aおよび所定幅w1を有する第2導体5bによる第2ループ電流路3bとが形成されている。
第1導体5aと第2導体5bとは、U字状の板状の導体5を折り返して成形されることから、U字の底の部分で接続されている。これら第1導体5aおよび第2導体5bの各々は、実施例1に係る電流検出器に相当する構造(寸法など)を有する。
なお、U字形状および第1ループ電流路3aおよび第2ループ電流路3bは切り込みによって形成することもできる。
第1導体5aの上側導体と下側導体とによって形成される空隙の中心部、つまり、第1ループ電流路3aの中心部には、第1磁電変換素子2が設置されている。また、第2導体5bの上側導体と下側導体とによって形成される空隙の中心部、つまり、第2ループ電流路3bの中心部には、第2磁電変換素子6が設置されている。
第1磁電変換素子2は、第1ループ電流路3aに電流が流れることにより発生される磁界方向(図8(a)中の右方向)に対して検出感度を持つように、具体的には、感磁軸が第1導体5aの幅方向であって感磁軸方向が磁界方向になるように設置されている。
第2磁電変換素子6は、第2ループ電流路3bに電流が流れることにより発生される磁界方向(図8(a)中の左方向)に対して検出感度を持つように、具体的には、感磁軸が第2導体5bの幅方向であって感磁軸方向が磁界方向になるように設置されている。したがって、第2磁電変換素子6の感磁軸方向は、第1磁電変換素子2の感磁軸方向に対して逆方向になる。
第1磁電変換素子2および第2磁電変換素子6の各々の感磁軸方向の長さは、上側導体および下側導体の幅w1より十分に小さい。また、第1磁電変換素子2と第2磁電変換素子6とは、図9に示すように、感磁軸方向(図9に黒丸で示す感磁面の位置)が逆になるようにして直列に接続されている。即ち、第1磁電変換素子2と第2磁電変換素子6とは、極性が逆になるようにして直列に接続されている。
なお、第1磁電変換素子2および第2磁電変換素子6としては、実施例1に係る電流検出器と同様に、磁気コアにコイルを巻回して、または、ホール素子を用いて構成することができる。
このように構成される実施例2に係る電流検出器では、実施例1に係る電流検出器と同様に、直線電流路で発生される磁束を磁電変換素子で検出する場合に比べ、検出感度を向上させることができるとともに、第1磁電変換素子2および第2磁電変換素子6の各々の感磁面において磁束密度が大きくかつ均一になるので、従来の電流検出器に比べて検出感度を向上させることができる。
また、これらの効果に加え、第1ループ電流路3aを流れる被検電流Iによって発生する磁束を検出する第1磁電変換素子2と第2ループ電流路3bを流れる被検電流Iによって発生する磁束を検出する第2磁電変換素子6とを直列に接続したので、第1磁電変換素子2の出力と第2磁電変換素子6の出力とが重畳されて略2倍となり、上述した実施例1に係る電流検出器よりも感度を向上させることができる。
さらに、実施例2に係る電流検出器においては、外部からの一様磁界に対しては、第1磁電変換素子2と第2磁電変換素子6とにおいて同じ出力が得られるが、これらの極性が逆になるように接続されているため、各磁電変換素子の出力が打ち消し合う。その結果、外部磁界の干渉を回避することができる。
また、第1磁電変換素子2と第2磁電変換素子6とは、各々の感磁軸が同一軸になるように配置されているので、各磁電変換素子2,6の相互干渉を排除することができ、検出感度を向上させることができる。
図10は、上述した実施例1または実施例2に係る電流検出器を用いた電子式電力量計の構成を示すブロック図である。この電子式電力量計は、電流計測部51、電圧計測部52、電力量演算部53、液晶表示部54およびLED(発光ダイオード)55を備えている。液晶表示部54およびLED55は、本発明の出力部に対応する。
電流計測部51は、上述した実施例1または実施例2に係る電流検出器によって構成されており、電子式電力量計に流れる電流を計測し、電流信号として電力量演算部53に送る。電圧計測部52は、電子式電力量計に印加される電圧を計測し、電圧信号として電力量演算部53に送る。
電力量演算部53は、電流計測部51から送られてくる電流信号と、電圧計測部52から送られてくる電圧信号とから電力量を求め、この求めた電力量に比例したパルス信号を生成して液晶表示部54および/またはLED55に送る。これにより、液晶表示部54および/またはLED55に電力量が表示される。
本発明は、電子式電力量計に利用可能である。
本発明の実施例1に係る電流検出器の外観斜視図である。 本発明の実施例1に係る電流検出器で使用される磁電変換素子を示す図である。 本発明の実施例1に係る電流検出器で使用される他の磁電変換素子を示す図である。 本発明の実施例1に係る電流検出器の作用を説明するための図である。 本発明の実施例1に係る電流検出器による効果を従来の電流検出器による効果と比較して示す図である。 本発明の実施例1に係る電流検出器が並べて設置された場合の例を示す図である。 本発明の実施例1に係る電流検出器が並べて設置された場合の作用を説明するための図である。 本発明の実施例2に係る電流検出器の構造を示す図である。 本発明の実施例2に係る電流検出器で使用される第1磁電変換素子と第2磁電変換素子の接続を示す図である。 実施例1または実施例2に係る電流検出器を用いた電子式電力量計の構成を示すブロック図である。 従来の電子式電力量計で用いられている電流検出器を説明するための図である。
符号の説明
2 磁電変換素子、第1磁電変換素子
2a ループ電流路
3a 第1ループ電流路
3b 第2ループ電流路
4 導体
4a 上側導体
4b 下側導体
5 導体
5a 第1導体
5b 第2導体
6 第2磁電変換素子
51 電流計測部
52 電圧計測部
53 電力量演算部
54 液晶表示部
55 LED

Claims (5)

  1. 所定幅の板状の導体を長手方向の途中で折り返して平行に対向させることにより形成されたループ状の電流路と、
    前記電流路を形成する対向する導体の間に、感磁軸方向の長さが前記導体の幅より小さく、かつ、感磁軸が該導体の幅方向に向くように設置された磁電変換素子と、
    を備えたことを特徴とする電流検出器。
  2. U字状の板状の導体を長手方向の途中で折り返して平行に対向させることにより形成された所定幅の第1導体によるループ状の第1電流路および該第1電流路に接続されて前記所定幅と同一の幅を有する第2導体によるループ状の第2電流路と、
    前記第1電流路を形成する対向する第1導体の間に、感磁軸方向の長さが前記第1導体の幅より小さく、かつ、感磁軸が前記第1導体の幅方向に向くように設置された第1磁電変換素子と、
    前記第2電流路を形成する対向する第2導体の間に、感磁軸方向の長さが前記第2導体の幅より小さく、感磁軸が前記第2導体の幅方向を向くように設置され、かつ、前記第1磁電変換素子に直列に接続された第2磁電変換素子と、
    を備えたことを特徴とする電流検出器。
  3. 前記第1磁電変換素子と前記第2磁電変換素子とは、極性が逆になるように接続されていることを特徴とする請求項2記載の電流検出器。
  4. 前記第1磁電変換素子と前記第2磁電変換素子とは、各々の感磁軸が同一軸になるように配置されていることを特徴とする請求項2または請求項3記載の電流検出器。
  5. 電流を測定する電流測定部と、
    電圧を測定する電圧測定部と、
    前記電流測定部で測定された電流と前記電圧測定部で測定された電圧とに基づき電力量を演算する電力量演算部と、
    前記電力量演算部で演算された電力量を出力する出力部とを備え、
    前記電流測定部は、
    所定幅の板状の導体を長手方向の途中で折り返して平行に対向させることにより形成されたループ状の電流路と、
    前記電流路を形成する対向する導体の間に、感磁軸方向の長さが前記導体の幅より小さく、かつ、感磁軸が該導体の幅方向に向くように設置された磁電変換素子と、
    を備えた電流検出器から成ることを特徴とする電力量計。
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