JP7248269B2 - ブランケット胴洗浄装置およびブランケット胴洗浄方法 - Google Patents
ブランケット胴洗浄装置およびブランケット胴洗浄方法 Download PDFInfo
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Description
まず、図1から図9を参照して、本発明に係るブランケット胴洗浄装置の基本構成について説明する。なお、図1は、実施形態に係るブランケット胴洗浄装置の構成を示す側面図である。また、図2は、パッドユニットの正面構成を示す図である。図3は、図2におけるA-A断面の構成を示す図である。図4は、パッドユニットを構成するパッドベースの平面構成を示す図であり、図5は、同底面構成を示す図である。また、図6は、給布ユニットの配置構成を示す図である。また、図7は、実施形態に係るブランケット胴洗浄装置の構成を示す部分断面斜視図である。図8は、印刷機とブランケット胴洗浄装置との関係を示す図である。図9は、ブランケット胴に対する印刷パターンの配置例を示す図である。
このような構成のブランケット胴洗浄装置10によれば、図9に示すように、ブランケット胴50に対して長手方向に2つの印刷パターン(パターンA、パターンB)が形成されている場合において、一方の印刷パターンに紙粉などのゴミや汚れが付着したとする。こうした場合に、紙粉などのゴミや汚れが付着している側に対応する膨縮パッド14のみを膨らませ、当該箇所に洗浄布30を押し当てて払拭を行うことができる。このため、洗浄布30を押し当てていない側のラインには影響が無く、製品とすることが可能となる。よって、生産性、すなわち歩留まりの向上を図ることができる。なお、パターンAとパターンBの図柄は、同じであっても、異なるものであっても良い。
このような構成のブランケット胴洗浄装置10では、以下のようにしてブランケット胴50の洗浄を行う。まず、洗浄布30のセットを行う。洗浄布30のセットは、送り出しローラ26から引き出した洗浄布30をパッドユニット12における膨縮パッド14の接触ルートに這わせて巻き取りローラ28へ導く。ここで、洗浄布30は、予め洗浄液を含浸させた物の他、所定のタイミングで洗浄布30に洗浄液を散布するものであっても良い。なお、本実施形態では、洗浄液が含浸されたタイプの洗浄布30を用いる。洗浄液を塗布する装置を設けるスペースを省略するためである。
上記実施形態では、パッドユニット12について、膨縮パッド14の分割は、2つとしていた。しかしながら、膨縮パッドの分割数は、ブランケット胴50に写される印刷パターンの数に対応させることができる。例えば、印刷パターンの数が3つである場合には、図10に示すように、パッドユニット12における膨縮パッドの分割数を3つとすることができる。
Claims (5)
- 輪転印刷機のブランケット胴へ洗浄布を押し当てる膨縮パッドを備えた洗浄装置であって、
前記膨縮パッドは、前記ブランケット胴の長手方向に沿って配置されるパッドベースと、前記パッドベースの一方の面に配置された可撓性及び伸縮性を備えたシートにより構成されると共に、前記長手方向に沿って複数のブロックを構成するように分割されており、
前記ブロックは、前記膨縮パッドを構成する単一のシートに膨張を抑える仕切り板を配置することで膨縮部を分割して構成され、各ブロックは、それぞれ個別に稼働可能な構成とし、
前記パッドベースの他方の面側には、給布ユニットにおける送り出しローラが設けられ、
前記パッドベースを前記送り出しローラを支持するサイドプレートに締結して枠体を構成していることを特徴とするブランケット胴洗浄装置。 - 前記パッドベースの他方の面には、前記送り出しローラとの接触を避けるための凹部を設けていることを特徴とする請求項1に記載のブランケット胴洗浄装置。
- 前記給布ユニットは、前記膨縮パッドのブロック数に応じて長手方向に分割した前記送り出しローラと巻き取りローラを備え、前記送り出しローラ、及び前記巻き取りローラは、それぞれ長手方向に隣接するローラとの間に中板が備えられていることを特徴とする請求項2に記載のブランケット胴洗浄装置。
- 前記洗浄布は、前記ブロックの分割幅に合わせて、それぞれ対応するブロック毎に備えられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブランケット胴洗浄装置。
- 1つのブランケット胴に対して、長手方向に沿って複数パターンが形成される輪転印刷機において、前記ブランケット胴に膨縮パッドを介して洗浄布を押し当てて、前記ブランケット胴の洗浄を行う方法であって、
前記膨縮パッドを前記ブランケット胴の長手方向に沿って、当該ブランケット胴に写される印刷パターンの数に対応する複数のブロックを構成するように分割し、
前記ブランケット胴の長手方向に沿った払拭箇所に対応した前記ブロックの前記膨縮パッドのみを膨らませて前記洗浄布の押し当てを行うことを特徴とするブランケット胴洗浄方法。
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