JP2018008387A - オフセット印刷用のブランケット及びオフセット印刷装置 - Google Patents

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Yukiko Saito
由樹子 齋藤
茂雄 仲村
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茂雄 仲村
幸司 山田
Koji Yamada
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Abstract

【課題】ブランケットの一部のみを交換したい場合であっても、ブランケット全体を張り替える必要がなく、ブランケットの貼り付け位置の調整に時間がかかることのないブランケットを提供すること。【解決手段】基盤部材111及び交換部材120を有するオフセット印刷用のブランケット110であって、基盤部材111には、交換部材120を嵌め込み可能な少なくとも1つの受入れ凹部112が設けられ、交換部材120は、受入れ凹部112に着脱可能に構成されていることを特徴とするオフセット印刷用のブランケット110、および、これを用いたオフセット印刷装置100。【選択図】図1

Description

本発明は、オフセット印刷用のブランケット及びオフセット印刷装置に関するものであり、特に彫刻され交換可能な部材を有するブランケットを備えたオフセット印刷用のブランケット及びオフセット印刷装置に関する。
従来、缶やペットボトルのラベル等の印刷対象に対する印刷方法として、各色インカーのプレートシリンダに樹脂凸版を備え、樹脂凸版からの各色インキをブランケットに転写し、ブランケットから印刷対象に転写印刷するドライオフセット方式が多く用いられている。ブランケットは、画面寸法安定性やブランケットの交換適性などの理由から接着式ブランケットが使用されていることは公知である。ブランケットは、印刷面を形成する平滑なゴム層と、印刷機の所定の位置に貼り付けるための接着層と、ゴム層と接着層に挟まれた基材層とで構成されているのが一般的である。
ところが、近年では、2ピース缶のオフセット印刷に、ブランケットの一部を彫刻し、インキの乗らないブランク部を作ることで、第二のデザインを形成、印刷する、ドライオフセット印刷の技術開発が進められている。
例えば、特許文献1で公知の缶の印刷装置は、所定の間隔でブランケットを装着可能なブランケットホイールと、ブランケットホイールの周りに複数配置されているプレートシリンダと、ブランケットホイールに装着されたブランケットにプレートシリンダを介してインキを供給するインカーと、コンベアから缶を移載してブランケットホイール上のブランケットと転動接触させるマンドレルホイールとを有しており、インカーから供給されたインキがプレートシリンダによってブランケットに転写され、さらにブランケットと缶とが転動接触することで、缶の円筒面に印刷が施されるものである。
また、それぞれのブランケットには、通常の転写ブランケットのように単なる平滑面ではなく、プレートシリンダからインクが供給されない箇所として浅浮き彫り(ローレリーフ、浅い凹部)のブランク部をそれぞれ有している。このことによって、缶製造ラインの最後で、それぞれのブランケットごとにブランク部またはインプリント配置の一部が異なるパレット(複数の缶)を得ることが可能となり、缶の円筒面に一部が異なるデザインを印刷した製品を、同一の印刷装置から、連続して製造することが可能となる。
ところで、ブランケットを貼り替える必要がある場合は、ブランケットの貼り付け位置の精度を確保するために作業者に熟練を要したり、作業に長時間を要したりすることによって、生産効率が低下する虞があるが、このような生産効率の低下を防ぐものとして、特許文献2の缶の印刷装置が公知である。
特許文献2で公知の缶の印刷装置は、中心軸周りに回転するブランケットホイールと、ブランケットホイールの外周に配置されるブランケットとを備える印刷装置であって、ブランケットホイールの外周に着脱可能に配設されるとともに、ブランケットを固定する固定部が設けられているスリーブアタッチメントと、ブランケットホイール、スリーブアタッチメント及びブランケットを相対的に位置決めする位置決め手段とを備えており、スリーブアタッチメントの外周にはブランケットが固定部により固定可能とされ、ブランケットホイール、スリーブアタッチメント及びブランケットが位置決め手段により相対的に位置決めされるので、ブランケットの貼り替えを簡単に位置精度よく行うことが可能となる。
特表2015−526317号公報 特開2009−226648号公報
ところが、特許文献2の印刷装置では、ブランク部等のデザインの一部のみが異なるブランケットに交換する場合であっても、ブランケット全体を貼り替える必要があり、位置決め手段を備えているとしても、ブランケット全体の細かい貼り付け位置の調整に時間がかかる問題があった。また、ブランク部周辺のみが破損した場合においても、ブランケット全体を貼り替える必要があり、ブランケット全体の細かい貼り付け位置の調整に時間がかかる問題があった。また、交換用のブランケット全体の製作にかかるコストも増える問題があった。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、ブランケットの一部のみを交換したい場合であっても、ブランケット全体を貼り替える必要がなく、ブランケットの貼り付け位置の調整に時間がかかることのないオフセット印刷用のブランケットを提供することを目的とするものである。
本発明のオフセット印刷用のブランケットは、基盤部材及び交換部材を有するオフセット印刷用のブランケットであって、前記基盤部材には、前記交換部材を嵌め込み可能な少なくとも1つの受入れ凹部が設けられ、前記交換部材は、受入れ凹部に着脱可能に構成されている。
また、本発明のオフセット印刷装置は、上記のオフセット印刷用のブランケットをブランケットホイール表面のブランケット装着基盤に装着している。
本発明のオフセット印刷用のブランケット及びオフセット印刷装置によれば、ブランケットは基盤部材及び交換部材を有し、ブランケットの基盤部材には、交換部材を嵌め込み可能な少なくとも1つの受入れ凹部が設けられているため、デザインが異なる別の交換部材を受入れ凹部に嵌め込むことで、ブランケット全体を貼り替えることなくブランケットのデザインを変更できる。これによって、ブランケット全体の貼り付け位置の調整を行う必要がなく、交換部材を受入れ凹部に合わせるだけで短時間で簡単にブランケットのデザインを変更することができる。
本発明の一実施形態に係るオフセット印刷用のブランケット110の斜視図。 本発明の一実施形態に係るオフセット印刷用のブランケット110の断面図。 本発明の一実施形態に係るオフセット印刷装置100の全体模式図。 本発明の一実施形態に係るオフセット印刷装置100のブランケットホイール130とプレートシリンダ134の接触箇所周辺の拡大図。 本発明の一実施形態に係るオフセット印刷用のブランケット110にインキPを転写する前後のブランケット110及び印刷版135の状態を示す断面図及び上面図。 本発明の一実施形態に係るオフセット印刷用のブランケット110に載せたインキPを缶Cに転写する工程を示す模式図。
以下に、本発明の一実施形態に係るオフセット印刷用のブランケット110及びオフセット印刷装置100について、図面に基づいて説明する。
本発明の一実施形態に係るオフセット印刷用のブランケット110は、図1及び図2に示すように、基盤部材111及び交換部材120を有するオフセット印刷用のブランケット110であって、基盤部材111には、交換部材120を嵌め込み可能な受入れ凹部として受入れ孔112が設けられ、交換部材120は、受入れ孔112に着脱可能に構成されている。
また、基盤部材111は、外表面に印刷面を備えたゴム層113と、ゴム層113の内面側に基材層115とを有しており、基材層115は、印刷時の版圧が好適になるよう基布層とスポンジ層との2層構造が好ましい。ゴム層113は、例えばアクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)で形成される。基布層は、例えばナイロン繊維やポリエステル繊維などの樹脂繊維を含んで形成される織布、または、綿布などで形成される。スポンジ層はゴム(例えばクロロプレンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、水素添加アクリロニトリルブタジエンゴム(HNBR)等)または合成樹脂(例えばポリウレタン)などの発泡体で形成される。基布層およびスポンジ層は、いずれも、印刷インクや洗浄用溶剤などの液体を透過する。
基材層115のゴム層113側と反対側(内面側)には、公知のポリエステルウレタン系、あるいはエポキシ系接着剤、または、ゴム系、あるいはアクリル系、エポキシ系、ビニルエーテル系の合成樹脂をベースとする粘着剤からなる接着材が備えられる。本実施形態では、接着材として層状の接着層116が備えられている。
また、基盤部材111の受入れ孔112の上部外側には、印刷面側からゴム層113を貫通しない深さの離間溝部114が形成されている。これによって、受入れ孔112に交換部材120を嵌め込んでも、基盤部材111と交換部材120の互いの印刷面が接触することがない。
さらに、基盤部材111の受入れ孔112の下部側には、クッション部材117が備えられている。クッション部材117は、例えばポリウレタンやポリエチレンなどの合成樹脂からなるスポンジ状の部材が好ましく、両面テープや接着材などによって基盤部材111に固定、または、後述のブランケットホイール130側(ブランケット装着基盤131側)に直接固定される。
交換部材120には、平滑な印刷面側の一部に凹状のブランク部121が設けられるとともに、交換部材120の上部には、下部よりも拡径されたフランジ部122が形成されている。図2(a)に示すように、交換部材120は、受入れ孔112にはめ込まれた際、基材層115やクッション部材117を印刷面側から隙間なく覆っている。
なお、基盤部材111の受入れ孔112の上部外側の形状及び交換部材120の上部の形状はこれに限定されない。例えば、図2(b)に示すように、交換部材120にフランジ部122がなくてもよく、図2(c)に示すように、交換部材120側の上部に離間溝部114を設けてもよく、図2(d)に示すように、基盤部材111と交換部材120の両方に離間溝部114を設けてもよい。
本発明の一実施形態に係るオフセット印刷装置100は、図3及び図4に示すように、ブランケットホイール130を有している。円柱状のブランケットホイール130の側面には、ブランケット110を接着材によって装着可能なブランケット装着基盤131が複数(図3は簡略化のため1つのみ記載)設けられており、ブランケット110を装着したまま回転可能に構成されている。交換部材120は、ブランケット110の基盤部材111がブランケット装着基盤131に装着された状態であっても、図1,2に示した受入れ孔112に着脱可能となっている。
ブランケットホイール130の周囲には、ブランケットホイール130と同期して回転するプレートシリンダ134及びマンドレルホイール140が設けられている。
円柱状のプレートシリンダ134の側面には、印刷版135が取り付けられている。プレートシリンダ134の周囲には、インカー132のインカーローラー133が複数設けられている。
マンドレルホイール140には、缶C内への出入り可能で、進入して缶底Cb形成側の反対側から支持し、回転可能なマンドレル141が設けられている(図6も参照)。
マンドレルホイール140の周囲には、バーニッシュコーティングユニット150及びトランスファーターレット151が隣接している。
次に、本発明の一実施形態に係るブランケット110を使用したオフセット印刷装置100による、缶Cへの印刷手順について、図1乃至図6に基づいて説明する。
まず、オフセット印刷装置100に供給された缶Cは、マンドレル141が進入して円筒面を露出した状態でマンドレル141に回転可能に保持され、マンドレルホイール140の回転によってブランケットホイール130側へ搬送される。
円柱状のプレートシリンダ134の側面に取り付けられた印刷版135は、プレートシリンダ134の回転によって、隣接するインカー132のインカーローラー133と転動接触することで、隣接するインカーローラー133に付着しているインキPを印刷版135の表面の凸部136に供給される。
このとき、1つのインカー132から供給可能なインキPの色は一色であるため、複数色で印刷する場合は、使用するインキPの色数と同じ数のインカー132を用いて印刷版135にインキPを複数色供給する。
インキPが供給された印刷版135は、プレートシリンダ134の回転によってブランケットホイール130へ向かい、ブランケットホイール130の回転によってプレートシリンダ134側へ向かってきたブランケット110と転動接触する。
このとき、印刷版135の凸部136に供給されたインキPがブランケット110のゴム層113の表面に転写されるが、基盤部材111の離間溝部114及び交換部材120のブランク部121は印刷版135の凸部136と接触しないため、離間溝部114とブランク部121にはインキPは転写されない。
また、受入れ孔112に嵌め込まれた交換部材120の印刷面は、基盤部材111の印刷面よりも飛び出している。しかし、転写時に印刷版135から受ける押圧力によってクッション部材117は圧縮され、交換部材120の印刷面は、基盤部材111の印刷面と同様の高さに調整されるとともに、クッション部材117からの反発力で印刷版135と密着するため、十分にブランケット110の印刷面にインキPが転写される。
インキPが転写されたブランケット110は、ブランケットホイール130の回転によってマンドレルホイール140側へ向い、マンドレルホイール140の回転によってブランケットホイール130側へ向かってきた缶Cと接触し、ブランケット110に転写されていたインキPがさらに缶Cに転写される。
このとき、缶Cは缶底Cb形成側と反対側をマンドレル141に支持され回転しているため、缶Cの円筒面とブランケット110とは転動接触する。
また、受入れ孔112に嵌め込まれた交換部材120の印刷面は、基盤部材111の印刷面よりも飛び出している。しかし、転写時に缶Cの円筒面から受ける押圧力によってクッション部材117は圧縮されるため、交換部材120の印刷面は、基盤部材111の印刷面と同様の高さに調整されるとともに、クッション部材117からの反発力で缶Cの円筒面と密着する。このため、缶Cには、ブランケット110の印刷面から十分にインキPが転写される。
なお、缶Cの円筒面にはブランク部121形成面及び離間溝部114以外のゴム層113に塗布されたインキPが転写されるため、印刷版135のデザインに加え、インキPを供給されないブランク部121の形状によって新たなデザイン(第二のデザイン。図1の上のブランケット110の場合、○。図1の下のブランケット110や、図6のブランケット110の場合、△。)が施され、デザイン性が向上する。
また、交換部材120は受入れ孔112から着脱可能であることから、ブランケットホイール130から基盤部材111を剥がすことなく交換部材120のみを取り替えることができるため、交換部材120内のデザインのみを変更する場合は、ブランケット110全体の貼り付け位置の調整を行う必要がなく、交換部材120を受入れ孔112に合わせるだけで短時間で簡単にブランケット110のデザインを変更することができる。
さらに、インキPがブランケット110の交換部材120の表面のみに塗布される場合は、ブランケット110から交換部材120のみを外して洗浄できるため、短時間で洗浄作業を終えることができ、迅速に印刷作業を再開できる。
また、受入れ孔112に交換部材120を嵌め込んでも、離間溝部114によって基盤部材111と交換部材120の互いの印刷面との間に十分な距離がとられ、印刷面で嵌合は行わないため、基盤部材111の印刷面や交換部材120の印刷面は歪みにくい。なお、インキPが基盤部材111と交換部材120にまたがって塗布されることはなく、缶Cの印刷面に本来印刷対象ではない基盤部材111と交換部材120の境界部には印刷されない。その場合、印刷されない境界部を目立ちにくくするため、図5,図6に示すように、離間溝部114が目立たないデザインを印刷版135に形成するのが好ましい。(図5,6の例では格子状のデザインを施している。)
また、離間溝部114はゴム層113を貫通しない深さで設けられているとともに、受入れ孔112に交換部材120をはめ込んだ際、交換部材120は、基材層115やクッション部材117を印刷面側から隙間なく覆うことができるため、印刷面に塗布されるインキPや洗浄剤に含まれる溶剤がゴム層113と基材層115との層間、または、基材層115に浸透することがなく、基材層115の劣化を防ぐことができ、ブランケット110の劣化による交換の頻度を抑えることができる。
また、離間溝部114にインキPが塗布されない構成のため、インキPは基盤部材111と交換部材120との間に入り込むことがなく、インキPが基盤部材111と交換部材120との間を通り抜けてゴム層113と基材層115との層間、または、基材層115に浸透することがなく、基材層115の劣化を防ぐことができ、ブランケット110の劣化による交換の頻度をより一層抑えることができる。
インキPが転写された缶Cは、マンドレルホイール140及びマンドレル141の回転によってバーニッシュコーティングユニット150と転動接触し、缶Cの円筒面がコーティングされる。
その後、缶Cはマンドレルホイール140からトランスファーターレット151へ移り、さらにピンチェーン200に移載され、印刷焼付けオーブンなどの次工程へ搬送される。
以上、本発明のオフセット印刷用のブランケット及びオフセット印刷装置の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
なお、上述した実施形態では、オフセット印刷装置はブランケットから缶の円筒面に対してインキを転写し印刷するものとして説明したが、印刷対象はこれに限定されず、例えば、円筒状に形成する前の平板状の金属板の面でもよく、あるいは、ダンボールなどの紙製品の表面でもよい。
また、上述した実施形態では、ブランク部は交換部材に設けられているものとして説明したが、ブランク部の形成位置はこれに限定されず、例えば、基盤部材にブランク部が設けられていてもよく、基盤部材から交換部材にかけてブランク部が連なっていてもよい。
また、上述した実施形態では、基材層は基布層とスポンジ層の2層で構成されているものとして説明したが、基材層の構成はこれに限定されず、例えば、単層でもよい。
また、上述した実施形態では、受入れ孔の下部側にはクッション部材が備えられているものとして説明したが、これに限定されず、例えば、交換部材の底面にクッション部材を貼り付けてあってもよく、クッション部材を兼ねた基材層を基盤部材に設けてもよい。
また、上述した実施形態では、接着材は、一様な層状に塗布されているものとして説明したが、接着材の塗布方法はこれに限定されず、例えば、ブランケットを接着固定できる範囲で接着材の塗布により点在させてもよい。
また、上述した実施形態では、受入れ凹部は、基盤部材を貫通して形成されている受入れ孔として説明したが、これに限定されず、例えば、基盤部材111を貫通しない受入れ凹部としてもよく、ゴム層を貫通しない深さで受入れ凹部を形成してもよい。そして、貫通しない受入れ凹部とした場合、クッション部材は受入れ凹部下部側である凹部の底部に備える。
100 ・・・ オフセット印刷装置
110 ・・・ ブランケット
111 ・・・ 基盤部材
112 ・・・ 受入れ孔
113 ・・・ ゴム層
114 ・・・ 離間溝部
115 ・・・ 基材層
116 ・・・ 接着層
117 ・・・ クッション部材
120 ・・・ 交換部材
121 ・・・ ブランク部
122 ・・・ フランジ部
130 ・・・ ブランケットホイール
131 ・・・ ブランケット装着基盤
132 ・・・ インカー
133 ・・・ インカーローラー
134 ・・・ プレートシリンダ
135 ・・・ 印刷版
136 ・・・ 凸部
140 ・・・ マンドレルホイール
141 ・・・ マンドレル
150 ・・・ バーニッシュコーティングユニット
151 ・・・ トランスファーターレット
200 ・・・ ピンチェーン
C ・・・ 缶
Cb ・・・ 缶底
P ・・・ インキ

Claims (5)

  1. 基盤部材及び交換部材を有するオフセット印刷用のブランケットであって、
    前記基盤部材には、前記交換部材を嵌め込み可能な少なくとも1つの受入れ凹部が設けられ、
    前記交換部材は、受入れ凹部に着脱可能に構成されていることを特徴とするオフセット印刷用のブランケット。
  2. 前記基盤部材の前記受入れ凹部の内周面及び前記交換部材の外周面の少なくとも一方には、印刷面側に、離間溝部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のオフセット印刷用のブランケット。
  3. 前記基盤部材は、外表面に印刷面を備えたゴム層と、前記ゴム層の内面側に基材層と、を有し、
    前記離間溝部の深さは、前記ゴム層の厚みよりも浅いことを特徴とする請求項2に記載のオフセット印刷用のブランケット。
  4. 前記受入れ凹部の下部側には、クッション部材が備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のオフセット印刷用のブランケット。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のオフセット印刷用のブランケットを、ブランケットホイール表面のブランケット装着基盤に装着したことを特徴とするオフセット印刷装置。
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JP2020185701A (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 東洋製罐株式会社 印刷機及び印刷機の状態監視方法
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