JP7247842B2 - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置及び画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置では、低消費電力モード(すなわち、省エネルギーモード)時に、装置内の電源部(すなわち、電源装置)から負荷回路(例えば、制御部)へ供給される出力電圧を遮断することで電源負荷を低負荷又は無負荷の状態とし、電源の効率アップが図られている。
特開2013-134545号公報
しかしながら、電源部からの出力電圧を遮断しても、電源部の通電は継続しているため、電源の効率アップに限界があるという問題があった。
本発明は、電源の効率を向上することを目的とする。
本発明の一態様に係る電源装置は、交流電源からAC電力が供給される整流回路と、前記整流回路の出力電圧を昇圧し、昇圧された電圧をコンデンサで平滑して、負荷回路に出力されるDC出力電圧を生成する力率改善回路と、前記DC出力電圧を所定の第1の電圧に降圧するDC-DCコンバータと、前記DC出力電圧が所定の条件を満たしているか否かを検知するDC出力電圧検出回路と、前記負荷回路の省エネルギーモードによって前記力率改善回路が停止状態である期間において、前記所定の条件が満たされる度に前記第1の電圧により前記力率改善回路を一時的に動作状態にするスイッチ回路とを有することを特徴とする。
本発明の他の態様に係る電源装置は、交流電源からAC電力が供給される整流回路と、前記整流回路の出力電圧を昇圧し、昇圧された電圧をコンデンサで平滑して、負荷回路に出力されるDC出力電圧を生成する力率改善回路と、前記DC出力電圧を所定の第1の電圧に降圧するDC-DCコンバータと、予め決められた周期的な信号を時間経過とともに出力する周期信号発生回路と、前記負荷回路の省エネルギーモードによって前記力率改善回路が停止状態である期間において、前記周期信号発生回路が前記周期的な信号を出力する度に前記第1の電圧により前記力率改善回路を一時的に動作状態にするスイッチ回路とを有することを特徴とする。
本発明によれば、電源の効率が向上するという効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を概略的に示す断面図である。 比較例の画像形成装置の構成を概略的に示すブロック図である。 比較例の電源部の詳細構成を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を概略的に示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る電源部の詳細構成を示す回路図である。 第1の実施の形態の変形例に係る電源部の詳細構成を示す回路図である。 (A)から(F)は、比較例の電源部の動作波形を示すタイムチャートである。 (A)から(I)は、第1の実施の形態に係る電源部の動作波形の例を示すタイムチャートである。 (A)から(I)は、第1の実施の形態に係る電源部の動作波形の他の例を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成を概略的に示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る電源部の詳細構成を示す回路図である。 (A)から(H)は、第2の実施の形態に係る電源部の動作波形の例を示すタイムチャートである。 (A)から(H)は、第2の実施の形態に係る電源部の動作波形の他の例を示すタイムチャートである。
以下に、本発明の実施の形態に係る電源装置及び電源装置を含む画像形成装置を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
《1》第1の実施の形態
《1-1》第1の実施の形態の構成
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置50の構成を示す概略断面図である。画像形成装置50は、電子写真プロセスによって記録媒体に画像を形成する装置である。画像形成装置50は、例えば、プリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機(MFP)である。画像形成装置50は、主要な構成として、給紙部1、画像形成部2、定着部3、及び用紙排出部4を有している。
給紙部1は、記録媒体としての用紙が積載される用紙カセット5、用紙を給紙するためのピックアップローラ6、7、8、及び用紙を画像形成部2へ搬送するためのレジストローラ9、10を有している。
画像形成部2は、図1の右側から順に、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の画像形成ユニットを有している。画像形成ユニットの数は、4台に限定されない。各画像形成ユニットは、静電潜像担持体である感光ドラム11と、感光ドラム11に接触し、感光ドラム11の表面を均一且つ高電圧に帯電させる帯電ローラ12と、感光ドラム11に接触しているトナー担持体である現像ローラ13と、現像ローラ13に接触しトナーを現像ローラ13へ供給するトナー供給ローラ14とを有している。また、画像形成部2において、露光部であるLEDヘッド(すなわち、発光素子アレイヘッド)15が感光ドラム11の上部に配置され、着脱可能なトナーカートリッジ16が各色の画像形成ユニットに装着されている。また、画像形成部2には、用紙を搬送するとともに、感光ドラム11に形成されたトナー像を用紙へ転写させる転写体である転写ベルト17と、転写ベルト17を介して感光ドラム11と当接されている転写ローラ18とが配置されている。転写ベルト17は、駆動ローラ31と従動ローラ32とに巻き掛けられており、矢印方向に用紙を搬送する。画像形成部2のK、Y、M、Cの画像形成ユニットの感光ドラム11の表面に形成されたトナー像は、用紙上に転写される。
定着部3は、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着ローラ19、19aと、定着ローラ19の内部に配置されたハロゲンランプに代表されるヒータ20と、定着ローラ19の表面温度を検出するためのサーミスタに代表される温度検出センサ21とを有している。定着部3は、トナー像が形成された用紙を加熱及び加圧して、トナー像を用紙上に定着させる。
用紙排出部4には、トナー像の定着が完了した用紙を矢印方向に搬送して排出するための排出ローラ22、22aが配置されている。トナー像が定着された用紙は、用紙排出部4から画像形成装置50の筐体の外部に排出される。
図2は、比較例の画像形成装置の構成を概略的に示すブロック図である。比較例の画像形成装置は、ホスト1001から出力される制御信号及び印刷データに基づいて、画像形成動作を実行する。ホスト1001は、例えば、パーソナルコンピュータである。図2において、図1に示される構成部分と同一の構成部分には、図1における符号と同じ符号が付されている。
比較例の画像形成装置は、電源装置である電源部100、定着部3、及び制御部2000を有している。電源部100は、ブリッジダイオード150、力率改善(Power Factor Correction)回路であるPFC回路200、メインDC-DCコンバータ250と、スイッチ回路300と、サブDC-DCコンバータ350とを有している。DCは、直流を意味する。一般的には、電源部100は、AC電源である商用電源1000から出力されるAC入力電圧によって動作する。ACは、交流を意味する。電源部100は、画像形成装置の負荷回路(例えば、制御部2000)などにDC電圧を出力する。
ブリッジダイオード150は、商用電源1000から出力されるAC入力電圧を全波整流するブリッジ型全波整流回路である。PFC回路200は、AC入力電圧をDC電圧へ変換するAC-DCコンバータであり、力率改善を目的とした回路である。PFC回路200は、ブリッジダイオード150から出力された全波整流電圧を入力とし、DC電圧をメインDC-DCコンバータ250及びサブDC-DCコンバータ350へ出力する。
メインDC-DCコンバータ250は、PFC回路200から出力されるDC電圧を入力とし、制御部2000などへDC24Vを出力する。メインDC-DCコンバータ250は、PFC回路200で昇圧されたDC電圧を、一次側と二次側とが絶縁されている絶縁トランスにより降圧している。サブDC-DCコンバータ350は、メインDC-DCコンバータ250と同様に、一次側と二次側とが絶縁されている絶縁トランスによりDC電圧を降圧し、制御部2000などへDC5Vを出力する。
スイッチ回路300は、制御部2000から出力されるスリープ(Sleep)信号に基づいてオンオフする回路である。スイッチ回路300がオンのときには、サブDC-DCコンバータ350から出力されるDC5Vは、PFC回路200のPFC制御回路(後述される157)とメインDC-DCコンバータ250に供給される。定着部3、ヒータ20、及び温度検出センサ21は、図1を用いて説明されたものである。
制御部2000は、CPU(Central Processing Unit)2010、ROM(Read Only Memory)2020、RAM(Random Access Memory)2030、温度検出部2040、センサオンオフ回路2050、高圧電源2060、ヘッド制御部2070、及びアクチュエータ駆動部2080を有している。
CPU2010は、プログラム及び設定データなどを保存している不揮発性の記憶部品であるROM2020に書き込まれたプログラムによって動作するプロセッサである。CPU2010は、時間計測用のカウンタなども内蔵している。RAM2030は、データ保管、データ読み出しなどが行われるメモリである。温度検出部2040は、定着部3の温度検出センサ21の出力を抵抗分圧し、CPU2010へ温度検出信号を出力する。センサオンオフ回路2050は、トランジスタで構成され、省エネルギーモードであるスリープモード時には、CPU2010から出力されるセンサオフ信号に基づいて、後述の各種センサ2500に供給する電源をオフする。
高圧電源2060は、図1に示される画像形成部2の感光ドラム11及び各種ローラへ高電圧を印加する電源である。ヘッド制御部2070は、図1に示されるLEDヘッド15に備えられた複数のLEDのオンオフを制御する回路である。アクチュエータ駆動部2080は、CPU2010から出力されるロジック信号に基づいて、後述するアクチュエータ3000へ駆動信号を出力する専用ドライバである。給紙部1、画像形成部2、及び用紙排出部4は、図1を用いて説明されたものである。
各種センサ2500は、給紙部1、画像形成部2、定着部3、及び用紙排出部4の用紙走行路において用紙の位置を検出する、図示しない用紙センサを含む。また、各種センサ2500は、画像濃度又は色ずれを補正するために用いられる光学センサなどを含む。アクチュエータ3000は、アクチュエータ駆動部2080によって駆動するモータ、クラッチ、ソレノイド、及び空冷用ファンなどを含む。アクチュエータ3000は、給紙部1、画像形成部2、定着部3、及び用紙排出部4に配設されている。
図3は、図2に示される比較例の電源部100の詳細構成を示す回路図である。電源部100は、保護素子101、フィルタ102、突入電流防止回路103、ブリッジダイオード150、PFCパワーデバイス151、PFCコイル152、電流検出抵抗153、PFCダイオード154、PFC出力平滑コンデンサ155、電圧フィードバック検出部156、PFC制御回路157、メインDC-DCコンバータ250、スイッチ回路300、及びサブDC-DCコンバータ350を有している。
保護素子101は、例えば、過電流保護用のヒューズと、雷サージ保護用のバリスタとを有している。フィルタ102は、例えば、コモンチョークコイル又はノーマルチョークコイルと、コンデンサとを有している。フィルタ102のコンデンサは、例えば、LINEとNEUTRALとの間に配置されたXコンデンサと、LINE又はNEUTRALとFG(フレームグラウンド)との間に配置されたYコンデンサとを有している。
突入電流防止回路103は、PFC出力平滑コンデンサ155への突入電流を抑制する回路である。突入電流防止回路103は、例えば、サーミスタを有している。サーミスタは、安価であるが、高温時に突入電流を抑制できない。このため、突入電流防止回路103は、抵抗と半導体スイッチ素子であるトライアックとを組み合わせた回路又は抵抗とリレーとを組み合わせた回路などで構成されることが好ましい。
ブリッジダイオード150は、例えば、4つのダイオードで構成される整流回路である。図3に示されるブリッジダイオード150は、全波整流回路である。PFC制御回路157は、ブリッジダイオード150により全波整流されたAC入力電圧を入力とし、これをDC電圧へ変換し、昇圧するPFC回路200の制御部である。PFC制御回路157は、一般に、専用IC(Integrated Circuit)又はマイコンから構成される。ブリッジダイオード150に代表される整流回路の構成は、図示のものに限定されない。
PFC回路200による昇圧後のDC出力電圧は、ワールドワイド入力の場合、以下の式(1)から、一般に390V程度に設定される。
(AC入力電圧×√2)+10V=(AC264V×√2)+10V=390V (1)
なお、図3のPFC回路200は1相の回路であるが、PFC回路200は2相以上(例えば、2相又は3相)の回路であってもよい。
PFC制御回路157は、電圧フィードバック検出部156の検出結果と電流検出抵抗153の検出結果が入力され、PFCパワーデバイス151のゲート電圧を決定し、出力する。また、PFC制御回路157は、サブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧が電源電圧として入力される。
PFCコイル152は、昇圧コイルである。PFCパワーデバイス151は、スイッチングさせるパワーデバイスであり、ゲート入力端子は、PFC制御回路157からゲート電圧が入力される。電流検出抵抗153は、PFCパワーデバイス151のドレイン電流を検出するための抵抗である。ドレイン電流の検出結果は、PFC制御回路157へ出力される。PFCダイオード154は、昇圧後のDC出力電圧であるPFC出力電圧V200をPFC出力平滑コンデンサ155へ出力する整流ダイオードである。
PFC出力平滑コンデンサ155は、PFC出力電圧V200を平滑にする電解コンデンサである。電圧フィードバック検出部156は、PFC出力電圧V200を分圧し、PFC出力電圧V200に対応する電圧の検出結果をPFC制御回路157へ出力する。
サブDC-DCコンバータ350は、PFC出力電圧V200を入力とし、制御部2000へDC5Vを出力する回路である。サブDC-DCコンバータ350は、一次側と二次側とが絶縁された絶縁トランスを有している。この絶縁トランスの補助巻線(図示せず)の出力電圧は、PFC制御回路157とメインDC-DCコンバータ250の電源電圧として利用される。また、制御部2000から出力されるSleep信号がハイレベル(Hi)であるかローレベル(Lo)であるかに基づいて、スイッチ回路300は、サブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧をオンオフする。
メインDC-DCコンバータ250は、PFC出力電圧V200を入力とし、制御部2000へDC24Vを出力する回路である。メインDC-DCコンバータ250と、メインDC-DCコンバータ250からDC24Vを受ける回路は、「負荷回路」とも呼ばれる。メインDC-DCコンバータ250は、サブDC-DCコンバータ350と同様、絶縁トランスを有する。また、サブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧は、スイッチ回路300を介してメインDC-DCコンバータ250の制御回路(図示せず)に入力される。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置50の構成を概略的に示すブロック図である。図4において、図2(比較例)に示される構成部分と同一又は対応する構成部分には、図2に示される符号と同じ符号が付されている。第1の実施の形態に係る画像形成装置50は、主要な構成として、電源装置である電源部100a、定着部3、及び制御部2000を有している。図4に示される電源部100aは、AC電圧検出回路400、PFC電圧検出回路(DC出力電圧検出回路)450、及びスイッチ回路500を有している点において、図2に示される電源部100と異なる。ただし、電源部100aは、AC電圧検出回路400を備えないことも可能である。
AC電圧検出回路400は、商用電源1000に接続されたAC入力線のLINEとNEUTRALに入力されるAC入力電圧を検出する。PFC電圧検出回路450は、PFC回路200から出力されるPFC出力、Sleep信号の状態、及びAC電圧検出回路400によって検出されたAC入力電圧に基づいて、スイッチ回路500を制御するための信号をスイッチ回路500に提供する。スイッチ回路500は、制御部2000から提供されるSleep信号と、PFC電圧検出回路450から提供される信号とに基づいて、オンオフされる。
図5は、図4に示される電源部100aの詳細構成を示す回路図である。図5において、図3(比較例)に示される構成部分と同一又は対応する構成部分には、図3に示される符号と同じ符号が付されている。図5に示される電源部100aは、AC電圧検出回路400、PFC電圧検出回路450、及びスイッチ回路500を有している点において、図3に示される電源部100と異なる。
AC電圧検出回路400は、AC入力線のLINEに接続される電流制限抵抗411及び整流ダイオード412と、AC入力線のNEUTRALに接続される電流制限抵抗413及び整流ダイオード414とを有している。AC電圧検出回路400は、整流ダイオード412又は整流ダイオード414の一方の故障を想定して搭載している整流ダイオード415と、整流ダイオード415と接続されるツェナーダイオード416と、ツェナーダイオード416と接続されるトランジスタ417と、トランジスタ417のコレクタに接続される抵抗418と、トランジスタ417のコレクタとエミッタ間に接続される抵抗419とを有している。
PFC電圧検出回路450は、コンパレータ461を有している。コンパレータ461は、基準電圧Vrefの入力端子である+(プラス)端子と、PFC出力電圧V200の抵抗分圧値であるPFC電圧入力信号VI450の入力端子である-(マイナス)端子とを有している。PFC電圧検出回路450は、コンパレータ461の+端子に接続される分圧抵抗462、463と、ツェナーダイオード464と、コンパレータ461の-端子に接続される分圧抵抗465、466とを有している。PFC電圧入力信号VI450は、PFC出力電圧V200に対応する。スイッチ回路500は、遅延回路469を介してコンパレータ461の出力端子に接続されている。スイッチ回路500は、コンパレータ461の出力端子から、遅延回路469を介して検知信号VO450を受け取る。スイッチ回路500は、Sleep信号がHiであるときにはオン状態であり、Sleep信号がLoであるときにはオフ状態である。ただし、スイッチ回路500は、Sleep信号がLoであっても、検知信号VO450がHiになる期間、オン状態になる。
図6は、第1の実施の形態の変形例に係る電源部100bの詳細構成を示す回路図である。図6において、図5に示される構成部分と同一又は対応する構成部分には、図5に示される符号と同じ符号が付されている。図6に示される電源部100bは、コンパレータの基準電圧Vrefとなるコンパレータ461の+端子に接続される分圧抵抗462、463を未搭載である点、並びにコンパレータ461の+端子と電圧フィードバック検出部156とを接続している点において、図5に示される電源部100aと異なる。上記以外に関し、電源部100bは、電源部100aと同じである。
《1-2》第1の実施の形態の動作
先ず、図2及び図3に示される比較例の動作を説明する。図7(A)から(F)は、図2及び図3に示される比較例の電源装置100の動作波形を示すタイムチャートである。図7(A)から(F)の縦軸は、電圧又は電力を示し、横軸は時間を示す。図2、図3、図7(A)から(F)を参照して、比較例の電源部100の動作を説明する。なお、画像形成装置は、通常動作モードと、通常動作モードよりも電力消費が少ない省エネルギーモードであるスリープモードとを有している。
図7(A)は、商用電源1000から出力され電源部100へ入力されるAC入力電圧を示している。図7(B)は、制御部2000から電源部100へ提供されるSleep信号を示す。Sleep信号のハイレベル(Hi)は通常動作モード(例えば、動作待機モード)を示し、ローレベル(Lo)は、省エネルギーモードであるスリープモードを示す。通常動作モードからスリープモードへ移行すると、スイッチ回路300は、オフ状態になり、メインDC-DCコンバータ250は停止状態になる。
図7(C)は、PFC回路200から出力されるDC電圧であるPFC出力電圧V200を示す。PFC出力電圧は、電源部100へ入力されるAC入力電圧の最大電圧を考慮すると、ワールドワイド入力の場合、上記式(1)に示したように、390V程度に設定されることが一般的である。
図7(D)は、画像形成装置の消費電力であるAC電力を示す。AC電力は、装置の動作モードによって変化する。図7(D)における時刻t1~t2の期間では、画像形成装置50は、通常動作モードである。時刻t3以降では、画像形成装置50は、スリープモードである。図7(E)に示されるように、サブDC-DCコンバータ350は、DC5Vを出力し続ける。図7(F)に示されるように、メインDC-DCコンバータ250は、時刻t1~t2の期間ではDC24Vを出力し、時刻t2で動作を停止して、DC24Vの出力を停止する。
図7(A)から(F)の時刻t1では、通常動作モード時の波形が示されている。このとき、図7(B)に示されるように、制御部2000から出力されるSleep信号はHiであり、図7(E)及び(F)に示されるように、電源部100はDC5VとDC24Vとを出力し、図7(C)に示されるように、PFC出力電圧V200はDC390Vである。そのため、図7(D)に示されるように、負荷回路によって消費されるAC電力は高い。
図7(A)から(F)の時刻t2では、制御部2000は、Sleep信号をHiからLoに切り替え、画像形成装置は、通常動作モードからスリープモードに切り替わる。Sleep信号がHiからLoに切り替わることにより、スイッチ回路300がオフ状態となり、サブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧の、スイッチ回路300の後段のメインDC-DCコンバータ250の図示しない制御ICの電源端子VCCとPFC回路200のPFC制御回路157の電源端子VCCへの供給が遮断される。このため、図7(F)に示されるように、メインDC-DCコンバータ250とPFC回路200の動作が停止し、図7(C)に示されるように、PFC出力電圧V200が徐々に低下する(すなわち、垂下する)。時刻t2では、図7(D)に示されるように、消費されるAC電力は0Wに近い値となる。この理由は、PFC出力平滑コンデンサ155は、PFC回路200が動作時にはDC390Vに充電されており、PFC回路200の動作停止により放電を開始するが、全波整流回路であるブリッジダイオード150を用いている場合には、“PFC出力電圧V200≧AC入力電圧×√2”が成立するためである。つまり、PFC出力平滑コンデンサ155の放電によって供給される電力によってサブDC-DCコンバータ350が動作しているため、消費されるAC電力は0Wとなる。
図7(A)から(F)の時刻t3では、“PFC出力電圧V200≦AC入力電圧×√2”の関係になった以降に、サブDC-DCコンバータ350によるAC電力の消費が発生し、図7(D)に示されるように、動作モードが切り替わるまで一定のAC電力P0の消費が継続される。
次に、図5に示される第1の実施の形態に係る電源装置である電源部100aの動作を説明する。図8(A)から(I)は、図4及び図5に示される電源部100aの動作波形の例を示すタイムチャートである。図8(A)から(I)の縦軸は、電圧又は電力を示し、横軸は時間を示す。なお、画像形成装置50は、通常動作モードと、通常動作モードよりも電力消費が少ない省エネルギーモードとしてのスリープモードとを有している。
図8(A)は、商用電源1000から出力され電源部100aへ入力されるAC入力電圧を示す。図8(B)は、制御部2000から電源部100aへ提供されるSleep信号を示す。図8(A)及び(B)の動作波形は、図7(A)及び(B)のものと同じである。
図8(C)は、AC電圧検出回路400によるAC入力電圧の検出結果を示す。図8(C)は、図8(A)に示されるAC入力電圧が100V系(すなわち、AC入力電圧がAC90V~140Vである。)又は230V系(すなわち、AC入力電圧が、AC198~264Vである。)のいずれであるかを示す信号である。図8(C)は、AC電圧検出回路400のトランジスタ417のコレクタ-エミッタ電圧を示す。トランジスタ417のコレクタ-エミッタ電圧は、100V系のAC入力電圧が検出されたときには、Hiであり、230V系のAC入力電圧が検出されたときには、Loである。
図8(D)は、コンパレータ461の+端子に入力されるPFC電圧入力信号VI450とコンパレータ461の-端子に入力される基準電圧Vrefを示す。PFC電圧入力信号VI450は、PFC出力電圧V200の抵抗分圧値である。例えば、基準電圧Vrefは、AC電力の電圧であるAC入力電圧の√2倍の値を持つ閾値である。基準電圧Vrefは、AC電力の電圧であるAC入力電圧の√2倍以上の値を持つ閾値であってもよい。
図8(E)は、スイッチ回路500に入力される検知信号VO450を示す。検知信号VO450は、コンパレータ461の出力信号である。PFC電圧入力信号VI450が基準電圧Vrefより高い場合、検知信号VO450はLoとなり、PFC電圧入力信号VI450が基準電圧Vref以下になる、検知信号VO450は一時的にHiになる。
図8(F)は、PFC回路200から出力されるDC電圧であるPFC出力電圧V200を示す。PFC出力電圧V200は、AC入力電圧の最大電圧を考慮すると、ワールドワイド入力の場合、上記式(1)に示したように、390V程度に設定されることが一般的である。
図8(G)は、画像形成装置50に供給されるAC電力を示す。AC電力は、装置の動作モードによって変化する。図8(G)における時刻t11~t12の期間では、画像形成装置50は、通常動作モード(例えば、動作待機モード)である。時刻t12以降では、画像形成装置50はスリープモードである。図8(H)に示されるように、サブDC-DCコンバータ350は、DC5Vを出力し続ける。図8(I)に示されるように、メインDC-DCコンバータ250は、時刻t11~t12の期間ではDC24Vを出力し、その後、動作を停止する。
図8(A)から(I)の時刻t11では、通常動作モードにおける各波形が示されている。通常動作モードは、例えば、印刷モード、待機モード、及びパワーセーブモードを含む。このとき、図8(B)に示されるように、制御部2000から出力されたSleep信号はHiであり、図8(H)及び(I)に示されるように、電源部100aはDC5VとDC24Vとを出力し、図8(F)に示されるように、PFC出力電圧V200は概ね390Vである。そのため、図8(G)に示されるように、負荷回路などによって消費されるAC電力は高い。また、図8(C)は、電源部100aに入力されるAC入力電圧は100V系の電圧である90V~140Vの範囲内であることを示す。このとき、AC電圧検出回路400のトランジスタ417のベース電流が流れない状態であり、トランジスタ417のコレクタ-エミッタ間電圧はHiとなる。ここで、ツェナーダイオード416について、ツェナー電圧は、AC入力電圧である100V系の最大値140Vよりも高い値に設定され、AC入力電圧は、90V~140Vの範囲内ではツェナーダイオード416がオフさせる必要がある。
図8(A)から(I)の時刻t12では、制御部2000からのSleep信号をHiからLoに切り替わり、画像形成装置50はスリープモードとなる。Sleep信号がHiからLoに切り替わることにより、スイッチ回路300がオフとなり、サブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧の、スイッチ回路300の後段のメインDC-DCコンバータ250の制御ICの電源端子VCCとPFC回路200のPFC制御回路157の電源端子VCCへの出力が遮断される。このため、メインDC-DCコンバータ250とPFC回路200の動作が停止し、PFC出力電圧V200が徐々に低下する(すなわち、垂下する)。また、図8(I)に示されるように、DC24Vの出力電圧が徐々に低下する。このとき、図8(G)に示されるように、消費されるAC電力は0Wに近い値になる。
図8(A)から(I)の時刻t13では、PFC出力電圧V200の垂下が継続し、PFC出力電圧V200の抵抗分圧値であるPFC電圧入力信号VI450の垂下も継続する。“基準電圧Vref≧PFC電圧入力信号VI450”となった時点で、PFC電圧検出回路450から出力される検知信号VO450が所定時間、Hiとなる。このとき、オフ状態であるスイッチ回路500は、オン状態になり、PFC制御回路157の電源端子VCCにサブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧が供給され、PFC回路200を動作させ、PFC出力電圧V200を所定の電圧まで上昇させる。このとき、PFC回路200を動作させるため、図8(G)に示されるように、AC電力の消費が発生する。
図8(A)から(I)の時刻t14では、“基準電圧Vref<PFC電圧入力信号VI450”となり、PFC電圧検出回路450から出力される検知信号VO450がLoとなる。このとき、スイッチ回路500は、オフ状態になり、PFC制御回路157の電源端子VCCへのサブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧の供給は停止し、PFC回路200の動作を停止させる。このとき、図8(F)に示されるように、PFC出力電圧V200の垂下が開始し、図8(G)に示されるように、AC電力は0Wとなる。ここで、スイッチ回路500のオン時間について、“基準電圧Vref≧PFC電圧入力信号VI450”の状態から“基準電圧Vref<PFC電圧入力信号VI450”の状態になるまでは短時間であり、PFC出力電圧V200が所定の電圧に上昇する前に、PFC回路200がオフとなる懸念があるが、遅延回路569によって、スイッチ回路500にCR回路などで時定数をもたせることで、PFC出力電圧V200が所定の電圧に上昇するまでの時間を確保することが可能である。また、AC入力電圧検出結果により、時定数を切り替えることで、PFC出力電圧V200が所定の電圧に上昇するまでの時間を最適化することが可能である。時刻t12からt13までの放電の動作及び時刻t13からt14までの充電の動作を繰り返すことで、サブDC-DCコンバータ350の入力電圧が上がることにより、サブDC-DCコンバータ350の効率が上がり、スリープモードでの電源部100aの効率が上がる。
以上の動作を繰り返すことで、スリープモード時に、サブDC-DCコンバータ350は、PFC出力平滑コンデンサ155に蓄積されているエネルギーを消費することで動作するので、電源部100aの電力消費量は、図8(G)に示されるように間欠的に発生する。電源部100aの電力消費量は、スリープモード時における比較例の消費電力(図7(D)のP0)の場合の電力消費量よりも少なくすることができる。このため、サブDC-DCコンバータ350の効率が上がり、スリープモードでの電源部100aの効率が上がることが可能となる。
図9(A)から(I)は、図4及び図5に示される電源部100aの動作波形の他の例を示すタイムチャートである。図9(A)から(I)の動作波形は、AC電力が230V系の場合を示している点が、100V系を示す図8(A)から(I)のものと異なる。
図9(A)は、商用電源1000から出力される電源部100aへ入力されるAC入力電圧を示す。図9(A)では、AC入力電圧は230V系の電圧である。図9(C)は、AC電圧検出回路400によるAC入力電圧の検出結果を示す。図9(C)では、図9(A)に示されるAC入力電圧が230V系であるため、Loが出力される。図9(B)、(D)から(I)の動作波形は、図8(B)、(D)から(I)のものと同様である。
また、図6に示される電源部100bの動作波形は、図5に示される電源部100aのものと同様である。電源部100bは、PFC出力電圧V200検出用の分圧抵抗と電圧フィードバック検出用の抵抗とを兼用しているので、部品点数の削減が可能である。
《1-3》第1の実施の形態の効果
以上に説明したように、第1の実施の形態によれば、PFC出力電圧V200を通常動作モード時には、DC390V近傍で逐次制御し、スリープモード時には、図8(E)及び図9(E)に示されるように、パルス駆動制御としている。このため、PFC出力電圧V200は、図8(F)及び図9(F)に示されるように、概ね390Vと“AC入力電圧×√2”との間の範囲で制御される。サブDC-DCコンバータ350の入力電圧が上がり、サブDC-DCコンバータ350の効率が上がることで、スリープモードでの電効率アップが可能となる。
また、PFC電圧検出回路450の一部をPFC回路200の電圧フィードバック回路と接続することにより、部品点数削減が可能となる。
上記の例では、AC電圧検出回路400によって検出されたAC入力電圧に基づいてPFC電圧検出回路450の基準電圧Vrefである閾値電圧が決定される。しかし、AC入力電圧の上限電圧は、電源装置の製品仕様書や製品銘板等に記載されている。したがって、閾値電圧である基準電圧Vrefは、製品の仕様上入力可能とされている交流電圧の上限電圧の√2倍以下の値を持つようにすればよい。
また、部品点数を減らすためにAC電圧検出回路400を省略する場合は、PFC電圧検出回路450の閾値電圧である基準電圧Vrefを、製品仕様書や製品銘板等に記載されている、製品の仕様上入力可能とされている交流電圧の上限電圧の√2倍に固定してもよい。
《2》第2の実施の形態
《2-1》第2の実施の形態の構成
図10は、第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成を概略的に示すブロック図である。図10において、図2(比較例)に示される構成部分と同一又は対応する構成部分には、図2に示される符号と同じ符号が付されている。第2の実施の形態に係る画像形成装置は、主要な構成として、電源装置である電源部100c、定着部3、及び制御部2000を有している。図10に示される電源部100cは、周期信号発生回路としてのタイマ回路550及びスイッチ回路500を有している点において、図2に示される電源部100と異なる。また、第2の実施の形態では、AC電圧設定信号600が制御部2000から出力され、タイマ回路550に入力される。
図11は、図10に示される電源部100cの詳細構成を示す回路図である。図11において、図3(比較例)に示される構成部分と同一又は対応する構成部分には、図3に示される符号と同じ符号が付されている。図11に示される電源部100cは、タイマ回路550及びスイッチ回路500を有している点において、図3に示される電源部100と異なる。第2の実施の形態では、タイマ回路550は、スイッチ回路500に予め決められた周期的な信号であるタイマIC出力VO550を出力する。
図11に示されるように、タイマ回路550は、タイマIC561と、タイマIC561に接続し電源供給の有無を切り替えるスイッチ562と、タイマ切替時間を設定する分圧抵抗563、564と、電解コンデンサ565と、AC電圧設定信号600をゲート信号とするトランジスタ568と、トランジスタ568のコレクタに接続される抵抗567と、トランジスタ568のコレクタとエミッタ間に接続される抵抗566と、タイマICのタイマIC出力VO550を遅延させる遅延回路569とを有している。スイッチ回路500は、タイマIC561の出力端子に接続される。スイッチ回路500は、Sleep信号がHiであるときにはオン状態であり、Sleep信号がLoであるときにはオフ状態である。ただし、スイッチ回路500は、Sleep信号がLoであっても、タイマIC出力VO550がHiになる期間、オン状態になる。
《2-2》第2の実施の形態の動作
次に、図11に示される第2の実施の形態に係る電源装置である電源部100cの動作を説明する。図12(A)から(H)は、図10及び図11に示される電源装置100cの動作波形の例を示すタイムチャートである。図12(A)から(H)の縦軸は、電圧又は電力を示し、横軸は時間を示す。なお、第2の実施の形態に係る画像形成装置は、通常動作モードと、通常動作モードよりも電力消費が少ない省エネルギーモードであるスリープモードとを有している。
図12(A)、(B)、(G)、(H)の動作波形は、第1の実施の形態に関する図8(A)、(B)、(H)、(I)のものとそれぞれ同じである。
図12(D)は、タイマIC561の出力信号であるタイマIC出力VO550を示す。タイマIC出力VO550は、一定の周期で周期的にオンオフを繰り返す。つまり、タイマIC出力VO550は、タイマ回路550の1周期ごとに間欠的にオンになる。タイマ回路550の1周期は、図12(C)に示されるAC電圧設定信号600に応じて切り替わる。一定の周期で周期的にオンオフを繰り返すタイマIC561は、一定周期で、一定時間、オン状態になるタイマIC出力VO550を出力する。PFC制御回路157を動作させない場合は、タイマIC出力VO550は、Loとなり、PFC制御回路157を動作させる場合は、タイマIC出力VO550は、Hiとなる。
図12(E)は、PFC回路200から出力されるDC出力電圧であるPFC出力電圧V200を示す。PFC回路200から出力されるDC電圧は、AC入力電圧を考慮し、ワールドワイド入力の場合、上記式(1)から390V程度に設定することが一般的である。
図12(F)は、画像形成装置が消費するAC電力を示しており、装置の動作モードによって変化する。
図12(A)から(H)の時刻t21では、通常動作モード中の各波形が示されている。このとき、図12(B)に示されるように、制御部2000から出力されるSleep信号はHiであり、図12(G)及び(H)に示されるように、電源部100cはDC5VとDC24Vとを出力し、図12(E)に示されるように、PFC出力電圧V200は概ねDC390Vである。そのため、図12(F)に示されるように、負荷回路によって消費されるAC電力は高い。負荷回路は、例えば、メインDC-DCコンバータ250、制御部2000、などを含む。
図12(A)から(H)の時刻t22では、制御部2000は、Sleep信号をHiからLoに切り替え、画像形成装置は、通常動作モードからスリープモードに切り替わる。Sleep信号がHiからLoに切り替わることにより、スイッチ回路300がオフ状態となり、サブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧の、メインDC-DCコンバータ250の制御ICの電源端子VCCとPFC回路200のPFC制御回路157の電源端子VCCへの供給が遮断される。このため、図12(H)に示されるように、メインDC-DCコンバータ250の動作が停止し、また、PFC回路200の動作が停止して、図12(E)に示されるように、PFC出力電圧V200が徐々に低下する(すなわち、垂下する)。時刻t22では、図12(F)に示されるように、消費されるAC電力は0Wに近い値となる。この理由は、PFC出力平滑コンデンサ155は、PFC回路200が動作時には概ねDC390Vに充電されており、PFC回路200の動作停止により放電を開始するからである。つまり、PFC出力平滑コンデンサ155の放電によって供給される電力によってサブDC-DCコンバータ350が動作しているため、消費されるAC電力は0Wとなる。
図12(A)から(H)の時刻t23では、PFC出力電圧V200の放電による垂下が継続し、タイマIC出力VO550が所定周期で所定時間(時刻t23~t24)、一時的にHiとなる。このとき、オフ状態であるスイッチ回路500は、一時的にオン状態になり、PFC制御回路157の電源端子VCCにサブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧が一時的に供給され、PFC回路200を動作させ、PFC出力電圧V200を所定の電圧まで上昇させる。このとき、PFC回路200を動作させるため、図12(F)に示されるように、AC電力の消費が発生する。
また、PFC出力電圧V200の放電による垂下が早い場合には、時刻t25に示されるように、タイマIC出力VO550の1周期が経過する前に、“PFC出力電圧V200=AC入力電圧×√2”の状態が発生する。時刻t25からt26の期間は、タイマIC出力VO550の1周期が経過する前の期間であるが、“PFC出力電圧V200=AC入力電圧×√2”の状態が発生しているため、PFC出力電圧V200は“AC入力電圧×√2”で維持され、AC電力が消費される。第2の実施の形態では、一定の周期でスイッチ回路500がオンオフを繰り返すため、負荷回路が消費する電力によって、PFC出力電圧V200の垂下が急峻になることがある。このように、通常よりPFC出力電圧V200の垂下速度が早い場合、“AC入力電圧×√2”まで到達するため、AC電力の消費が発生する。
その後、タイマIC出力VO550が所定周期で所定時間(時刻t26~t27)、一時的にHiとなる。このとき、オフ状態であるスイッチ回路500は、一時的にオン状態になり、PFC制御回路157の電源端子VCCにサブDC-DCコンバータ350の補助巻線の出力電圧が一時的に供給され、PFC回路200を動作させ、PFC出力電圧V200を所定の電圧まで上昇させる。このとき、PFC回路200を動作させるため、図12(F)に示されるように、AC電力の消費が発生する。
以上の動作を繰り返すことで、スリープモード時に、サブDC-DCコンバータ350は、PFC出力平滑コンデンサ155に蓄積されているエネルギーを消費することで動作するので、電源部100cの電力消費量は、図12(F)に示されるように間欠的に発生する。電源部100cの電力消費量は、スリープモード時における比較例の消費電力(図7(D)のP0)の場合の電力消費量よりも少なくすることができる。このため、サブDC-DCコンバータ350の効率が上がり、スリープモードでの電源部100cの効率が上がることが可能となる。
図13(A)から(H)は、図10及び図11に示される電源部100cの動作波形の他の例を示すタイムチャートである。図13(A)から(H)は、AC電力が230V系の場合を示している点が、100V系を示す図12(A)から(H)と異なる。
図13(A)は、商用電源1000から出力される電源部100cへ入力されるAC入力電圧を示す。図13(A)では、AC入力電圧は230V系の電圧である。図13(C)は、AC電圧検出回路400によるAC入力電圧の検出結果を示す。図13(C)では、図13(A)に示されるAC入力電圧が230V系であるため、Loが出力される。図13(B)、(D)から(H)の動作波形は、図12(B)、(D)から(H)の動作波形と同様である。
《2-3》第2の実施の形態の効果
以上に説明したように、第2の実施の形態によれば、PFC出力電圧V200を通常動作モード時には、概ねDC390Vで逐次制御し、スリープモード時には、図12(D)及び図13(D)に示されるように、パルス駆動制御としている。このため、PFC出力電圧V200は、図12(F)及び図13(F)に示されるように、概ね390Vと“AC入力電圧×√2”との間の範囲で制御される。サブDC-DCコンバータ350の入力電圧が上がり、サブDC-DCコンバータ350の効率が上がることで、スリープモードでの電源の効率アップが可能となる。
また、第2の実施の形態は、周期的にPFC出力平滑コンデンサ155に電力が供給されるように制御しているため、“AC入力電圧×√2”に達する前後で制御されることになる。このため、第2の実施の形態の場合は、第1の実施の形態の場合より、電力効率が少し低い傾向がある。しかし、PFC電圧検出回路450をタイマ回路550に置き換え、AC電圧検出回路400の代りにAC電圧設定信号600の受信で代用できるので、電源装置100cの部品点数の削減が可能となる。
50 画像形成装置、 100a、100b、100c 電源部、 150 ブリッジダイオード、 157 PFC制御回路、 155 PFC出力平滑コンデンサ、 156 電圧フィードバック検出部、 200 PFC回路、 250 メインDC-DCコンバータ、 300 スイッチ回路、 350 サブDC-DCコンバータ、 400 AC電圧検出回路、 450 PFC電圧検出回路、 461 コンパレータ、 500 スイッチ回路、 550 タイマ回路、 561 タイマIC、 600 AC電圧設定信号、 1000 商用電源、 2000 制御部。

Claims (12)

  1. 交流電源からAC電力が供給される整流回路と、
    前記整流回路の出力電圧を昇圧し、昇圧された電圧をコンデンサで平滑して、負荷回路に出力されるDC出力電圧を生成する力率改善回路と、
    前記DC出力電圧を所定の第1の電圧に降圧するDC-DCコンバータと、
    前記DC出力電圧が所定の条件を満たしているか否かを検知するDC出力電圧検出回路と、
    前記負荷回路の省エネルギーモードによって前記力率改善回路が停止状態である期間において、前記所定の条件が満たされる度に前記第1の電圧により前記力率改善回路を一時的に動作状態にするスイッチ回路と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  2. 前記所定の条件が満たされるときは、前記DC出力電圧の抵抗分圧値が所定の基準電圧以下になったときであることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記基準電圧は、前記AC電力の電圧であるAC入力電圧の√2倍以上の値を持つ閾値であることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記基準電圧は、製品の仕様上入力可能とされている交流電圧の上限電圧の√2倍以下の値を持つ閾値であることを特徴とする請求項2又は3に記載の電源装置。
  5. 前記AC電力の電圧であるAC入力電圧を検出するAC電圧検出回路をさらに有し、
    前記基準電圧は、前記AC電圧検出回路によって検出された前記AC入力電圧に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の電源装置。
  6. 交流電源からAC電力が供給される整流回路と、
    前記整流回路の出力電圧を昇圧し、昇圧された電圧をコンデンサで平滑して、負荷回路に出力されるDC出力電圧を生成する力率改善回路と、
    前記DC出力電圧を所定の第1の電圧に降圧するDC-DCコンバータと、
    予め決められた周期的な信号を時間経過とともに出力する周期信号発生回路と、
    前記負荷回路の省エネルギーモードによって前記力率改善回路が停止状態である期間において、前記周期信号発生回路が前記周期的な信号を出力する度に前記第1の電圧により前記力率改善回路を一時的に動作状態にするスイッチ回路と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  7. 前記周期信号発生回路は、前記負荷回路から取得するAC電圧設定信号に基づいて前記所定の一定時間を決定することを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  8. 前記周期信号発生回路は、所定の一定時間を計時する度にタイマ信号を出力するタイマ回路であることを特徴とする請求項6又は7に記載の電源装置。
  9. 前記負荷回路の省エネルギーモードによって前記力率改善回路が停止状態である期間において、前記DC-DCコンバータは前記コンデンサに蓄積されているエネルギーを消費することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の電源装置。
  10. 前記負荷回路の省エネルギーモードによって前記力率改善回路が停止状態である期間において、前記力率改善回路が一時的に動作状態になると、前記コンデンサにエネルギーが蓄積されることを特徴とする請求項9に記載の電源装置。
  11. 前記力率改善回路の一時的な動作状態は、間欠的に発生することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の電源装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の電源装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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