JP2019118162A - 電源装置及び画像形成装置 - Google Patents

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智行 小島
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Abstract

【課題】複数種類の電源電圧に対応しながら、消費電力が異なる複数の動作状態において電力の使用効率を高め得るようにする。【解決手段】画像形成装置の電源部3は、電圧検出回路46及びPFC制御回路47により、商用電源から供給される交流電圧の大きさ及びパワーセーブ信号に応じて、PFC回路部44PFCを通常通り動作させるか又は昇圧比を変化させるか或いはその動作を停止させるようにした。これにより電源部3は、商用電源の交流電圧に関わらず、パワーセーブ状態及び通常状態の何れにおいても、入力される交流電圧を高い効率で変換して浪費を抑えながら、直流電圧を安定的に出力することができる。【選択図】図5

Description

本発明は電源装置及び画像形成装置に関し、例えば画像形成装置(以下プリンタとも呼ぶ)に適用して好適なものである。
従来、プリンタにおいては、電源回路が組み込まれており、この電源回路において、商用電源から交流電圧の供給を受け、該交流電圧を所定の直流電圧(例えば24[V]や5[V]等)に変換した上で、画像形成部や制御部等の各部に供給するものが広く普及している。この電源回路としては、PFC(Power Factor Correction)回路を組み込むことにより、力率を改善するものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−102202号公報(図1等)
ところで商用電源の電圧は、国や地域によって相違しており、大きく分けて約100[V]又は約230[V]となっている。例えば日本では、AC(Alternating Current)100[V]及びAC200[V]が普及している。そこでプリンタの電源回路は、約100[V]及び約230[V]の双方に対応し得るように設計されており、何れの交流電圧が供給された場合であっても、所望の直流電圧を生成し得るようになっている。
またプリンタは、コンピュータ装置等の上位装置から印刷すべきデータの受信を待ち受けている場合のように印刷処理を行っていない場合、一部の動作を停止させて消費電力を低減させる、いわゆるパワーセーブ状態で動作するようになっている。しかしながらプリンタの電源回路は、供給される交流電圧により、パワーセーブ状態においてPFC回路の効率が却って悪化し、消費電力が増加してしまう場合がある、という問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、複数種類の電源電圧に対応しながら、消費電力が異なる複数の動作状態において電力の使用効率を高め得る電源装置及び画像形成装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の電源装置においては、交流電源から供給される交流電圧を整流して直流電圧とする整流回路と、整流回路により整流された直流電圧の力率を改善し、所定の通常電圧で出力可能なPFC(Power Factor Correction)回路と、直流電圧を平滑化する平滑回路と、直流電圧の大きさを変換するDC(Direct Current)−DC変換部と、消費電力を低減させるパワーセーブ状態において、交流電源から供給される交流電圧の大きさが所定の閾値電圧未満であれば、PFC回路から出力される直流電圧の大きさを通常電圧よりも低減させ、交流電源から供給される交流電圧の大きさが閾値電圧以上であれば、PFC回路の動作を停止させるよう、PFC回路を制御するPFC制御回路とを設けるようにした。
また本発明の画像形成装置においては、電源装置から供給される直流電圧を用いて動作し媒体に画像を形成する画像形成装置であって、電源制御回路は、交流電源から供給される交流電圧を整流して直流電圧とする整流回路と、整流回路により整流された直流電圧の力率を改善し、所定の通常電圧で出力可能なPFC回路と、直流電圧を平滑化する平滑回路と、直流電圧の大きさを変換するDC−DC変換部と、消費電力を低減させるパワーセーブ状態において、交流電源から供給される交流電圧の大きさが所定の閾値電圧未満であれば、PFC回路から出力される直流電圧の大きさを通常電圧よりも低減させ、交流電源から供給される交流電圧の大きさが閾値電圧以上であれば、PFC回路の動作を停止させるよう、PFC回路を制御するPFC制御回路とを設けるようにした。
本発明は、パワーセーブ状態において、交流電源の交流電圧が比較的低い場合、PFC回路から出力する直流電圧を通常電圧よりも低減させ、交流電源の交流電圧が比較的高い場合、PFC回路の動作を停止させる。これにより本発明は、パワーセーブ状態において、交流電源の交流電圧に関わらず、PFC回路から供給される直流電流を基にDC−DC変換部により所望の直流電圧を生成でき、且つ消費電力を抑えることができる。
本発明によれば、複数種類の電源電圧に対応しながら、消費電力が異なる複数の動作状態において電力の使用効率を高め得る電源装置及び画像形成装置を実現できる。
画像形成装置の構成を示す略線図である。 画像形成ユニットの構成を示す略線図である。 画像形成装置の回路構成を示す略線図である。 動作状態遷移処理手順を示すフローチャートである。 電源部の回路構成を示す略線図である。 電源供給動作手順を示すフローチャートである。 電源部における各部の波形(100[V])を示す略線図である。 電源部における各部の波形(230[V])を示す略線図である。 仮想的な電源部の回路構成を示す略線図である。 仮想的な電源部における各部の波形を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.画像形成装置の構成]
[1−1.各部の構成]
図1に示すように、画像形成装置1は、いわゆるプリンタであり、例えばA3サイズやA4サイズ等の大きさでなる用紙Pに対し、所望のカラー画像を印刷することができる。この画像形成装置1は、略箱型に形成された筐体2の内部に電源部3、制御部4、用紙給紙部5、画像形成部6、定着部7及び用紙排出部8といった複数のブロックが配置されている。因みに以下では、図1における右端部分を画像形成装置1の正面とし、この正面と対峙して見た場合の上下方向、左右方向及び前後方向をそれぞれ定義した上で説明する。
電源部3は、後述する商用電源に接続されており、例えば100[V]や230[V]等の交流電圧が供給されると、これを例えば24[V]や5[V]等の直流電圧に変換し、制御部4等の各ブロックに供給する(詳しくは後述する)。
制御部4は、コンピュータ装置等の上位装置(図示せず)と無線又は有線により接続されており、全体を統括制御するようになっている。制御部4は、上位装置から印刷対象の画像を表す画像データが与えられると共に当該画像データの印刷が指示されると、用紙Pの表面に印刷画像を形成する印刷処理を実行する。
用紙給紙部5は、筐体2内の最下部及び前部に配置されており、該最下部に媒体としての用紙Pを収容する給紙トレイ11が設けられている。給紙トレイ11の前上側には、該給紙トレイ11から用紙Pを前方へ送り出すピックアップローラ12が設けられ、その前側に、2個1対のローラでなり用紙Pを1枚ずつに分離して前方へ送り出す分離ローラ対13が設けられている。この分離ローラ対13の前側ないし上側には、用紙Pを搬送路Uに沿って前上方ないし後上方へ案内する搬送ガイド14が設けられ、さらに該搬送ガイド14の上端近傍に、2個1対のローラでなり用紙Pを送り出すレジストローラ対15が配置されている。
用紙給紙部5は、制御部4の制御に基づいて各ローラを適宜回転させることにより、給紙トレイ11に集積された状態で収容されている用紙Pを1枚ずつ分離しながらピックアップし、搬送ガイド14により搬送路Uに沿って前上方へ進行させ、やがてレジストローラ対15に当接させる。レジストローラ対15は、回転が適宜抑制されており、用紙Pに摩擦力を作用させることにより、進行方向に対して該用紙Pの側辺が傾斜する、いわゆる斜行を修正し、先頭及び末尾の端辺を左右に沿わせた状態としてから、進行させる。続いて用紙給紙部5は、用紙Pを後方の画像形成部6に引き渡す。
画像形成部6は、筐体2の中央上寄りに配置されている。この画像形成部6の下側、すなわち筐体2の中央付近には、前側及び後側にそれぞれ配置されたベルトローラの周囲に、無端ベルトでなる転写ベルト20が張架されている。転写ベルト20のうち上側に張架された部分の上面は、用紙給紙部5におけるレジストローラ対15の中心付近から後方に延長された搬送路Uの一部を形成している。転写ベルト20は、ベルトローラに駆動力が供給されると、図の反時計回りに走行することにより、用紙給紙部5から引き渡された用紙Pを上面に乗せた状態で、後方へ搬送することができる。
また画像形成部6には、転写ベルト20の上側に、搬送路Uに沿うようにして、4個の画像形成ユニット21K、21Y、21M及び21Cが前側から後側に向かって順次配置されている。画像形成ユニット21K、21Y、21M及び21C(以下これらをまとめて画像形成ユニット21とも呼ぶ)は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)の各色にそれぞれ対応しているものの、色のみが相違しており、何れも同様に構成されている。
画像形成ユニット21は、図2に模式的な側面図を示すように、ローラ保持部31、トナーカートリッジ32、プリントヘッド33により構成されており、その下側に配置された転写ローラ22との間に転写ベルト20を挟んでいる。因みに画像形成ユニット21及びこれを構成する各部品は、用紙Pにおける左右方向の長さに応じて、左右方向に十分な長さを有している。このため多くの部品は、前後方向や上下方向の長さに対して左右方向の長さが比較的長くなっており、左右方向に沿って細長い形状に形成されている。
トナーカートリッジ32は、現像剤としてのトナーを収容しており、ローラ保持部31内に形成されたトナー収容部34の上方に取り付けられている。このトナーカートリッジ32は、収容しているトナーを下方のトナー収容部34へ供給する。ローラ保持部31には、トナー収容部34の他、トナー供給ローラ35、現像ローラ36、感光体ドラム38及び帯電ローラ39が組み込まれている。トナー供給ローラ35は、現像ローラ36、感光体ドラム38及び帯電ローラ39は、何れも中心軸を左右方向に沿わせた円柱状に形成され、それぞれ帯電し得るようになっている。
このローラ保持部31は、図示しないモータから駆動力が供給されることにより、トナー供給ローラ35、現像ローラ36及び帯電ローラ39を矢印N2方向(図中の反時計回り)へ回転させると共に、感光体ドラム38を矢印N1方向(図中の時計回り)へ回転させる。さらにローラ保持部31は、トナー供給ローラ35、現像ローラ36及び帯電ローラ39にそれぞれ所定のバイアス電圧を印加することにより、それぞれ帯電させる。
トナー供給ローラ35は、帯電によりトナー収容部34内のトナーを周側面に付着させ、回転によりこのトナーを現像ローラ36の周側面に付着させる。現像ローラ36は、図示しない規制ブレードによって周側面から余分なトナーが除去された後、この周側面を感光体ドラム38の周側面に当接させる。このとき現像ローラ36の周側面に付着しているトナーは、マイナス電位に帯電している。
一方、帯電ローラ39は、帯電した状態で感光体ドラム38と当接することにより、当該感光体ドラム38の周側面を一様にマイナスに帯電させる。プリントヘッド33には、多数のLED(Light Emitting Diode)でなる発光素子が、主走査方向である左右方向に沿って直線状に配置されている。このプリントヘッド33は、制御部4(図1)から供給される画像データ信号に基づいた発光パターンで発光することにより感光体ドラム38を露光し、光を照射した箇所のみ電位を上昇させる。これにより感光体ドラム38は、その上端近傍において周側面に静電潜像が形成される。
続いて感光体ドラム38は、矢印N1方向へ回転することにより、この静電潜像を形成した箇所を現像ローラ36と当接させる。これにより感光体ドラム38の周側面には、静電潜像に基づいてトナーが付着し、画像データに基づいたトナー画像が現像される。
転写ローラ22は、感光体ドラム38の真下に位置しており、その周側面における上端近傍と該感光体ドラム38の下端近傍との間に、転写ベルト20の上側部分を挟んでいる。この転写ローラ22は、所定のバイアス電圧が印加されると共に、転写ベルト20により矢印N2方向へ連れ回る。これにより画像形成ユニット21は、搬送路Uに沿って用紙Pが搬送されていた場合、感光体ドラム38の周側面に現像されたトナー画像をこの用紙Pに転写することができる。
このようにして各画像形成ユニット21は、搬送路Uに沿って前方から搬送されて来る用紙Pに対し、それぞれの色によるトナー画像を順次転写して重ねながら、後方へ進行させていく。
定着部7(図1)は、画像形成部6の後側に配置されており、搬送路Uの上側及び下側にそれぞれ定着ローラ24が配置されている。このうち上側の定着ローラ24は、回転可能に構成されており、その内部に、例えばハロゲンランプでなり定着ローラ24を加熱するヒータ25が組み込まれている。また、定着ローラ24の上側には、該定着ローラ24の温度を検出する温度検出センサ26が配置されている。
この定着部7は、予めヒータ25により定着ローラ24を加熱しておき、トナー画像が転写された用紙Pが搬送路Uに沿って搬送されてくると、定着ローラ24同士の間にこの用紙Pを挟み込んで当接し、熱及び圧力を加えてトナー画像を用紙Pに定着させた上で、後方へ送り出す。
用紙排出部8は、定着部7の後側に配置されている。この用紙排出部8は、用紙給紙部5と一部類似した構成となっており、用紙Pを案内する搬送ガイド28及び排出ローラ対29等が搬送路Uに沿って配置されている。この用紙排出部8は、制御部4の制御に従って各搬送ローラ対を適宜回転させることにより、定着部7から引き渡される用紙Pを搬送ガイド28に沿って後上方へ向けてから前方へ向けるように搬送し、回転する排出ローラ対29により、筐体2の上面に形成された排出トレイ2Tへ排出する。
[1−2.回路構成]
次に、画像形成装置1の回路構成について、図3を参照しながら説明する。電源部3は、保護素子41及びフィルタ42を介して外部の商用電源PSに接続されている。交流電源としての商用電源PSは、正弦波でなる交流電圧を供給しており、該交流電圧の実効値が90〜140[V]の比較的低い値、又は198〜264[V]の比較的高い値となっている。説明の都合上、以下では、90〜140[V]の比較的低い交流電圧の代表例として100[V]を用い、198〜264[V]の比較的高い交流電圧の代表例として230[V]を用いる。
保護素子41は、過電流保護用のヒューズや雷サージ保護用のバリスタ(非直線性抵抗素子)等により構成され、過電流により電源部3が損傷することを阻止する。フィルタ42は、コモンモードチョークコイル、或いはチョークコイル及びコンデンサ等により構成され、交流電圧から比較的高い周波数のノイズを除去する。
電源部3には、交流電圧を整流して直流電圧とする整流回路43、力率の改善及び平滑化を行うPFC/平滑回路44、直流電圧の大きさを変換するDC(Direct Current)−DC変換部45、電圧を検出する電圧検出回路46、及びPFC回路の制御を行うPFC制御回路47が設けられている(詳しくは後述する)。
制御部4には、種々の演算処理を行うCPU(Central Processing Unit)51が設けられ、このCPU51にROM(Read Only Memory)52及びRAM(Random Access Memory)53がそれぞれ接続されている。CPU51は、ROM52から所定のプログラムを読み出し、RAM53をワークエリアとして使用しながら、印刷処理や動作状態遷移処理等の種々の処理を行う。
また制御部4には、高圧電源54、アクチュエータ駆動部55、ヘッド制御部56、センサオンオフ回路57及び温度検出部58が設けられている。高圧電源54は、CPU51の制御に従い、比較的高い電圧(例えば数百[V])を生成し、これを画像形成部6のトナー供給ローラ35、現像ローラ36、帯電ローラ39および転写ローラ22にそれぞれ供給する。
アクチュエータ駆動部55は、CPU51の制御に従い、メインモータ61、給紙モータ62及びレジストモータ63といった複数のモータ等(すなわちアクチュエータ)をそれぞれ駆動させる。各モータは、それぞれ回転することにより、各部のローラやドラム等に駆動力を伝達し、それぞれを適宜回転させる。
ヘッド制御部56は、CPU51から印刷すべき画像データの供給を受けると、この画像データに基づいた発光信号を生成し、これを画像形成部6のプリントヘッド33へ供給する。これによりプリントヘッド33は、画像データに応じた発光パターンで各LED素子を発光させ、感光体ドラム38(図2)を適宜感光させて静電潜像を形成する。
センサオンオフ回路57は、CPU51の制御に従い、各部に設置された各種センサ59をオン又はオフに切り替える。この各種センサ59には、例えば用紙給紙部5、画像形成部6及び用紙排出部8にそれぞれ配設されたLNセンサ5S、WRセンサ6S及びEXTセンサ8S等が含まれる。温度検出部58は、定着部7の温度検出センサ26から供給される電気信号を基に、定着ローラ24の温度を検出し、得られた温度をCPU51に通知する。
[2.動作状態の遷移]
ところで画像形成装置1は、動作状態として、比較的大きな電力を消費しながら用紙Pに対して印刷処理を行う通常状態の他に、印刷処理を行わず比較的小さな電力を消費しながら上位装置からの印刷指示を待ち受けるパワーセーブ状態にも遷移し得るようになっている。ここでは、画像形成装置1における動作状態(すなわち通常状態又はパワーセーブ状態)の遷移について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
画像形成装置1の制御部4(図3)は、最初のステップSP1において、図示しない電源スイッチが「オフ」から「オン」に切り替えられ電源が投入されると、次のステップSP2へ移る。ステップSP2において制御部4は、定着部7のヒータ25による加熱を開始させる等、各部においてウォームアップ動作を開始させ、これが完了すると次のステップSP3へ移る。ステップSP3において制御部4は、パワーセーブ信号の信号レベルをハイレベルとして動作状態を通常状態に遷移させ、次のステップSP4へ移る。
ステップSP4において制御部4は、上位装置から印刷指示を受け付けたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、制御部4は次のステップSP5へ移り、各部を適宜制御することにより、印刷指示と共に取得した画像データに基づいた画像を用紙Pに印刷する印刷処理を行い、次のステップSP6へ移る。一方、ステップSP4において否定結果が得られると、制御部4は印刷処理を行わずに次のステップSP6へ移る。
ステップSP6において制御部4は、最後に印刷処理を行ってから、或いはウォームアップ動作が完了してから印刷処理を行わずに、所定時間(例えば5分間)が経過したか否かを判定する。このことは、印刷処理を直ちに開始可能な状態でありながら、印刷処理を行わずに経過した時間が、所定時間であるか否かを判定することになる。
ここで否定結果が得られると、制御部4は再びステップSP4へ戻り、上位装置からの印刷指示を待ち受ける。一方、肯定結果が得られると、このとき制御部4は次のステップSP7へ移る。
ステップSP7において制御部4は、パワーセーブ信号の信号レベルをハイレベルからローレベルに切り替えることにより、動作状態を通常状態からパワーセーブ状態に遷移させて、次のステップSP8へ移る。これにより画像形成装置1は、印刷時に動作させる必要がある各部分を適宜停止させて消費電力を動作状態よりも大幅に低減させるものの、制御部4の一部を動作させることにより、上位装置からの新たな印刷指示を受け付け得るようになっている。
ステップSP8において制御部4は、上位装置から新たな印刷指示を受け付けたか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、制御部4はこのステップSP8を繰り返すことにより、上位装置からの新たな印刷指示を待ち受ける。一方、ステップSP8において肯定結果が得られると、制御部4はステップSP2へ戻って一連の処理を繰り返すことにより、パワーセーブ状態から通常状態に遷移した上で新たな印刷指示に基づいた印刷処理を行う。
[3.電源部の回路構成]
次に、電源部3の詳細な回路構成について、図5を参照しながら説明する。整流回路43は、4個のダイオードが相互に接続されたブリッジダイオードBD1により構成されている。ブリッジダイオードBD1には、入力端子に商用電源PSのLINE及びNeutralがそれぞれ接続され、出力端子に出力線LV1及びグランド線LG1がそれぞれ接続されている。この整流回路43は、商用電源PSから供給される正弦波の交流電圧を全波整流し、出力線LV1及びグランド線LG1から出力する。
因みに電源部3には、図示しない突入抑制回路が設けられている。この突入抑制回路は、例えばサーミスタや抵抗、スイッチ素子であるトライアック、或いはリレー等を組み合わせて構成され、電源オン時にPFC/平滑回路44の電解コンデンサC1(後述する)に過大な突入電流が流れることを阻止するようになっている。
PFC/平滑回路44は、コイルL1、整流用ダイオードD1、FET(Field Effect Transistor)素子Q1、制御用IC(Integrated Circuit)48、抵抗R1、R2、R3及びR4、並びに電解コンデンサC1により構成されている。このPFC/平滑回路44では、これらの素子のうち最後段に位置する電解コンデンサC1が平滑回路として機能し、これ以外の素子により形成される前段の回路がPFC回路として機能するようになっている。このため以下では、PFC/平滑回路44のうちPFC回路として機能する部分をPFC回路部44PFCと呼び、また平滑回路として機能する部分を平滑回路部44RFと呼ぶ。
コイルL1及び整流用ダイオードD1は、出力線LV1に対して直列に接続されている。制御用IC48は、電源端子(図中Vccと表記)、出力端子(図中OUTと表記)、フィードバック入力端子(図中FBと表記)及びグランド端子(図中GNDと表記)を有している。FET素子Q1は、ドレイン端子が出力線LV1におけるコイルL1及び整流用ダイオードD1の間に接続され、ソース端子が抵抗R1を介してグランド線LG1に接続され、ゲート端子が制御用IC48の出力端子に接続されている。抵抗R2、R3及びR4は、互いに直列に接続され、出力線LV1及びグランド線LG1の間を渡るように配置されている。また抵抗R2及びR3と接続されている点PFBは、制御用IC48のフィードバック入力端子にも接続されている。
制御用IC48は、電源端子に電圧源Vccからの電圧が供給される間のみ動作し、フィードバック入力端子に供給されるフィードバック電圧VFB、すなわち点PFBの電位に応じて、出力端子から出力する矩形波のデューティー比を変化させる。換言すれば、制御用ICは、フィードバック電圧VFBに基づいた電圧フィードバック制御を行う。これによりPFC回路部44PFCでは、FET素子Q1のスイッチ動作におけるデューティー比を変化させ、後段の平滑回路部44RF(すなわち電解コンデンサC1)に供給する直流電圧の昇圧比を変化させることができる。
電圧検出回路46及びPFC制御回路47は、整流回路43とPFC/平滑回路44との間に挟まれるように配置されている。この電圧検出回路46及びPFC制御回路47は、図4に示したように、互いに組み合わされて1つの回路を形成しているものの、最前段のトランジスタQ2及びツェナーダイオードD2等が実質的に電圧検出回路46として機能し、これ以外の後段の回路がPFC制御回路47として機能するようになっている。
トランジスタQ2は、エミッタ端子が出力線LV1に接続され、コレクタ端子が抵抗R5、ツェナーダイオードD2及びコンデンサC2を直列に介してグランド線LG1に接続され、ベース端子が抵抗R8を介して電圧源Vccに接続されている。ツェナーダイオードD2は、その逆耐電圧が100[V]及び230[V]の間の値、例えば160〜180[V]となるように選定されている。説明の都合上、以下ではこの逆耐電圧を閾値電圧とも呼ぶ。
またPFC制御回路47には、制御部4(図3)のCPU51から負論理のパワーセーブ信号(図中Power-save-Nと表記)が供給されている。このパワーセーブ信号は、信号レベルがローである時に、画像形成装置1が印刷処理を行わないパワーセーブ状態であることを表し、信号レベルがハイである時に画像形成装置1が印刷処理を行う通常状態であることを表す。
このパワーセーブ信号は、抵抗R6を介してトランジスタQ3のベース端子に接続され、抵抗R10を介してトランジスタQ4のベース端子に接続され、さらに抵抗R9を介してトランジスタQ5のベース端子に接続されている。トランジスタQ3は、エミッタ端子がトランジスタQ2のベース端子に接続され、コレクタ端子がグランド線LG1に接続されている。トランジスタQ4は、コレクタ端子がグランド線LG1に接続され、エミッタ端子がPFC回路部44PFCにおける抵抗R3及びR4の接続点に接続されている。
トランジスタQ5は、コレクタ端子がグランド線LG1に接続され、エミッタ端子がトランジスタQ6のベース端子に接続されると共に、抵抗R11を介してツェナーダイオードD2及びコンデンサC2の接続点に接続されている。トランジスタQ6は、コレクタ端子がグランド線LG1に接続され、エミッタ端子がトランジスタQ7のベース端子に接続されている。トランジスタQ7は、エミッタ端子が電圧源Vccに接続されており、コレクタ端子がPFC回路部44PFCにおける制御用IC48の電源端子に接続されている。またトランジスタQ7のベース端子及びエミッタ端子は、抵抗R12を介して相互に接続されている。
ところで電圧検出回路46及びPFC制御回路47では、トランジスタQ2〜Q7が何れもベース端子の電位に応じてエミッタ端子及びコレクタ端子の間に電流を流すか否かを切り替えるスイッチとして機能するようになっている。このためPFC制御回路47は、例えばトランジスタQ7をオン又はオフに切り替えることにより、制御用IC48に電圧源Vccの電圧を供給するか否か、すなわち該制御用IC48を動作させるか否かを切り替えることができる。
またPFC制御回路47は、例えばトランジスタQ4をオン又はオフに切り替えることにより、PFC回路部44PFCの点PFBにおける分圧比をR3/(R2+R3)又は(R3+R4)/(R2+R3+R4)に切り替えることができる。因みにPFC回路部44PFCでは、分圧比(R3+R4)/(R2+R3+R4)が分圧比R3/(R2+R3)よりも小さくなるよう、抵抗R2、R3及びR4の抵抗値が適宜選定されている。
DC−DC変換部45には、DC−DCコンバータ49が設けられている。DC−DCコンバータ49は、PFC/平滑回路44から供給される直流電圧の大きさを変換することにより、例えば24[V]及び5[V]の直流電圧を生成し、これらを制御部4(図3)等へ供給する。因みにDC−DCコンバータ49は、例えば2個のコイル(L)及び1個のコンデンサ(C)による共振を利用するLLC方式となっている。
[4.電源供給動作]
次に、画像形成装置1の電源部3において商用電源PSを基に直流電圧を生成して各部へ供給する電源供給動作手順について、図6のフローチャート並びに図7及び図8の波形図を参照しながら説明する。
因みに図6は、電源部3における動作の順序を厳密に表したものでは無く、種々の条件に応じた具体的な動作の違いについて、概念的に表したものである。また図7及び図8は、商用電源PSの電圧が100[V]の場合及び230[V]の場合における、各部の波形をそれぞれ表したものである。また図7及び図8では、縦軸が電圧又は電流の大きさを表し、横軸が時間の経過を表しており、さらにそれぞれ前半の期間PD1がパワーセーブ状態を表し、後半の期間PD2が通常状態を表している。
電源部3は、最初のステップSP11において、商用電源PS(図3)から供給される交流波を整流回路43により全波整流する。このとき整流回路43は、図7(A)及び図8(A)にそれぞれ示すような交流波を整流することにより、図7(B)及び図8(B)にそれぞれ示すような全整流波の直流電圧を出力する。
次に制御部4は、ステップSP12において、動作状態が通常状態であるか否か、具体的には制御部4から供給されるパワーセーブ信号の信号レベルがハイレベルであるか否かを判定する。ステップSP12において肯定結果が得られると、このことは、図7(C)及び図8(C)における後半部分(すなわち期間PD2)のように、パワーセーブ信号がハイレベルであることを意味する。
このとき電源部3は、ステップSP13に移り、PFC制御回路47の動作を停止させる。具体的に電源部3では、パワーセーブ信号がハイレベルであるために、トランジスタQ3、Q4及びQ5が何れも「オン」となり、それぞれのエミッタ端子の電位がローレベルとなる。これによりPFC制御回路47では、点P23及び点P56の電位が何れもローレベルとなり、さらに点P67の電位がグランド線LG1から切り離される。
そうするとトランジスタQ7は、図7(D)及び図8(D)の期間PD2に示すように、電圧源Vccの電圧が抵抗R12を介してベース端子に供給されて「オン」の状態となり、該電圧源Vccの電圧をPFC回路部44PFCにおける制御用IC48の電源端子に供給させる。すなわちPFC制御回路47は、PFC回路部44PFCに対して特別な制御を行うこと無く、通常通りに動作させる。
またPFC/平滑回路44では、点P34の電位がローレベルとなる。このため点PFBにおける分圧比は、比較的大きい値であるR3/(R2+R3)となる。これにより、図7(E)及び図8(E)の期間PD2に示すように、グランド線LG1に対する点PFBの電圧であるフィードバック電圧VFBも、比較的高い値となる。
次のステップSP14において電源部3は、電圧検出回路46の動作を停止させる。具体的に電源部3では、点P23がローレベルであるために、スイッチ素子としてのトランジスタQ2が「オフ」の状態となり、出力線LV1及びグランド線LG1の間の電圧がツェナーダイオードD2に印加されない。この結果、電圧検出回路46は、動作を停止した状態となる。
ステップSP15において電源部3は、通常通りに動作しているPFC回路部44PFCにより、図7(F)及び図8(F)の期間PD2に示すように、FET素子Q1を比較的高いデューティー比でスイッチング動作させて力率を改善させる。また電源部3は、ステップSP16において、図7(G)及び図8(G)の期間PD2に示すように、フィードバック電圧VFBが比較的高い値であることに応じて、出力電圧VPFCを約390[V]にまで昇圧させる。説明の都合上、以下では通常通りに動作しているPFC回路部44PFCから出力される直流電圧の大きさ(すなわち390[V])を、通常電圧とも呼ぶ。
ステップSP17において電源部3は、PFC/平滑回路44の平滑回路部44RFにより直流電圧を平滑化させる。これにより、平滑回路部44RFから後段のDC−DC変換部に供給される直流電圧は、適切に平滑化されて概ね一定の値となる。ステップSP18において電源部3は、DC−DC変換部45のDC−DCコンバータ49により、例えば約390[V]のような比較的高い直流電圧を、図7(H)及び(J)並びに図8(H)及び(J)の期間PD2に示すように、24[V]や5[V]のような比較的低い直流電圧に変換する。ステップSP19において電源部3は、DC−DC変換部45により変換した直流電圧を所定の供給先、例えば制御部4等へ出力する。その後、電源部3はステップSP20において、電源供給動作を終了する。
一方、ステップSP12において否定結果が得られると、このことは画像形成装置1がパワーセーブ状態であり、図7(C)及び図8(C)における前半部分(すなわち期間PD1)のように、パワーセーブ信号がローレベルであることを意味する。
このとき電源部3は、次のステップSP21に移り、PFC制御回路47の動作を開始させる。具体的に電源部3では、パワーセーブ信号がローレベルであるために、トランジスタQ3、Q4及びQ5が何れも「オフ」となり、それぞれのエミッタ端子がグランド線LG1から電気的に切り離される。これによりPFC制御回路47では、電圧源Vccの電圧により点P23がハイレベルとなる。またPFC制御回路47では、点P56がグランド線LG1から電気的に切り離され、ツェナーダイオードD2のアノード端子側にある点P22の電位と連動することになる。
このためPFC制御回路47では、点P56の電位がローレベルであれば、通常状態の場合と同様に、トランジスタQ6が「オフ」となりトランジスタQ7が「オン」となるため、電圧源Vccの電圧をPFC/平滑回路44における制御用IC48の電源端子に供給する。一方、PFC制御回路47では、点P56の電位がハイレベルであれば、トランジスタQ6が「オン」となりトランジスタQ7が「オフ」となるため、電圧源Vccの電圧がPFC/平滑回路44における制御用IC48の電源端子に供給されず、該制御用IC48の動作を停止させる。
すなわちPFC制御回路47では、ツェナーダイオードD2におけるアノード端子側の点P22における電位に応じて、PFC/平滑回路44の制御用IC48を動作させるか否かを切り替える(すなわち制御する)ことができる。
ステップSP22において電源部3は、電圧検出回路46を動作させる。具体的に電源部3では、点P23がハイレベルであるために、スイッチ素子としてのトランジスタQ2が「オン」の状態となり、出力線LV1及びグランド線LG1の間の電圧がツェナーダイオードD2に印加される。このツェナーダイオードD2は、上述したように、逆耐電圧が100[V]及び230[V]の間となるように選定されている。このため電圧検出回路46では、商用電源PSからの交流電圧が100[V]でありツェナーダイオードD2の逆耐電圧を越えない場合、点P22の電位がローレベルとなり、商用電源PSからの交流電圧が230[V]でありツェナーダイオードD2の逆耐電圧を越える場合、点P22の電位がハイレベルとなる。
すなわち電圧検出部としての電圧検出回路46は、点P23がハイレベルであるために、出力線LV1及びグランド線LG1の間の直流電圧をツェナーダイオードD2に印加し、これにより商用電源PSの交流電圧に応じて、点P22の電位をハイレベル又はローレベルに切り替えることができる。
ステップSP23において電源部3は、商用電源PSからの交流電圧が100[V]であるか否か、具体的には電圧検出回路46において点P22がローレベルであるか否かを判定する。ここで肯定結果が得られた場合、すなわち商用電源PSからの交流電圧が100[V]であった場合、電源部3は次のステップSP24に移る。この場合、電源部3における各部の波形は、図7における期間PD1に示す形状となる。
ステップSP24において、PFC制御回路47では、点P22がローレベルであるために、点P56もローレベルとなり、トランジスタQ6を「オフ」とする。これによりトランジスタQ7は、図7(D)の期間PD1に示すように、電圧源Vccの電圧が抵抗R12を介してベース端子に供給されて「オン」となり、該電圧源Vccの電圧をPFC回路部44PFCにおける制御用IC48の電源端子に供給して動作させる。
ステップSP24において電源部3は、PFC回路部44PFCにおけるフィードバック定数を、通常状態の値から変更する。具体的に電源部3は、パワーセーブ信号がローレベルでありPFC制御回路47においてトランジスタQ4が「オフ」であるために、PFC回路部44PFCにおける点P34の電位をグランド線LG1から切り離す。これに応じてPFC回路部44PFCでは、点PFBにおける分圧比が、通常状態におけるR3/(R2+R3)から(R3+R4)/(R2+R3+R4)に変更される。この結果、フィードバック電圧VFBは、図7(E)の期間PD1に示すように、通常状態(期間PD2)よりも低い値となる。
ステップSP25において電源部3は、PFC回路部44PFCから出力する直流電圧を、通常状態よりも低下させる。具体的にPFC回路部44PFCは、点PFBにおける分圧比が通常状態よりも低い(R3+R4)/(R2+R3+R4)であるため、図7(F)の期間PD1に示すように、通常状態(期間PD2)よりもデューティー比を低下させる。これによりPFC回路部44PFCでは、出力電圧VPFCを通常状態の約390[V]よりも低い約300[V]として、消費電力を通常状態よりも低減させる。
そのうえで電源部3は、通常状態と同様にステップSP15〜SP20の動作を行うことにより、24[V]及び5[V]の直流電圧を生成して出力する。この結果、電源部3では、図7(H)及び(J)の期間PD1に示すように、通常状態(期間PD2)と同様の電圧である24[V]や5[V]の電力を安定的に出力できる。
一方、ステップSP23において否定結果が得られた場合、すなわち商用電源PSの電圧が230[V]であった場合、電源部3は次のステップSP26に移る。この場合、電源部3における各部の波形は、図8における期間PD1に示す形状となる。
ステップSP26において電源部3は、制御用IC48の動作を停止させる。具体的にPFC制御回路47では、点P22がハイレベルであるために、点P56もハイレベルとなり、トランジスタQ6を「オン」とする。これによりトランジスタQ7は、図8(F)の期間PD1に示すように、ベース端子の電位がローレベルとなって「オフ」となり、電圧源Vccの電圧をPFC回路部44PFCにおける制御用IC48の電源端子に供給しなくなり、その動作を停止させる。
すなわちPFC制御回路47は、制御用IC48の動作を停止させ、図8(F)の期間PD1に示すように、FET素子Q1の動作も停止させ、PFC回路部44PFCによる力率改善及び昇圧の動作を停止させる。この結果、PFC回路部44PFCの出力電圧VPFCは、図8(G)の期間PD1に示すように、通常状態(期間PD2)よりも低く、且つ脈動する直流電圧を生成する。またこのときPFC制御回路47は、動作を停止しているため、実質的に電力を消費しない。
そのうえで電源部3は、通常状態と同様にステップSP17〜SP20の動作を行うことにより、24[V]及び5[V]の直流電圧を生成して出力する。このとき電源部3では、PFC回路部44PFCの出力電圧VPFCが脈動しているものの、平滑回路部44RFによりこれを平滑化した上でDC−DC変換部45によりその電圧を変換する。この結果、電源部3では、図8(H)及び(J)の期間PD1に示すように、通常状態(期間PD2)と同様に、24[V]及び5[V]の直流電圧を安定的に出力できる。
[5.効果等]
以上の構成において、画像形成装置1の電源部3は、電圧検出回路46及びPFC制御回路47により、商用電源PSから供給される交流電圧の大きさ及びパワーセーブ信号に応じて、PFC回路部44PFCの動作を制御するようにした。
ここで、電源部3との比較用に、仮想的な電源部103を想定する。この電源部103は、図5と対応する図9に示すように、電源部3から電圧検出回路46及びPFC制御回路47が省略され、さらにPFC/平滑回路44に代わるPFC/平滑回路144が設けられた構成となっている。
PFC/平滑回路144は、PFC回路部44PFCに代わるPFC回路部144PFCと、平滑回路部44RFとにより構成されている。このうちPFC回路部144PFCは、PFC回路部44PFCから抵抗R4が省略され、抵抗R3の一端がグランド線LG1に接続された構成となっている。すなわちPFC回路部144PFCは、常に通常状態におけるPFC回路部44PFCと同様に動作する。
このため電源部103における各部の波形は、図7(A)、(B)、(C)、(G)、(H)及び(J)における期間PD2とそれぞれ対応する図10(A)、(B)、(C)、(G)、(H)及び(J)に示すようになる。特に図10(G)に示すように、PFC回路部144PFCの出力電圧VPFCは、常に約390[V]となる。
これにより電源部103では、特に商用電源PSから供給される交流電圧の大きさが230[V]である場合、パワーセーブ状態であっても、PFC回路部144PFCの出力電圧VPFCが常に約390[V]となり、結果的に消費電力が比較的高くなってしまっていた。
これに対し本実施の形態による電源部3では、商用電源PSから230[V]の交流電圧が供給される場合、電圧検出回路46及びPFC制御回路47により、パワーセーブ状態において制御用IC48に対する電源の供給を遮断し、PFC回路部44PFCの動作を停止させる(図4、図6及び図8)。これにより電源部3では、交流電圧が230[V]である場合、パワーセーブ状態において、DC−DC変換部45により24[V]及び5[V]の直流電圧を安定的に出力しながら、仮想的な電源部103(図9)よりも不必要な電力の浪費を削減できる。
また電源部3では、商用電源PSから100[V]の交流電圧が供給される場合、電圧検出回路46及びPFC制御回路47により、パワーセーブ状態においてフィードバック電圧VFBを通常状態よりも低下させ、PFC回路部44PFCから出力する電力の電圧を約300[V]に低下させるようにした(図4、図6及び図7)。これにより電源部3では、交流電圧が100[V]である場合にも、パワーセーブ状態において、DC−DC変換部45により24[V]及び5[V]の直流電圧を安定的に出力しながら、仮想的な電源部103(図9)よりも消費電力を格段に削減できる。
さらに電源部3では、商用電源PSから供給される交流電圧の大きさに関わらず、通常状態において、PFC回路部44PFCを通常通りに動作させることにより、出力電圧VPFCを約390[V]とするようにした。これにより電源部3では、画像形成装置1において印刷処理等を行う通常状態であれば、PFC回路部44PFCにより力率を適切に改善しながら、電力消費の効率を高めることができる。
すなわち電源部3では、電圧検出回路46及びPFC制御回路47によってPFC回路部44PFCを適切に制御することにより、商用電源PSからの交流電圧に関わらず、パワーセーブ状態及び通常状態の何れにおいても、電力を高い効率で変換して浪費を抑えながら、24[V]及び5[V]等の直流電圧を安定的に出力できる。
これを他の観点から見れば、電源部3は、仮想的な電源部103(図9)と比較して、電圧検出回路46及びPFC制御回路47を追加し、さらにPFC回路部144PFCに抵抗R4や一部の配線を追加してPFC回路部44PFCとすれば良い。このため電源部3は、例えばPFC回路部44PFCにおける中心部分である制御用IC48やFET素子Q1等を変更する必要が無く、既存の部品や回路構成を効率良く活用でき、製造コストの増加幅を必要最小限に抑えることができる。
また電圧検出回路46は、ツェナーダイオードD2の逆耐電圧を利用して商用電源PSの電圧が100[V]又は230[V]の何れであるかを検出するようにした。これにより電源部3は、極めて簡素に構成された電圧検出回路46により商用電源PSの交流電圧を正しく検出でき、その検出結果に応じてPFC回路部44PFCの動作を適切に制御できる。
以上の構成によれば、画像形成装置1の電源部3は、電圧検出回路46及びPFC制御回路47により、商用電源PSから供給される電力の電圧及びパワーセーブ信号に応じて、PFC回路部44PFCを通常通り動作させ、又は昇圧比を変化させ、或いはその動作を停止させるようにした。これにより電源部3は、商用電源PSの電圧に関わらず、パワーセーブ状態及び通常状態の何れにおいても、入力される交流の電力を高い効率で変換して浪費を抑えながら、直流の電力を安定的に出力することができる。
[6.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、トランジスタQ3〜Q7等の回路素子を用いてPFC制御回路47を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、他の種々の素子等を用いてPFC制御回路47を構成しても良い。要は、PFC回路部44PFCの動作について、画像形成装置1が通常状態でありパワーセーブ信号がハイレベルの場合に通常動作とする一方、パワーセーブ状態でありパワーセーブ信号がローレベルの場合に、商用電源PSの交流電圧が100[V]であれば昇圧比を低下させ、230[V]であれば停止させるよう、それぞれ制御できれば良い。
また上述した実施の形態においては、制御部4から電源部3へ供給するパワーセーブ信号を負論理とし、通常状態においてハイレベルとし、パワーセーブ状態においてローレベルとする場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばパワーセーブ信号を正論理とし、通常状態においてローレベルとし、パワーセーブ状態においてハイレベルとしても良い。或いは、例えばパワーセーブ信号を例えば値「0」や「1」等の符号の組合せにより表されるデジタルデータとしても良い。要は、PFC制御回路47において、パワーセーブ信号を基に画像形成装置1の動作状態が通常状態又はパワーセーブ状態の何れであるかを正しく検出でき、得られた検出結果に応じてPFC回路部44PFCを適切に制御できれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、電圧検出回路46においてツェナーダイオードD2の逆耐電圧を利用することにより、商用電源PSの電圧を検出する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばコンパレータを用いた回路や、ゼロクロス検出回路等のように、種々の素子を用いた種々の回路を電圧検出回路46としても良い。また、定着部7(図3)においてヒータ25にコンパレータを用いている場合、当該コンパレータを電圧検出回路46において共用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、DC−DC変換部45においてLLC方式のDC−DCコンバータ49を用いる場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えばフライバック方式やフォワード方式等、種々の方式でなるDC−DCコンバータを用いても良い。
さらに上述した実施の形態においては、DC−DC変換部45から出力する直流電圧を24[V]及び5[V]とする場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば3.3[V]や12[V]等、他の種々の電圧であっても良い。また出力する直流電圧の種類も2種類に限らず、1種類又は3種類以上であっても良い。
さらに上述した実施の形態においては、本発明を画像形成装置1の電源部3に適用する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、例えば複写機やイメージスキャナ等、種々の電子機器における電源部に適用しても良い。特に本発明は、通常状態及びパワーセーブ状態のように消費電力が異なる複数の動作状態に遷移可能であり、且つ100[V]及び230[V]のように複数種類の電圧でなる商用電源に対応する電子機器の電源部に好適である。
さらに本発明は、上述した実施の形態及び他の実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した実施の形態と上述した他の実施の形態の一部又は全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。
さらに上述した実施の形態においては、整流回路としての整流回路43と、PFC回路としてのPFC回路部44PFCと、平滑回路としての平滑回路部44RFと、DC−DC変換部としてのDC−DC変換部45と、PFC制御回路としてのPFC制御回路47とによって電源装置としての電源部3を構成する場合について述べた。しかしながら本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる整流回路と、PFC回路と、平滑回路と、DC−DC変換部と、PFC制御回路とによって電源装置を構成しても良い。
本発明は、例えば100[V]又は230[V]のように複数種類の電圧でなる商用電源に対応し、且つ通常状態及びパワーセーブ状態のように消費電力が異なる動作状態に遷移可能である画像形成装置で利用できる。
1……画像形成装置、3……電源部、4……制御部、6……画像形成部、7……定着部、21……画像形成ユニット、43……整流回路、44……平滑回路、44PFC……PFC回路部、44RF……平滑回路部、45……DC−DC変換部、46……電圧検出回路、47……PFC制御回路、48……制御用IC、49……DC−DCコンバータ、D2……ツェナーダイオード、LG1……グランド線、LV1……出力線、PS……商用電源、Q1……FET素子、Q2、Q3、Q4、Q5、Q6、Q7……トランジスタ、R2、R3、R4……抵抗、VFB……フィードバック電圧、VPFC……出力電圧。

Claims (6)

  1. 交流電源から供給される交流電圧を整流して直流電圧とする整流回路と、
    前記整流回路により整流された前記直流電圧の力率を改善し、所定の通常電圧で出力可能なPFC(Power Factor Correction)回路と、
    前記直流電圧を平滑化する平滑回路と、
    前記直流電圧の大きさを変換するDC(Direct Current)−DC変換部と、
    消費電力を低減させるパワーセーブ状態において、前記交流電源から供給される前記交流電圧の大きさが所定の閾値電圧未満であれば、前記PFC回路から出力される前記直流電圧の大きさを前記通常電圧よりも低減させ、前記交流電源から供給される前記交流電圧の大きさが前記閾値電圧以上であれば、前記PFC回路の動作を停止させるよう、前記PFC回路を制御するPFC制御回路と
    を具えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記PFC制御回路は、通常の消費電力となる通常状態において、前記交流電源から供給される前記交流電圧の大きさに関わらず、前記PFC回路により前記力率が改善された前記直流電圧を前記通常電圧で出力させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記PFC回路は、電圧フィードバック制御により前記直流電圧の力率を改善し、
    前記PFC制御回路は、前記パワーセーブ状態において、前記交流電源から供給される前記交流電圧の大きさが前記閾値電圧未満であれば、前記電圧フィードバック制御におけるフィードバック定数を切り替えさせることにより、前記PFC回路から出力される前記直流電圧の大きさを前記通常電圧よりも低減させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. 前記PFC回路は、スイッチング動作により前記直流電圧の力率を改善し、
    前記PFC制御回路は、前記パワーセーブ状態において、前記交流電源から供給される前記直流電圧の大きさが前記閾値電圧未満であれば、前記スイッチング動作におけるデューティー比を変化させることにより、前記PFC回路から出力される前記直流電圧の大きさを前記通常電圧よりも低減させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  5. 前記PFC制御回路は、前記交流電圧の大きさを検出する電圧検出部を具え、
    前記電圧検出部は、ツェナーダイオードを含み、且つ該ツェナーダイオードの逆耐電圧を前記閾値電圧とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  6. 電源装置から供給される直流電圧を用いて動作し媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
    前記電源装置は、
    交流電源から供給される交流電圧を整流して前記直流電圧とする整流回路と、
    前記整流回路により整流された前記直流電圧の力率を改善し、所定の通常電圧で出力可能なPFC回路と、
    前記直流電圧を平滑化する平滑回路と、
    前記直流電圧の大きさを変換するDC−DC変換部と、
    消費電力を低減させるパワーセーブ状態において、前記交流電源から供給される前記交流電圧の大きさが所定の閾値電圧未満であれば、前記PFC回路から出力される前記直流電圧の大きさを前記通常電圧よりも低減させ、前記交流電源から供給される前記交流電圧の大きさが前記閾値電圧以上であれば、前記PFC回路の動作を停止させるよう、前記PFC回路を制御するPFC制御回路と
    を具えることを特徴とする画像形成装置。
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