JP7247147B2 - 耐水耐油ヒートシール紙 - Google Patents
耐水耐油ヒートシール紙 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7247147B2 JP7247147B2 JP2020127382A JP2020127382A JP7247147B2 JP 7247147 B2 JP7247147 B2 JP 7247147B2 JP 2020127382 A JP2020127382 A JP 2020127382A JP 2020127382 A JP2020127382 A JP 2020127382A JP 7247147 B2 JP7247147 B2 JP 7247147B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- paper
- coating layer
- parts
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D65/00—Wrappers or flexible covers; Packaging materials of special type or form
- B65D65/38—Packaging materials of special type or form
- B65D65/42—Applications of coated or impregnated materials
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/36—Coatings with pigments
- D21H19/44—Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
- D21H19/46—Non-macromolecular organic compounds
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D21H19/00—Coated paper; Coating material
- D21H19/36—Coatings with pigments
- D21H19/44—Coatings with pigments characterised by the other ingredients, e.g. the binder or dispersing agent
- D21H19/56—Macromolecular organic compounds or oligomers thereof obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02W90/10—Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Paper (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
一方で従来から、紙製の包装材料を食品などの包装材、袋、容器、箱、カップ、蓋材などに成形する場合、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン等のポリオレフィン系樹脂に代表される熱可塑性樹脂を押出しラミネート法等により包装材料に積層させ、ヒートシール適性を付与することが一般に行われている。
ただし、塗工紙は、紙製の包装材料を食品などの包装材、袋、容器、箱、カップ、蓋材などに成形するまでは、ロール状に巻回されて保管されるが、室温での長期間保管時にブロッキングが発生してしまう問題がある。このことから、良好なブロッキング耐性とヒートシール適性を兼ね備えた包装紙の提供が必要である。
また、塗工時にはピンホールが発生する場合もあり、特に耐水性や耐油性が要求される包装紙においては、このピンホールによって十分な耐水性、耐油性が得られない場合があることから、上記包装紙は良好な耐ピンホール性を持つことが望ましい。
1.紙基材の少なくとも一方の面上に、熱可塑性樹脂とワックスと顔料とを含む塗工層を有することを特徴とする耐水耐油ヒートシール紙。
2.前記塗工層が、熱可塑性樹脂100質量部に対し、ワックスを3質量部以上、顔料を15質量部以下含むことを特徴とする1.に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
3.前記塗工層に含まれるワックスが、カルナバワックスであることを特徴とする1.または2.に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
4.前記塗工層が、ガラス転移温度が100℃以下の熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする1.~3.のいずれか一項に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
5.前記塗工層に含まれる熱可塑性樹脂が、エチレンアクリル酸共重合樹脂であることを特徴とする1.~4.のいずれか一項に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
6.前記塗工層に含まれる顔料が、無機扁平顔料であることを特徴とする1.~5.のいずれか一項に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
紙基材は、パルプ、填料、各種助剤等を含む紙料を抄紙して得られる。
本発明のヒートシール紙を、食品と接触する用途に使用する場合、紙基材の各材料として、食品添加物として認可を受けている、またはFDA認証取得済み等、食品安全性に適合したものを使用することが好ましい。
この様にして得られる紙基材としては、上質紙、中質紙、塗工紙、片艶紙、クラフト紙、片艶クラフト紙、晒クラフト紙、グラシン紙、板紙、白板紙、ライナーなどの各種公知のものが例示可能である。
また、紙基材の密度は、所望される各種品質や取り扱い性等により適宜選択可能であるが、通常は0.5g/cm3以上1.0g/cm3以下のものが好ましい。
本発明のヒートシール紙は、紙基材の少なくとも一方の面上に、熱可塑性樹脂とワックスと顔料とを含む塗工層を有する。
塗工層はヒートシール適性を付与する層であり、具体的には、加熱、加圧することで接着対象に接着することができる層である。ヒートシール適性を有することにより、特に食品などの包装材、袋、容器、箱、カップ、蓋材など、包装用途において、包装形態への成形や形状の維持、密封性の確保などが容易となる。
本発明で使用する熱可塑性樹脂は、製紙分野においてヒートシール層の形成に用いられているものを特に制限することなく使用することができ、例えば、ガラス転移温度が100℃以下であるものを用いることができる。熱可塑性樹脂のガラス転移温度は、-20℃以上85℃以下であることが好ましい。また、熱可塑性樹脂の融点は、80℃以上120℃以下であることが好ましい。熱可塑性樹脂としては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、ポリエステル樹脂(PET)、エチレンメタクリル酸共重合樹脂(EMAA)、エチレンメチルアクリレート共重合樹脂(EMA)、エチレンアクリル酸共重合樹脂(EAA)、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)、スチレンアクリル酸エステル共重合樹脂、ポリ乳酸樹脂等を用いることができる。また、熱可塑性樹脂は、1種あるいは2種類以上を混合して使用することができる。これらの中で、ヒートシール適性の高いエチレンアクリル酸共重合樹脂が好ましい。
本発明で使用するワックスは、特に制限されず、アルカン化合物を主体とするパラフィン系ワックス、カルナバやラノリンなどの動植物由来の天然油脂系ワックス、シリコーンまたはシリコーン化合物を含有するシリコーン含有系ワックス、フッ素化合物を含有するフッ素含有系ワックスなどを用いることができる。ワックスは、1種あるいは2種類以上を混合して使用することができる。これらの中で、カルナバワックスが好ましい。
本発明で使用する顔料は、特に制限されず、カオリン、クレー、エンジニアードカオリン、デラミネーテッドクレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、マイカ、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、珪酸、珪酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイトなどの無機顔料および密実型、中空型、またはコア-シェル型などの有機顔料等を用いることができる。また、顔料は、1種あるいは2種類以上を混合して使用することができる。これらの中で、耐水性向上の点から、無機扁平顔料が好ましい。なお、扁平顔料とは、アスペクト比が10以上の顔料を意味する。
(目止め層)
目止め層は、塗工層用塗工液の紙基材への沈み込みを抑えることにより、塗工層の性能低下を防ぐものである。目止め層を有することにより、塗工層におけるピンホール、筋ムラ等の塗工欠陥の発生を少なくすることができ、耐水性、耐油性を高めることができる。
目止め層は、塗工層用塗工液の紙基材への沈み込みを抑えることができるものであれば特に制限されないが、例えば、熱可塑性樹脂と顔料を含むことが好ましい。また、目止め層には、必要に応じてサイズ剤、耐水化剤、撥水剤、染料、界面活性剤等を含有させることができる。
熱可塑性樹脂と顔料としては、目止め層に用いられている公知のものを使用することができる。目止め層における顔料の配合量は、目止め効果を発揮できる範囲内であれば特に制限されないが、例えば、熱可塑性樹脂100質量部に対して、顔料を50質量部以上200質量部以下含むことが好ましい。
塗工液の粘度、固形分濃度等は、用いる塗工装置、塗工系等に応じて、適宜調整することができる。
また、目止め層を設ける場合は、その塗工量(乾燥重量)は、3g/m2以上20g/m2以下であることが好ましい。
本発明のヒートシール紙は、J.TAPPI No.41:2000に規定される「紙及び板紙-はつ油度試験方法-キット法」に準拠して、耐油層表面の任意の5点で測定したキットナンバーの最低値が、6以上であることが好ましく、10以上であることがより好ましく、12であることが最も好ましい。
(1)耐水性
JIS P8140:1998 紙及び板紙-吸水度試験方法-コッブ法により、塗工層表面の任意の2点でcobb1800秒を測定した。測定した2点の平均値を耐水性の値として採用した。
(2)耐油性
J.TAPPI No.41:2000 紙及び板紙-はつ油度試験方法-キット法により、塗工層表面の任意の3点でキットナンバーを測定した。3点測定したキットナンバーの中央値を耐油性の値として採用した。
(ヒートシール条件)
得られたヒートシール紙から1辺100mmの正方形の試験片を2枚切り出し、塗工層同士を接触させて、加圧温度160℃、加圧圧力2kgf/cm2、加圧時間0.5秒でヒートシールした。
ヒートシールした試験片を手で剥離させた際の、剥離部分を目視で観察し、以下の基準でヒートシール適性を評価した。
〇:紙基材内で剥離(紙基材が破壊される)
×:塗工層間で剥離
ASTM D918-81、Standard Test Method for Blocking Resistance of Paper and Paperboardにより、塗工層同士を接触させて、60℃、RH75%条件にて24時間保管した後のブロッキングの度合いを評価した。評価が○であれば実用上問題がない。なお、この評価方法は、製品の倉庫等での保管を想定した評価方法である。
[評価基準]
○:ブロッキングしない、もしくは軽度のブロッキングであり、容易に剥がすことができる
×:強くブロッキングしており、容易に剥がすことができない
(5)耐ピンホール性
界面活性剤を含んだ染色液(界面活性剤:ティポールエイト0.2%、染料:ブリリアントブルー0.05%、表面張力28.4mN/m)を塗工層表面の任意の2点にそれぞれ10ml滴下し、10秒後に染色液をふき取った後、滴下した箇所の染色の有無を確認した。評価が○であれば実用上問題がない。
[評価基準]
○:5cm四方の中にピンホールによる染色が10個未満
×:5cm四方の中にピンホールによる染色が10個以上
(塗工層用塗工液の調製)
熱可塑性樹脂(Michelman社製:MICHEM PRIME 498345N.S)、カルナバワックス(Michaelman社製:MICHEM LUBE 160RPH.S)、カオリン(イメリス社製:バリサーフHX、アスペクト比95)を、固形分質量比でそれぞれ、100.0/6.0/10.0部となるように調製し、塗工層用塗工液を得た。
熱可塑性樹脂(Michelman社製:MICHEM PRIME 498345N.S)、カオリン(イメリス社製:バリサーフHX)を固形分質量比でそれぞれ、100.0/100.0部となるように調製し、目止め層用塗工液を得た。
紙基材(坪量200g/m2のカップ原紙)の片面に、目止め層用塗工液を乾燥重量で塗工量8.0g/m2となるようにバーブレード法で塗工、乾燥した後、その上に塗工層用塗工液を乾燥重量で塗工量3.5g/m2となるようにバーブレード法で塗工、乾燥し、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
塗工層用塗工液における熱可塑性樹脂、ワックス、顔料の固形分質量比を、100.0/10.0/5.0部とした以外は、実施例1と同様にして、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
[実施例3]
塗工層用塗工液における熱可塑性樹脂、ワックス、顔料の固形分質量比を、100.0/10.0/10.0部とした以外は、実施例1と同様にして、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
紙基材(坪量200g/m2のカップ原紙)の片面に、熱可塑性樹脂(Michelman社製:MICHEM PRIME 498345N.S)を乾燥重量で塗工量10.0g/m2となるようにバーブレード法で塗工、乾燥し、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
[比較例2]
塗工層用塗工液として熱可塑性樹脂(Michelman社製:MICHEM PRIME 498345N.S)のみを乾燥重量で塗工量5.0g/m2となるように塗工した以外は、実施例1と同様にして、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
[比較例3]
塗工層用塗工液における熱可塑性樹脂、ワックス、顔料の固形分質量比を、100.0/0/20.0部とした以外は、比較例1と同様にして、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
[比較例4]
塗工層用塗工液における熱可塑性樹脂、ワックス、顔料の固形分質量比を、100.0/0/10.0部とした以外は、実施例1と同様にして、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
[比較例5]
塗工層用塗工液における熱可塑性樹脂、ワックス、顔料の固形分質量比を、100.0/6.0/0部とした以外は、比較例1と同様にして、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
[比較例6]
塗工層用塗工液における熱可塑性樹脂、ワックス、顔料の固形分質量比を、100.0/6.0/0部とした以外は、実施例1と同様にして、耐水耐油ヒートシール紙を得た。
塗工層が熱可塑性樹脂のみからなる比較例1、2で得られたヒートシール紙は、ブロッキングが起こり、長期保管性に劣っていた。また、比較例1で得られたヒートシール紙は、耐ピンホール性に劣り、耐水性、耐油性に劣っていた。塗工層がワックスを含まない比較例3、4で得られたヒートシール紙は、ブロッキングが起こり、長期保管性に劣っていた。また、耐水性に劣っていた。塗工層が顔料を含まない比較例5、6で得られたヒートシール紙は、ブロッキングは起こらなかったが、耐ピンホール性に劣り、耐水性、耐油性に劣っていた。また、目止め層を有さない比較例1、3、5で得られたヒートシール紙は、目止め層を有する比較例2、4、6で得られたヒートシール紙と比較して、塗工層の塗工量が2倍以上であるにも関わらず、耐水性、耐油性に劣っていた。
Claims (9)
- 紙基材の少なくとも一方の面上に、熱可塑性樹脂とワックスと無機扁平顔料とを含む塗工層を有し、
前記塗工層が、熱可塑性樹脂100質量部に対し、ワックスを3質量部以上15質量部以下、無機扁平顔料を15質量部以下含むことを特徴とする耐水耐油ヒートシール紙。 - 紙基材の少なくとも一方の面上に、熱可塑性樹脂とワックスと無機扁平顔料とを含む塗工層を有し、
前記塗工層が、熱可塑性樹脂100質量部に対し、無機扁平顔料を15質量部以下含み、
前記塗工層に含まれるワックスが、カルナバワックスであることを特徴とする耐水耐油ヒートシール紙。 - 紙基材の少なくとも一方の面上に、熱可塑性樹脂とワックスと無機扁平顔料とを含む塗工層を有し、
前記塗工層が、熱可塑性樹脂100質量部に対し、無機扁平顔料を15質量部以下含み、
前記塗工層に含まれる熱可塑性樹脂が、エチレンアクリル酸共重合樹脂であることを特徴とする耐水耐油ヒートシール紙。 - 前記塗工層が、熱可塑性樹脂100質量部に対し、ワックスを3質量部以上、無機扁平顔料を15質量部以下含むことを特徴とする請求項2または3に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
- 前記塗工層が、ガラス転移温度が100℃以下の熱可塑性樹脂を含むことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
- 前記紙基材と塗工層との間に、目止め層を有することを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
- ワックスと顔料の質量比(ワックス:顔料)が、10:90~80:20であることを特徴とする請求項1~6のいずれか一項に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
- JIS P8140:1998に規定される「紙及び板紙-吸水度試験方法-コッブ法」に準拠して、接触時間1800秒で測定した吸水度(コッブ値)の最高値が15g/m2以下であることを特徴とする請求項1~7のいずれか一項に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
- J.TAPPI No.41:2000に規定される「紙及び板紙-はつ油度試験方法-キット法」に準拠して、耐油層表面の任意の5点で測定したキットナンバーの最低値が、6以上であることを特徴とする請求項1~8のいずれか一項に記載の耐水耐油ヒートシール紙。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020127382A JP7247147B2 (ja) | 2020-07-28 | 2020-07-28 | 耐水耐油ヒートシール紙 |
PCT/JP2021/026996 WO2022024845A1 (ja) | 2020-07-28 | 2021-07-19 | 耐水耐油ヒートシール紙 |
JP2023025099A JP7269459B1 (ja) | 2020-07-28 | 2023-02-21 | 耐水耐油ヒートシール紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020127382A JP7247147B2 (ja) | 2020-07-28 | 2020-07-28 | 耐水耐油ヒートシール紙 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2023025099A Division JP7269459B1 (ja) | 2020-07-28 | 2023-02-21 | 耐水耐油ヒートシール紙 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022024664A JP2022024664A (ja) | 2022-02-09 |
JP2022024664A5 JP2022024664A5 (ja) | 2022-10-21 |
JP7247147B2 true JP7247147B2 (ja) | 2023-03-28 |
Family
ID=80036662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020127382A Active JP7247147B2 (ja) | 2020-07-28 | 2020-07-28 | 耐水耐油ヒートシール紙 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7247147B2 (ja) |
WO (1) | WO2022024845A1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023157217A1 (ja) * | 2022-02-18 | 2023-08-24 | 日本製紙株式会社 | ヒートシール紙 |
JP7392768B1 (ja) | 2022-06-14 | 2023-12-06 | 王子ホールディングス株式会社 | ヒートシール紙および包装袋 |
JP7193029B1 (ja) | 2022-06-14 | 2022-12-20 | 王子ホールディングス株式会社 | ヒートシール紙および包装袋 |
WO2023243642A1 (ja) * | 2022-06-14 | 2023-12-21 | 王子ホールディングス株式会社 | ヒートシール紙および包装袋 |
EP4382666A1 (en) * | 2022-12-07 | 2024-06-12 | Billerud Aktiebolag (publ) | Heat sealable coated paper product |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002013095A (ja) | 2000-06-23 | 2002-01-18 | Kishu Paper Co Ltd | 製袋等に使用できる耐水耐油紙 |
JP2003049397A (ja) | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Kishu Paper Co Ltd | 防湿シート |
JP2005247338A (ja) | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Lintec Corp | 水離解性を有する帯封紙 |
JP2016165891A (ja) | 2015-03-02 | 2016-09-15 | キヤノン株式会社 | 記録媒体 |
JP6580291B1 (ja) | 2019-01-21 | 2019-09-25 | 北越コーポレーション株式会社 | 包装用紙 |
JP6939976B1 (ja) | 2020-05-27 | 2021-09-22 | 王子ホールディングス株式会社 | ヒートシール紙、包装袋 |
JP2022011705A (ja) | 2020-06-30 | 2022-01-17 | 王子ホールディングス株式会社 | ヒートシール紙 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3262980B2 (ja) * | 1995-10-18 | 2002-03-04 | 日本製紙株式会社 | 遮光性及び再生性を有する防湿紙 |
JPH11350382A (ja) * | 1998-06-01 | 1999-12-21 | Taiko Seishi Kk | 食品用ヒートシール包装材 |
JP4113287B2 (ja) * | 1998-08-31 | 2008-07-09 | 紀州製紙株式会社 | 耐水性印刷用紙 |
-
2020
- 2020-07-28 JP JP2020127382A patent/JP7247147B2/ja active Active
-
2021
- 2021-07-19 WO PCT/JP2021/026996 patent/WO2022024845A1/ja active Application Filing
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002013095A (ja) | 2000-06-23 | 2002-01-18 | Kishu Paper Co Ltd | 製袋等に使用できる耐水耐油紙 |
JP2003049397A (ja) | 2001-08-07 | 2003-02-21 | Kishu Paper Co Ltd | 防湿シート |
JP2005247338A (ja) | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Lintec Corp | 水離解性を有する帯封紙 |
JP2016165891A (ja) | 2015-03-02 | 2016-09-15 | キヤノン株式会社 | 記録媒体 |
JP6580291B1 (ja) | 2019-01-21 | 2019-09-25 | 北越コーポレーション株式会社 | 包装用紙 |
JP6939976B1 (ja) | 2020-05-27 | 2021-09-22 | 王子ホールディングス株式会社 | ヒートシール紙、包装袋 |
JP2022011705A (ja) | 2020-06-30 | 2022-01-17 | 王子ホールディングス株式会社 | ヒートシール紙 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
本間 太郎ら,塗工顔料のアスペクト比と塗工紙物性,紙パ技協誌,2005年,59 巻 4 号, p. 515-522,DOI https://doi.org/10.2524/jtappij.59.515 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2022024845A1 (ja) | 2022-02-03 |
JP2022024664A (ja) | 2022-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7247147B2 (ja) | 耐水耐油ヒートシール紙 | |
JP6580291B1 (ja) | 包装用紙 | |
JP2023010964A (ja) | ヒートシール紙 | |
JP2020163675A (ja) | 紙製バリア材料 | |
JP7421623B2 (ja) | 包装用紙 | |
JP2024038045A (ja) | 包装用紙 | |
JP2021138434A (ja) | 包装用紙 | |
JP2024032707A (ja) | 紙コップ用原紙 | |
JP7269459B1 (ja) | 耐水耐油ヒートシール紙 | |
JP7217832B2 (ja) | ヒートシール紙 | |
JP2023096145A (ja) | 包装用紙 | |
JP7248869B2 (ja) | 紙製バリア材料 | |
JP2022018163A (ja) | ヒートシール紙 | |
WO2023157217A1 (ja) | ヒートシール紙 | |
JP2021070171A (ja) | ヒートシール紙 | |
JP7515243B2 (ja) | 包装用紙 | |
JP7431717B2 (ja) | 包装用紙の製造方法 | |
JP7215613B2 (ja) | 耐水性紙、食品容器 | |
JP7261118B2 (ja) | 包装用紙 | |
JP7513077B2 (ja) | 耐水性紙、食品容器、カトラリー | |
JP2023096150A (ja) | 包装用紙 | |
JP2022018167A (ja) | ヒートシール紙 | |
JP2022018160A (ja) | ヒートシール紙 | |
JP2024011338A (ja) | 包装用紙 | |
WO2024143392A1 (ja) | 耐水性紙および包装容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20221013 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221013 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221013 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221108 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20221129 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221129 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20230118 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7247147 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |