JP7243417B2 - メタルサポートセル接合体の形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、メタルサポートセル接合体の形成方法に関する。
固体酸化物形燃料電池(Solid Oxide Fuel Cell:SOFC)は、電解質として安定化ジルコニアなどの酸化物イオン導電体を用いた燃料電池である。特許文献1に開示されているように、SOFCにおけるメタルサポートセル接合体は、メタルサポートセル(Metal-Supported Cell:MSC)と、メタルサポートセルの外周を保持する金属製のセルフレームと、を有する。メタルサポートセルは、触媒電極層と電解質層とを有する発電体の背面を金属支持体によって支持している。メタルサポートセルにおける金属支持体の外周にセルフレームを配置し、金属支持体とセルフレームとをレーザー接合することによって、メタルサポートセル接合体が形成される。特許文献1には、溶接部のガスシール性および接合強度を向上させるため、メタルサポートセルの金属支持体の外周部をプレスして緻密化し、セルフレームを溶接している。
一対の基板間の気密性を高めるために、硝子ペーストを用いることが一般的に行われている。一方の基板に硝子ペーストを溜める溝を設け、硝子ペーストにレーザーを照射して、一対の基板を固着させる技術が知られている(特許文献2を参照)。
欧州特許出願公開第1278259号明細書 国際公開第2005/122645
メタルサポートセルの金属支持体とセルフレームとをレーザー接合するとき、接合強度を高めるために入熱量を高くすると、レーザーが金属支持体を突き抜ける可能性がある。レーザーが金属支持体を突き抜けると、金属支持体に穴が形成されてしまい、その穴からガスがリークしてしまう。
金属支持体とセルフレームとの間に硝子ペーストを塗布する場合には、金属支持体とセルフレームとの間のシール性を確保することはできる。しかしながら、溶融したガラスが発電領域に流出する可能性がある。ガラスが発電領域に流出すると、発電性能を低下させてしまう。
硝子ペーストを溜める溝を形成しても、金属支持体とセルフレームとの間のシール性の確保と、接合強度の確保との両者を十分に両立させることができない。
そこで、本発明の目的は、メタルサポートセルの金属支持体とセルフレームとの間のシール性の確保と、接合強度の確保との両者を両立させることが可能な、メタルサポートセル接合体の形成方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、触媒電極層と電解質層とを有する発電体の背面を金属支持体によって支持したメタルサポートセルにおける前記金属支持体の外周に金属製のセルフレームを配置し、前記金属支持体と前記セルフレームとをレーザー接合するメタルサポートセル接合体の形成方法である。この形成方法において、前記金属支持体と前記セルフレームとの間に硝子ペーストを塗布して両者を位置決め配置すると共に、前記セルフレームの前記発電体側であって前記硝子ペーストが存在しない部位にレーザーを照射して、前記金属支持体を取り囲むように前記硝子ペーストの内側の全周に渡って周形状に設けられる内側接合部を形成することを特徴とする。
本発明によれば、メタルサポートセルの金属支持体とセルフレームとの間のシール性の確保と、接合強度の確保との両者を両立させることが可能な、メタルサポートセル接合体の形成方法を提供できる。
本発明の実施形態に係るメタルサポートセル接合体の形成方法の手順を示す概略フローチャートである。 メタルサポートセル接合体を形成しているよう様子を模式的に示す断面図である。 変形例1において、メタルサポートセル接合体を形成しているよう様子を模式的に示す断面図である。 変形例2において、メタルサポートセルの反りに応じて溶接ビードの始点を変えるよう様子を模式的に示す平面図である。 メタルサポートセルの反りに拘わらず溶接ビードの始点を固定した対比例を模式的に示す平面図である。 メタルサポートセルの反りを示す図であって、メタルサポートセルの反りがカソード側に凸となる形態を示す図である。 メタルサポートセルの反りを示す図であって、メタルサポートセルの反りがアノード側に凸となる形態を示す図である。 溶接パターン(順番と向き)を変更している具体例を模式的に示す平面図である。 図6Aに続けて、溶接パターンを変更している具体例を模式的に示す平面図である。 図6Bに続けて、溶接パターンを変更している具体例を模式的に示す平面図である。 図6Cに続けて、溶接パターンを変更している具体例を模式的に示す平面図である。 図6Dに続けて、溶接パターンを変更している具体例を模式的に示す平面図である。 図6Eに続けて、溶接パターンを変更している具体例を模式的に示す平面図である。 図6Aに示した各溶接ビードが交差する点を表す図である。 図6Bに示した各溶接ビードが交差する点を表す図である。 図6Cに示した各溶接ビードが交差する点を表す図である。 図6Dに示した各溶接ビードが交差する点を表す図である。 図6Eに示した各溶接ビードが交差する点を表す図である。 図6Fに示した各溶接ビードが交差する点を表す図である。 変形例3において、外側接合部を形成する溶接ビードを蛇行形状に形成した様子を模式的に示す平面図である。 本発明のメタルサポートセル接合体の形成方法を具現化する溶接装置を示す概略構成図である。 溶接装置の作動を説明するための概略フローチャートである。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施形態に係るメタルサポートセル接合体10の形成方法の手順を示す概略フローチャートである。図2は、メタルサポートセル接合体10を形成しているよう様子を模式的に示す断面図である。
図1および図2を参照して、メタルサポートセル接合体10は、触媒電極層21A、21Cと電解質層21Eとを有する発電体21の背面を金属支持体22によって支持したメタルサポートセル20における金属支持体22の外周に金属製のセルフレーム30を配置し、金属支持体22とセルフレーム30とをレーザー接合して形成される。金属支持体22は、セルフレーム30を接合する外周端部が緻密質であり、他の部位は多孔質である。また、電解質層21Eも緻密質である。
図1のフローチャートを参照して、メタルサポートセル接合体10の形成方法において、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30との間にシール材として周知の硝子ペースト40を塗布する(ステップS1)。
メタルサポートセル20およびセルフレーム30の両者を溶接装置にセットする(S2)。このとき、メタルサポートセル20およびセルフレーム30の両者を位置決めし、配置する。
メタルサポートセル20およびセルフレーム30を互いに押し付けて密着させる(S3)。
セルフレーム30の発電体21側であって硝子ペースト40が存在しない部位にレーザーを照射し、金属支持体22とセルフレーム30とを接合して内側接合部50を形成する(S4)。本明細書においては、発電体21に近い側を内側、遠い側を外側と定義する。内側接合部50は金属支持体22を取り囲むように周形状に形成される。
次に、内側接合部50の外周にレーザーを照射し、硝子ペースト40を溶融させ、金属支持体22とセルフレーム30とを接合して外側接合部60を形成する(S5)。外側接合部60は内側接合部50を取り囲むように周形状に形成される。図2に示すように、内側接合部50を形成する溶接ビード51と、その外側に、外側接合部60を形成する溶接ビード61とが形成される。
セルフレーム30の発電体21側であって硝子ペースト40が存在しない部位にレーザーを照射して内側接合部50を形成することによって、内側接合部50を硝子ペースト40に対するダムとして機能させ、その後のレーザー溶接によって溶融される硝子ペースト40が発電体21に流れ込むことを防止できる。発電性能の低下を抑えつつ、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30とをレーザー接合できる。これによって、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30との間のシール性の確保と、接合強度の確保との両者を両立させることが可能となる。
内側接合部50の外周にレーザーを照射して外側接合部60を形成することによって、入熱量を比較的大きく設定したとしても、硝子ペースト40を溶融させるために熱が使われる。このため、電解質層21Eを破損するほど深いビードが形成されない。溶接接合とガラス接合とによって、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30との間を高気密にガスシールできる。これによって、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30との間のシール性の確保と、接合強度の確保との両者を両立させることが可能となる。
内側接合部50を形成するときのレーザー照射強度は、外側接合部60を形成するときのレーザー照射強度に対して、小さくする、同じにする、または大きくすることができる。
内側接合部50を形成するときのレーザー照射強度を外側接合部60を形成するときのレーザー照射強度に対して小さくすることによって、内側接合部50を形成するときの入熱量を比較的小さくして、電解質層21Eを破損するほどの深いビードが形成されることを防止できる。
図2を参照して、メタルサポートセル接合体10について説明する。
SOFCにおけるメタルサポートセル接合体10は、メタルサポートセル20と、メタルサポートセル20の外周を保持する金属製のセルフレーム30と、を有する。
メタルサポートセル20は、電解質層21Eを両側から一対の触媒電極層21A、21Cであるアノード層21Aおよびカソード層21Cで挟持してなる発電体21(電解質電極接合体とも称される)と、発電体21を上下方向の一方側から支持する金属支持体22と、を有する。メタルサポートセル20は、電解質支持型セルや電極支持型セルに比べて機械的強度、急速起動性等に優れる。
電解質層21Eは、カソード層21Cからアノード層21Aに向かって酸化物イオンを透過させるものである。電解質層21Eは、酸化物イオンを通過させつつ、ガスと電子を通過させない。電解質層21Eの形成材料は、例えば、イットリア、酸化ネオジム、サマリウム、ガドリニウム、スカンジウム等をドープした安定化ジルコニアなどの固体酸化物セラミックスが挙げられる。
アノード層21Aは、燃料極であって、アノードガス(例えば水素)と酸化物イオンを反応させて、アノードガスの酸化物を生成するとともに電子を取り出す。アノード層21Aは、還元雰囲気に耐性を有し、アノードガスを透過させ、電気(電子およびイオン)伝導度が高く、アノードガスを酸化物イオンと反応させる触媒作用を有する。アノード層21Aの形成材料は、例えば、ニッケル等の金属、イットリア安定化ジルコニア等の酸化物イオン伝導体を混在させたものが挙げられる。
カソード層21Cは、酸化剤極であって、カソードガス(例えば空気に含まれる酸素)と電子を反応させて、酸素分子を酸化物イオンに変換する。カソード層21Cは、酸化雰囲気に耐性を有し、カソードガスを透過させ、電気(電子およびイオン)伝導度が高く、酸素分子を酸化物イオンに変換する触媒作用を有する。カソード層21Cの形成材料は、例えば、ランタン、ストロンチウム、マンガン、コバルト等からなる酸化物が挙げられる。
金属支持体22は、発電体21をアノード層21Aの側から支持するものである。金属支持体22によって発電体21を支持することにより、発電体21に面圧分布の偏りがわずかに生じた場合でも、曲げによる発電体21の破損を抑制できる。金属支持体22は、ガス透過性および電子伝導性を有する多孔質の金属である。金属支持体22の形成材料は、例えば、ニッケルやクロムを含有する耐食合金や耐食鋼、ステンレス鋼などが挙げられる。
セルフレーム30は、メタルサポートセル20を周囲から保持するものである。セルフレーム30は、メタルサポートセル20が配置される開口部31を有する。セルフレーム30の形成材料は、例えば、表面に絶縁処理が施された金属が挙げられる。
(変形例1)
図3は、変形例1において、メタルサポートセル接合体10を形成しているよう様子を模式的に示す断面図である。
変形例では、内側接合部50および外側接合部60を3本以上の溶接ビード51、61、62によって形成した点において、内側接合部50および外側接合部60を2本の溶接ビード51、61によって形成した実施形態と相違する。内側接合部50を形成する溶接ビード51と、その外側に、外側接合部60を形成する2つの溶接ビード61、62(第1溶接ビード61、第2溶接ビード62)とが形成される。第1溶接ビード61は、内側接合部50を取り囲むように周形状に形成され、第2溶接ビード62は、第1溶接ビード61を取り囲むように周形状に形成される。
内側接合部50および外側接合部60を3本以上の溶接ビード51、61、62によって形成する場合には、セルフレーム30の発電体21側である内側から外側に順にレーザーを照射し、かつ、レーザー照射による入熱量を外側に向かうにつれて大きくする。
メタルサポートセル20やセルフレーム30は、薄板から形成されているために変形しやすい。このため、内側から外側に向けてレーザーを照射させることによって、歪みを外に逃がすことができる。
入熱量を外側に向かうにつれて大きくする比率は適宜選択できるが、一例を挙げると次のとおりである。全体の入熱量を1とした場合、内側接合部50を形成する溶接ビード51において「0.2」、外側接合部60を形成する第1溶接ビード61において「0.3」、第2溶接ビード62において「0.5」である。第1溶接ビード61における入熱量を急激に大きくすると、大きな歪が生じ易い。このため、第1溶接ビード61における入熱量は、内側接合部50を形成するときの入熱量よりも若干大きい程度にするのが良い。入熱量の比に応じて、ビード幅の比は、合計の幅を1とした場合、内側接合部50を形成する溶接ビード51において「0.2」、外側接合部60を形成する第1溶接ビード61において「0.3」、第2溶接ビード62において「0.5」である。
なお、図示例では、内側接合部50を1つの溶接ビード51によって形成しているが、2本以上の溶接ビードによって形成することができる。この場合においても、セルフレーム30の発電体21側である内側から外側に順にレーザーを照射し、かつ、レーザー照射による入熱量を外側に向かうにつれて大きくする。
(変形例2)
図4Aは、変形例2において、メタルサポートセル20の反りに応じて溶接ビード70の始点を変えるよう様子を模式的に示す平面図、図4Bは、メタルサポートセル20の反りに拘わらず溶接ビード70の始点71を固定した対比例を模式的に示す平面図である。
図4Bを参照して、対比例においては、メタルサポートセル20の反りに拘わらず溶接ビード70の始点71を固定している。図において右辺におけるほぼ中央部に始点71を設定している。この始点71から溶接ビード70が反時計回りに一筆書きのように形成される。レーザーの照射は始点71に戻ってくる。したがって、始点71と終点とが同じ位置となる。
このように溶接ビード70を形成すると、溶接ビード70によって囲まれた矩形形状の内部にメタルサポートセル20の歪が溜まってしまう。
これに対して、図4Aを参照して、変形例2においては、メタルサポートセル20の反りに応じて溶接ビード70の始点71を変え、メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときに接点となる部分を溶接ビード70の始点71としている。図示例では、各辺におけるほぼ中央部に始点71を設定している。この始点71から矢印によって示され両側に向けて溶接ビード70が形成される。一つの辺における溶接ビード70の形成が終了すると、次の辺の始点71に向けて溶接装置が移動される。溶接ビード70の始点71の変更は、内側接合部50を形成する溶接ビード、外側接合部60を形成する溶接ビードのいずれにも適用可能である。
このように溶接ビード70を形成すると、メタルサポートセル20の歪を外側に逃がすことができ、溶接ビード70によって囲まれた矩形形状の内部に歪が溜まることがない。このため、メタルサポートセル接合体10を図示しないセパレータを介して積層するときに、メタルサポートセル接合体10とセパレータとを均一に接触させることができる。
次に、メタルサポートセル20の反りに応じて溶接ビード70の始点71を変える具体例について説明する。
図5Aおよび図5Bは、メタルサポートセル20の反りを示す図であって、図5Aはメタルサポートセル20の反りがカソード側に凸となる形態を示し、図5Bはメタルサポートセル20の反りがアノード側に凸となる形態を示している。図6A~図6Fは、メタルサポートセル20の反り方向、メタルサポートセル20の反りがカソード側またはアノード側のいずれの側に凸であるのか、および頂点の位置の3つの要素に応じて、溶接パターン(順番と向き)を変更している具体例を模式的に示す平面図である。図6A~図6Fにおいて、点線は頂点を表し、紙面手前がカソード側を表し、#(シャープ)を付した番号は溶接の順番を表している。
メタルサポートセル20の反り方向は、メタルサポートセル20の長辺方向、短辺方向、および斜め方向となる場合がある。また、メタルサポートセル20の反りは、図5Aに示すようにカソード側に凸となる場合と、図5Bに示すようにアノード側に凸となる場合とがある。これらの組み合わせは下記の表1に示すとおりである。表1には、該当する図6A~図6Fの番号を記す。
Figure 0007243417000001
メタルサポートセル20の反りを測定し、メタルサポートセル20の反り方向、メタルサポートセル20の反りがカソード側またはアノード側のいずれの側に凸であるのか、および頂点の位置の3つの要素を抽出する。反りは、本件出願人による特許6051851号の技術を適用することによって検出できる。
そして、抽出した3つの要素に応じて、溶接パターン(順番と向き)を変更する。
図6Aに示される形態は、メタルサポートセル20の反り方向が「長辺方向」であり、メタルサポートセル20の反りが「カソード側に凸」である。メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときには、図において上辺と下辺とが接点となる。したがって、この部分を溶接ビード70の始点71とする。まず、右辺の上端から下端まで溶接ビード70を形成し(矢印#1)、次に、左辺の上端から下端まで溶接ビード70を形成する(矢印#2)。次に、上辺の右端から左端まで溶接ビード70を形成し(矢印#3)、下辺の右端から左端まで溶接ビード70を形成する(矢印#4)。
図6Bに示される形態は、メタルサポートセル20の反り方向が「長辺方向」であり、メタルサポートセル20の反りが「アノード側に凸」である。メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときには、点線によって表される頂点が接点となる。したがって、この部分を溶接ビード70の始点71とする。まず、右辺について、頂点の部分(始点71)から上端まで溶接ビード70を形成し(矢印#1)、頂点の部分(始点71)から下端まで溶接ビード70を形成する(矢印#2)。次に、左辺について、頂点の部分(始点71)から上端まで溶接ビード70を形成し(矢印#3)、頂点の部分(始点71)から下端まで溶接ビード70を形成する(矢印#4)。上辺について、メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときには接点は生じないが、メタルサポートセル20の歪を外側に逃がす観点から、中央部分を始点71として右端まで溶接ビード70を形成し(矢印#5)、中央部分(始点71)から左端まで溶接ビード70を形成する(矢印#6)。下辺についても上辺と同様に、中央部分を始点71として右端まで溶接ビード70を形成し(矢印#7)、中央部分(始点71)から左端まで溶接ビード70を形成する(矢印#8)。
図6Cに示される形態は、メタルサポートセル20の反り方向が「短辺方向」であり、メタルサポートセル20の反りが「カソード側に凸」である。メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときには、図において右辺と左辺とが接点となる。したがって、この部分を溶接ビード70の始点71とする。まず、上辺の右端から左端まで溶接ビード70を形成し(矢印#1)、次に、下辺の右端から左端まで溶接ビード70を形成する(矢印#2)。次に、右辺の上端から下端まで溶接ビード70を形成し(矢印#3)、左辺の上端から下端まで溶接ビード70を形成する(矢印#4)。
図6Dに示される形態は、メタルサポートセル20の反り方向が「短辺方向」であり、メタルサポートセル20の反りが「アノード側に凸」である。メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときには、点線によって表される頂点が接点となる。したがって、この部分を溶接ビード70の始点71とする。まず、上辺について、頂点の部分(始点71)から右端まで溶接ビード70を形成し(矢印#1)、頂点の部分(始点71)から左端まで溶接ビード70を形成する(矢印#2)。次に、下辺について、頂点の部分(始点71)から右端まで溶接ビード70を形成し(矢印#3)、頂点の部分(始点71)から左端まで溶接ビード70を形成する(矢印#4)。右辺について、メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときには接点は生じないが、メタルサポートセル20の歪を外側に逃がす観点から、中央部分を始点71として上端まで溶接ビード70を形成し(矢印#5)、中央部分(始点71)から下端まで溶接ビード70を形成する(矢印#6)。左辺についても右辺と同様に、中央部分を始点71として上端まで溶接ビード70を形成し(矢印#7)、中央部分(始点71)から下端まで溶接ビード70を形成する(矢印#8)。
図6Eに示される形態は、メタルサポートセル20の反り方向が「斜め方向」であり、メタルサポートセル20の反りが「カソード側に凸」である。メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときには、図において左上角部および左下角部が接点となる。したがって、この部分を溶接ビード70の始点71とする。まず、左辺の上端から下端まで溶接ビード70を形成し(矢印#1)、次に、上辺の左端から右端まで溶接ビード70を形成する(矢印#2)。次に、下辺の左端から右端まで溶接ビード70を形成し(矢印#3)、右辺の上端から下端まで溶接ビード70を形成する(矢印#4)。
図6Fに示される形態は、メタルサポートセル20の反り方向が「斜め方向」であり、メタルサポートセル20の反りが「アノード側に凸」である。メタルサポートセル20とセルフレーム30とを置いたときには、点線によって表される頂点が接点となる。したがって、この部分を溶接ビード70の始点71とする。まず、左辺の下端から上端まで溶接ビード70を形成し(矢印#1)、次に、上辺の右端から左端まで溶接ビード70を形成する(矢印#2)。次に、右辺の上端から下端まで溶接ビード70を形成し(矢印#3)、下辺の左端から右端まで溶接ビード70を形成する(矢印#4)。
図7A~図7Fは、図6A~図6Fのそれぞれに示した各溶接ビード70が交差する点を黒丸によって表した図である。
図7A~図7Fを参照して、図6A~図6Fのそれぞれに示した各溶接ビード70は、互いに一点以上において交差している。
このように、すべての溶接ビード70を互いに一点以上において交差させることによって、ガスリークが生じることがない。
(変形例3)
図8は、変形例3において、外側接合部60を形成する溶接ビード65を蛇行形状に形成した様子を模式的に示す平面図である。
図8を参照して、外側接合部60を形成する溶接ビード65を蛇行形状に形成することができる。
このようにすることによって、単位面積当たりの熱入力を増やし、硝子ペースト40をより流動化させることができる。溶接接合とガラス接合とによって、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30との間をより一層高気密にガスシールできる。
変形例3においては、外側接合部60を形成する複数本の溶接ビード65、66が形成され、内側の溶接ビード66よりも外側の溶接ビード65の方の屈曲度を大きくしている。
このようにすることによって、外側の溶接ビード65ほど単位面積当たりの熱入力を増やし、硝子ペースト40をより広範囲に流動化させることができる。溶接接合とガラス接合とによって、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30との間をより一層高気密にガスシールできる。
(メタルサポートセル接合体10)
上述したメタルサポートセル接合体10の形成方法によって作製してなるメタルサポートセル接合体10は、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30との間のシール性の確保と、接合強度の確保との両者を両立させたものとなる。
(溶接装置200)
図9は、本発明のメタルサポートセル接合体10の形成方法を具現化する溶接装置200を示す概略構成図である。
図9を参照して、溶接装置200は、メタルサポートセル20の金属支持体22と、セルフレーム30とをレーザー接合し、メタルサポートセル接合体10を形成するために使用される。メタルサポートセル20およびセルフレーム30の両者は、溶接装置200に位置決めされて配置される。溶接装置200は、クランプ治具210、レーザー照射部230、溶接位置検出部240およびコントローラ260を有する。
クランプ治具210は、メタルサポートセル20およびセルフレーム30を互いに押し付けて密着させるために使用され、下板214、および押圧機構220を有する。下板214は、メタルサポートセル20およびセルフレーム30が載置される受け台を兼ねている。押圧機構220は、アーム部222および突出部224を有する。アーム部222は、下板214に配置される。突出部224は、アーム部222の先端部に配置されて、セルフレーム30をメタルサポートセル20の金属支持体22に対して押圧することが可能である。
レーザー照射部230は、加工ヘッド232、ロボットアーム234、光ファイバー236および本体部238を有する。加工ヘッド232は、コリメータレンズ、ミラー、集光レンズ等が配置されている光学系を有しており、レーザーを走査可能に構成されている。レーザーは、例えば、ファイバーレーザーやYAGレーザー(イットリウム・アルミニウム・ガーネットを用いた固体レーザー)である。ロボットアーム234は、多軸式であり、その先端に加工ヘッド232が取り付けられており、例えば、教示作業によって与えられた動作経路のデータに従って、加工ヘッド232を移動させるために使用される。加工ヘッド232を移動させる手段は、ロボットアーム234を利用する形態に限定されない。光ファイバー236は、レーザーの伝送路であり、本体部238から加工ヘッド232に向かって延長している。本体部238は、レーザーを生成し、光ファイバー236を介して、加工ヘッド232に伝送するために使用され、レーザー発振器を有する。
溶接位置検出部240は、加工ヘッド232が位置する側に配置されており、セルフレーム30の溶接位置(内側接合部50および外側接合部60を形成する位置)を検出するために使用される。溶接位置検出部240は、メタルサポートセル20およびセルフレーム30を撮像するカメラを有する。溶接位置は、カメラによって取得された撮像データに基づいて検出される。したがって、内側接合部50を形成する位置、外側接合部60を形成する位置を容易に検出することが可能である。
コントローラ260は、制御部262および記憶部264を有し、クランプ治具210、レーザー照射部230および溶接位置検出部240を制御するために使用される。制御部262は、例えば、プログラムにしたがって各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路を有する。溶接装置200の各機能は、それに対応するプログラムを制御部262が実行することにより発揮される。記憶部264は、各種プログラムおよび各種データを記憶するために使用され、ROM(リードオンリーメモリー)、RAM(ランダムアクセスメモリー)、書き換え可能な不揮発性半導体メモリー(例えば、フラッシュメモリー)、ハードディスクドライブ装置等が適宜組み合わされて構成されている。記憶されているプログラムは、溶接プログラム265および溶接位置補正プログラム266を含んでいる。溶接プログラム265は、レーザー照射部230を制御し、レーザーの照射位置設定に基づき、メタルサポートセル20の金属支持体22とセルフレーム30とをレーザーの照射によって溶接するためのプログラムである。溶接位置補正プログラム266は、カメラによって取得される撮像データに基づいて、レーザーの照射位置設定を補正するプログラムである。
メタルサポートセル20の反りは予め検出されており、記憶部264は、メタルサポートセル20の反りに関するデータを記憶している。制御部262は、下板214に配置されたメタルサポートセル20の反りに関するデータを読み出す。記憶されているプログラムは、メタルサポートセル20の反り方向、メタルサポートセル20の反りがカソード側またはアノード側のいずれの側に凸であるのか、および頂点の位置の3つの要素に応じて、溶接パターン(順番と向き)を決定するプログラムを含んでいる。
図10は、溶接装置200の作動を説明するための概略フローチャートである。
まず、メタルサポートセル20およびセルフレーム30の両者が、溶接装置200に位置決めされて配置される(ステップS10)。
溶接位置検出部240によって、内側接合部50を形成するための溶接位置を検出し(ステップS20)、外側接合部60を形成するための溶接位置を検出する(ステップS30)。
制御部262は、下板214に配置されたメタルサポートセル20の反りに関するデータを記憶部264から読み出す(ステップS40)。さらに、メタルサポートセル20の反り方向、メタルサポートセル20の反りがカソード側またはアノード側のいずれの側に凸であるのか、および頂点の位置の3つの要素に応じて、溶接パターン(順番と向き)を決定する(ステップS50)。
クランプ治具210を作動させ、メタルサポートセル20およびセルフレーム30を互いに押し付けて密着させる(ステップS60)。
内側接合部50を形成するための溶接位置に加工ヘッド232を移動させる。決定した溶接パターン(順番と向き)に応じてレーザー溶接を行い、内側接合部50を形成する(ステップS70)。
次に、外側接合部60を形成するための溶接位置に加工ヘッド232を移動させる。決定した溶接パターン(順番と向き)に応じてレーザー溶接を行い、外側接合部60を形成する(ステップS80)。
溶接が完了すると、プロセスは終了する。
10 メタルサポートセル接合体、
20 メタルサポートセル、
21 発電体、
21A アノード層(触媒電極層)、
21C カソード層(触媒電極層)、
21E 電解質層、
22 金属支持体、
30 セルフレーム、
31 開口部、
40 硝子ペースト、
50 内側接合部、
51 溶接ビード、
60 外側接合部、
61 第1溶接ビード(溶接ビード)、
62 第2溶接ビード(溶接ビード)、
65、66,70溶接ビード、
71 始点、
200 溶接装置、
210 クランプ治具、
220 押圧機構、
230 レーザー照射部、
240 溶接位置検出部、
260 コントローラ。

Claims (8)

  1. 触媒電極層と電解質層とを有する発電体の背面を金属支持体によって支持したメタルサポートセルにおける前記金属支持体の外周に金属製のセルフレームを配置し、前記金属支持体と前記セルフレームとをレーザー接合するメタルサポートセル接合体の形成方法において、
    前記金属支持体と前記セルフレームとの間に硝子ペーストを塗布して両者を位置決め配置すると共に、前記セルフレームの前記発電体側であって前記硝子ペーストが存在しない部位にレーザーを照射して、前記金属支持体を取り囲むように前記硝子ペーストの内側の全周に渡って周形状に設けられる内側接合部を形成することを特徴とするメタルサポートセル接合体の形成方法。
  2. 前記内側接合部の外周にレーザーを照射して外側接合部を形成する、請求項1に記載のメタルサポートセル接合体の形成方法。
  3. 前記内側接合部を形成するときのレーザー照射強度を、前記外側接合部を形成するときのレーザー照射強度に対して小さくする、請求項2に記載のメタルサポートセル接合体の形成方法。
  4. 前記内側接合部および前記外側接合部は3本以上の溶接ビードによって形成され、前記セルフレームの前記発電体側である内側から外側に順にレーザーを照射し、かつ、レーザー照射による入熱量を外側に向かうにつれて大きくする、請求項2または3に記載のメタルサポートセル接合体の形成方法。
  5. 前記メタルサポートセルの反りに応じて溶接ビードの始点を変え、
    前記メタルサポートセルと前記セルフレームとを置いたときに接点となる部分を溶接ビードの始点とする、請求項1~4のいずれか1項に記載のメタルサポートセル接合体の形成方法。
  6. すべての溶接ビードを互いに一点以上において交差させる、請求項5に記載のメタルサポートセル接合体の形成方法。
  7. 前記外側接合部を形成する溶接ビードを蛇行形状に形成する、請求項2に記載のメタルサポートセル接合体の形成方法。
  8. 前記外側接合部を形成する複数本の溶接ビードが形成され、内側の溶接ビードよりも外側の溶接ビードの方の屈曲度を大きくする、請求項7に記載のメタルサポートセル接合体の形成方法。
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