JP7241002B2 - 電気機器用ケース - Google Patents

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Description

本開示は、電気機器用ケースに関する。
従来、ケースに収納されて屋外に設置される電気機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-60828号公報
建物の美観の向上は、建物の資産価値を向上させ得る。屋外に設置される電気機器を収容する電気機器用ケースにも美観の向上が求められる。さらに、電気機器を水又は塵等から保護できるように、電気機器用ケースに高い密閉性が求められる。
本開示は、電気機器の美観を向上しつつ電気機器を保護できる電気機器用ケースを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る電気機器用ケースは、電気機器を収容する内部空間を有する筐体と、第1カバーと、第2カバーとを備える。前記第1カバーは、前記筐体の正面側に位置する正面部と、前記筐体の側面側に位置する側面部と、前記正面部と前記側面部との間に位置し、外側に向けて凸の曲面を含む曲面部とを有する。前記筐体は、正面側に位置する第1面と、側面側に位置する第2面と、前記第1面と前記第2面との間に位置する第3面とを有する。前記筐体は、前記筐体の外部と前記内部空間とを連通する開口が前記第1面と前記第3面とにまたがるように区画する開口縁部を有する。前記開口縁部は、前記開口のうち前記第1面に位置する第1開口を区画する第1開口縁部と、前記第3面に位置する第2開口を区画する第2開口縁部とを有する。前記開口は、前記第2カバーが前記第2開口を塞ぎつつ前記第1カバーが前記第1開口を塞ぐことによって密閉可能に構成される。前記第1カバーは、前記第1開口縁部に沿って位置する第1シール部材を有する。前記第2カバーは、前記第2開口縁部に沿って位置する第2シール部材を有する。
本開示の一実施形態に係る電気機器用ケースによれば、電気機器の美観が向上しつつ電気機器が保護され得る。
一実施形態に係る電気機器用ケースの構成例を示す外観斜視図である。 第1比較例に係る電気機器用ケースの外観斜視図である。 一実施形態に係る電気機器用ケースの構成例を示す分解斜視図である。 開口がシールされていない状態の筐体の構成例を示す斜視図である。 第2開口だけがシールされた状態の筐体の構成例を示す斜視図である。 多面体で近似した筐体とサイドカバーとを模式的に示す分解斜視図である。 多面体で近似した筐体とフロントカバーとを模式的に示す分解斜視図である。 第2比較例に係る電気機器用ケースの分解斜視図である。 図8のA-A断面図である。 第3比較例に係る電気機器用ケースの分解斜視図である。 上面部から側面部に排水する構成例を示す斜視図である。 側面部に位置するリブの構成例を示す側面図である。 図12のB-B断面図である。 サイドカバーの底面側の構成例を示す斜視図である。 ボトムカバーに位置する第1領域及び第2領域と筐体との位置関係の一例を示す斜視図である。 ボトムカバーの構成例を示す斜視図である。 曲げ部を有するサイドカバーの構成例を示す斜視図である。 図17AのC-C断面図である。 ビードを有するサイドカバーの構成例を示す斜視図である。 図18AのD-D断面図である。 サイドカバーに押圧される前のシール部材の状態の一例を示す断面図である。 サイドカバーの両端が締結された場合に、サイドカバーの両端と中央とでシール部材のつぶれ量が異なる状態を例示する断面図である。 サイドカバーの両端が締結された場合でも、サイドカバーの両端と中央とでシール部材のつぶれ量が略同一である状態を例示する断面図である。 フロントカバーの曲面部とサイドカバーとの間の空間の構成例を示す断面図である。
電気機器80(図3等参照)を収容するケースの分野において、略直方体形状のように角を多く含む形状を有するケースは、ありふれている。電気機器80を収容するケースとしての機能が確保されつつ、高いデザイン性の実現が求められる。
本開示において、ケースの外形として曲面を含む形状を採用することによってデザイン性の向上を図るとともに、電気機器80を収容するケースとして防水又は防塵の機能を発揮し得る電気機器用ケース100(図1等参照)が説明される。
図1に示されるように、一実施形態に係る電気機器用ケース100は、壁50に取り付けられるとする。本実施形態において、正面は、壁50に向かって立った人間が正対する面に対応する。つまり、正面は、Z軸の正の方向を向く面に対応する。側面は、X軸の正及び負の方向を向く面に対応する。重力は、Y軸の負の方向に作用する。つまり、Y軸の負の方向は、鉛直方向(鉛直下向き)に対応する。Y軸の負の方向を向く面は、底面とも称される。Y軸の正の方向を向く面は、上面とも称される。
電気機器用ケース100は、フロントカバー40によって正面側から覆われている。フロントカバー40は、第1カバーとも称される。電気機器用ケース100の正面側から見た外観は、フロントカバー40の外形によって定まる。フロントカバー40は、正面側に位置する正面部41と、側面側に位置する側面部42と、正面部41と側面部42との間に位置する曲面部43とを有する。曲面部43は、外側に向けて凸の曲面を含む。
一方で、図2に示されるように、第1比較例に係る電気機器用ケース900は、略直方体形状を有する。電気機器80(図3等参照)を収容するケースは、第1比較例のように略直方体形状を有することが多い。電気機器用ケース100は、図1に例示されるように曲面を含む外形を有することによって、角張った印象ではなく、丸みを帯びた目新しい印象を人間に与える。その結果、本実施形態に係る電気機器用ケース100は、人間に高いデザイン性を感じさせ得る。
図3に示されるように、電気機器用ケース100は、筐体10と、サイドカバー30と、フロントカバー40と、ボトムカバー15とを備える。
フロントカバー40は、筐体10を正面側から覆うように取り付けられる。フロントカバー40は、例えば、樹脂又は金属等を材料として構成されてよいが、他の種々の材料を含んで構成されてもよい。フロントカバー40の外形は、電気機器用ケース100のデザイン性に影響を及ぼし得る。フロントカバー40の曲面部43は、鉛直方向を軸とする円筒面の一部を含んでもよい。曲面部43は、鉛直方向を法線として断面視して得られる曲線が所定の曲率半径を有するように構成されてよい。曲面部43の曲率半径は、フロントカバー40の各方向の寸法に基づいて定められてよい。曲面部43の曲率半径は、例えば、フロントカバー40の奥行方向(正面から背面に向かう方向)の寸法に対して1未満の所定の係数を乗じた長さとして定められてもよい。所定の係数は、例えば0.3等に設定されてよい。曲面部43の形状が適宜設定されることによって、電気機器用ケース100のデザイン性が高められ得る。つまり、電気機器用ケース100の美観が向上し得る。
筐体10は、電気機器80を内部に収容する。筐体10は、電気機器80を収容する内部空間を有するともいえる。電気機器80は、例えば、パワーコンディショナ等の電力変換機器を含んでよい。電気機器80は、蓄電池又は燃料電池等の電源機器を含んでよい。電気機器80は、これらの例に限られず、種々の機器を含んでよい。
筐体10は、例えばアルミニウム等の金属を含んで構成されてよい。電気機器用ケース100は、支持体20を更に備えてよい。筐体10は、支持体20を介して壁50(図1参照)に取り付けられてよい。
図4に示されるように、筐体10の形状は、正面側で開口している箱形状であるとする。筐体10は、側面側に位置する側面部11と、背面側に位置する背面部12と、底面側に位置する底面部13と、上面側に位置する上面部14とを有する。筐体10の内部空間は、側面部11、背面部12、底面部13及び上面部14で区画されるともいえる。筐体10の開口は、筐体10の内部空間と、筐体10の外部とを連通しているといえる。
筐体10の開口は、開口縁部61a、61b及び61cによって区画されるとする。開口縁部61aは、上面側及び底面側それぞれにおいて正面に沿って位置する。開口縁部61bは、上面側及び底面側それぞれにおいて正面から側面に向けて傾斜する面に沿って位置する。開口縁部61cは、側面の側において正面から側面に向けて傾斜する面に沿って位置する。
筐体10の開口は、正面に沿って位置する第1開口16と、正面から側面に向けて傾斜する面に沿って位置する第2開口17とを含む。第1開口16は、開口縁部61aによって上面側及び底面側で区画される。第2開口17は、開口縁部61b及び61cによって上面側、底面側及び側面側で区画される。
図5に示されるように、第2開口17は、サイドカバー30でシールされた状態になることによって塞がれる。サイドカバー30は、樹脂又は金属等を材料として構成されてよいが、他の種々の材料を含んで構成されてもよい。サイドカバー30は、第2カバーとも称される。第2開口17がサイドカバー30で塞がれた場合において、第1開口16は、開口縁部62によって側面側で更に区画される。つまり、第1開口16は、上面側及び底面側で開口縁部61aによって区画されるとともに、側面側で開口縁部62によって区画される。第1開口16は、フロントカバー40でシールされた状態になることによって塞がれる(図3参照)。
図6及び図7に示されるように、筐体10の外形は、多面体で近似されるとする。筐体10を近似する多面体は、正面に沿う第1面110と、側面に沿う第2面120と、第1面110と第2面120との間に位置し、正面から側面に向けて傾斜する面に沿う第3面130とを有する。第1面110は、第1開口16を含む。第3面130は、第2開口17を含む。第1開口16及び第2開口17は、二点鎖線で示されている。第1開口16と第2開口17とを含む筐体10の開口は、第1面110と第3面130とにまたがるように位置する。言い換えれば、開口縁部61a、61b及び61cは、筐体10の開口が第1面110と第3面130とにまたがるように開口を区画する。
サイドカバー30は、開口縁部61b及び61cとの間に位置するシール部材32を有する。開口縁部61a、61b及び61cにおいてシール部材32が当接する部分は、斜線のハッチングで表されている。シール部材32は、例えばパッキン又はガスケット等を含んでよい。シール部材32は、例えばゴム又は樹脂等を材料として含んで構成されてよい。シール部材32は、弾性を有する材料を含んで構成されてよい。シール部材32は、金属材料を含んで構成されてもよい。シール部材32は、これらの例に限られず種々の材料を含んで構成されてもよい。サイドカバー30は、筐体10の第3面130に、ネジ等によって取り付けられる。シール部材32は、開口縁部61b及び61cに向けて押圧され、つぶされる。シール部材32がつぶされることによって、開口縁部61b及び61cがシールされた状態になる。その結果、第2開口17は、サイドカバー30によって塞がれる。
フロントカバー40は、正面部41と開口縁部61a及び62との間にシール部材45を有する。シール部材45は、シール部材32と同一又は類似に構成されてよい。フロントカバー40は、サイドカバー30が第2開口17を塞ぐように取り付けられた筐体10の第1面110に、ネジ等によって取り付けられる。シール部材45は、開口縁部61a及び62に向けて押圧され、つぶされる。シール部材45がつぶされることによって、開口縁部61a及び62がシールされた状態になる。その結果、第1開口16は、フロントカバー40によって塞がれる。
サイドカバー30が第2開口17を塞ぎ、フロントカバー40が第1開口16を塞ぐことによって、筐体10の正面側の開口が塞がれる。シール部材32及び45が開口縁部61a、61b、61c及び62をシールされた状態にすることによって、筐体10の正面側の開口は、密閉される。つまり、筐体10の開口は、サイドカバー30とフロントカバー40とによって密閉可能に構成される。筐体10の正面側の開口が密閉されることで、筐体10の正面側から水又は塵等が侵入しにくくなる。その結果、筐体10の内部空間に収容される電気機器80が水又は塵等の影響を受けにくくなる。シール部材45は、第1シール部材とも称される。第1シール部材でシールされた状態になる開口縁部61a及び62は、第1開口縁部とも称される。シール部材32は、第2シール部材とも称される。第2シール部材でシールされた状態になる開口縁部61b及び61cは、第2開口縁部とも称される。
図8に示されるように、第2比較例に係る電気機器用ケース910は、サイドカバー30を有しないとする。この場合、筐体10は、曲面を有するフロントカバー914で筐体911の開口をシールされた状態にする。フロントカバー914の外形が曲面を有する場合、フロントカバー914がZ軸の負の方向(正面から背面に向かう方向)に押圧されることによって、図9に示されるように、筐体911の正面に沿っている開口縁部916aに対して垂直に力Fが加わる。筐体911の曲面に沿っている開口縁部916bに対して、力Fを曲面の法線方向に成分分解した力F’が加わる。開口縁部916bの法線方向に成分分解されて加わる力F’は、開口縁部916aの法線方向にそのまま加わる力Fより小さくなる。したがって、開口縁部916a及び916bにおいてシールのために用いられるパッキン又はガスケット等に対して開口縁部916a及び916bの法線方向に加わる力に分布が生じる。さらに、筐体911の側面に沿っている開口縁部916cの法線方向に加わる力は、0に近づき得る。その結果、フロントカバー914によるシール性能が低下する。
図10に示されるように、第3比較例に係る電気機器用ケース920において、筐体921は、フロントカバー924の平面に対応する部分(筐体921の正面)に開口を有するものの、フロントカバー924の曲面に対応する部分に開口を有しない。このようにすることで、筐体921の開口は、フロントカバー924によって平面でシールされた状態になるものの狭くなる。
一方で、本実施形態に係る電気機器用ケース100によれば、第2開口17は、一平面上に位置する開口縁部61b及び61cにおいてサイドカバー30によってシールされた状態になる。第1開口16は、一平面上に位置する開口縁部61a及び62においてフロントカバー40によってシールされた状態になる。つまり、筐体10の開口は、曲面でシールされた状態になるのではなく、分割された平面でシールされた状態になる。このようにすることで、サイドカバー30及びフロントカバー40から、シール部材32及び42に対して各面の法線方向に沿った力が均一に加わりやすくなる。その結果、フロントカバー40の外形が曲面を有する場合でも、本実施形態に係る電気機器用ケース100は、筐体10の開口を広くしつつ、開口における高いシール性能を実現し得る。
以上述べてきたように、本実施形態に係る電気機器用ケース100は、フロントカバー40を曲面にしつつ、曲面に沿った開口を平面に近似してシールできる。その結果、電気機器用ケース100は、美観を向上させ得るとともに、高いシール性能を実現し得る。
(上面からの排水制御)
本実施形態に係る電気機器用ケース100は、建物の屋外に設置され得る。電気機器用ケース100は、降雨又は散水等によって水をかぶることがある。図11に示されるように、側面部11は、上面部14に対して鉛直上向きに突出している。上面部14は、電気機器80の放熱部として機能するために正面側及び背面側において鉛直上向きに突出するフィン144を更に有する。上面部14は、鉛直上向きに突出する側面部11とフィン144とによって囲まれた容器とみなされ得る。筐体10に降雨又は散水等によって水がかかった場合、上面部14に水が溜まる。
電気機器用ケース100は、側面部11の上面部14に向けて突出する部分に上面排水孔141を有する。上面排水孔141は、側面部11において内壁141aで区画されている。上面排水孔141が側面側に設けられていることによって、上面部14に溜まった水は、フィン144及び側面部11によって区画されている流路を通って上面排水孔141に流れ、上面排水孔141から側面部11に向けて排水される。このようにすることによって、水が正面側にあふれにくくなる。その結果、筐体10の正面側の開口に水が侵入しにくくなる。
図12及び図13に示されるように、筐体10は、側面部11から突出する第1リブ151及び第2リブ152を有する。第1リブ151は、鉛直方向に沿って延びている。第2リブ152は、Z軸方向、つまり水平方向に沿って延びている。第1リブ151及び第2リブ152は、格子状に並んでいるともいえる。第1リブ151の数は、2本に限られず、1本であってもよいし、3本以上であってもよい。第2リブ152の数は、5本に限られず、4本以下であってもよいし、6本以上であってもよい。
第1リブ151及び第2リブ152が延びている範囲に対応する領域は、リブ領域150とも称される。言い換えれば、第1リブ151及び第2リブ152は、リブ領域150に位置する。リブ領域150は、水平方向に広がりを有する。リブ領域150の水平方向の広がりの中心を結んだ線は、中心線150cとも称される。中心線150cは、鉛直方向に延在する。リブ領域150は、中心線150cよりも背面側に位置する第1リブ領域150aと、中心線150cよりも正面側に位置する第2リブ領域150bとを含む。
上面排水孔141は、第2リブ領域150bではなく第1リブ領域150aの上面側に位置する。上面排水孔141から排出される水は、側面部11を通って底面側に流れる際に、背面側を流れやすい。このようにすることで、水は、側面部11の正面側に位置する開口縁部61cに到達しにくくなり、開口縁部61cをシールしているシール部材32に接触しにくくなる。シール部材32は、水に接触することによって劣化したり、シール性能を低下させたりし得る。したがって、水が背面側に流れやすくすることによって、シール部材32によるシール性能が維持されやすい。
第2リブ152は、第1リブ領域150aに位置する背面側第2リブ152aと、第2リブ領域150bに位置する正面側第2リブ152bとに分けられる。背面側第2リブ152aの少なくとも一部が側面部11から突出する高さは、正面側第2リブ152bが側面部11から突出する高さよりも低い。この場合、第2リブ152の高さが均一である場合と比較して、水が背面側を更に流れやすくなる。その結果、シール部材32によるシール性能が維持されやすくなる。
筐体10は、側面部11に、フロントカバー40の側面部42を締結するための締結部142を有する。締結部142は、側面部11から突出している。締結部142が筐体10の側面部11から突出することによって、フロントカバー40の側面部42との間に隙間が生じる。フロントカバー40の側面部42と筐体10の側面部11との間の距離は、締結部142が側面部11から突出する高さによって定まる。ここで、背面側第2リブ152aが側面部11から突出する高さは、締結部142が側面部11から突出する高さよりも低い。このようにすることで、フロントカバー40の側面部42と背面側第2リブ152aとの間に隙間が生じる。この隙間は、上面排水孔141から排出される水の流路となり得る。
(サイドカバー30のシール性能維持)
図14に示されるように、筐体10は、開口縁部61bから外側に突出する突出板18を有する。突出板18は、上面側及び底面側それぞれに位置する。突出板18の外形は、フロントカバー40の曲面部43に合わせて構成されている。このようにすることで、フロントカバー40の曲面部43は、内側から突出板18によって支持され得る。
筐体10の第3面130と、フロントカバー40の曲面部43との間に空間が生じる。仮にこの空間に水が侵入した場合、その水は、底面側に位置する突出板18の上に溜まり得る。突出板18の上に溜まった水の高さがサイドカバー30の底面側の端面36にまで達する場合、その水は、毛細管現象によってサイドカバー30と開口縁部61bとの間に侵入し得る。サイドカバー30と開口縁部61bとの間に侵入した水は、サイドカバー30の底面側のシール部材32に接触し、シール部材32を劣化させたり、シール部材32のシール性能を低下させたりし得る。
本実施形態において、突出板18の上に水が溜まったとしてもサイドカバー30の端面36にまで達しにくいように、突出板18から端面36までの距離が所定距離以上となるように、筐体10及びサイドカバー30が構成されてよい。例えば、サイドカバー30を筐体10に締結する締結部34に対して、端面36が上面側に位置するように、サイドカバー30が構成されてよい。端面36を上面側に移動させるために、第2開口17(図4参照)をシールされた状態にするシール部材32が第1開口16(図4参照)をシールされた状態にするシール部材45よりも上面側に位置するように筐体10の開口縁部61a及び61bが構成されてよい。突出板18は、締結部34から遠い側に、突出板18の上に溜まった水をボトムカバー15に排出する切り欠け18aを有してよい。このようにすることで、突出板18の上に水が溜まりにくくなるとともに、溜まった水がサイドカバー30と開口縁部61bとの間に侵入しにくくなる。
(底面の排水制御)
図15及び図16に示されるように、ボトムカバー15は、筐体10の底面部13に締結する締結部153を有する。ボトムカバー15は、サイドカバー30の底面側に位置する第1領域157と、筐体10の側面部11及び背面部12の底面側に位置する第2領域158とを有する。第1領域157と第2領域158とは、締結部153によって分けられている。ボトムカバー15は、第3カバーとも称される。
第1領域157は、筐体10の第1面110及び第3面130と、フロントカバー40の正面部41及び曲面部43との間の空間につながる。第1領域157につながる空間は、正面側空間とも称される。第2領域158は、筐体10の第2面120とフロントカバー40の側面部42との間の空間、及び、筐体10の背面部12と支持体20との間の空間につながる。第2領域158につながる空間は背面側空間とも称される。
背面側空間は、筐体10が上面部14に備えるフィン144及び背面部12に備えるフィン124を冷却するために外部から取り入れる空気の通路として機能し得る。ボトムカバー15は、第2領域158に外部から空気を取り入れるための空気孔155を有する。一方で、正面側空間は、筐体10の開口のシール性能を維持したり高めたりするために、外部から空気又は水が侵入しにくいように構成される。背面側空間に取り入れられる空気によって侵入する水又は塵が正面側空間に侵入しにくいように、サイドカバー30の側面側とフロントカバー40の側面部42との間隔が狭くされる。また、ボトムカバー15の締結部153によって第1領域157と第2領域158とが分離される。
第1領域157は、筐体10の突出板18の下に位置する。突出板18から排出される水は、第1領域157に溜まる。ボトムカバー15は、第1領域157に底面排水孔154を有してよい。第1領域157に溜まった水は、底面排水孔154から底面側に排出され得る。第1領域157の底面排水孔154の大きさは、第2領域158の空気孔155より小さくされてよい。このようにすることで、第1領域157、及び、第1領域157につながる正面側空間に外部から水又は塵等が侵入しにくくなる。
上面部14から排水される水は、側面部11に沿って底面側に向けて落下し、第2領域158に溜まる。第2領域158に溜まった水は、空気孔155から電気機器用ケース100の外部に排水される。第1領域157に溜まる水の量が第2領域158に溜まる水の量よりも少なくなるように排水が制御され得る。したがって、第1領域157の底面排水孔154の大きさが第2領域158の空気孔155より小さくされることは、排水性能に影響を及ぼしにくい。
ボトムカバー15は、第2領域158に、隔壁が互い違いに位置する構造を有する。この構造は、ラビリンス156とも称される。ラビリンス156は、空気孔155を通って外部から水が侵入したとしても、侵入した水を正面側に流れにくくし得る。
(サイドカバー30の長手方向の剛性)
図17A及び図17Bに示されるように、サイドカバー30は、鉛直方向に対応する長手方向と、長手方向に交差する短手方向とを有する平板部31を含む。サイドカバー30は、平板部31の長手方向の端部に、筐体10に取り付けるための締結部34を有する。サイドカバー30が筐体10に取り付けられることによって、平板部31は、筐体10の第2開口17(図4参照)を塞ぐ。サイドカバー30は、第2開口17を塞ぐように筐体10に取り付けられた場合に第1開口16(図4参照)を区画する開口縁部62を有する。開口縁部62は、平板部31の正面側の端部を長手方向に沿って曲げることによって形成されている。
サイドカバー30は、平板部31の短手方向の一端を長手方向に沿って曲げることによって形成された曲げ部38を更に有してよい。このようにすることで、平板部31の長手方向の剛性が高まる。
図18A及び図18Bに示されるように、サイドカバー30は、平板部31の一部を長手方向に沿って打ち出すことによって形成されたビード39を有してもよい。このようにすることでも、平板部31の長手方向の剛性が高まる。
図19に示されるように、サイドカバー30は、平板部31と筐体10の開口縁部61cとの間にシール部材32を挟んで筐体10に取り付けられる。サイドカバー30は、長手方向の両端に位置する締結部34において、ネジ等の締結部材37によって筐体10に締結される。図19に示されているシール部材32は、平板部31から開口縁部61cに対する押圧を受けていない状態である。押圧を受けていないシール部材32の厚みは、t0で表されるとする。
平板部31の長手方向の剛性が低い場合、締結位置からの距離によってシール部材32のつぶれ量に分布が生じることがある。例えば、図20に示されるように、平板部31の長手方向の両端で締結部材37によって締結される場合に、締結点に近い端部付近と、締結点から遠い中央付近とで、シール部材32のつぶれ量が異なり得る。図20の例において、中央付近のシール部材32の厚みは、t1で表される。端部付近のシール部材32の厚みは、t2で表される。t1は、t0以下であり且つt2より大きいとする。つまり、中央付近におけるシール部材32のつぶれ量は、端部付近におけるシール部材32のつぶれ量より小さい。その結果、シール部材32のつぶれ量に分布が生じる。
シール部材32のつぶれ量の分布は、シール部材32のシール性能を低下させたり、シール部材32の劣化を早めたりし得る。例えば、端部付近におけるシール部材32のつぶれ量が適正になるように締結部材37が締め付けられる場合、中央付近におけるシール部材32のつぶれ量が不足し得る。また、中央付近におけるシール部材32のつぶれ量が適正になるように締結部材37が締め付けられる場合、端部付近におけるシール部材32のつぶれ量が過剰になり得る。
一方で、平板部31の長手方向の剛性が曲げ部38又はビード39によって高められる場合、締結位置からの距離にかかわらず、シール部材32のつぶれ量に差が生じにくくなる。例えば、図21に示されるように、平板部31の長手方向の両端で締結部材37によって締結される場合に、締結点に近いか遠いかにかかわらず、シール部材32のつぶれ量の差が小さくされ得る。図21の例において、中央付近のシール部材32の厚み、及び、端部付近のシール部材32の厚みは、いずれも同じt2で表される。t2は、t0より小さいとする。このようにシール部材32のつぶれ量の分布が低減されることによって、長手方向の全体にわたってシール部材32のつぶれ量が適正になるように締結部材37が締め付けられ得る。その結果、曲げ部38又はビード39は、シール部材32のシール性能を向上させ得る。
(フロントカバー40とサイドカバー30との間の空間における防水又は防塵)
図22に示されるように、水平方向の断面視(XZ平面に沿った断面視)において、フロントカバー40の曲面部43とサイドカバー30との間に空間が生じる。フロントカバー40の曲面部43とサイドカバー30との間に生じる空間は、コーナー空間とも称される。コーナー空間は、フロントカバー40の側面部42と筐体10の側面部11との間の隙間を通じて外部と連通し得る。フロントカバー40の正面部41とサイドカバー30の開口縁部62との間をシールされた状態にするシール部材45は、コーナー空間に露出している。
フロントカバー40の側面部42の正面側から背面側までの長さは、フロントカバー40の側面部42と筐体10の側面部11との間隔よりも長くされてよい。このようにすることで、外部の水又は塵等がコーナー空間に侵入しにくくなるとともに、コーナー空間で露出しているシール部材45に到達しにくくなる。その結果、シール部材45のシール性能が維持されやすくなる。
サイドカバー30の曲げ部38は、サイドカバー30が筐体10に取り付けられた状態で側面部11に沿うように構成されてよい。サイドカバー30が曲げ部38を有する場合、曲げ部38を有しない場合と比較して、サイドカバー30と筐体10の開口縁部61cとの間をシールされた状態にするシール部材32まで側面部11を経由して外部の水又は塵等が到達しにくくなる。これによって、シール部材32のシール性能が維持されやすくなる。また、曲げ部38が正面側から背面側に向けて突出する長さは、曲げ部38と筐体10の側面部11との間の距離より長くされてよい。このようにすることで、外部の水又は塵等がシール部材32までより一層到達しにくくなる。その結果、シール部材32のシール性能が維持されやすくなる。
本開示に係る実施形態について説明する図は模式的なものである。図面上の寸法比率等は、現実のものとは必ずしも一致していない。
本開示に係る実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本開示に係る実施形態について装置を中心に説明してきたが、本開示に係る実施形態は装置の各構成部が実行するステップを含む方法としても実現し得るものである。本開示に係る実施形態は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。本開示の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
本開示において「第1」及び「第2」等の記載は、当該構成を区別するための識別子である。本開示における「第1」及び「第2」等の記載で区別された構成は、当該構成における番号を交換することができる。例えば、第1カバーは、第2カバーと識別子である「第1」と「第2」とを交換することができる。識別子の交換は同時に行われる。識別子の交換後も当該構成は区別される。識別子は削除してよい。識別子を削除した構成は、符号で区別される。本開示における「第1」及び「第2」等の識別子の記載のみに基づいて、当該構成の順序の解釈、小さい番号の識別子が存在することの根拠に利用してはならない。
本開示において、X軸、Y軸、及びZ軸は、説明の便宜上設けられたものであり、互いに入れ替えられてよい。本開示に係る構成は、X軸、Y軸、及びZ軸によって構成される直交座標系を用いて説明されてきた。本開示に係る各構成の位置関係は、直交関係にあると限定されるものではない。
10 筐体(11:側面部、12:背面部、13:底面部、14:上面部、16:第1開口、17:第2開口、18:突出板、61a、61b、61c:開口縁部、124:フィン、141:上面排水孔、141a:内壁、142:締結部、144:フィン、150:リブ領域、150a:第1リブ領域、150b:第2リブ領域、150c:中心線、151:第1リブ、152:第2リブ、152a:背面側第2リブ、152b:正面側第2リブ)
15 ボトムカバー(153:締結部、154:底面排水孔、155:空気孔、156:ラビリンス、157:第1領域、158:第2領域)
20 支持体
30 サイドカバー(31:平板部、32:シール部材、34:締結部、36:端面、37:締結部材、38:曲げ部、39:ビード、62:開口縁部)
40 フロントカバー(41:正面部、42:側面部、43:曲面部、45:シール部材)
50 壁
80 電気機器
100 電気機器用ケース

Claims (11)

  1. 電気機器を収容する内部空間を有する筐体と、第1カバーと、第2カバーとを備え、
    前記第1カバーは、前記筐体の正面側に位置する正面部と、前記筐体の側面側に位置する側面部と、前記正面部と前記側面部との間に位置し、外側に向けて凸の曲面を含む曲面部とを有し、
    前記筐体は、
    正面側に位置する第1面と、側面側に位置する第2面と、前記第1面と前記第2面との間に位置する第3面とを有し、
    前記筐体の外部と前記内部空間とを連通する開口が前記第1面と前記第3面とにまたがるように区画する開口縁部を有し、
    前記開口縁部は、前記開口のうち前記第1面に位置する第1開口を区画する第1開口縁部と、前記第3面に位置する第2開口を区画する第2開口縁部とを有し、
    前記開口は、前記第2カバーが前記第2開口を塞ぎつつ前記第1カバーが前記第1開口を塞ぎ、且つ、前記第1カバーが前記第1開口縁部に沿って位置する第1シール部材を有するとともに前記第2カバーが前記第2開口縁部に沿って位置する第2シール部材を有することによって密閉可能に構成される、電気機器用ケース。
  2. 前記筐体は、前記第2面の上面側に位置する上面排水孔と、前記第2面において鉛直方向に沿って延びる第1リブとを更に有し、
    前記上面排水孔は、前記第1リブが位置するリブ領域の鉛直方向に沿った中心線より背面側に位置する、請求項1に記載の電気機器用ケース。
  3. 前記筐体は、前記リブ領域内において水平方向に沿って延びる第2リブを更に有し、
    前記第2リブは、前記リブ領域の鉛直方向に沿った中心線から見て、背面側に位置する背面側第2リブと、正面側に位置する正面側第2リブとを含み、
    前記背面側第2リブの前記第2面からの高さは、前記正面側第2リブの前記第2面からの高さよりも低い、請求項2に記載の電気機器用ケース。
  4. 底面側において、前記第2シール部材は、前記第1シール部材よりも上面側に位置する、請求項1から3までのいずれか一項に記載の電気機器用ケース。
  5. 前記第2カバーは、前記第2シール部材より底面側に位置する締結部によって前記筐体に締結され、
    前記第2カバーの底面側の端面の少なくとも一部は、前記締結部よりも上面側に位置する、請求項4に記載の電気機器用ケース。
  6. 前記筐体の底面側に位置する第3カバーを更に備え、
    前記第3カバーは、前記第1カバーの下に位置する領域の少なくとも一部を含む領域に底面排水孔を有する、請求項1から5までのいずれか一項に記載の電気機器用ケース。
  7. 前記第3カバーは、前記筐体の背面の下に位置する領域の少なくとも一部を含む領域に空気孔を更に有し、
    前記底面排水孔は、前記空気孔より小さい、請求項6に記載の電気機器用ケース。
  8. 前記第2カバーは、長手方向に沿った曲げ部を有する、請求項1から7までのいずれか一項に記載の電気機器用ケース。
  9. 前記曲げ部が前記第2面に沿って突出する長さは、前記筐体と前記曲げ部との間隔よりも長い、請求項8に記載の電気機器用ケース。
  10. 前記第2カバーは、長手方向に沿ったビードを有する、請求項1から9までのいずれか一項に記載の電気機器用ケース。
  11. 前記第1カバーの側面部の短手方向の長さは、前記筐体の第2面と前記第1カバーの側面部との間の間隔よりも長い、請求項1から10までのいずれか一項に記載の電気機器用ケース。
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