JP7238348B2 - 化粧シート - Google Patents

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本発明は、化粧シートに関する。
化粧シートの表面保護層には、意匠表現のために、無機微粒子および有機微粒子の少なくとも一方を添加し、光沢を調整することがある。光沢性の向上を意図し、化粧シートの表面保護層に微粒子を添加した技術としては、例えば、特許文献1に記載した技術がある。
特開2007-270508号公報
化粧シートにおいて高機能化が進んでおり、例えば、耐候性や耐傷性等の諸物性の向上と共に多機能化への要望が高まっている。
しかしながら、従来技術に係る化粧シートには、耐傷性と断熱性とを共に備えたものが少ない。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、耐傷性と断熱性とを共に備えた化粧シートを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、本発明の一態様に係る化粧シートは、基材の上に、熱硬化型樹脂、紫外線硬化型樹脂及び電子線硬化型樹脂の少なくとも1種を含む表面保護層を備え、前記表面保護層中に中空微粒子を含むことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、耐傷性と断熱性とを共に備えた化粧シートを提供できる。
本発明の実施形態に係る化粧シートを示す断面図である。
以下に本発明の実施形態に係る化粧シートについて、図1に基づき詳細に説明する。
ここで、図面は模式的なものであり、厚さと平面寸法との関係、各層の厚さの比率等は現実のものとは異なる。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状及び構造等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る化粧シートを示す断面図である。
(化粧シート)
本実施形態に係る化粧シート5は、図1に示すようにシート状の基材1の上に印刷インキ層2、透明熱可塑性樹脂層3、表面保護層4が順次積層された構成である。以下、化粧シート5を構成する各層について説明する。
(基材)
本実施形態に係る基材1は、公知の樹脂が使用可能であるが、その中でも熱可塑性樹脂が好ましい。基材1には、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンサルファイト、ポリエーテルサルファイト、ポリエーテルスルホン、トリアセチルセルロース、ポリフェニレンエーテル等が使用可能であり、これらの共重合体もしくはブレンドでもよい。特に好ましくは耐候性やコストの点でポリプロピレンが好適である。基材1の厚さとしては、30μm以上200μm以下の範囲内が好適である。基材1の厚さが30μm未満の場合、化粧シート5全体の機械的強度が低下することがある。また、基材1の厚さが200μmを超える場合、化粧シート5全体の可撓性が低下することがある。
また、化粧シート5の意匠性によっては、基材1が透明もしくは任意に着色されていてもよい。
(印刷インキ層)
本実施形態に係る印刷インキ層2としては、公知の各種有機顔料、無機顔料が使用可能であるが、耐候性を考慮した顔料やバインダー樹脂を選定する方が望ましい。
印刷インキ層2を形成するために使用される印刷インキに含まれるバインダー樹脂にとしては、公知の樹脂が使用可能であるが、好ましくはウレタン系樹脂やアクリル系樹脂が使用される。さらに、そのバインダー樹脂に、例えば、塩化ビニル系樹脂や酢酸ビニル系樹脂等の樹脂が混合されていてもよい。
印刷インキ層2に含まれる顔料は特に限定されるものではないが、当該顔料としては、例えばカーボンブラック、キナクリドン系、イソインドリノン系、ジケトピロロピロール系、フタロシア系、ジアゾ系等の有機顔料や、酸化鉄系、酸化チタン系等の無機顔料が使用可能であり、単体もしくは複数使用可能である。
基材1に印刷インキ層2を設ける方法としては、周知の任意の印刷方法により製造可能であり、特には調子再現性、生産コストの点でグラビア印刷法が好適である。
(透明熱可塑性樹脂層)
本実施形態に係る透明熱可塑性樹脂層3としては、公知の樹脂であれば何れも使用可能であるが、透明熱可塑性樹脂層3を形成する熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンサルファイト、ポリエーテルサルファイト、ポリエーテルスルホン、トリアセチルセルロース、ポリフェニレンエーテル等が使用可能であり、これらの共重合体もしくはブレンドも使用可能である。その中で耐候性の点でポリプロピレンが好適である。
透明熱可塑性樹脂層3の厚さとしては30μm以上200μm以下の範囲内が好適である。透明熱可塑性樹脂層3の厚さが30μm未満の場合、化粧シート5全体の機械的強度が低下することがある。また、透明熱可塑性樹脂層3の厚さが200μmを超える場合、化粧シート5全体の可撓性が低下することがある。
印刷インキ層2の上に透明熱可塑性樹脂層3を設ける方法としては、例えば、2液硬化型ウレタン系樹脂等の接着剤や接着助剤を使用してもよく、押出しラミネート法、熱ラミネート法、ドライラミネート法、ウェットラミネート法等、周知の任意のラミネート方法を用いてもよい。本実施形態において、積層方法は、基材1、印刷インキ層2、透明熱可塑性樹脂層3の種類により、適宜選択される。特には表面エンボス加工の点で押出しラミネート法が好適である。
(表面保護層)
本実施形態に係る表面保護層4は、熱硬化型樹脂、紫外線硬化型樹脂及び電子線硬化型樹脂の少なくとも1種を用いて形成される。より好ましくは、表面保護層4が熱硬化型樹脂と紫外線硬化型樹脂の2種類を含み、もしくは熱硬化型樹脂と電子線硬化型樹脂の2種類を含み、表面保護層4中における熱硬化型樹脂の含有量が5質量%以上45質量%以下の範囲内である。表面保護層4中における熱硬化型樹脂の含有量が上記数値範囲内であれば、断熱性と耐候性と耐傷性に優れた化粧シートを提供することが可能となる。なお、表面保護層4中における熱硬化型樹脂の含有量が5質量%未満の場合、表面保護層の硬度が硬過ぎるため、耐候性が低下する傾向になる。また、表面保護層4中における熱硬化型樹脂の含有量が45質量%を超える場合、表面保護層の硬度が柔らか過ぎるため、耐傷性が低下する傾向になる。
熱硬化型樹脂としては、特に限定されるものではないが、例えば、ウレタン系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ジアリルフタレート系樹脂、フェノール系樹脂、エポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、尿素系樹脂、シリコーン系樹脂等が好ましく用いられる。これらは単体もしくは混合物として用いてもよい。また、紫外線硬化型樹脂や電子線硬化型樹脂としては、アクリル系樹脂が好ましく用いられる。表面保護層4の厚さとしては0.1μm以上100μm以下の範囲内が好適である。表面保護層4の厚さが0.1μm未満の場合、表面保護層4としての機能が発揮されないことがある。また、表面保護層4の厚さが100μmを超える場合、化粧シート5全体の可撓性が低下することがある。
表面保護層4は、光沢調整剤として、主に無機化合物からなる微粒子を含む。無機微粒子としては、例えば、シリカ、クレー、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、アルミナホワイト、水酸化アルミニウム、タルク、ベントナイト、酸化チタン等、コロイダルシリカ等で知られる無水ケイ酸、含水ケイ酸、含水ケイ酸カルシウム、含水ケイ酸アルミニウム等のホワイトカーボン、アルミナゾル等が挙げられる。また、例えば、ポリジメチルシロキサンやポリエチレンワックス、界面活性剤等で、上記無機微粒子を表面修飾すると、分散性が向上するため好ましい。
また、上記無機微粒子を中空微粒子とすることで、表面保護層4に断熱性を付与することができる。この中空微粒子は、例えば、シリカ、アルミナ等を主成分とする無機化合物や、アクリル系樹脂、ポリスチレン樹脂等を主成分とする有機化合物が使用される。
上記中空微粒子は、JIS1628-1997Rに基づく密度が0.3g/cm以上1.2g/cm以下の範囲内であることが好ましく、JIS R1639-5に基づく耐圧強度が20MPa以上であることが好ましい。中空微粒子の密度及び耐圧強度が上記数値範囲内であれば、中空微粒子であっても微粒子の破損が生じない化粧シートを提供することが可能となる。なお、中空微粒子の密度が0.3g/cm未満の場合、中空微粒子が破壊され易くなり、断熱性が低下する傾向になる。また、中空微粒子の密度が1.2g/cmを超える場合、中空微粒子の空隙率が低くなり、断熱性が低下する傾向になる。また、中空微粒子の耐圧強度が20MPa未満の場合、中空微粒子が破壊され易くなり、断熱性が低下する傾向になる。なお、中空微粒子の耐圧強度の上限値に制限はない。
上記無機微粒子の粒子径は、1μm以上100μm以下の範囲内であることが好ましい。より好ましくは、5μm以上50μm以下の範囲内である。無機微粒子の粒子径が5μm未満の場合、光沢調整の効果が低いおそれがある。また、無機微粒子の粒子径が50μmを超える場合、フィラー、即ち無機微粒子が表面保護層4の表面から欠落する可能性が高くなる。
また、上記中空微粒子のJIS Z8825-1に準拠したMie理論に基づくレーザー回折・散乱方式で測定した最大粒子径(X)と、表面保護層4の膜厚(Y)とが0.5≦X/Y≦2.0の関係であることが好ましい。中空微粒子の最大粒子径(X)と、表面保護層4の膜厚(Y)との比(X/Y)が上記数値範囲内であれば、耐傷性に優れ、清掃等の摩耗により、微粒子の欠落が生じない化粧シートを提供することが可能となる。なお、中空微粒子の最大粒子径(X)と、表面保護層4の膜厚(Y)との比(X/Y)が0.5未満の場合、微粒子の表面状態に及ぼす影響が低下するため、耐傷性が低下する傾向になる。また、中空微粒子の最大粒子径(X)と、表面保護層4の膜厚(Y)との比(X/Y)が2.0を超える場合、微粒子の密着性が低下するため、清掃等の摩耗により、微粒子の欠落が生じ易くなる傾向になる。
上記無機微粒子は、化粧シートの意匠(光沢度)に寄与するため、それに応じた量を配合(添加)する。無機微粒子の配合量としては、表面保護層4の主成分の樹脂100質量部に対して、5質量部以上30質量部以下の範囲内の配合とすればよい。無機微粒子の配合量が5質量部未満の場合、断熱性が著しく低下する傾向がある。また、無機微粒子の配合量が30質量部を超える場合、耐傷性が著しく低下する傾向がある。
[実施例]
以下に、本発明を実施例および比較例によりさらに説明するが、本発明は下記例に制限されるものではない。
~化粧シートの作成~
<実施例及び比較例の共通部分>
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤0.5重量%、ヒンダードアミン系光安定剤0.5重量%添加して押出し成形された厚さ70μmのポリプロピレンシートを基材とし、その上に、接着助剤としてポリエステルポリオール樹脂を10μmの厚さになるようにグラビアコーティング法により塗布した。
この接着助剤を備えた基材上に、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤0.5重量%、ヒンダードアミン系光安定剤0.5重量%添加したポリプロピレン樹脂を押出しラミネート法により厚さ70μmとなるよう設け、透明熱可塑性樹脂層を形成した。
<実施例1>
更にこの上に、ウレタンアクリレートオリゴマー(日本合成化学社製、UV-7550B)100重量部に対し、光開始剤(BASF製、イルガキュア184)を10重量部、平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を10重量部添加した紫外線硬化樹脂を厚さ40μmとなるように設け、表面保護層を形成した。こうして、実施例1の化粧シートを作成した。
<実施例2>
更にこの上に、アクリルポリオール(分子量50,000、水酸基価15)100重量部に対し、イソシアネート系硬化剤(三井化学社製、タケネートD-131N)30重量部、平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を10重量部添加した熱硬化樹脂を厚さ40μmとなるように設け、表面保護層を形成した。こうして、実施例2の化粧シートを作成した。
<実施例3>
更にこの上に、ウレタンアクリレートオリゴマー(日本合成化学社製、UV-7550B)100重量部に対し、平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を10重量部添加した電子線硬化樹脂を厚さ40μmとなるように設け、表面保護層を形成した。こうして、実施例3の化粧シートを作成した。
<実施例4>
更にこの上に、ウレタンアクリレートオリゴマー(日本合成化学社製、UV-7550B)80重量部、アクリルポリオール(分子量50,000、水酸基価15)20重量部に対し、光開始剤(BASF製、イルガキュア184)を8重量部、イソシアネート系硬化剤(三井化学社製、タケネートD-131N)6重量部、平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を10重量部添加した紫外線硬化樹脂と熱硬化樹脂を厚さ40μmとなるように設け、表面保護層を形成した。こうして、実施例4の化粧シートを作成した。
<実施例5>
更にこの上に、ウレタンアクリレートオリゴマー(日本合成化学社製、UV-7550B)80重量部、アクリルポリオール(分子量50,000、水酸基価15)20重量部に対し、イソシアネート系硬化剤(三井化学社製、タケネートD-131N)6重量部、平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を10重量部添加した電子線硬化樹脂と熱硬化樹脂を厚さ40μmとなるように設け、表面保護層を形成した。こうして、実施例5の化粧シートを作成した。
<実施例6>
実施例1の平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を平均粒径18μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、60P8)に変えた以外は、実施例1と同様に化粧シートを作成した。
<実施例7>
実施例1の平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を平均粒径27μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、45P25)に変えた以外は、実施例1と同様に化粧シートを作成した。
<実施例8>
実施例1の平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を平均粒径45μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、25P45)に変えた以外は、実施例1と同様に化粧シートを作成した。
<実施例9>
実施例1の表面保護層の膜厚を10μmに変えた以外は、実施例1と同様に化粧シートを作成した。
以下に、本発明の比較例について説明する。
<比較例1>
実施例1の平均粒径12μmの中空微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、110P8)を平均粒径10μmの微粒子(ポッターズ・バロティーニ社製、EMB-10)に変えた以外は、実施例1と同様に化粧シートを作成した。
以下の基準により、上記実施例と上記比較例の各化粧シートに対して、耐傷性及び断熱性の各評価を行った。
<耐傷性評価>
スチールウール(ボンスター#0)により500g荷重下、20往復の摩擦評価を実施し、表面状態の変化を目視観察により3段階評価した。
○;外観変化なし
△;微かな変化あり
×;明らかな変化あり
<断熱性評価>
化粧シートの縦方向の熱伝導率をサーモウェーブアナライザーTA(べテル社製)により測定し、下記基準により3段階評価した。
○;0.12W/m・K以下
△;0.12W/m・K超0.17W/m・K未満
×;0.17W/m・K以上
Figure 0007238348000001
表1に示すように、本実施形態の化粧シートは、光沢調整剤に中空微粒子を使用することで、耐傷性と断熱性とを共に備えた性能を発現することが明らかとなった。
1・・基材
2・・印刷インキ層
3・・透明熱可塑性樹脂層
4・・表面保護層
5・・化粧シート

Claims (7)

  1. 基材の上に、熱硬化型樹脂、紫外線硬化型樹脂及び電子線硬化型樹脂の少なくとも1種を含む表面保護層を備え、前記表面保護層中に中空微粒子を含み、
    前記中空微粒子の表面は、ポリジメチルシロキサン、ポリエチレンワックス、または界面活性剤で修飾されていることを特徴とする化粧シート。
  2. 前記表面保護層が前記熱硬化型樹脂と前記紫外線硬化型樹脂とを含み、もしくは前記熱硬化型樹脂と前記電子線硬化型樹脂とを含み、前記表面保護層中における前記熱硬化型樹脂の含有量が5質量%以上45質量%以下の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の化粧シート。
  3. 前記中空微粒子は、JIS 1628-1997に基づく密度が0.3g/cm3以上1.2g/cm3以下の範囲内であり、JIS R1639-5に基づく耐圧強度が20MPa以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の化粧シート。
  4. 前記中空微粒子のJIS Z8825-1に準拠したMie理論に基づくレーザー回折・散乱方式で測定した最大粒子径(Xμm)と、前記表面保護層の膜厚(Yμm)とが0.5≦X/Y≦2.0の関係であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の化粧シート。
  5. 前記中空微粒子のJIS Z8825-1に準拠したMie理論に基づくレーザー回折・散乱方式で測定した最大粒子径(Xμm)と、前記表面保護層の膜厚(Yμm)とが0.5≦X/Y≦1.250の関係であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の化粧シート。
  6. 前記中空微粒子は、無機化合物からなる中空微粒子であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の化粧シート。
  7. 前記基材と前記表面保護層との間に透明熱可塑性樹脂層を備え、
    前記基材と前記透明熱可塑性樹脂層は、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤とヒンダードアミン系光安定剤をそれぞれ含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の化粧シート。
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