JP7235932B2 - ケーブル、ケーブルの製造方法、および保護部材除去方法 - Google Patents

ケーブル、ケーブルの製造方法、および保護部材除去方法 Download PDF

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Description

本発明は、ケーブル、ケーブルの製造方法、および保護部材除去方法に関する。
本願は、2020年3月10日に日本に出願された特願2020-040735号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
特許文献1には、光ファイバケーブルが開示されている。
日本国特開2013-127555号公報
このようなケーブルには、当該ケーブルを建物のダクト等に引き入れる作業を容易にするために、ケーブル本体の端部を保護する保護部材が設けられる場合がある。保護部材はケーブル本体に強固に固定する必要がある一方で、接着力が大きい接着剤を用いると、保護部材を除去した後にケーブル本体に接着剤の残渣が多量に残ってしまう場合があった。接着剤の残渣が多量に残ると、残渣を除去するための清掃作業に多大な時間を要してしまうため、ケーブルの設置作業の効率が低下する要因となっていた。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、設置作業を効率化することが可能なケーブル、そのようなケーブルの製造方法、または保護部材除去方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1態様に係るケーブルは、ケーブル本体と、前記ケーブル本体の外周面に接する第1接着層と、前記ケーブル本体の端部を覆う保護部材と、前記保護部材の一部を覆う外周部材と、前記外周部材の内周面に設けられて前記保護部材に接する第2接着層と、を備え、前記第2接着層の接着力が前記第1接着層より大きい。
上記態様によれば、保護部材を固定している第2接着層の接着力は大きいため、ケーブルをダクト等に引き入れる際に保護部材を引っ張ったとしても、保護部材がケーブル本体から分離してしまうことが抑制される。その一方で、ケーブル本体の外周面に接する第1接着層の接着力が小さいため、保護部材をケーブル本体から分離させた後で、第1接着層の残渣がケーブル本体に残留する現象が生じにくい。したがって、ケーブル本体に付着した第1接着層の残渣を清掃する作業を省略若しくは簡略化することができる。以上により、設置作業を効率化することが可能となる。
ここで、上記態様のケーブルは、前記第1接着層と前記第2接着層との間に配置された中間部材をさらに備えてもよい。
また、上記態様のケーブルは、前記第1接着層に接し、前記ケーブル本体の径方向外側に螺旋状に配置された剥離補助紐をさらに備えてもよい。
また、上記態様のケーブルは、前記剥離補助紐の径方向外側かつ前記外周部材の径方向内側に配置され、前記ケーブル本体の長手方向に沿って直線状に延びる引裂き紐をさらに備えてもよい。
また、前記ケーブル本体の長手方向における前記外周部材の端部に切欠部が形成され、前記引裂き紐の一部が径方向外側から見て前記切欠部に重なる位置に配置されていてもよい。
また、前記剥離補助紐の一部が径方向外側から見て前記切欠部に重なる位置に配置されていてもよい。
本発明の第2態様に係るケーブルの製造方法は、ケーブル本体の長手方向における前記ケーブル本体の少なくとも一部を、第1接着層を介して中間部材によって覆う工程と、前記長手方向における中間部材の少なくとも一部を、前記第1接着層よりも接着力が大きい第2接着層を介して外周部材によって覆うとともに、前記ケーブル本体の端部を覆う保護部材を前記第2接着層によって固定する工程と、を有する。
上記態様の製造方法によれば、設置作業を効率化することが可能なケーブルを製造することができる。
本発明の第3態様に係る保護部材除去方法は、ケーブル本体の端部を覆う保護部材を前記ケーブル本体から分離させる保護部材除去方法であって、前記ケーブル本体の長手方向に沿って直線状に配置された引裂き紐を用いて、第1接着層を介して前記長手方向における前記ケーブル本体の少なくとも一部を覆う中間部材と、前記第1接着層よりも接着力が大きい第2接着層を介して前記長手方向における前記中間部材の少なくとも一部を覆う外周部材と、を引き裂く引裂工程と、前記第1接着層に接し、前記ケーブル本体の径方向外側に螺旋状に配置された剥離補助紐を用いて、前記中間部材を前記ケーブル本体から剥離させる剥離工程と、を有し、前記中間部材と前記外周部材との間に位置し、前記第2接着層によって固定された前記保護部材を、前記剥離工程を行うことで前記ケーブル本体から分離させる。
上記態様の保護部材除去方法によれば、ケーブルの設置作業を効率化することができる。
本発明の上記態様によれば、ケーブルの設置作業を効率化することができる。
第1実施形態に係るケーブルの斜視図である。 図1のケーブルの断面図である。 図2のIII方向矢視図である。 図3の引裂き紐を用いて外周部材等を引き裂いた後の図である。 第2実施形態に係るケーブルの断面図である。 第1実施形態の変形例に係るケーブルの断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態のケーブルについて図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ケーブル1は、ケーブル本体10と、保護部材20と、外周部材30と、を備える。ケーブル本体10は、シース11と、シース11内に収容された複数の光ファイバ12と、各光ファイバ12の端部に設けられた複数のコネクタ13と、を備えている。すなわち、本実施形態のケーブル1は、コネクタ13付きの光ファイバ12を備える光ファイバケーブルである。ただし、光ファイバ12の端部にはコネクタ13が設けられていなくてもよい。また、シース11は、光ファイバ12に代えて、他の線状部材(例えば電力線等)の収容対象物を収容してもよい。すなわち、ケーブル1は電力ケーブル等であってもよい。
(方向定義)
本実施形態では、ケーブル1の長手方向を単に長手方向といい、図面ではX軸によって表す。長手方向における一方側(先端側)を+X側といい、その反対側(基端側)を-X側という。また、長手方向から見て、ケーブル1の中心軸線O(図2参照)回りに周回する方向を周方向といい、中心軸線Oに交差する方向を径方向という。図2は、中心軸線Oに沿ったケーブル1の断面図である。
図1に示すように、コネクタ13は、ケーブル本体10の端部10aに配置されている。より詳しくは、シース11の端部から+X側に向けて各光ファイバ12が延出しており、各光ファイバ12の端部にコネクタ13が接続されている。光ファイバ12としては、単心の光ファイバだけでなく、多心の光ファイバリボン等を用いることができる。同様に、コネクタ13は、単心コネクタであってもよいし、多心コネクタであってもよい。
保護部材20は、筒状の保護部21と、リング状の牽引部22と、を有している。保護部21は、ケーブル本体10の端部10aを径方向外側から覆っている。保護部21の内側にコネクタ13が位置している。牽引部22は、保護部21の+X側に位置している。牽引部22によって、保護部21の+X側の端部は閉塞されている。保護部21が端部10aを覆っていることで、ケーブル1を建物の内部(ダクト等)に敷設する際に、端部10aを保護することができる。
より詳しくは、コネクタ13が建物の構造物に当たって破損したり、コネクタ13が構造物に引っかかって光ファイバ12に張力が作用したりすることを抑制できる。また、保護部材20が牽引部22を有していることで、ケーブル1をダクト等に引き入れる作業(以下、牽引作業という)が容易となる。
なお、牽引部22は必ずしもリング状でなくてもよい。例えば、筒状の保護部21の+X側の端部を結び、その結び目を牽引部22としてもよい。あるいは、別の部材を牽引部22として用い、保護部21の+X側の端部に固定してもよい。
保護部材20としては、例えば編組チューブを用いることができる。編組チューブとは、繊維(一般的には樹脂繊維)をメッシュ状に編み込んで作られたチューブである。編組チューブは伸縮性に富んでいるため、コネクタ13の束の大きさに合わせて保護部21の大きさを自在に変化させることができる。また、編組チューブを用いた場合、後述の第2接着層L2が保護部材20に浸透するため、より強固に保護部材20を固定できる。さらに、編組チューブを用いた場合、保護部21の余長部分(コネクタ13より+X側に位置する部分)を結ぶことで、容易に牽引部22を形成できる。ただし、結束部材で保護部材20の余長部分を縛ること等で牽引部22を形成してもよい。また、保護部材20として、編組チューブ以外(例えば布製の袋等)を用いてもよい。
図2に示すように、ケーブル1は、中間部材40と、剥離補助紐50と、引裂き紐60と、第1接着層L1と、第2接着層L2と、をさらに備えている。なお、中間部材40、剥離補助紐50、および引裂き紐60はなくてもよい。
第1接着層L1は、ケーブル本体10の外周面(シース11の外周面)に接している。本実施形態では、中間部材40の内面に第1接着層L1が形成されており、この中間部材40がケーブル本体10に巻き付けられている。ただし、例えば接着剤をケーブル本体10の外周面に塗布することで第1接着層L1を形成してもよい。
中間部材40は筒状であり、第1接着層L1を介してケーブル本体10を覆っている。中間部材40としては、引裂き紐60によって引き裂かれることが可能な材質が好適である。例えば、中間部材40は金属(アルミニウム等)製のテープであってもよい。ただし、引裂き紐60を用いずに中間部材40をカッター等で切開する場合には、中間部材40はカッター等で切開可能な材質であればよい。
第1接着層L1は、ケーブル本体10と中間部材40との間に配置されている。第1接着層L1は、ケーブル本体10の外周面(シース11の外周面)および中間部材40の内周面の両者に接している。製造時、第1接着層L1は、中間部材40となるテープ材の表面に保持されてもよいし、ケーブル本体10の外周面に保持されてもよい。第1接着層L1の材質については後述する。
剥離補助紐50は、長手方向に沿って、ケーブル本体10の径方向外側に螺旋状に配置されている。剥離補助紐50は、第1接着層L1に接しており、引裂き紐60、中間部材40、および外周部材30の径方向内側に位置している。剥離補助紐50はケーブル本体10に接していてもよい。あるいは、第1接着層L1が介在することで、剥離補助紐50がケーブル本体10に接していなくてもよい。
引裂き紐60は、長手方向に沿って直線状に延びている。引裂き紐60は、剥離補助紐50の径方向外側かつ中間部材40および外周部材30の径方向内側に位置している。本実施形態では、ケーブル1は1本の引裂き紐60を備えている。ただし、ケーブル1は2本の引裂き紐60を備えていてもよく、この場合、2本の引裂き紐60は径方向においてケーブル本体10を間に挟むように配置されるとよい。
引裂き紐60は、中間部材40および外周部材30を引き裂くために用いられるため、これらの部材を引き裂き可能な強度を有している。剥離補助紐50は、引裂き紐60が中間部材40および外周部材30を引き裂いた後、これらの部材をケーブル本体10から剥離させるために用いられる。引裂き紐60および剥離補助紐50の材質としては、例えば、ポリエステル、アラミド等の合成繊維を採用可能である。引裂き紐60および剥離補助紐50の材質は、同じでもよいし、異なっていてもよい。
外周部材30は筒状であり、ケーブル本体10、中間部材40、および保護部材20を径方向外側から覆っている。外周部材30の内周面には第2接着層L2が設けられている。外周部材30は、第2接着層L2を保持することで、第2接着層L2の接着力によって保護部材20を固定する役割を有する。外周部材30としては、熱収縮チューブを好適に用いることができる。
第2接着層L2は、外周部材30と中間部材40との間に配置されている。第2接着層L2は、外周部材30の内周面および中間部材40の外周面の両者に接している。製造時、第2接着層L2は、外周部材30となる熱収縮チューブの内周面に保持されてもよいし、中間部材40となるテープ材の表面に保持されてもよい。
図3に示すように、外周部材30には切欠部31(外側切欠部)が形成され、中間部材40には切欠部41(内側切欠部)が形成されている。切欠部31、41は、外周部材30および中間部材40の-X側の端部に形成されている。図3のように径方向外側から見たとき、長手方向に直交する方向における切欠部41の幅W1は、+X側に向かうに従って小さくなっている。同様に、切欠部31の幅W2は、+X側に向かうに従って小さくなっている。切欠部31、41は、径方向外側から見て、少なくとも一部同士が重なるように配置されている。また、径方向外側から見て、各紐50、60の-X側の端部は、切欠部31、41と重なるように配置されている。このため、切欠部31、41を通して各紐50、60の一部が視認可能となっている。
切欠部31、41は、引裂き紐60によって中間部材40および外周部材30を引き裂く操作を容易にするために設けられている。このため、切欠部31、41が無くても引裂き紐60によって中間部材40および外周部材30を引き裂き可能な場合や、引裂き紐60が設けられていない場合などでは、切欠部31、41はなくてもよい。あるいは、切欠部31、41のうち一方のみが形成されていてもよい。
ここで、本実施形態では、第2接着層L2の接着力が第1接着層L1よりも大きくなっている。本明細書において「接着力」とは、接着された面に対して垂直な方向に接着層L1、L2を引き剥がすために必要な力をいう。各接着層L1、L2の径方向の厚みおよび材質によって、各接着層L1、L2の接着力が定まる。接着層L1、L2の厚さが、接着剤の分野において通常用いられる程度である(過大でない)場合には、厚さが大きいほど、接着力が大きくなる。したがって、第2接着層L2の接着力を第1接着層L1よりも大きく設定するためには、例えば以下(1)~(3)のいずれかの条件が好適である。
(1)接着層L1、L2の厚みが同等であり、第2接着層L2の材質の接着性が第1接着層L1の材質より高い。
(2)接着層L1、L2の材質が同じであり、第2接着層L2の厚みが第1接着層L1より大きい。
(3)第2接着層L2の厚みが第1接着層L1より大きく、第2接着層L2の材質の接着性が第1接着層L1の材質より高い。
ただし、第2接着層L2の接着力が第1接着層L1よりも大きくすることができるのであれば、以下(4)または(5)の条件であってもよい。
(4)第2接着層L2の厚みが第1接着層L1より小さいが、第2接着層L2の材質の接着性が第1接着層L1より高い。
(5)第2接着層L2の材質の接着性が第1接着層L1よりも低いが、第2接着層L2の厚みが第1接着層L1より大きい。
接着層L1、L2を構成する接着剤の具体的な材質の組み合わせとしては、例えば以下が挙げられる。
第1接着層L1:アクリル系接着剤
第2接着層L2:熱可塑性接着剤
上記組み合わせで確認したところ、第2接着層L2の材質(アクリル製接着剤)の接着性は、第1接着層L1(熱可塑性接着剤)の約2.5倍となった。したがって、上記した(1)、(3)、(4)の条件を適用可能である。
なお、接着層L1、L2は、単に接着剤のみによって構成されていてもよい。あるいは、一般的な両面テープ等のように、基材層と、基材層の表裏に設けられた接着剤層と、を含んでいてもよい。
次に、ケーブル1の製造方法の一例について説明する。なお、以下の製造方法はあくまで一例であり、他の製造方法を採用してもよい。
まず、ケーブル本体10、保護部材20となる編組チューブ、中間部材40となるテープ、外周部材30となる熱収縮チューブ、剥離補助紐50、および引裂き紐60を用意する。中間部材40となるテープの一方の面には、予め第1接着層L1となる接着剤を設けておく。また、外周部材30となる熱収縮チューブの内周面には、予め第2接着層L2となる接着剤を設けておく。なお、熱収縮チューブとしては、その内径が収縮前の状態において中間部材40の外径よりもある程度(例えば数mm)大きいものを選択する。
次に、ケーブル本体10に、剥離補助紐50を螺旋状に巻き付ける。
次に、剥離補助紐50の上に、直線状に引裂き紐60を配置する。
次に、接着剤が設けられた面を内側にして、中間部材40となるテープを、引裂き紐60および剥離補助紐50の上からケーブル本体10に巻き付ける。このとき、第1接着層L1が、引裂き紐60、剥離補助紐50、およびケーブル本体10の外周面に接するように、中間部材40となるテープをケーブル本体10に押し付けるとよい。これにより、引裂き紐60および剥離補助紐50が、第1接着層L1によってケーブル本体10により確実に固定される。
次に、保護部材20となる編組チューブで、ケーブル本体10の端部10aをコネクタ13ごと覆う。必要に応じて、予め編組チューブの+X側の端部を加工して牽引部22を形成しておいてもよい。
次に、外周部材30となる熱収縮チューブで、長手方向における中間部材40の少なくとも一部を覆う。このとき、保護部材20の一部も、外周部材30で同時に覆う。
次に、熱収縮チューブを加熱して収縮させる。これにより、外周部材30と中間部材40との間で保護部材20が締め付けられ、外周部材30の内周面に設けられた第2接着層L2によって、保護部材20が固定される。このとき、第2接着層L2が熱可塑性接着剤であれば、第2接着層L2も加熱されて流動性が生じる。これにより、保護部材20に第2接着層L2が浸透し、保護部材20の固定強度をより高めることができる。ただし、第2接着層L2が保護部材20に浸透しなくても、保護部材20を固定することは可能である。
次に、必要に応じて、第2接着層L2を硬化させる。例えば第2接着層L2が熱可塑性接着剤であれば、外周部材30および第2接着層L2を冷却して硬化させる。冷却の方法としては、単に放置して自然冷却させてもよい。
以上の工程により、ケーブル1を製造可能である。
次に、以上のように構成されたケーブル1の作用について説明する。
ケーブル1の牽引作業が完了した後は、ケーブル本体10の端部10aを保護する保護部材20が不要となる。また、コネクタ13の接続作業等を行うために、保護部材20を除去する必要が生じる。
保護部材20を除去する場合、引裂き紐60の-X側の端部を手指または工具(ペンチ等)でつまみ、径方向外側に持ち上げながら、+X側に向けて引っ張る。これにより、図4に示すように、中間部材40および外周部材30を長手方向に沿って引裂く(引裂工程)。
引裂工程では、引裂き紐60が第1接着層L1に接していることにより、引裂き紐60が中間部材40とケーブル本体10との間から不意に抜けてしまうことが抑制される。したがって、引裂くための力が、引裂き紐60から中間部材40および外周部材30へとより確実に伝わり、引裂き作業を容易にすることができる。また、切欠部31、41の+X側の端部に応力が集中し、これらの端部を起点として破断が生じやすい。したがって、切欠部31、41により、引裂き作業がより容易となっている。
図4に示すように中間部材40および外周部材30を引き裂いた後は、剥離補助紐50の-X側の端部を手指または工具(ペンチ等)でつまみ、径方向外側に持ち上げながら、剥離補助紐50をケーブル本体10からほどく。このとき、中間部材40は剥離補助紐50から径方向外側に向けた力を受けるため、この力によって、第1接着層L1によって接着されている中間部材40をケーブル本体10から容易に剥離させることができる(剥離工程)。中間部材40をケーブル本体10から剥離させることで、中間部材40と外周部材30との間に位置する保護部材20も、自ずとケーブル本体10から分離する。
ここで、第1接着層L1の接着力は第2接着層L2よりも小さく、第1接着層L1の残渣がケーブル本体10に残留しにくい。したがって、ケーブル本体10に付着した第1接着層L1の残渣を清掃する作業を省略若しくは簡略化することができる。その一方で、保護部材20を固定している第2接着層L2の接着力は大きいため、ケーブル1をダクト等に引き入れる際に牽引部22を引っ張ったとしても、保護部材20がケーブル本体10から分離してしまうことが抑制される。
なお、牽引部22が引っ張られると、第1接着層L1にも、接着面に対して水平方向に剥離させようとする力が作用する。しかしながら、水平方向の力は、第1接着層L1の接着面全体によって受けることが可能であり、特定の部位に力が集中しにくい。したがって、第1接着層L1の接着力が第2接着層L2より小さくても、牽引作業の際に第1接着層L1で剥離が生じてしまうことを抑制できる。
以上説明したように、本実施形態のケーブル1は、ケーブル本体10と、ケーブル本体10の外周面に接する第1接着層L1と、ケーブル本体10の端部10aを覆う保護部材20と、保護部材20の一部を覆う外周部材30と、外周部材30の内周面に設けられて保護部材20に接する第2接着層L2と、を備え、第2接着層L2の接着力が第1接着層L1より大きい。この構成によれば、保護部材20を固定している第2接着層L2の接着力は大きいため、ケーブル1をダクト等に引き入れる際に保護部材20が引っ張られたとしても、保護部材20がケーブル本体10から分離してしまうことが抑制される。その一方で、ケーブル本体10の外周面に接する第1接着層L1の接着力が小さいため、保護部材20をケーブル本体10から分離させた後で、第1接着層L1の残渣がケーブル本体10に残留する現象が生じにくい。したがって、ケーブル本体10に付着した第1接着層L1の残渣を清掃する作業を省略若しくは簡略化することができる。以上により、設置作業を効率化することが可能となる。
また、ケーブル1は、第1接着層L1と第2接着層L2との間に配置された中間部材40をさらに備えている。これにより、第1接着層L1と第2接着層L2とが混ざり合ってしまうことが抑制される。また、ケーブル1の製造時に、第1接着層L1を中間部材40の内周面に保持させておくことができる。したがって、ケーブル1の製造がより容易となる。
また、ケーブル1は、第1接着層L1に接し、ケーブル本体10の径方向外側に螺旋状に配置された剥離補助紐50をさらに備えている。これにより、外周部材30および中間部材40を引き裂いた後、第1接着層L1の接着力に抗して中間部材40をケーブル本体10から剥離させる作業が容易となる。したがって、設置作業をより効率化させることができる。
また、ケーブル1は、剥離補助紐50の径方向外側かつ中間部材40および外周部材30の径方向内側に配置され、長手方向に沿って直線状に延びる引裂き紐60をさらに備えている。引裂き紐60により、外周部材30および中間部材40を引き裂くことができるため、カッタ等の刃物で外周部材30および中間部材40を切開する手間が省ける。さらに、刃物によってケーブル本体10の収容対象物(本実施形態では光ファイバ12)を傷つけてしまうことを防止できる。したがって、設置作業をより効率化させることができる。
また、長手方向における外周部材30および中間部材40の端部には切欠部31、41がそれぞれ形成され、引裂き紐60の一部が径方向外側から見て切欠部31、41に重なる位置に配置されている。この構成によれば、引裂き紐60によって外周部材30および中間部材40を引き裂く際に、切欠部31、41が起点となって破断が生じやすい。したがって、引裂工程をより効率化させることができる。
また、剥離補助紐50の一部が径方向外側から見て切欠部31、41に重なる位置に配置されている。このため、引裂工程の後、第1接着層L1の接着力に抗して中間部材40をケーブル本体10から剥離させる際に、切欠部31、41の周辺部分に対して剥離補助紐50によって剥離力を加えることができる。切欠部31、41の周辺部分は引裂き紐60によって既に破断されているため、剥離が生じやすい。したがって、切欠部31、41の周辺部分を起点として、容易に中間部材40を剥離させることが可能となり、剥離工程をより効率化させることができる。
また、本実施形態のケーブル1の製造方法は、長手方向におけるケーブル本体10の少なくとも一部を、第1接着層L1を介して中間部材40によって覆う工程と、長手方向における中間部材40の少なくとも一部を、第1接着層L1よりも接着力が大きい第2接着層L2を介して外周部材30によって覆うとともに、ケーブル本体10の端部10aを覆う保護部材20を第2接着層L2によって固定する工程と、を有する。このような製造方法により、設置作業を効率化することが可能なケーブル1を製造することができる。
また、本実施形態の保護部材除去方法は、ケーブル本体10の端部10aを覆う保護部材20をケーブル本体10から分離させる保護部材除去方法であり、引裂工程と、剥離工程と、を有する。引裂工程では、長手方向に沿って直線状に配置された引裂き紐60を用いて、第1接着層L1を介してケーブル本体10の少なくとも一部を覆う中間部材40と、第2接着層L2を介して中間部材40の少なくとも一部を覆う外周部材30と、を引き裂く。剥離工程では、第1接着層L1に接し、ケーブル本体10の径方向外側に螺旋状に配置された剥離補助紐50を用いて、中間部材40をケーブル本体10から剥離させる。そして、中間部材40と外周部材30との間に位置し、第2接着層L2によって固定された保護部材20を、前記剥離工程を行うことでケーブル本体10から分離させる。このような保護部材除去方法を採用することで、ケーブル1の設置作業を効率化することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態のケーブル1は、中間部材40を備えていない点が第1実施形態と異なる。
図5に示すように、本実施形態では、第1接着層L1と第2接着層L2とが接している。保護部材20は、第2接着層L2の内部に位置し、第1接着層L1には接していなくてもよい。あるいは、保護部材20が、第2接着層L2と第1接着層L1との間に挟まれて両者に接していてもよい。
本実施形態のケーブル1を製造する場合、ケーブル本体10に予め第1接着層L1を設け、その上から剥離補助紐50、引裂き紐60等を配置してもよい。あるいは、剥離補助紐50および引裂き紐60を配置した後、その上から第1接着層L1を設けてもよい。第1接着層L1を設ける方法としては、ケーブル本体10に接着剤を塗布してもよいし、ケーブル本体10に両面テープを巻き付けてもよい。その他の点は第1実施形態で説明した製造方法と同様である。
第1実施形態と同様、本実施形態のケーブル1も、ケーブル本体10と、ケーブル本体10の外周面に接する第1接着層L1と、ケーブル本体10の端部10aを覆う保護部材20と、保護部材20の一部を覆う外周部材30と、外周部材30の内周面に設けられて保護部材20に接する第2接着層L2と、を備え、第2接着層L2の接着力が第1接着層L1より大きい。したがって、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。
また、本実施形態のケーブル1も、第1接着層L1に接し、ケーブル本体10の径方向外側に螺旋状に配置された剥離補助紐50をさらに備えている。これにより、外周部材30を引き裂いた後、第1接着層L1の接着力に抗して外周部材30をケーブル本体10から剥離させる作業が容易となる。したがって、設置作業をより効率化させることができる。
また、本実施形態のケーブル1も、剥離補助紐50の径方向外側かつ外周部材30の径方向内側に配置され、長手方向に沿って直線状に延びる引裂き紐60をさらに備えている。引裂き紐60により、外周部材30を引き裂くことができるため、カッタ等の刃物で外周部材30を切開する手間が省ける。さらに、刃物によってケーブル本体10の収容対象物(本実施形態では光ファイバ12)を傷つけてしまうことを防止できる。したがって、設置作業をより効率化させることができる。
また、長手方向における外周部材30の端部には切欠部31が形成され、引裂き紐60の一部が径方向外側から見て切欠部31に重なる位置に配置されている。この構成によれば、引裂き紐60によって外周部材30を引き裂く際に、切欠部31が起点となって破断が生じやすい。したがって、引裂工程をより効率化させることができる。
また、剥離補助紐50の一部が径方向外側から見て切欠部31に重なる位置に配置されている。このため、引裂工程の後、第1接着層L1の接着力に抗して外周部材30をケーブル本体10から剥離させる際に、切欠部31の周辺部分に対して剥離補助紐50によって剥離力を加えることができる。切欠部31の周辺部分は引裂き紐60によって既に破断されているため、剥離が生じやすい。したがって、切欠部31の周辺部分を起点として、容易に外周部材30を剥離させることが可能となり、剥離工程をより効率化させることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1実施形態のケーブル1において、図6に示すように、中間部材40の一部が、第1接着層L1等を介さずに剥離補助紐50に直接接していてもよい。中間部材40が剥離補助紐50に接することで、両者の間の接触面積が増加し、長手方向の引張力に対して中間部材40を強くすることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…ケーブル 10…ケーブル本体 10a…ケーブル本体の端部 20…保護部材 30…外周部材 31…切欠部 40…中間部材 50…剥離補助紐 60…引裂き紐 L1…第1接着層 L2…第2接着層

Claims (7)

  1. ケーブル本体と、
    前記ケーブル本体の外周を覆う中間部材と、
    前記ケーブル本体と前記中間部材とを接着する第1接着層と、
    前記ケーブル本体の端部を覆う保護部材と、
    前記保護部材の端部および前記中間部材を覆う外周部材と、
    前記外周部材と前記中間部材とを接着し、前記保護部材の前記端部を固定する第2接着層と、を備え、
    前記第2接着層の接着力が前記第1接着層より大きい、ケーブル。
  2. 前記第1接着層に接し、前記ケーブル本体の径方向外側に螺旋状に配置された剥離補助紐をさらに備える、請求項に記載のケーブル。
  3. 前記剥離補助紐の径方向外側かつ前記外周部材の径方向内側に配置され、前記ケーブル本体の長手方向に沿って直線状に延びる引裂き紐をさらに備える、請求項に記載のケーブル。
  4. 前記ケーブル本体の長手方向における前記外周部材の端部に切欠部が形成され、前記引裂き紐の一部が径方向外側から見て前記切欠部に重なる位置に配置されている、請求項に記載のケーブル。
  5. 前記剥離補助紐の一部が径方向外側から見て前記切欠部に重なる位置に配置されている、請求項に記載のケーブル。
  6. ケーブル本体の長手方向における前記ケーブル本体の少なくとも一部を、第1接着層を介して中間部材によって覆うことで、前記第1接着層によって前記ケーブル本体と前記中間部材とを接着する工程と、
    前記長手方向における前記中間部材の少なくとも一部を、前記第1接着層よりも接着力が大きい第2接着層を介して外周部材によって覆うことで、前記第2接着層によって前記外周部材と前記中間部材とを接着するとともに、前記ケーブル本体の端部を覆う保護部材を前記第2接着層によって固定する工程と、を有する、ケーブルの製造方法。
  7. ケーブル本体の端部を覆う保護部材を前記ケーブル本体から分離させる保護部材除去方法であって、
    前記ケーブル本体の長手方向に沿って直線状に配置された引裂き紐を用いて、第1接着層によって前記ケーブル本体に接着された、前記長手方向における前記ケーブル本体の少なくとも一部を覆う中間部材と、前記第1接着層よりも接着力が大きい第2接着層によって前記中間部材に接着された、前記長手方向における前記中間部材の少なくとも一部を覆う外周部材と、を引き裂く引裂工程と、
    前記第1接着層に接し、前記ケーブル本体の径方向外側に螺旋状に配置された剥離補助紐を用いて、前記中間部材を前記ケーブル本体から剥離させる剥離工程と、を有し、
    前記中間部材と前記外周部材との間に位置し、前記第2接着層によって固定された前記保護部材を、前記剥離工程を行うことで前記ケーブル本体から分離させる、保護部材除去方法。
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