JP2010044359A - 光ケーブル及びその中間分岐方法 - Google Patents

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Masanori Fujii
政徳 藤井
Akira Nishikawa
亮 西川
Kenichi Furuya
憲一 古谷
Teruo Koyama
輝男 小山
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Abstract

【課題】光ケーブルの中間分岐において、テープ部材を容易に分断する方法を提供する。
【解決手段】光ケーブル10は、心線収容溝14を有するスロットスペーサ11と、スロットスペーサ11の上記心線収容溝14に収容された光ファイバ心線12と、上記スロットスペーサ11の外周に巻装され繊維材料層、接着材層、及びフィルム層と厚さ方向に順に積層されて構成されたテープ部材16と、上記テープ部材の外側を被覆するように設けられたシース18と、を備える。テープ部材16には、その側辺に開口した切れ込み17が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ケーブル及びその中間分岐方法に関する。
近年、光ファイバを家庭にまで引き込むFTTH(Fiber To The Home)と呼ばれる高速インターネットサービスが広く利用されている。FTTHは、複数の光ファイバ心線を束ねた架空用光ケーブルのうち、未使用の光ファイバ心線を取り出して中間分岐し、ドロップケーブルに接続して各家庭に敷設することにより行われている。この架空用光ケーブルは、例えば、SZ状の心線収納溝を有するスロットスペーサに光ファイバ心線が収納され、それらの外周に不織布からなるテープ部材が巻き付けられ、さらにそれらを被覆するようにシースが設けられた構成のものである。
特許文献1には、SZ溝を有するスロットに光ファイバ心線を収納すると同時に繊維束からなる粗巻き紐を巻き付け、その上から粗巻き紐が一部表面に露出するように隙間を空けて押え巻きテープ(テープ部材)を巻き付け、さらに、それらが被覆されると共に粗巻き紐の露出部分が融着一体化されるようにシースが設けられた光ケーブルの構成が開示されている。
特開2008−107757号公報
ところで、上記FTTHの普及に伴い、光ケーブルの中間分岐において、作業容易性が要求されている。
従来の光ケーブルの中間分岐の過程で、カッター等を用いてテープ部材の分断を行っていた。カッター等による分断は、テープ部材がスロットスペーサに密着するように巻き付けられており、また、内部に収容されている光ファイバ心線を傷つけないように防御板やその他工具等を用いて行っていたので、非常に手間と時間のかかる作業であった。その上、カッターを用いた切断作業によって活線である光ファイバ心線に傷がついてしまうこともあった。
手作業でテープ部材の分断を行うためにテープ部材の厚さを薄くすることが考えられる。しかしながら、テープ部材の厚さを薄くするとその分のテープ強度が低下する問題が生じる。
本発明の目的は、光ケーブルの中間分岐の作業において、テープ部材の引張強さを損なうことなくテープ部材を容易に分断することができるようにすることである。
本発明の光ケーブルは、心線収容溝を有するスロットスペーサと、
上記スロットスペーサの上記心線収容溝に収容された光ファイバ心線と、
上記スロットスペーサの外周に巻装され繊維材料層、接着剤層、及びフィルム層が厚さ方向に順に積層されて構成されたテープ部材と、
上記テープ部材の外側を被覆するように設けられたシースと、
を備えたものであって、
上記テープ部材には、その側辺に開口した切れ込みが形成されていることを特徴とする。
上記テープ部材は、その厚さが100〜160μmであり、且つ、テープ長さ方向の引張強さが100N/30mm以上であることが好ましい。
上記テープ部材は、上記スロットスペーサに螺旋状に巻き付けられていてもよい。
この場合、上記テープ部材には、上記切れ込みが上記スロットスペーサの軸線方向に略一致するように設けられていることが好ましい。
また、上記テープ部材には、一方の側辺に開口した一方の切れ込みと他方の側辺に開口した他方の切れ込みとが設けられてもよい。
この場合、一方の切れ込み及び他方の切れ込みは、前者の始点と後者の始点とを結ぶ方向が上記テープ部材の長さ方向となるように設けられていることが好ましい。
本発明の光ケーブルの中間分岐方法は、シースを部分的に除去してテープ部材を露出させ、該露出したテープ部材に形成された切れ込みに沿って該テープ部材を切断すると共に該シースを除去した部分において該テープ部材によるスロットスペーサの巻装を解き、該スロットスペーサの心線収容溝に収容された光ファイバ心線を引き出すことを特徴とする。
本発明によれば、テープ部材には側辺に開口した切れ込みが設けられているので、手作業によってテープ部材を容易に引きちぎることができる。また、テープ部材が繊維材料層、接着剤層、及びフィルム層が厚さ方向に順に積層されて構成されているので、繊維材料層の繊維配向方向に影響されることなく任意の方向にテープ部材を引きちぎることができ、確実にテープ部材を分断することが可能となる。さらに、テープ部材が繊維材料層、接着剤層、及びフィルム層が厚さ方向に順に積層されて構成されているので、テープ部材の厚さが手作業での引きちぎりが容易な程度に薄いにもかかわらずテープ全体として十分な強度が得られる。
実施形態にかかる光ケーブルの斜視図である。 (a)〜(c)は、テープ部材の切れ込みを示す図である。 テープ部材が光ケーブル長手方向と平行になるように設けられた光ケーブルの斜視図である。 光ケーブルの家庭への配線形態の模式図である。 (a)〜(c)は、光ケーブルの中間分岐方法を示す説明図である。
以下、図面を用いて実施形態を詳細に説明する。
図1は、実施形態にかかる光ケーブル10を示す。この光ケーブル10は、例えば、架空環境に設けられて使用され、各家庭に敷設されるための光ファイバ心線12を内部に複数本収納しているものである。光ケーブル10は、例えば、長さが10〜1000m、及び外径が9〜30mmである。
光ケーブル10は、ケーブル中心にスロットスペーサ11を有する。スロットスペーサ11は光ケーブル軸線方向に沿って延びるように形成されている。スロットスペーサ11は鋼線、FRP(Fiber Reinforced Plastics; 繊維強化プラスチック)、ポリエチレン等の可撓性材料で構成されている。スロットスペーサ11は、例えば外径が5〜25mmである。
スロットスペーサ11の中心部分には、軸線方向に沿って延びるようにテンションメンバー13が埋設されている。テンションメンバー13は、例えば、断面が略円形であり、外径が1.0〜8.0mmである。このテンションメンバー13は、光ケーブル10に負荷される引張張力が直接光ファイバ心線12に加えられないようにするためのものである。テンションメンバー13は、例えば鋼、鋼撚り線、FRP等の材料で構成されている。テンションメンバー13が鋼撚り線で構成されている場合、例えば径が3.0〜6.9mmである。なお、テンションメンバー13は、1本が埋設されていてもよく、複数本が埋設されていてもよい。
スロットスペーサ11の表面には、心線収納溝14が設けられている。この心線収納溝14は、光ファイバ心線12を複数本収納するためのものである。心線収納溝14は、例えば、スロットスペーサ11表面に1〜15本設けられており、断面が幅1.0〜8.0mm及び深さ1.0〜6.0mmの略矩形に形成されている。
この心線収納溝14は、例えば、SZ状に設けられている。ここで、SZ状とは、心線収納溝14が、スロットスペーサ11の長さ方向に対してS字撚り方向に斜めに設けられている部分とスロットスペーサ11の長さ方向に対してZ字撚り方向に斜めに設けられている部分とが一定ピッチで交互に繰り返されるように設けられていることをいう。S字撚りとZ字撚りの反転ピッチは、例えば、スロットスペーサ11の長さ方向の100〜160mmである。
スロットスペーサ11の心線収納溝14には複数本の光ファイバ心線12が収納されている。光ファイバ心線12は、光ファイバ素線がアクリル系紫外線硬化樹脂、シリコーン樹脂等で被覆されたものである。
光ファイバ素線は、例えば、光ファイバをアクリル系紫外線硬化樹脂等で被覆したものであり、径が230〜270μmである。光ファイバは、コアとそれの周囲のクラッドからなるものであり、径が120〜130μmである。この光ファイバは、例えば、コアがGeO等がドープされた石英ガラスで形成され、及び、クラッドが純粋石英で形成されたものである。
光ファイバ心線12は、心線収納溝14に多くの光ファイバ心線12を収納する場合の収納効率の観点から、テープ心線であることが好ましい。テープ心線は、複数本(例えば、2〜8本)の光ファイバ素線が幅方向に横一列に並んだ状態で、アクリル系紫外線硬化樹脂等によって被覆されたものである。テープ心線は、断面が長手方向が扁平な略楕円形状であって、例えば長径が0.5〜2.5mm及び短径が0.25〜0.40mmである。
光ファイバ心線12がテープ心線である場合、テープ心線は、1本の心線収納溝14当たり1〜10枚が積層されて収納されている。つまり、1本の心線収納溝14当たり、光ファイバ素線は2〜80枚収納されており、さらには、スロットスペーサ11には複数本の心線収納溝14が設けられていることから、1本のスロットスペーサ11当たり、光ファイバ心線12は2〜1000本収納されている。
心線収納溝14に光ファイバ心線12が収納されたスロットスペーサ11は、光ファイバ心線12が心線収容溝14から脱落するのを防ぐために、外周に螺旋状に粗巻きリボン15が巻き付けられていることが好ましい。この粗巻きリボン15は、例えば、スロットスペーサ11への巻き付けピッチが5〜50mm、及びスロットスペーサ11の長さ方向に対する巻き付け角度が15〜75度である。粗巻きリボン15は、例えば、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)等のポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性の樹脂で形成されており、例えば、融点が100〜170℃である。粗巻きリボン15は、例えば、幅2.0〜5.0mm、及び厚さ50〜100μmである。
なお、粗巻きリボン15は、1本が巻き付けられていても、複数本が巻き付けられていてもよい。また、粗巻きリボン15の他、紐等がスロットスペーサ11に巻き付けられていてもよい。
粗巻きリボン15が巻き付けられたスロットスペーサ11には、その外周に、テープ部材16が螺旋状に巻装されている。テープ部材16は、例えば、スロットスペーサ11への巻き付けピッチが10〜70mm、及びスロットスペーサ11の長さ方向に対する巻き付け角度が30〜70度である。テープ部材16は、スロットスペーサ11の一部が表面に露出するように、隙間を持たせて巻きかけられている。このテープ部材16は例えば幅10〜40mm、及び厚さが100〜300μmである。また、隙間は例えば幅1.0〜1.5mmである。この隙間の幅が大きすぎると、以下説明するテープ部材16の熱遮断効果が低下してしまうので、隙間の幅は3mm以下であることが好ましい。なお、この隙間から粗巻きリボン15が露出している部分を、以下、粗巻きリボン露出部15aという。粗巻きリボン露出部15aは、例えば、スロットスペーサ11の長さ方向の200〜400mm毎に現れるように設計されている。テープ部材16巻き付け時の螺旋の方向は、粗巻きリボン15の螺旋の方向と同じであっても逆方向であってもよい。図1のように、両者の螺旋の巻き付け方向が同じである場合、各々の巻き付け角度及び巻き付けピッチは、互いに異なるものである。
テープ部材16は、繊維材料層とフィルム層とが接着剤層を介して一体となるように貼り合わされて構成された3層積層構造を有する。テープ部材16は、例えば、厚さが100〜160μm、長さ方向の引張強さが100N/30mm以上、長さ方向の伸びが5%以上、及び、単位質量が50〜100g/mである。
このテープ部材によれば、フィルム層と繊維材料層と接着剤層を介して積層されたものであるから、従来のテープ部材よりも厚さが160μm以下程度に薄いにもかかわらず、100N/30mm以上の優れた引張強さを示す。さらに、テープ部材16は、後述するシース18の成形時に加えられる熱が光ファイバ心線12に伝わらないように熱を遮断する役割を有する。このテープ部材はフィルム層と繊維材料層と接着剤層を介して積層されたものであるから、従来のテープ部材よりも厚さが薄いにもかかわらず、十分な熱遮断効果を有する。
繊維材料層は、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)等のポリエステル繊維、又は、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維からなる不織布のテープで形成されている。不織布を構成する繊維が水素を含有している場合には光ファイバ心線の光伝送損失が増加するため、不織布を構成する繊維は合成繊維であることが好ましい。繊維材料層は、例えば、厚さが100〜200μm、及びテープ長さ方向の引張強度が50〜70MPaである。繊維材料層は、例えば、長繊維がテープ長さ方向に配向するようにスパンボンド法によって形成されたものである。なお、繊維材料層は、不織布の代わりに織布や編布で構成されていてもよい。また、繊維材料層を構成する繊維材料は、吸水性パウダーを含むバインダに含浸されて吸水性パウダーを繊維材料であってもよい。
フィルム層は、テープ状のフィルムで形成されている。フィルム層を構成するフィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタラート(PET)等のポリエステルフィルムやポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等が挙げられる。これらのうち、耐熱性に優れる点で、ポリエステルフィルムが好ましい。フィルム層は、例えば、厚さが10〜50μm、及びテープ長さ方向の引張強度が30〜40MPaである。フィルム層を構成するフィルムのテープは、テープ長さ方向、周方向共に強靱な引張耐性を示す一方で、切れ込み等の傷が付いたところからは力が加えられた方向に簡単に引き裂かれてしまう性質を示す。
接着剤層は、例えば、ウレタン系接着剤、アクリル系接着剤等の接着剤で形成されている。接着剤層は、例えば厚さが0.5〜2μmである。接着剤層を構成する接着剤は、耐熱温度が例えば80〜120℃である。接着剤層は、例えば、フィルム層と繊維材料層とをホットメルトテープを用いたラミネート加工によって接着することにより形成される。
繊維材料層とフィルム層との接着強さは、0.49〜5N/30mmであることが好ましく、例えば1.9〜2.0N/30mm程度である。接着強さが0.49N/30mm以上であるので、テープ部材16が繊維材料層とフィルム層とが接着剤層を介して一体となるように貼り合わされて構成された3層積層構造であっても繊維材料層とフィルム層とが剥離することなく一体化した状態でスロットスペーサ11を巻装することができる。
テープ部材16には、側辺に向かって開口するように切れ込み17が設けられている。この切れ込み17は、例えば、切れ込み長さが2〜10mm、及びテープ長さ方向に対する切れ込み角度が30〜70度である。指で切れ込み17をつまむときの作業性の観点からは、切れ込み長さは4mm以上であることが好ましい。また、切れ込み17の切れ込み長さが長くなるとテープ部材の強度が低下するので、切れ込み長さはテープ部材16の幅の長さの35%以下であることが好ましい。切れ込み17は、例えば、スロットスペーサ11の軸線方向の100〜400mm毎に設けられている。この切れ込み17は、例えば、テープ部材16の側辺から、刃物を用いて切り込むことによって設けられたものである。
切れ込み17は、図2(a)に示すように、スロットスペーサ11の軸線方向に略一致するように設けられていることが好ましい。後述のシース18の形成時にテープ部材16にめくれが生じると、スロットスペーサ11表面のテープ部材16で覆われていない部分が大きくなり、しかも、めくれ部分のテープ部材が二重になって厚さが不均一になることにより、光ケーブル全体として、伝送損失が大きくなる、損失温度変動が劣化する、テープ部材16による熱遮断効果が十分ではなく光ファイバ心線12とシース18が融着する、等の問題が現れる。しかしながら、切れ込み17をスロットスペーサ11の長さ方向に沿って延びるように設けられているので、切れ込み17からテープ部材16のめくれが生じにくくなる。
また、図2(b)に示すように、2つの切れ込み17a,17bがテープ部材16の両側辺で対応して開口するように設けられていてもよい。これらの一対の切れ込み17a、17bは、テープ部材16の強度の低下を防止する観点から、同一直線状に並ばないようにして設けられていることが好ましい。切れ込み17aの切れ込み始点Paと切れ込み17bの切れ込み始点Pbとの長さは、20〜50mmであることが好ましい。
一対の切れ込み17a、17bは、図2(c)に示すように、それぞれの始点同士を結ぶ方向、すなわち、PaとPbとを結ぶ直線がテープ部材16の繊維材料層の繊維配向方向であってもよい。
テープ部材16の切れ込み17には、その繊維材料層側に マーキングが施されている。マーキングは、切れ込み17に沿って施されていてもよく、記号等によって切れ込み17の位置を示すものであってもよい。マーキングは、例えば油性インクで施されており、例えば、赤色、青色等である。マーキングは、例えば、蛍光塗料で施されていてもよい。このマーキングが施されていることにより、中間分岐作業のときに切れ込み17を見つけるのが容易となる。マーキングは、例えば、切れ込み17に沿って施されている。
テープ部材16が設けられたスロットスペーサ11は、それらの外周がシース18で被覆されている。シース18は、例えば低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L−LDPE)等のポリエチレン、ウレタン、ポリ塩化ビニル(PVC)等の材料で形成されている。シース18は、耐候性を備えたものである。シース18は例えば厚さ1.0〜2.5mmである。
シース18は、加熱することによってスロットスペーサ11の外周に成形されるが、このとき、粗巻きリボン露出部15aが熱によって溶解されてシース18に融着されて一体化される。なお、このときのシース18の温度は粗巻きリボン15の融点より高く、テープ部材16の融点より低い温度であって、例えば170〜200℃である。
シース18とテープ部材16が設けられたスロットスペーサ11との間には、引き裂き紐19が設けられている。この引き裂き紐19は、光ケーブル10の中間分岐を行うときにシース18を引き裂いて除去するためのものである。引き裂き紐19は、例えば、アラミド繊維で形成されている。
以上の構成の光ケーブル10は、公知の方法によって製造することができる。
なお、本実施形態ではテープ部材16がスロットスペーサ11に対して螺旋状に巻き付けられた構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、図3に示すように、スロットスペーサ11の長さ方向とテープ部材16の長さ方向とが一致するようにして設けられていてもよい。この場合、巻き付けられるテープ部材16は1本であっても複数本であってもよい。また、この場合、切れ込み17が設けられる切れ込み角度はスロットスペーサ11の長さ方向に対して0〜15度であることが好ましく、この切れ込み角度が大きいほどテープ部材16のめくれが生じやすくなる。
また、本実施形態ではテープ部材16が隙間を形成するように巻装されてスロットスペーサ11が一部露出している構成としたが、特にこれに限定されるものではなく、スロットスペーサ11表面の全面を被覆するようにしてテープ部材16が設けられていてもよい。ただし、厚さの均一化の観点からは、テープ部材16は重ならないように巻き付けられていることが好ましい。
以上の構成を備えた光ケーブル10は、例えば、電柱41に架けられた架空環境下で用いられており、光ケーブル10の所定位置が中間分岐されることにより、光ファイバ心線12が各家庭に敷設されている。ここでは、いわゆるFTTHの環境が実現されている。
具体的には、図4に示すように、光ケーブル10がクロージャ42内で中間分岐され、それによって取り出された光ファイバ心線12がドロップケーブル43を介して家庭に設置された成型箱44に引き込まれている。成型箱44に引き込まれたドロップケーブル43は、さらに光インドアケーブル45を経由してメディアコンバータ46に接続されている。
なお、クロージャ42は、例えば、蓋の開閉可能な樹脂製の筺体の黒色部材であり、例えば、筺体寸法が、縦150mm、横900mm及び高さ150mmである。クロージャ42は、光ケーブル10が筺体内を貫通すると共にドロップケーブル43が通るための孔が設けられている。そして、クロージャ42は、耐熱性、防水性、耐候性等を備えたものである。
<中間分岐方法>
次に、光ケーブル10の中間分岐方法を説明する。
まず、電柱41に架空された光ケーブル10に、光ケーブル10の中間分岐点がクロージャ42の筺体内部に含まれるようにして、クロージャ42を取り付ける。
次いで、クロージャ42の蓋を開けた状態で、クロージャ42内で以下の一連の作業を行う。
まず、図5(a)に示すように、カッターを用いてシース18の一部分を除去する(シース除去部A)。シース除去部Aは、例えば光ケーブル長さ方向に30〜100mmである。また、シース除去部Aから例えば300〜400mm離れた部分にノッチNを入れる。このとき、シース除去部Aから、シース18内部に設けられた引き裂き紐19が露出する。露出した引き裂き紐19の任意の箇所をハサミ等で切断してそれをノッチNの方向に引っ張ることにより、シース18に切れ目(図5(a)の破線L)が入るのでシース18を剥がしとることができる。粗巻きリボン露出部15aはシース18と融着して一体化されているが、このとき、この融着一体化された部分は、シース18が剥がしとられるのに伴って破断する。
次に、図5(b)に示すように、シース18が取り除かれてテープ部材16が現れると、切れ込み17に力を加えてテープ部材16を引きちぎる。このとき、切れ込み17にマーキングが施されているので、切れ込み17を容易に見つけることができる。また、テープ部材16は繊維材料層とフィルム層とが接着剤層を介して一体となるように貼り合わされて構成された3層積層構造を有するので、繊維材料層の不織布の繊維配向方向に影響されることなく、フィルム層の引き裂きの性質に従って任意の方向にテープ部材16を引きちぎることができ、確実にテープ部材16を分断することができる。テープ部材16の分断によってテープ部材16が剥がれると同時に、粗巻きリボン15がスロットスペーサ11から剥がれる。粗巻きリボン露出部15aはすでに破断されているためである。これによって、スロットスペーサ11の心線収納溝14に収納された光ファイバ心線12が露出した状態となる。なお、このとき、切れ込み17から分断されたテープ部材16及び粗巻きリボン露出部15aが破断された粗巻きリボン15は、光ケーブル10にぶら下がった状態となっている。
次いで、図5(c)に示すように、心線収納溝14に収納された光ファイバ心線12のうち未使用の光ファイバ心線12を取り出す。このとき、心線収納溝14がスロットスペーサ11に対してSZ状に設けられているので、光ファイバ心線12を効率よく容易に取り出すことができる。
続いて、取り出された光ファイバ心線12を公知の方法によって切断し、公知の構成のドロップケーブル43の一端に公知の方法によって接続する。
最後に、クロージャ42の蓋を閉める。以上の方法により、光ケーブル10を中間分岐することができる。なお、シース18が除去された部分は、シース18の代わりにクロージャ42で保護されることとなる。
なお、上記の中間分岐方法によればクロージャ42を取り付けた後に光ケーブル10の光ファイバ心線12を取り出す作業をするものとしたが、特にこれに限定されるものではなく、例えば、所定の光ファイバ心線12を取り出してドロップケーブル43に接続した後にクロージャ42を取り付けてもよい。
また、ここでは中間分岐した光ファイバ心線12をドロップケーブル43に接続するとして説明したが、光ファイバ心線12を他の幹線ケーブルに接続してもよく、その他のケーブルに接続してもよい。
この中間分岐方法によれば、テープ部材16に側辺に開口した切れ込み17が設けられているので、カッターや光ファイバ心線12を保護するための防御板等を用いることなく、手作業によって容易にテープ部材を引きちぎることが可能となる。また、テープ部材の引きちぎり作業性のために不織布の厚さを薄くすると、テープ部材16全体としての引張強さが低下してしまうが、上記構成のテープ部材によれば、繊維材料層は接着剤層を介してフィルム層と貼り合わされているので、繊維材料層の不織布の繊維配向方向に影響されることなく、フィルム層の引き裂きの性質に従って任意の方向にテープ部材16を引きちぎることができ、確実にテープ部材16を分断することができる。さらに、テープ部材の引きちぎり作業性のために不織布の厚さを薄くすると、テープ部材16の熱遮断効果が低くなるが、上記構成のテープ部材によれば、繊維材料層は接着剤層を介してフィルム層と貼り合わされているので、熱遮断効果を低下させることなく不織布の繊維配向方向に影響されることないで任意の方向にテープ部材16を引きちぎることができる。
以下、実施例及び比較例として作製したテープ部材について説明する。
<実施例>
実施例として、本実施形態のテープ部材を作製した。
テープ部材の繊維材料層を構成する不織布としては、テープ幅15mm、テープ厚さが120μm及びテープ長さ方向の引張強度が35MPaのポリエステル不織布を用いた。フィルム層を構成するフィルムとしては、フィルム厚さが25μm及びテープ長さ方向の引張強度が60MPaのポリエステルフィルムを用いた。そして、接着剤層がウレタン系接着剤で接着強度が1.9N/30mmで接着されるように構成した。そして、300mmの配設ピッチで長さ4mmの切れ込みを設けた。
テープ部材全体としては、テープ長さ方向の引張強さが167N/30mm及びテープ厚さが147μmであった。
以上の構成のテープ部材をスロットスペーサに対して螺旋状に巻き付けた後、中間分岐の作業性等を調べた。
<比較例1>
比較例1として、次の構成のテープ部材を作製した。
テープ部材本体として、テープ幅15mm、テープ厚さが170μm及びテープ長さ方向の引張強さが179N/30mmのポリエステル不織布を準備した。これに吸水性パウダーを含まれたバインダを塗布し、テープ部材を作製した。
以上の構成のテープ部材をスロットスペーサに対して螺旋状に巻き付けた後、中間分岐の作業性等を調べた。
<比較例2>
不織布として厚さが300μmのものを用いたことを除いて比較例1と同一構成のテープ部材を作製し、比較例2とした。テープ部材本体の長さ方向の引張強さは315N/30mmであった。
以上の構成のテープ部材をスロットスペーサに対して螺旋状に巻き付けた後、中間分岐の作業性等を調べた。
<比較例3>
比較例2と同一構成のテープ部材を作製し、さらに、テープ部材にはテープ幅方向に平行方向及び直角方向に格子状に、所定間隔で貫通部と非貫通部とが破線状に繰り返されるミシン目を設けた。ミシン目の格子ピッチは、3mmであった。
以上の構成のテープ部材をスロットスペーサに対して螺旋状に巻き付けた後、中間分岐の作業性等を調べた。
<評価結果>
実施例のテープ部材によれば、その側辺に開口するように形成された切れ込みに指を入れることによりテープの破断部の端点を容易につまむことができた。また、切れ込みをつまんだ後は、テープ部材に軽い力を加えることにより、不織布の繊維配向方向に影響されることなく力を加えた方向に従ってテープを破断することができた。
比較例1及び2のテープ部材によれば、テープ厚さを厚くすることにより引張強さを大きくすることができるものの、手作業での中間分岐を試みても、テープ側辺に切れ込みがないので破断部を作るのが困難であった。また、テープ部材の側辺を破ることができた場合でも、テープ部材に力を加えても引き裂き方向が不織布の繊維配向方向に流されてしまい、反対側の側辺にまで到達するのは困難であった。
比較例3のテープ部材によれば、テープ部材の幅方向にミシン目が設けられているのでミシン目に沿って引き裂くことができるものの、ミシン目がテープ幅方向にわたって設けられているので、テープ部材の引張耐性が低下した。また、ミシン目の貫通部においては不織布の繊維配向方向を無視できる一方で、非貫通部において不織布の繊維配向方向に流されて、ミシン目に沿って引き裂くことができないことがあった。
以上説明したように、本発明は光ケーブル及びその中間分岐方法について有用である。
10 光ケーブル
11 スロットスペーサ
12 光ファイバ心線
14 心線収納溝
16 テープ部材
17,17a,17b 切れ込み
18 シース

Claims (12)

  1. 心線収容溝を有するスロットスペーサと、
    上記スロットスペーサの上記心線収容溝に収容された光ファイバ心線と、
    上記スロットスペーサの外周に巻装され繊維材料層、接着剤層、及びフィルム層が厚さ方向に順に積層されて構成されたテープ部材と、
    上記テープ部材の外側を被覆するように設けられたシースと、
    を備えた光ケーブルであって、
    上記テープ部材には、その側辺に開口した切れ込みが形成されていることを特徴とする光ケーブル。
  2. 請求項1に記載された光ケーブルにおいて、
    上記テープ部材は、その厚さが100〜160μmであり、且つ、テープ長さ方向の引張強さが100N/30mm以上であることを特徴とする光ケーブル。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載された光ケーブルにおいて、
    上記テープ部材は、上記スロットスペーサに螺旋状に巻き付けられていることを特徴とする光ケーブル。
  4. 請求項3に記載された光ケーブルにおいて、
    上記切れ込みが上記スロットスペーサの軸線方向に略一致するように形成されていることを特徴とする光ケーブル。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載された光ケーブルにおいて、
    上記テープ部材には、一方の側辺に開口した一方の切れ込みと他方の側辺に開口した他方の切れ込みとが形成されていることを特徴とする光ケーブル。
  6. 請求項5に記載された光ケーブルにおいて、
    上記一方の切れ込み及び上記他方の切れ込みは、前者の始点と後者の始点とを結ぶ方向が上記テープ部材の長さ方向となるように設けられていることを特徴とする光ケーブル。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載された光ケーブルにおいて、
    上記フィルム層がポリエステルフィルムで構成されていることを特徴とする光ケーブル。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載された光ケーブルにおいて、
    上記接着剤層がウレタン系接着剤で構成されていることを特徴とする光ケーブル。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載された光ケーブルにおいて、
    上記繊維材料層がポリエステル繊維不織布で構成されていることを特徴とする光ケーブル。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載された光ケーブルにおいて、
    上記接着剤層は、上記フィルム層と上記繊維材料層とを0.49〜5N/30mm以上の接着強さで接着していることを特徴とする光ケーブル。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載された光ケーブルにおいて、
    上記テープ部材には、上記切れ込みに沿ってマーキングが施されていることを特徴とする光ケーブル。
  12. 心線収容溝を有するスロットスペーサと、
    上記スロットスペーサの上記心線収容溝に収容された光ファイバ心線と、
    上記スロットスペーサの外周に巻装されフィルム層と長さ方向に繊維配合した繊維材料層とが積層されて構成されたテープ部材と、
    上記テープ部材の外側を被覆するように設けられたシースと、
    を備え、
    上記テープ部材には、その側辺に開口した切れ込みが設けられた光ケーブルの中間分岐方法であって、
    シースを部分的に除去してテープ部材を露出させ、該露出したテープ部材に形成された切れ込みに沿って該テープ部材を切断すると共に該シースを除去した部分において該テープ部材によるスロットスペーサの巻装を解き、該スロットスペーサの心線収容溝に収容された光ファイバ心線を引き出すことを特徴とする光ケーブルの中間分岐方法。
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