JP7234743B2 - 接合体、及び、絶縁回路基板 - Google Patents

接合体、及び、絶縁回路基板 Download PDF

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Description

この発明は、樹脂からなる樹脂部材と金属部材とが接合された構造の接合体、及び、絶縁回路基板に関するものである。
パワーモジュール、LEDモジュール及び熱電モジュールにおいては、絶縁層の一方の面に導電材料からなる回路層を形成した絶縁回路基板に、パワー半導体素子、LED素子及び熱電素子が接合された構造とされている。なお、絶縁層としては、セラミックスを用いたものや絶縁樹脂を用いたものが提案されている。
ここで、絶縁樹脂層を備えた絶縁回路基板として、例えば特許文献1には、金属ベース回路基板が提案されている。また、特許文献2には、多層配線基板が提案されている。
特許文献1に記載された金属ベース回路基板においては、金属基板上に絶縁樹脂層が形成され、この絶縁樹脂層上に回路パターンを有する回路層が形成されている。ここで、絶縁樹脂層は、熱硬化型樹脂であるエポキシ樹脂で構成されており、回路層は、銅箔で構成されている。
この金属ベース回路基板においては、回路層上に半導体素子が接合され、金属基板の絶縁樹脂層とは反対側の面にヒートシンクが配設されており、半導体素子で発生した熱をヒートシンク側に伝達して放熱する構造とされている。
また、特許文献2に記載された多層配線基板においては、樹脂フィルムに接着した金属箔に対してエッチング処理することで金属箔の表面粗さ(Ra)を0.2μm以上とし、さらに回路パターン状にエッチング処理して配線回路層を形成し、樹脂フィルムの表面に形成された配線回路層を、軟質の絶縁シートの表面に圧力を加えながら埋設し、絶縁回路層を絶縁シートの表面に転写させ、このようにして得られた複数の絶縁シートを積層して一括して加熱硬化することによって製造されたている。
特開2015-207666号公報 特開2000-077850号公報
ところで、絶縁樹脂層に金属板等を接合して回路層を形成した構造の絶縁回路基板においては、使用時に絶縁樹脂層と回路層(金属板)の剥離が生じないように、絶縁樹脂層と回路層(金属板)の密着性を確保する必要がある。
ここで、特許文献1に記載された金属ベース回路基板においては、絶縁樹脂層と回路層との密着性を向上させることは考慮されておらず、使用時に絶縁樹脂層と回路層(金属板)の剥離が生じるおそれがあった。
一方、特許文献2に記載された多層配線基板においては、配線回路層の表面粗さ(Ra)を0.2μm以上として絶縁シートに埋設させることで、絶縁シートと配線回路層との密着性の向上を図っている。
しかしながら、金属板(配線回路層)の表面粗さ(Ra)が大きすぎると、金属板表面が入り込んだ部分に電荷が集中し、絶縁樹脂層における絶縁性(絶縁耐圧)が低下してしまい、絶縁回路基板として使用できなくなるおそれがあった。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、絶縁樹脂部材と金属部材との密着性に優れ、かつ、絶縁樹脂部材における絶縁性に優れ、安定して使用することが可能な接合体、及び、絶縁回路基板を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明の接合体は、エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂部材と金属からなる金属部材とが接合された構造の接合体であって、前記絶縁樹脂部材と前記金属部材との接合界面は、前記金属部材が前記絶縁樹脂部材側へ突出した凸部と前記金属部材が前記絶縁樹脂部材側から後退した凹部とを有する凹凸形状をなしており、前記絶縁樹脂部材の内部に前記金属部材が入り込んだ構造とされており、単位長さ当たりの前記凸部の頂点の個数密度が500個/mm以上1500個/mm以下の範囲内とされ、前記絶縁樹脂部材と前記金属部材の積層方向を高さ方向として、前記凸部の頂点の平均高さと前記凹部の底点の平均高さとの差が0.3μm以上4μm以下の範囲内とされており、絶縁破壊電圧が7kV以上、かつ、接合率が85%以上であることを特徴としている。
この構成の接合体によれば、前記絶縁樹脂部材と前記金属部材との接合界面は、前記金属部材が前記絶縁樹脂部材側へ突出した凸部と前記金属部材が前記絶縁樹脂部材側から後退した凹部とを有する凹凸形状をなしており、単位長さ当たりの前記凸部の頂点の個数密度が500個/mm以上とされているので、絶縁樹脂部材の内部に金属部材が入り込むことで絶縁樹脂部材と金属部材とが十分に係合しており、絶縁樹脂部材と金属部材との密着性を向上させることができる。
一方、単位長さ当たりの前記凸部の頂点の個数密度が1500個/mm以下とされているので、絶縁樹脂部材の内部に必要以上に金属部材が入り込んでおらず、絶縁樹脂部材における絶縁性(絶縁耐圧)を十分に確保することができる。
さらに、前記絶縁樹脂部材と前記金属部材の積層方向を高さ方向として、前記凸部の頂点の平均高さと前記凹部の底点の平均高さとの差が0.3μm以上とされているので、前記絶縁樹脂部材の内部に十分な深さで前記金属部材が入り込んでおり、前記絶縁樹脂部材と前記金属部材との密着性を向上させることができる。
一方、前記絶縁樹脂部材と前記金属部材の積層方向を高さ方向として、前記凸部の頂点の平均高さと前記凹部の底点の平均高さとの差が4μm以下とされているので、前記絶縁樹脂部材の内部に前記金属部材が必要以上に深く入り込んでおらず、前記絶縁樹脂部材における絶縁性(絶縁耐圧)を十分に確保することができる。
ここで、本発明の接合体においては、前記頂点の平均高さ位置と前記底点の平均高さ位置の間の高さ中心位置における前記凸部の平均幅が0.3μm以上1.5μm以下の範囲内とされていることが好ましい。
この場合、前記凸部の平均幅が0.3μm以上とされているので、前記凸部の頂点部分における電界集中の発生を抑制でき、絶縁性を確実に確保することができる。一方、前記凸部の平均幅が1.5μm以下とされているので、適切な間隔で金属部材が絶縁樹脂部材側へ入り込んでおり、前記絶縁樹脂部材と前記金属部材との密着性を確実に向上させることができる。
本発明の絶縁回路基板は、エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂層と、絶縁樹脂層の一方の面に金属板が接合されてなる回路層と、を備えた絶縁回路基板であって、前記絶縁樹脂層と前記回路層との接合界面は、前記回路層が前記絶縁樹脂層側へ突出した凸部と前記回路層が前記絶縁樹脂層側から後退した凹部とを有する凹凸形状をなしており、前記絶縁樹脂層の内部に前記回路層が入り込んだ構造とされており、単位長さ当たりの前記凸部の頂点の個数密度が500個/mm以上1500個/mm以下の範囲内とされ、前記絶縁樹脂層と前記回路層の積層方向を高さ方向として、前記凸部の頂点の平均高さと前記凹部の底点の平均高さとの差が0.3μm以上4μm以下の範囲内とされており、絶縁破壊電圧が7kV以上、かつ、接合率が85%以上であることを特徴としている。
この構成の絶縁回路基板によれば、前記絶縁樹脂層と前記回路層との接合界面は、前記回路層が前記絶縁樹脂層側へ突出した凸部と前記回路層が前記絶縁樹脂層側から後退した凹部とを有する凹凸形状をなしており、単位長さ当たりの前記凸部の頂点の個数密度が500個/mm以上とされるとともに、前記凸部の頂点の平均高さと前記凹部の底点の平均高さとの差が0.3μm以上とされているので、絶縁樹脂層の内部に回路層が入り込むことで絶縁樹脂層と回路層とが十分に係合しており、絶縁樹脂層と回路層との密着性を向上させることができる。
一方、単位長さ当たりの前記凸部の頂点の個数密度が1500個/mm以下とされるとともに、前記凸部の頂点の平均高さと前記凹部の底点の平均高さとの差が4μm以下とされているので、絶縁樹脂層の内部に必要以上に回路層の金属が入り込んでおらず、絶縁樹脂層における絶縁性(絶縁耐圧)を十分に確保することができる。
ここで、本発明の絶縁回路基板においては、前記頂点の平均高さ位置と前記底点の平均高さ位置の間の高さ中心位置における前記凸部の平均幅が0.3μm以上1.5μm以下の範囲内とされていることが好ましい。
この場合、前記凸部の平均幅が0.3μm以上とされているので、前記凸部の頂点部分における電界集中の発生を抑制でき、絶縁性を確実に確保することができる。一方、前記凸部の平均幅が1.5μm以下とされているので、適切な間隔で回路層が絶縁樹脂層側へ入り込んでおり、前記絶縁樹脂層と前記回路層との密着性を確実に向上させることができる。
本発明によれば、絶縁樹脂部材と金属部材との密着性に優れ、かつ、絶縁樹脂部材における絶縁性に優れ、安定して使用することが可能な接合体、及び、絶縁回路基板を提供することが可能となる。
本発明の実施形態に係る絶縁回路基板を備えたパワーモジュールの概略説明図である。 本発明の実施形態に係る絶縁回路基板の回路層(金属基板)と絶縁樹脂層との接合界面の断面拡大説明図である。(a)が断面観察写真、(b)が接合界面の模式図である。 本発明の実施形態に係る絶縁回路基板の製造方法を説明するフロー図である。 図3に示す絶縁回路基板の製造方法の概略説明図である。 実施例において絶縁回路基板の絶縁性(絶縁耐圧)を評価する試験装置の概略説明図である。
以下に、本発明の実施形態について、添付した図面を参照して説明する。
本実施形態に係る接合体は、絶縁樹脂部材である絶縁樹脂層12と、金属部材である金属板23(回路層13)及び金属基板11とが接合されることにより構成された絶縁回路基板10とされている。
図1に、本発明の第1の実施形態である絶縁回路基板10及びこの絶縁回路基板10を用いたパワーモジュール1を示す。
図1に示すパワーモジュール1は、絶縁回路基板10と、この絶縁回路基板10の一方の面(図1において上面)に第1はんだ層2を介して接合された半導体素子3と、絶縁回路基板10の他方側(図1において下側)にはんだ層32を介して接合されたヒートシンク31と、を備えている。
半導体素子3は、Si等の半導体材料で構成されている。絶縁回路基板10と半導体素子3とを接合する第1はんだ層2は、例えばSn-Ag系、Sn-Cu系、Sn-In系、若しくはSn-Ag-Cu系のはんだ材(いわゆる鉛フリーはんだ材)とされている。
ヒートシンク31は、絶縁回路基板10側の熱を放散するためのものである。ヒートシンク31は、熱伝導性が良好な銅又は銅合金、アルミニウム又はアルミニウム合金等で構成されている。本実施形態においては、無酸素銅からなる放熱板とされている。なお、ヒートシンク31の厚さは、3mm以上10mm以下の範囲内に設定されている。
ここで、絶縁回路基板10とヒートシンク31とは、はんだ層32を介して接合されている。このはんだ層32は、上述のはんだ層2と同様の構成とすることができる。
そして、本実施形態である絶縁回路基板10は、図1に示すように、金属基板11と、金属基板11の一方の面(図1において上面)に形成された絶縁樹脂層12と、絶縁樹脂層12の一方の面(図1において上面)に形成された回路層13と、を備えている。
金属基板11は、絶縁回路基板10に搭載された半導体素子3において発生した熱を面方向に拡げることによって、放熱特性を向上させる作用を有する。このため、金属基板11は、熱伝導性に優れた金属、例えば銅又は銅合金、アルミニウム又はアルミニウム合金で構成されている。本実施形態では、無酸素銅の圧延板で構成されている。また、金属基板11の厚さは、0.05mm以上3mm以下の範囲内に設定されており、本実施形態では、0.3mmに設定されている。
絶縁樹脂層12は、回路層13と金属基板11との間の電気的接続を防止するものであり、絶縁性を有する熱硬化型樹脂で構成されている。
本実施形態では、絶縁樹脂層12の強度を確保するとともに、熱伝導性を確保するために、フィラーを含有する熱硬化型樹脂が用いられている。ここで、フィラーとしては、例えばアルミナ、窒化ホウ素、窒化アルミニウム等を用いることができる。また、熱硬化型樹脂としては、エポキシ樹脂等を用いることができる。本実施形態では、絶縁樹脂層12は、フィラーとしてアルミナを含有するエポキシ樹脂で構成されている。また、絶縁樹脂層12の厚さは、20μm以上250μm以下の範囲内とされており、本実施形態では、60μmとされている。
回路層13は、図4に示すように、絶縁樹脂層12の一方の面(図4において上面)に、導電性に優れた金属からなる金属板23が接合されることにより形成されている。金属板23としては、銅又は銅合金、アルミニウム又はアルミニウム合金等の圧延板を用いることができる。本実施形態においては、回路層13を構成する金属板23として、無酸素銅の圧延板を用いられている。
この回路層13においては、回路パターンが形成されており、その一方の面(図1において上面)が、半導体素子3が搭載される搭載面とされている。ここで、回路層13(金属板23)の厚さは0.3mm以上3mm以下の範囲内に設定されており、本実施形態では0.5mmに設定されている。
そして、本実施形態である絶縁回路基板10においては、図2に示すように、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との接合界面においては、回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12側へ突出した凸部18と回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12側から後退した凹部19とを有する凹凸形状をなしている。
すなわち、本実施形態においては、絶縁樹脂層12に回路層13(金属基板11)が入り込んだ構造とされている。
ここで、本実施形態においては、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度が500個/mm以上1500個/mm以下の範囲内とされている。
また、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)の積層方向を高さ方向として、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差が0.3μm以上4μm以下の範囲内とされている。
さらに、本実施形態においては、凸部18の頂点Aの平均高さ位置と凹部19の底点Bの平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部18の平均幅が0.3μm以上1.5μm以下の範囲内とされていることが好ましい。
以下に、本実施形態である絶縁回路基板10において、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差、凸部18の頂点Aの平均高さ位置と凹部19の底点Bの平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部18の平均幅を、上述のように規定した理由について説明する。
(単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度)
上述の凸部18の頂点Aの個数は、回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12の内部に入り込んだ部分の個数となる。
ここで、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度度が500個/mm未満であると、回路層13(金属基板11)が十分に絶縁樹脂層12側に入り込んでおらず、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との密着性を向上させることができないおそれがある。一方、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度が1500個/mmを超えると、回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12側に必要以上に入り込んでおり、絶縁樹脂層12における絶縁性(絶縁耐圧)を確保できなくなるおそれがある。
このため、本実施形態においては、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度を500個/mm以上1500個/mm以下の範囲内に設定している。
なお、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度の個数密度の下限は、700個/mm以上とすることが好ましく、800個/mm以上とすることがさらに好ましい。一方、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度の個数密度の上限は、1300個/mm以下とすることが好ましく、1100個/mm以下とすることがさらに好ましい。
(凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差)
上述の凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差は、回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12の内部に入り込んだ深さとなる。
ここで、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差が0.3μm未満であると、回路層13(金属基板11)が十分に絶縁樹脂層12側に入り込んでおらず、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との密着性を向上させることができないおそれがある。一方、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差が4μmを超えると、回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12側に必要以上に深く入り込んでおり、絶縁樹脂層12における絶縁性(絶縁耐圧)を確保できなくなるおそれがある。
このため、本実施形態においては、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差を0.3μm以上4μm以下の範囲内に設定している。
なお、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差の下限は、0.5μm以上とすることが好ましく、0.6μm以上とすることがさらに好ましい。一方、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差の上限は、2.0μm以下とすることが好ましく、1.5μm以下とすることがさらに好ましい。
(高さ中心位置における凸部18の平均幅)
本実施形態の絶縁回路基板10において、凸部18の頂点Aの平均高さ位置と凹部19の底点Bの平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部18の平均幅を0.3μm以上とすることにより、絶縁樹脂層12の内部に入り込んだ回路層13(金属基板11)からなる凸部18の頂点部分における電界集中の発生を抑制でき、絶縁樹脂層12の絶縁性を確実に確保することができる。一方、凸部18の頂点Aの平均高さ位置と凹部19の底点Bの平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部18の平均幅を1.5μm以下とすることにより、適切な間隔で回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12側へ入り込むことになり、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との密着性を確実に向上させることができる。
このため、本実施形態の絶縁回路基板10においては、凸部18の頂点Aの平均高さ位置と凹部19の底点Bの平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部18の平均幅を0.3μm以上1.5μm以下の範囲内とすることが好ましい。
なお、凸部18の頂点Aの平均高さ位置と凹部19の底点Bの平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部18の平均幅の下限は、0.5μm以上とすることが好ましく、0.7μm以上とすることがさらに好ましい。一方、凸部18の頂点Aの平均高さ位置と凹部19の底点Bの平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部18の平均幅の上限は、1.3μm以下とすることが好ましく、1.0μm以下とすることがさらに好ましい。
次に、本実施形態である絶縁回路基板10の製造方法について、図3及び図4を参照して説明する。
(表面粗化工程S01)
まず、回路層13となる金属板23の絶縁樹脂層12との接合面に粗化めっき層23aを形成するとともに、金属基板11の絶縁樹脂層12との接合面に粗化めっき層11aを形成する。これにより、回路層13となる金属板23の絶縁樹脂層12との接合面及び金属基板11の絶縁樹脂層12との接合面に、それぞれ凹凸部を形成する。なお、粗化めっき層23a、11aは、以下のようにして形成される。
金属板23及び金属基板11の接合面に電解めっき処理を施す。本実施形態では、電解めっき液として硫酸銅(CuSO)及び硫酸(HSO)を主成分とした硫酸銅浴に、3,3´-ジチオビス(1-プロパンスルホン酸)2ナトリウムを添加した水溶液からなる電解液を用いることが好ましい。また、めっき浴の温度は例えば25℃以上35℃以下の範囲内とすることが好ましい。
そして、電解めっき処理としては、PR(Periodic Reverse)パルス電解法が用いられる。このPRパルス電解法は、電流の方向を周期的に反転させながら通電して電解めっきする方法である。例えば、5A/dm以上30A/dm以下の正電解(金属板23及び金属基板11を陽極とする陽極電解)を1ms以上1000ms以下、1A/dm以上20A/dm以下の負電解(金属板23及び金属基板11を負極とする負極電解)を1ms以上1000ms以下、として、これを繰り返す。これにより、金属板23及び金属基板11の表面の溶解と銅の析出とが繰り返し実施され、粗化めっき層23a、11aが形成されることになる。
(積層工程S02)
次に、金属基板11の一方の面(図4において上面)に、フィラーとしてのアルミナと熱硬化型樹脂としてのエポキシ樹脂と硬化剤とを含有する樹脂組成物22を配設する。なお、本実施形態では、樹脂組成物22は、シート状に形成されている。
また、この樹脂組成物22の一方の面(図4において上面)に、回路層13となる金属板23を配設する。
(熱圧着工程S03)
次に、積層した金属基板11、樹脂組成物22、金属板23を、積層方向に加圧するとともに加圧して、樹脂組成物22を硬化させて絶縁樹脂層12を形成するとともに、金属基板11と絶縁樹脂層12、絶縁樹脂層12と金属板23を接合する。
この熱圧着工程S03の条件は、加熱温度が150℃以上200℃以下の範囲内、加熱温度での保持時間を30分以上90分以下の範囲内、積層方向の加圧圧力を50MPa以上200MPa以下の範囲内とすることが好ましい。
(回路パターン形成工程S04)
次に、絶縁樹脂層12に接合された金属板23に対してエッチング処理を行い、回路パターンを形成し、回路層13を構成する。
以上のようにして、本実施形態である絶縁回路基板10が製造される。
(ヒートシンク接合工程S05)
次に、この絶縁回路基板10の金属基板11の他方の面にヒートシンク31を接合する。本実施形態では、金属基板11とヒートシンク31とを、はんだ材を介して接合している。
(半導体素子接合工程S06)
そして、絶縁回路基板10の回路層13に半導体素子3を接合する。本実施形態では、回路層13と半導体素子3とを、はんだ材を介して接合している。
以上の工程により、図1に示すパワーモジュール1が製造される。
以上のような構成とされた本実施形態に係る絶縁回路基板10(接合体)によれば、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との接合界面においては、回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12側へ突出した凸部18と回路層13(金属基板11)が絶縁樹脂層12側から後退した凹部19とを有する凹凸形状をなしており、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度が500個/mm以上とされているので、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)が十分に係合しており、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との密着性を向上させることができる。
また、単位長さ当たりの凸部18の頂点Aの個数密度が1500個/mm以下とされているので、絶縁樹脂層12の内部に必要以上に回路層13(金属基板11)が入り込んでおらず、絶縁樹脂層12における絶縁性(絶縁耐圧)を十分に確保することができる。
さらに、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)の積層方向を高さ方向として、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差が0.3μm以上とされているので、絶縁樹脂層12の内部に十分な深さで回路層13(金属基板11)が入り込んでおり、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との密着性を向上させることができる。
一方、凸部18の頂点Aの平均高さと凹部19の底点Bの平均高さとの差が4μm以下とされているので、絶縁樹脂層12の内部に回路層13(金属基板11)が必要以上に深く入り込んでおらず、絶縁樹脂層12における絶縁性(絶縁耐圧)を十分に確保することができる。
また、本実施形態の絶縁回路基板10(接合体)において、凸部18の頂点Aの平均高さ位置と凹部19の底点Bの平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部18の平均幅を0.3μm以上1.5μm以下の範囲内とした場合には、絶縁樹脂層12の内部に入り込んだ回路層12(金属基板11)からなる凸部18の頂点Aにおける電界集中の発生を抑制でき、絶縁樹脂層12における絶縁性を確実に確保することができるともに、適切な間隔で回路層12(金属基板11)が絶縁樹脂層12側へ入り込んでおり、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との密着性を確実に向上させることができる。
よって、絶縁樹脂層12と回路層13(金属基板11)との密着性に優れ、かつ、絶縁樹脂層12における絶縁性に優れ、安定して使用することが可能な絶縁回路基板10を提供することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本実施形態においては、図3及び図4に示す絶縁回路基板の製造方法によって絶縁回路基板を製造するものとして説明したが、これに限定されることはない。
また、本実施形態においては、金属基板及び回路層を形成する金属板として、無酸素銅で構成されたものとして説明したが、これに限定されることはなく、他の動又は銅合金で構成されたものであってもよいし、アルミニウム又はアルミニウム合金等の他の金属で構成されたものであってもよい。さらに、複数の金属が積層された構造のものであってもよい。
さらに、本実施形態では、絶縁回路基板に半導体素子を搭載してパワーモジュールを構成するものとして説明したが、これに限定されることはない。例えば、絶縁回路基板の回路層にLED素子を搭載してLEDモジュールを構成してもよいし、絶縁回路基板の回路層に熱電素子を搭載して熱電モジュールを構成してもよい。
以下に、本発明の効果を確認すべく行った確認実験の結果について説明する。
無酸素銅の圧延板からなる金属基板(40mm×40mm×厚さ2mm)及び回路層となる金属板(40mm×40mm×厚さ0.5mm)を準備し、これら金属基板及び金属板の絶縁樹脂層との接合面に、上述の実施形態に記載したPRパルス電解法によって粗化めっき層を形成した。
そして、金属基板の粗化めっき層が形成された面に、フィラーとしてAlを含むエポキシ樹脂を含有する樹脂組成物のシート材(40mm×40mm×厚さ0.15mm)を配置した。
また、この樹脂組成物のシート材の一方の面に、回路層となる金属板を、粗化めっき層が形成された面が樹脂組成物のシート材側を向くように、積層した。
上述のように積層した金属基板と樹脂組成物のシート材と金属板とを、積層方向に加圧しながら加熱し、樹脂組成物を硬化させて絶縁樹脂層を形成するとともに、金属基板と絶縁樹脂層、及び、絶縁樹脂層と金属板を接合し、絶縁回路基板を得た。なお、積層方向の加圧圧力は100MPa、加熱温度は180℃、加熱温度での保持時間は60分とした。
以上のようにして、得られた絶縁回路基板について、以下の項目についてそれぞれ評価した。
(接合界面の観察)
回路層と絶縁樹脂層の接合界面の断面を観察し、絶縁樹脂層と回路層との接合界面を特定し、回路層が絶縁樹脂層側へ突出した凸部の頂点と回路層が絶縁樹脂層側から後退した凹部の底点とを特定した。
具体的には、接合界面の観察写真を、画像処理ソフトを用いて二値化処理した。そして、二値化処理した画像をピクセル処理し、接合界面を特定するとともに、凸部の頂点及び凹部の底点とを特定した。
そして、単位長さ当たりの凸部の頂点の個数密度、絶縁樹脂層と回路層の積層方向を高さ方向とした場合の凸部の頂点の平均高さと凹部の底点の平均高さとの差、凸部の頂点の平均高さ位置と凹部の底点の平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部の平均幅、を評価した。評価結果を表1に示す。
なお、接合界面の観察は、5視野で実施し、これらの視野で観察して算出された単位長さ当たりの凸部の頂点の個数密度、絶縁樹脂層と回路層の積層方向を高さ方向とした場合の凸部の頂点の平均高さと凹部の底点の平均高さとの差、凸部の頂点の平均高さ位置と凹部の底点の平均高さ位置の間の高さ中心位置における凸部の平均幅の平均値を表1に示した。
(吸湿処理後のリフロー処理)
上述の絶縁回路基板を、恒温恒湿槽(温度85℃、湿度85%)に入れ、3日間保持した。その後、加熱炉内に装入し、290℃で10分間のリフロー処理を実施した。
リフロー処理後の絶縁回路基板において、回路層と絶縁樹脂層の接合率、絶縁破壊電圧について以下のようにして評価した。
(接合率)
回路層と絶縁樹脂層及の接合率は、超音波探傷装置(株式会社日立パワーソリューションズ製FineSAT200)を用いて評価し、以下の式から算出した。ここで、初期接合面積とは、接合前における接合すべき面積とした。超音波探傷像を二値化処理した画像において剥離は接合部内の白色部で示されることから、この白色部の面積を剥離面積とした。
(接合率)={(初期接合面積)-(剥離面積)}/(初期接合面積)×100
(絶縁破壊電圧)
図5に示すように、金属基板11をベース板61の上に載置し、回路層13の上にプローブ62を接触させ、部分放電を評価した。測定装置として、三菱電線株式会社製の部分放電試験機を用いた。なお、試験雰囲気として、3M社製フロリナート(tm)FC-770中で実施した。
そして、電圧を0.5kVごとのステッププロファイル(保持時間30秒)で昇圧し、絶縁破壊が生じた電圧(漏れ電流が10mA以上となった電圧)を絶縁破壊電圧とした。
評価結果を表1に示す。
Figure 0007234743000001
回路層が絶縁樹脂層側へ突出した凸部の頂点の単位長さ当たりの個数密度が1600個と本発明の範囲よりも多い比較例1においては、絶縁破壊電圧が5kVと低くなり、絶縁性が不十分であった。
回路層が絶縁樹脂層側へ突出した凸部の頂点の単位長さ当たりの個数密度が450個と本発明の範囲よりも少ない比較例2においては、接合率が79%と低くなり、回路層と絶縁樹脂層との密着性が不十分であった。
凸部の頂点の平均高さと凹部の底点の平均高さの差が4.2μmと本発明の範囲よりも大きい比較例3においては、絶縁破壊電圧が4.5kVと低くなり、絶縁性が不十分であった。
凸部の頂点の平均高さと凹部の底点の平均高さの差が0.2μmと本発明の範囲よりも小さい比較例4においては、接合率が78%と低くなり、回路層と絶縁樹脂層との密着性が不十分であった。
これに対して、回路層が絶縁樹脂層側へ突出した凸部の頂点の単位長さ当たりの個数密度、及び、凸部の頂点の平均高さと凹部の底点の平均高さの差が、本発明の範囲内とされた本発明例1-7においては、接合率が85%以上であって回路層と絶縁樹脂層とが十分に密着していた。また、絶縁破壊電圧が6kV以上であって、絶縁性に優れていた。
以上の実験結果から、本発明例によれば、絶縁樹脂層(絶縁樹脂部材)と回路層(金属部材)との密着性に優れ、かつ、絶縁樹脂層(絶縁樹脂部材)における絶縁性に優れ、安定して使用することが可能な絶縁回路基板(接合体)を提供可能であることが確認された。
10 絶縁回路基板(接合体)
11 金属基板(金属部材)
12 絶縁樹脂層(絶縁樹脂部材)
13 回路層(金属部材)
18 凸部
19 凹部

Claims (4)

  1. エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂部材と金属からなる金属部材とが接合された構造の接合体であって、
    前記絶縁樹脂部材と前記金属部材との接合界面は、前記金属部材が前記絶縁樹脂部材側へ突出した凸部と前記金属部材が前記絶縁樹脂部材側から後退した凹部とを有する凹凸形状をなしており、前記絶縁樹脂部材の内部に前記金属部材が入り込んだ構造とされており、
    単位長さ当たりの前記凸部の頂点の個数密度が500個/mm以上1500個/mm以下の範囲内とされ、
    前記絶縁樹脂部材と前記金属部材の積層方向を高さ方向として、前記凸部の頂点の平均高さと前記凹部の底点の平均高さとの差が0.3μm以上4μm以下の範囲内とされており、
    絶縁破壊電圧が7kV以上、かつ、接合率が85%以上であることを特徴とする接合体。
  2. 前記頂点の平均高さ位置と前記底点の平均高さ位置の間の高さ中心位置における前記凸部の平均幅が0.3μm以上1.5μm以下の範囲内とされていることを特徴とする請求項1に記載の接合体。
  3. エポキシ樹脂からなる絶縁樹脂層と、絶縁樹脂層の一方の面に金属板が接合されてなる回路層と、を備えた絶縁回路基板であって、
    前記絶縁樹脂層と前記回路層との接合界面は、前記回路層が前記絶縁樹脂層側へ突出した凸部と前記回路層が前記絶縁樹脂層側から後退した凹部とを有する凹凸形状をなしており、前記絶縁樹脂層の内部に前記回路層が入り込んだ構造とされており、
    単位長さ当たりの前記凸部の頂点の個数密度が500個/mm以上1500個/mm以下の範囲内とされ、
    前記絶縁樹脂層と前記回路層の積層方向を高さ方向として、前記凸部の頂点の平均高さと前記凹部の底点の平均高さとの差が0.3μm以上4μm以下の範囲内とされており、
    絶縁破壊電圧が7kV以上、かつ、接合率が85%以上であるいることを特徴とする絶縁回路基板。
  4. 前記頂点の平均高さ位置と前記底点の平均高さ位置の間の高さ中心位置における前記凸部の平均幅が0.3μm以上1.5μm以下の範囲内とされていることを特徴とする請求項3に記載の絶縁回路基板。
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