JP7232033B2 - シート整列装置、シート給送装置、及び、画像読取装置 - Google Patents

シート整列装置、シート給送装置、及び、画像読取装置 Download PDF

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Description

本発明は、シート束の端部を整列するシート整列装置、または該シート整列装置を備えたシート給送装置に関する。
シート整列装置は、シート束の端部を突き当て面に突き当てて揃える装置である。端部が揃ったシート束をドキュメントスキャナやプリンタ、ファクシミリ、複写機等で給送すると、端部が揃っていないシート束を給送する時と比べて、複数のシートがまとまって給送される重送や、シートが給送される順番が入れ替わる給紙順狂いなどの給紙不良の発生頻度を低減させることができる。
従来のシート整列装置は、シート束の直交する端面を支持する二つの斜面部を持つ受枠と受枠を振動させるための加振手段から成り、シート束を受枠内に配置して受枠を振動させることでシート束の端面を整列する装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2006-282360号公報
上述した特許文献1のシート整列装置は、シート束の底面と先端を整列するための突き当て面がともにシートの紙面に対して略直交するように設けられている。よってシート束の底面と先端はシートの紙面に対して略直交した状態に揃う。
先端が紙面に対して略直交した状態に揃ったシート束をシート給送装置で給送する場合、シートをシート給送装置の内部へ送り込む給送ローラとシートを一枚ずつに分離する分離ローラとのニップ部にシートが送り込まれる時に、隣り合うシート同士の先端位置の順序関係が入れ替わると、シートを給送する順番が入れ替わる給紙順狂いや複数のシートが重なって給送される重送が発生することがあった。
本発明は、給紙順狂いや重送などの給紙不良の発生頻度をより低減させることができるシート整列装置を提供するものである。
かかる本発明のシート整列装置は、複数枚のシートから成るシート束の第1の端部を突き当てる第1の面と、前記シート束の第1の端部と直交する第2の端部を突き当てる第2の面と、前記シート束の前記第2の端部に接して、前記シート束の前記第1の端部を前記第1の面に向かって移動させる移動手段と、を備え、前記第1の面は、前記第2の面と面方向に対して交差する面であり、且つ前記シート束の厚み方向に対して傾斜し、前記第2の面に略直交する回転軸を中心に回動することを特徴とする。
本発明によれば、シート束の先端部が紙面の一方から他方に向かって斜面状に整列される。シート束のうち先端部が突出した紙面側をシート給送装置の給送ローラに近い側にして給送する場合、隣り合うシート同士は先端位置の順序関係を保ったまま給送ローラと分離ローラとのニップ部に送り込まれやすくなる。この時、隣り合うシートのうち給送ローラに近いシートは先に給送ローラに当接し、給送ローラから遠いシートは分離ローラに先に当接するので、先端位置の順序関係を保ったまま給送及び分離ができる。よって給紙順狂いや重送などの給紙不良が発生する頻度をより低減することができる。
本実施形態に係るシート整列装置の斜視図。 本実施形態に係るシート整列装置の上面図。 本実施形態に係るシート整列装置における整列手段の図。 本実施形態に係る制御ユニットのブロック図。 回転体の動作例を示す図。 回転体の変形例を示す図。 本実施形態の他の実施形態に係る制御ユニットのブロック図。 シートガイド及び突き当て部の変形例を示す図。 突き当て部に摩擦部材を貼り付けた例を示す図。 シート整列装置を搭載したシート給送装置の上面図。 シート整列装置を搭載したシート給送装置の側面図。 シート整列装置を搭載したシート給送装置の側面図(揺動動作時)。 シート整列装置を搭載したシート給送装置の回転体の変形例を示す図。 シート整列装置を搭載したシート給送装置の回転体の変形例を示す図(揺動動作時)。 他の実施形態に係るシート整列装置の斜視図。 他の実施形態に係るシート整列装置の斜視図(外板無し)。 他の実施形態に係るシート整列装置の上面図。 他の実施形態に係るシート整列装置の側面図。 他の実施形態に係るシート整列装置における整列手段の図。 他の実施形態に係るシート整列装置の背面図。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
第1の実施形態を図1~図5を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
シート整列装置Aの斜視図、図2はシート整列装置Aを鉛直上方から見た上面図である。
本実施形態のシート整列装置Aは、載置台(積載部)に立姿勢の状態で載置されたシート束Sの底面部に対して回転体が接触することによって、シート束Sを振動させるとともに突き当て部材の方向に移動させて当接させ、シート束Sの底面部と先端部を揃えるものである。整列するシート束Sは、例えば、OA紙、チェック、小切手、名刺、カード類等のシートである。カード類は、例えば、保険証、免許証、クレジットカード等が挙げられる。以下詳細を説明する。
図1はシート整列装置Aの斜視図である。シート整列装置Aは主に、装置の正面及び底面を形成する底板1、装置の右側面、左側面、及び背面を形成する側板2、装置の上面を成しかつシート束Sの底面を支持する載置台3、シート束Sの底面を振動させつつシート束Sを後述するシートガイド5aに設けられた突き当て部5c側に移動させるための2つの回転体4a、4b、シート束Sの紙面を支持してシート束Sが倒れるのを防ぐシートガイド5a、5bから成る。
載置台3のシート束底面を支持する載置面3aは、装置背面側から装置正面側に向かうにつれて底面側に近づくように、底面に対して所定の角度を持って設けられている。角度を設けることによって、突き当て部5c側にシート束が移動しやすくなり、シート束の先端部が揃いやすくなる。本実施例では角度は10度である。ここで、シートガイドの面が設けられる第1の面は、底面の面である第2の面と面方向に対して交差する面であり、且つ前記シート束の厚み方向に対して傾斜している。ここで、第2の面と面方向に対して交差する面であるとは、第1の面と第2の面が実際に交差していなくてもよく、第1の面の延長上に第2の面が配置されていることを示す。
図2に示すように、シート束Sはシートガイド5a、5bの間に載置される。シートガイド5aは磁性を持つ材料で出来ており、載置台3の載置面3aとは逆側の面に設けられた不図示の磁石の磁力によって載置台3を挟んで引き付けられている。よってシートガイド5aは載置台3に対して付け外しが容易に可能である。図2(a)及び(b)に示すようにシートガイド5aは、載置するシート束Sの量に合わせて位置を変えて組み付けることができる。シートガイド5aの組み付け位置を2箇所以上、もしくは任意の位置に決められるようにしても良い。またシートガイド5aは、ねじなどの締結部材によって着脱可能に設けられていたり、着脱しないままスライドさせるように移動可能に設けられていても良い。
シートガイド5aは、装置Aの正面側にシート束Sの先端を揃えるための突き当て部5cが設けられている。図2に示すように、突き当て部5cはシート束Sの紙面に直交する面に対して所定の角度を持って設けられている。これによりシート束Sの先端は突き当て部5cに沿って斜めに揃えられる。本実施例における突き当て部5cは、シート束の紙面に直交する面に対して成す角度が30度になるように設けられている。
シートガイド5a、5bは、図1に示すように、シート束Sの紙面を支持する面が曲線状に切り欠かれている。これにより、ユーザがシート束Sを載置台3に置く時、または整列を終えたシート束Sを載置台3から取り除く時、ユーザの手がシートガイド5a、5bと接触せずにシート束Sを掴める領域が広くなる。
図3は、載置台3の下部にある2つの回転体4a、4bを駆動する機構を示す。2つの回転体4a、4bが、その回転軸をシートの紙面に垂直な方向に向けた状態で、互いに離間して配置されている。
回転体4a、4bは、断面が三角形の角隅部を湾曲させた形状をしており、回転駆動時に湾曲させた形状を含む外周部の一部が載置面3から突出するようになっている。
回転体4a、4bが外周部の一部を載置面3aから突出させながら回転することで、載置台3に載置されたシート束Sを持ち上げた後、落下させてシート束を振動させつつ先端部が突き当て部5cに突き当たるまでシート束Sを移動させる。これにより、載置台3に載置されたシート束Sの先端部及び底部を揃えることができる。
回転体4a、4bの軸41a、41bには、プーリ42a、42bが固着されており、プーリ42a、42bはベルト7を介して互いに連結されている。プーリ42a、42b及びベルト7により、不図示の駆動手段によって駆動される一方の回転体4aまたは4bの回転が他方の回転体4bまたは4aに伝達される。
プーリ42bには、突出部43a、43b、43cが周方向に互いに略120度離間して設けられている。突出部43a、43b、43cは、プーリ42bの回転に伴って回転し、プーリ42bが120度回転する毎に発光受光型センサ6を遮光する。
突出部43a、43b、43cがプーリ42bの一定の回転周期で発光受光型センサ6の光路を遮ると、図4に示す制御部110は、これに対応した発光受光型センサ6からの電気信号に基づき回転体4a、4bの回転位置を検知する。
なお、シート整列装置Aが待機状態のとき、回転体4a、4bは図3に示すように、載置面3aから突出せず、載置面3aの下方に退避した状態で停止している。このとき、突出部43は、発光受光型センサ6の光路を遮るようになっており、これにより制御部110は、回転体4a、4bが待機位置にあると判断する。
載置台3の装置背面側には、2つの回転体4a、4bを駆動させるための操作スイッチ8が設けられている。操作スイッチ8が押下されると不図示のモータが駆動され、プーリ42a、42bやベルト7を介して2つの回転体4a、4bを回転させる。
図4は、シート整列装置Aの制御系を示すブロック図である。
図4に示すように、シート整列装置Aの制御系は、操作スイッチ8やその他の操作部を含む操作部100、シート整列装置A全体を制御する制御部110、発光受光センサ6やその他のセンサを含むセンサ類120、回転体を4a、4bを駆動する不図示のモータやその他のモータを含むモータ類130を備える。
次に、上記構成のシート整列装置Aにおけるシート束Sを整列する動作について説明する。
シート束Sを載置台3の上かつシートガイド5a、5bの間に載置し、操作部100の操作スイッチ8をON操作すると、制御部110の制御により、回転体4a、4bが不図示の駆動手段やプーリ42a、42b、ベルト7を介して回転を開始する。
これにより、図5に示すように、回転体4aまたは4bの外周部の一部である湾曲した3隅部44a、44b、44cが載置面3aから順次突出してシート束Sの底面を押し上げた後に退避する。
ここで、例えば第1隅部44aが載置面3aから突出したときにシート束Sに接触する点をP0とすると、回転体4a、4bが回転しながら点P0においてシート束Sと接触する。
その後、シート束Sは、回転体4a、4bの回転に追従して載置面3aに対して上方向に持ち上げられ、かつ回転体4a、4bとシート束Sとの摩擦力により、装置正面側に移動する。回転体4a、4bが載置面3aより下面に退避すると、シート束Sは重力によって載置面3aまで落下し、かつ装置正面側に移動した状態となる。
次に、回転体4a、4bの回転に伴い、第1隅部44aの回転方向の上流側に位置する第2隅部44bが点P0でシート束Sと接触すると、第1隅部44aの場合と同様に、シート束Sは回転体4a、4bの回転方向に追従して載置面3aから持ち上げられる。
回転体4a、4bが載置面3aより下面に退避すると、シート束Sは載置面3aまで落下し、かつ装置正面側に移動した状態となる。
このように、載置面3aが水平面に対して傾斜した状態での回転体4a、4bの回転動作により、シート束Sは、自重、回転体4a、4bによる振動、及び回転体4a、4bの搬送力によって先端部が突き当て部5cに突き当たるまで装置正面側に移動する。
ところで、シート束Sが回転体4a、4bの回転動作により突き当て部5cに到達した際、シート束SのシートSaの内、サイズが小さいシートは、突き当て部5cに到達していない場合がある。
しかしこのような場合でも、サイズの小さいシートは引き続き行われる回転体4a、4bの回転動作により、突き当て部5cに向かって徐々に装置正面側へ移動する。
なお、既に突き当て部5cに突き当たっているシートSaは、装置正面方向への移動が規制された状態で、回転体4a、4bの回転動作によって載置面3aに対して上方向に持ち上げられた後、再度落下する挙動を繰り返す。
このようにシート束Sを持ち上げた後、落下させるという振動動作を繰り返すことにより、シート束Sは載置面3aに対して十分に整列されると共に、シート間に発生している吸着力が取り除かれて各々のシートの間に空気層が形成される。
これにより、シート束Sの分離動作が行なわれて各シート間のくっつきが防止され、以後のシートの分離動作を円滑に行なうことができる。
全てのシートSaが載置台3上で十分に整列される時間だけ回転体4a、4bが回転動作を繰り返すと、回転体4a、4bは、突出部43a又は43b又は43cが発光受光センサ6によって検知される位置で停止するように、制御部110によって駆動が制御される。
例えば、制御部110は、プーリ42bの突出部43a又は43b又は43cにより発光受光型センサ6の光路が遮られた回数をカウントする。そして、制御部110は、このカウント値が所定の値に達したときに、回転体4a、4bの回転を停止させるようにモータ類130を制御する。
これにより、シート束Sの整列動作が終了し、回転体4a、4bは、図3に示すように載置面3aから退避した位置で停止する。
以上説明したように、本実施形態では、回転体4a、4bを回転動作させることにより載置台3に載置されたシート束Sを整列する。
このとき、シート束Sの先端部が突き当たる突き当て部5cは、装置右側面側から左側面側に向かうにつれて装置正面側に近づくように斜めに設けられているため、シート束Sの先端部は斜めに整列される。
先端部が斜めに整列されたシート束Sをシート給送装置にセットして給送した時、シートを一枚ずつに分離しやすくなり、またシートが順番通りに給送されやすくなるので、シートの重送や給紙順狂いなどの給紙不良が発生する頻度を低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である
例えば上記実施形態では、回転体4a、4bの断面は三角形の角隅部が湾曲した形状であるが、これに限定されず、図6(a)に示す偏心円筒形状の回転体4や、図6(b)に示すカム形状の回転体4であってもよい。
図6に示す形状にすることでシート束Sの整列動作時の落下量が少なくなるので振動が緩やかになり、特にシートが薄く腰の弱い場合に効果がある。
更に、シート束Sの整列動作の動作時間、回転体4a、4bを突出及び退避させる回数及び速さの少なくとも1つをシート束Sの載置量、紙質等の状態に応じて適宜設定することもできる。
この場合、シート束Sの載置量をセンサ等で検出し、検出量に応じて制御部110が動作条件を自動的に設定することで、装置の操作性が向上する。
図7は、シート束Sの載置量に応じて制御部110が動作条件を自動的に設定するようにしたシート整列装置の制御ブロック図である。
図7において、動作条件設定部140は、操作部100でのユーザ操作により、シート束Sの整列動作の動作時間、回転体4a、4bを突出及び退避させる回数及び速さ、シート束Sの載置量、紙質等の状態に応じた動作条件を記憶する。整列手段160は、シート束Sを整列動作させる回転体4a、4bを駆動する駆動手段等である。
ここで、制御部110は、動作条件設定部により設定された設定情報を動作条件記憶部150に記憶させると共に、シート束Sの整列動作を行なう際、動作条件記憶部150に記憶された設定条件に基づき、整列手段160を制御する。
また、シート載置量検出部170は、載置台3に載置されたシートSの載置量を検出する手段である。
制御部110は、シート載置量検出部170の検出量に基づき動作条件記憶部150に記憶された動作条件のうち、シート束Sの整列動作の動作時間、回転体4a、4bの突出及び退避させる回数及び速さの少なくとも1つを変更する。シート積載量検出部170としては、例えば移動可能に設けられたシートガイド5aの位置を検出することによりシート束Sの載置量を検知する。
回転体4a、4bを回転させるためのモータの回転は、操作スイッチ8を押下し続けている間だけ回転を持続するようにしたり、回転体4a、4bが回転を始めた後に操作スイッチ8を再度押下すると回転が止まるようにしても良い。このようにすることでシート束Sの整列具合が十分かどうかをユーザが視認しながら整列させることができる。
また、突き当て部5cがシート移動方向に対して成す角度をユーザが調整できるようにしても良い。
図8(a)は及び図8(b)はシートガイド5a、5bと突き当て部5cを表す。突き当て部5cはシートガイド5aに対して回転軸5dまわりに揺動可能に設けられている。シートガイド5bには溝5eが設けられている。ユーザは突き当て部5cを鉛直上方向に上げながら回転軸5dまわりに回転させた後、突き当て部5cを溝5eに合わせてはめ込む。
このようにすることで図8(a)と図8(b)のように、シート束Sを整列させた時の先端部の角度を変えることができる。溝5eの数は設定したい角度の数に応じて増やしても良い。
また、シート束Sの整列動作時には、突き当て部5cがシート束Sの紙面に略直交する位置にいるが、整列動作が終了した後、不図示の駆動手段によって突き当て部5cがシート束Sの紙面に略直交する面に対して所定の角度を持つ位置に移動し、シート束Sの先端を斜めに揃えるようにしても良い。
突き当て部5cが斜めの状態で整列動作をした場合、シートSaが斜面に沿って移動しやすく、シート束Sの先端部が整列手段から下流側に最も遠い箇所にある三角形状の隅部に集まりやすい。シート束Sの先端部が一部の領域に集中すると、シート束Sが詰まって整列動作時に動きづらく、シート一枚一枚を振動させる効果が低減する。よって、整列動作時は突き当て部5cをシートSaの紙面に直交する位置にしてシート束Sが一部の領域で詰まることのない状態でシート束Sを揃え、整列動作終了後に突き当て部5cを斜めになるように移動してシート束Sの先端を斜めに揃えることで、シート束Sの整列性を向上させることができる。
また、前述した、突き当て部5cが斜めの状態で整列動作をした場合、シートSaが斜面に沿って移動しやすく、シート束Sの先端部が整列手段から下流側に最も遠い箇所に集まりやすい、という課題を解決するために、図9に示すように、突き当て部材5cのシートが突き当たる面にゴム部材のような摩擦の大きな部材である摩擦部材15を貼り付けても良い。摩擦部材の他、表面を荒くした部材を貼り付けても良い。もしくは突き当て部材のシートが突き当たる面自体を荒くして摩擦力を高めても良い。
このようにすることで、突き当て部材5cに突き当たったシートSaが斜面に沿って下流側に移動しづらくなり、シート束Sが一部の領域で詰まって整列動作時に動きづらくなるのを防ぐことができる。
また、突き当て部5cの面は平面でなくても良く、曲率を有した面であっても良い。例えば、突き当て部5cの面のシート束Sの厚み方向に対する傾きが、シート束Sの移動方向の上流側に近い箇所から下流側に遠い箇所に向かうにつれて小さくなるように、突き当て部5cの曲率を変えることで、シートSaが曲面に沿って移動する速度を変えることができる。下流側に遠い箇所付近ではシートの移動速度を遅くできるので、シート束が下流側の一部の領域で詰まって整列動作時に動きづらくなるのを防ぐことができる。
次にシート整列装置を備えるシート給送装置を図10から図14を用いて説明する。
本実施例は、シートを整列する機構をドキュメントスキャナやプリンタ、ファクシミリ、複写機等のシート給送装置に適用した例である。
図10はシート給送装置の給紙部にシートを整列する機構を適用したものである。複数枚のシートSaからなるシート束Sを紙面に垂直な方向を略水平方向に向けた状態、すなわち、シート束Sを立姿勢の状態で載置する載置台203を備える。
図11及び図12はシート給送装置BをシートSaの紙面に略垂直な方向から見た時の図である。載置台3の載置面3aの下方位置には、シート整列手段を構成する回転体4a、4b及び発光受光型センサ6等が載置台203に一体に取り付けられている。載置台3は、シートを給送する方向の下流端(図の右端)に設けられたヒンジ203bが不図示の側板等に取り付けられており、ヒンジ203bを中心として傾動可能に支持されている。かかる傾動時には、回転体4a、4b及び発光受光型センサ6等も載置台203と一体となって傾動する。
載置台203のシートを給送する方向の上流端には、下方に折り曲げる等して形成された断面略コの字形状の係合部203cが設けられており、係合部203cにはカム部材9が係合可能に配置されている。カム部材9は不図示の駆動手段を介して回転駆動されて、係合部203cに係合する位置を変更できるようになっている。
また、カム部材9の回転位置は、該カム部材9を厚さ方向に挟むように配置された発光受光型の位置センサ10により検知され、該位置センサ10により検知されたカム部材9の回転位置情報は図4に示した制御部110に出力される。
そして、制御部110は、位置センサ10により検知されたカム部材9の回転位置情報に基づいてカム部材9が所定の回転位置で停止するように駆動手段を制御する。
これにより、載置台203が、略水平位置と所定角度傾いた位置との間で回転体4a、4b及び発光受光型センサ6等と一体に、ヒンジ203bを中心に揺動動作する。
シート束Sの底面が当接する載置台203の載置面203aには、シート束Sを整列壁203dに押し付ける押圧板11が設けられている。
押圧板11は、不図示の付勢手段により載置台203の整合壁203dの方向に付勢されると共に、シートSaを載置台203に載置する際に、載置されるシートSaの量に応じて図9の実線位置から二点鎖線の位置までの範囲内で移動可能になっている。
なお、この押圧板11は、シート束Sの整列動作が開始される際、不図示の移動手段によりシートSaを押える位置から二点鎖線の退避位置まで移動するようになっている。
また、押圧板11には、図11及び図12に示すように、整列手段の回転体4a、4b等を載置台203と共に傾動させる際に、回転体4a、4bとの干渉を回避するために切り欠き部11aが形成されている。
載置台203に載置されたシートSaは、載置台203を傾けた状態でのシート束Sの整列動作の完了後、載置台203を略水平状態に戻した状態で、給紙ローラ12によって給紙される。
給紙されたシートSaは、フィードローラ13及びリタードローラ14によって搬送路に給送され、シートSaが重なって給紙された場合は、リタードローラ14により1枚ずつのシートSaに分離された状態でフィードローラ13により搬送路に給送される。
なお、給紙ローラ12は、図10に示すように、整列壁203dから一部が突出した状態で配置されており、また、図11の上下方向(軸方向)に移動可能に支持されている。
給紙ローラ12とフィードローラ13及びリタードローラ14との間には、シート束Sの整列動作の際にシート束Sの端部が突き当たる突き当て部205、及び突き当て部205のシート突き当て面の一部を成すシャッター206が設けられている。
シャッター206はシートSaの給紙路に出没自在に設けられ、シート束Sの整列動作の際に、図11に示すように、載置台203の載置面203aの下方位置(実線)からシート束Sの先端部が突き当たる位置(二点鎖線)まで突出する。
このようにシャッター14を突出させることにより、シート束Sの整列動作の際に、シートSaがフィードローラ13及びリタードローラ14がシートを挟み込む位置に入り込むことがないようにしている。
また、シャッター206は、シート束Sの整列動作が終了した後に給紙ローラ12でシートSaを給紙する際には、載置台203の載置面203aの下方位置(図11の実線)に退避する。なお、突き当て部205及びシャッター206を載置台203に一体に設けて、載置台203と共に揺動させるようにしてもよい。
載置台203の載置面203aの下方位置には、図3で説明した整列手段が配置されている。構成は前述のシート整列装置の整列手段と同様であり、回転体4a、4bがその軸線をシートSaの重なり方向に向けた状態でシート給送方向に互いに離間して配置されている。
シート給送装置Bの制御系は図4で示したブロック図と同様であり、操作部100、シート給送装置B全体を制御する制御部110、発光受光型センサ6や位置センサ10等を含むセンサ類120、及びモータ類130を備える。
モータ類130には、押圧板11やシャッター206、カム部材9、回転体4a、4b、各種ローラ等の各種可動部材を駆動するための駆動手段が含まれる。
次に、上記構成のシート給送装置Bにおける載置台3の傾動動作、シート束Sの整列動作及び整列動作後のシートSaの給送動作について説明する。
複数枚のシートSaを載置台203に載置し、操作部100の操作スイッチをON操作すると、押圧板11が、シート束Sへの押圧力を弱めるように、不図示の駆動手段により図10の実線位置から二点鎖線で示す位置まで移動して退避する。
これにより、回転体4a、4bによるシート束Sの整列動作を妨げることのないようにしている。また、シャッター206は、シートSaの搬送路を遮断するように図11の二点鎖線で示す位置に突出する。
次に、制御部110は、位置センサ10により検知されたカム部材9の回転位置情報に基づいて、カム部材9が所定の回転位置で停止するように駆動手段を制御する。
これにより、載置台203を回転体4a、4b及び発光受光型センサ6等と共に上流側の部分が上方に変位して所定角度傾いた位置で停止させる。
なお、図12では、カム部材9が図11の状態から時計回り方向に90°回転した位置で停止しているが、例えば45°、135°回転した位置で停止するように制御することで、載置台3の傾き角度を調整することができる。
例えば、比較的シート束が揃っている場合は、載置台203の傾き角度を小さくして整列動作を行ない、シート束の先端部をきれいに揃えたい場合には、載置台203の傾き角度を大きくして整列動作を行なうことが可能である。
また、薄紙のような曲げ強さの弱い(コシの弱い)シートを整列する際、載置台203の傾き角度が大きいほど、シートの自重によってシートが曲がりやすい。シートが曲がった状態で整列すると曲がったシートによって他のシートの移動が規制されて先端部が揃いづらい。よって薄紙のような曲げ強さの弱い(コシの弱い)シートは、載置台203の傾き角度を小さくして整列動作を行なう方がシート束の先端部が揃いやすい。
次に、制御部110の制御により、回転体4a、4bが不図示の駆動手段、プーリ42a、42b及びベルト7を介して回転を開始する。
これにより、図5に示したように、回転体4a、4bの外周部の一部である湾曲した3隅部44a~44cが傾斜した載置面203aから順次突出してシート束Sの底面を押し上げた後に退避する。
このように、シート束Sを持ち上げた後に落下させるという振動動作と、回転体4a、4bの搬送力によって、シート束Sの先端部が突き当て部205及びシャッター206に突き当たるまで搬送路下流側に移動し、シート束Sが整列される。
載置台203でのシート束Sの整合動作が終了すると、制御部110は、位置センサ10により検知されたカム部材9の回転位置情報に基づいて、カム部材9が載置台203の揺動前の回転位置で停止するように駆動手段を制御する。
これにより、載置台203を回転体4a、4b及び発光受光型センサ6等と共に略水平位置に戻すように揺動させた後、待機位置で停止させる。なお、載置台203の傾きを戻す際にも、回転体4a、4bを回転させ続けると、シートが整列された状態を保つことができる。
その後、給紙ローラ11によりシートSaを給紙し、フィードローラ13及びリタードローラ14によりシートSaを1枚ずつ分離して搬送路に給送する。なお、本実施形態のシート給送装置Bを画像読取装置に適用する場合には、搬送路に給送されたシートの画像が不図示の画像読取部で読み取られ、その後、排出トレイ等に排紙される。
以上説明したように、本実施形態では、シートSaの分離給送動作の前に、載置台203を傾けた状態で回転体4a、4bを回転動作させることにより該載置台203に載置されたシート束Sを整列する。
突き当て部205及びシャッター206によってシートの先端は、整列壁203dに近いほど搬送方向下流側になるように、斜めに整列される。シートの先端が斜めに整列された状態で給紙することで、給紙時の重送や順狂いが発生する頻度を低減できる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、回転体4a、4bの断面を共に同一形状としたが、図13及び図14に示すように、搬送方向の上流側の回転体4aは、断面が三角形の角隅部が湾曲した形状であり、搬送方向の下流側の回転体4bは3つの突起部45a、45b、45cが円周方向に略均等に配置されているものにしても良い。
回転体4bの3つの突起部45a、45b、45cを結ぶ直径は、回転体4aの3つの隅部44a、44b、44cを結ぶ直径よりも大きくなるように設定されている。
13はシートの整列動作を行なっていない待機状態を表す。回転体4a及び回転体4bが載置台203の載置面203aよりも下部に位置する。この状態で給紙ローラ12によってシートSaを搬送路の下流側に給送する。
14はシートの整列動作を行なっている時を表す。載置面203aは図12の時と同じで水平なままである。回転体4aと4bの最外径の大きさが異なるため、回転体4a、4bが回転すると、シートSaの後端側が先端側よりも鉛直上方向に高い位置となり、シートSaは傾いた状態となる。
回転体4a、4bが回転するにつれて、シートは、図13のように底面が載置面に対して平行になる状態と、図14のように底面が載置面に対して傾いた状態の間を繰り返す。これは載置台の傾きを変動させながら整列動作を行なうのと同じ状態である。前述したような載置台203が一定の角度で傾いた状態で整列動作を行なうのとは異なるが、載置台203を傾ける構成が不要となり、シート給送装置Bをより安価で軽量なものにすることができる。
更に、シート束Sの整列動作の動作時間、回転体4a、4bを突出及び退避させる回数及び速さ、シート束Sの上下方向の振幅等の動作条件の少なくとも一つをシート束Sの載置量、紙質等の状態に応じて適宜決定することができる。
この場合、シート束Sの載置量をセンサ等で検出し、検出量に応じて制御部110が動作条件を自動的に設定することで、装置の操作性が向上する。
動作条件の設定方法は図7で示した制御ブロック図による。
図7において、動作条件設定部140は、操作部100でのユーザ操作により、シート束Sの整列動作の動作時間、回転体4a、4bの突出及び退避させる回数及び速さ、シートSaの載置量、紙質等の状態に適した動作条件を設定する。動作条件記憶部150は、動作条件設定部140で設定された動作条件を記憶する。整列手段160は、シート束Sを整列動作させる回転体4a、4bを駆動する駆動手段等である。
ここで、制御部110は、動作条件設定部140により設定された設定情報を動作条件記憶部150に記憶させると共に、シート束Sの整列動作を行なう際、動作条件記憶部150に記憶された設定条件に基づき、整列手段170を制御する。
また、シート載置量検出部170は、載置台3に載置されたシートSaの載置量を検出する。
制御部110は、シート載置量検出部170の検出量に基づき動作条件記憶部150に記憶された動作条件のうち、シート束Sの整列動作の動作時間、回転体4a、4bの突出及び退避させる回数及び速さの少なくとも1つを変更する。シート載置量検出部170としては、例えば図9に示すように、押圧板10の位置を検出することによりシートSaの載置量を検知する。
なお、上記実施形態では、シートの整列動作及びシートの給送動作を順番に自動的に行なう動作設定について説明したが、これに限定されない。
例えば、ユーザがシートの整列動作又は給送動作を希望しない場合には、シートの給送動作又は整列動作のみを行なえるように動作条件設定部140で設定しても良い。
図15から図20はシート整列装置の別の実施形態を表す。別の実施形態であるシート整列装置Cのシート束Sを整列する機構及び制御は、シート整列装置Aと同一であるので省略する。
図15はシート整列装置Cの斜視図である。外装部は、外板301と側板302a、側板302aの対向側にある側板302bから成る。外板301と側板302a、302bは後述するように、シート束Sの紙面を支持する機能も持つ。
図16はシート整列装置Cの外板301を外した構成を表す。図17はシート束Sの底面部に対して鉛直上方向から見たときの図である。シート束Sの底面を支持する載置台3は水平方向に対して傾斜して設けられている。載置台3の上に側板302aと側板302bが設けられる。側板302aと側板302bの間に、シート束Sが載置される。載置台の下部には、シート束Sの底面を振動させつつ装置正面側に移動させるための回転体4a、4bが設けられている。回転体4a、4bによって装置正面側に移動するシート束Sは、その先端部が突き当て部5cに当接する。突き当て部5cはシート束Sの厚み方向に対して傾斜して設けられており、突き当て部5cに当接したシート束Sの先端部は、図17に示すように、突き当て部5cに沿って斜めに揃う。
図18はシート整列装置Cを右側面方向から見た時の図である。シート束Sの紙面は側板302aと側板302aの対向側にある側板302b、及び外板301によって支持される。ここで側板303a、302bと外板301の間には隙間があり、この隙間ではシート束Sの紙面を支持していない。しかし、側板303a、302bでシート束Sの底面側を支持し、外板301でシート束Sの先端かつ上面側から後端かつ底面側にかけて支持
しているので、シート束Sの倒れを防ぐことができる。
図19は載置台3の下部にある2つの回転体4a、4bを駆動する機構である。詳細はシート整列装置Aの機構と同一であるので省略する。
載置台3の装置背面側には、2つの回転体4a、4bを駆動させるための操作スイッチ8が設けられている。スイッチを押下した時の制御はシート整列装置Aと同一であるので省略する。
以上のシート整列装置Cの構成において、シート束Sの整列性能はシート整列装置Aと同じである。シート整列装置Aとの差異は、外板301と側板302a、302bが、シート整列装置Cのフレームとしての機能とシート束Sを支持する機能の2つを持つ点である。側板302a、302bが固定されるので、シート整列装置Aのようにシート束Sの両紙面を支持する面間の幅を調節することはできないが、シート整列装置Aと比べて部品点数を削減でき、また装置全体の剛性が向上する。
また、シート整列装置Cにおいて上述のように、側板303a、302bと外板301の間に隙間が有る構成をとっている。このようにシート束の紙面を支持する面積を少なくすることで、装置を軽量化することができ、またシート束Sの視認性が向上する。
A シート整列装置
B シート給送装置
C シート整列装置
S シート束
Sa シート
1 底板
2 側板
3 載置台
4a、4b 回転体
41a、41b 軸
42a、42b プーリ
43a、43b、43c 突出部
44a、44b、44c 隅部
45a、45b、45c 突起部
5a、5b シートガイド
5c 突き当て部
5d 回転軸
5e 溝部
6 発光受光型センサ
7 ベルト
8 操作スイッチ
9 カム部材
10 位置センサ
11 押圧板
11a 切り欠き部
12 給紙ローラ
13 フィードローラ
14 リタードローラ
15 摩擦部材
100 操作部
110 制御部
120 センサ類
130 モータ類
140 動作条件設定部
150 動作条件記憶部
160 整列手段
170 シート載置量検出部
203 載置台
203a 載置面
203b ヒンジ
203c 係合部
203d 整列壁
205 突き当て部
206 シャッター
301 外板
302a、302b 側板

Claims (7)

  1. 複数枚のシートから成るシート束の第1の端部を突き当てる第1の面と、
    前記シート束の第1の端部と直交する第2の端部を突き当てる第2の面と、
    前記シート束の前記第2の端部に接して、前記シート束の前記第1の端部を前記第1の面に向かって移動させる移動手段と、を備え、
    前記第1の面は、前記第2の面と面方向に対して交差する面であり、且つ前記シート束の厚み方向に対して傾斜し、前記第2の面に略直交する回転軸を中心に回動する、ことを特徴とするシート整列装置。
  2. 前記第2の面は、水平面に対して斜めに設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のシート整列装置。
  3. 前記第1の面は、
    前記シート束の下流側への移動を摩擦力により抑制する摩擦部材を有する、ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート整列装置。
  4. 複数枚のシートから成るシート束の第1の端部を突き当てる第1の面と、
    前記シート束の第1の端部と直交する第2の端部を突き当てる第2の面と、
    前記シート束の第1の端部を前記第1の面に向かって移動させる移動手段と、
    前記シート束を搬送路に給送する給送手段と、を備え、
    前記第1の面は、前記搬送路よりも搬送方向上流側に位置し、前記第2の面と面方向に対して交差する面であり、且つ前記シート束の厚み方向に対して傾斜し、前記第2の面に略直交する回転軸を中心に回動する、ことを特徴とするシート給送装置。
  5. 前記第1の面は、
    前記シート束を整列する時は前記搬送路に突出し、
    前記シート束を搬送路に給送する時は前記搬送路から退避する、ことを特徴とする請求項に記載のシート給送装置。
  6. 前記シート束の前記給送手段に当接する面を支持する整列壁と、
    前記シート束を前記整列壁に押し付ける押圧板と、を備えたことを特徴とする請求項またはに記載のシート給送装置。
  7. 請求項の何れか一項に記載のシート給送装置と、
    前記給送手段によって給送されたシートの少なくとも一方面を読み取る読取手段と、を備えたことを特徴とする画像読取装置。
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