JP7231287B1 - メモリ挿抜装置及び挿抜方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリのリジェクト動作から挿入操作への切換を、治具本体内にストッパという一部材を着脱するだけで可能とするメモリ挿抜装置及び挿抜方法を提供する。【解決手段】メモリ抜去時において、コネクタのメモリスロットに向けて治具本体1を押下した場合に、コネクタ5のメモリスロット6内のメモリMを、メモリ保持部材2の保持スロット8に挿入して引き抜き可能とする。治具本体1を上方に引き抜いた場合には、メモリ保持部材2の保持スロット8に挿入及び保持されたメモリMを、コネクタ5のメモリスロット6から取り出すメモリ抜去を行うことができる。メモリ挿入時において、ストッパ4を治具本体1に係合及び装着してメモリ保持部材2を定位置に固定した状態で、コネクタのメモリスロットに向けて治具本体1を押下した場合に、メモリ保持部材2の保持スロット8内に装着したメモリMを、コネクタのメモリスロット内に挿入できる。【選択図】図1

Description

本発明は、メモリモジュール(DIMM:Dual Inline Memory Module)の挿入及び抜去を同一治具で可能にするためのメモリ挿抜装置及び挿抜方法に関する。
近年、メモリが搭載されるデスクトップコンピュータやサーバー装置は、実装技術の進歩により、筐体の小型化や内部の省スペース化が進み、内部の配線や部品の密集度も上がる傾向にある。
装置内部の基板上に実装されているメモリスロットコネクタには、両サイドにメモリモジュール(以下、メモリという)の抜去用タブが備わっており、抜去時には両手を使用して人手による解除を行う必要がある。このため、装置内部の狭い作業スペースでは、手が届きにくく、作業効率が悪いという問題がある。
また、このような狭い作業スペースにおけるメモリ挿抜では、挿抜のための空間を確保する必要があり、装置内部の周辺部品を一旦取り外してから作業を実施するなど、余計な手間が発生する。
さらに、このようなメモリ挿抜では、装置内の周辺に位置する基板にメモリが接触して、故障が発生するリスクも生じる。
このようなメモリの挿抜に関する技術として、特許文献1に示される基板ソケットがある。
この基板ソケットでは、メモリの着脱を行うときに作業者が操作する部位としてハンドル部が形成されている。そして、この基板ソケットでは、作業者によってハンドル部が押し下げられると、当該ハンドル部がスライドピンの上側の斜めの面を押しながら降下し、該スライドピンをスライドピン保持部に沿って外側に押し出す。
その結果、この基板ソケットでは、スライドピンの下側平面が、ラッチ部の上側平面に外向きに押し下げる力を加えて、該ラッチ部を外側に開放することでメモリから離間させ、該メモリを作業者によって外部に取出し可能とすることができる。
特開2020-87806号公報
特許文献1は、DIMMなどの基板を取り外しするための機構を備えた基板ソケット(治具)について示されているが、メモリ取付けを同時に行う機構を兼ね備えておらず、取り外しのみに特化している。
このため、このような治具にメモリの取付機構を付加した場合には、全体構成が複雑化するという問題が生じる。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、メモリモジュールのリジェクト動作から挿入操作への切換を、治具本体内にストッパという一部材を着脱するだけで可能とし、簡易な構成で、メモリリジェクト動作及びメモリ挿入動作を成し得ることができるメモリ挿抜装置及び挿抜方法を提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1態様は、コネクタのメモリスロットに対してメモリを挿抜するメモリ挿抜装置であって、操作者により把持されるハンドル部を基端部に有する治具本体と、該治具本体にスライド自在に設けられかつスライドばねにより先端側に付勢されるとともに、内部にメモリを挿入及び保持可能な保持スロットを有するメモリ保持部材と、該メモリ保持部材の先端位置に設けられて前記メモリスロット内に収納されるメモリの係合タブを解除動作させる操作片と、前記治具本体に係脱可能に設けられて係合及び装着時に前記メモリ保持部材を定位置に固定するストッパと、を具備し、前記治具本体は、メモリ抜去時において、前記コネクタのメモリスロットに向けて押下した場合に、前記操作片を介して前記係合タブを解除動作させつつ、前記コネクタのメモリスロット内のメモリを、前記メモリ保持部材の保持スロットに挿入して引き抜き可能とし、また、メモリ挿入時において、前記ストッパを前記治具本体に係合及び装着して前記メモリ保持部材を定位置に固定した状態で、前記コネクタのメモリスロットに向けて押下した場合に、前記操作片を介して前記係合タブを後退動作させつつ、該メモリ保持部材の保持スロット内に装着したメモリを、前記コネクタのメモリスロット内に挿入可能とすることを特徴とする。
本発明の第2態様は、コネクタのメモリスロットに対してメモリを挿抜するメモリ挿抜方法であって、操作者により把持されるハンドル部を基端部に有する治具本体を設ける段階と、スライドばねにより先端側に付勢されるとともに、内部にメモリを挿入及び保持可能な保持スロットを有するメモリ保持部材を前記治具本体にスライド自在に設ける段階と、前記メモリスロット内に収納されるメモリの係合タブを解除動作させるための操作片を前記メモリ保持部材の先端位置に設ける段階と、前記メモリ保持部材を定位置に固定するストッパを前記治具本体に係脱可能に設ける段階と、からなり、メモリ抜去時において、前記コネクタのメモリスロットに向けて前記治具本体を押下した場合に、前記操作片を介して前記係合タブを解除動作させつつ、前記コネクタのメモリスロット内のメモリを、前記メモリ保持部材の保持スロットに挿入して引き抜き可能とし、また、メモリ挿入時において、前記ストッパを前記治具本体に係合及び装着して前記メモリ保持部材を定位置に固定した状態で、前記コネクタのメモリスロットに向けて前記治具本体を押下した場合に、前記操作片を介して前記係合タブを後退動作させつつ、該メモリ保持部材の保持スロット内に装着したメモリを、前記コネクタのメモリスロット内に挿入可能とすることを特徴とする。
本発明のメモリ挿抜装置及び挿抜方法では、ストッパを切り替えることで、メモリの挿入と抜去を同一治具にて実現可能であり、装置内部の狭いスペースでも利用ができて作業効率の改善効果も期待できる。
本発明のメモリ挿抜装置に関する最小構成を示す説明図であって、(A1)及び(A2)は「メモリ抜去時」における動作説明図、(B1)及び(B2)は「メモリ挿入時」における動作説明図である。 本実施形態のメモリ挿抜装置の全体を示す斜視図である。 治具本体の斜視図である。 メモリ保持部材の斜視図である。 ストッパに関する図であって、(A)ストッパ単体を示す斜視図、(B)はストッパの動作を示す斜視図である。 「メモリ抜去時」における動作説明図であって、(A)はメモリ保持部材にメモリが挿入される前の斜視図、(B)はメモリ保持部材にメモリが挿入された後の斜視図、(C)はメモリ保持部材内の板ばねを示す斜視図である。 「メモリ抜去時」における動作説明図であって、メモリ保持部材に挿入されたメモリが持ち上げられる様子を示す正面図である。 (A)~(C)は係合タブの解除動作を順に示す斜視図である。 「メモリ挿入時」における動作説明図であって、(A)はメモリ保持部材にメモリが挿入される前の斜視図、(B)はストッパ取付後にメモリ保持部材にメモリが挿入された後の正面図である。 「メモリ挿入時」における動作説明図であって、メモリ保持部材に挿入されたメモリをコネクタに挿入する様子を示す斜視図である。
本発明のメモリ挿抜装置に関する最小構成について図1を参照して説明する。
図1のメモリ挿抜装置10は、治具本体1、メモリ保持部材2、操作片3及びストッパ4を主な構成要素とするものであって、コネクタ5のメモリスロット6に対してメモリMを挿抜するために用いられる。
治具本体1は、操作者により把持されるハンドル部1Aを基端部に有する。
メモリ保持部材2は、該治具本体1にスライド自在(矢印A方向にスライド自在)に設けられかつスライドばね7により先端側に付勢されるとともに、内部にメモリMを挿入及び保持可能な保持スロット8を有する。
操作片3は、メモリ保持部材2の先端位置に設けられたものであって、メモリスロット6内に収納されるメモリMの係合タブ9を解除動作させる。
ストッパ4は、治具本体1に係脱可能に設けられたものであって、係合及び装着時にメモリ保持部材2を定位置に固定する。
治具本体1は、メモリ抜去時において、コネクタ5のメモリスロット6に向けて押下した場合に、操作片3を介して係合タブ9を解除動作させつつ、コネクタ5のメモリスロット6内のメモリMを、メモリ保持部材2の保持スロット8に挿入して引き抜き可能とする。
また、この治具本体1は、メモリ挿入時において、ストッパ4を治具本体1に係合及び装着してメモリ保持部材2を定位置に固定した状態で、コネクタ5のメモリスロット6に向けて押下した場合に、操作片3を介して係合タブ9を後退動作させつつ、該メモリ保持部材2の保持スロット8内に装着したメモリMを、コネクタ5のメモリスロット6内に挿入可能とする。
そして、以上のように構成されたメモリ挿抜装置10では、「メモリ抜去時」において、コネクタ5のメモリスロット6に向けて治具本体1を押下した場合に、操作片3を介して係合タブ9を解除動作させつつ、コネクタ5のメモリスロット6内のメモリMを、メモリ保持部材2の保持スロット8に挿入して引き抜き可能とすることができる(図1(A1)~(A2)参照)。
なお、図1(A1)は治具本体1を押下する前の状態を示している。図1(A2)は治具本体1を押下して、メモリ保持部材2の保持スロット8に、コネクタ5のメモリスロット6内のメモリMを挿入した状態を示している。
そして、図1(A2)の状態で、治具本体1を上方に引き抜いた場合には、メモリ保持部材2の保持スロット8に挿入及び保持されたメモリMを、コネクタ5のメモリスロット6から取り出すメモリ抜去を行うことが可能となる。
また、「メモリ挿入時」には、ストッパ4を治具本体1に係合及び装着してメモリ保持部材2を定位置に固定した状態で、コネクタ5のメモリスロット6に向けて治具本体1を押下した場合に、操作片3を介して係合タブ9を後退動作させつつ、該メモリ保持部材2の保持スロット8内に装着したメモリMを、コネクタ5のメモリスロット6内に挿入することを可能とする(図1(B1)~(B2)参照)。
なお、図1(B1)は治具本体1にストッパ4を係合及び装着して当該メモリ保持部材2を定位置に固定し、この状態で、メモリ保持部材2の保持スロット8にメモリMを装着した様子を示している。また、図1(B2)は、その後、治具本体1を押下して、メモリ保持部材2の保持スロット8内に装着したメモリMを、コネクタ5のメモリスロット6内に挿入した状態を示している。
すなわち、本発明のメモリ挿抜装置10では、メモリMの抜去動作から挿入操作への切換を、治具本体1内にストッパ4という一部材を着脱するだけで可能とし、簡易な構成で、メモリ抜去動作及びメモリ挿入動作を成し得ることが可能となる。
さらに、本発明のメモリ挿抜装置10では、ストッパ4を切り替えることで、メモリMの挿入と抜去を同一治具にて実現可能であり、装置内部の狭いスペースでも利用ができて作業効率の改善効果も期待できる。
(実施形態)
本実施形態のメモリ挿抜装置100について図2~図10を参照して説明する。
図2のメモリ挿抜装置100は、治具本体11、メモリ保持部材12、操作片13及びストッパ14を主な構成要素とするものであって、コネクタ15のメモリスロット16(図6,図7及び図10参照)に対してメモリMを挿抜するために用いられる。
なお、本実施形態に示されるメモリ挿抜装置100は、装置内部の基板上のメモリスロットコネクタ5に実装されたメモリM、具体的にはメモリモジュール(DIMM:Dual Inline Memory Module)を交換する際に使用される。
治具本体11は、操作者により把持されるハンドル部11Aを有する。このハンドル部11Aは治具本体11の基端部側に位置し、ハンドル部11Aの枠部11B内にストッパ14が脱着自在に設置される(図5,図9を参照して後述する)。
また、この治具本体11は、図3に示されるように本体バー17の両側部にて平行に配置された2本の支持ピン18を有し、これら2本の支持ピン18にてメモリ保持部材12が矢印a1-a2方向にスライド自在に支持されている。
メモリ保持部材12は、図2及び図4に示されるように治具本体11の支持ピン18にスライド自在(矢印a1-a2方向にスライド自在)に設けられかつスライドばね19により先端側(矢印a1側)に付勢されるとともに、下部内にメモリMを挿入及び保持可能な保持スロット20(図4参照)を有する。
このメモリ保持部材12の保持スロット20内には、挿入されたメモリMを係合して保持する板ばね21(図6(C)参照)が設けられている。
操作片13は、図8(A)~(C)に示されるようにメモリ保持部材12の先端位置に設けられたものであって、メモリスロット16内に収納されるメモリMの係合タブ30を解除動作させる。
具体的には、この操作片13は、メモリ保持部材12の側方から突出するように設けられたレール部材22と、該レール部材22の下部位置にて矢印b1-b2方向に沿ってスライド自在に設けられた半球状スライド部材23と、からなるスライド構造を有する。
この半球状スライド部材23は、コネクタ15のメモリスロット16に向けて治具本体11が押下された場合に、コネクタ15側に位置する係合タブ30に接触して該係合タブ30を矢印c方向に後退動作させる(図8(A)~(C)参照)。
係合タブ30は、コネクタ15のメモリスロット16の両側位置にそれぞれ設けられるものであって、操作片13の半球状スライド部材23に非接触な状態において、ばね(図示略)より内側に付勢されてメモリスロット16内のメモリMを係合可能とする。
また、この係合タブ30は、操作片13の半球状スライド部材23により矢印a1方向から押圧された場合にばねの付勢力に抗して矢印C方向に移動することで、コネクタ15のメモリスロット16に対してメモリMの挿脱が可能となる。
治具本体11は、メモリ抜去時において、コネクタ15のメモリスロット16に向けて押下した場合に、操作片13を介して係合タブ30を解除動作させつつ、コネクタ15のメモリスロット16内のメモリMを、メモリ保持部材12の保持スロット20に挿入して引き抜き可能とする(図6~図7を参照して後述する)。
また、この治具本体11は、メモリ挿入時において、ストッパ14を治具本体11に係合及び装着してメモリ保持部材12を定位置に固定した状態で、コネクタ15のメモリスロット16に向けて押下した場合に、操作片13を介して係合タブ30を後退動作させつつ、該メモリ保持部材12の保持スロット20内に装着したメモリMを、コネクタ15のメモリスロット16内に挿入可能とする(図9~図10を参照して後述する)。
ストッパ14は、図5(A)及び(B)に示すように板状の部材により形成され、かつ治具本体11の本体バー17を支持軸として180°回転自在(矢印d1-d2方向)に支持されたものであって、符号14Aで示す上部位置、符号14Bで示す中間位置にある場合にメモリ保持部材12を非係合とする。
また、このストッパ14は、符号14Cで示す下部位置にある場合(すなわち、上部位置から180°回転させた場合)に治具本体11の枠部11B内に係合及び装着されて、メモリ保持部材12を治具本体11の定位置に固定する。
なお、ストッパ14が下部位置14Cにある場合には、治具本体11と同一平面を形成するように配置される。
そして、以上のように構成されたメモリ挿抜装置100では、「メモリ抜去時」において、コネクタ15のメモリスロット16に向けて治具本体11を押下した場合に、操作片13を介して係合タブ30を矢印C方向に回転させて解除動作させつつ、コネクタ15のメモリスロット16内のメモリMを、メモリ保持部材12の保持スロット20に挿入して引き抜き可能とすることができる(図6(A)(B)~図7参照)。
なお、図6(A)は治具本体11を押下する前の状態を示している。図6(B)は治具本体11を押下して、メモリ保持部材12の保持スロット20に、コネクタ15のメモリスロット16内のメモリMを挿入した状態を示している。
そして、図6(B)の状態で、図7に示すように治具本体11を上方に引き抜いた場合には、メモリ保持部材12の保持スロット20に挿入及び保持されたメモリMを、コネクタ15のメモリスロット16から取り出すメモリ抜去を行うことが可能となる。
また、「メモリ挿入時」には、ストッパ14を治具本体11に係合及び装着してメモリ保持部材12を定位置に固定した状態で、コネクタ15のメモリスロット16に向けて治具本体11を押下した場合に、操作片13を介して係合タブ30を後退動作させつつ、該メモリ保持部材12の保持スロット20内に装着したメモリMを、コネクタ15のメモリスロット16内に挿入することを可能とする(図9~図10参照)。
なお、図9は治具本体11の枠部11Bにストッパ14を係合及び装着して当該メモリ保持部材12を定位置に固定し(図9(A)参照)、この状態で、メモリ保持部材12の保持スロット20にメモリMを装着した様子を示している(図9(B)参照)。また、図10は、その後、治具本体11を押下して、メモリ保持部材12の保持スロット20内に装着したメモリMを、コネクタ15のメモリスロット16内に挿入する様子を示している。
すなわち、本実施形態のメモリ挿抜装置100では、メモリMの抜去動作から挿入操作への切換を、治具本体11内にストッパ14という一部材を着脱するだけで可能とし、簡易な構成で、メモリ抜去動作及びメモリ挿入動作を成し得ることができる。
さらに、本実施形態のメモリ挿抜装置100では、ストッパ14を切り替えることで、メモリMの挿入と抜去を同一治具にて実現可能であり、装置内部の狭いスペースでも利用ができて作業効率の改善効果も期待できる。
さらに、本実施形態のメモリ挿抜装置100では、抜去時に、治具本体11の両サイドにある支持ピン18上の操作片13が、係合タブ30に対して均一に圧力を加えることができるため、メモリMやコネクタ15の破損を防止できる。
さらに、本実施形態のメモリ挿抜装置100では、単一動作でメモリMの取付け及び取外しが可能であるとともに、人手による過剰な作業が不要となるため、作業時に周りにある装置内の基板やメモリMに作業者が接触し、故障を誘発するリスクを減少させることも可能となる。
なお、本実施形態のメモリ挿抜装置100は以下のように変形しても良い。
(変形例1)
メモリ挿抜装置100のストッパ14は、治具本体11の本体バー17に180°回転自在に設けるのではなく、治具本体11の本体バー17に対して取り外し自在に設けても良く、要はメモリ保持部材12を押さえる役割のものであれば良い。
(変形例2)
メモリ挿抜装置100のメモリ保持部材12は、挿入されたメモリMを固定するための板ばね21が内部に配置されているが、板ばね21と同様の役割を果たすばね以外の弾性体によって構成されていても良い。
(変形例3)
メモリ挿抜装置100において、治具本体11の2つの支持ピン18にそれぞれ設置されたスライドばね19は、メモリ保持部材12を下方に付勢させるための螺旋状の弾性体であるが、ゴムなどの弾性体によって構成されていても良い。
(変形例4)
メモリ挿抜装置100において、治具本体11の支持ピン18の両サイドに配置された操作片13(図8参照)は、メモリMを係合する係合タブ30を外側に押し広げながら駆動する機構であれば、図示する構造に限定されない。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、メモリ(DIMM)の交換を実施する一般ユーザーや保守員が対象に利用される技術である。
1 治具本体
2 メモリ保持部材
3 操作片
4 ストッパ
5 コネクタ
6 メモリスロット
7 スライドばね
8 保持スロット
9 係合タブ
10 メモリ挿抜装置
11 治具本体
12 メモリ保持部材
13 操作片
14 ストッパ
15 コネクタ
16 メモリスロット
17 本体バー
18 支持ピン
19 スライドばね
20 保持スロット
21 板ばね
22 レール部材
23 スライド部材
30 係合タブ
100 メモリ挿抜装置
M メモリ

Claims (8)

  1. コネクタのメモリスロットに対してメモリを挿抜するメモリ挿抜装置であって、
    操作者により把持されるハンドル部を基端部に有する治具本体と、
    該治具本体にスライド自在に設けられかつスライドばねにより先端側に付勢されるとともに、内部にメモリを挿入及び保持可能な保持スロットを有するメモリ保持部材と、
    該メモリ保持部材の先端位置に設けられて前記メモリスロット内に収納されるメモリの係合タブを解除動作させる操作片と、
    前記治具本体に係脱可能に設けられて係合及び装着時に前記メモリ保持部材を定位置に固定するストッパと、を具備し、
    前記治具本体は、メモリ抜去時において、前記コネクタのメモリスロットに向けて押下した場合に、前記操作片を介して前記係合タブを解除動作させつつ、前記コネクタのメモリスロット内のメモリを、前記メモリ保持部材の保持スロットに挿入して引き抜き可能とし、また、メモリ挿入時において、前記ストッパを前記治具本体に係合及び装着して前記メモリ保持部材を定位置に固定した状態で、前記コネクタのメモリスロットに向けて押下した場合に、前記操作片を介して前記係合タブを後退動作させつつ、該メモリ保持部材の保持スロット内に装着したメモリを、前記コネクタのメモリスロット内に挿入可能とすることを特徴とするメモリ挿抜装置。
  2. 前記ストッパは前記治具本体の支持軸を中心に回転自在に設けられて、前記メモリ保持部材と同一平面となるように位置させた場合に、前記治具本体に係合及び装着されて前記メモリ保持部材を定位置に固定することを特徴とする請求項1に記載のメモリ挿抜装置。
  3. 前記メモリはDIMMであることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のメモリ挿抜装置。
  4. 前記操作片は半球状の部材を有することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のメモリ挿抜装置。
  5. 前記操作片により解除動作される係合タブは、前記コネクタの側方に位置することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のメモリ挿抜装置。
  6. 前記メモリ保持部材の保持スロット内には、挿入されたメモリを保持する弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のメモリ挿抜装置。
  7. 前記治具本体は平行に配置された2本の支持ピンを有し、該支持ピンに前記メモリ保持部材が同方向にスライド自在に支持されていることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載のメモリ挿抜装置。
  8. コネクタのメモリスロットに対してメモリを挿抜するメモリ挿抜方法であって、
    操作者により把持されるハンドル部を基端部に有する治具本体を設ける段階と、
    スライドばねにより先端側に付勢されるとともに、内部にメモリを挿入及び保持可能な保持スロットを有するメモリ保持部材を前記治具本体にスライド自在に設ける段階と、
    前記メモリスロット内に収納されるメモリの係合タブを解除動作させるための操作片を前記メモリ保持部材の先端位置に設ける段階と、
    前記メモリ保持部材を定位置に固定するストッパを前記治具本体に係脱可能に設ける段階と、からなり、
    メモリ抜去時において、前記コネクタのメモリスロットに向けて前記治具本体を押下した場合に、前記操作片を介して前記係合タブを解除動作させつつ、前記コネクタのメモリスロット内のメモリを、前記メモリ保持部材の保持スロットに挿入して引き抜き可能とし、また、メモリ挿入時において、前記ストッパを前記治具本体に係合及び装着して前記メモリ保持部材を定位置に固定した状態で、前記コネクタのメモリスロットに向けて前記治具本体を押下した場合に、前記操作片を介して前記係合タブを後退動作させつつ、該メモリ保持部材の保持スロット内に装着したメモリを、前記コネクタのメモリスロット内に挿入可能とすることを特徴とするメモリ挿抜方法。
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